JP2622372B2 - バランコイル - Google Patents

バランコイル

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JP2622372B2
JP2622372B2 JP60135351A JP13535185A JP2622372B2 JP 2622372 B2 JP2622372 B2 JP 2622372B2 JP 60135351 A JP60135351 A JP 60135351A JP 13535185 A JP13535185 A JP 13535185A JP 2622372 B2 JP2622372 B2 JP 2622372B2
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JP
Japan
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coil
ferrite substrate
balun
coils
balun coil
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豊 堤
正克 津村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアンテナ等に用いられるバランコイルに関す
る。
従来の技術 従来のバランコイルは、第3図のように構成されてい
る(トランジスタ技術、1984年第7号、第444頁〈図14
−20〉「伝送線路トランスの応用」CQ出版〈株〉発
行〕。つまり、コイル16,17,18,19の4つのコイルをリ
ングコア20に巻回し、コイル16の一端を端子T1、コイル
16の他端とコイル19の一端とを接続して端子T2、コイル
19の他端とコイル17の一端とを接続して端子T3、コイル
17の他端とコイル18の一端とを接続して端子T4、コイル
18の他端を端子T5としている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、コアがリングコア20のよ
うに形状が閉じているため、コイル16〜19の巻回作業が
非常に面倒であり、そのため生産コストが上がり、価格
が高くなる。しかも、バランコイルの接続、固定作業も
面倒であって使い勝手が悪く、端子Tt〜T5を他の回路部
分に接続するので空中配線のようになって、特性が不安
定になる。
本発明は性能の安定化を図ると共に大量生産に適した
バランコイルを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のバランコイルは、フェライト基板の一方の面
に折れ線状のコイルを互いに平行に複数形成して少なく
とも2組の伝送線路トランスを構成し、前記フェライト
基板に穿設された貫通孔を介してフェライト基板の他方
の面で前記コイルのうちの所定のコイル同志を接続した
ことを特徴とする。
作用 この構成によると、フェライト基板への印刷、焼成作
業などにより、必要なコイル形成出来、従来のような煩
わしい巻回作業を必要としないため、大量生産に適す
る。また、コイルが折れ線状であるため反射係数を調整
することができると共に各コイルの線長を等しくするこ
とが出来、コイル間の結合のバラッキ、特性インピーダ
ンスのバラッキを非常に小さなものとすることが出来
る。更に、固定作業も容易で、使い勝手も良好である。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図と第2図に基づいて
説明する。
第1図は本発明のバランコイルの平面図で、フェライ
ト基板にコイルが形成されている。つまり、フェライト
基板1のコイル配線用の貫通孔2,3を穿設し、この貫通
孔2,3にはスルーホールメッキを施こし、フェライト基
板1の一方の面(S1)に導電性塗料を印刷し、焼成する
ことによって、折れ線状のコイル4,5,6,7と接続線8,9お
よび外部接続端子10,11,12,13,14を形成し、フェライト
基板1の他方の面(S2)に導電性塗料を印刷し、焼成す
ることによって接続線15を形成し、この接続線15によっ
て、前記のスルーホールメッキされた貫通孔2,3を介し
て前記一方の面(S1)側の折れ線状のコイル5と6を接
続してバランコイルを構成している。
第2図はこのようにして構成されたバランコイルの等
価回路を示す。
上記実施例ではフェライト基板1の一方の面(S1)に
2組の伝送線路トランスを構成したが、これは2組に限
定されるものではなく、少なくとも2組であれば同様に
実施できる。
発明の効果 以上説明したように本発明のバランコイルは、フェラ
イト基板に折れ線状のコイルおよび接続線を形成するこ
とによって構成されているため、反射係数が調整できる
と共に、コイルの結合度および特性インピーダンスのバ
ラツキを小さくし、配線リード線長のバラツキを小さく
出来るため、大量生産に適し、また、固定作業も容易で
使い勝手の良好なものである。なお、折れ線状のコイル
を互いに平行に形成することによって優れた高周波特性
が得られるとともに、フェライト基板を用いることによ
って、単位長さ当たりのインダクタンスを大きくし、か
つインダクタンス特性を優れたものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバランコイルの一実施例の平面図、第
2図は同実施例の等価回路図、第3図は従来のバランコ
イルの平面図である。 1……フェライト基板、2,3……貫通孔、4,5,6,7……コ
イル、8,9,15……接続線、10,11,12,13,14……外部接続
端子、(S1)……フェライト基板の一方の面、(S2)…
…フェライト基板の他方の面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−73544(JP,A) 特開 昭48−78463(JP,A) 実開 昭59−86723(JP,U) 実開 昭57−108316(JP,U) 実開 昭58−159722(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライト基板の一方の面に折れ線状のコ
    イルを互いに平行に複数形成して少なくとも2組の伝送
    線路トランスを構成し、前記フェライト基板に穿設され
    た貫通孔を介してフェライト基板の他方の面で前記コイ
    ルのうちの所定のコイル同志を接続したバランコイル。
  2. 【請求項2】貫通孔にスルーホールメッキを施したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバランコイ
    ル。
  3. 【請求項3】コイルを、導電性塗料を印刷し、これを焼
    成して形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のバランコイル。
JP60135351A 1985-06-20 1985-06-20 バランコイル Expired - Lifetime JP2622372B2 (ja)

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JPS5986723U (ja) * 1982-11-30 1984-06-12 株式会社光輪技研 デイレイライン

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