JPH05315137A - ノイズ・フィルタ - Google Patents
ノイズ・フィルタInfo
- Publication number
- JPH05315137A JPH05315137A JP14198292A JP14198292A JPH05315137A JP H05315137 A JPH05315137 A JP H05315137A JP 14198292 A JP14198292 A JP 14198292A JP 14198292 A JP14198292 A JP 14198292A JP H05315137 A JPH05315137 A JP H05315137A
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- JP
- Japan
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- wire
- conductive
- bobbin
- noise filter
- conductive coating
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単で大量生産に適し、広帯域にわた
るノイズの抑制が可能な優れた性能を有するノイズ・フ
イルタを得ること。 【構成】 中心の導電線6、この導電線6の表面に形成
された誘電体層7、この誘電体層7の外表面に形成され
た導電性被覆8よりなる線材1をコイル状に巻装するボ
ビンと、このボビンに設けられた3つの実装用の端子1
3、14、15とを具備し、中心の導電線6の少なくとも1
つの端部と、導電性被覆8の両端部を各端子13、14、15
にそれぞれ接続したものである。
るノイズの抑制が可能な優れた性能を有するノイズ・フ
イルタを得ること。 【構成】 中心の導電線6、この導電線6の表面に形成
された誘電体層7、この誘電体層7の外表面に形成され
た導電性被覆8よりなる線材1をコイル状に巻装するボ
ビンと、このボビンに設けられた3つの実装用の端子1
3、14、15とを具備し、中心の導電線6の少なくとも1
つの端部と、導電性被覆8の両端部を各端子13、14、15
にそれぞれ接続したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の電子機器にお
ける電源回路、平滑回路、信号通過回路などに適用する
ノイズ・フィルタに関する。
ける電源回路、平滑回路、信号通過回路などに適用する
ノイズ・フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】特に、コンピュータなどのデジタル信号
を扱う電子機器においは、電源回路や信号通過回路にノ
イズ・フィルタが使用されている。
を扱う電子機器においは、電源回路や信号通過回路にノ
イズ・フィルタが使用されている。
【0003】従来のノイズ・フィルタの一例として、図
6に示すように、回路中に直列にインダクタンス(L)を
挿入し、並列にキャパシタンス(C)を接続した集中定数
回路が、ノイズ・フィルタとして従来より広く使用され
ている。
6に示すように、回路中に直列にインダクタンス(L)を
挿入し、並列にキャパシタンス(C)を接続した集中定数
回路が、ノイズ・フィルタとして従来より広く使用され
ている。
【0004】そして、このようなノイズ・フィルタで使
用するインダクタンスとしては、トロイダル型のフェラ
イト・コアまたはダスト・コアのような磁性コアにコイ
ルを巻装したものや、ビーズ型の磁性コアの孔に導線を
貫通させたものなどが使用されている。
用するインダクタンスとしては、トロイダル型のフェラ
イト・コアまたはダスト・コアのような磁性コアにコイ
ルを巻装したものや、ビーズ型の磁性コアの孔に導線を
貫通させたものなどが使用されている。
【0005】このようなノイズ・フィルタで使用するイ
ンダクタンスを製造するためには、磁性コア材の成型・
焼結工程や巻線工程を経なければならず、さらに、キャ
パシタンスを接続しなければならないので、部品点数が
多くなり、部品代および加工費がかさむという問題があ
った。
ンダクタンスを製造するためには、磁性コア材の成型・
焼結工程や巻線工程を経なければならず、さらに、キャ
パシタンスを接続しなければならないので、部品点数が
多くなり、部品代および加工費がかさむという問題があ
った。
【0006】そこで、この発明の発明者により、特願平
3−31487号において、図5に示すように、中心の
導電線6と、この中心の導電線6の表面に形成された誘
電体層7と、この誘電体層7の外表面に形成された導電
性被覆8と、この導電性被覆8の外表面に形成された絶
縁被覆9とを具備する線材1をコイル状に巻装し、そし
て、中心の導電線6の端部を接地し、導電性被覆8を通
電導体として使用し、巻装された導電性被覆8がインダ
クタンスを有し、かつ、中心の導電線6の存在により形
成された分布容量とを有するように構成したノイズ・フ
ィルタが提案された。
3−31487号において、図5に示すように、中心の
導電線6と、この中心の導電線6の表面に形成された誘
電体層7と、この誘電体層7の外表面に形成された導電
性被覆8と、この導電性被覆8の外表面に形成された絶
縁被覆9とを具備する線材1をコイル状に巻装し、そし
て、中心の導電線6の端部を接地し、導電性被覆8を通
電導体として使用し、巻装された導電性被覆8がインダ
クタンスを有し、かつ、中心の導電線6の存在により形
成された分布容量とを有するように構成したノイズ・フ
ィルタが提案された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先に提案され
たノイズ・フィルタは、広帯域にわたるノイズの抑制が
可能な優れた性能を有するが、中心の導電線と導電性被
覆とよりなる2層の線材をボビンにコイル状に巻装する
こと、コイル状に巻装された線材の線端末を処理してボ
ビンの端子に接続すること、ボビン自体が回路基板への
実装に適した形状であること、できるだけ人手をかけず
に自動的に製造できることなどの課題が存在している。
たノイズ・フィルタは、広帯域にわたるノイズの抑制が
可能な優れた性能を有するが、中心の導電線と導電性被
覆とよりなる2層の線材をボビンにコイル状に巻装する
こと、コイル状に巻装された線材の線端末を処理してボ
ビンの端子に接続すること、ボビン自体が回路基板への
実装に適した形状であること、できるだけ人手をかけず
に自動的に製造できることなどの課題が存在している。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明のノイ
ズ・フィルタは、このような課題を解決するために考え
られたもので、中心の導電線、この導電線の表面に形成
された誘電体層、この誘電体層の外表面に形成された導
電性被覆よりなる線材をコイル状に巻装するボビンと、
このボビンに設けられた少なくとも3つの端子とを具備
し、中心の導電線の少なくとも1つの端部と、導電性被
覆の両端部を各端子にそれぞれ接続したものである。
ズ・フィルタは、このような課題を解決するために考え
られたもので、中心の導電線、この導電線の表面に形成
された誘電体層、この誘電体層の外表面に形成された導
電性被覆よりなる線材をコイル状に巻装するボビンと、
このボビンに設けられた少なくとも3つの端子とを具備
し、中心の導電線の少なくとも1つの端部と、導電性被
覆の両端部を各端子にそれぞれ接続したものである。
【0009】
【実施例】図5に示すように、銅線またはアルミ線のよ
うな中心の導電線6の表面に、誘電体となる第1の薄い
絶縁被覆7を形成し、この絶縁被覆7の外表面に銅また
はアルミのような導電性被覆8を設け、さらに、この導
電性被覆8の外表面に第2の絶縁被覆9を形成した線材
1を作り、この線材1をボビンに巻装してコイルを形状
する。
うな中心の導電線6の表面に、誘電体となる第1の薄い
絶縁被覆7を形成し、この絶縁被覆7の外表面に銅また
はアルミのような導電性被覆8を設け、さらに、この導
電性被覆8の外表面に第2の絶縁被覆9を形成した線材
1を作り、この線材1をボビンに巻装してコイルを形状
する。
【0010】回路基板への実装を容易ならしめるため
に、このボビンに求められる条件の1つは、すべての端
子が面状に配列されていることである。
に、このボビンに求められる条件の1つは、すべての端
子が面状に配列されていることである。
【0011】(第1実施例)そこで、図1の斜視図に示
すように、ボビンには、その両端部に鍔部11、12が形成
されており、この鍔部11、12の一側面に実装用の端子1
3、14、15を設け、他の側面に各端子13、14、15とリー
ドを介して接続された線材の線端末固定用の端子16、1
7、18が設けられている。
すように、ボビンには、その両端部に鍔部11、12が形成
されており、この鍔部11、12の一側面に実装用の端子1
3、14、15を設け、他の側面に各端子13、14、15とリー
ドを介して接続された線材の線端末固定用の端子16、1
7、18が設けられている。
【0012】線材1の一端において、導電性被覆8およ
び中心の導電線6を端子16、17に接続し、線材1の他端
において、導電性被覆8を端子18に接続する。
び中心の導電線6を端子16、17に接続し、線材1の他端
において、導電性被覆8を端子18に接続する。
【0013】なお、各端子12〜18およびリード部は、導
電塗料の印刷またはスパッタリングの技術によって形成
すればよいのである。
電塗料の印刷またはスパッタリングの技術によって形成
すればよいのである。
【0014】(第2実施例)図2に示すように、ボビン
10には、その一端部に鍔部11が形成されており、この鍔
部11の底面には実装用の端子13、14、15を設け、鍔部11
の側面または上面には、各端子13、14とリードを介して
接続された線材1の線端末固定用の端子16、17が設けら
れ、さらに、実装用の端子15とリードを介して接続され
た線材1の線端末固定用の端子18が、ボビン10の端部に
形成されている。
10には、その一端部に鍔部11が形成されており、この鍔
部11の底面には実装用の端子13、14、15を設け、鍔部11
の側面または上面には、各端子13、14とリードを介して
接続された線材1の線端末固定用の端子16、17が設けら
れ、さらに、実装用の端子15とリードを介して接続され
た線材1の線端末固定用の端子18が、ボビン10の端部に
形成されている。
【0015】線材1の一端において、導電性被覆8およ
び中心の導電線6を端子16、17に接続し、線材1の他端
において、導電性被覆8を端子18に接続する。
び中心の導電線6を端子16、17に接続し、線材1の他端
において、導電性被覆8を端子18に接続する。
【0016】(第3実施例)図3の組立図(a)および
斜視図(b)に示すように、2つに分割された成形物20
a,20bを組み合わせて1つのボビンを形成する。
斜視図(b)に示すように、2つに分割された成形物20
a,20bを組み合わせて1つのボビンを形成する。
【0017】各成形物20a、20bには、巻芯の他に3つ
の鍔部11、12、19が設けられている。第1の成形物20a
の各鍔部11、12、19の一側面には、実装用の端子13、1
4、15が設けられており、突き合わせ面には、線材1の
導電性被覆8が収まる溝21と線材1の中心の導電線6が
収まる溝22とよりなる段付き溝部が形成されており、こ
れらの各溝21、22には、線材の線端末固定用の端子23、
24が設けられ、リードを介して実装用の端子13、14と接
続されており、他の実装用の端子15は、端面に形成され
た溝27内の線端末固定用の端子(図示せず)と接続され
ている。
の鍔部11、12、19が設けられている。第1の成形物20a
の各鍔部11、12、19の一側面には、実装用の端子13、1
4、15が設けられており、突き合わせ面には、線材1の
導電性被覆8が収まる溝21と線材1の中心の導電線6が
収まる溝22とよりなる段付き溝部が形成されており、こ
れらの各溝21、22には、線材の線端末固定用の端子23、
24が設けられ、リードを介して実装用の端子13、14と接
続されており、他の実装用の端子15は、端面に形成され
た溝27内の線端末固定用の端子(図示せず)と接続され
ている。
【0018】第2の成形物20bには、各鍔部11、12、19
に線材1が通る溝29が形成され、突き合わせ面には、第
1の成形物20aの段付き溝部と対向した溝部が形成され
ている。
に線材1が通る溝29が形成され、突き合わせ面には、第
1の成形物20aの段付き溝部と対向した溝部が形成され
ている。
【0019】線材1を巻始める端部において、被覆9を
剥がして中心の導電線6および導電性被覆8を露出させ
たのち、段付き溝部で挟むように、2つの成形物20a、
20bを突き合わせることにより、線材1を巻始める端部
を端子23、24にそれぞれ接続し、線材1を各鍔部11、1
2、19の溝29を通しながらボビンに巻き付ける。そし
て、線材1の巻終わり端部において、導電性被覆8を溝
27内の線端末固定用の端子に接続する。
剥がして中心の導電線6および導電性被覆8を露出させ
たのち、段付き溝部で挟むように、2つの成形物20a、
20bを突き合わせることにより、線材1を巻始める端部
を端子23、24にそれぞれ接続し、線材1を各鍔部11、1
2、19の溝29を通しながらボビンに巻き付ける。そし
て、線材1の巻終わり端部において、導電性被覆8を溝
27内の線端末固定用の端子に接続する。
【0020】(第4実施例)図4の(a)に示すよう
に、3本の導電棒材41、42、43よりなるリード・フレー
ム40を作り、図4の(b)に示すように、中心の導電線
6、この導電線6の表面に形成された誘電体層7、この
誘電体層7の外表面に形成された導電性被覆8、この導
電性被覆8の外表面に形成された誘電体層9よりなる線
材1をリード・フレーム40に巻装する。
に、3本の導電棒材41、42、43よりなるリード・フレー
ム40を作り、図4の(b)に示すように、中心の導電線
6、この導電線6の表面に形成された誘電体層7、この
誘電体層7の外表面に形成された導電性被覆8、この導
電性被覆8の外表面に形成された誘電体層9よりなる線
材1をリード・フレーム40に巻装する。
【0021】そして、図4の(c)に示すように、線材
1の導電性被覆8の両端部を、リード・フレーム40の2
本の導電棒材41、43に接続し、中心の導電線の1端部を
1本の導電棒材42に接続する。
1の導電性被覆8の両端部を、リード・フレーム40の2
本の導電棒材41、43に接続し、中心の導電線の1端部を
1本の導電棒材42に接続する。
【0022】このようにして、リード・フレーム40に巻
装された線材1は、図4の(d)に示すように、エポキ
シ樹脂45などにより被覆して保護し、リード・フレーム
40の不要な部分を切断して、図4の(e)に示すノイズ
・フィルタを得ることができる。
装された線材1は、図4の(d)に示すように、エポキ
シ樹脂45などにより被覆して保護し、リード・フレーム
40の不要な部分を切断して、図4の(e)に示すノイズ
・フィルタを得ることができる。
【0023】以上の各実施例に基づいて説明したこの発
明の各ノイズ・フィルタは、コイル状の巻装された線材
1の導電性被覆8は、それ自体がインダクタンスを有す
るとともに、全長にわたって中心の導電線6との間で分
布定数的にキャパシタンスが形成されているので、中心
の導電線6の少なくとも1つの端部を接地し、導電性被
覆8を電源回路、平滑回路、信号通過回路などに挿入す
れば、重畳してきたノイズを効果的に抑制することがで
きる。
明の各ノイズ・フィルタは、コイル状の巻装された線材
1の導電性被覆8は、それ自体がインダクタンスを有す
るとともに、全長にわたって中心の導電線6との間で分
布定数的にキャパシタンスが形成されているので、中心
の導電線6の少なくとも1つの端部を接地し、導電性被
覆8を電源回路、平滑回路、信号通過回路などに挿入す
れば、重畳してきたノイズを効果的に抑制することがで
きる。
【0024】この発明のノイズ・フィルタにおいて、特
に重要なことは、中心の導電線6を通電導体としないで
接地導体としたことである。中心の導電線6を通電導体
とし、導電性被覆8を接地導体として使用すると、中心
の導電線6を流れる電流によって発生されるべき磁界
が、導電性被覆8によって遮蔽されるので、所期の性能
が得られない。
に重要なことは、中心の導電線6を通電導体としないで
接地導体としたことである。中心の導電線6を通電導体
とし、導電性被覆8を接地導体として使用すると、中心
の導電線6を流れる電流によって発生されるべき磁界
が、導電性被覆8によって遮蔽されるので、所期の性能
が得られない。
【0025】しかし、導電性被覆8を通電導体として使
用し、中心の導電線6を接地導体として使用すると、導
電性被覆8を流れる電流により外に磁界を発生すること
が可能になって、インダクタンスを得ることができ、し
かも、中心の導電線6との間で形成される分布容量が有
効に作用して、広い周波数帯域にわたって挿入損失を得
ることができる。
用し、中心の導電線6を接地導体として使用すると、導
電性被覆8を流れる電流により外に磁界を発生すること
が可能になって、インダクタンスを得ることができ、し
かも、中心の導電線6との間で形成される分布容量が有
効に作用して、広い周波数帯域にわたって挿入損失を得
ることができる。
【0026】また、インダクタンスを増加させる必要が
ある場合には、コイル状に巻装された線材1を、ボビン
の軸心に沿って設けられた磁路を形成する磁性コアと鎖
交させればよいのである。
ある場合には、コイル状に巻装された線材1を、ボビン
の軸心に沿って設けられた磁路を形成する磁性コアと鎖
交させればよいのである。
【0027】
【発明の効果】以上で説明したように、この発明のノイ
ズ・フィルタによると、線材以外にコンデンサなどの部
品を必要としないので、構成が簡単で大量生産に適し、
しかも、広帯域にわたるノイズの抑制が可能な優れた性
能を有するノイズ・フィルタを得ることができる。
ズ・フィルタによると、線材以外にコンデンサなどの部
品を必要としないので、構成が簡単で大量生産に適し、
しかも、広帯域にわたるノイズの抑制が可能な優れた性
能を有するノイズ・フィルタを得ることができる。
【図1】この発明のノイズ・フィルタの第1実施例の斜
視図、
視図、
【図2】この発明のノイズ・フィルタの第2実施例の斜
視図および断面図、
視図および断面図、
【図3】この発明のノイズ・フィルタの第3実施例の組
立図および斜視図、
立図および斜視図、
【図4】この発明のノイズ・フィルタの第4実施例を製
造過程順に示した正面図、
造過程順に示した正面図、
【図5】この発明および従来のノイズ・フィルタで使用
する線材の斜視図、
する線材の斜視図、
【図6】従来のノイズ・フィルタの一例を示す回路図で
ある。
ある。
1 線材 6 中心の導電線 7 誘電体となる第1の絶縁被覆 8 導電性被覆 9 第2の絶縁被覆 10 ボビン 11、12、19 鍔部 13、14、15 実装用の端子 16、17、18 線端末固定用の端子 40 リード・フレーム
Claims (5)
- 【請求項1】 中心の導電線、該導電線の表面に形成さ
れた誘電体層、該誘電体層の外表面に形成された導電性
被覆よりなる線材をコイル状に巻装するボビンと、該ボ
ビンに設けられた少なくとも3つの端子とを具備し、上
記中心の導電線の少なくとも1つの端部と、上記導電性
被覆の両端部を上記端子に接続したことを特徴とするノ
イズ・フィルタ。 - 【請求項2】 ボビンの軸線と直交する方向に端子を設
けたことを特徴とする請求項1に記載のノイズ・フィル
タ。 - 【請求項3】 ボビンの軸線方向の端部に端子を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ・フィルタ。 - 【請求項4】 軸線方向に沿って分割された2つの成形
物でボビンを構成し、上記2つの成形物の突き合わせ面
に、線材の線端末固定用の端子を形成したことを特徴と
する請求項1に記載のノイズ・フィルタ。 - 【請求項5】 中心の導電線、該導電線の表面に形成さ
れた誘電体層、該誘電体層の外表面に形成された導電性
被覆、該導電性被覆の表面に形成された誘電体層よりな
る線材を、少なくとも3本の導電棒材よりなるリード・
フレームに巻装し、上記導電性被覆の両端部を2本の導
電棒材に接続し、中心の導電線の少なくとも1端部を少
なくとも1本の導電棒材に接続したことを特徴とするノ
イズ・フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198292A JP3306092B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | ノイズ・フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198292A JP3306092B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | ノイズ・フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315137A true JPH05315137A (ja) | 1993-11-26 |
JP3306092B2 JP3306092B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=15304648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14198292A Expired - Fee Related JP3306092B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | ノイズ・フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306092B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005119709A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Sumida Corporation | インダクタ |
KR100914955B1 (ko) * | 2004-06-04 | 2009-09-02 | 스미다 코포레이션 가부시키가이샤 | 인덕터 |
JP2011138914A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Tdk Corp | コイル部品 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP14198292A patent/JP3306092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005119709A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Sumida Corporation | インダクタ |
US7411477B2 (en) | 2004-06-04 | 2008-08-12 | Sumida Corporation | Inductor |
KR100914955B1 (ko) * | 2004-06-04 | 2009-09-02 | 스미다 코포레이션 가부시키가이샤 | 인덕터 |
JP2011138914A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Tdk Corp | コイル部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3306092B2 (ja) | 2002-07-24 |
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