JPS595524Y2 - 合板 - Google Patents

合板

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Publication number
JPS595524Y2
JPS595524Y2 JP17913278U JP17913278U JPS595524Y2 JP S595524 Y2 JPS595524 Y2 JP S595524Y2 JP 17913278 U JP17913278 U JP 17913278U JP 17913278 U JP17913278 U JP 17913278U JP S595524 Y2 JPS595524 Y2 JP S595524Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
plywood
veneers
angle
cut
Prior art date
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Expired
Application number
JP17913278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5599808U (ja
Inventor
義久 斉藤
Original Assignee
野田合板株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 野田合板株式会社 filed Critical 野田合板株式会社
Priority to JP17913278U priority Critical patent/JPS595524Y2/ja
Publication of JPS5599808U publication Critical patent/JPS5599808U/ja
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Publication of JPS595524Y2 publication Critical patent/JPS595524Y2/ja
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリー単板を互いに繊維方向を直交せる如
く複数枚を積層接着してなる合板において、表裏板6、
裏単板7あるいは生単板8として繊維方向木口端5aが
接合された接合単板を用いた合板に関するものである。
従来合板において生単板は曲げ強度など合板の強度に影
響を与えないので単板の繊維方向の木口相互あるいは繊
維方向と平行方向の木口相互をバットジヨイントの方法
によって接合した接合単板を用いていた。
しかし表単板6、裏単板7あるいは中芯単板8は合板の
強度に影響を与えるため繊維方向と平行の木口面をバッ
トジヨイントにより接合したものを接合単板を用いてい
た。
しがし繊維方向の木口面5aの接合された接合単板はそ
の接合面が曲げなどに弱くなり、合板の強度を低下させ
る欠点があった。
そのため従来は表面、裏面あるいは中芯用の単板として
剥がれたロータリー単板に虫喰い、フシなどの欠点部分
をパッティングなどによって補修し・低級品として使用
したり、また欠点の著しいものは合板用単板として用い
ることができず、チップ原料にするなどしなくてはなら
なくなり、歩留りをイ氏下する原因となっていた。
本考案はこのような従来の問題点を解決し強度的に低下
することのない繊維方向の木口の接合された表単板、裏
単板あるいは中芯単板を用いた合板を得ようとするもの
である。
その構成は次の通りである。
任意厚みに切削されたロータリー単板を互いに繊維方向
を直交せる如く複数枚積層接着してなる合板において、 a 繊維方向が長手方向の表単板6、裏単板7あるいは
中芯単板8は2枚の接合単板を互いに向い合う木口面5
aにおいて接合したこと。
b 前記接合木口面5aは繊維方向に平行の木口面2に
対して10〜80°の角度をもって斜めに切截されてい
ること。
C前記木口面5aは単板の表面または裏面に対して適宜
の角度αをもって切截した傾斜面5を形成したこと。
d 前記傾斜面5の傾斜方向は繊維方向が長手方向の単
板の1板毎に交代すること。
以下本考案を添付図面に示された実施例に基づいて説明
する。
ロータリーレース、スライサーなどの切削装置を用いて
原木を任意の厚みに切削し単板1を得る。
単板1の繊維方向端面5aを繊維方向と平行の木口部2
に対して10〜80度の角度をもって斜めにしかも単板
1の表面3あるいは裏面4に対して適宜角度αをもって
切削し、傾斜面5を形成する。
傾斜面5はその長さが単板厚さに対して3〜25倍とな
るように形成することが好ましい。
傾斜面5の長さが単板厚さの3倍以下の場合は従来のバ
ットジヨイントによる方法と強度的にはかわらなくなる
また25倍以上の場合傾斜部先端が接合時オーバーラツ
プしたり傾斜面5の切削加工が難かしくなるほど問題点
が発生するため好ましくない 次に各々傾斜面5を形成された単板1の相対する傾斜面
の少なくとも片面に接着剤を塗布した後、該傾斜面を突
合せ接合し接合長尺単板を得る。
接合長尺単板を表単板6、裏単板7あるいは中芯単板8
として用い、その長尺単板の間に該単板と繊維方向を直
交せる如く生単板9を介在しそれらを接着剤によって一
体に積層接着し合板を得た。
長尺単板を表単板6、裏単板7あるいは中芯単板8とい
うように複数枚使用する場合、その傾斜面5の傾斜方向
が第2図の示すように上下に位置する接合単板と逆にな
るように積層する。
本考案は上記のような構成の合板であるので単板の繊維
方向端面を接合された長尺単板を用いても接合部がスカ
ーフ切削され、しかも斜め継ぎされるため接着面積が増
大されるとともに該接合部への応力集中が減少され、引
張り強度、曲げ強度など強度が一枚単板を使用した場合
の強度に近いものとなる利点を有する。
また表単板に長尺単板を使用した場合、接合部が斜め継
ぎされているので、その表面に印刷、化粧紙貼り、突板
貼りなど適宜化粧を施した時においても長尺単板の材色
の不揃いなどが現われにくくなるなどの利点を有するも
のである。
さらに、木口面5aを形成する傾斜面5の傾斜方向は繊
維方向が長手方向の単板の1板毎に交代するように積層
されているので、表面からの曲げに対しても、裏面から
の曲げに対しても均一な曲げ応力を生ずるのしたがって
、建材として使用するとき反りを起さない。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に用いる接合単板の斜視図。 第2図;本考案合板の斜視図。 第3図:本考案合板の平面図。 1・・・単板、2・・・木口部、3・・・表面、4・・
・裏面、5・・・傾斜面、6・・・表単板、7・・・裏
単板、8・・・中芯単板、9・・・生単板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 任意厚みに切削されたロータリー単板を互いに繊維方向
    を直交するように複数板積層接着してなる合板において
    、 繊維方向が長手方向の表単板6、裏単板7あるいは中芯
    単板8は2枚の接合単板を互いに向い合う接合木口面5
    aにおいて接合したものであり、前記木口面5aは繊維
    方向と平行の木口面2に対して10〜80°の角度θを
    もって斜めに切截され、かつ、単板の表面あるいは裏面
    に対して角度αをもって切截した傾斜面5として形成さ
    れており、さらに、前記傾斜面5の単板の表裏面に対す
    る角度αの傾斜方向は繊維方向が長手方向の単板の1枚
    毎に交代する、 ことを特徴とする合板。
JP17913278U 1978-12-31 1978-12-31 合板 Expired JPS595524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17913278U JPS595524Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31 合板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17913278U JPS595524Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31 合板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5599808U JPS5599808U (ja) 1980-07-11
JPS595524Y2 true JPS595524Y2 (ja) 1984-02-20

Family

ID=29190265

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JP17913278U Expired JPS595524Y2 (ja) 1978-12-31 1978-12-31 合板

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JPS5599808U (ja) 1980-07-11

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