JPS61201066A

JPS61201066A - ニードリング固定ベロア織物ウエブのためのニードリング装置

Info

Publication number: JPS61201066A
Application number: JP60270844A
Authority: JP
Inventors: リヒアルト・デイロ; ヨハン・フイリツプ・デイロ
Original assignee: Oskar Dilo Maschinenfabrik KG; OSKAR DILO KG
Current assignee: Oskar Dilo Maschinenfabrik KG; OSKAR DILO KG
Priority date: 1984-12-07
Filing date: 1985-12-03
Publication date: 1986-09-05
Anticipated expiration: 2010-05-31
Also published as: JPH0749620B2; US4651393A; EP0183952B1; EP0183952A1; DE3567488D1; DE3444763A1; ATE39953T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はステーブルファイバの予編みしたフリースから
編成固定織物を製織するため、機械的または空力学的に
作動するフリース配置装置と、予編機とベロアｌ［とを
有する製織ユニットに関するものである。

（従来の技術）この種の製織ユニットは既知である。このようなユニッ
トにおいて最も問題となる構成部分は普通の型式のベロ
ア１１機である。

（発明が解決しようとする問題点）この既知のユニットにより製造される編成固定ベロア織
物は多くの点で欠点がある。特に織物表面の均一さおよ
び無指向性が得られない点である。

更に、編成固定ウェブの強度が十分でなく、またこれま
で使用されていたユニットはエネルギ消費量が比較的高
いという欠点がある。またファイバが相当損傷を受けた
り破断したりする。

数層に積層したフリースのウェブに対して予纏みするた
め、剛毛を有する無端の移送ベルトを編成ベースとした
予編機を使用することが提案されている。しかし、この
ような機械は編成がそれほど均等ではなく、特にしま様
のものが生じて十分満足のいく機能を果すことができな
いものであった。従って、このような機械はベロア編機
として使用することができない。

本発明の目的は、単位面積当りの重量ができるだけ小さ
い編成固定ベロア織物を製織し、織物の表面が十分均一
かつ無指向性があるとともに、強度が高くまたエネルギ
消費量ができるだけ低い製織ユニットを得るにある。

（問題点を解決するための手段）この目的を達成するため、本発明による製織ユニットは
少なくともベロア編機に、編成すべきフリースを担持し
て編成ベースとして作用する無端のブラシベルトを設け
、このブラシベルトは剛毛束を担持する多数のブラシ板
により構成し、これらブラシ板の外端縁はジグザグ形状
にし、隣接のブラシ板の端縁が相互に掛合して外端縁に
沿う剛毛束がブラシ板の内側領域におけるのと同じ距離
だけ全方向に互いに離れる配列となる構成にし、剛毛束
の各剛毛の遊端を円錐状または楔状にトリムし、ファイ
バフリースのウェブ上に伸え板を載置し、更に予編みし
たファイバフリースの三次元組織の組成のためにクラウ
ン編針を使用することを特徴とする。

本発明の好適な実施例においては、ベロア８１機および
できれば予ＷＡ機は少なくとも２１ＩＩｌｌの平行に配
列した編針ビームを有するものとして構成し、双方の編
針ビームを共通の駆動機構により駆動するか、または各
編針ビームを個別の駆動機構に関連させて作動行程を互
い違いにするとよい。

更に、予編機とベロア編機との間にファイバドラフトＷ
装置を接続するとよく、これは特に最終製品がニードル
パンチ加工またはエンボス加工により何らかの変形処理
を受ける場合に適用する。フリースのドラフト処理によ
りファイバ指向化に対して良好な等方向弾性特性を与え
ることができる。

（作　用）本発明によるベロア編機は初期に平坦であったファイバ
フリースに対して三次元組織を組成し、所要の均一さの
製品を均質に無指向性パイルを有しまた高い強度で製織
するのに特に好適であるが、このベロア編機と同様に予
ＩＩ機を形成すると一層有利である。ただしこの予編機
はクラウン編針がない点が異なる。全面にわたり剛毛を
均等に装着した無端のブラシベルトとしての編成ベース
によれば、これまで得られなかった特別良好な均一さの
予編みしたフリースを製織する上でのフリースウェブに
対する基本的な均一で均質な編成のための優良な条件を
与えることができる。これにより最終製品の品質を、特
に最終条件の強度に関して一層向上させることができる
。

（実施例）次に図面につき、本発明の好適な実施例を説明する。

第１図に示すように、本発明による編成固定べＯア織物
の製織ユニットはフリース配置装置１１を有し、このフ
リース配置装置１１により重ね合せた多数のファイバ層
から編成すべき多量のファイバフリースのウェブ１２を
形成する。このフリース配置装置１１に続いて予１ｉｉ
１１１３を設け、この予編機１３によりウェブ１２を圧
縮する。予編みしたファイバフリースのウェブ１４を最
終的にベロア編機１５に供給し、このベロア編機１５に
おいて平坦なファイバフリースのウェブ１４に無指向性
パイル形成により三次元組織を生ずる。　　　゛場合によって、予編機１３とベロア編機１５との間にフ
ァイバドラフト装置１６を配置し、ウェブ１４を処理し
て時に材料の柔かさおよび滑らかさに関する最終製品の
所要の特性を出すようにする。予編機１３はこの種の目
的に使用される普通の使用のものとすることができる。

しかし、ベロアｇＩＩ１１５に使用されると同じブラシ
ベルトをウェブ１２．１４のための編成ベースおよび移
送手段として使用すると特に好適である。

ベロアｌｉｉ機１５において、ブラシベルト２１は２個
の編針ビーム２２に配置したクラウン編針２３のための
編成ベースとして作用する。このブラシベルト２１は多
数のブラシ板２４により構成し、これらブラシ板２４は
第２図に示すように規則的に配列した剛毛束２５を有す
る。ブラシ板２４の外端縁２６はジグザグ状に形成し、
隣接のブラシ板２４が互いに掛合し、隣接のブラシ板２
４の外端縁に沿う最外側の剛毛束２５がブラシ板２４の
内側領域の剛毛束２５と同様の間隔を全方向にわたりと
るよう配列する。

ブラシ板２４には背面に保持当板２７を設け、この保持
当板の両側に溝２８を設け、これら溝２８にブラシベル
ト２１の幅にわたり配列したレール３０のリムが掛合す
る。これらレールは無端の循環チェーンまたはベルト等
に取付ける。

ブラシベルトのこのような形状および剛毛束２５の配列
により極めて均一なブラシベルト２１が得られ、このブ
ラシベルトによれば極めて均質な最終製品を製織する上
での条件が整う。

編針が剛毛に当たる点においてうねりが生ずるのを防止
するため剛毛は円錐状または楔状に仕上げし、ブラシベ
ルト２１の寿命を長くする。またこの対策により、さか
とげとして作用する恐れのある隆起形成が阻止される。

このさかとげによれば、ファイバフリースまたはフリー
スの個々のファイバが好ましくない状態でからめ取られ
る。このことは製品の品質を向上させる上でも重要であ
る。

既知の１機においては押え板を固着し、この押え板の開
口から予編みしたファイバフリースに編針が貫通するよ
うにしてる。この結果ファイバフリースウェブが通過す
るときこのファイバフリースウェブは好ましくない変動
を生ずる。この変動は押え板が僅かな圧力の下でファイ
バフリースウェブ上に休止することによって防止するこ
とができ、このことはファイバフリースを支持するブラ
シベルト２１の剛毛が所要の自然弾性を有するため可能
である。この方法によれば、最終製品特に材料表面の品
質を改善することができる。

予編みしたファイバフリースの三次元組織を形成するた
めのクラウン編針によれば、極めて均質で一様なかつフ
リーな多数のベロアが得られ、これは既知の装置では得
ることができない。このクラウン編針は、編針の軸にお
ける切欠がすべて編成ポイントから等距離にあり周方向
に配列されている。これまで使用されていたフォーク状
編針は比較的薄手のパイルを形成するものとして知られ
ている。

本発明によるクラウン編針は貫通力がフォーク状編針に
おけるよりも相当小さく、ベロアｍ＊のエネルギ消費量
が相当減少される。このことは、編針により受けるファ
イバの損傷が相当軽減され、編成固定されるベロア織物
のウェブの強度が強くなることを意味する。

第１図に示すように、ベロア編機１５は２個の編針ビー
ム２２を有し、これは一方では、エネルギ消費量を少な
くするためと、他方では品質の向上を図るためのもので
ある。更に編針ビームを追加し、作業行程が逐次行われ
るようビームの動作を制御するようにすることもできる
。

編成固定ベロア織物のウェブがニードルパンチまたはエ
ンボス加工（この加工は若干の自動機械にとって重要で
ある）により多少の寸法変化を受ける場合、編成固定織
物のウェブはすべての方向に均等な弾性を有することが
望ましい。この目的のためファイバドラフト装置１６を
第１図に示すように予編機１３と、ベロア編機１５との
間に配置するとよい。

（発明の効果′）本発明による製織ユニットによれば、極めて均質に組織
された編成固定織物ウェブが得られ、表面は均質で、無
指向性かつ強度が高く、単位面積当りの重量も少ないも
のが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による編成固定ベロア織物の製繊ユニ
ットの側面図、第２図は、多数の個別のブラシ板よりなる無端ブラシベ
ルトの一部の平面図、第３図は、ブラシベルトを構成する隣接のブラシ板の側
面図である。１１・・・フリース配置装置１２、１４・・・ファイバフリースのウェブ１３・・・
予編機　　　　　１５・・・ベロア１１ｍ１６・・・フ
ァイバドラフト装置２１・・・ブラシベルト　　２２・・・編針ビーム２３
・・・クラウン編針　　２４・・・ブラシ板２５・・・
剛毛束　　　　　２７・・・保持当板２８・・・溝　　
　　　　　３０・・・レール特許出願人　　　オスカー
・ディ口・マシーネンフ？プリーク・カーグー図面の浄書（内容に変更なし）ＦＩＧ、２手　　続　　補　　正　　書く方式）％式％１、事件の表示昭和６０年特許願第　２７０８４４号２゜発明の名称編成固定ベロア織物の′ｔＭ織ユニット３、補正をする
者事件との関係　特許出願人４、代　理　人６、補正の対象

Claims

【特許請求の範囲】１、ステープルファイバの予編みしたフリースから編成
固定織物を製織するため、機械的または空力学的に作動
するフリース配置装置と、予編機とベロア編機とを有す
る製織ユニットにおいて、少なくともベロア編機に、編
成すべきフリースを担持して編成ベースとして作用する
無端のブラシベルトを設け、このブラシベルトは剛毛束
を担持する多数のブラシ板により構成し、これらブラシ
板の外端縁はジグザグ形状にし、隣接のブラシ板の端縁
が相互に掛合して外端縁に沿う剛毛束がブラシ板の内側
領域におけるのと同じ距離だけ全方向に互いに離れる配
列となる構成にし、剛毛束の各剛毛の遊端を円錐状また
は楔状にトリムし、ファイバフリースのウェブ上に押え
板を載置し、更に予編みしたファイバフリースの三次元
組織の組成のためにクラウン編針を使用することを特徴
とする製織ユニット。２、前記ブラシ板は背面に保持当板を有するものとして
構成し、無端のチェーン、またはベルト等に配設したレ
ールの内方折曲げリムを、前記保持当板に形成した溝に
掛合させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載の製織ユニット。３、前記予編機にもブラシ板で形成したブラシベルトを
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１または２項
に記載の製織ユニット。４、ベロア編機およびできれば予編機は少なくとも２個
の平行に配列した編針ビームを有するものとして構成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第１乃至３項のうち
いずれか一項に記載の製織ユニット。５、予編機とベロア編機との間にファイバドラフト装置
を接続したことを特徴とする特許請求の範囲第１乃至４
項のうちいずれか一項に記載の製織ユニット。