JPH0736366B2 - バランコイル - Google Patents

バランコイル

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Publication number
JPH0736366B2
JPH0736366B2 JP60050011A JP5001185A JPH0736366B2 JP H0736366 B2 JPH0736366 B2 JP H0736366B2 JP 60050011 A JP60050011 A JP 60050011A JP 5001185 A JP5001185 A JP 5001185A JP H0736366 B2 JPH0736366 B2 JP H0736366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coils
balun
holes
zigzag
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP60050011A
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English (en)
Other versions
JPS61208911A (ja
Inventor
正克 津村
豊 堤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアンテナ等に用いられるバランコイルに関する
ものである。
従来の技術 従来のバランコイルは、例えば実願昭58−17260号に示
されているように、第３図のような構造になっていた。
すなわち従来のバランコイルは、４つの巻線N11，N12，
N21，N22をリングコア13に巻回した構造になっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしこのような構造では、リングコア13のように形状
が閉じているため、巻線を巻回する巻回作業が面倒であ
り価格も高くなる。又バランコイルの構成がリングコア
13と巻線だけであり、巻線の端をそのまま他の回路部分
に接続するので空中配線に近くなり、特性がバラツキや
すくなり、さらに接続，固定作業も面倒であり使いづら
いものであった。
そこで、本発明は巻回作業なしで性能バラツキを防ぎ、
大量に生産を可能とするバランコイルを提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
コイル接続用の貫通穴を設けたフェライト基板の上下面
に別々にそれぞれ２組のコイルをジグザグ状に設け、か
つ上下面のジグザグ状コイルが交叉し２組の伝送線路ト
ランスが接続されるように配置したものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、フェライト基板の上下面にコイルとなる導電
性ペーストにて上下のコイルが交叉するようにジグザグ
状に印刷を行えば、フェライト基板に平面的にコイルが
構成され、従来リングコアのような閉磁気回路のフェラ
イトコアにコイルを巻回したものとほぼ同等になる。こ
のような配置を行えば結合のバランスは良好な状態にす
ることができる。
この結果、各コイルの線長は同等となり、結合バラツ
キ，インピーダンスバラツキの非常に小さな構成ができ
るようになる。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図において、フェライト基板１にコイル接続用の貫
通穴12a〜12eを設け、この貫通穴12a〜12eにはスルーホ
ールメッキを施し、フェライト基板１の上面に導電性塗
料によりジグザグ形状のコイル2,コイル４とコイル接続
線11aを、フェライト基板１の下面にジグザグ形状のコ
イル3,コイル5,接続線11b,11cと外部接続端子６〜10を
印刷焼付により形成する。
そして、貫通穴12bを介してコイル２の一端を外部接続
端子６に接続し、コイル２の他端をコイル接続線11aの
一端に接続し、このコイル接続線11aの中間部を貫通穴1
2aを介して外部接続端子９に接続し、しかも、このコイ
ル接続線11aの他端を貫通穴12eを介してコイル５の一端
に接続し、コイル５の他端はコイル接続線11cを介して
外部接続端子７とコイル３の一端に接続し、このコイル
３の他端はコイル接続線11bに接続し、このコイル接続
線11bの中間部に外部接続端子10を接続し、コイル接続
線11bの他端を貫通穴12dを介してコイル４の一端に接続
し、このコイル４の他端を貫通穴12cを介して外部接続
端子８に接続して構成され、コイル２と３が、またコイ
ル４と５がフェライト基板１を介して上下面でジグザグ
部でほぼ直交するように４個所で交叉している。
このように４つのジグザグ状のコイル２〜５でインダク
タンス成分が得られ、コイル２〜５の交互する部分でキ
ャパシタンス成分が得られるため、特定の値の特性イン
ピーダンス値の２組の伝送線路トランスを接続したバラ
ンコイルを構成し、コイル２〜５の交叉状態、ジグザグ
形状、コイル２〜５のパターン幅を調整することによっ
てインピーダンス特性が調整できることになる。この結
果構成されたバランコイルの等価回路は第２図のように
なる。
発明の効果 以上のように本発明は、閉磁気回路にリング状コイルを
容易に構成でき、リード線長のバラツキを極端に小さく
し、安定な結合状態を得ることができて結合バラツキ，
インピーダンスバラツキの小さなものが得られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例によるバランコイルを示す平
面図、第２図は同バランコイルの等価回路図、第３図は
従来のバランコイルを示す平面図である。 １……フェライト基板、2,3,4,5……コイル、12a,12b,1
2c,12d,12e……貫通穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−157108（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−93922（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−41619（ＪＰ，Ｕ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】コイル接続用の貫通穴を設けたフェライト
    基板の上下面に別々にそれぞれ２組のコイルをジグザグ
    状に設け、かつ上下面のジグザグ状コイルが交叉し２組
    の伝送線路トランスが接続されるように配置したことを
    特徴とするバランコイル。
  2. 【請求項２】フェライト基板の貫通穴にスルーホールメ
    ッキを施してなる特許請求の範囲第１項記載のバランコ
    イル。
  3. 【請求項３】コイルを導電性塗料の印刷焼付けにより設
    けてなる特許請求の範囲第１項記載のバランコイル。
JP60050011A 1985-03-13 1985-03-13 バランコイル Expired - Lifetime JPH0736366B2 (ja)

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JPS61208911A JPS61208911A (ja) 1986-09-17
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JPH01139413U (ja) * 1988-03-17 1989-09-22
JP2021184450A (ja) 2020-05-22 2021-12-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

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