JPS6122002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6122002Y2 JPS6122002Y2 JP752281U JP752281U JPS6122002Y2 JP S6122002 Y2 JPS6122002 Y2 JP S6122002Y2 JP 752281 U JP752281 U JP 752281U JP 752281 U JP752281 U JP 752281U JP S6122002 Y2 JPS6122002 Y2 JP S6122002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- air
- duct
- heater unit
- switching box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は走行ラム圧によつて侵入する外気をヒ
ータユニツトを通さずに直接車室内に取り入れる
ことのできる自動車用空調装置に関するものであ
る。
ータユニツトを通さずに直接車室内に取り入れる
ことのできる自動車用空調装置に関するものであ
る。
従来周知の自動車用空調装置においては、これ
をヒータとして使用する場合、内外気切替箱とヒ
ータユニツトの間をダクトを用いて連結してい
た。
をヒータとして使用する場合、内外気切替箱とヒ
ータユニツトの間をダクトを用いて連結してい
た。
従つて、ラム圧によつて侵入してきた外気はヒ
ータユニツト内を通過した後、各吹出口を通つて
車室内に出てくるため、自然ベンチレータとして
使用する場合、ヒータユニツト内の通風抵抗によ
りその風量は小さいものであつた。そのため、一
般的に涼感を満足する風量を得るためには例えば
車速60Km/h以上を必要とし、それ以下の車速で
は自然ベンチレーシヨンの効果がなくなるという
不具合があつた。
ータユニツト内を通過した後、各吹出口を通つて
車室内に出てくるため、自然ベンチレータとして
使用する場合、ヒータユニツト内の通風抵抗によ
りその風量は小さいものであつた。そのため、一
般的に涼感を満足する風量を得るためには例えば
車速60Km/h以上を必要とし、それ以下の車速で
は自然ベンチレーシヨンの効果がなくなるという
不具合があつた。
本考案は上記点に鑑み、内外気切替箱とヒータ
ユニツトを連結するダクトに吹出口を設けること
により、ラム圧によつて侵入してくる外気を前記
吹出口から直接車室内へ吹出すことが可能な自動
車用空調装置を提供することを目的とする。
ユニツトを連結するダクトに吹出口を設けること
により、ラム圧によつて侵入してくる外気を前記
吹出口から直接車室内へ吹出すことが可能な自動
車用空調装置を提供することを目的とする。
以下本考案を第1図および第2図に示す実施例
について説明する。内外気切替箱1には外気吸込
口1a、内気吸込口1b、およびこれら両吸込口
1a,1bを開閉する内外気切替ダンパ1cが設
けられており、本例では更にモータ駆動のブロツ
ク2が内外気切替箱1と一体に設けられている。
内外気切替箱1の出口側は脱着可能なダクト3を
介してヒータユニツト4の入口側に連結されてい
る。ヒータユニツト4には、エンジン冷却水を熱
源として空気を加熱するヒータコア4a、温度制
御用エアミツクスダンパ4b、デフロスタ吹出口
4c、ベンチレータ又はクーラ用の上方吹出口4
d、ヒータ用下方吹出口4e等が設けられてい
る。
について説明する。内外気切替箱1には外気吸込
口1a、内気吸込口1b、およびこれら両吸込口
1a,1bを開閉する内外気切替ダンパ1cが設
けられており、本例では更にモータ駆動のブロツ
ク2が内外気切替箱1と一体に設けられている。
内外気切替箱1の出口側は脱着可能なダクト3を
介してヒータユニツト4の入口側に連結されてい
る。ヒータユニツト4には、エンジン冷却水を熱
源として空気を加熱するヒータコア4a、温度制
御用エアミツクスダンパ4b、デフロスタ吹出口
4c、ベンチレータ又はクーラ用の上方吹出口4
d、ヒータ用下方吹出口4e等が設けられてい
る。
前記ダクト3には車室内下方へ向つて直接開口
する吹出口3aが設けられ、この吹出口3aはダ
ンパ3bにて開閉自在になつている。第2図はダ
クト3の詳細図であり、ダンパ3bのシヤフト3
cにはレバー3dがダンパ3bに対してある角度
をもつて組付けられている。レバー3dにはピン
3e及び穴3fが設けられており、ピン3eには
コントロールケーブル3gの一端著が取付けら
れ、また穴3fには支点3hに片端を取付けられ
たスプリング31のもう1つの端がさし込まれて
いる。コントロールケーブル3gの他端側は図示
しない空調制御パネルに設けられた手動操作のレ
バーに連結されている。
する吹出口3aが設けられ、この吹出口3aはダ
ンパ3bにて開閉自在になつている。第2図はダ
クト3の詳細図であり、ダンパ3bのシヤフト3
cにはレバー3dがダンパ3bに対してある角度
をもつて組付けられている。レバー3dにはピン
3e及び穴3fが設けられており、ピン3eには
コントロールケーブル3gの一端著が取付けら
れ、また穴3fには支点3hに片端を取付けられ
たスプリング31のもう1つの端がさし込まれて
いる。コントロールケーブル3gの他端側は図示
しない空調制御パネルに設けられた手動操作のレ
バーに連結されている。
次に、作動について説明すると、第2図でコン
トロールケーブル3gを図の左方へ引くことによ
りレバー3dを介してダンパ3bが反時計方向へ
回転し下方吹出口3aが閉じられ、ダクト3は通
常のダクトと同様に送風空気をすべてヒータユニ
ツト4に流入させる。一方、第2図の状態すなわ
ちコントロールケーブル3gを引かない状態では
ダンパ3bはヒータユニツト4側の通風路を閉じ
て、かつ下方吹出口口3aを開いている。従つ
て、自動車が走行し、ラム圧によつて侵入してく
る外気は下方吹出口3aから直接車室内へと吹出
すので、充分な風量で自然ベンチレーシヨンが行
なわれ、乗員の涼感が得られる。
トロールケーブル3gを図の左方へ引くことによ
りレバー3dを介してダンパ3bが反時計方向へ
回転し下方吹出口3aが閉じられ、ダクト3は通
常のダクトと同様に送風空気をすべてヒータユニ
ツト4に流入させる。一方、第2図の状態すなわ
ちコントロールケーブル3gを引かない状態では
ダンパ3bはヒータユニツト4側の通風路を閉じ
て、かつ下方吹出口口3aを開いている。従つ
て、自動車が走行し、ラム圧によつて侵入してく
る外気は下方吹出口3aから直接車室内へと吹出
すので、充分な風量で自然ベンチレーシヨンが行
なわれ、乗員の涼感が得られる。
ダクト3は脱着可能であるから、第3図に示す
ようにこのダクト3を取外してその代りに蒸発器
5aを内蔵するクーラユニツト5を接続すれば冷
房機能をも併せ有する空調装置に容易に改造でき
る。なお、前記の実施例においてはダクト3の吹
出口3aを下方に設けたが、この位置は側方等で
もよい。また、プロワ2は内外気切替箱1でな
く、ヒータユニツト4に設けることもできる。
ようにこのダクト3を取外してその代りに蒸発器
5aを内蔵するクーラユニツト5を接続すれば冷
房機能をも併せ有する空調装置に容易に改造でき
る。なお、前記の実施例においてはダクト3の吹
出口3aを下方に設けたが、この位置は側方等で
もよい。また、プロワ2は内外気切替箱1でな
く、ヒータユニツト4に設けることもできる。
以上述べたように本考案装置では、内外気切替
箱とヒータユニツトを連結するダクトに、ダンパ
により開閉される吹出口を設けているから、内外
気切替箱からヒータユニツトへの風の流れと内外
気切替箱通過直後に車室内へ吹出す風の流れとい
う2つの通風経路を選択でき、そのため自然ベン
チレーシヨンを行いたいときにヒータユニツトを
通さずに外気を直接車室内に導入できるので、車
速が60Km/hに達しない走行状態でも十分な涼感
が得られるという効果が大である。
箱とヒータユニツトを連結するダクトに、ダンパ
により開閉される吹出口を設けているから、内外
気切替箱からヒータユニツトへの風の流れと内外
気切替箱通過直後に車室内へ吹出す風の流れとい
う2つの通風経路を選択でき、そのため自然ベン
チレーシヨンを行いたいときにヒータユニツトを
通さずに外気を直接車室内に導入できるので、車
速が60Km/hに達しない走行状態でも十分な涼感
が得られるという効果が大である。
第1図は本考案の一実施例の模式図、第2図は
本考案に用いるダクトの詳細を示す側面図、第3
図は第1図図示のダクト3の代りににクーラユニ
ツト5を取付けた装置を示す模式図である。 1……内外気切替箱、2……ブロワ、3……ダ
クト、3a……吹出口、3b……ダンパ、4……
ヒータユニツト。
本考案に用いるダクトの詳細を示す側面図、第3
図は第1図図示のダクト3の代りににクーラユニ
ツト5を取付けた装置を示す模式図である。 1……内外気切替箱、2……ブロワ、3……ダ
クト、3a……吹出口、3b……ダンパ、4……
ヒータユニツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外気吸込口、内気吸込口およびこの両吸込口を
切替開閉する内外気切替ダンパを有する内外気切
替箱と、 少なくとも空気加熱用のヒータコアを有し、か
つ車室内に空気を吹出すための複数の吹出口が設
けられているヒータユニツトと、 前記内外気切替箱と前記ヒータユニツトとを連
結する脱着自在なダクトと、 このダクトにダンパにて開閉可能なごとく設け
られ、前記内外気切替箱から前記ダクト内に流入
した外気を直接車室内へ吹出す吹出口とを備える
ことを特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP752281U JPS6122002Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP752281U JPS6122002Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57120115U JPS57120115U (ja) | 1982-07-26 |
JPS6122002Y2 true JPS6122002Y2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=29805762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP752281U Expired JPS6122002Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122002Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4561530B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2010-10-13 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
-
1981
- 1981-01-22 JP JP752281U patent/JPS6122002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57120115U (ja) | 1982-07-26 |
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