JPS61218528A - 安定化された免疫グロブリンおよびその調製法 - Google Patents
安定化された免疫グロブリンおよびその調製法Info
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- JPS61218528A JPS61218528A JP61001483A JP148386A JPS61218528A JP S61218528 A JPS61218528 A JP S61218528A JP 61001483 A JP61001483 A JP 61001483A JP 148386 A JP148386 A JP 148386A JP S61218528 A JPS61218528 A JP S61218528A
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- A61K39/39591—Stabilisation, fragmentation
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/06—Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
- A61K47/16—Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite containing nitrogen, e.g. nitro-, nitroso-, azo-compounds, nitriles, cyanates
- A61K47/18—Amines; Amides; Ureas; Quaternary ammonium compounds; Amino acids; Oligopeptides having up to five amino acids
- A61K47/183—Amino acids, e.g. glycine, EDTA or aspartame
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は安定化された免疫グロブリン調製物に関する。
本発明の1つの観点は人間への注射を意図する非常に精
製且つ安定化された免疫グロブリンG調製物に関する。
製且つ安定化された免疫グロブリンG調製物に関する。
適当な環境下において、抗原の動物への注射は抗原と選
択的に反応する特異的抗血清を生成する。
択的に反応する特異的抗血清を生成する。
この抗血清は抗原の認識に役立つ蛋白、即ち所謂「抗体
機能」を有する蛋白を含有する。そのような蛋白は通常
「抗体」として或いはより広い意味において「免疫グロ
ブリン(Ig)Jとして言及される。
機能」を有する蛋白を含有する。そのような蛋白は通常
「抗体」として或いはより広い意味において「免疫グロ
ブリン(Ig)Jとして言及される。
与えられた棟内のすべての個体は「アイソタイプ(is
otype)Jと呼ばれる種々のIgカテゴリジー共通
に有している。例えば人間においては10のアイソタイ
プが同定され且つ5つの種類即ちI g G N I
g M % I gA −、I g D及びIgl13
にグループ分けされている。これらの種類は単種類例
えば免疫グロブリンGに対してIgG1、IgG、、工
gG3及びIgG今に分けられる。これらの種類は時に
それぞれγGXrM、rA、rD及びγEとして言及さ
れ或いは表示される。主な血清免疫グロブリンは種類工
gG又はガンマグロブリンのものである。
otype)Jと呼ばれる種々のIgカテゴリジー共通
に有している。例えば人間においては10のアイソタイ
プが同定され且つ5つの種類即ちI g G N I
g M % I gA −、I g D及びIgl13
にグループ分けされている。これらの種類は単種類例
えば免疫グロブリンGに対してIgG1、IgG、、工
gG3及びIgG今に分けられる。これらの種類は時に
それぞれγGXrM、rA、rD及びγEとして言及さ
れ或いは表示される。主な血清免疫グロブリンは種類工
gG又はガンマグロブリンのものである。
人間への注射が意図されたガンマグロブリン(IgG)
調製物は、元々ノ・−バードのE、コーン(Cohn)
博士とその共同研究者が1940年代に開発したアルコ
ール分別法によって調製されてきた:この方法はコーン
(Cohn)ら、ジエイ・アメA/−ケム・ツク(1,
Amer、 Chem、 Soc、 ) 68.459
(1946)に記述されている。これらの調製物は10
〜18重量%の蛋白溶液として調製され、殆んどは15
重量%の蛋白溶液であった。
調製物は、元々ノ・−バードのE、コーン(Cohn)
博士とその共同研究者が1940年代に開発したアルコ
ール分別法によって調製されてきた:この方法はコーン
(Cohn)ら、ジエイ・アメA/−ケム・ツク(1,
Amer、 Chem、 Soc、 ) 68.459
(1946)に記述されている。これらの調製物は10
〜18重量%の蛋白溶液として調製され、殆んどは15
重量%の蛋白溶液であった。
後者はその濃度において生成物が血液と同一の粘度を示
すから好適であった。これらの高蛋白ガンマグロブリン
生成物に対する他の利点は、2〜8℃で2〜3年間貯蔵
した時に肉眼で観察される沈殿の不存在によって判断で
きる如き固有の貯蔵安定性であった。これに対し、約1
0重量%よシ少ない蛋白を含有する調製物はしばしば最
終液体生成物中に肉眼で観察しつる沈殿を示した。
すから好適であった。これらの高蛋白ガンマグロブリン
生成物に対する他の利点は、2〜8℃で2〜3年間貯蔵
した時に肉眼で観察される沈殿の不存在によって判断で
きる如き固有の貯蔵安定性であった。これに対し、約1
0重量%よシ少ない蛋白を含有する調製物はしばしば最
終液体生成物中に肉眼で観察しつる沈殿を示した。
上記の比較的高蛋白のガンマグロブリン生成物は最初静
脈内(ff)投与を意図したものである。後者は循環系
の保護抗体の肴を中程度にするから臨床的に有利である
が、しかし一方で筋肉内(IM)に与えられた抗体の凡
そ半分は局部的な蛋白分解f不完全な吸収のために失な
われてしまうことになる。不幸なことに、上述の生成物
はそれを受ける者に悪い過敏症反応をもたらすために■
投与に安全でないことが経験的に示された。参照例えば
ボウマン(Bowman)、クリ7・オプスト・ ジネ
ク(CI in、 0bst、 Gynec、 ) 2
5.341 (1982)及びシュレーダ(Schro
eder)ら、アメル・ジエイ・メト(Amer、 J
、 Med、 )、1984年3月30日、33頁。標
準的な冷アルコニル法で調製した生成物の貯蔵中の、凝
集したガンマグロブリン重合体の生成は、これらの凝集
体を患者の血液中の補体と結合させ且つ抗補体反応を生
じさせる。
脈内(ff)投与を意図したものである。後者は循環系
の保護抗体の肴を中程度にするから臨床的に有利である
が、しかし一方で筋肉内(IM)に与えられた抗体の凡
そ半分は局部的な蛋白分解f不完全な吸収のために失な
われてしまうことになる。不幸なことに、上述の生成物
はそれを受ける者に悪い過敏症反応をもたらすために■
投与に安全でないことが経験的に示された。参照例えば
ボウマン(Bowman)、クリ7・オプスト・ ジネ
ク(CI in、 0bst、 Gynec、 ) 2
5.341 (1982)及びシュレーダ(Schro
eder)ら、アメル・ジエイ・メト(Amer、 J
、 Med、 )、1984年3月30日、33頁。標
準的な冷アルコニル法で調製した生成物の貯蔵中の、凝
集したガンマグロブリン重合体の生成は、これらの凝集
体を患者の血液中の補体と結合させ且つ抗補体反応を生
じさせる。
即ち標準的な冷アルコール法で調製されるすべてのガン
マグロブリン生成物は筋肉内での使用だけが許容しつる
。
マグロブリン生成物は筋肉内での使用だけが許容しつる
。
ガンマグロブリンの比較的大きい分子量の水性溶液中に
おける生成は製薬学的有用性に対して特に致命的である
。そのような変性はスルフヒドリル−ジスルフィド変換
反応によって影響されると思われる。
おける生成は製薬学的有用性に対して特に致命的である
。そのような変性はスルフヒドリル−ジスルフィド変換
反応によって影響されると思われる。
ガンマグロブリンの補体に結合する能力は、変性の結果
として、特に高分子量槽への凝集によって非常に増大す
る。これらの凝集体の補体結合機構は抗原−抗体複合体
のそれと同一であるように見える。D、 M、マークス
(Marcus)、ジエイ・イミュノ/I/ (J、
Immu n o l )、84.273〜284(1
960)。IgGの場合、補体の結合点は互いに近い2
分子を必要とすることは公知である。それ故に、分子の
臨界充填がいずれか必要な空間的変化よりもむしろ必要
とされるかも知れない。しかしながら、変性された抗体
溶液中の凝集体の寸法の分布及びその抗補体活性との関
連は検討されていない。
として、特に高分子量槽への凝集によって非常に増大す
る。これらの凝集体の補体結合機構は抗原−抗体複合体
のそれと同一であるように見える。D、 M、マークス
(Marcus)、ジエイ・イミュノ/I/ (J、
Immu n o l )、84.273〜284(1
960)。IgGの場合、補体の結合点は互いに近い2
分子を必要とすることは公知である。それ故に、分子の
臨界充填がいずれか必要な空間的変化よりもむしろ必要
とされるかも知れない。しかしながら、変性された抗体
溶液中の凝集体の寸法の分布及びその抗補体活性との関
連は検討されていない。
初期の研究、即ちゲルバー(Gerber)、ジエイ・
イミュノル、92.885〜888 (1964)及ヒ
ケルバー、アースリチス・リューム(Ar t h −
ritis Reum、)、17.85〜91(197
1)において、リューマチ性関節炎に悩む患者の場合、
生体内機構はガンマグロブリンの凝集物の生成を増大さ
せる金属銅によって誘導されると推定されている。この
研究者は、1つのアミノ酸グーヒスチジンの量を増加さ
せると患者にとって有利であることを発見した。なおこ
れらの研究は生理学的pH値、即ち約7.4のpHで行
なわれている。またヒスチジン保護の、凝集物の不存在
領域における比較的低蛋白の人間のガンマグロブリン生
成物及び抗補体活性に及ぼす効果は、ゲルバーの研究で
試験されておらず且つ報告されたデータから予見するこ
とができない。
イミュノル、92.885〜888 (1964)及ヒ
ケルバー、アースリチス・リューム(Ar t h −
ritis Reum、)、17.85〜91(197
1)において、リューマチ性関節炎に悩む患者の場合、
生体内機構はガンマグロブリンの凝集物の生成を増大さ
せる金属銅によって誘導されると推定されている。この
研究者は、1つのアミノ酸グーヒスチジンの量を増加さ
せると患者にとって有利であることを発見した。なおこ
れらの研究は生理学的pH値、即ち約7.4のpHで行
なわれている。またヒスチジン保護の、凝集物の不存在
領域における比較的低蛋白の人間のガンマグロブリン生
成物及び抗補体活性に及ぼす効果は、ゲルバーの研究で
試験されておらず且つ報告されたデータから予見するこ
とができない。
ガンマグロブリンでの治療が許容される方法になるにつ
れて、市販の生成物が多量に必要となり、製造業者はガ
ンマグロブリンを含む生成物の由来する出発血液の供与
者に対して超免疫プログラム(hyperimmuni
zation programs)を採用する必要が生
じた。得られる血漿又は血清は所望の高出発抗体力価を
有し、斯くしてよシ多くの生成物を一定の出発容量の血
液から誘導させることができる。所望の最終の抗体の力
価は従来の10〜18重量%値よりも低蛋白濃度で達成
することができるけれど、そのようなガンマグロブリン
含有生成物は貯蔵中の安定性が低い。
れて、市販の生成物が多量に必要となり、製造業者はガ
ンマグロブリンを含む生成物の由来する出発血液の供与
者に対して超免疫プログラム(hyperimmuni
zation programs)を採用する必要が生
じた。得られる血漿又は血清は所望の高出発抗体力価を
有し、斯くしてよシ多くの生成物を一定の出発容量の血
液から誘導させることができる。所望の最終の抗体の力
価は従来の10〜18重量%値よりも低蛋白濃度で達成
することができるけれど、そのようなガンマグロブリン
含有生成物は貯蔵中の安定性が低い。
従って所望の10〜18重量%の濃度を維持するために
蛋白を生成物に添加するか、或いは10重量%より低蛋
白濃度の高度に精製されたガンマグロブリン生成物の溶
液を安定化させる方法を開発するかしなければならない
。前者の解決策に対しては、低力価の血漿源に由来する
精製されたアルブミン又はガンマグロブリンのいずれカ
1を添加することが普通である。しかしながらこの方策
は経済的に魅力がない。また更彦る精製された蛋白から
のウィルス感染が起こりつるから、それは患者を更なる
健康の危険にさらすこととなる。後者の解決策の例は、
ルンドプラッド(Lundblad)らの米国特許第4
.186.196号に見出すことができる。この方法で
は5重tXのガンマプロブリン生成物を安定化させるた
めに、比較的高濃度のマルトースを最終緩衝液に添加す
る。この5重量%のガンマグロブリン生成物は、凝集物
も排除すると言われ且つ対象が静脈内に投与しつる生成
物である改変冷アルコール法に由来する。
蛋白を生成物に添加するか、或いは10重量%より低蛋
白濃度の高度に精製されたガンマグロブリン生成物の溶
液を安定化させる方法を開発するかしなければならない
。前者の解決策に対しては、低力価の血漿源に由来する
精製されたアルブミン又はガンマグロブリンのいずれカ
1を添加することが普通である。しかしながらこの方策
は経済的に魅力がない。また更彦る精製された蛋白から
のウィルス感染が起こりつるから、それは患者を更なる
健康の危険にさらすこととなる。後者の解決策の例は、
ルンドプラッド(Lundblad)らの米国特許第4
.186.196号に見出すことができる。この方法で
は5重tXのガンマプロブリン生成物を安定化させるた
めに、比較的高濃度のマルトースを最終緩衝液に添加す
る。この5重量%のガンマグロブリン生成物は、凝集物
も排除すると言われ且つ対象が静脈内に投与しつる生成
物である改変冷アルコール法に由来する。
蛋白溶液の安定化における他の従来法の試みはフX−ウ
ニ/I/ (Fowe l 1 )の米国特許第2,8
26゜533号に例示されている。これは溶液中のフィ
ブリノーゲンの溶解性を増大させるためにデキストロー
ズの使用を開示している。トーツス(tho−mas)
の米国特許!4,089,949号は、抗親血性因子(
AHF)−フィプリノゲン組成物の溶解性を高めるため
に種々の炭水化物(例えばデキストロース、マンノース
、カラクトース、フルクトース、ラクトース、スクロー
ス及ヒマルトース)ヲ用いることを開示している。メー
′ス(Mace)らの米国特許第&057,781号は
血漿の転化糖による安定化を開示している〇 他の研究者は、・ガンマグロブリン生成物を全く異なる
方法で製造することの可能性を開発した。
ニ/I/ (Fowe l 1 )の米国特許第2,8
26゜533号に例示されている。これは溶液中のフィ
ブリノーゲンの溶解性を増大させるためにデキストロー
ズの使用を開示している。トーツス(tho−mas)
の米国特許!4,089,949号は、抗親血性因子(
AHF)−フィプリノゲン組成物の溶解性を高めるため
に種々の炭水化物(例えばデキストロース、マンノース
、カラクトース、フルクトース、ラクトース、スクロー
ス及ヒマルトース)ヲ用いることを開示している。メー
′ス(Mace)らの米国特許第&057,781号は
血漿の転化糖による安定化を開示している〇 他の研究者は、・ガンマグロブリン生成物を全く異なる
方法で製造することの可能性を開発した。
この場合にも目的はIM又はIV投与に適当な生成物を
製造することであった。現在好ましい解決策はイオン交
換クロマトグラフィーを用いることである。参照例えば
コンディ(Condie)の米国特許第4,136,0
94号及びホソペ(Hoppe )ら、ホクス・サンプ
(vox Sang、 )、25.308(1973)
;フリーゼン(Friesen)ら、ジエイ・アプライ
ド・バイオケム(J、 Appl fedBioche
m)、3.164(1981):及びウオルシ:y−(
Wa 1 s h )及びオリオルダy(0’Rio−
rdan)、イリツシュ・メト・ジエイ(IrishM
ed、 J、 ) 75.232(1982)。
製造することであった。現在好ましい解決策はイオン交
換クロマトグラフィーを用いることである。参照例えば
コンディ(Condie)の米国特許第4,136,0
94号及びホソペ(Hoppe )ら、ホクス・サンプ
(vox Sang、 )、25.308(1973)
;フリーゼン(Friesen)ら、ジエイ・アプライ
ド・バイオケム(J、 Appl fedBioche
m)、3.164(1981):及びウオルシ:y−(
Wa 1 s h )及びオリオルダy(0’Rio−
rdan)、イリツシュ・メト・ジエイ(IrishM
ed、 J、 ) 75.232(1982)。
コンディはIV投与しつる且つ安定な5重量%蛋白溶液
が標準的なグリシン−食塩水緩衝液以外の特別な添加剤
なしに可能であるということを主張している。しかしな
がら、この特別な方法における鍵となる工程が血漿源の
コロイド状シリカでの予備処理であることを記述しなけ
ればならない。
が標準的なグリシン−食塩水緩衝液以外の特別な添加剤
なしに可能であるということを主張している。しかしな
がら、この特別な方法における鍵となる工程が血漿源の
コロイド状シリカでの予備処理であることを記述しなけ
ればならない。
−力木発明の方法は、シリカ蒸気をとり扱うという潜在
的な健康の危険性に作業員をさらす必要がなく、そして
安定化された蛋白溶液を製造する。
的な健康の危険性に作業員をさらす必要がなく、そして
安定化された蛋白溶液を製造する。
他の3つの上記群の参考文献は、もつ1イらイオン交換
クロマトグラフィー法に依存して、工v投与に安全であ
ると言われる最終生成物を得ている。
クロマトグラフィー法に依存して、工v投与に安全であ
ると言われる最終生成物を得ている。
しかしながら、すべての3つは非常に低い蛋白濃度(1
〜4重量%)を含む最終生成物を凍結乾燥して、適当な
貯蔵安定性の必要条件に適合させる。
〜4重量%)を含む最終生成物を凍結乾燥して、適当な
貯蔵安定性の必要条件に適合させる。
−力木発明は凍結乾燥の不便さと費用、そして使用前の
再構成を回避する低蛋白ガンマグロブリン溶液を十分に
安定化させるだめの比較的低費用の方法を与える。
再構成を回避する低蛋白ガンマグロブリン溶液を十分に
安定化させるだめの比較的低費用の方法を与える。
液体ガンマグロブリン生成物の安定性を評価するために
、比較的簡単な試験法が歴史的に使用されてきた。この
試験は、米国生物局の推奨するもので、最終生成物の5
7℃の温度への加熱及びこの温度における4時間の保持
とその間における肉眼での沈殿の検査を含む。参照コー
ド・オブ・フエテラル・レギュレーションス(Code
ofFederal Regulations) 2
1.7ソド拳アンド・ドラゲス(Food and
Druas)、640.1013(1978年4月改!
T)。フエルナンデス(Fernandes)及びルン
ドブラツド、ボクス・サンプ、39.101〜112(
1980)は、有用な添加剤の日常的評価に適当なこの
方法の改変を報告している。この改変法は試験生成物の
約2財を57℃に4時間加熱し、次いで実験室の分光機
を用いて580 nmの透過度を読むことによって測定
される如き不透明性の程度の変化の百分率を測定するこ
とを含んでなる。
、比較的簡単な試験法が歴史的に使用されてきた。この
試験は、米国生物局の推奨するもので、最終生成物の5
7℃の温度への加熱及びこの温度における4時間の保持
とその間における肉眼での沈殿の検査を含む。参照コー
ド・オブ・フエテラル・レギュレーションス(Code
ofFederal Regulations) 2
1.7ソド拳アンド・ドラゲス(Food and
Druas)、640.1013(1978年4月改!
T)。フエルナンデス(Fernandes)及びルン
ドブラツド、ボクス・サンプ、39.101〜112(
1980)は、有用な添加剤の日常的評価に適当なこの
方法の改変を報告している。この改変法は試験生成物の
約2財を57℃に4時間加熱し、次いで実験室の分光機
を用いて580 nmの透過度を読むことによって測定
される如き不透明性の程度の変化の百分率を測定するこ
とを含んでなる。
従来精製された液体ガンマグロブリン生成物に対して好
適な緩衝剤は、グリシン−食塩水、pH6,4〜7.2
である;シあしながらこの緩衝剤は蛋白濃度が5fi号
%又はそれ以下の場合不適当であることが今回発見され
た。
適な緩衝剤は、グリシン−食塩水、pH6,4〜7.2
である;シあしながらこの緩衝剤は蛋白濃度が5fi号
%又はそれ以下の場合不適当であることが今回発見され
た。
グリシン−食塩水だけを安定剤として用いる比較的低蛋
白のガンマグロブリン生成物を用いて遭遇する他の問題
はp)Iの調節である。歴史的には、高蛋白濃度(即ち
約15重量%)は、グリシン又は食塩水のいずれでもな
くて、それ自体が生成物に対する主たる緩衝剤として役
立った。しかし比較的低い蛋白濃度は適当な緩衝作用を
示さない。
白のガンマグロブリン生成物を用いて遭遇する他の問題
はp)Iの調節である。歴史的には、高蛋白濃度(即ち
約15重量%)は、グリシン又は食塩水のいずれでもな
くて、それ自体が生成物に対する主たる緩衝剤として役
立った。しかし比較的低い蛋白濃度は適当な緩衝作用を
示さない。
−力木発明は5重1%又はそれ以下の蛋白濃度の精製さ
れたガンマグロブリン溶液に対して歴史的なグリシン−
食塩水緩衝剤よシも優れたpHの安定化を与える。
れたガンマグロブリン溶液に対して歴史的なグリシン−
食塩水緩衝剤よシも優れたpHの安定化を与える。
更に本発明は、ガンマグロブリンでの治療の目的で患者
に注射した時に安全である比較的低価格の生成物を与え
る。本生成物は従来使用されてい九安定化生成物よりも
非常に低濃度で効果的であり、ガンマグロブリンを処理
するために二酸化珪素のような危険な化学品の使用を必
要とせず、そしてガンマグロブリン自体の化学的改変を
必要としない。
に注射した時に安全である比較的低価格の生成物を与え
る。本生成物は従来使用されてい九安定化生成物よりも
非常に低濃度で効果的であり、ガンマグロブリンを処理
するために二酸化珪素のような危険な化学品の使用を必
要とせず、そしてガンマグロブリン自体の化学的改変を
必要としない。
ヒスチジンを安定化青で含み且つ僅かに酸性範囲のpH
値を有する免疫グロブリン調製物が本発明の意図するも
のである。そのような調製物は抗補体活性を実質的に含
まず、また存在する免疫グロブリンの凝集を禁示するの
に十分な濃度でヒスチジンを含有する。
値を有する免疫グロブリン調製物が本発明の意図するも
のである。そのような調製物は抗補体活性を実質的に含
まず、また存在する免疫グロブリンの凝集を禁示するの
に十分な濃度でヒスチジンを含有する。
本調製物のpH値は少くとも約6.0であって高々7.
0であり、好ましくは約6.2〜約6.6、最も好まし
くは約6.4である。
0であり、好ましくは約6.2〜約6.6、最も好まし
くは約6.4である。
本調製物の伝導度は5℃において約2〜約4ミリジーメ
ンス、好ましくは約25〜約3.5シーメンス、最も好
ましくは約2−7ジーメンスである。
ンス、好ましくは約25〜約3.5シーメンス、最も好
ましくは約2−7ジーメンスである。
上記方法においていずれの免疫グロブリンも貯蔵のため
に安定化させうるけれど、本発明は人間のガンマグロブ
リン又はI gG、即ち人間の血漿中の主たる血清免疫
グロブリンの安定化に特に良く適している。
に安定化させうるけれど、本発明は人間のガンマグロブ
リン又はI gG、即ち人間の血漿中の主たる血清免疫
グロブリンの安定化に特に良く適している。
この目的に対し、抗補体活性を実質的に示さない特に好
適な安定化された無策のガンマグロブリン組成物は、生
理学的に有効な濃度のガンマグロブリン、ガンマグロブ
リンの凝集を挙止するのに十分な濃スのヒススジン及び
約0.0!’S〜約0.5 Mの濃度のグリシンを含む
水溶液からなる。
適な安定化された無策のガンマグロブリン組成物は、生
理学的に有効な濃度のガンマグロブリン、ガンマグロブ
リンの凝集を挙止するのに十分な濃スのヒススジン及び
約0.0!’S〜約0.5 Mの濃度のグリシンを含む
水溶液からなる。
上記組成物において、ガンマグロブリンの濃度は約5f
jll1%又はそれ以下、更に好ましくは約’
0.05〜約5重量%、最も好ましくは約1〜約
2重量%である。
jll1%又はそれ以下、更に好ましくは約’
0.05〜約5重量%、最も好ましくは約1〜約
2重量%である。
安定化された免疫グロブリンは患者に静脈内又は筋肉内
に投与することができ、且つ患者の循環系抗体量を評価
するのに有用である。
に投与することができ、且つ患者の循環系抗体量を評価
するのに有用である。
緩衝能力及びpHは、多くの球形の蛋白例えば免疫グロ
ブリンの溶解性がその存在する系のpHによって影響さ
れるから本発明の重要な特徴である。普通には蛋白が最
小に溶解するpHが等電点、即ち蛋白分子が設定された
電場を有さないpHである。この等α点pHでは、隣る
蛋白分子間に静電的反撥がなく、それらは凝集しかつ沈
殿しがちである。本発明を実施する場合、存在する免疫
グロブリン例えばガンマグロブリンは、溶液のpHを存
在する免疫グロブリン分子の等電点pH値以外の値に維
持することばより凝集に対して安定化せしめられる。
ブリンの溶解性がその存在する系のpHによって影響さ
れるから本発明の重要な特徴である。普通には蛋白が最
小に溶解するpHが等電点、即ち蛋白分子が設定された
電場を有さないpHである。この等α点pHでは、隣る
蛋白分子間に静電的反撥がなく、それらは凝集しかつ沈
殿しがちである。本発明を実施する場合、存在する免疫
グロブリン例えばガンマグロブリンは、溶液のpHを存
在する免疫グロブリン分子の等電点pH値以外の値に維
持することばより凝集に対して安定化せしめられる。
この目的に対して、アミノ酸ヒスチジンは安定化剤とし
て利用される。好ましく吋ヒスチジンはグリシンと一緒
に使用される。本水性溶液を安定化させるために使用さ
れるヒスチジン及びグリシンは、例えばメルク・インデ
ックス(MerkIndex、第10版、メルク社(M
erk &+ Co。
て利用される。好ましく吋ヒスチジンはグリシンと一緒
に使用される。本水性溶液を安定化させるために使用さ
れるヒスチジン及びグリシンは、例えばメルク・インデ
ックス(MerkIndex、第10版、メルク社(M
erk &+ Co。
Inc、 、Rahway、N、J、 )(1983)
のそれぞれ4621及び4359頁に詳細に記述される
。L−ヒスチジンは木目的に対するヒスチジンの特に好
適な立体異性体であるが、D−ヒスチジン又はヒスチジ
ン立体異性体のラセミ体混合物も適当である。更にヒス
チジン及びグリシンの製薬学的に許容しうる塩も同様に
使用できる。L−ヒスチジン塩酸塩モノハイドレート及
びグリシン塩酸塩は本目的に対して特に好適な塩である
0 本明細書に用いる如き「製薬学的に許容しうる塩」とは
、技術的に十分公知の方法によって製造されるナトリウ
ム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム及
びアンモニウム塩などを含む製薬工業で使用される無毒
性のアルカリ金属、アルカリ土類全率及びアンモニウム
塩に関するものである。この術語は、本発明の化合物を
適当な有機又は無機酸と反応させることによって一般に
得られる無毒性の酸付加塩も含む。代表的は塩は塩酸塩
、臭化水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、酢酸塩、シュウ
酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩、ホウ酸
塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸塩、トシレート、クエン
酸塩、マレイン酸塩、7マル酸塩、コハク酸塩、酒石酸
塩などを含む。
のそれぞれ4621及び4359頁に詳細に記述される
。L−ヒスチジンは木目的に対するヒスチジンの特に好
適な立体異性体であるが、D−ヒスチジン又はヒスチジ
ン立体異性体のラセミ体混合物も適当である。更にヒス
チジン及びグリシンの製薬学的に許容しうる塩も同様に
使用できる。L−ヒスチジン塩酸塩モノハイドレート及
びグリシン塩酸塩は本目的に対して特に好適な塩である
0 本明細書に用いる如き「製薬学的に許容しうる塩」とは
、技術的に十分公知の方法によって製造されるナトリウ
ム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム及
びアンモニウム塩などを含む製薬工業で使用される無毒
性のアルカリ金属、アルカリ土類全率及びアンモニウム
塩に関するものである。この術語は、本発明の化合物を
適当な有機又は無機酸と反応させることによって一般に
得られる無毒性の酸付加塩も含む。代表的は塩は塩酸塩
、臭化水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、酢酸塩、シュウ
酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩、ホウ酸
塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸塩、トシレート、クエン
酸塩、マレイン酸塩、7マル酸塩、コハク酸塩、酒石酸
塩などを含む。
木調−製物中のヒスチジン及びグリシンの濃度は塩の濃
度のような因子に依存して変化しつる。ヒスチジンの濃
1・tは好ましくは約0.025〜約0.2Mの範囲で
あり、またグリシンの存在する場合、それは約0.05
〜約0.5Mの範囲であってよい。
度のような因子に依存して変化しつる。ヒスチジンの濃
1・tは好ましくは約0.025〜約0.2Mの範囲で
あり、またグリシンの存在する場合、それは約0.05
〜約0.5Mの範囲であってよい。
特に好適な組成物にかいて、ヒスチジンとグリシンの#
度はそれぞれ約0.05〜約0.1 MであるO本発明
の利点の1つは、水素イオン濃度(pH)の望ましくな
い変化に対して水性弓液を適当に緩衝させる能力である
。本調製物に対するpH値の全範囲は少くとも約6.0
ないし高々7.0である。
度はそれぞれ約0.05〜約0.1 MであるO本発明
の利点の1つは、水素イオン濃度(pH)の望ましくな
い変化に対して水性弓液を適当に緩衝させる能力である
。本調製物に対するpH値の全範囲は少くとも約6.0
ないし高々7.0である。
好適な具体例1/cおいて、本発明を具現化する水性調
製物のpH値は約6,2〜約6.6、更に好ましくは6
.4である。
製物のpH値は約6,2〜約6.6、更に好ましくは6
.4である。
本発明の調型物における緩衝能力は、殆んどの部分がヒ
スチジンによって付与されると思われる。
スチジンによって付与されると思われる。
これは所望のpH範囲において有意義な緩衝能力を有す
る唯一のアミノ酸である。
る唯一のアミノ酸である。
水性免疫グロブリン溶液の伝導度は最適な安定化に対し
ても重要である。この目的に対して、本溶液は5℃にお
いて約2〜約4ミリジーメンス±10%の伝導度を示す
。好ましくは溶液の伝導度は5℃において約λ5〜約3
.5ミリジーメンス、最も好ましくは約2−7ミリジー
メンスである。
ても重要である。この目的に対して、本溶液は5℃にお
いて約2〜約4ミリジーメンス±10%の伝導度を示す
。好ましくは溶液の伝導度は5℃において約λ5〜約3
.5ミリジーメンス、最も好ましくは約2−7ミリジー
メンスである。
L−ヒスチジン塩酸塩モノハイドレートを安定化剤とし
て用い且つ水性水酸化ナトリウム溶液を用いて最終のp
H調節を行なう場合、約6.4へのpH調節は最終溶液
中の塩化ナトリウム濃度を0.05Mにし、また5℃に
おいてz7±0.27 ミリジーメンスの所望の伝導度
をもたらす。
て用い且つ水性水酸化ナトリウム溶液を用いて最終のp
H調節を行なう場合、約6.4へのpH調節は最終溶液
中の塩化ナトリウム濃度を0.05Mにし、また5℃に
おいてz7±0.27 ミリジーメンスの所望の伝導度
をもたらす。
免疫グロブリン例えばガンマグロブリンは、本発明を具
現化する調製物中に薬理学的有効量で存在する。その特
別な量は、意図する投薬法及び治療の用途に依存して変
化しうる:しかしながら一般に本調製物中の免疫グロブ
リンの濃度は約0.05〜約5重量%、好ましくは約1
〜約2重量%である0 ガンマグロブリンの場合、元々の蛋白は純度が好ましく
は少くとも約95%、更に好ましくは99.5%であり
、いずれの化学的又は酵素的改変を受けていない。
現化する調製物中に薬理学的有効量で存在する。その特
別な量は、意図する投薬法及び治療の用途に依存して変
化しうる:しかしながら一般に本調製物中の免疫グロブ
リンの濃度は約0.05〜約5重量%、好ましくは約1
〜約2重量%である0 ガンマグロブリンの場合、元々の蛋白は純度が好ましく
は少くとも約95%、更に好ましくは99.5%であり
、いずれの化学的又は酵素的改変を受けていない。
本発明に従って安定化されたガンマグロブリンは、治療
の目的に対し所望の期間にわたって約20〜約2001
n9/!Kg/日の範囲の一回又は多数回の単位投薬量
で静脈内的に患者に投与することができる。筋肉内投与
の場合、個々の投薬量はいくらが量が多い。本調製物は
外科的又は化学的処置と関連させて患者に投与してもよ
い。
の目的に対し所望の期間にわたって約20〜約2001
n9/!Kg/日の範囲の一回又は多数回の単位投薬量
で静脈内的に患者に投与することができる。筋肉内投与
の場合、個々の投薬量はいくらが量が多い。本調製物は
外科的又は化学的処置と関連させて患者に投与してもよ
い。
「単位投薬量」とは、温血動物に対する1回の投薬量と
して適当な物理的に区別された単位に関するものであり
、各単位は本発明の調製物との関連において所望の治療
効果を生じさせると計算される予じめ決められた竜の活
性物質を含有する。
して適当な物理的に区別された単位に関するものであり
、各単位は本発明の調製物との関連において所望の治療
効果を生じさせると計算される予じめ決められた竜の活
性物質を含有する。
本発明の新規な単位投薬量に対する特徴は、(a)活性
物質の独特な特徴、(b)達成しつる特別な薬理学的又
は治療学的効果、及び(c1本明細書に詳細に開示され
る如き動物に使用するためのそのような活性物質を混合
する技術の制限、によって示され且つそれに直接関係し
、これが本発明の特徴をなす。
物質の独特な特徴、(b)達成しつる特別な薬理学的又
は治療学的効果、及び(c1本明細書に詳細に開示され
る如き動物に使用するためのそのような活性物質を混合
する技術の制限、によって示され且つそれに直接関係し
、これが本発明の特徴をなす。
本発明の組成物の製造に適当な免疫グロブリンは、所望
の純度の基準に合う限シにおいていずれの起源に由来し
ていてもよい。種々の免疫グロブリンの回収及び精製法
、例えばイオン交換樹脂法、親和性クロマトグラフィー
は技術的に公知であり、本発明の目的にも適当である。
の純度の基準に合う限シにおいていずれの起源に由来し
ていてもよい。種々の免疫グロブリンの回収及び精製法
、例えばイオン交換樹脂法、親和性クロマトグラフィー
は技術的に公知であり、本発明の目的にも適当である。
参照例えばシルトy (Zol ton)らによる米国
特許第4.434.093号及びゾルトンらによる19
84年12月10日付けの関連米国特許願第680.1
91号、及びスタンウオース(Stanworth)、
ネーチャー(Nature)188.156〜157(
1960)。
特許第4.434.093号及びゾルトンらによる19
84年12月10日付けの関連米国特許願第680.1
91号、及びスタンウオース(Stanworth)、
ネーチャー(Nature)188.156〜157(
1960)。
一般に本発明の調製物は、必要な濃度及び純度の所望の
免疫グロブリン例えば人間のガンマグロブリンの水性溶
液を与え、次いでこれと、存在する免疫グロブリンの凝
集を禁止させるのに十分な量のヒスチジンと一緒にする
ことによって混合される。得られる溶液の水素イオン濃
度は、少くとも約6.0であるが、高々7.0のpH値
に調整される。随時グリシンも上述の量で添加しつる。
免疫グロブリン例えば人間のガンマグロブリンの水性溶
液を与え、次いでこれと、存在する免疫グロブリンの凝
集を禁止させるのに十分な量のヒスチジンと一緒にする
ことによって混合される。得られる溶液の水素イオン濃
度は、少くとも約6.0であるが、高々7.0のpH値
に調整される。随時グリシンも上述の量で添加しつる。
同様シ
に必要ならば得られる溶液の伝導性は技術的に公知の方
法によシ上述の範囲に調整される。
法によシ上述の範囲に調整される。
次の詳細な実施例は本発明を更に例示する。
実施例1二人間の血漿プールの調製
予じめRh−(+1赤血球で超免疫化したRh−(−)
供与者の多数から血液単位を集めた。各単位を標準法に
よって遠心分離にかけて、血小板の貧弱な血漿を得た。
供与者の多数から血液単位を集めた。各単位を標準法に
よって遠心分離にかけて、血小板の貧弱な血漿を得た。
これをそれぞれ採集の4時間以内に凍結した。これらの
単位を必要となるまで凍結して貯蔵した。この凍結した
単位を、分別を開始する日に融解し、−緒に集めた。融
解した血漿中に存在することが観察された冷却沈殿物を
標準法により除去した。この工程から得られた上澄液は
所望のガンマグロブリンを含有した。これを2〜8℃に
維持し、次の分別に備えた。
単位を必要となるまで凍結して貯蔵した。この凍結した
単位を、分別を開始する日に融解し、−緒に集めた。融
解した血漿中に存在することが観察された冷却沈殿物を
標準法により除去した。この工程から得られた上澄液は
所望のガンマグロブリンを含有した。これを2〜8℃に
維持し、次の分別に備えた。
実施例2:イオン交換クロマトグラフィーに先立つ試料
の準備 上記実施例1で調製した上澄液(S、SZ)は73.7
μf/atの出発の抗り活性を含有した。これをミリポ
ア(Mi I 11pore)限外濾過装置及びカラム
平衡と展開緩衛剤、即ち0.05 Mイミダシー−ルー
0.023 M塩化ナトリウム緩衝剤、pH7,5±0
.1を用いて透析した。この工程は、血漿試料をイオン
交換樹脂を含有するカラムに引き続き適用する時、血漿
の伝導状態は樹脂が膨張又は収縮のいずれもしないよう
なものであるとhうごとを保証した。透析した試料を、
次の工程の開始前に15〜20℃に保った。透析した試
料の容量は5.4tであった。
の準備 上記実施例1で調製した上澄液(S、SZ)は73.7
μf/atの出発の抗り活性を含有した。これをミリポ
ア(Mi I 11pore)限外濾過装置及びカラム
平衡と展開緩衛剤、即ち0.05 Mイミダシー−ルー
0.023 M塩化ナトリウム緩衝剤、pH7,5±0
.1を用いて透析した。この工程は、血漿試料をイオン
交換樹脂を含有するカラムに引き続き適用する時、血漿
の伝導状態は樹脂が膨張又は収縮のいずれもしないよう
なものであるとhうごとを保証した。透析した試料を、
次の工程の開始前に15〜20℃に保った。透析した試
料の容量は5.4tであった。
実施例3:イオン交換クロマトグラフィーQAE−セフ
ァデックス(Sephadex)A−50アニオン交換
樹脂(乾燥室t800f;ロット番号12773)を、
その製造業者ファーマシア・ファイン・ケミカルズ(P
harmacia FineChemicals 、
Piscat、away 、 N、 J 、 )の教示
に従い、上記実施例2に特徴づけた緩衝剤で洗浄し、膨
潤させ且つ平衡化させた。この樹脂スラリーをプラスチ
ックのカラム(高さ15crrL×直径37.。
ァデックス(Sephadex)A−50アニオン交換
樹脂(乾燥室t800f;ロット番号12773)を、
その製造業者ファーマシア・ファイン・ケミカルズ(P
harmacia FineChemicals 、
Piscat、away 、 N、 J 、 )の教示
に従い、上記実施例2に特徴づけた緩衝剤で洗浄し、膨
潤させ且つ平衡化させた。この樹脂スラリーをプラスチ
ックのカラム(高さ15crrL×直径37.。
cIrL)中に装填し、最終的な床の容量を16.Ol
とした。上記実施例2からの透析した血漿試料をこの充
填カラムに適用し、そして流速1.5/、/時及び温度
20±5℃において樹脂中を流下させた。
とした。上記実施例2からの透析した血漿試料をこの充
填カラムに適用し、そして流速1.5/、/時及び温度
20±5℃において樹脂中を流下させた。
この工程中血漿蛋白の大部分は正に荷電したイオンに結
合し、一方ガンマグロプリンの殆んどは結合せずに、直
接カラムの底部から流出した。そしてこれを集めた。
合し、一方ガンマグロプリンの殆んどは結合せずに、直
接カラムの底部から流出した。そしてこれを集めた。
血漿試料のすべてが樹脂床に入った後、上述のカラム緩
衝剤を連続的にカラム中〈通じた。次いで標準的な実験
室用の分光計でOD□。(波長280ナノメータにおけ
る吸光度)の読みを測定することによってカラムからの
流出物を蛋白の存在に対して監視した。この読みはカラ
ム緩衝剤のそれを参照にした。280 nmの読みの増
加が観察された時流出物画分の集収を開始した。OD!
8゜nmの読みが最初のベースラインの読みの20〜3
0%に戻るまで収集を続けた。ガンマグロブリンに富む
集めた生成物は、17.85/、の容量と0.1重量%
以下の蛋白濃度を有することが観察された。抗り活性の
回収は約80Xであることがわかった。
衝剤を連続的にカラム中〈通じた。次いで標準的な実験
室用の分光計でOD□。(波長280ナノメータにおけ
る吸光度)の読みを測定することによってカラムからの
流出物を蛋白の存在に対して監視した。この読みはカラ
ム緩衝剤のそれを参照にした。280 nmの読みの増
加が観察された時流出物画分の集収を開始した。OD!
8゜nmの読みが最初のベースラインの読みの20〜3
0%に戻るまで収集を続けた。ガンマグロブリンに富む
集めた生成物は、17.85/、の容量と0.1重量%
以下の蛋白濃度を有することが観察された。抗り活性の
回収は約80Xであることがわかった。
得られた希ガンマグロブリン生成物を2〜8℃に保ち、
次いで250±25μf抗−D/、/の所望の抗体能力
まで濃縮した。
次いで250±25μf抗−D/、/の所望の抗体能力
まで濃縮した。
実施例4二生成物の濃縮
上記実施例3で得た希生成物を、分子食10,000を
保留する膜を備えたミIJポア限外濾過装置を用いて約
20倍に濃縮した。
保留する膜を備えたミIJポア限外濾過装置を用いて約
20倍に濃縮した。
実施例5:安定剤溶液を用いる最終生成物の透析上記実
施例4に記述した如く濃縮した後及び依然同一の限外濾
過装置にある間に、濃縮された生成物の容量を本安定剤
溶液、即ち0.05Mヒスチジン−0,1Mグリシン、
pH6,4±0.1で4回交換した。最終の容量又は濃
縮された生成物は1.35tであると推定できた。濃縮
された生成物中の蛋白濃度は1.4重量%であり、それ
は6.4°±0.1のpHと5℃において2..7ミリ
ジーメンス±0.27の伝導性を有した。
施例4に記述した如く濃縮した後及び依然同一の限外濾
過装置にある間に、濃縮された生成物の容量を本安定剤
溶液、即ち0.05Mヒスチジン−0,1Mグリシン、
pH6,4±0.1で4回交換した。最終の容量又は濃
縮された生成物は1.35tであると推定できた。濃縮
された生成物中の蛋白濃度は1.4重量%であり、それ
は6.4°±0.1のpHと5℃において2..7ミリ
ジーメンス±0.27の伝導性を有した。
実施例6:無菌濾過と薬ビンへの注入
上記実施例5で安定化され且つ上記実施例3に報告した
ような抗体能力を有する濃縮された生成物を0.22ミ
クロンのフィルターを通して無菌濾過し、1.2 d
/薬ビンの最終容量で薬ビンに入れた。充填した薬ビン
を、栓をし、密閉し、そして2〜8℃で3年間貯蔵した
。濃縮且つ安定化された生成物のいくつかの画分を貯蔵
前に凍結乾燥し、次いで凍結乾燥状態で貯蔵した。3年
間にわたって繰返し試験した時、ヒスチジンで安定化し
且つ貯蔵した生成物は凝集物と抗補体活性を有さず、従
ってIV注射に安定であることがわかった。
ような抗体能力を有する濃縮された生成物を0.22ミ
クロンのフィルターを通して無菌濾過し、1.2 d
/薬ビンの最終容量で薬ビンに入れた。充填した薬ビン
を、栓をし、密閉し、そして2〜8℃で3年間貯蔵した
。濃縮且つ安定化された生成物のいくつかの画分を貯蔵
前に凍結乾燥し、次いで凍結乾燥状態で貯蔵した。3年
間にわたって繰返し試験した時、ヒスチジンで安定化し
且つ貯蔵した生成物は凝集物と抗補体活性を有さず、従
ってIV注射に安定であることがわかった。
ヒスチジン及びグリシンは純粋形で容易に入手でき且つ
水性溶液において良好な安定性を有する。
水性溶液において良好な安定性を有する。
生理学的にはそれらは安全であり、粉末の蛋白調製物に
おける栄養補充物として使用される。しかしながら、本
発明はヒスチジンとグリシンの新規な組合せ物を意図し
、生物学的系では予想しえないことが起こりつるから、
本発明の目的に対するそれらの安定化溶質としての使用
を、以下に報告する如き安全性の研究において試験した
。
おける栄養補充物として使用される。しかしながら、本
発明はヒスチジンとグリシンの新規な組合せ物を意図し
、生物学的系では予想しえないことが起こりつるから、
本発明の目的に対するそれらの安定化溶質としての使用
を、以下に報告する如き安全性の研究において試験した
。
実施例7:ヒスチジン及びグリシン溶液のマウスにおけ
る安全性の研究 ヒスチジン及びグリシン溶液(病原体を含まない水中0
.05MのL−ヒスチジン塩酸塩モノハイトレー)、0
.010Mグリシン、0.003%チメロサ/L/ (
thimerosal) ; pH6,4±0.1:0
〜5℃における伝導度3.0±0.3m5)を、グリシ
ン及び食塩溶液(病原体を含まない水中0.20 Mグ
リシン、0.05M塩化ナトリウム、0.0156’チ
メロサル:pH7,45±0.15:0〜5℃における
伝導度3.0±0.1m8)及び食塩対照溶液(病原体
を含まない水中0.90%塩化ナトリウム、0.003
%チメロサル:pH6,4±0.1)と比較しつつ筋肉
内で試験した。
る安全性の研究 ヒスチジン及びグリシン溶液(病原体を含まない水中0
.05MのL−ヒスチジン塩酸塩モノハイトレー)、0
.010Mグリシン、0.003%チメロサ/L/ (
thimerosal) ; pH6,4±0.1:0
〜5℃における伝導度3.0±0.3m5)を、グリシ
ン及び食塩溶液(病原体を含まない水中0.20 Mグ
リシン、0.05M塩化ナトリウム、0.0156’チ
メロサル:pH7,45±0.15:0〜5℃における
伝導度3.0±0.1m8)及び食塩対照溶液(病原体
を含まない水中0.90%塩化ナトリウム、0.003
%チメロサル:pH6,4±0.1)と比較しつつ筋肉
内で試験した。
各溶液を0.2117,2週間にわたって週3回マウス
の大腿筋肉中へ注射することによって投与した。
の大腿筋肉中へ注射することによって投与した。
この投薬量は人間の1回の投薬量を少くとも1000倍
に誇張できるように計算したものである。
に誇張できるように計算したものである。
すべてのマウスは2週間の試験に生き残り、処置と関、
連した不適当な化学的作用を示さなかった。
連した不適当な化学的作用を示さなかった。
グリシン−食塩溶液を受けた1つのマウスは試験期間に
体重が減少(If)した。これは有意な体重減少とは見
なされない。
体重が減少(If)した。これは有意な体重減少とは見
なされない。
検死では、筋肉内注射部位に殆んど反応が見られず、ま
た処置と関連する内臓の組織変化は存在しなかった。選
別した組織(例えば肺、心臓、肝I!組ひ臓、腎臓、及
び両後足の注射部位)の顕微鏡検査は種々の注射した溶
液と関連した影響を示さなかった。唯一の注射部位の変
化は針をさした外傷であった。
た処置と関連する内臓の組織変化は存在しなかった。選
別した組織(例えば肺、心臓、肝I!組ひ臓、腎臓、及
び両後足の注射部位)の顕微鏡検査は種々の注射した溶
液と関連した影響を示さなかった。唯一の注射部位の変
化は針をさした外傷であった。
実施例8:ヒスチジン及びグリシン溶液のモルモットに
おける安全性の研究 上記実施例7に報告した研究に用いたものと同一の溶液
を、モルモットに関する14日間の皮下の安全性の研究
に使用した。#I原体を含まない水中の且つpH値を6
.4±0.1に調節した5重量%のし一ヒスチジン塩酸
塩モノハイドレート溶液も使用した。各試験溶液を、少
くとも7日の間保証された5匹の雄の大人に成長したモ
ルモット[バートリー・デツセンダン) (Hartl
y Descendant);体重400g+]に注
射した。
おける安全性の研究 上記実施例7に報告した研究に用いたものと同一の溶液
を、モルモットに関する14日間の皮下の安全性の研究
に使用した。#I原体を含まない水中の且つpH値を6
.4±0.1に調節した5重量%のし一ヒスチジン塩酸
塩モノハイドレート溶液も使用した。各試験溶液を、少
くとも7日の間保証された5匹の雄の大人に成長したモ
ルモット[バートリー・デツセンダン) (Hartl
y Descendant);体重400g+]に注
射した。
各動物の背中を1回目の注射5日前にそった。
各動物に、中央線付近の背中に試験溶液0.iceを3
回(1日、10日及び14日日月投薬した。
回(1日、10日及び14日日月投薬した。
各動物を、そのいずれかの異常性に対して毎日a察した
。各動物に対する注射部分も、赤色化又は膨れに関して
注射から24及び48時間において観察した。
。各動物に対する注射部分も、赤色化又は膨れに関して
注射から24及び48時間において観察した。
この試験の期間中、試験溶液に対する反応は顕著でなか
った。ヒスチノンーグリシン試験溶液を受けた1匹のモ
ルモ、ットは試験期間中の冷たさのために病気(下剤、
体重減少、寒気、鼻からの分泌)になったけれど、この
動物も注射した試験溶液に対して観察されうる反応を示
さなかった。これらの実験及びその結果を下表I〜■に
示す。
った。ヒスチノンーグリシン試験溶液を受けた1匹のモ
ルモ、ットは試験期間中の冷たさのために病気(下剤、
体重減少、寒気、鼻からの分泌)になったけれど、この
動物も注射した試験溶液に対して観察されうる反応を示
さなかった。これらの実験及びその結果を下表I〜■に
示す。
rISI表
対照物(・)84.242 □5,009 。、
1□2プリノb) した人間の精製が 、、?グ。ブ、、、(b) (a) 対照物は市販品であり、冷アルコール法に由
来する15.0重量%の蛋白、人間のがンマグロプリン
生成物であった。この試料はすべての3つの成分を測定
しうる量で含有すると思われる。
1□2プリノb) した人間の精製が 、、?グ。ブ、、、(b) (a) 対照物は市販品であり、冷アルコール法に由
来する15.0重量%の蛋白、人間のがンマグロプリン
生成物であった。この試料はすべての3つの成分を測定
しうる量で含有すると思われる。
(b) 精製〃ンマグロプリンを製造するために用い
る方法は上記実施例1〜6に記述した如きイオン交換ク
ロマトグラフィーであった0両試料に対して同一の起源
を用いた。この最終蛋白濃度は1゜4眞量%であった。
る方法は上記実施例1〜6に記述した如きイオン交換ク
ロマトグラフィーであった0両試料に対して同一の起源
を用いた。この最終蛋白濃度は1゜4眞量%であった。
両試料を2〜8℃で開けずに24時間貯蔵した。
(c) ベルトリニ(Bertolini)、バ’7
クスーサング、43,87(1982)に公開された報
告に基づいてTSK−3000SWカラムを用いること
により、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析
を行なった。流速は0,5a+f/分であり、検知器の
波長を280nmに設定した。凝集物が存在すある場合
、それは約13.6分で流出し、次いで二量体ピークが
約16.5分でまた単量体ビ一りが約19.5分で流出
した。
クスーサング、43,87(1982)に公開された報
告に基づいてTSK−3000SWカラムを用いること
により、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析
を行なった。流速は0,5a+f/分であり、検知器の
波長を280nmに設定した。凝集物が存在すある場合
、それは約13.6分で流出し、次いで二量体ピークが
約16.5分でまた単量体ビ一りが約19.5分で流出
した。
第1表におけるデータは、2年の貯蔵期間中にL−ビス
チジンで安定化された〃ンマグロプリンが認めうる凝集
物の生成を示さなかったことを示す。
チジンで安定化された〃ンマグロプリンが認めうる凝集
物の生成を示さなかったことを示す。
第■表
熱ストレス試験の結果(“)
量%IgG
6.7剤の比較 重量%IgG
5゜0■、安定剤の性能に及ぼすpHの影響の評価重
量%I gG 6.4 5.4
fEjlt%I gG (b)7,2 69.0(a
) 7−r−ルナンデス(F ernandes)及
びルンドプラド(L undblad)、ボックス・サ
ング、39.101(1980)に概述される方法に従
って熱ストレス試験を行なった。
6.7剤の比較 重量%IgG
5゜0■、安定剤の性能に及ぼすpHの影響の評価重
量%I gG 6.4 5.4
fEjlt%I gG (b)7,2 69.0(a
) 7−r−ルナンデス(F ernandes)及
びルンドプラド(L undblad)、ボックス・サ
ング、39.101(1980)に概述される方法に従
って熱ストレス試験を行なった。
(b) 水性NaOH溶液(十分量)の添加によって
pHを調節した。
pHを調節した。
上記表に示したデータは、グリシン−食塩緩衝剤が蛋白
濃度が比較的低い精製した液体〃ンマグロプリン生成物
の安定化に対して適当でないことを示す。また上記デー
タは僅かに酸性範囲のpH値においてそのような生成物
を安定化させるためにヒスチジンを利用することによる
予期を越えた利点も示す。
濃度が比較的低い精製した液体〃ンマグロプリン生成物
の安定化に対して適当でないことを示す。また上記デー
タは僅かに酸性範囲のpH値においてそのような生成物
を安定化させるためにヒスチジンを利用することによる
予期を越えた利点も示す。
第111表
年月を経た安定化された低蛋白生成物の抗補体活性の測
定 対照試料 1:64(a)
上述のグロブリンの抗補体活性は、7り−ゼン(Fri
esen)ら、ノエイ・アプライド・バイオケミストリ
ー(J、 Applied Bioehetais
Lry、3゜164〜175(1981)に記述された
方法で決定した。IgG溶液の連続的な2倍の希釈物を
補体5CH,、単位と共に培養した。4℃で夜通し培養
した後、1%の増感したヒツジの赤血球を添加し、37
℃で30分間培養した。抗補体活性は少くとも50%の
溶血を示す希釈液l1li当りの蛋白濃度Bとして表現
した。
定 対照試料 1:64(a)
上述のグロブリンの抗補体活性は、7り−ゼン(Fri
esen)ら、ノエイ・アプライド・バイオケミストリ
ー(J、 Applied Bioehetais
Lry、3゜164〜175(1981)に記述された
方法で決定した。IgG溶液の連続的な2倍の希釈物を
補体5CH,、単位と共に培養した。4℃で夜通し培養
した後、1%の増感したヒツジの赤血球を添加し、37
℃で30分間培養した。抗補体活性は少くとも50%の
溶血を示す希釈液l1li当りの蛋白濃度Bとして表現
した。
(b) この生成物は実施例1〜6に記述した如(イ
オン交換によりM製した人間のガンマグロブリンを用い
て精製した。試料の最終蛋白濃度は1゜4重量%であっ
た。この生成物を液体として密閉容器中に貯戊した。
オン交換によりM製した人間のガンマグロブリンを用い
て精製した。試料の最終蛋白濃度は1゜4重量%であっ
た。この生成物を液体として密閉容器中に貯戊した。
第■表のデータは、本発明に従って安定化した組成物が
抗補体活性を実質的に示さないことを示す。
抗補体活性を実質的に示さないことを示す。
第■表
Q 8
.400.406゜75 1.00 6゜9
01.80 6
.952.50
6,952゜75
7.003.80
7.00(、) 実施例1〜5に記述した如(イ
オン交換で精製した人間の〃ンマグロプリン試料。乾燥
、した生成物を、標準的なグリシン−食塩緩衝液(0゜
2M−0,05M)、pH6,4、に種々の量で添加し
た。
.400.406゜75 1.00 6゜9
01.80 6
.952.50
6,952゜75
7.003.80
7.00(、) 実施例1〜5に記述した如(イ
オン交換で精製した人間の〃ンマグロプリン試料。乾燥
、した生成物を、標準的なグリシン−食塩緩衝液(0゜
2M−0,05M)、pH6,4、に種々の量で添加し
た。
(b) 標準的な実験室法により20〜25℃でpH
を測定。
を測定。
第■表のデータは、標準的なグリシン−食塩緩衝剤の緩
衝能力が試験した蛋白濃度に対して不適当であることを
示す。緩衝能力が適当ならば、試料のptr値の変化が
観V/−されない。
衝能力が試験した蛋白濃度に対して不適当であることを
示す。緩衝能力が適当ならば、試料のptr値の変化が
観V/−されない。
第1表
最終安定化緩衝剤における異なる里のグリシンの影響
の〃ンマグロブリ
ン
の〃ンマグロプリ
ν
(a) 精製されたがンマグロプリンを製造するため
に用いた方法は上記実施例1〜6に示した如きイオン交
換クロマトグラフィーであった。最終の蛋白濃度は1.
2重葉%であった。両試料を、上記試験面に2〜8℃で
1ケ月間、開けずに貯蔵した。
に用いた方法は上記実施例1〜6に示した如きイオン交
換クロマトグラフィーであった。最終の蛋白濃度は1.
2重葉%であった。両試料を、上記試験面に2〜8℃で
1ケ月間、開けずに貯蔵した。
(b) ベルトルニ、ボックス・サング、43.87
(1982)の報告に基づ<TSK−3000SWカラ
ムを用いて高速液体クロマトグラフィー分析を行なった
。流速は0.5mi/分であり、検知器の波長を280
nI11に設定した。凝集物は存在する場合的13.6
分に流出した。次いで二量体ピークが約16.5分に、
また単量体ピークが約19.5分に観察された。
(1982)の報告に基づ<TSK−3000SWカラ
ムを用いて高速液体クロマトグラフィー分析を行なった
。流速は0.5mi/分であり、検知器の波長を280
nI11に設定した。凝集物は存在する場合的13.6
分に流出した。次いで二量体ピークが約16.5分に、
また単量体ピークが約19.5分に観察された。
第1表のデータは、本溶液の安定化効果が、約0.01
〜約0.5Mのグリシンの濃度範囲内においてグリシン
濃度に依存しないことを示す。
〜約0.5Mのグリシンの濃度範囲内においてグリシン
濃度に依存しないことを示す。
以上本発明を人間の〃ンマグロプリンを参照して主に記
述し且つ例示してきたけれど、上述の安定化法は他の免
疫グロブリンにも適用しうる。例えばナイマン(N i
man)ら、ブロクψナトル・アカド・サイ(Proc
、 Nat’ l Acad、 Sci、 )U。
述し且つ例示してきたけれど、上述の安定化法は他の免
疫グロブリンにも適用しうる。例えばナイマン(N i
man)ら、ブロクψナトル・アカド・サイ(Proc
、 Nat’ l Acad、 Sci、 )U。
S、A、、1東、4949〜4う53(1983)に及
びヒプリドv’テクニクス(Hybridoma T
ech++1ques)、EMBO,SKMB:l−ス
(Course)19801バーゼル(Basel)、
コールド・スプリングIIバーt<−aラボラトリ−(
Cold S pringHabor Labor
atory)(Cold SpringHarbor
。
びヒプリドv’テクニクス(Hybridoma T
ech++1ques)、EMBO,SKMB:l−ス
(Course)19801バーゼル(Basel)、
コールド・スプリングIIバーt<−aラボラトリ−(
Cold S pringHabor Labor
atory)(Cold SpringHarbor
。
Maine)に記述されている如きヒプリドマ(hyb
ridow+a)法を用い製造される全生米の抗体も、
上に教示したように有利に安定化でき、貯蔵でき且つ中
でも治療のために使用することができる。更にモノクロ
ーナル抗体は、試験管内でのヒプリドマの培養上澄液か
らばかりでなく、所望のヒブリドマを導入した哺乳動物
の腹水(ascites)液体から一般により濃縮され
た形態で得ることができる。ここに腹水液体を用いるモ
ノクローナル抗体の製造は技術的に良く知られている。
ridow+a)法を用い製造される全生米の抗体も、
上に教示したように有利に安定化でき、貯蔵でき且つ中
でも治療のために使用することができる。更にモノクロ
ーナル抗体は、試験管内でのヒプリドマの培養上澄液か
らばかりでなく、所望のヒブリドマを導入した哺乳動物
の腹水(ascites)液体から一般により濃縮され
た形態で得ることができる。ここに腹水液体を用いるモ
ノクローナル抗体の製造は技術的に良く知られている。
しかしながら、そのような抗体は本発明の特徴を利用す
ることにより有利に安定化でき且つ後の用途のために貯
蔵することができる。
ることにより有利に安定化でき且つ後の用途のために貯
蔵することができる。
上記議論及び実施例は本発明の例示としてであり、それ
を限定するものとは見なされない。本発明の精神及び範
囲内に入る他の変化も同業者には可能であり且つ容易に
想定しうる。
を限定するものとは見なされない。本発明の精神及び範
囲内に入る他の変化も同業者には可能であり且つ容易に
想定しうる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、生理学的に有効な濃度の免疫グロブリンの水溶液を
含んでなる安定化された免疫グロブリン調製物であつて
、該溶液が抗補体活性を実質的に有さず、ヒスチジンを
該免疫グロブリンの凝集を禁止するのに十分な濃度で含
有し、少くとも約6.0で、7.0より大きくないpH
値と5℃において約2〜約4ミリジーメンスの伝導度を
有する調製物。 2、免疫グロブリンの濃度が高々約5重量%である特許
請求の範囲第1項記載の調製物。 3、免疫グロブリンの濃度が約0.05〜約5重量%で
あり、ヒスチジンの濃度が約0.025M〜約0.2M
であり、そして調製物が更にグリシンを約0.05M〜
約0.5Mの濃度で含有する特許請求の範囲第1項記載
の調製物。 4、免疫グロブリンの濃度が約1〜約2重量%であり、
ヒスチジンの濃度が約0.05Mであり、そしてグリシ
ンの濃度が約0.1Mである特許請求の範囲第3項記載
の調製物。 5、水溶液が約6.2〜約6.6のpH値を有し、そし
て伝導度が5℃において約2.5〜約3.5ミリジーメ
ンスである特許請求の範囲第1項記載の調製物。 6、水溶液が約6.4のpH値を有し、そして伝導度が
5℃において約2.7ミリジーメンスである特許請求の
範囲第1項記載の調製物。 7、免疫グロブリンがガンマグロブリンである特許請求
の範囲第1項記載の調製物。 8、免疫グロブリンがモノクローナル抗体である特許請
求の範囲第1項記載の調製物。 9、実質的に抗補体活性を示さず且つ約0.05〜約5
重量%のガンマグロブリン、ガンマグロブリンの凝集を
禁止するのに十分な濃度のヒスチジン、及び約0.05
〜約0.5Mの濃度のグリシンを含む水溶液を含んでな
る安定化されたガンマグロブリン組成物であつて、該水
溶液が少くとも約6.0であるが高々7.0のpH値と
5℃において約2〜約4ミリジーメンスの伝導度を有す
る組成物。 10、ヒスチジンがL−ヒスチジンである特許請求の範
囲第9項記載の安定化された組成物。 11、溶液のpH値が約6.2〜約6.6であり、そし
て伝導度が5℃において約2.5〜約3.5ミリジーメ
ンスである特許請求の範囲第9項記載の安定化された組
成物。 12、溶液のpH値が約6.4であり、そして伝導度が
5℃において約2.7ミリジーメンスである特許請求の
範囲第9項記載の安定化された組成物。 13、ヒスチジンがL−ヒスチジンであり、約0.02
5〜約0.2Mの濃度で存在する特許請求の範囲第9項
記載の安定化された組成物。 14、ヒスチジンがL−ヒスチジンであり且つ約0.0
5Mの濃度で存在し;グリシが約0.1Mの濃度で存在
し;そして該水溶液が約6.4のpH値と5℃において
約2.7ミリジーメンスの伝導度を有する特許請求の範
囲第9項記載の安定化された組成物。 15、ガンマグロブリンが約1〜約2重量%の量で存在
し;ヒスチジンがL−ヒスチジンであり且つ約0.05
Mの濃度で存在し;グリシンが約0.1Mの濃度で存在
し;そして該水性溶液が約6.4のpH値と5℃におい
て約2.7ミリジーメンスの伝導度を有する、特許請求
の範囲第9項記載の安定化された組成物。 16、免疫グロブリンの水性溶液を調製し;該溶液を、
存在する免疫グロブリンの凝集を禁止するのに十分な量
のヒスチジンと一緒にし;得られる溶液の水素イオン濃
度を少くとも約6.0であつて高々7.0の値に調節し
;そして必要ならば得られる溶液の伝導度を5℃におい
て約2〜約6ミリジーメンスの値に調節する、工程を含
んでなる免疫グロブリンの安定化法。 17、免疫グロブリンが少くとも約95%の純度を有す
る人間のガンマグロブリンであり、ヒスチジンがL−ヒ
スチジンであり、そして得られる溶液のpH値を約6.
4に調整し且つ得られる溶液の伝導度を5℃において約
2.7ミリジーメンスに調節する特許請求の範囲第16
項記載の方法。 18、更にグリシンを、得られる溶液中に約0.05〜
約0.5Mのグリシン濃度を与えるのに十分な量で該溶
液と一緒にする特許請求の範囲第17項記載の方法。 19、免疫グロブリンが少くとも約99.5%の純度を
有し且つ約0.05〜約5重量%の濃度で存在し、L−
ヒスチジンを、約0.025〜約0.2Mの溶液濃度を
与える量で該溶液と一緒にし、更にグリシンを、約0.
05〜約0.5Mの溶液濃度を与える量で該溶液と一緒
にし、そして該溶液のpHを約6.4の値に調整し且つ
得られる溶液の伝導度を5℃において2.7ミリジーメ
ンスに調整する、特許請求の範囲第16項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US689882 | 1985-01-09 | ||
US06/689,882 US4597966A (en) | 1985-01-09 | 1985-01-09 | Histidine stabilized immunoglobulin and method of preparation |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218528A true JPS61218528A (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=24770249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61001483A Pending JPS61218528A (ja) | 1985-01-09 | 1986-01-09 | 安定化された免疫グロブリンおよびその調製法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4597966A (ja) |
EP (1) | EP0187712A3 (ja) |
JP (1) | JPS61218528A (ja) |
AU (1) | AU590737B2 (ja) |
CA (1) | CA1285225C (ja) |
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