JPS6120784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120784Y2 JPS6120784Y2 JP1978028859U JP2885978U JPS6120784Y2 JP S6120784 Y2 JPS6120784 Y2 JP S6120784Y2 JP 1978028859 U JP1978028859 U JP 1978028859U JP 2885978 U JP2885978 U JP 2885978U JP S6120784 Y2 JPS6120784 Y2 JP S6120784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating gate
- gate
- control gate
- capacitance
- floating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Volatile Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、EPROM、EAROM等のEROMとし
て好適な二重ゲート構造を有する半導体装置に関
する。
て好適な二重ゲート構造を有する半導体装置に関
する。
従来、フローテイング・ゲート及びコントロー
ル・ゲートの二重ゲート構造を有する半導体装置
は、EPROM、EAROM等として多用されてい
る。
ル・ゲートの二重ゲート構造を有する半導体装置
は、EPROM、EAROM等として多用されてい
る。
第1図はその種の半導体装置の要部平面図であ
り、Subは基板、Sはソース領域、Dはドレイン
領域、GFはフローテイング・ゲート、GCはコン
トロール・ゲートを示している。
り、Subは基板、Sはソース領域、Dはドレイン
領域、GFはフローテイング・ゲート、GCはコン
トロール・ゲートを示している。
この装置に於いて、書込みを行なうには、コン
トロール・ゲートGCに高い電圧を印加してお
き、ドレイン領域Dとソース領域Sとの間に電圧
を印加してフローテイング・ゲートGFに情報を
蓄積するようにしている。そして、このような書
込みを行なうには、通常の動作範囲ではコントロ
ール・ゲートGCに印加される電圧が高い程良好
に書込めるとされている。
トロール・ゲートGCに高い電圧を印加してお
き、ドレイン領域Dとソース領域Sとの間に電圧
を印加してフローテイング・ゲートGFに情報を
蓄積するようにしている。そして、このような書
込みを行なうには、通常の動作範囲ではコントロ
ール・ゲートGCに印加される電圧が高い程良好
に書込めるとされている。
しかしながら、実際上、書込みの良否を左右し
ているのは、コントロール・ゲートGCを介して
フローテイング・ゲートGFに印加される電圧で
あつて、その電圧が高ければ良い書込みを行なう
ことができるものと考えられる。従つて、何等か
の方法でフローテイング・ゲートGFに高い電圧
を印加することができれば、コントロール・ゲー
トGCに印加する電圧は従来よりも低い値にでき
るから、高電圧による素子特性、信頼性の劣化を
少なくすることができる。本考案は、コントロー
ル・ゲートに所定電圧を印加した場合、フローテ
イング・ゲートに加わる電圧の割合を従来のもの
よりも大きくなるようにし、実際に外部から供給
する必要があるコントロール・ゲートへの印加電
圧としては低い電圧で充分な書込みを行なうこと
ができるようにするものであり、そしてまた、こ
のような構成にしても集積度が低下しないように
するものであり、以下これを詳細に説明する。
ているのは、コントロール・ゲートGCを介して
フローテイング・ゲートGFに印加される電圧で
あつて、その電圧が高ければ良い書込みを行なう
ことができるものと考えられる。従つて、何等か
の方法でフローテイング・ゲートGFに高い電圧
を印加することができれば、コントロール・ゲー
トGCに印加する電圧は従来よりも低い値にでき
るから、高電圧による素子特性、信頼性の劣化を
少なくすることができる。本考案は、コントロー
ル・ゲートに所定電圧を印加した場合、フローテ
イング・ゲートに加わる電圧の割合を従来のもの
よりも大きくなるようにし、実際に外部から供給
する必要があるコントロール・ゲートへの印加電
圧としては低い電圧で充分な書込みを行なうこと
ができるようにするものであり、そしてまた、こ
のような構成にしても集積度が低下しないように
するものであり、以下これを詳細に説明する。
本考案では、コントロール・ゲートとフローテ
イング・ゲートとの間に形成される容量と、フロ
ーテイング・ゲートと基板との間に形成される容
量との比に依りコントロール・ゲートに印加され
る電圧が分圧され、それに依りフローテイング・
ゲートに加わる電圧が影響を受ける点に着目して
いる。
イング・ゲートとの間に形成される容量と、フロ
ーテイング・ゲートと基板との間に形成される容
量との比に依りコントロール・ゲートに印加され
る電圧が分圧され、それに依りフローテイング・
ゲートに加わる電圧が影響を受ける点に着目して
いる。
これを従来例である第1図を用いて説明する。
即ち、フローテイング・ゲートGFとコントロー
ル・ゲートGCとの間には絶縁膜(一般には酸化
膜)が存在し、それに依り容量が形成される。そ
の酸化膜の厚さは、通常、略均一で1000〔A〕前
後の薄いものであるから、容量としてはかなり大
きなものとなる。ところで、フローテイング・ゲ
ートGFと基板Subとの間の容量は一様ではな
い。即ち、記号GF1で指示されている部分はチヤ
ネル領域であるから、そこに於ける絶縁膜(一般
には酸化膜)は薄いが、記号GF2で指示されてい
る部分はフイールド領域であるから、そこに於け
る絶縁膜(一般には酸化膜)は厚くなつている。
従つて、部分GF1に於けるフローテイング・ゲー
トGFと基板Subとの間の容量は大きいが、部分
GF2に於けるそれは小さい。そこで、部分GF2の
面積を大にすれば、フローテイング・ゲートGF
と基板Subとの間の容量はフローテイング・ゲー
トGFとコントロール・ゲートGCとの間の容量と
比較して小さな値にすることができ、それ等容量
で分圧されるコントロール・ゲートGC印加電圧
は従来の装置に比べてフローテイング・ゲートG
Fの方に加わる率が大になる。
即ち、フローテイング・ゲートGFとコントロー
ル・ゲートGCとの間には絶縁膜(一般には酸化
膜)が存在し、それに依り容量が形成される。そ
の酸化膜の厚さは、通常、略均一で1000〔A〕前
後の薄いものであるから、容量としてはかなり大
きなものとなる。ところで、フローテイング・ゲ
ートGFと基板Subとの間の容量は一様ではな
い。即ち、記号GF1で指示されている部分はチヤ
ネル領域であるから、そこに於ける絶縁膜(一般
には酸化膜)は薄いが、記号GF2で指示されてい
る部分はフイールド領域であるから、そこに於け
る絶縁膜(一般には酸化膜)は厚くなつている。
従つて、部分GF1に於けるフローテイング・ゲー
トGFと基板Subとの間の容量は大きいが、部分
GF2に於けるそれは小さい。そこで、部分GF2の
面積を大にすれば、フローテイング・ゲートGF
と基板Subとの間の容量はフローテイング・ゲー
トGFとコントロール・ゲートGCとの間の容量と
比較して小さな値にすることができ、それ等容量
で分圧されるコントロール・ゲートGC印加電圧
は従来の装置に比べてフローテイング・ゲートG
Fの方に加わる率が大になる。
さて、そこで、フローテイング・ゲートGFに
於ける部分GF2を大きくする仕方であるが、単に
コントロール・ゲートGC方向に延長したのでは
セル面積が大になり、集積性が悪くなつてしま
う。本考案では、フローテイング・ゲートGFを
厚いフイールド用酸化膜の上であつて、しかも、
相隣る素子のドレイン領域間或いはソース領域間
の本来的に何も領域が形成されていない空きにな
つている部分に延在させるようにしている。それ
に伴ない、コントロール・ゲートGCも一部が張
出されてフローテイング・ゲートGFにオーバ・
ラツプするようになつていて、その結果、フロー
テイング・ゲートGFとコントロール・ゲートGC
間の容量は集積度に何等の影響も与えることなく
増加させ得る。
於ける部分GF2を大きくする仕方であるが、単に
コントロール・ゲートGC方向に延長したのでは
セル面積が大になり、集積性が悪くなつてしま
う。本考案では、フローテイング・ゲートGFを
厚いフイールド用酸化膜の上であつて、しかも、
相隣る素子のドレイン領域間或いはソース領域間
の本来的に何も領域が形成されていない空きにな
つている部分に延在させるようにしている。それ
に伴ない、コントロール・ゲートGCも一部が張
出されてフローテイング・ゲートGFにオーバ・
ラツプするようになつていて、その結果、フロー
テイング・ゲートGFとコントロール・ゲートGC
間の容量は集積度に何等の影響も与えることなく
増加させ得る。
第2図は本考案一実施例の要部平面図、第3図
は第2図の線A−A′に於ける断面図、第4図は
第2図の線B−B′に於ける断面図である。尚、各
図に於いて、第1図で説明した部分と同部分は同
記号で指示してある。
は第2図の線A−A′に於ける断面図、第4図は
第2図の線B−B′に於ける断面図である。尚、各
図に於いて、第1図で説明した部分と同部分は同
記号で指示してある。
本実施例が第1図従来例と相違する点は、フロ
ーテイング・ゲートGFに延在部GF′を形成し、
その延在部GF′を相隣るドレイン領域Dの間(或
いはソース領域Sの間)に配置してあることであ
る。尚、コントロール・ゲートGCは延在部GF′
ともオーバ・ラツプしなければならないので、そ
の為の張出し部GC′を形成してある。また、OX
は酸化膜を指示している。
ーテイング・ゲートGFに延在部GF′を形成し、
その延在部GF′を相隣るドレイン領域Dの間(或
いはソース領域Sの間)に配置してあることであ
る。尚、コントロール・ゲートGCは延在部GF′
ともオーバ・ラツプしなければならないので、そ
の為の張出し部GC′を形成してある。また、OX
は酸化膜を指示している。
本実施例に於いて延在部GF′が配置されている
場所は謂うまでもなく厚い酸化膜の上であるか
ら、その部分に於ける基板Subとの間の容量は小
さい。尚、フローテイング・ゲートGFの形状は
図示のものに限定されることはない。例えば
「H」字形、「コ」字形等にすることもできる。
場所は謂うまでもなく厚い酸化膜の上であるか
ら、その部分に於ける基板Subとの間の容量は小
さい。尚、フローテイング・ゲートGFの形状は
図示のものに限定されることはない。例えば
「H」字形、「コ」字形等にすることもできる。
以上の説明で判るように、本考案に依れば、半
導体装置の集積度を低下させることなくフローテ
イング・ゲートの面積を増加させ、しかも、その
増加させた部分が厚い酸化膜上に在るようにし
て、フローテイング・ゲートと基板との間の容量
を、フローテイング・ゲートとコントロール・ゲ
ートとの間の容量に比較して出来る限り小さな値
になるようにし、それ等容量比で定まるコントロ
ール・ゲート印加電圧の分圧のうちフローテイン
グ・ゲートに印加されるものが大きくなるように
することができ、その結果、コントロール・ゲー
トの印加電圧を低くしても良好な書込みを行なう
ことが可能である。
導体装置の集積度を低下させることなくフローテ
イング・ゲートの面積を増加させ、しかも、その
増加させた部分が厚い酸化膜上に在るようにし
て、フローテイング・ゲートと基板との間の容量
を、フローテイング・ゲートとコントロール・ゲ
ートとの間の容量に比較して出来る限り小さな値
になるようにし、それ等容量比で定まるコントロ
ール・ゲート印加電圧の分圧のうちフローテイン
グ・ゲートに印加されるものが大きくなるように
することができ、その結果、コントロール・ゲー
トの印加電圧を低くしても良好な書込みを行なう
ことが可能である。
第1図は従来例の要部平面図、第2図は本考案
一実施例の要部平面図、第3図は第2図の線A−
A′に於ける断面図、第4図は第2図の線B−
B′に於ける断面図である。 図に於いて、Subは基板、Sはソース領域、D
はドレイン領域、Oxは酸化膜、GFはフローテイ
ング・ゲート、GF′はフローテイング・ゲートの
延在部、GCはコントロール・ゲート、GC′はコ
ントロール・ゲートの張出し部をそれぞれ示す。
一実施例の要部平面図、第3図は第2図の線A−
A′に於ける断面図、第4図は第2図の線B−
B′に於ける断面図である。 図に於いて、Subは基板、Sはソース領域、D
はドレイン領域、Oxは酸化膜、GFはフローテイ
ング・ゲート、GF′はフローテイング・ゲートの
延在部、GCはコントロール・ゲート、GC′はコ
ントロール・ゲートの張出し部をそれぞれ示す。
Claims (1)
- フローテイング・ゲート及びコントロール・ゲ
ートの二重ゲート構造を有する半導体装置に於い
て、前記フローテイング・ゲートは相隣るドレイ
ン領域の間或いはソース領域の間の空所に在る厚
い絶縁膜上に且つゲート幅方向と略直角方向に延
び出る延在部を有し且つ該フローテイング・ゲー
トは前記延在部も含めて前記コントロール・ゲー
トで覆われてなることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978028859U JPS6120784Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978028859U JPS6120784Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133775U JPS54133775U (ja) | 1979-09-17 |
JPS6120784Y2 true JPS6120784Y2 (ja) | 1986-06-21 |
Family
ID=28875629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978028859U Expired JPS6120784Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120784Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4890480A (ja) * | 1972-02-29 | 1973-11-26 | ||
JPS5131073A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-16 | Hitachi Ltd |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP1978028859U patent/JPS6120784Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4890480A (ja) * | 1972-02-29 | 1973-11-26 | ||
JPS5131073A (ja) * | 1974-09-11 | 1976-03-16 | Hitachi Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133775U (ja) | 1979-09-17 |
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