JPS61210794A - 音響用キャビネットの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は音響用キャビネットの改良に関する。

［従来の技術及び問題点］ 従来の、この種音響用ギヤビネットとして、合板、パー
ヂクルボート等の板材を所定の寸法に切断してバッフル
板、側板、天地板等の板どりをした後、これらを酢酸ビ
ニール系のエマルジョン等によって箱形状に組立てるも
のがある。しかし、この方法では無駄な端材が多量に発
生し、接着、　　　。

乾燥にも時間がかかること、接着部の補強及び隙間防止
の後加工が必要であるなどの欠点があった。

そこで、上記欠点を解決するものとして、音響用キャビ
ネットを一体成形法で製作する方法が各方面で研究され
ている。

しかし、成型に使用される材料は、一体成形をすること
の出来る原料であること、剛材であって振動したり音を
通したりしない音響効果の優れた材質であること、その
他音費キャビネットとしてふされしい条件、例えば取扱
易さや美しさ等を備えている材料であること、等といっ
た要請を満足させる材質となると限られてくる。

従来は一体成形が可能で、かつ音響効果が良いと言うこ
とで、セメントを原料にして当該キャビネットを一体成
型することが考えられた（実開昭５０−７９４３１号公
報に記載された考案がある〉。しかし、セメントはいか
にも重すぎて、使用範囲が限定されてしまう。

ところが、近年木材チップに接合剤を型で圧縮成型する
技術が開発された。この方法により圧縮成ハリされた新
しい素材は軽＜−Ｃ扱易いというだけでなく、音響効果
においても優れており、音響キＡ７ビネツ［へ用の材料
としての適した特性を備え（いることが判明した。そこ
で、本５を明者は早速この木材デツプに接合剤を？Ｉ２
「た原料を型で圧縮成型する技術を利用して、音響キャ
ビネツ１〜を製）１５するωＩ究が進められた。

しかし、音響用ギヤじネツ１〜の用に奥行きの深い箱を
一体で成へ”！するこ（ま、圧縮力を均一に加えること
が技術的に到しく極めて能率が悪くなるうえ、設備が大
型で複雑化する、コスト高になり、一般的ではないこと
が解った。この技術課題の克服は難しく　（Ｌｉ２−Ｑ
も成功した例は報告されておらず、現在でも平板に近い
バッフル板だけを圧縮成型で実用化しているのか現状で
ある。

「発明の目的１ 本発明は上記のような欠点を解消し、バッフル板だ【〕
は、接合剤を混ぜた木材チップの圧縮成型て形成し、−
）−トヒンツ［〜の側面部は既製の・ＩＩ仮を用い（構
成し、両、ｈの接合を接合剤を混１！’　／、：　４、
祠ブップの圧縮成型にＪ、る内枠の　体形成にＪ、　）
６行ない、これ（ごＪ、って資４Ａの節減と製造の簡略
化を図りながら、昌響的良々ｒさを翰持し、（＃ｊ　！
ｆｉ伯の高い））費用）−Ａ・ビネツ［〜を提（１せん
どＪるもの（゛ある。。

［発明の概要） 木Ｒ，明は［−記の目的を達成りるために、次のＪ、う
な手段を採ったしのである。

即ら、本発明に係る８響用−１−ヤビネツ１−は、前後
間の開口した箱１．（＋ど、前記箱枠の内側面に接盾剤
を混合した本（・１ブツブを１１縮成型りるＬとにＪ、
って形成された内枠と、前記箱枠前面であって、かつ前
記内枠と−（イ＼に形成されたパツノル仮とよりなるこ
とを１２１徴とするものでパある。

「発明の実施例Ｊ 以下、本５を明を図面の実施例に」、って説明力る＝３
− と、第１図は本発明に係る音響用−ギヤビネットの構成
部品を示す未完成状態の斜視図で、第２図及び第３図は
、同キマ？ビネツ１〜の製造工程を示す説明図、第４図
は同ギヤビネットの完成品を示す一部切除した斜視図で
ある。

図面において、１ば前後面が開口した箱枠で、この箱枠
１は合板、パーチクルボード等の帯状板材に、Ｖ字満２
を所定間隔毎に並設して左右の側板３ａ　、３ｂど天板
４、地板５とを形成すると共に、字１ｆｌ１１２で折曲
し、両端部６ａ　、６ｂを接合することにより構成した
ものである。

７は圧縮成型機で、下金型８には上記の箱枠１を受納す
る受納凹部９が形成されていると共に、Ｆ金型を加熱す
るヒータ１０が配置されている。

１１ａと１１ｂとは夫々後述するバッフル板１２にスピ
ーカ用窓孔１３ａ、１３ｂを形成するためのビス［・ン
で、このビス［−ン１１ａ、１１１）は」二足受納凹部
９の底面に開口した円柱孔１４ａ、１、！Ｉｂに上下方
向に摺動自在なるよう嵌合されていると共に、スプリン
グ１５ａ、１５ｂにより常時、上下刃向にイ」勢されて
いる９、尚、受納凹部τ〕の底面にはビスｌ〜ン１１ａ
、１１１）の外周に７（ンつて前記スピーカ用窓孔１３
ａ　、１３ｂの４周にスピーカフレーム外周が嵌合づる
周１１＾’Ｉ　６ａ　、　１６ｂを形成Ｊるための突条
部１７ａ、１７ｔ＋が突設されている。

又、圧縮成型記７の上金型１８は、ぞの外周敬称が前記
箱枠１の内側形状Ｊ、り多少小さく形成されている。即
ち、圧縮成型■）に、−１金型１８の外周面と箱枠１の
内側面との間に間隙が形成されるＪ、うになっている。

又、上金型１８の外周面と底面との稜角は隅取１９にし
て、１わ述のバッフル板１２と内枠２０との接合部に隅
イ」２１を形成づる。

次に、本発明ギヤビネットの製造について説明する。

先ヂ、箱枠１の内側面に接合剤を塗イｌｉ　シて、第２
図で示すように該箱枠１を下金型８の受納凹部９内にセ
ットした後、箱枠１内に接合剤を混入した木材デツプ２
２を所定量だけ充填すると其に、ヒータ１０にＪ：り下
金型８を１２０℃−１７０℃に加熱り−る。尚、接合剤
として１；１、−１リア系、メラミン系、フ丁ノール系
等ｈ＜用いられる。次いで、第３図に示づＪ−゛うに、
上金型１ε３を降下さ已、２０　・−５０ｋｇ、’　ｃ
ｍ２でＥ）　・−１５分間、箱枠１内の木材チーツブ２
２を力１月りれは′、ビス［・ン１１ａ、１１１）（ま
ト動じ、上金型１ε３の底面と受納凹部９の４−而との
間で熱Ｔ＋、　柑ｉされた木材デツプ２２により周ｉ名
１６ａ　、１６ｂ伺きのスピーカ用窓孔１３ａ１３１）
をイ■づるバッフル（反１２と、−１−金型１８の外周
面と箱枠１の内側面との間隙で熱圧縮され該内側面に接
合した内枠２０と、隅付２１どが一体に形成される。

ぞして、木祠チッ１２２に混入した接合剤のキュアが終
了した後、箱枠１を受納凹部９から取り出せば、第４図
で示づように、箱枠１にバッフル板１２と内枠２０が一
体に接合された製品としてのＦ　ｔｌビネッ］〜か（ｙ
７られる。尚、裏板２３は通常の手段で箱枠１の後面に
取イ・１りられる。

［発明のりＪ宋１ 十）小のＪ、う’、＋：’Ａ成したので、ハッーノル仮
ど箱枠の接４につい（，１”［別に１８着伯ｊ′、の一
１程を設（Ｊる必ザかなく、ぞの製）告が簡略な−しの
に’＋Ｌつｔ−１゜」、た、均一４１圧縮成型技術どし
て［）１難な側面部は＞ｊｉｌ　１．（・、に１′１つ
に箱枠に」す、理想の形状にあらかじめ製イノ１しでお
（」るのＣ１！Ｉ−編成型技術のもっている奥行きのあ
る側面の剛性を維持した￥！造が困難゛Ｃあるという弱
点を充分カバーしており、音響効果つ晶質に対りる安定
慴をＴｊｆｆ　（２ｉる？１響−１−トビネッ１−を３
′７にとがでさた。

更に、パ通はバッフル板と側面部を別体につくった場合
、その）３合部分の加［か作業−１−の負担と’＋Ｚす
、「１つ、での接合部分の信頼性に欠陥が牛じ易くなる
ものて゛あるが、本発明はバッフル板を内枠と　体に形
成覆ることにＪ、す、両省の接合を簡単に、しかも接合
の信！（ｉ　ｌ！ｌを保つことかできる。

ぞの結果、本発明に係る？″ｌ慎）川ＩＡ・ビネッＩ−
は、音−を箱としＣの剛１１１が人きく、しかし音圧漏
洩かないのＣ゛音響効果において優れた製品どなった。

＝７−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る音響用Ａ−レビネッ［−の構成部
品の未完成状態を示す斜視図で、第２図と第３図は同キ
ャビネッ１への製造説明図、第４図は同キャビネッ１〜
の完成状態を示す一部を切除した斜ン児図で・ある。 １・・・・・・箱枠、　１２・・・・・・バッフル板２
０・・・・・・内枠、２２・・・・・・木材チップ特　
　許　　出　　願　　人 パイオニア株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前後面の開口した箱枠と、前記箱枠の内側面に接着剤を
   混合した本材チップを圧縮成型することによって形成さ
   れた内枠と、前記箱枠前面であって、かつ前記内枠と一
   体に形成されたバッフル板とよりなることを特徴とする
   音響キャビネット。