JPS61208913A - バランコイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アンテナ等に用いられるバランコイルに関
するものである。

従来の技術 従来のバランコイルは、例えば実願昭６８−１７２６０
号に示されるように、第３図のような構造になっていた
。

すなわち従来のバランコイルは、４つの巻縮Ｎ１１．Ｎ
１２．Ｎ２１．Ｎ２２をす７グ３アＣ１に巻回した構造
になっていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしこのような構造では、リングコアＣ１のように形
状が閉じているため、巻線を巻回する巻線作業が面倒で
あり、生産コストが上がり価格が高くなり、巻線の端を
そのまま他の回路部分に接続するので空中配線に近くな
り特性が安定に得られない。そしてバランコイルの接続
、固定作業も面倒であり使用しづらいという問題があっ
た。

本発明はこのような問題点を解決するもので、巻回作業
なしで、性能の安定化を図シ、大量生産を可能とするも
のである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、前述のリングコ
アＣ１をドラム形コアに変え巻線を行なうものである。

作　　用 この構成によシ、ドラム形コアの夫々の巻溝に撚線によ
多巻線を施こし、伝送線路トランスをバランコイルとな
るよう端子ビン上部にて結線を行なう。

この結果、各コイルの線長を等しくすることができ、且
つコイル間の結合バラツキ、特性インピーダンスのバラ
ツキの非常に小さな構成ができるようになる。

実施例 第１図は本発明の一実施例によるバランコイルの構造を
示す断面図であり、第１図において巻溝Ｗ１　に巻線Ｎ
１１　、　Ｎ１２　、巻溝Ｗ２に巻線Ｎ２１　、　Ｎ２
２　。

を施したドラム形コアＤ１　　の鍔に貫通穴を設け、こ
の貫通穴に端子２を固着する。

この端子２は、ドラム形コアＤ１　　の上部に突出部２
ａを有する。

又巻線Ｎ１１．Ｎ１□、　Ｎ２１　、　Ｎ２゜は、共に
密着状態が最適条件となるので、密着巻線を行なうのが
良い。さらにこの条件を満足させるためには、巻線Ｎ１
１．Ｎ１□９巻線Ｎ２１．Ｎ２□、を撚線を使用すれば
さらに効果的である。

特にインピーダンスバラツキを小さくするためには、コ
イルリード線をできるだけ短くすることが望ましく、端
子術ドラム形コアＤ１　　の端子２の突出部２ａに配線
を行なう構成にすると良い。この結果構成されたバラン
コイルの等何回路は、第２図のようになる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ドラム形コアを使用する
ため、コイルの巻線は容易になり、コイルの結合度およ
び、バランコイルの特性インピーダンスのバラツキを小
さくすることができ、又バランコイルの固定も端子を付
けることによシ作業が簡単で構造上大量生産が可能とな
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のバランコイルを示す断面図
、第２図は同バランコイルの等何回略図、第３図は従来
のバランコイルを示す平面図である。 Ｄ　・・・・・・ドラム形コア、Ｗｌ、Ｗ２　・・・・
・・巻溝、Ｎ１１　、　Ｎ１゜、　Ｎ２１　、　Ｎ２□
・・・・・・巻線、２・・・・・・端子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ２ｆ 第３図 ＩＺ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻線が施こされる少なくとも２つの巻溝を有する
   ドラム形コアの鍔に貫通穴を設け、その貫通穴に端子ピ
   ンを植設してなるバランコイル。
2. （２）ドラム形コアの夫々の巻溝に撚線を巻線してなる
   特許請求の範囲第１項記載のバランコイル。
3. （３）ドラム形コアの夫々の巻線を密着巻線してなる特
   許請求の範囲第１項記載のバランコイル。