JPH0351343Y2 - - Google Patents

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JPH0351343Y2
JPH0351343Y2 JP1985045935U JP4593585U JPH0351343Y2 JP H0351343 Y2 JPH0351343 Y2 JP H0351343Y2 JP 1985045935 U JP1985045935 U JP 1985045935U JP 4593585 U JP4593585 U JP 4593585U JP H0351343 Y2 JPH0351343 Y2 JP H0351343Y2
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weft
signal
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drum
circuit
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、流体噴射式織機のドラム式緯糸貯留
装置における緯糸の係止体の駆動装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の流体噴射式織機の緯糸貯留装置として、
例えば特開昭58−174654号公報に記載されたもの
が知られている。
これは、ドラム回りを相対回転する巻付ガイド
により緯糸をドラムに巻付け、このドラムの緯入
れドラム側端部に配置した係止体をドラム面から
抜出すことにより緯入れノズルの流体噴射によつ
て緯糸を緯入れさせ、ドラム面に突入させること
により緯糸を係止して緯入れを終了させるように
したものである。そして、このものでは、係止体
の抜出しおよび突入は機械的カムにより所定のタ
イミングで行つている。
また、係止体の抜出しおよび突入を電磁アクチ
ユエータによつて行うものもある(特開昭57−
29640号公報参照)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、この係止体の抜出しは緯入れ開始に
関係し、突入は緯入れ長の規制に関係し、共に緯
入れの成否に重大な影響を与えるため、これら作
動タイミングの調整は重要である。
しかし、従来のように機械的カムにより駆動す
る場合は、織機の作動中に調整できないため、調
整のため、その都度作動を中断させなければなら
ないという不便さがある。
また、電磁アクチユエータにより駆動する場合
は、主軸の回転角度を検出し、これをプリセツト
値と比較して、一致したところで電磁アクチユエ
ータをON,OFFするようにすれば、プリセツト
値を変更することで、調整は容易に行うことがで
きるが、高価なアングルセンサを必要とし、かつ
制御回路も複雑となるので、コストアツプにつな
がるという問題点があつた。
そこで本考案は、比較的簡単かつ安価な構成
で、係止体の作動タイミングを作動中に調整でき
るようにした係止体の駆動装置を提供することを
目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記の目的を達成するため、係止体
を電磁アクチユエータにより駆動するようにする
一方、織機主軸に同期して回転する作用片と、こ
の作用片の回転軌跡に相対して固定配置した近接
スイツチとで、織機主軸の所定の回転角度範囲で
信号を発する回転角度検出手段を構成し、前記近
接スイツチからの信号の立上りを検出する立上り
検出回路と、前記近接スイツチからの信号の立下
りを検出する立下り検出回路と、前記立上り検出
回路からの検出信号を遅延させて伝達する遅延時
間可変型の可変遅延回路と、形成立下り検出回路
からの検出信号を遅延させて伝達する遅延時間可
変型の可変遅延回路と、前記立上り検出回路から
前記可変遅延回路を介しての信号に基づいて前記
電磁アクチユエータへ駆動電流を供給し、前記立
下り検出回路から前記可変遅延回路を介しての信
号に基づいて前記駆動電流の供給を停止するスイ
ツチング回路とを設けて、係止体の駆動装置を構
成するようにしたものである。
〈作用〉 上記の構成においては、比較的安価な近接スイ
ツチを用い、この近接スイツチからの信号を立上
り検出回路及び立下り検出回路に入力し、これら
により得た立上り検出信号及び立下り検出信号を
それぞれ可変遅延回路に入力して、それぞれ適宜
の時間遅らせ、スイツチング回路にて、立上り検
出回路から可変遅延回路を介しての信号に基づい
て電磁アクチユエータの駆動電流を供給して、係
止体を抜出し、立下り検出回路から可変遅延回路
を介しての信号に基づいて駆動電流の供給を停止
して、係止体を突入させる。ここで、各可変遅延
回路の遅延時間を調整することで、電磁アクチユ
エータしたがつて係止体の作動タイミングを作動
中にも調整可能となる。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、緯糸貯留装置1は、静止状態
に保持されたドラム2と、このドラム2の周囲を
旋転してドラム2に給糸体(図示せず)からの緯
糸Wを巻付ける巻付ガイド3と、ドラム2の前端
部側に設けた穴4に突入しまた抜出す係止体5と
を備える。ここで、巻付ガイド3はドラム2に常
に1ピツク分以上の緯糸Wが貯留されるよう回転
を制御される。係止体5は電磁アクチユエータ6
のアーマチユアに連結されて抜出し及び突入を制
御される。この緯糸貯留装置1からの緯糸Wはガ
イド7を介して緯入れ用の主ノズル8に引通して
ある。
主ノズル8には、圧力空気供給源(図示せず)
から、調圧器9、エアタンク10、織機の始動準
備スイツチの投入によつて開弁され織機の停止に
よつて閉弁される電磁弁11、及び織機主軸に連
動して回転する回転軸12に固定したカム13に
よつて製織サイクルの所定時間すなわち緯入れ期
間開弁するメカニカル弁14を介して、圧力空気
を供給するようになつている。15は圧力ゲージ
である。
前記係止体5の電磁アクチユエータ6は制御回
路16によつて作動される。この制御回路16に
は、回転角度検出手段として、織機主軸に連動し
て回転する回転軸17に固定した作用片18と、
この作用片18の周面に相対させて設けられ作用
片18の高部18aと相対しているときにHレベ
ルの信号を出力する近接スイツチ19とが備えら
れている。また、この近接スイツチ19からの信
号の立上り及び立下りを検出する立上り検出回路
20及び立下り検出回路21と、各検出回路2
0,21からの検出信号をそれぞれ遅延して伝達
する遅延時間可変型の可変遅延回路22,23
と、これらの可変遅延回路22,23からの信号
を受けて電磁アクチユエータ6への駆動電流の供
給及び停止を制御するスイツチング回路24とが
備えられている。
次に第2図をあわせて参照しつつ作用を説明す
る。尚、ここでは筬打時を織機主軸の回転角度で
0゜としてあり、ドラム2からの緯糸Wの巻戻し数
が6回にて緯入れ1ピツク分になるようにしてあ
る。
織機主軸の回転角度90゜になると、カム13に
よつてメカニカル弁14が開弁されて主ノズル8
からの空気噴射が開始され、同時に作用片18の
高部18aが近接スイツチ19に相対して、近接
スイツチ19の出力がLレベルからHレベルに変
わる。この変化は立上りであるから、このとき立
上り検出回路20からパルス信号(イ)が発信され
る。この信号(イ)は可変遅延回路22にて所定時間
αだけ遅延され、この時間α後、可変遅延回路2
2からパルス信号(ロ)が発信される。この信号(ロ)に
より約100゜でスイツチング回路24はON状態と
なり、電磁アクチユエータ6に駆動電流が供給さ
れる。これにより、電磁アクチユエータ6は係止
体5を約10゜かけて穴4から抜出すので、これに
先行して主ノズル8から噴射されている空気流に
より緯糸Wの緯入れが開始される。この緯入れ
中、緯糸Wはドラム1から巻戻される。
そして、190゜になると、作用片18の低部18
bが近接スイツチ19に相対して、近接スイツチ
19の出力がHレベルからLレベルに変わる。こ
の変化は立下りであるから、このとき立下り検出
回路21からパルス信号(ハ)が発信される。この信
号(ハ)は可変遅延回路23にて所定時間βだけ遅延
され、その時間β後、可変遅延回路23からパル
ス信号(ニ)が発信される。この信号(ニ)により約220゜
でスイツチング回路24はOFF状態となり、電
磁アクチユエータ6への駆動電流の供給が停止さ
れる。これにより、電磁アクチユエータ6は内蔵
のスプリングにて係止体5を約10゜かけて穴4に
突入させる。この突入タイミングは遅延時間βの
調整により緯糸Wの巻戻しの5回目と6回目の中
間(例えば230゜)となるようにし、6回目の巻戻
しが終了したときに係止体5に緯糸Wを係止させ
て巻戻しを中止させ、緯入れを終了させる。尚、
主ノズル8からの空気噴射はこれよりも以前の
210゜にてカム13の作用が終わつてメカニカル弁
14が閉弁することにより終了している。
したがつて、係止体5の抜出しタイミングを調
整するには可変遅延回路22の遅延時間αを可変
すればよく、また突出タイミングを調整するには
可変遅延回路23の遅延時間βを可変すればよ
い。
尚、緯糸貯留装置のドラムは複数のローラを綛
枠状に配置して構成したものでもよい。又係止体
はドラムの内側からドラムに出没するものであつ
てもよい。更に、ドラムを回転させ、巻付ガイド
をを固定配置して、緯糸をドラムに巻付けるよう
にしてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、高価をア
ングルセンサを必要とせず、作用片及び近接スイ
ツチと比較的簡単な回路とで構成できて安価とな
り、また各遅延回路の遅延時間を調整するだけで
係止体の抜出しタイミング及び突入タイミングを
独立に調整でき、作動中も調整できるので、調整
が容易になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその動作例を示すタイミングチヤートであ
る。 1……緯糸貯留装置、2……ドラム、3……巻
付ガイド、5……係止体、6……電磁アクチユエ
ータ、8……主ノズル、16……制御回路、18
……作用片、19……近接スイツチ、20……立
上り検出回路、21……立下り検出回路、22,
23……可変遅延回路、24……スイツチング回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドラム2回りを相対回転する巻付けガイド3に
    より緯糸Wをドラム2に巻付け、このドラム2の
    緯入れノズル8側に配置した係止体5を電磁アク
    チユエータ6により駆動して、ドラム面から抜出
    すことにより緯入れノズル8の流体噴射によつて
    緯糸Wを緯入れさせ、ドラム面に突入させること
    により緯糸Wを係止して緯入れを終了させるよう
    にした流体噴射式織機の緯糸貯留装置において、 織機主軸に同期して回転する作用片18と、こ
    の作用片18の回転軌跡に相対して固定配置した
    近接スイツチ19とで、織機主軸の所定の回転角
    度範囲で信号を発する回転角度検出手段を構成
    し、 前記近接スイツチ18からの信号の立上りを検
    出する立上り検出回路20と、 前記近接スイツチ18からの信号の立下りを検
    出する立下り検出回路21と、 前記立上り検出回路20からの検出信号を遅延
    させて伝達する遅延時間可変型の可変遅延回路2
    2と、 前記立下り検出回路21からの検出信号を遅延
    させて伝達する遅延時間可変型の可変遅延回路2
    3と、 前記立上り検出回路20から前記可変遅延回路
    22を介しての信号に基づいて前記電磁アクチユ
    エータ6へ駆動電流を供給し、前記立下り検出回
    路21から前記可変遅延回路23を介しての信号
    に基づいて前記駆動電流の供給を停止するスイツ
    チング回路24と、 を設けたことを特徴とする流体噴射式織機の緯糸
    貯留装置における緯糸係止体の駆動装置。
JP1985045935U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0351343Y2 (ja)

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