JPS61204631A - ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−写真感光材料

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Publication number
JPS61204631A
JPS61204631A JP4552085A JP4552085A JPS61204631A JP S61204631 A JPS61204631 A JP S61204631A JP 4552085 A JP4552085 A JP 4552085A JP 4552085 A JP4552085 A JP 4552085A JP S61204631 A JPS61204631 A JP S61204631A
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JP
Japan
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group
formalin scavenger
polymer
acrylate
silver
Prior art date
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Pending
Application number
JP4552085A
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English (en)
Inventor
Kosaku Masuda
功策 益田
Shinji Yoshimoto
吉本 真璽
Toshihiko Kimura
木村 寿彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4552085A priority Critical patent/JPS61204631A/ja
Publication of JPS61204631A publication Critical patent/JPS61204631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/396Macromolecular additives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関するもの
であり、さらに詳しくは、保存中にホルムアルデヒドガ
スに触れても写真特性の劣化を生じないように改良され
たハロゲン化銀カラー写真感光材料に関するものである
[従来技術1 近年ホルムアルデヒド等の有害ガスを放散する新建材、
家具類、樹脂加工品類、接着剤、衣類等が日常生活にお
いて多用されるに伴ない、写真感光材料がこれらの有害
ガスに触れる機会が多くなってきている。
一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料は、スペクトル
の異なる領域に感光性を有し、かつ発色現像主薬の酸化
生成物と反応して染料を形成するカプラーを含有する複
数のハロゲン化銀乳剤層、すなわち通常は青色光、緑色
光および赤色光に感光性を有し、それぞれ黄色カプラー
、マゼンタカプラー及びシアンカプラーを含有する各ハ
ロゲン化銀乳剤層を支持体上に設けることによって構成
されており、露光後、発色現像処理によってこれらの各
ハロゲン化銀乳剤層にそれぞれ黄色、マゼンタ色および
シアン色の染料画像が形成される。
このような多層カラー写真感光材料においては、前記の
各ハロゲン化銀乳剤層が相互に感度およびコントラスト
に関してバランスを保つ場合にのみ最良のカラー画像が
得られるものであるから、多層カラー写真感光材料とし
ては、露光前後を含め現像処理を行なうまでの長期にわ
たる保存期間中にもその写真特性を変化しないものであ
ることが望ましい。
しかしながら、カプラーを含有するハロゲン化銀カラー
写真感光材料は、発色現像処理を行なう前にホルムアル
デヒドガス雰囲気中に置かれるとカプラーがホルムアル
デヒドと反応して消費されると共に好ましくない反応生
成物を生じ、例えば発色濃度や〃ンマを低下したり、色
汚染を生じたり、あるいはカブリを増大するなどの重大
な写真特性の劣化を招来する。
このようなホルムアルデヒドガスとの反応に起因する写
真性能の劣化は、あらゆるカプラーの場合に生ずるが、
特に活性点に置換基が導入されていない活性メチレン基
を有する4当量カプラーの場合に者しい、4当量カプラ
ーのなかでは、シアンカプラーよりも黄色カプラーとマ
ゼンタカプラーが、さらにマゼンタカプラーのなかでも
4当量マゼンタカプラー及び4当量マゼンタポリマーカ
プラーがホルムアルデヒドガスの影響をうけやすし1゜ このようなホルムアルデヒドガスに起因する写真性能の
劣化を防止するために、従来よりハロゲン化銀カラー写
真感光材料中にホルムアルデヒドガスと反応性を有する
化合物を含有せしめることが試みられている。特公昭4
6−34675号、同45−13753号、同48−3
8418号、同5’−23908号、特開昭48−53
725号、同58−10738号、同58−79248
号、リサーチディスクロージャー誌10133号、同1
7643号などに記載の従来上り知られている化合物は
、一般にホルムアルデヒドとの反応性は高いが、水への
溶解性が低いばかりではなく、親油性の溶媒に対する溶
解度も萱しく低い為に、充分な効果を得ることが出来な
かった。又、上記化合物を添加した写真構成層は、膜物
性の低下を招来するという欠点をもち、又、写真特性に
も悪影響を及ぼすものが多く、未だ実用性の充分なもの
が見出だされていないのが実情である。
従来公知のホルマリンスカベンジャーは、はとんどが親
水性であり、また低分子量の化合物であった為、塗布後
他の写真構成層へ拡散することは避けられなかった。又
、現像処理時に、親水性ホルマリンスカベンジャーは処
理浴への流出がおこる為に写真性能上好ましからざる影
響が発現し、当業界の改良すべ8711題点の1つとし
て、解決の努力が梵けられている。
]発明の目的1 本発明は上記事情に鑑み為されたもので、本発明の第1
の目的は、発色現像処理ををなうまでの保存期間中にホ
ルムアルデヒド等の有害がスに長時間触れ“〔も発色濃
度や〃ンマの低下、色汚染の発生、あるいはカブリの増
大等のv’g’w性を劣化させないハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することである。本発明の第2の目
的は、充分なホルマリン耐性をそなえ、かつ膜物性の良
好なハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することで
ある。本発明の第3の目的は、現像処理時に影響のない
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することである
、 [発明の構、我] 本発明者等は、種々の検討を重ねた結束、本発明の上記
目的は、親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−を含
有するハロゲン化銀カラー写真感[発明の具体的構成] 本発明に用いられる親油性ポリマーホルマリンスカベン
ジャ−は、下記一般式[1Fで表わされる単量体から誘
導されるくり返し単位を有する重合体または共重合体で
ある。
一般式[1F 式中、Rは水素原子、ハロゲン原子またはアルキル基を
表わし、Pは一〇〇NH−または−COO−を表わし、
lはOまたは1を表わす。
Aは2価の炭化水素基む表わし、mは0または1を表す
。Lは−CONH−1−N HCON )l−1−N 
HCO0−1−COO−1−SO2−1−NH−または
−C−を表わし、nは0または1を表わす。
S cavはホルムアルデヒドガスと反応して写真構r
&屑中にホルムアルデヒドがスを固定化するホルマリン
スカベンジャ−残基を表わす。
鈴会−−処すrTηr七1−イ D弔土駄青柄ス八ロデ
ン原子としては、フッ素、塩素、臭素等の各原子を挙げ
る二とができ、又、アルキル基は好ましくは炭素原子数
1・−4の低級アルキル基、例えば、メチル基、エチル
基、t−ブチル基等であり、このアルキル基は置換基を
有してもよい、この置換基としては、例えばアリール基
(例えば7エ二ル基)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、
スルホ基、アルコキシ基(例えばエトキシ基)、アシル
オキシ基(例えばアセトキシ基)、7シルアミ7基(例
えばアセチルアミ7基)、スルホンアミド基(例えばメ
タンスルホンアミド基)、スルファモイル基(例えばメ
チルスル77モイル基)、ハロゲン原子(例えば77素
原子、塩素原子、臭素原子等)、カルボキシル基、カル
バモイル基(例えばメチルカルバモイル基)、アルコキ
シカルバモイル基(例えばメ)キシカルバモ・イル基等
)、スルホニル基(例えばメチルスルホニル基等)等が
早げられるにれらの置換基は2個以上有して−1でも差
支えなしその場合はこれらの置換基が同一であっても異
なってもいても良ν1゜A″ch表わされる2価の炭化
水゛素基としては、アルキレン基(直鎖でも分岐鎖でも
よく、好ましくは炭素原子数1〜10のアルキレン基、
例えばメチレン基、メチルメチレン基、ジメチレン基等
)、アリーレン基(例えばフェニレン基等)またはアル
キレン基と7リーレン基を組合せた基(例えばメチレン
フェニレン基等)が挙げられ、これらの2価の炭化水素
基は置換基を有してもよい。Aで表わされる2価の炭化
水素基の置換基としては、前記Rのアルキル基の置換基
がその例として挙げられる。
前記一般式[11のS eavで表わされるホルマリン
スカ′ベンジャー残基としては、下記の一般式[I[]
で表わされる活性な N−Hを有する残基が好ましい。
一般式[■] 式中、Zは窒素原子と共に5貝または6貝の複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。
このような非金属原子群には、窒素原子、炭素原子等が
挙げられる。
前記一般式[11で表わされる5貝虫たは6貝の複素環
としては、例えばイミダゾール環、ピラゾール環、ピラ
ゾロン環、ピペリジン環、モルホリン環、スクシンイミ
ド環、トリアゾール環、ヒダントイン環、7ラントイン
環、ウラゾール環、テトラゾール環、テトラゾロン環等
が挙げられる。
これらの中で、好ましく用いられる6のは、ピラゾール
環、ピラゾロン環、ヒダントイン環、ウラゾール環、テ
トラゾール環、テトラゾロン環であり、さらに好ましく
はウラゾール環、テトラゾロン環である。これらの複素
環は置換基を有してもよい。
前記一般式[I]において、l tm 、nが共に0に
なることはな(、これらの組み合わせとしては、好まし
くは、ff1=1、m=1、n=0.最も好ましいもの
は1”1 、m=n=0である。
また、Pの好ましくは一〇〇NH−である。
以下本発明に用いられる前記一般式[T]で表わさ枕る
単量体の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
以下余白 例示単量体 \。/°°“2 αQ CCH= C& ■ α力  。
(イ)     H 本発明に用いられるホルマリンスカベンジャ−単量体の
代表的な合成例を以下に示すが、本発明はこれらに限定
されない。
合成例1 例示単量体(3)の合成 3−アミノ−IH−1,2,4−)リアゾール34gと
水酸化ナトリウム18gを水200mNに溶解し、撹拌
する。液温を20″C以下に保ちなからメタクリル酸ク
ロライド46gを滴下し、反応させた。滴下終了後、液
温を室温にまで上げ、1時間攪拌した後、生成した沈殿
を日別、水洗する。得られたベージュ色固体を100m
1’のエタノールより再結晶して、40.の例示単量体
(3)(収率66%、mp104〜105°C)を得た
。この化合物の構造はIR,NMR,FD−マススペク
トルを用いて確認した。
元素分析値 理論値 C: 47.38%、 H: 5.30%、 
N:36,82%実験値 C: 47,20%、 H:
 5,29%、 N: 36,90%合成例2 例示単量体(5)の合成 4−エトキシカルボニル−3−メチルピラゾール−5−
イル−ヒドラノン55gとトリエチルアミン33gをア
セトニトリル500輪!中にて、混合、懸濁させる。液
温を10″C以下に保ちながらメタクリル酸クロライド
35.を滴下する1滴下後、室温下で30分攪拌反応さ
せる。生成した沈殿を日別、得られた黄白色固体を20
0論ffiエタノールより再結晶して、39.の例示単
量体(5)を得る。 (収率52%、論p153〜15
4° C)この単量体の構造は、rR,NMR,FD−
マススペクトルを用いて確認した。
元素分析値 理論値 C: 52.37%、 H: 6.39%、 
N: 22,20%実験値 C:52,34%、 H:
 6,41%、 N: 22.22%合成例3 例示単量体(8)の合成 1−(4−7ミノベンジル)−2−7ヱニルー1.2.
4− )リアシリジン−3,5−ジオン5.3gとピリ
ジン1.6g、二Fロベンゼン1簡lをテトラヒドロ7
ラン50IIlNに溶解し、水冷下にて攪拌する。
液温を0〜3°Cに保ちなからメタクリル酸クロライド
2.2gを滴下し、30分間攪攪拌反応させた後、反応
液を300mj!の水にあけ、1001酢酸エチルにて
抽出し、2回水洗した後、無水硫酸ナトリウムを用いて
脱水し、温浴を40°C以下に保ちながら酢酸エチルを
減圧留去した。得られた粘性の残油状物をアセトニトリ
ルを用いて、加熱溶解して再結晶して4.7g(収率7
0%、mp220〜222°C)の例示化合物(8)を
得た。
この単量体の構造は、IR,NMR,FD−マススペク
トルを用いて確認した。
元素分析値 理論値 C: 65.13%、 H: 5.17%、 
N: 15.99%実験値 C: 64,98%、 H
: 5,16%、 N: 16,01%合成例4 例示単量体(11)の合成 5−7ミノーIH−テトラゾール15gと水酸化ナトリ
ウム8gを200m1の水に溶解する。液温を15°C
〜20°Cに保ちながらメタクリル酸クロライド20g
を滴下する6滴下後、1時間撹拌反応させた後、生成し
た沈殿を日別、水洗する。N、N−ツメチルホルムアミ
ドを用いて再結晶を行なう。21g[収率)9%、26
0°C(分解)1の例示単量体(11)を得た。
この単量体の構造は、IR,NMR,FD−マススペク
トルを用いて確認した。
元素分析値 理論値 C: 39,20%、 H: 4.60%、 
N: 45.70%実験値 C: 39.14%、 H
: 4.61%、 N: 45.64%合成例5 例示単量体(15)の合成 4−(p−7ミノフエニル)テトラゾロン36gと水酸
化ナトリウム9gを400醜lの水に溶解、攪拌する0
wL温を15〜18°Cに保ちながら、メタクリル酸ク
ロライド24 g (0,223モル)を滴下する1滴
下後、30分撹拌する。生成した沈殿を日別、水洗後、
400+wfエタノールを用いて再結晶を行ない、32
g(収率64%、s+p217〜218°C)の例示単
量体(15)を得た。
この単量体物の構造は、IR,NMR,FD−マススペ
クトルを用いて確認した。
元素分析値 理論値 C: 53.87%、 H: 4,52%、 
N : 28.56%実験値 C:53.80%、 H
: 4.53%、 N: 28.55%以下余白 本発明に用いられるポリマーホルマリンスカベンシャー
は、一般式[11で表わされる繰返し単位のみからなる
、いわゆるホモポリマーであってもよく、また、他の共
重合し得るコノモマーとの、いわゆるコポリマーであっ
てもよいが、本発明において好ましくはフボリマー化さ
れたポリマーホルマリンスカベンシャーである。
共重合し得るコノモマーの例には、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル、クロトン酸エステル類、ビニ
ルエステル類、マレイン酸ツエステル類、7マル酸ジエ
ステル類、イタコン酸ジエステル類、オレフィン類、ス
チレン類等が挙げられる。
これらのコノモマーについて更に具体的に示すと、アク
リル酸エステルとしては、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、インブチル
アクリレート、5e6−ブチルアクリレート、アミル7
クリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルへキシ
ル7クリレート、オクチルアクリレート、tert−オ
クチルアクリレート、2−クロロエチルアクリレート、
2−ブロモエチルアクリレート、4−クロロブチルアク
リレート、シアノエチルアクリレート、2−7セトキシ
エチル7クリレート、ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、ベンノル7クリレート、メトキシペンシルアクリレ
ート、2−クロロシクロへキシル7クリレート、シクロ
ヘキシルアクリレート、フルフリル7クリレート、テト
ラヒドロフルフリルアクリレート、7ヱニルアクリ°レ
ート、5−ヒドロキシペンチルアクリレート、2.2−
ジメチル−3−ヒドロキシプロピルフクリレート、2−
メトキシエチル7クリレート、3−ノドキシブチルアク
リレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−is
o−プロポキシアクリレート、2−プトキシエチルアク
リレート、2− (2−7トキシエトキシ)エチルアク
リレート、2− (ブトキシエトキシ)エチルアクリレ
ート、ω−7トキシポリエチレングリコールアクリレー
ト(付加モル数r+−9)、1−ブロモ−2−メトキシ
エチルアクリレ−)、1.1−ジクロロ−2−二トキシ
エチルアクリレート等が挙げられる。
メタクリル酸エステルの例としては、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレ
ート、イソプロピルメタクリレ−)%11−ブチルメタ
クリレート、イソブチルメタクリレート、5ee−ブチ
ルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジ
ルメタクリレート、クロロベンジルメタクリレート、オ
クチルメタクリレート、スルホプロピルメタクリレート
、N−エチル−N−フェニルアミノエチルメタクリレー
ト、2− (3−フェニルプロピルオキシ )エチルメ
タクリレート、ジメチル7ミノ7エ/キシエチルメタク
リレート、フルフリルメタクリレート、テトラヒドロフ
ル7リルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ク
レジルメタクリレート、ナフチルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、トリエチレングリコールモノメタク
リレート、ジプロピレングリコールモノメタクリレート
、2−メトキシエチルメタクリレート、3−ノドキシブ
チルメタクリレート、2−7セトキシエチルメタクリレ
ート、2−7セトアセトキシエチルメタクリレート、2
−エトキシエチルメタクリレ−)、2−iso−プロピ
キシエチルメタクリレート、2−ブトキシエチルメタク
リレート、2−(2−メトキシエトキシ )エチルメタ
クリレート、2− (エトキシエトキシ )エチルメタ
クリレート、2−(2−ブトキシエトキシ )二チルメ
タクリレート、ω−メトキシポリエチレングリコールメ
タクリレート (付加モル敗n= 6  )などを挙げ
ることができる。
ビニルエステル類の例としでは、ビニルアセテート、ビ
ニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルイソブ
チレート、ビニルカプロエート、ビニルクロロアセテー
ト、ビニルメトキシアセテート、ビニルフェニルアセテ
ート、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニルなどが挙げら
れる。
またオレフィン類の例としては、シンクロペンタジェン
、エチレン、プロピレン、1−プレン、1−ペンテン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、イソプレン、クロロプレ
ン、ブタノエン、2.3−ツメチルブタジェン等を挙げ
ることができる。
スチレン類としては、例えば、スチレン、メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルス
チレン、イソプロピルスチレン、クロルメチルスチレン
、メトキシスチレン、7セトキシスチレン、クロルスチ
レン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ビニル安a
i酸メチルエステルなどが挙げられる。
クロトン酸エステル類の例としては、クロトン酸ブチル
、クロトン酸ヘキシルなどが挙げられる。
またイタコン酸ジエステル類としては、例えば、イタコ
ン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジプチ
ルなどが挙げられる。
マレイン酸ジエステル類としては、例えば、マレイン酸
ジエチル、マレイン酸ツメチル、マレイン酸ノブチルな
どが挙げられる。
7マル酸ノエステル類としては、例えば、7マル酸ジエ
チル、7マル酸ジメチル、7マル酸ジブチルなどが挙げ
られる。
また前記以外のコモノマーも用いることができ、このよ
うなコモノマーの例としては、次のものが挙げられる。
アクリルアミド類、例えば、アクリルアミド、メチルア
クリルアミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリ
ルアミド、ブチルアクリルアミド、tert−ブチルア
クリルアミド、シクロヘキシルアクリル7ミド、ベンジ
ルアクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリルアミド、
メトキシエチルアクリルアミド、ジメチル7ミノエチル
アクリルアミド、7ヱニルアクリルアミド、ジメチルア
クリルアミド、ジメチルアクリルアミド、β−シア7エ
チルアクリルアミド、N−(2−7セトアセトキシエチ
ル)アクリルアミドなど; メタクリル7ミド類、例えば、メタクリルアミド、メチ
ルメタクリルアミド、エチルメタクリルアミド、プロピ
ルメタクリルアミド、ブチルメタクリルアミド、ter
t−ブチルメタクリルアミド、シクロヘキシルメタクリ
ルアミド、ベンシルメタクリル7ミド、ヒドロキシメチ
ルメタクリルアミド、メトキシエチルメタクリルアミド
、ジメチル7ミノエチルメタクリルアミド、フェニルメ
タクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジエチル
メタクリル7ミド、β−シアノエチルメタクリル7ミド
、N−(2−7セトアセトキシエチル)メタクリルアミ
ドなど; アリル化合物、例えば、酢酸アリル、カプロン酸アリル
、ラウリン酸アリル、安息香酸アリルなど; ビニルエーテルjl[、例りば、メチルビニルエーテル
、フチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メ
トキシエチルビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビ
ニルエーテルなど; ビニルケトン類、例えば、メチルビニルケトン、7ヱニ
ルビニルケトン、メトキシエチルビニルケトンなど ; ビニル興産環化合物、例えば、ビニルピリジン、N−ビ
ニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビ
ニルトリアゾール、N−ビニルピロリドンなど ; グリシジルエステル類、例えば、グリシノルアクリレー
ト、グリシノルアクリレートなど;不飽和ニトリル類、
例乏ば、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなど。
多官能性モノマー、例えばジビニルベンゼン、メチ1ノ
ンビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリ
レート等。
更に、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、イタコン醗モノフルキル、例えば、イタコン酸モ
ノエチル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モツプチ
ルなど;マレイン酸モノフルキル、例えば、マレイン酸
モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブ
チルなど;シトラコン陵、スチレンスルホン酸、ビニル
ベンジルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリルイル
オキシアルキルスルホン酸、例えば、アクリロイルオキ
シメチルスルホン酸、アクリロイルオキシエチルスルホ
ン酸、アクリロイルオキシプロピルスルホン酸など;メ
タクリロイルオキシアルキルスルホン酸、例えば、メタ
クリロイルオキシメチルスルホン酸、メタクリロイルオ
キシメチルスルホン酸、メタクリロイルオキシプロピル
スルホン酸など;アクリルアミドアルキルスルホン酸、
例えば、2−アクリル7ミドー2−メチルエタンスルホ
ン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸、2−アクリルアミF−2−メチルブタンスルホン
酸など;メタクリルアミドアルキルスルホン酸、例えば
、2−メタクリルアミド−2−メチルエタンスルホン酸
、2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、2−メタクリルアミ?−2−メチルブタンスルホン
酸など;アクリロイルオキシアルキルホスフェート、例
えば、アクリロイルオキシエチルホス7x−ト、3−ア
クリロイルオキシプロピル−2−ホスフェートなど;メ
タクリロイルオキシアルキルホス7エー)、例えば、メ
タクリロイルオキシエチルホス7ヱート、3−メタクリ
ロイルオキシプロピル−2−ホスフェートなど;親水基
を2ケ有する3−7リロキシー2−ヒドロキシプロパン
スルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの酸は
アルカリ金属(例えば、Na、になど)またはアンモニ
ウムイオンの塩であってもよい、さらにその他のコモノ
マーとしては、米国特許第3゜459.790号、同第
3.438.708号、同第3,554,987号、同
第4.215,195号、同第4,247,673号、
特開昭57−205735号公報明細書等に記載されで
いる架橋性モノマーを用いることがで終る。このような
架橋性モノマーの例としては、具体的にはN−(2−7
セトアセトキレエチル)アクリルアミド、N−12−(
2−7セトアセトキシエトキシ)二チル)アクリルアミ
ド等を挙げることがで終る。
これらのコモノマーの中でコモノマーの親水性、親水性
またはコモノマーの共重合性および生成したポリマーホ
ルマリンスカベンジャ−の親油性及びホルマリンガスと
の反応性等から、好ましく用いられるコモノマーには、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、マレイン
酸エステル類が挙げられる。
これらのコモノマーは、2種以上を併用してもよい。2
種以上を併用する場合の組み合わせとしては、例えば、
n−ブチルアクリレートとメチルアクリレート、メチル
アクリレートとアクリルアミド、メチルアクリレートと
7クリル酸、メチルアクリレートとエチルアクリレート
、tert−ブチルアクリレ−Fとメチルアクリレート
など力t Jlk lfられる。
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−とし
ては、親油性のコモノマーを用(また場合はもちろんの
こと、親水性のコモノマー (例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、アクリルアミド等)を用いた場合でも、ポ
リマーホルマリンスカベンジャ−としては、後述する分
配係数1.、ogPがOよりも大、即ち親油性でなけれ
ばならな111゜本発明に係る親油性ポリマーホルマリ
ンスカベンジャ−は、いわゆるコポリマーである場合力
ぜ好ましいが、その場合、前記一般式[11で表わされ
る繰り返し単位が重量で全体の30〜95重量%が好ま
しく、より好ましくは40〜80重量%である。
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンシャーは乳
化重合法で作ってもよく、あるいは単量体の重合で得ら
れたポリマーを有機溶媒中に溶かしたものをゼラチン水
溶液中にラテックスの形で分散して作ってもよい。乳化
重合法については、米国特許tJ%4,080,211
号、同第3,370゜952号に、またポリマーをゼラ
チン水溶液中にラテックスの形で分散する方法について
は米国特許第3,451,820号に記載されている分
散方法を転用して用いることができる。
本発明のポリマーホルマリンスカベンシャーは乳化重合
法および溶液重合法を用いることが好ましい、乳化重合
法および溶液重合法に用いられる重合開始剤としては、
水溶性重合開始剤と親油性重合開始剤が用いられる。水
溶性重合開始剤としでは、例えば過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム、過硫酸す) IJウム等の過硫酸塩類
、4,4′−7ゾビスー4−シアノ吉草酸、4,4′−
アゾビス−4−シアノ吉草酸ナトリウム、2.2 ’−
アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩等の水溶性ア
ゾ化合物、過酸化水素を用いることができる。また溶液
重合法に用いられる親油性重合開始剤としては、例えば
、アゾビスイソブチロニトリル、2t2′−7ゾビスー
(2,4−ノメチルパレaニトリル)、2V2”−アゾ
ビス(4・−メトキシ−2,4−ジメチルバレロ;トリ
ル)、1゜1′−アゾビス(シクロヘキサノン−1−・
カルボニトリル) 、2.2 ′−7ゾビスイソ酪峡ツ
メチル等の親油性アゾ化合物、ベンゾイルパーオキシド
、ラウリルパーオキシド、シイソプロピルパーオキシジ
カルボネート、ジーtert−ブチルパーオキシド等の
親油性パーオキシドを挙げることができる。
乳化重合法において用いられる乳化剤としては、界面活
性剤、高分子保護コロイドおよび共重合乳化剤が挙げら
れる。界面活性剤としては、当該分野において公知の7
ニオン活性剤、ノニオン活性8LI  六手オン?E:
神剤居rF画性活性剤が皐げられる。
7ニオン活性剤の例としては、石ケン類、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ノニオン活性剤
の硫酸塩が挙げられる。
ノニオン活性剤の例としては、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビクンモノラウリル
酸エステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレ
ンブロック共重合体等が挙げられる。
またカチオン活性剤の例としては、アルキルビリノウム
塩、第3アミン類等が挙げられる。また、両性活性剤の
例としては、ジメチルアルキルベタイン類、アルキルグ
リシン類等が挙げられる。また高分子保護コロイドとし
ては、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロ
ース等が挙げられる。これらの保護コロイドは、単独で
乳化剤として用いてもよく、また、他の界面活性剤と組
み合せて用いでもよい、これらの活性剤の種類およびそ
の作用については、[3elgische Chemi
scheIndustrie、 28+16−20 (
1963)に記載されでいる。
溶液重合法等によって合成された親油性ポリマーホルマ
リンスカベンジャ−をゼラチン水溶液中にラテックスの
形で分散する1ごは、まず親油性ポリマーホルマリンス
カベンジャ−を有fina中に溶かしたのち、これをゼ
ラチン水溶液中に分散剤の助けをかりて、超音波、コロ
イドミル等によりラテックス状lこ分散することができ
る。親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−をゼラチ
ン水溶液中にラテックスの形で分散する方法については
米国特許tpJ3.451,820号に記載されている
分散方法を用いることができる。親油性ポリマーホルマ
リンスカベンジャ−を溶解する有IRWg媒トしては、
エステル類、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プ
ロピル等、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化炭化水
素、エーテル類等を用いることができる。*たこれらの
有機溶媒は、単独で又は2種以上を組み介せて用いるこ
とがで終る。
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−の親
油性は、Moriguchi  I 、、 Kanad
a Y 、tKo+5atsu K 、 :ケミカル会
7フーマスーテイカル・ピユーレタン(Chew、Ph
arm、Bull、 )24t1799(1976)に
記載されている次式の分配係数LogPが正によって定
義され、本発明ではLo’gPの値としで、0.10〜
4の範囲の親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−が
好ましく用いられ、特に好ましくはLogPが0.2〜
2.5の範囲のものである。
LogP=2.71  (V w−V h)+ 0.1
2・・・ 式■但し、Vwは化合物のファン・ア・ワー
ルス(V an D er Waals )体積、vh
は化合物の親水性効果(Hydrophilic ef
fect )を示す。
以下、上記式■によりLogPを具体的に求める手順に
ついて説明する。
低分子の場合は、式■に、各々Vw、vhを代入す紅ば
よい、ポリマーの場合は、以下の手順によって■−1v
hを計算し、LogPを算出する。
(1)スカベンジャーモノマー及びコモノマーのLo’
HPを算出する。この場合モノマーのV−算出は、2重
粘合が水素で飽和された形で算出する。
(2)ポリマー合成時の什込比より、各モノマーのポリ
マー中におけるモル分率を算出する。
(3)各々モノマーのLogPをモル分率にかけてポリ
マーとしてのLogP値を算出する。
[計算例] 後述の製法l、製造例12のポリマーホルマリンスカベ
ンジャ−のLogP値 (1)スカベンジャーモノマー[例示単11(15)L
メチルアクリレ−)(MA)のLogP値を算出する。
(MA) 1ogP =0.71 10 1.9. 1.8 (15)のモル分率=−/(+  /  )=0.66
01.8  10 (MA)のモル分率−m−/(/245+/86)=0
.340(3)ポリマーのLogPを算出する。
Lo gP=o、494X0.66+0.71.Xo、
34=0.570以下余白 次に、本発明のポリマーホルマリンスカベンジャ−の合
成について以下に具体的に示すが、本発明はこれに限定
されない。
親油性ポリマーホルマリンスカベンシャーの製造製造例
(1) 3−メタクリロイルアミノ−IH−1,2,4−トリア
ゾール[例示単量体(3)]と]n−ブチルアクリレー
とからなる親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−の
分散物(A)の製造例示単量体(3)5 gとn−ブチ
ルアクリレート5gをツメチルホルムアミド90dに溶
解する。
82 °C,窒素気流中で攪拌しながら、ツメチルホル
ムアミド3117に溶解した2、2′−7ゾビスイソ酪
峻ジメチル280Bを前記溶解液に加えた後、5時間半
反応させた1反応後、イオン交換水Boost’に反応
液を加え、室温下(28°C)にて30分撹袢した0次
いで10.の食塩を加えてポリマーを凝集後、さらに水
溶液を50 °Cに加熱して完全に凝集させた。析出し
た白色の固体を0別し、イオン交換水で十分に洗浄後、
乾燥して親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−9g
(収率90%)を得た。LogP=1.28上記ボリマ
ーホルマリンスカベンノヤ−5gを酢酸エチル15mQ
に溶解して、この溶液にラウリル硫酸ナトリウムの10
%水溶液3m、17とゼラチン5重量先水溶gso+J
’の混合液を加え、超音波分散を行った。その後、減圧
にて酢酸エチルを留去し親油性ポリマーホルマリンスカ
ベンジャ−の分散物(A)を得た。
以下糸1′I 製造例(2) 例示単量体(5)とメチルアクリレートとからなる親油
性ポリマーホルマリンスカベンジャ−の分散物(B)の
製造 例示単量体(5)6.9gとメチル7クリレート3.5
gをジメチルホルムアミド7oJ’に溶解する。
82 °C1窒素気流中で攪拌しながら、ジメチルホル
ムアミド2−!に溶解1.た2、2′−7ゾビスイソプ
チロニトリル180論gを前記溶解液に加えた後、6時
間反応させた1反応後、イオン交換水500社に反応液
を加え、室温下(28°C)にて30分撹袢した0次い
で食塩8 gを加えてポリマーを凝集後、さらに水溶液
を40 °Cに加熱して完全に凝集させた。析出した黄
白色の固体を0別し、イオン交換水で十分に洗浄後、乾
燥して親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−9,8
g([率94%)を得た。LogP=0.66上記親油
性ポリマーホルマリンスカベンジャ−を製造例(1)と
同様に処理し、分散物(B)を得た。
製造例(3) 例示単量体(15)とメチルアクリレートとからなる親
油性ボリマーホルマリンスカベンゾヤーの分散物(C)
の製造 例示単量体(15)7.とメチルアクリレート2゜5g
をジメチルホルムアミド85a+j’に溶解する。
82°C1窒素気流中で攪拌しながら、ジメチルホルム
7ミド311hこ溶解した2、2′−7ゾビスイソ酪酸
ジメチル280II1gを前記溶解液に加えた後、5時
間半反応させた。反応後、イオン交換水700輸ハこ反
応液を加え、室温下(28°C)にて30分攪袢した0
次いで10FKの食塩を加えてざリマーを凝集後、さら
に水溶液を60°Cに加熱して完全に凝集させた。析出
した黄色の固体を0別し、イオン交換水で十分に洗浄後
、乾燥して親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−8
゜9g(収率94%)を得た。
LogP=0.60 上記、a油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−を製造
例(1)と同様に処理し、分散物(C)を得た。
製造例(4) 例示単量体(15)とn−ブチルアクリレートとからな
る親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−の分散物(
A′)の製造 例示単量体(15)3.とn−ブチルアクリレ−)1.
511をメタノール40mfに加熱溶解した。オレイル
メチルタウライドのナトリウム塩の10重量%水溶液7
mlを加えた水溶液340m/を窒素気流中、85°C
に加熱して30分開攪拌する。次いで液温を82°Cに
保ちなから4,4′−7ゾビスー4−シアノ吉草酸のナ
トリウム塩0,2.を溶解したイオン交換水51mlを
加えた。次いで、前述のメタノール溶液を1時間かけて
滴下した。滴下終了後、さらに4時間同温度で撹拌し、
その後メタノール及び未反応のn−ブチルアクリレート
を留去した。反応液は透析チューブに入れ、3日間イオ
ン交換水中にて放置後、東洋ウルトラフィルターUP−
20(東洋口紙株式会社g1)を用いて限外口過精製及
び濃縮を行い、固形分12重量%の分散物(A′)を得
た。LogP=1.27製造例(1)、(2)および(
3)と同様の方法(製法I:溶液重合法)に従って本発
明の前記一般式[1]で表わされる例示単量体とコモノ
マーの種類と量とを代えて製造した親油性ポリマーホル
マリンスカベンジャ−(D)〜(S)を第1表に示す、
また製造例(4)と同様の方法(製法■:乳化重合法)
に従って製造しr:、親油性ポリマーホルマリンスカベ
ンジャ−(B”)〜 (Q′)を第■表に示す。
以下余白 第 ■ 表 製法■(溶液重合法) 第■表 製法■(乳化重合法) 但し、第1表および第m表中の化合物の記号は以下の通
りである。
BA:n−ブチル7クリレート EA :エチルアクリ・レート MA : メチルアクリレート BMA:n−ブチルメタクリレート AMニアクリルアミド St:スチレン AA ニアクリル酸 CI(MA:>クロヘキシルメタクリレートtBA:t
−ブチルアクリレート 本発明で用いられる親油性ポリマーホルマリンスカベン
ジャ−は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の保llI
層、ハロゲン化銀乳剤層、中間層、フィルタ一層、下塗
層、アンチハレーション層、その他の補助層の少なくと
もBH,:含有させて使用することができる。好ましく
は、マゼンタカプラーを含有する層より上層の任意の屑
、例えば保護層、ハロゲン化銀乳剤層、中間層である。
本発明で用いられる親油性ポリマーホルマリンスカベン
シャーの添加量は、ポリマー中のスカベンノヤー機能を
有する単量体のモル敗に換算してハロゲン化銀カラー写
真感光材料II+2につき、0.1モルないし4モルが
適当であるが、好ましくは0.5モルないし、3モルで
ある。
本発明で用いられる親油性ポリマーホルマリンスカベン
シャーをこれらの層中に添加するニハ、塗布溶液中にそ
のまま、あるいは、水、アルコール等、ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料に影響を及ぼさない低沸点有機溶媒に
とかして添加することもできる。また、本発明の親油性
ポリマーホルマリンスカベンジャ−を高沸点有機溶媒に
溶解、し、これを水溶液中で乳化分散して添加すること
もでき、また、本発明に併用できるマゼンタカプラーに
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−を含
浸させて、添加させることもできる。
上記の親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−を米国
特許$2,269.158号、同第2,304.940
号、同第2,322,027号、同第2.772,16
3号、同MS2,801,171号、英国特許第1,1
51.590号等に記載の方法で親木性コロイドに分散
し、その分散物を特公昭48−30494号、同51−
39853号公報明細書に記載された方法で本発明に併
用できるマゼンタカプラーのラテックスに含浸(ロード
 )して使用することもできる。ここで含浸(ロード 
)とは、疎水性マゼンタカプラーが親木性ポリマーホル
マリンスカベンノヤーのラテックス内部に含まれる状態
、あるいは親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ−の
ラテックス表面に沈積している状態を意味する。しかし
、含浸(ロード )がいかなる機構で超軽るかは正確に
はわかっていない。
以下余白 本発明における親油性ポリマーホルマリンスカベンジャ
−の分散物は単独で、あるいは一般によく知られたカプ
ラーと併用することができる。また色補正用効果をもつ
カラードカプラーあるいは現像抑制剤放出(DIR)カ
プラー、カップリング反応によって形成される生成物が
無色である(ワイス)カプラーも本発明の親油性ポリマ
ーホルマリンスカベンジャ−と併用して使用することが
できる。混合しうるカプラーは分子中にバラスト基と呼
ばれる疎水性基を有する非拡散性のカプラーが望ましい
が、米国特許第4,080,211号、同第3.163
,625号、同pIIJ3,451,820号、同MS
4,215,195号、英国特許1゜247.688号
、特開昭57−94752号、同5B−28745号、
同58−42044号、58−43955号、各公報明
細書に記載されているポリマーカプラーやスルホン酸基
またはカルボン酸基を有する水溶性ポリマーカプラーで
もよ−1゜ また併用しうるマゼンタ色素画像形成性カブフ−の例と
しては、米国特許第2,600,788号、同第2,9
83,608号、同第3,062,653号、同第3.
127,269号、同第3,311,476号、同第3
,419,391号、同$3,519.429号、同第
3,558,319号、同第3゜582.322号、同
MS3,615,506号、同第3,834.908号
、同第3,891,445号、西独特許第1.810.
464号、西独特許出願(DLS)2,408,665
号、同第2,417゜945号、同第2,418,95
9号、同第2,424.467号、特公昭40−603
1号、同48−30895号、同49−16058号、
特開昭51−20826号、同52−58922号、同
49−129538号、同49−74027号、同50
−159336号、同52−42121号、同49−7
4028号、同50−60233号、同51−2654
1号、同53−35122号、同56−135841号
、同58−42045号に記載されているカプラーが挙
げられる。
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンシャーと併
用して好ましく使用することが出来る非拡散性のマゼン
タカプラーとしては、下記一般式[1[1]または[I
V]で表わされるもの又ポリマーマゼンタカプラーとし
ては、下記一般式[V]、[VI]または[■]で表わ
される単量体より誘導される重合体あるいは非発色性単
量体の1種以上との共重合体である。
以下余白 本発明における親油性ポリマーホルマリン7、カベンジ
ャーの分散物は単独で、あるいは一般によく知られたカ
プラーと併用することができる。*た色補正用効果をも
つカラードカプラーあるいは現像抑制剤放出(DIR)
カプラー、カップリング反応によって形成される生成物
が無色である(ワイス)カプラーも本発明の親油性ポリ
マーホルマリンスカベンジャ−と併用しで使用すること
ができる。混合しうるカプラーは分子中にバラスト基と
呼ばれる疎水性基を有する非拡散性のカプラーが望まし
いが、米国特許第4,080.211号、同第3.16
3.625号、同第3,451,820号、同第4.2
15,195号、英国特許1゜247.688号、特開
昭57−94752号、同58−28745号、同58
−42044号、58−43955号、各公報明細書に
記載されているポリマーカプラーやスルホン酸基または
カルボン酸基を有する水溶性ポリマーカプラーでもよい
また併用しうるマゼンタ色素画像形成性カプラーの例と
しては、米国特許第2,600,788号、同第2,9
83.608号、同第3,062,653号、同1Ji
3,127,269号、同第3,311,476号、同
第3,419,391号、同第3,519.429号、
同第3,558,319号、同第3゜582.322号
、同第3,615,506号、同第3,834.908
号、同第3,891,445号、西独特許第1,810
,464号、西独特許出願(DLS)2,408,66
5号、同第2,417゜945号、同第2,418,9
59号、同第2,424.467号、特公昭40−60
31号、同48−30895号、同49−16058号
、特開昭51−20826号、同52−58922号、
同49−129538号、同49−74027号、同5
0−159336号、同52−42121号、同49−
74028号、同50−60233号、同51−265
41号、同53−35122号、同56−135841
号、同58−42045号に記載されているカプラーが
挙げられる。
一般式fu+] 一般式[IV] 一般式[V]                 Rg
Ar 一般式[V! 1          一般式[Vff
]一般式[1[[]及び一般式[■1において、式中、
R。
はアルキル基またはアリール基を表わし、これらは、さ
らに置換されていても良い、R2はフルキル基、アルコ
キシ基、ハロゲン原子またはアシルアミ7基等を表し、
R2としては、ハロゲン原子が好ましく、特にクロル原
子が好ましい、11はO〜4の整数を表わし、特に2〜
3が好ましいa B +が2以上のときはR2は同じで
も異なっていても良い、Xlは、−NHCO−または−
NH−を表わすaR3はアルキル基または7リール基を
表わし、R3としてはアルキル基が好ましく、特にメチ
ル基が好ましい、R4は一価の有機基(例えばアルキル
基、アルコキシ基)を表わし、Ylはカルボニル基また
はスルホニル基を表わし、ZIは水素原子または発色現
像主薬の酸化生成物とのカップリング度応により離脱し
得る基を表わし、Zlはハロゲン原子が好ましく、特に
クロル原子が好ましい、−1はO〜4、nlは0〜5の
整数を表わす、1が2以上のときR2は同じでも異なっ
ていても良い。R1は一般式[III]のR3と同義で
ある。
一般式[V]において、式中R6は水素原子又はアルキ
ル基を表わし、x2は−NHCO−1−NH−または−
NHCONH−を表わし、Y2は−N HCO−又は−
〇−C−を表わす。
Bは2価の有機基を表わし、炭素原子数1〜12個のフ
ルキレン基、アリーレン基又は7ラルキレン基、−〇−
1−S−1S O2−1−CO−1−N H−1−NH
CO−1−O−C−等より選択される単−又は複数の基
より選ばれる。
R2はOまたは1を表わす。
Arはアリール基であり、例えばフェニル基、ナフチル
基等である。
一般式[V]において、Arで表わされる71J−ル基
としては、好ましくはフェニル基であり、該フェニル基
は置換基を有してもよく、置換基としでは、ハロゲン原
子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子)、アルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基)、ハロ
デノアルキル基(例えばクロロメチル基)、カルボキシ
ル基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ基(
例えばメトキシ基)、アリールオキシ基(例えば7エ二
ルオキシ基)、アルキルカルボニル基(例えばアセチル
基)、アルフキジカルボニル基(例えば、メトキシカル
ボニル基)、アシルアミ7基(例えばアセチルアミ7基
)、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基(例えば
メチルカルバモイル基)、ジアルキルカルバモイル基(
例えばジメチルカルバモイル基)、アリールカルバモイ
ル基(例えばフェニルカルバモイル基)、アルキルスル
ホニル基(例えばメチルスルホニル基)、アリールスル
ホニル基(例えばフェニルスルホニル基)、アルキルス
ルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド基)、ア
リールスルホンアミド基(例、tばフェニルスルホンア
ミド基)、スルファモイル基、アルキルスルファモイル
基(例えばメチルスル77モイル基)、ノアルキルスル
7アモイル基(例えばツメチルスル77モイル基)、ア
ルキルチオ基(例えばメチルチオ基)、アリールチオ基
(例えばフェニルチオ基)が挙げられる。
これらの置換基は、複数個有していてもよく、この場合
これらの置換基は同−又は異なっていてもよい。好まし
い置換基の基準としては、電子吸引性基であることであ
る。ここで電子吸引性基とは、“Physical  
Organic  Chemistry”  Me  
Gram −Hlll Book Co、、 New 
York (1940)に記載されている如く、バーメ
ツ)  (Hammett)らによって定義されたび値
あるいはJ 、 Amer、 Chea+。
Soc、、90.4328  (1968)に記載され
ているようにスウェイン(Swain)とラブトン(L
upton)らによって導かれたF値が零よりも大慇い
置換基として定義される。具体的な電子吸引性基として
は、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル基、カルボキシル
基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、アルキルスルホニ
ル基、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基
、ジアルキルスルファモイル基、フルキルスルファモイ
ル基、アリー′ルスル7アモイル基、フルキルスルホン
アミド基、アリールスルホンアミド基等が挙げられるが
、さらにJoMed、 Chew、  16.1207
  (1973)、同20,304  (1977)に
記載されているような置換基等も用いることができる。
本発明に用いられる電子吸引性基のうち、特に好ましい
ものは、ハロゲン原子、ジアルキルスル77モイル基、
ハロゲノアルキル基、アルキルスルホニル基、アルキル
基である。
前記一般式[VI]及び[■1において、R7は水素原
子、ハロゲン原子またはアルキル基を表わし、R,はア
ルキル基、アリール基またはアルキルチオ基を表わし、
Jは2価の有機基を表わし、Z2は水素原子または発色
現像主薬の酸化生成物とのカップリング反応により離脱
し得る基を表わす。
前記一般式[VI]及び[■1で示されるR2は水素原
子、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、フッ素
原子等)またはアルキル基、好ましくは、炭素数1〜4
個の直鎖又は分岐の低級フルキル基(例えば、メチル基
、エチル基、t−ブチル基等)、を表わし、このアルキ
ル基は、置換基を有していても良い、R2として特に好
ましいものは、水素原子またはメチル基である。
前記一般式[■]及V[■Jにおいて、R8はアルキル
基、アリール基またはアルキルチオ基を表わすが、この
うち好ましいものはアルキル基である。このアルキル基
としては炭素原子数が1から8の直鎖または分岐のフル
キル基が好ましく、より好ましくは、炭素原子数1から
4個の直鎖又は分岐のアルキル基であり、例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基
等が挙げられる。これらのアルキル基は置換基を有して
いてもよい。
前記R1で示されるアリール基は、好ましくは、フェニ
ル基であり、このフェニル基は置換基を有していてもよ
く、置換基としては、例えば、アルコキシ基、ハロゲン
原子、アルキル基等を挙げることができる。置換基を有
するフェニル基の具体例としては、例えば、p−ノドキ
シフェニル基、論−クロロフェニルM、p −(t) 
−7’チル7エ二ル基等を挙げることがで慇る。
前記R・で示されるフルキルチオ基としては、炭素原子
数1〜6個の直鎖又は分岐のフルキルチオ基、例えば、
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプ
ロピルチオ基等を挙げることができる。このアルキルチ
オ基のアルキル成分にはさらに置換基を有していてもよ
い。
一般式[VI]お上び[■]において、Jは2価の有機
基であるが、この有機基は、好ましくは、下記一般式[
■]で示される基である。
一般式[■] −(R*J X x@ R+ o汁Y o+ R+ +
 叶式中R3側はポリマー主鎖と結合し、R11側はピ
ラゾロトリアゾール環と結合している。
一般式[■Jで示されるR3、R1゜およびR1+は、
おのおの、炭素原子数1〜12個のフルキレン基、7リ
ーレン基またはアラルキレン基を表わし、アルキレン基
は、直鎖でも分岐していてもよい。アルキレン基として
は例えば、メチレン基、メチルメチレン基、ジメチレン
基、デカメチレン基等であり、アリーレン基としては、
例えば、フェニレン基、ナフチレン基等であり、アラル
キレン基としては 等である。
前記R9、R3゜およびR,l +で表わされるアルキ
レン基、アリーレン基またはアラルキレン基は置換基を
有することができ、置換基としては、例えば、アルキル
基、ハロゲン原子、アルコキシ基等を挙げることができ
る。
前記一般式[■]で表されるX、は−CONH−1−N
HCO−1−COO−1−OCO−1−SO,−1−S
−1−CO−1−SO−1−〇−1を表わし、このうち
好ましいものは−CONH−1−COO−1S O2−
1−5−1−〇−である。
前記一般式[■]で表されるY、は−CONH−1−O
CO−1−NHCONH−1−8O2NH−1−NH8
O□−を表わし、ここにおいてR12は炭素原子数1〜
4個のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、イソ
プロピル基、ブチル基等)を表わす、前記Y、として好
ましいものは−CONH−−CON−1−COO−1−
NHCONH−1−8O,NH−である。
p%q1rお上りSはそれぞれOまたは1を表わす。
前記一般式[VI]お上り[■]で示されるZ2は水素
原子または発色現像主薬の酸化生成物とのカップリング
反応により離脱し得る基を表わす。
Z2で示される発色現像主薬の酸化体とのカップリング
反応により離脱し得る基とは、従来上り二車量カプラー
のいわゆるスプリットオフ基として知られている基を意
味し、具体的には、ハロゲン原子(例えば、クロル原子
、7ツ素原子等)、アリールオキシ基(例えば、フェノ
キシ基、p −メトキシエノキシ基、p−ブタンスル7
オンアミドフエノキシ基、p−tert−ブチルカルボ
アミドフェノキシ基等)、アリールチオ基(例えば、フ
ェニルチオ基)、ヘテロ環子オ基(例えば、1−ニチル
テトラゾール−5−チオイル基)等が挙げられるが、好
ましくはハロゲン原子、特に好ましくはクロル原子であ
る。
一般式[V]、[■]及び[■1で示される単量体単位
を用いてポリマーマゼンタカプラーを合成する時には前
述のホルマリンスカベンジャ−のコモノマーを用いるこ
とがで外るが、特に好ましく用いられるコモノマーはア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステルである。
以下余白 前記一般式[T[l]〜〔■〕で表わされるカプラーの
代表的具体例を記載するが本発明はこれらに限定されな
い。
例示マゼンタカプラー マゼンタポリマーカプラーの例示単量体t CHs また併用しうるカラードカプラーの例としては、米国特
許第3,148.062号、同第3,227,554号
、同第3゜733.201号、同第3,617.291
号、同第3,703,375号、同第3,615.50
6号、同第3,265,506号、同第3,620,7
45号、同$3,632.345号、同第3,869,
291号、同第3,842゜485号、同第3,770
.436号、同第3,808.945号、英国特許第1
,201,110号、同第1,236,767号に記載
されているカラードカプラーが挙げられる。
また本発明のハロゲン化銀写真感光材料においては、イ
エローカプラーを用いることができるが、これらのうち
、ベンゾイルアセ□トアニリド系及び、ピバロイルアセ
トアニリド系化合物が好しく用いられる。又、低分子の
イエローカプ−ラー及びイエローポリマーカプラーのど
ちらも用いることができる。その具体例としては、米国
特許2,875,057号、同3,265.508号、
同3,408,194号、同3,551,155号、同
 3,582,322号、同 3.フ25,072号、
同 3,891゜445号、西独特許1,547,86
8号、西独出願2,219゜917号同2,261,3
61号、同2,414,006号、英国特許1,425
,020号特公昭51−10783号、特開昭47−2
6135号、同48−73147号、同51−1026
36号、同50−6341号、同50−123342号
、同50−130442号、同51−21827号、同
50−87050号、特公昭46−19030号、特開
昭54−73826号、同54−63828号、同5゜
−34232号、同50−87650号、同 55−4
0688号、同51−50734号、同 56−952
37号、同51−17438号、特公昭45−1995
5号、同52−82424号、同58−42044号、
同55−85549号、米国特許4,207,109号
、同2,852,381号 同4.080,211号、
同52−150831号、同2,976.294号に記
載のものを挙げることができる。
さらにまた本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料に
おいて用いられるシアンカプラーとしてはフェノール系
化合物、ナフトール系化合物のものを用いることができ
る。
又、低分子シアンカプラー及びシアンポリマーカプラー
のどちらでも用いることができる。
その具体例としては、米国特許2,369,929号、
同2,434,272号、同2,423,730号、同
2,474,293号、同2,521,908号、同Z
、895,828号、同3,034゜892号、同3,
227,554号、同 3,311,476号、同 3
,458.315号、同3,476.563号、同3,
583.971号、同3.591,383号、同3,7
67.411号、同4,004,929号、西独特許出
願2,414,830号、同2,454.329号、特
開昭48−59838号、同51−26034号、同4
8−5055号、同51−146828号、同53−7
3050号、同53−109630号、同55−320
71号、英国特許1,543.040号、特公昭46−
36837号、特開昭56−65134号、同58−1
18643号、同56−1938号、同56−2714
3号、特公昭49−8228号、同5B−42044号
、同58−211756号、同59−36249号、同
59−49843号、 同59−65844号、同59
−86048号、同55−85549号、米国特許4,
080.211号、同3,767.412号、同3,9
26,436号、同5B−161541号、同3,21
1,552号などに記載のものを挙げることがで外る。
本発明の親油性ポリマーホルマリンスカベンシャーは、
米国特許2,336,327号、同2,728.659
号、同2,336,327号、同2,403,721号
、同2,701,197号、同3,700,453号な
どに記載のスティン防止剤、3.698,909号、同
3,574,627号、同 3,573.050号、同
3,764,337号などに記載の色素像安定剤、西独
間公開2,529,350号、同2,448,063号
、同2,810゜546号、米国特許3,928,04
1号、同3,958,993号、同3,961,959
号、同4,049,455号、同3,379,529号
、同3,043,690号、同3,364,022号、
同3,297゜445号、同3,287,129号、特
開昭54−145135号、同52−69624号、同
56−137353号、同5B−114946号、同5
フー93344号、同5フー154234号、同58−
205150号、同59−36249号に記載のDIR
化合物を併用して用いることもできる。
又本発明のポリマーホルマリンスカベンシャーは米国特
許2,875 、053号、同2,917,402号、
同3゜052.636号、同3,159,846号、同
3,253,921号、同3.272,891号、同 
3,533,794号、同3,652,284号、同3
.687,671号、同 3 、705 、805号、
同3,706,700号、同3,707,375号、同
3,738,837号、同3,781,272号、同3
,794,493号、同3,936,305号、同3,
912゜606号、同3,988,228号、同 4,
072,527号、同 4゜321 、355号、同1
,335.068号、リサーチ・ディスクロージャー1
3719号、同16748号、特開昭49−28138
号、同49−28139号、同 49−24428号、
同 49−3626、同51−138678号、同 5
1−138679号、同 51−149277号、同5
2−125836号、同53−107835号、同56
−501338号、同58−81835号、同5B−2
7139号、同58−111942号、同58−199
45号、同58−181041号、同58−17835
1号、 同58−185677号、同58−18920
4号、同59−68731、同59−23344号、さ
らにJ、 A、 P、 S、、9,903 (1965
)等に記載の紫外線吸収剤と併用して用いることが出来
る。
上記のカプラーをハr:Iデン化銀乳剤層に導入するに
は、従来公知の方法を用いることができる。例えば ト
リクレジル、 ジブチル7タレート等の沸点175℃以
上の高沸点有機溶媒または酢酸ブチル、プロピオン酸ブ
チル等の低沸点溶媒のそれぞれ単独または必要に応じて
それらの混合液に上記カプラーを溶解した後、界面活性
剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次に高速度回転ミキ
サーまたはコロイドミルで乳化した後、ハロゲン化銀に
添加して本発明に使用するハロゲン化銀乳剤を1p!整
することが出来る。
そして、本発明に使用するハロデニ・化銀乳剤中に添加
する場合、本発明に用いられるカプラーは通常、ハロゲ
ン化銀1モル当り0.07〜0.7モル、好ましくは0
.1モル〜0.4モルの量で添加される。カプラーがス
ルホン酸、カルボン酸などの酸基を有する場合には、ア
ルカリ性溶液として親水性コロイド中に添加される。
本発明に係るへロデン化銀乳剤層に用いるハロゲン化銀
としては、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩鼻化銀、沃臭化
銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化累写真乳剤に使用
される任意のものが包含される7 これらのハロゲン化銀粒子は、粗粒のものでも微粒のも
のでも良く、粒径の分布は狭くても広(でも良い、また
、これらのハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶、双晶で
もよく、[1003面と[111]面の比率は任意のも
のが使用できる。
また、特開昭58−108526号、同58−1139
26号、同58−113927号、同58−11392
8号、 同58−113934号、 同59−5542
6号明細書に記載の平板状ハロゲン化銀粒子を用いるこ
とができる。
さらに、これらのハロゲン化銀粒子の結晶構造は、内部
から外部まで均一なものであっても、内部と外部が異質
の層状構造をしたものであってもよい。また、これらの
ハロゲン化銀は潜像を主として表面に形成する型のもの
でも、粒子内部に形成する型のものでもよい、これらの
ハロゲン化銀粒子は当業界において慣用されている公知
の方法によって調製することができる。
本発明において用いられるハロゲン化銀乳剤は可溶性塩
類を除去するのが好ましいが、未除去のものも使用でき
る。また、別々に調製した2種類以上のハロゲン化銀乳
剤を混合して使用することもできる。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤のパイングーとしては、
従米知られたものが用いられ、例えばゼラチン、7;ニ
ルカルバミル化ゼラチン、アシル体等、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸アミド
等の高分子非電解質、アルギン酸塩、ポリアクリル酸塩
等の酸性高分子゛物質、ホフマン松位反応によって処理
したポリアクリル7ミド、アクリル酸とN−ビニルイミ
ダゾールの共重合物等の高分子両性電解質、米国特許第
4,215,195号に記載の架橋性ポリマー等が挙げ
られる。又分散された疎水性高分子物質、例えばポリア
クリル酸ブチルエステル、ポリアクリル酸エチルエステ
ル等のラテックスを含んでいても良い、これらのパイン
グーは必要に応じて2つ以上の相溶性混合物として使用
する事ができる。
上述のハロゲン化銀粒子をバインダー液中に分散せしめ
たハロゲン化銀写真乳剤は、化学増感剤により増感する
ことがで終る0本発明において有利に併用して使用でき
る化学増感剤は、貴金属増感剤、硫黄増感剤、セレン増
感剤及び還元増感剤の4種に大別される。
貴金属増感剤としては、金化合物お上びルテニなどの化
合物を用いることがでトる。
なお、金化合物を使用するときには更にアンモニウムチ
オシアネート、ナトリウムチオシアネートを併用するこ
とができる。
硫黄増感剤としては、活性ゼラチンのほか、硫黄化合物
を用いることができる。
セレン増感剤としては、活性及び不活性セレン化合物を
用いることがで終る。
還元増感剤には、#1スズ塩、ポリアミン、とスアルキ
ルアミノスルフイド、シラン化合物、イミノアミノメタ
ンスルフィン酸、ヒドラジニウム塩、ヒドラジン誘導体
がある。
さらに又、このハロゲン化銀は所望の波長域に光学的に
増感することができ、例えばモノメチン色素、トリメチ
ン色素等のシアニン色素あるいはメロシアニン色素等の
光学増感剤で単独あるいは併用して光学的に増感するこ
とができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には、前述し
た添加剤以外に安定剤、現像促進剤、硬膜剤、界面活性
剤、1染防止剤、潤滑油を用いることができる。特公昭
46−34675号、同45−13753号、同48−
38418号、同51−23908号、特開昭48−5
3725号、同58−10738号、 同 5B−79
248号等に記載のホルマリンスカベンノヤーその他写
真感光材料に有用な各種の添加剤を併用することができ
る。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は)Sロデン
化銀乳剤層の他に保WIN、中間層、フィルタリLハレ
ーシ1ン防止層、バッキング層等の補助層を適宜設ける
事ができる。
支持体としてはプラスチックフィルム、プラスチックラ
ミネート紙、バライタ紙、合成紙専従未知ちれたものを
写真感光材料の使用目的に応じて適宜選択すれば良い、
これらの支持体は一般に写真乳剤層との接着を強化する
ために下引加工が施される。
かくして構成された本発明のハロゲン化銀カラー写真感
光材料は、露光した後、発色現像するために種々の写真
処理方法が用いられる0本発明に用いられる好ましい発
色現像液は、芳香族第1級アミン系発色現像主薬を主成
分とするものである。
この発色現像主薬の具体例としては、I)−7ヱニレン
ジアミン系のものが代表的であり、例えばジエチル−9
−フェニレンジアミン塩酸塩、 モノメチル−p−フェ
ニレンジアミン塩酸塩、ツメチル−9−フェニレンジア
ミン塩酸塩、 2−7ミノー5−ジエチルアミノトルエ
ン塩酸塩、2−7ミノー5−(N−エチル−N−ドデシ
ルアミノ)−トルエン、2−7ミノー5− (N−エチ
ル−N−β−ノタンスルホン7ミドエチル)アミノトル
エン硫酸[,4−(N−エチル−N−β −メタンスル
ホ7ミドエチルアミノ)アニリン、4−(N−エチル−
N−β−ヒドロキシエチルアミノ)アニリン、2−アミ
ノ−5−(N−エチル−β−メトキシエチル)アミノト
ルエン等が挙げられる。これらの発色現像主薬は単独で
あるいは2種以上を併用して、また必要に応じて白黒現
像主薬、例えばハイドロキノン、フェニドン等と併用し
て用いられる。更に発色現像液は、一般にアルカリ剤、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナ
トリウム、亜硫酸ナトリウム等を含み、更に種々の添加
剤、例えばハロゲン化アルカリ金属、例えば臭化カリウ
ム、あるいは現像調節剤、例えばシトラノン酸等を含有
して良い。本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は
、親水性コロイド層中に、前記の発色現像主薬を、発色
現像主薬そのものとして、あるいは、そのプレカーサー
として含有していてもよい。発色現像主薬プレカーサー
は、アルカリ性条件下、発色現像主薬を生成しうる化合
物であり、芳香族アルデヒド誘導体とのシッフベース型
プレカーサー、多価金属イオン錯体プレカーサー、7タ
ル酸イミド誘導体プレカーサー、リン酸アミド誘導体プ
レカーサー、シュ〃−アミン反応物プレカーサー、ウレ
タン型プレカーサーが挙げられる。これら芳香族第1級
アミン発色現像主薬のプレカーサーは、例えば米国特許
3,342.599号、同第2,507,114号、同
第2.695.234号、同第3,719.492号、
英国特許第803,783号明細書、特開昭53−13
5628号 同54−79035号の各広報、リサーチ
・ディスクローツヤ−誌15159号、同12146号
、同13924号に記載されている。
これらの芳香族PIS1級アミシアミン発色現像主薬の
プレカーサーは、現像処理する際に十分な発色が得られ
る量を添加しておく必要がある。この量は感光材料の種
類等によって大分異なるが、おおむね感光性ハロゲン化
銀1モル当り 0.1モルから5モルの間、好ましくは
0.5モルから 3モルの範囲で用いられる。これらの
発色現像主薬またはそのプレカーサーは、単独でまたは
、組合せて用いることもできる。これらの現像主薬また
はそのプレカーサー等の添加剤を写真感光材料中に内蔵
するには、水、メタノール、エタノール、アセトン等の
適当な溶媒に溶解して加えることもで訃、又、ジブチル
7タレート、ジオクチル7タレート、トリクレジル7オ
ス7エート等の高沸息有機溶媒を用いた乳化分散液とし
で加えることもでき、リサーチ・ディスクロージャー誌
14850号に記載されているようにラテックスポリマ
ーに含浸させて添加することもできる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には通常、発
色現像後に漂白および定着、または漂白定着、ならびに
水洗が行なわれる。漂白剤としては、多くの化合物が用
いられるが、中でも鉄(I[I)、コパル)(III)
、錫(II)など多価金属化合物、とりわけ、これらの
多価金属カチオンと有機酸の錯塩、例えば、エチレンノ
7ミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、N−ヒドロキシエチル
エチレンジアミン二酢酸のような7ミノボリカルボン酸
、マロン酸、酒石酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、ジチ
オグリコール酸などの金属錯塩あるいは7エリシアング
リコール酸などの金属錯塩あるいは7エリシアン酸塩類
、重クロム酸塩などが単独または適当な組合わせで用い
られる。
[発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明の実施の態様はこれらに限定されない。
実施例 1 3μ−の膜厚を有する下塗層(ゼラチンのみ)をトリア
セテート支持体上に設け、次に以下に示す感光性乳剤層
を塗布後、さらに本発明の前記親油性ボリマーホルマリ
ンスカベソジャ−(A)、(B)、(C)、(F)また
は(K)と下記比較用ホルマリンスカベンジャ−(1)
または(2)を含むゼラチン水溶液を保1層としてそれ
ぞれ塗布し、試料(1〜7)を作製した。又、ホルマリ
ンスカベンジャ−を含まない保護層を有する試料を試料
(8)とした。
〔感光性乳剤層〕
高感度沃臭化銀乳剤  (塗布銀ji 2.4g/m2
)例示マゼンタカプラー2) (塗布量9X10−’モル/−2) Oii層〕 ホルマリンスカベンジャ−の塗布量 2.5X10−3モル/輸2 ゼラチン 塗布量   1.3g/m2これらの試料1
〜8を通常の方法でそれぞれウェッジ露光したのち、各
々大の2種類の処理条件で保存処理した。
処理条件1・・・相対湿度(RH)75%、温度40℃
の雰囲気を維持した密閉容器中に48 時間保存。
処理条件2・・・相対湿度(RH)75%、温度40 
’C、ホルムアルデヒドガス濃度5xio−’モル/p
 の雰囲気を維持した密閉容 器中に48時間保存。
次いで、上記2種の条件で保存処理した各試料を下記の
処理工程に従って発色現像処理した。
処理工程(38℃)   処理時間 発色現像      3分15秒 漂   白         6分30秒水   洗 
        3分15秒置   着       
  6分30秒水   洗          3分1
5秒安定浴    1分30秒 各処理工程において使用した処理液の組成は下記の如く
であった。
[発色現像液] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)−アニリン硫酸塩  
           4.75g無水亜硫酸ソーダ 
         4.25gヒドロキシルアミン1/
2硫酸塩   2.0g無水炭酸カリウム      
    37.5g臭化ナトリウム         
  1.3gニトリロトリ酢酸3ナトリツム塩 (1水塩)               2.5g水
酸化カリウム           1.0g水を加え
て1ノとし、水酸化カリウムを用いてPH10,01:
lll整する。
[漂白液組成] エチレンジアミンテトラ酢酸鉄 アンモニウム塩          100.OBエチ
レンジアミンテトラ酢#!2 アンモニウム塩          10.0g臭化ア
ンモニウム         150.0g氷酢酸  
            1G、Oe+1水を加えて1
1とし、アンモニア水を用いてPH6,0に調整する。
[定着液組成1 チオ硫酸アンモニウム50%水溶8!162m/無水亜
硫酸ナトリウム        12,4゜水を加えて
11 とし、酢酸を用いて PH6,5に調整する。
[安定浴組成] ホルマリン37%水溶7115,0嘗ノコニダツクス[
小西六写真工業(株)製]  7.5mm氷水加えて1
ノとする。
発色現像処理を行なった各試料について、マゼンタ発色
最大濃度を測定し、処理条件1で処理したホルムアルデ
ヒドブスと接触しない試料に対して、処理条件2で処理
したホルムアルデヒドがスと接触させた試料に生ずるマ
ゼンタ発色最大濃度の低下する度合を調べた。その結果
を表1に示す。
なお、比較用ホルマリンスカベンジャ−(1)および(
2)は以下の組成のものである。
〔比較用ホルマリンスカベンジャ−(1) ’)HLa
y P=−2,37 表  1 * (処理2のマセンタ最大発色鎚/処理1のマゼンタ最大
発色濃度)x100表1から明らかなように、本発明の
親油性ホルマリンスカベンジャ−(A)、(B)、(C
)、(F)および(K)を用いて得られた各試料1〜5
は、比較用ホルマリンスカベンジャ−(1)および(2
)を用いて得られた試料(6)、(7)およびスカベン
ジャーを用いない試料(8)に比較してホルムアルデヒ
ドガスとの接触によるマゼンタ発色濃度の低下が良好に
抑制されて、ホルムアルデヒドガス耐性に優れているこ
とがわかる。
また比較に用いたホルマリンスカベンジャーは、塗布後
保護層から乳剤層および下塗層に拡散するため、本末の
能力を失なうと考えられる。さらに、各試料を別々な現
像液(組成は同一)でランニング処理をした結果、試料
1〜5お上り8については得られたセンシトメトリーに
変化は見られなかったが、6お上り7の試料については
次第に軟調化が起っていた。
実施例 2 3μ−の膜厚を有する下塗層(ゼラチンのみ)をトIノ
アセテート支持体上に設け、次に以下に示す感光性乳剤
層を塗布後、さらに本発明の前記親油性ポリマーホルマ
リンスカベンジャ−(A’)、(B′)、(E″)、(
H′)または(K″)と比較用ホルマリンスカベンジャ
−(1)または(2)を含むゼラチン水溶液を保護層と
してそれぞれ塗布し、各試料(9〜15)を作製した。
又ホルマリンスカベンジャ−を含まない保護層を有する
試料を試料(16)とした。
〔感光性乳剤層〕
高感度沃臭化銀乳剤   (塗布銀j1 2.4g/m
2)下記マゼンタカプラー (塗布量9X10−’モル
/+” )(溶液重合法で合成) × マゼンタカプラーの構造 保護層 ホルマリンスカベンジャ− (塗布量 2,5X 10−’モRy / m”)ゼラ
チン  (塗布量      1.4g/a+”)なお
、用いた比較用ホルマリンスカベンジャ−(1)及び(
2)は実施例1と同じである。
これらの感光材料を実施例1と同様に処理条件1、処理
条件2で処理を行ない、ウェッジ露光したのち、現像処
理を行なった。結果を表2に示す。
以下余白 表  2 嘱 (処理2のマゼンタ最大発色、ej5F/ダ1震1のマ
ゼンタルナ発色濃度) X 100表2から明らかなよ
うに、本発明の親油性ホルマリンスカベンジャ−(A′
)、(B″)、(E′)、(H′)および(K′)を用
いて得られた各試料9〜13は、比較用ホルマリンスカ
ベンジャ−(1)および(2)を用いて得られた試料1
4.15およびホルマリンスカベンジャーを用いない試
料16に比較しで、ホルムアルデヒがスとの接触による
マゼンタ発色濃度の低下が良好に抑制されて、ホルムア
ルデヒドがス耐性に優れていることがわかる。
実施例 3 セルローストリ7セテーシフイルム支持体上に下記に示
すような第1層(最下層)〜第11層(最上層)よりな
る多層カラー患光材料(試料17)を作製した。
第1層:ハレーシ1ン防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層 第2層:中間層 2.5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分散物
を含むゼラチン層 第3M:赤感性低感度乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀:4モル%)・・・・・・・・・
銀塗布(平均粒子サイズ0.5μ) 量                     1,7
9g/論2増感色11・・・・・・・・・銀1モルに対
して6X10−’モル 増感色素■・・・・・・・・・銀1モルに対して1sx
io−’モル カプラーA・・・・・・・・・銀1モルに対して0.0
6モルカプラーC・・・・・・・・・4111モルに対
して0.003モルDIRカプラー(1)・・・銀1モ
ルに対して0.003モルトリクレジル7オス7ヱート
塗布量 0.3ec/m2第4M:赤感性高感度乳剤層 量                   1.4g/
■2増感色素!・・・・・・・・・銀1モルに対して3
X10−’モル 増感色素■・・・・・・・・・銀1モルに対して1.2
X10−1モル カプラーF・・・・・・・・・銀1モルに対して0.0
120モル カプラーC・・・・・・・・・銀1モルに対して0.0
020モル トリクレジル7すスフエート塗布量 0.2 ec/ −” 第5N:中間層 第2層と同ヒ 第6M=緑感性低感度乳剤層 fl                       
   1,067m”増感色素■・・・・・・・・・銀
1モルに対して3X10−’モル 増感色素■・・・・・・・・・銀1モルに対してlXl
0−’モル カプラーB・・・・・・・・・銀1モルに対して0.0
8モルカプラーM・・・・・・・・・銀1モルに対して
o、oosモルDIRカプラー(2)・・・銀1モルに
対して0.003モルトリクレジル7オスカエート塗布
量 1.4cc/m” 第7層:緑感性高感度乳剤層 沃臭化銀乳剤 沃化銀ニアモル%・・・・・・・・・塗
布銀(平均粒子サイX:1.2μ) 1             1 、6 g/ m”増
感色素■・・・・・・・・・銀1モルに対して2.5X
10−’モル 増感色素■・・・・・・・・・銀1モルに対して0.8
 X 10−5モル カプラーB・・・・・・・・・銀1モルに対して0.0
2モルカプラーM・・・・・・・・・銀1モルに対して
o、ooaモルトリクレノルアオス7エー) a布iL
O,8ee/曽2 18層:イエローフィルタ一層 ゼラチン水溶液中に黄色コロイド銀と2,5−ジーt−
オクチルハイドロキノンの乳化分散物とを含むゼラチン
層。
第9層:青感性低感度乳剤層 1               0 、5 B/ m
”カプラーY・・・・・・・・・銀1モルに対して0.
125モルDIR力・プ、シー(3)・・・銀1モルに
対してQ、001モルトリクレジル7オス7ヱート塗布
量 0 、3 cc/論2 第10屑:青感性高感度乳剤層 沃臭化銀乳剤 沃化銀:6モル%・・・・・・・・・塗
布銀(平均粒子サイズ0.8μ) 量               0.6./鶴2カプ
ラーY・・・・・・・・・銀1モルに対して0.04モ
ルトリクレノルアtス7ヱート塗布量 0 、1 cc/ m2 第11屑:保@屑 ポリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μ)を含む
ゼラチン層を塗布。
各層のカプラーは、トリクレノルアオス7エートと酢酸
エチルの溶液にカプラーを添加し、乳化剤としてP−ド
デシルベンゼンスルホン酸ソーダを加えて、加熱溶解後
、加熱した10%ゼラチン溶液と混合し、コロイドミル
にて乳化したものを使用した。
% 7−には上記岨或物の他に、ゼラチン硬化剤や界面
活性剤を添加した。
試料を作るのに用いた化合物 増感色素I:7ンしドロー5,5′−ノクロロー3゜3
°−ノー(7−スルホプロピル)−9−エチル−チアカ
ルボシアニンヒドロキサイド・ピリジニウム塩 増感色素■:アンヒドロー9−エチル−3,3′−ノー
(γ−スルホプロピル)−4,5,4’ 、5 ’−ノ
ペンゾチアカルポシアニンヒドロキサイド・トリエチル
アミン塩 増感色素■:アンヒドロー9エチル−5,5′−ジクロ
ロ−3,3′−シー(γ−スルホプルピル)オキサカル
ボシアニン・ナトリウム塩 増感色素■:アンヒドロー5.6.5’ 、6’−テト
ラクロロ−1,1′−ジエチル−3,3′−ノー(γ−
スルホプロピル)イミダゾロカルボシアニンヒドロキサ
イド・ナトリウム塩 以下余白 カプラーA カプラーB(ポリマーカプラー〕 Hs カプラーC カプラーF α カプラーY CHs DIRカプラー(2) DIR力ダラー(3) C) 上記の試料17の保護層に、本発明の前記親油性ポリマ
ーホルマリンスカベンジャ−(D)、(E)、(I)、
(K)を0 、7 g/ m2それぞれ含有させて試料
(18)、(19)、(20)、(21)を得、さらに
保護層に実施例1で用いたと同じ比較用ホルマリンスカ
ベンジャー(1)、(2)を0.7g/論2それぞれ含
有させて試料(22)、(23)を得た。
上記で得られた試料(17)〜(23)についで、実施
例1と同様に処理条件1、処理条件2で処理を行ない、
ウェッジ露光した後現像処理を行なった。
結果を表3に示す。
以下余白 表3 表3から、明らかなように本発明による親油性ポリマー
ホルマリンスカベンジャ−を添加した試料では、マゼン
タ濃度の残存率が高くホルマリンに対する耐性が優れて
いることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 親油性ポリマーホルマリンスカベンシャーを含有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
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