JPS61213102A - 単板積層板の製造方法 - Google Patents

単板積層板の製造方法

Info

Publication number
JPS61213102A
JPS61213102A JP5745385A JP5745385A JPS61213102A JP S61213102 A JPS61213102 A JP S61213102A JP 5745385 A JP5745385 A JP 5745385A JP 5745385 A JP5745385 A JP 5745385A JP S61213102 A JPS61213102 A JP S61213102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
laminate
veneers
laminated
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5745385A
Other languages
English (en)
Inventor
長谷川 秀典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meinan Machinery Works Inc filed Critical Meinan Machinery Works Inc
Priority to JP5745385A priority Critical patent/JPS61213102A/ja
Priority to US06/839,066 priority patent/US4725325A/en
Priority to BR8601195A priority patent/BR8601195A/pt
Priority to KR1019860001978A priority patent/KR900003806B1/ko
Priority to EP86103666A priority patent/EP0198256B1/en
Priority to DE8686103666T priority patent/DE3672871D1/de
Priority to CN86102676.4A priority patent/CN1005394B/zh
Priority to CA000504443A priority patent/CA1280060C/en
Publication of JPS61213102A publication Critical patent/JPS61213102A/ja
Priority to US07/351,656 priority patent/USRE33703E/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の単板が所要の関係で積層接着された
単板積層板の製造方法に関する。
[従来技術] 本出願人は、先に特願昭56−197563号において
、合板を構成する全部或いは任意複数枚の単板が、単板
のmN方向へ所要の寸法づつずれて積層接着されており
、しかも同方向においてずれた寸法毎に段階的に合板の
厚さ方向へ屈曲しては合板の両面に対して平行に延在す
る構造の合板を提案した。
これにより、従来においては廃材、チップ或いは燃料等
としてしか利用出来なかった比較的短尺状の単板を使用
して長尺状の合板を形成し、木材資源の有効活用を可能
にしている。
また、同種の合板としては、比較的短尺状の単板相互を
接合して長尺状の接合単板を形成し、所要の長さ毎に切
断された接合単板相互を積層接着して板状体に形成され
た所謂単板積層材が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 然し乍、前者にあっては、積層接着される単板の端部相
互が、所要の寸法毎に合板の厚さ方向へ屈曲形成される
ため、このように製造された合板には厚さ方向に対する
単板端部の形状及び単板のの曲げ応力が少なからず残存
していた。このため、時間の経過等に伴ってこの単板端
部の形状及び単板の曲げ応力が合板の表面に顕在化して
該合板の表面が所要の寸法毎に凸状に変形する問題を有
していた。これにより高品質の合板が得られなかった。
また、後者の特に薄物にあっては、積層材強度が積層接
着される各接合単板の接合強度に大きく代作している。
通常この単板積層材は各単板相互がバットジヨイントさ
れているが、単板相互をスカーフジヨイントして接合強
度を得ている場合があり、このような場合、充分な接合
強度を得るには接合される各単板の端部を該単板の厚さ
に対し約8倍以上の勾配でスカーフカットする必要を有
している。然し乍、この勾配で効率的にスカーフカット
加工することは通常の単板にあっては事実上困難である
と共に、またこのような状態でスカーフカットされた単
板相互を接合するとき、その表面が平面状になるように
各スカーフカット面を互いに一致させてスカーフジヨイ
ントすることも事実上困難であった。このため高品質な
単板積層材が得られにくい問題を有していた。
「問題点を解決するための手段] 第1発明の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、短尺状
の単板から長尺状の積層材を形成する際に表裏面の平面
性が優れ、かつ曲げ強度の高い単板積層板を形成するこ
とが可能な単板積層板の製造方法を提供することにある
また、第2発明は、比較的短尺状の単板から長尺状の積
層材を形成する際、その厚さを任意に変更可能な単板積
層板の製造方法を提供することにある。
このため第1発明は、長さが、略等しい多数の単板相互
を、少なくとも一方の端部が所要の間隔づつずれた傾斜
状に積層接着して単板積層材を形成する工程と、前記単
板積層材を、各単板の端部を残したその厚さ方向の適宜
中間部において厚さと直交する方向へ分割切断して一対
の積層板構成材を形成する工程と、前記一対の積層板相
互を、その非切断面が対向するように接着する工程と、
からなることを特徴とする単板積層板の製造方法、また
第2発明は、前記一対の積層板構成材相互を、その非切
断面に表われる各単板の端部が係合するように接着する
特許請求の範囲第1項記載の単板積層板の製造方法であ
る。
[発明の作用] 第1発明によれば、長さが略等しく比較的短尺状の多数
の単板を、各単板の端部が所要の間隔づつずれた傾斜状
態で積層接着することにより単板積層材を形成したのち
、該単板積層材を、各単板の端部を残した厚さ方向の中
間部で該厚さと直交する方向へ分割切断して一対の積層
板構成材を形成する。そしてこれ等積層板構成材相互を
その非切断面に段差状に表われる各単板の端部が互いに
対応するように接着し、表裏面に、平面状の積層板構成
材の分割切断面が表われる単板積層板を形成する。これ
により、曲げ強度及び曲げこわさ等に優れ、また表裏面
の平面性が優れた長尺状の単板積層板が得られる。
また、第2発明は、一対の積層板構成材相互を接着する
際、両者間に所要厚さの単板を介在させるため、該単板
により形成される積層板の厚さを所要の厚さへ容易に変
更し得る。
[実施例] 第1発明 以下、本発明方法の一実施例に従って実施例を説明する
先ず、単板積層板を説明すると、該単板積層板の概略を
示す第1図において、繊維方向が形成される単板積層板
1の厚さTに応じた所要の長さ11及び厚さtからなる
多数の単板3は、その繊維を所要の方向(第1図に示す
水平方向)に向けた状態で、かつ夫々の繊維方向端部3
a・3bが水平方向へ所要の間隔12づつずれた傾斜状
態に積層接着され、単板積層材(図示せず)が形成され
る。この単板積層材は、その表裏面において各単板3の
IItM方向端部3a・3bが水平方向へ前記間隔12
づつずれた段差状に表われる。そして該単板積層材を、
各単板3の繊維方向端部3a・3bを残したその厚さ方
向の中間部で水平方向へ分割切断し、一対の積層板構成
材5・6が形成される。該積層板構成材5・6の分割切
断面5a・6aには、前記間隔皇2及び単板3の厚さt
に応じた傾斜角度の各単板3の水平切断面が、水平方向
へ連続した平面状に表われる。また、これら8!層板構
成材5・6の非切断面5b・6bには間隔吏2づつずれ
た単板3の各繊維方向端部3a・3bが段差状に表われ
る。そして単板積層板1は、これら非切断面5b・6b
相互を対向させ、各繊維方向端部3a・3bとが互いに
接合されるように積層板構成材5・6相互を接着するこ
とにより形−成される。これにより単板積層材1の中間
部において各繊維方向端部3a・3b相互が間隔皇2毎
に係合した状態で、かつ単板3相互が前記間隔12及び
厚さtに応じた傾斜角度でスカーフジヨイント状に積層
接着されたと同じ効果となり、表裏面が連続する平面状
の切断面5a・6aからなる単板積層板1が形成される
尚、等厚の単板3を使用した場合、前記間隔12、長さ
11.厚さt及び厚さTとの因において通常法の関係が
ある。
12−11 ・t/T 次に上記のように構成される単板積層板1の製造方法を
説明する。
単板積層材の概略を示す第2図及び該単板積層材の形成
状態を示す第3図において、前述したように各単板3は
、その繊維方向が所要の長さ11に予め定尺取りされる
と共に各繊維が図示する略水平方向を向くように配列さ
れる。単板の厚さtは、形成される単板積層板1の厚ざ
T1単板の長さ11及び後述する間隔12に応じて適宜
設定されるものであり、上記した各単板3は、夫々の繊
維方向端部3a・3bが水平方向へ所要の間隔12づつ
ずれた傾斜状態に積層接着され、単板積層材7が形成さ
れる。該間隔皇2は単板3厚さtと共に、形成される単
板積層板1の構成及び強度に応じて適宜設定されるもの
であり、一般に強度の高い単板積層板1を形成するには
、各単板3の厚さtを小さくする一方間隔12との比を
太き(とることによって傾斜角度を小さくし単板相互の
接着面積比率を大きくして所要の単板積層強度が得られ
る。尚、該間隔12は、単板3の厚さtに対し通常的1
0〜200t (200を以上であっても当然に実施可
能である。)に設定される。また、通常単板積層板1を
形成する場合には、該単板3の長さ皇1及び厚さTは予
め決定されている場合が多く、前記間隔12及び厚さt
を任意に変更することにより所要の単板積層板1が形成
される。
上記関係で形成された単板積層材7は、その表裏°面に
おいて各単板3の繊維方向端部3a・3bが水平方向へ
前記間隔吏2づつずれた段差状に表われる。
この単板積層材7を連続的に形成するには、先行する単
板3の繊維方向端部3b(ffi示する後端部)上面に
次位の単板3の繊維方向端部3a(図示する前端部)を
繊維方向へ前記間隔12に応じた幅で順次重ね合わせた
後、これら各単板3の上面に対し、グルースプレッダ装
置9により分割切断する刃物への影響を考慮して酢酸ビ
ニル樹脂接着剤等の接着剤11が塗付される。このとき
、先行するI!iW1方向端部3b上面に次位の繊維方
向端部3aが重ね合わせられているため、各単板3の繊
維方向端部3bには繊維方向端部3aの重ね合わせ幅に
応じた接着剤11(第3図において破線で示す)の未塗
付部11aが形成される。上記のように接着剤11が塗
付された各単板3を、第3図に示すように繊維方向端部
3aが水平方向へ間隔12づつずれた状態で該間隔12
及び単板の厚さtに応じた傾斜角度で積層接着し、単板
積層材7が形成される。尚、該単板積層材7は、ホット
プレス装置(図示せず)等による加熱圧締により接着剤
11の硬化を図った後、単板積層板1の長手方向の長さ
に応じて定尺切断されるか或いは、定尺切断後にホット
プレス装置により圧締される。
単板積層材7の分割切断状態を示す第4図、分割切断装
置例を示す第5図及びノーズバーと駆動ロールとを示す
第6図(A)・(B)において、前記単板積層材7は、
分割切断装置13によりその厚さ方向の中間部において
該単板積層材7の厚さ方向と直交する水平方向へ分割切
断され、一対の積層板構成材5・6が形成される。単板
積層材7が分割切断される位置は、各積層板構成材5・
6の非切断面5b・6bと分割切断面5a・6aへの最
も接近した厚さ口、t2が単板積層板1の表層部の強度
に影響を与える要素であり、この厚さtl、t2の配分
を考慮した任意中間部であれば良く、必ずしも厚さ方向
の2等分位置でなくても良い。
また単板積層材7は分割切断装置13により該単板積層
材7を構成する各単板3の繊維と直交する方向へ分割切
断される。然し乍、単板積層材7の分割切断力、向は、
必ずしも上記方向に限定されるものではない。一般に切
削ナイフを使用した場合には、単板積層07を各単板3
の繊維方向へ分割切断する場合、傾斜状に配列された各
単板3の繊維に沿って分割切断されるため、切断抵抗が
大きくなると共に繊維の逆目により分割切断面5a・6
aの平面性が損われる傾向を有しているので、逆目の影
響を受けにくい帯鋸等の切断装置を使用する場合にあっ
ては、上記方向に限定されるものではない。
該単板積層材7を分割切断する分割切断装置13は、ノ
ーズバー15と駆動ロール17及び切削ナイフ19とか
ら構成される。該ノーズバー15の上面には第6図(A
)に示すように単板積層材の下面に表われる各単板3の
繊維方向端部3aを係合支持する前記間隔12の多数の
段差部15aが形成される。また、駆動ロール17は、
前記ノーズバー15の上方において回転可能に支持され
、電動モータ(図示せず)に連結される駆動軸17aと
該駆動軸17aに装着される例えば硬質ウレタンゴム等
の弾性ロール17bとから構成される。
そして該弾性ロール17bの外周面には多数の段差部1
7Gが駆動軸17aの軸線方向へ前記間隔12をおいた
テーバ状に形成される。該駆動ロール17は、段差部1
7cにより単板積層材7の上面に表われる繊維方向端部
3bを係合支持しながら駆動軸17aの駆動に伴って単
板積層材7を第5図に示す実線矢印方向へ移動させる。
切削ナイフ19は前記ノーズバー15と駆動ロール17
との中間部において駆動軸17aの軸線に略平行な刃先
を有し、前記ノーズバー15により支持されながら駆動
ロール17の回転に伴って移動する単板積層材7の厚さ
方向の中間部へ刃先を作用させることにより該単板積層
材7を分割切断し、積層板構成材5・6が形成される。
これにより各積層板構成材5・6の各分割切断面5a・
6aが平面状からなるとともに各非切断面5b・6bに
は繊維方向端部3a・3bが前記間隔12毎に段差状に
表われる。
積層板構成材5・6相互の接着状態を示す第7図におい
て、分割切断装置13により形成された少なくとも一方
の積層板構成材5における非切断面5bに接着剤(図示
せず)を塗付した後、非切断面5b・6bを夫々対向さ
せ、かつ単板3の繊維方向を同一方向へ向けた状態で一
対の積層板構成材5・6が積層接着される。尚、一方の
非切断面5bに接着剤を塗付する際、該非切断面5bの
全体、従って各m雑方向端部1a・1bの端面に接着剤
を塗付してもよいが、各単板3相互の接着強度は前記端
面相互の接着に余り影響されないため、該端面への接着
剤の塗付を回避してもよい。
このとき、一対の積層板構成材5・6は各非切断面5b
・6bに表われるIl緒力方向端部3a3bとが単板積
層板1の厚さ方向の中間部において互いに接合し合うよ
うに接着される。この結果、各非切断面5b・6b相互
の接着により各繊維方向端部3aと3bとが係合され、
かつ単板3相互がスカーフジヨイント状に積層接着され
ることにより表裏面が連続する平面状の分割切断面5a
・6aからなる単板積層板1が形成される。
このように本実施例方法は、各非切断面5b・6b相互
を各繊維方向端部3a・3bが係合するように接着する
ことにより、各単板3がスカーフジヨイント状に積層接
着され、短尺状の単板3を使用した長尺状の板にも拘ら
ず曲げ強度が高く、かつ平面状のすぐれた単板積層板1
を歩留りよく効率的に形成することが出来る。
本発明は、以下のように変更実施することが出来る。
上記説明において、単板積層材7を圧締するとき、比較
的弱い圧締力により単板3相互の接着を図るものとした
が、この圧締力を大きくし、該単板積層材7を構成する
各単板3を前記間隔12毎で、その表裏面に各繊維方向
端部3a・3bに応じた凸部が残るように厚さ方向へ屈
曲させて単板積層材7を形成する方法であっても良い。
また、上記圧締力を更に大きくし、第8図に示すように
その表裏面が平面状からなり、特願昭56−19756
3号に示す合板と同様の単板積層材7を形成する方法で
あっても良い。
本実施例方法は、ram方向が所要の長さ11に定尺化
された多数の単板3を使用し、積層板構成材5・6相互
の接着時に各非切断面5b・6bに表われるmM方向端
部3a・3b相互を係合させて接着するものとしたが、
各非切断面5b・6b相互をずらせたり、111tH方
向端部3a・3b相互の間に空隙を形成したり、或いは
第9図に示すように、繊維方向の長さが11°(11>
11°)の単板4とm線方向が長さ11の単板3とをラ
ンダムに配置し、これら単板3及び4を傾斜状態に積層
接着することにより単板積層板1を形成する。このとき
、第10図に示すように、単板3・4の繊維方向端部3
a・3b、4a・4b相互間に若干の空隙41が形成さ
れるが、使用用途によっては実用上、充分な単板積層板
1が得られる。また、美感を重視する用途にあっては、
パテ等により該空隙41を充填補修することにより更に
高品質な単板積層板1が得られる。
本実施例方法は、各単板3相互の繊維が同一の方向を向
くように配列するものとしたが、異なる方向に繊維を有
する単板3を散在させて単板積層板1を形成する方法で
あっても良い。
本実施例方法は、各単板3の繊維を所定の方向に向ける
ことにより単板積層板1を形成するものとしたが、例え
ば第11図に示すように、l1m方向を水平方向に向け
た第1単板45と該第1単板45の繊維と直交する方向
に繊維を向けた第2単板47とを接合して接合単板49
を形成し、これら接合単板49相互を、第2単板47の
端部47aが所要の方向へ所要の間隔12づつずれた傾
斜状態で積層接着し、単板積層材51を形成する。
次に、端部47aを残した状態でかつ第1積層板構成材
53の上面及び第2積層板構成材55の下面に第2単板
47の繊維が表われるように単板積層材51の厚さ方向
の中間部(第11図において破線で示す)において該単
板積層材51を分割切断して、第1及び第2積層板構成
材53・55を形成する。次に第12図に示すように第
1積層板構成材53の非切断面に表われる第1単板45
の端部45aと第2積層板構成材55の非切断面に表わ
れる第2単板47の端部47aとが互いに接合されるよ
うにこれら第1及び第2積層板構成材53及び55とを
接着して表層部及び!J1層部と中間部に位置する単板
のmMが互いに直交するように配列された単板積層板5
2を形成する方法であっても良い。この場合、表層部及
び裏層部と中間部との繊維方向が互いに異なるため、合
板強度の高い単板積層板52が得られる。尚、第11図
及び第12図に示す場合と繊維方向が異なるように配列
された単板を使用する場合であっても、当然に実施可能
である。また、この単板積層板52を形成するとき、予
め第1単板45を、その端部が所要の間隔12づつずれ
た傾斜状に積層接着して第1単板積層材を、同様にして
第1単板と異なる方向に繊維を有する第2単板47を、
その端部が所要の間隔12づつずれた傾斜状に積層接着
して第2単板積層材を夫々形成したのち、これら第1及
び第2単板積層材を金弟1及び第2単板45・47の端
部が係合するように接着して単板積層材51を形成する
方法であっても実施し得る。
本実施例方法は、単板積層板1の略中間部において各繊
維方向端部3a・3b相互が係合された単板積層板1を
形成するものとしたが、第13図に示すように8111
方向端部3a・3bが所要の勾配で予めスカーフカット
された多数の単板3を傾斜状に積層接着して単板積層材
7を形成した後、単板積層材7から分割切断された一対
の積層板構成材5・6相互を接着するとき、繊維方向端
部3a・3bのスカーフカット面とを互いに一致させて
積層板構成材5相互を接着することにより単板積層板1
を形成する方法であってもよい。この場合、第14図に
示すように、単板積層板1に中間部において各単板3繊
維方向端部3a・3bがスカーフジヨイントされるため
、繊維方向端部3a・3bがバットジヨイント状に接合
された単板積層板1に比べ強度が高いものである。
上記説明は、分割切断された一対の積層板構成材5・6
を順次接着することにより単板8i層板1を形成する方
法としたが、分割切断された例えば一方の8IM板構成
材5と次の分割切断により形成された他方の積層板構成
材6とを順次接着することにより積層板構成材5・6と
を連続的に接着して単板積層板1を形成する方法であっ
ても当然に実施可能である。
また、単板積層板1を構成する単板としては、ベニヤレ
ースにより削成されたベニヤ単板或いは木材のひき板等
の木質系の全ての板を当然に包含するものである。
第2発明 積層板構成材及び中板用の単板の積層状態を示す第15
図及び単板積層板の概略を示す第16図において、第1
発明の実施例に示す方法により一対の積層板構成材5・
6を形成した後、これら積層板構成材5・6相互を接着
するとき、積層板構成材5・6の繊維と直交する方向に
繊維を有する中板用の単板43を積層板構成材5・6相
互間に配置し、これら積層板構成材5・6及び単板43
とを積層接着することにより単板積層板42が形成され
る。
このように、単板積層板42の中間に積層板構成材5・
6の繊維と直交する方向に繊維を有する単板43が配置
されるため、実質的に合板と同等の構成になり、異方性
の少ない高い板強度の単板積層板42を効率的に形成す
ることが出来る。また、積層板構成材5・6相互間に単
板43が配置されるため、第1発明により得られる単板
積層板1の厚さを該単板43に応じて所要の厚さに容易
に変更し得る。
上記説明は、積層板構成材5・6相互間に該積層板構成
材5・6の繊維と異なる方向に繊維を有する単板43を
介在させるものとしたが、第2発明は該単板43により
形成される単板積層板42の厚さを所要の厚さに調節す
るものであり、従って積層板構成材5・6と同方向にl
IMを有する単板43を介在させる方法であってもよい
。また、上記説明は、積層板構成材5・6の各非切断面
5b・6bに表われる各繊維方向端部3a・3bが対向
させると共に該積層板構成材5・6間に単板43を介在
させるものとしたが、単板積層板42の厚さに応じて各
繊維方向端部3a・3bとの対向状態をずらすことによ
り単板積層材42の厚さを変更し得る。
[発明の効果] このように第1発明は、短尺状の単板から長尺状の積層
材を形成する際に表裏面の平面性が優れ、かつ曲げ強度
の高い単板積層板を形成することが可能な単板積層板の
製造方法を、また第2発明は、比較的短尺状の単板から
長尺状のW4!!i材を形成する際、その厚さを任意に
変更可能な単板積層板の製造方法を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は、第1発明を示すものであり、第
1図は単板積層板の概略を示す斜視図、第2図は単板積
層材の概略を示す斜視図、第3図は単板積層材の形成状
態を示す説明図、第4図は単板積層材の分割切断状態を
示す斜視図、第5図は分割切断装置例を示す説明図、第
6図(A)はノーズバーを示す斜視図、第6図(B)は
駆動ロールとを示す斜視図、第7図は積層板構成材相互
の接着状態を示す説明図、第8図乃至第14図は本発明
の変更実施例を示す説明図、また、第15図及び第16
図は第2発明を示すものであり、第15図は、積層状態
を示す斜視図、第16図は単板積層板の概略を示す斜視
図である。 図中1は単板積層板、3は単板、3a・3bは端部、5
・6は積層板構成材、5a・6aは分割切断面、5b・
6bは非切所面、7は単板積層材、42は単板積層板、
43は単板、11は長さ、皇2は間隔である。 手続補正書(自発) 昭和60年5月07日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、長さが、略等しい多数の単板相互を、少なくと
    も一方の端部が所要の間隔づつずれた傾斜状に積層接着
    して単板積層材を形成する工程と、前記単板積層材を、
    各単板の端部を残したその厚さ方向の適宜中間部におい
    て厚さと直交する方向へ分割切断して一対の積層板構成
    材を形成する工程と、 前記一対の積層板相互を、その非切断面が対向するよう
    に接着する工程と、 からなることを特徴とする単板積層板の製造方法。
  2. (2)、前記一対の積層板構成材相互を、その非切断面
    に表われる各単板の端部が係合するように接着する特許
    請求の範囲第1項記載の単板積層板の製造方法。
  3. (3)、前記単板積層材は、加圧圧締により各単板が各
    単板の端部に応じて厚さ方向へ屈曲形成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の単板積層板の製造
    方法。
  4. (4)、長さが、略等しい多数の単板相互を、少なくと
    も一方の端部が所要の間隔づつずれた傾斜状に積層接着
    して単板積層材を形成する工程と、前記単板積層材を、
    各単板の端部を残したその厚さ方向の適宜中間部におい
    て厚さと直交する方向へ分割切断して一対の積層板構成
    材を形成する工程と、 前記一対の積層板構成材相互を、その非切断面を対向さ
    せると共に相互間に中板用単板を介在させて接着する工
    程と、 からなることを特徴とする単板積層板の製造方法。
JP5745385A 1985-03-19 1985-03-19 単板積層板の製造方法 Pending JPS61213102A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5745385A JPS61213102A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 単板積層板の製造方法
US06/839,066 US4725325A (en) 1985-03-19 1986-03-13 Method of producing laminated plate
BR8601195A BR8601195A (pt) 1985-03-19 1986-03-18 Processo de produzir uma chapa laminada
KR1019860001978A KR900003806B1 (ko) 1985-03-19 1986-03-18 적층판(plywood)의 제조방법
EP86103666A EP0198256B1 (en) 1985-03-19 1986-03-18 Method of producing laminated plate
DE8686103666T DE3672871D1 (de) 1985-03-19 1986-03-18 Verfahren zur fertigung einer schichtplatte.
CN86102676.4A CN1005394B (zh) 1985-03-19 1986-03-19 生产叠层板的方法
CA000504443A CA1280060C (en) 1985-03-19 1986-03-19 Method of producing laminated plate
US07/351,656 USRE33703E (en) 1985-03-19 1989-05-15 Method of producing laminated plate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5745385A JPS61213102A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 単板積層板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61213102A true JPS61213102A (ja) 1986-09-22

Family

ID=13056083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5745385A Pending JPS61213102A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 単板積層板の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS61213102A (ja)
CN (1) CN1005394B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09123107A (ja) * 1996-01-16 1997-05-13 Meinan Mach Works Inc 歪の少ない合板の製造方法
CN103600379A (zh) * 2013-10-11 2014-02-26 宜兴市一洲木业有限公司 一种osb4—竹木复合集装箱底板用覆膜胶合板及其制作方法
CN103640066A (zh) * 2013-12-06 2014-03-19 南京林业大学 一种集装箱底板用复合人造板及其制造方法
CN104385386A (zh) * 2014-09-19 2015-03-04 广西天利恒木业有限公司 集装箱底板用全速生林材复合胶合板
CN104385391A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 福建农林大学 一种环保屏风隔断板材的加工方法
CN104493916A (zh) * 2014-11-17 2015-04-08 福建德艺集团股份有限公司 一种竹木复合板及其制备方法
CN104802228A (zh) * 2014-01-27 2015-07-29 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 一种增强塑料复合底板、制备方法及其应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101830012A (zh) * 2010-05-07 2010-09-15 广西大学 单板条双向定向重组木板及其制造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09123107A (ja) * 1996-01-16 1997-05-13 Meinan Mach Works Inc 歪の少ない合板の製造方法
CN103600379A (zh) * 2013-10-11 2014-02-26 宜兴市一洲木业有限公司 一种osb4—竹木复合集装箱底板用覆膜胶合板及其制作方法
CN103640066A (zh) * 2013-12-06 2014-03-19 南京林业大学 一种集装箱底板用复合人造板及其制造方法
CN104802228A (zh) * 2014-01-27 2015-07-29 上海杰事杰新材料(集团)股份有限公司 一种增强塑料复合底板、制备方法及其应用
CN104385386A (zh) * 2014-09-19 2015-03-04 广西天利恒木业有限公司 集装箱底板用全速生林材复合胶合板
CN104385391A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 福建农林大学 一种环保屏风隔断板材的加工方法
CN104493916A (zh) * 2014-11-17 2015-04-08 福建德艺集团股份有限公司 一种竹木复合板及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1005394B (zh) 1989-10-11
CN86102676A (zh) 1986-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3970497A (en) End trim plywood process
EP1616679B1 (en) Diagonal laminated veneer lumber and method of manufacturing the same
JPS61213102A (ja) 単板積層板の製造方法
US3503833A (en) Laminated panel construction and method of making same
JP4209982B2 (ja) レース単板材を利用した板材の製造方法
KR900003806B1 (ko) 적층판(plywood)의 제조방법
JPS61213150A (ja) 積層板の製造方法
JPH024401B2 (ja)
JPH0411069Y2 (ja)
JPH0671608A (ja) 単板積層材の製造方法
JPS61283540A (ja) 積層板
JP2000210912A (ja) 加工木材製品を基にした積層板の製造方法、積層板及び加工木材製品板
JPS595524Y2 (ja) 合板
JP2608316B2 (ja) 複合木質材の製造方法
JPS63153101A (ja) 寄木模様単板
JPS61252101A (ja) 積層板の製造方法
JPH0342162B2 (ja)
JPS6056504A (ja) 集成板の製造方法
JPS59158204A (ja) 集成化粧単板の製法
JPS61287701A (ja) 積層板の製造方法
JPH0543487B2 (ja)
JPH024402B2 (ja)
JPS6111164B2 (ja)
JPH04136363A (ja) 曲線框用曲線材の製造方法
JPH06322B2 (ja) 積層板の製造方法