JPS61202659A - 醗酵飼料 - Google Patents

醗酵飼料

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JPS61202659A
JPS61202659A JP60044467A JP4446785A JPS61202659A JP S61202659 A JPS61202659 A JP S61202659A JP 60044467 A JP60044467 A JP 60044467A JP 4446785 A JP4446785 A JP 4446785A JP S61202659 A JPS61202659 A JP S61202659A
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    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish
    • Y02A40/818Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、醗酵飼料、特に養魚用醗酵飼料に関する。
[従来の技術] 従来、飼料には、通常配合飼料が用いられ、この配合飼
料には穀物、ヌカ類、動物性飼料、そのだの添加物等が
配合される。そしてこの動物性飼料には、魚粉、フィッ
シュソリュブル、ミートボーンミール等が用いられてお
り、その他の添加物には、種々の化学物質も配合されて
いる。このことは、飼料のうち養魚用飼料においても基
本的には同じことであり、主要原料として魚粉、肉粉等
が用いられるにすぎない。
叩ら、従来の飼料特に養魚用飼料には、自然醗酵させて
製造されたものは知られていない。特に養魚用飼料に魚
類でなくたんばく質の含有量の多いイカを醗酵原料とし
て用いたものは全く知られていない。
また上記従来の配合飼料を用いて動物等の育種特に魚を
飼育すると、(1)変死率が大きいので生産効率が低い
こと、(2)増肉率が十分に大きくなく、生産効率およ
び経済性が良くないこと、(3)飼育された肉質の酸化
による変化が速く、肉質が劣化すること、特に魚の場合
には、脂がのりすぎて味覚が劣り、さらになまぐさいと
いう独特の臭いがすること、等の欠点がある。
また飼料は、肥料と異なって育種(魚等)が摂取するも
のなので、その外観形状は、水分が多すぎないこと、悪
臭を放たないこと、腐敗しにくいこと、安全で無害であ
ること等が要求される。従来の公知の方法では、比較的
高品質の飼料ができなくで、そのような高品質な飼料が
存在しなかったといえる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記欠点を克服するものであり、飼育される
育種特に養魚の変死率が少なく、増肉率の良い、また肉
質の劣化を防止し、味覚を向上させることができ、腐敗
が少なく、悪臭もない!IJ酵飼料を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の魚類およびイカ等の水産生物のうちの少なくと
も1つから成る水産生物原料と、植物原料と、を配合し
、醗酵させて製造されたものである。
上記水産生物原料は、魚類およびイカさらにはタコ、貝
等の水産生物のうちの少なくとも1つから成る。従って
これらのうちの1種類でもよいし、2種類以上の混合物
でもよい。ここで魚類とは、その魚の種類とは問わず、
目的、用途により種々選択される。またイカ等について
もその種類は問わない。この水産生物原料のうち、たん
ばく質含有量の多いものが好ましいが、特にイカが好ま
しい。これはたんばく質含有量が多いこと、含有される
たんばく質の種類が多いと思われること等のためである
と思われる。このイカの種類のとしては、通常、モンゴ
イカが用いられるが、これに限定されるものでな(、し
かも種々の混合物とすることもできる。さらにこの原料
には、ゴカイ、ミミズ等の節足動物、エビ、カニ、その
他の育種特に魚が食べる対象となる生物をも用いること
ができる。
また上記水産生物原料としては、イカ、魚類等の内臓を
も使用することができる。これは資源の再利用を図る見
地において好ましく、経済的でもある。このうち、イカ
特にモンゴイカの内臓が好ましい。これはたんばく賃金
有量が多いこと、このたんばく質の種類が多いと思われ
ること、原料が比較的安定に大量に供給されうろこと、
資源の再利用を図ること等のためである。なおこの内臓
単独で使用することが好ましいが、この内臓以外の他の
水産生物原料(例えば魚)と混合したものとすることも
できる。またこの内臓等は、できるだけ新鮮なものが好
ましい。なお上記イカの内臓の構成成分は、通常、水分
48〜50重量%、粗たんぱく質14〜15重量%、粗
脂肪31〜35重量%、灰分1重量%である。
上記植物原料は、上記水産生物原料の水分含有量が多い
ことによる醗酵に対する弊害防止(水分調整)等のため
に配合されるものである。またこの植物原料は、醗酵飼
料の悪臭防止にも役立っているものと思われる。
上記植物原料は、上記機能を発揮するものであれば何で
もよいが、通常、米ぬか、とうもろこし、脱脂大豆およ
び麦(ふすま等)等のうちの少なくとも1つである。従
ってこれらのうちの1つでもよいし、2以上の混合物で
もよい。通常この例示のもの全部を用いる。これらを混
合する場合、その割合も特に問わない。またこれらの植
物原料の配合時の形状は、特に限定されず、例えばとう
もろこしの場合でも、グルテンミールでも、グルテンフ
ィードでも、二種混合品(とうもろこしと魚粉との混合
品)でもよいし、その粉末形状、ペースト状、ゼリー状
、液状等有無等は問わない。これは目的、用途に従い、
また所定の条件下で醗酵しうるものであれば、その範囲
で適宜選択される。
通常これは粉末状のものが使用される。
上記水産生物原料および上記植物原料の配合割合は、目
的とする飼料構成成分、適度な11酵条件の確保、脱臭
の程度等により種々選択される。この両者の配合量は、
通常、水産生物原料を1重量部とすると、植物原料が1
.5〜3重量部であり、より好ましくは2重量部程度で
ある。
本発明の醗酵飼料は、上記の原料を用いて、即ち自然に
存在する天然原料を用いて、それらを適度に配合し、混
合し、醗酵させて製造されたちのである。この[酵には
、通常、適当なカビ類および酵母菌族双方を用いる。カ
ビ類は好気性雰囲気に好ましく、酵母菌族はIII酵に
好ましいためであると思われる。この酵母菌族には、サ
ツカロミセス族、トルラ族等が、カビ類にはアスペルギ
ルス族、ペニチリュウム族等が用いられ、通常それら例
示物質の4種類が用いられる。この酵母菌族等の配合量
は、通常、水産生物原料および植物原料100重量部に
対して、0.05〜0.2重量部であり、好ましくは0
.1重量部程度である。またこの酵母菌族等の各配合割
合は、通常、アスペルギルス族が40重量%、サツカロ
ミセス族が20重量%、トルラ族が20重量%およびペ
ニチュリウム族が203111%とすることができる。
以上より、本発明の醗酵飼料は、上記原料を、所定のカ
ビ類、酵母菌族を用いて自然f1g醇させて製造させた
ものであるので、他に積極的に添加、配合された合成化
学物質は含まれておらず、上記天然原料が自然醗酵され
て製造された飼料である。
従って本醗酵飼料は、主として所定のカビ類、酵母菌族
の微生物の力を借りて、それが自己増殖し、自然の形で
発生するたんばく質(酵母菌族、抗生物質等)、ビタミ
ン群等の集合体といえる。なお植物原料は多くは醗酵さ
れず水分調整剤、脱臭剤等として機能して含まれている
ものと思われる。
また本醗酵飼料は、使用する原料により種々相違するが
、比較的たんばく黄金有吊の多い水産生物原料を用いる
。従って本醗酵飼料の構成成分において、醗酵飼料のう
ち、水分を除いた残部の全重量を100重量部とする場
合、粗たんぱく質が5C1ffi)部以上等と、その含
有量は大きい。
本醗酵飼料に含有される水分量は、目的、用途により種
々選択されるが、製造工程の簡略化、微粉の揮散防止お
よび経済性等の観点から醗酵飼料の全重量を100重量
部とする場合、20〜30重量部程度が好ましい。なお
ざらに乾燥して、その含有量を低減させたものとするこ
ともできる。
本発明の醗酵飼料は、魚類およびイカ等の水産生物のう
ちの少なくとも1つのから成る水産生物原料と、植物原
料と、を配合し、醗酵させて製造された醗酵飼料に、他
の飼料成分を適当に配合せしめた配合飼料とすることも
できる。この場合、配合される他の飼料成分には、天然
により採取、抽出された飼料又は自然m解させた飼料等
の天然飼料が好ましい。なるべく合成化学物質を含まな
いのがより好ましいからである。しかし目的等により、
種々の合成化学物質を所定量配合することもできる。
本発明の醗酵飼料は、上述の魚類等の水産生物原料と、
植物原料とを配合して製造された醗酵飼料に、養魚用油
脂を配合して、ねり形状にしたものもできるし、またそ
の飼料の表面を適当な被覆物質でコーティングしたもの
とすることもできる。
本発明の醗酵飼料の外観形状は、粉末形状、これを造粒
した形状、その他の形状でもよい。
本発明の醗酵飼料は、通常以下にのべる方法により製造
される。
まず所定のイカの内臓等の水産生物原料と、所定の植物
原料とを秤量し、これを混合層の中へ入れ、これらを混
合する。この場合、特に所定のイカの内臓は水分含有量
が多いので、適当な水分調整等のため所定量の植物原料
が配合される。またこのとき所定の条件下で醗酵を行な
わせるためのカビ類、p母菌族等を所定量配合する。こ
の配合物中の含水率は、醗酵に適したものであれば良い
が、通常30〜60重量%程度、好ましくは40重量%
程度である。また、カルシウムを補充するために、ここ
でさらにカルシウム原料を所定量例えば配合原料全量に
対して約2重最%程度配合することが好ましい。この原
料として動物性カルシウム例えば貝、牛骨等が好ましい
。これは育優に対する吸収性が良いためである。この混
合槽中で、上記配合物は好気性雰囲気にするように、空
気を混合物中にとり込むように混合される。またこの混
合槽は、カビ類の活動を促し、酵母菌等を含む混合物を
活発化させるために、加温されるのが好ましい。
次いで上記混合物を醗りl至(通常この室の床温度を4
0℃程度とする。)へ導き、そのまま堆積させると醗酵
が開始し、この堆積物は温度が上昇し、約24(夏期)
〜48(冬期)時間程度経過すると通常この堆積物の内
部は、40〜50℃程度に上昇し、約50℃以上となら
ない時点で反応を中止させて、袋づめをする。このとき
ほぼ醗酵は完了していると思われる。なおこの醗酵温度
、S酵時間、好気性又は嫌気性雰囲気の有無等は使用さ
れるカビおよび酵母の種類等により異なるし、また特に
醗酵させる時間は酵母菌等の種類、その配合量、酸S温
度との相関において種々設定される。通常は、好気性雰
囲気で醗酵が行われる。
また上記のように混合槽と醗酵室は別室とし、効率的に
製造することもできるし、また混合槽を醗酵室としても
利用し、バッチ方式とづることもできる。また通常醗酵
室へ混合物が堆積される前に、ふるい工程を設けて、堆
積物の均一化、所定粒径の設定等を行なう。なお通常用
いられる上記のアスペルギルス族等の酵母菌族等にあっ
ては、この醗酵温度は、その最大が約50℃程度に設定
されるのが好ましい。
上記により適当に醗酵させたものを取り出し、本醗酵飼
料は製造される。なお目的とする製品形状によっては、
さらに乾燥することも適宜性なわれる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明する。
(1)醗酵飼料の製造 高鮮度なモンゴイカの内臓(含水率99%)33重量部
、植物原料67重量部およびアスペルギルス族(40重
量%)、ペニチリュウム族(20重邑%)のカビ類なら
びにサツカロミセス族(20重量%)、トルラ族(20
重量%)の酵母菌族(これらは含水率約15%の粉末品
)0.1型理部を秤量し、配合する。なお該植物原料は
、グルテンミール(とうもろこし)20重量%、グルテ
ンフィード(とうもろこし)20重問%、二種混合物(
とうもろこしと魚粉)25重量%、脱脂大豆15重量%
、ふすま(麦)7.5重量%および米ヌカ12.5重量
部の混合品である。
上記配合物をベルトコンベヤーを用いて上端から上部開
放の混合槽へ投入する。この混合槽は箱容器形状を有し
、この槽の底部はコンクリート床であり、この床下には
約40℃の温水を流すバイブがあり、これによりこの槽
を若干加温する。また混合方法は、この装置の左右方向
に配設された中心軸棒に具備された胃を回転させ、しか
もその時に空気をとり込むことにより、上記配合物を好
気性雰囲気下に混合した。なおこのときは、上記カビ類
が活動し、酵母菌族はまだ活動しm酵していないと思わ
れるが、混合物全体を活性化させる。
この混合時間は約1時間程度である。
その後、上記活性化された混合物を、ベルトコンベヤー
を用いて醗酵槽上に存在するふるい装置(穴径的4mn
+)へ搬送し、大きな囚まりを除去する。このふるいに
かけられた混合物は、落下し、醗酵槽中に堆積される。
なおこのふるい上の固まりは、上記混合槽へ投入し、循
環使用をする。この堆積物の混合物の含水率は約40重
量%程度であり。さらさらした黒色の粉状物である。な
おこの醗酵槽は上方が開放の箱形状のものであり、この
醗酵槽の底部にはコンクリート床があり、その下部に約
40℃の温水が流されたパイプがあり、この堆積物は加
温され、醗酵に適した条件設定がされる。
上記堆積物をそのまま放置すると上記W9母菌族等が活
動し、醗酵が開始し、進行し、該堆積物の温度が上昇し
はじめた。約24〜48時間放置すると、該堆積物の内
部の温度が約50℃に達する。
このため、該堆積物の水分はさらに揮敗し、その含水率
は約20〜30重量%となる。この時堆積物を上記醗酵
槽外へ取り出し袋づめをし、醗酵飼料製品を製造した。
なおさらに堆積物を放置すると、その内部温度が約80
℃くらいまでに上昇するが、上記50℃で中止したもの
は、はぼ醗酵は終了していると思われる。
(2)#111酵飼料およびその性能評価上記により製
造された醗酵飼料は、外観は粉末状であり、悪臭はほと
んどない。その構成成分のうち主要なものの分析結果は
、醗酵飼料全量を100重」部とする場合、粗たんぱく
質38.1重量部、粗繊維2.1重量部、粗脂肪4.8
重ω部、粗灰分4.91重量部、カルシウム0.075
重量部、リン0.83重量部、水分24.1重量部であ
った。なおこの粗たんぱく賃金有量は、水分を排除した
全乾物飼料に対しては50.2重口部である。
上記醗酵飼料を以下の投餌方法により、その性能を評価
した。まずこの醗酵飼料20kaを、生イワシ入りコン
テナ(25kg)4つに対して混入し、ミンチにする。
このようにするのは、適度の粘着性があり、投餌中の飼
料のむだな流出を防止し、そのため効率よく魚が食餌で
きるようにするためである。試験条件は以下の通りであ
る。試験場所・・・尾鷲市三木浦湾(B漁場)、魚種・
・・タイ、種苗生産種類・・・人工ふ化、放養尾数・・
・15000尾、生IIM格・・・61X4m(ポリ生
簀)、試験期間・・・79日、投餌日数・・・44日、
開始魚体重・・・10g。
上記試験によれば、(1)死亡届数が95尾であり、歩
留りは99.4%と良好であること、(2)現在魚体重
が859、投m厘が3942ko、5Wrt料が103
5x2−2070ko(生餌!算)、全計投餌吊が60
12kg、であり、増肉量は75g/尾であり、かつ増
肉係数は6012kM(14905x75o )=5.
4であった。
従って上記結果によれば、本醗酵飼料を用いて養魚をす
れば、死亡率が1%以下と極めて少なく(通常の養魚で
は約30〜50%)、かつ増肉率  ゛が極めて良い(
従来では11〜13)。しかも本1v1i?飼料を用い
て養殖された魚の脂がのりすぎることもなく、味覚も天
然魚とほぼ同じであり、切肉特有のなまぐさい臭いも少
なく、さらに従来の養魚のようにその肉質が短時間で乳
白色となることも少な(、酸化劣化に対しても安定であ
る。
また上記製造方法は、密封醗酵と異なり開放醗酵のため
、乾燥を促進させて適度な水分含有量とすることが容易
であり、また加熱醗酵させるので腐敗菌を減少せしめて
、はぼ完全に醗酵させるので、製品の腐敗も悪臭も少な
い。また本製造方法は好気性雰囲気下で自然醗酵させる
ので、効率良い製造が可能であり、飼料として有効な好
気性酵母菌等が増殖し、抗生物質等が生じる。また本製
進方法によれば、水産加工原料又は堆積物を乾燥する工
程を要せず、簡略な工程で適当な水分含有醋の製品を製
造できる。以上より本製造方法によれば高品質な飼料を
簡単に製造できる。また加熱方法および加熱装置も温水
を循環させれば良く、簡単である。
[発明の効果] 本発明の醗酵飼料は、魚類およびイカ等の水産生物のう
ちの少なくとも1つから成る水産生物原料と、植物原料
とを配合し、醗酵させて製造されたことを特徴とする。
即ち本醗酵飼料は、上記原料特に比較的たんばく賃金有
量の多い水産生物原料を所定のカビ類、酵母菌族等を用
いて自然醗酵させて製造されたものであるので、他に積
極的に添加、配合された合成化学物質は含まれておらず
、上記天然原料が自然aSされて製造された飼料である
。即ら本醗e飼料は、カビ類が活動し、また使用される
酵母菌族等が自己増殖して、自然の形で発生するたんば
く質(酵母菌族、抗生物質等)、ビタミン群等の高濃度
の集合体といえる。
以上より本醗酵飼料を育種特に養魚のために用いると、
育種特に養魚の死亡率は、従来の場合と比べて著しく減
少し、また増肉率が著しく高い。
従って養魚等の生産性は極めて高い。これは本醗酵飼料
が自然FIIi酵飼料であり、これは微生物の力を借り
て原料の脂質を安定させ、同時に自然の形で発生づるビ
タミン群、抗生物質等を利用するため、養魚等の内臓疾
患を予防し、健康が促進されるためと思われる。
また本醗酵飼料を用いて飼育された魚等、特に魚は、そ
の肉質に脂肪がのりすぎることな(、味覚が天然魚とほ
ぼ同一であり、従来の養魚等のように、その肉質が短時
間(3時間程)で乳白色となることもない。これは、こ
の肉質が酸化劣化に安定であるためと思われる。
また本a1p飼料は、適度に加温して開放#l!1酵さ
せて製造されてものであること、適度な植物原料を配合
して醗酵させたものであること等のため、本飼料は、腐
敗菌を減少せしめ、腐敗しにくく、悪臭の少なく、また
育種に食餌し易い形状保持が容易な、高品質な飼料であ
る。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)魚類およびイカ等の水産生物のうちの少なくとも
    1つから成る水産生物原料と、植物原料と、を配合し、
    醗酵させて製造されたことを特徴とする醗酵飼料。
  2. (2)水産生物原料は、いかの内臓である特許請求の範
    囲第1項記載の醗酵飼料。
  3. (3)植物原料は、米ぬか、とうもろこし、脱脂大豆お
    よび麦のうちの少なくとも1つである特許請求の範囲第
    1項記載の醗酵飼料。
  4. (4)水産生物原料および植物原料の配合量は、水産生
    物原料を1重量部とすると、植物原料が1.5〜3重量
    部である特許請求の範囲第2項記載の醗酵飼料。
  5. (5)構成成分において、醗酵飼料のうち、水分を除い
    た残部の全重量を100重量部とする場合、粗たんぱく
    質が50重量部以上である特許請求の範囲第1項記載の
    醗酵飼料。
  6. (6)アスペルギルス族およびペニチリュウム族のカビ
    類ならびにサッカロミセス族およびトルラ族の酵母菌族
    が含まれている特許請求の範囲第1項記載の醗酵飼料。
  7. (7)カビ類および酵母菌族の配合量は、水産生物原料
    および植物原料100重量部に対して、0.05〜0.
    2重量部である特許請求の範囲第6項記載の醗酵飼料。
  8. (8)カビ類および酵母菌族の各配合量は、アスペルギ
    ルス族が40重量%、ペニチリュウム族が20重量%、
    サッカロミセス族が20重量%およびトルラ族が20重
    量%である特許請求の範囲第6項記載の醗酵飼料。
  9. (9)醗酵は、加温下でかつ開放状態で、水分を蒸散さ
    せつつなされたものである特許請求の範囲第1項記載の
    醗酵飼料。
  10. (10)醗酵前の醗酵原料の水分含有率は60重量%以
    下である特許請求の範囲第1項記載の醗酵飼料。
  11. (11)構成成分において、含有する水分は、醗酵飼料
    の全重量を100重量部とする場合、20〜30重量部
    である特許請求の範囲第1項記載の醗酵飼料。
  12. (12)魚類およびイカ等の水産生物のうちの少なくと
    も1つのから成る水産生物原料と、植物原料と、を配合
    し、醗酵させて製造された醗酵飼料に、養魚用油脂を配
    合して、ねり形状にした特許請求の範囲1項記載の醗酵
    飼料。
  13. (13)魚類およびイカ等の水産生物のうちの少なくと
    も1つから成る水産生物原料と、植物原料と、を配合し
    、醗酵させて製造された醗酵飼料に、他の飼料を配合し
    て成る特許請求の範囲第1項記載の醗酵飼料。
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