JPS61200835A - 乾燥剤 - Google Patents
乾燥剤Info
- Publication number
- JPS61200835A JPS61200835A JP4246385A JP4246385A JPS61200835A JP S61200835 A JPS61200835 A JP S61200835A JP 4246385 A JP4246385 A JP 4246385A JP 4246385 A JP4246385 A JP 4246385A JP S61200835 A JPS61200835 A JP S61200835A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desiccant
- water
- deliquescent
- oxide resin
- inorg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Gases (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は液状化の防止された乾燥剤に関する。
(従来の技術)
従来より、菓子類等の食品類の保存あるいはその他家庭
用、工業用に各種の乾燥剤が巾広く使用され、かかる目
的の吸湿剤としてたとえばシリカゲル、モレキュラーシ
ーブ、アルミナ、ゼオライト、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウムなどがよく知られている。
用、工業用に各種の乾燥剤が巾広く使用され、かかる目
的の吸湿剤としてたとえばシリカゲル、モレキュラーシ
ーブ、アルミナ、ゼオライト、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウムなどがよく知られている。
これらのうち、シリカゲル、モレキュラーシーブ、アル
ミナなどは高価であったり、吸湿性自体が比較的低いと
いう問題があり、一方、塩化カルシウム、塩化、マグネ
シウムなどは非常に安価であり、また1、それ自身の重
量以上の水分を吸収するという非常にすぐれた吸湿性能
を有するが、これらは潮解性を有するため、多屋に吸湿
する、と液状となり、その取扱いや使用範囲が制限され
るという問題がある。 。
ミナなどは高価であったり、吸湿性自体が比較的低いと
いう問題があり、一方、塩化カルシウム、塩化、マグネ
シウムなどは非常に安価であり、また1、それ自身の重
量以上の水分を吸収するという非常にすぐれた吸湿性能
を有するが、これらは潮解性を有するため、多屋に吸湿
する、と液状となり、その取扱いや使用範囲が制限され
るという問題がある。 。
かかる問題を解決するため、たとえば塩化カルシウムを
バーミキュライト(ひる石)やゼオライトと混合する方
法および石こうやポルトランドセメントと水和硬化させ
る方法なども提案さ・れ、て・いるが、これらの方法で
は吸湿性能が著しく低下したり、また取扱い上ベトッキ
が生じたりするなど必ずしも十分ではなかった。
バーミキュライト(ひる石)やゼオライトと混合する方
法および石こうやポルトランドセメントと水和硬化させ
る方法なども提案さ・れ、て・いるが、これらの方法で
は吸湿性能が著しく低下したり、また取扱い上ベトッキ
が生じたりするなど必ずしも十分ではなかった。
(発明が発明しようとする問題点)
このようなことから、本発明者らは乾燥剤として吸湿性
には非常に優れるが、潮解性を有するという欠点を有す
る塩化カルシウムや塩化マグネシウムなどの乾燥剤主剤
としての潮解性無機塩につき、吸湿性能の低下を極力抑
制しつつその液状化を防止すべく検討の結果、該潮解性
無機塩に特定の吸水性樹脂を配合することにより上記目
的が達成せられることを見出し、本発明ξこ至った。
には非常に優れるが、潮解性を有するという欠点を有す
る塩化カルシウムや塩化マグネシウムなどの乾燥剤主剤
としての潮解性無機塩につき、吸湿性能の低下を極力抑
制しつつその液状化を防止すべく検討の結果、該潮解性
無機塩に特定の吸水性樹脂を配合することにより上記目
的が達成せられることを見出し、本発明ξこ至った。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、乾燥主剤である潮解性無機塩に吸水性変性ポ
リエチレンオキサイド樹脂を配合せしめてなることを特
徴とする乾燥剤を提供するものである。
リエチレンオキサイド樹脂を配合せしめてなることを特
徴とする乾燥剤を提供するものである。
本発明において用いられるM解性無機塩としては、たと
えば塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニ
ウム、五酸化リンなどの吸湿により潮解性を有する無機
塩類が挙げられる。
えば塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニ
ウム、五酸化リンなどの吸湿により潮解性を有する無機
塩類が挙げられる。
また、吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹脂は水溶性
のポリエチレンオキサイドとモノおよび/またはポリイ
ソシアネートを反応させて得られる非イオンタイプの水
不溶性の吸水性樹脂であって、その吸水量は通常自重の
5〜80重里倍程度である。
のポリエチレンオキサイドとモノおよび/またはポリイ
ソシアネートを反応させて得られる非イオンタイプの水
不溶性の吸水性樹脂であって、その吸水量は通常自重の
5〜80重里倍程度である。
この吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹脂は熱可塑性
樹脂であるため、潮解性無機塩とは加熱により容易に均
一混合することができ、乾燥剤として任意の形状に成形
することができる。
樹脂であるため、潮解性無機塩とは加熱により容易に均
一混合することができ、乾燥剤として任意の形状に成形
することができる。
従って、乾燥剤の形状は粉末、ペレット状、テープない
しシート状の任意の形をとり得る。
しシート状の任意の形をとり得る。
また、吸湿速度をあげたり、両者の混合性を増すために
、ポリエチレングリコール、膨潤性ポリウレタンあるい
は界面活性剤などを単独ないしは2種以上を混合して添
加使用することも有効である。
、ポリエチレングリコール、膨潤性ポリウレタンあるい
は界面活性剤などを単独ないしは2種以上を混合して添
加使用することも有効である。
なお、本発明に用いる潮解性無機塩(A)と吸水性変性
ポリエチレンオキサイド8111(B)の混合比は特に
制限はないが、吸湿性能を向上させるためには(ハ)/
@ = 8/1〜1/2、好ましくは271〜1/1(
重量比)とするのが適当である。
ポリエチレンオキサイド8111(B)の混合比は特に
制限はないが、吸湿性能を向上させるためには(ハ)/
@ = 8/1〜1/2、好ましくは271〜1/1(
重量比)とするのが適当である。
これらの成分を混合するための混合機としては、ニーダ
−、バンバリーミキサ−1押出機等の従来公知の各種の
混線機、成形機が使用できる。
−、バンバリーミキサ−1押出機等の従来公知の各種の
混線機、成形機が使用できる。
本発明の乾燥剤は、基本的には前記潮解性無機塩に吸水
性変性ポリエチレンオキサイド樹脂を配合せしめること
により得られるが、必要に応じて着色剤、防カビ剤、除
臭剤、放香剤等の他の配合剤を混合することもできる。
性変性ポリエチレンオキサイド樹脂を配合せしめること
により得られるが、必要に応じて着色剤、防カビ剤、除
臭剤、放香剤等の他の配合剤を混合することもできる。
かかる乾燥剤を実用に供する場合には、本発明の乾燥剤
をそのまま使用してもよいが、例えば通気性を有する不
織布や容器に入れ、g&湿速度を適宜調節することも可
能である。
をそのまま使用してもよいが、例えば通気性を有する不
織布や容器に入れ、g&湿速度を適宜調節することも可
能である。
(効果)
本発明の乾燥剤は、空気中の湿気は潮解性無機塩が効率
よく捕捉し、また、その潮解液は非イオンタイプの高吸
水性樹脂である吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹脂
が捕捉、保持するためもはや流れ出ることがないという
すぐれた効果を奏する。
よく捕捉し、また、その潮解液は非イオンタイプの高吸
水性樹脂である吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹脂
が捕捉、保持するためもはや流れ出ることがないという
すぐれた効果を奏する。
かかるすぐれた性質を利用し、本発明の乾燥剤は、家庭
用としては、押入、戸棚、タンス等の除湿乾燥剤に、ま
た、業務用には菓子、シラーウイントウー、電子部品の
除湿乾燥剤、粘結防止等に使用することができる。
用としては、押入、戸棚、タンス等の除湿乾燥剤に、ま
た、業務用には菓子、シラーウイントウー、電子部品の
除湿乾燥剤、粘結防止等に使用することができる。
(実施例)
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例に何ら限定されるものではない。
らの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1
170℃に加熱した加圧ニーダ−を用いて無水塩化カル
シウム50jlと吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹
脂(住友化学社品、スミカゲル0R−80)501を1
0分間混線し、次いでオーブンロールを用いて厚さ約2
−のシート(重さ約toor)を得た。
シウム50jlと吸水性変性ポリエチレンオキサイド樹
脂(住友化学社品、スミカゲル0R−80)501を1
0分間混線し、次いでオーブンロールを用いて厚さ約2
−のシート(重さ約toor)を得た。
得られたシート(大きさ5 X 5 t:m )約6g
をガラスビーカーに入れ、20℃、湿度75*RHの恒
温恒湿槽に15日間静置したのち、吸湿量を調べた結果
、約4gの吸湿が認められた。なお、吸湿後の乾燥剤は
固体状であり、100メツシユの金網上に載置しても課
電れは認められなか7た。
をガラスビーカーに入れ、20℃、湿度75*RHの恒
温恒湿槽に15日間静置したのち、吸湿量を調べた結果
、約4gの吸湿が認められた。なお、吸湿後の乾燥剤は
固体状であり、100メツシユの金網上に載置しても課
電れは認められなか7た。
実施例2
無水塩化カルシウム40I、スミカゲル■R−8040
9およびポリエチレングリコール2Ofを用いた他は実
施例1と同様にして、厚さ約2mのシートを得た。得ら
れたシート(大きさ5 X 5 twr )約5.2g
を用いて、実施例1と同様にして吸湿量を調べた結果、
約364fの吸湿が認められた。なお、吸湿後の乾燥剤
は固体状であり、100メツシユの金網上で載置しても
成型れは認められなかった。
9およびポリエチレングリコール2Ofを用いた他は実
施例1と同様にして、厚さ約2mのシートを得た。得ら
れたシート(大きさ5 X 5 twr )約5.2g
を用いて、実施例1と同様にして吸湿量を調べた結果、
約364fの吸湿が認められた。なお、吸湿後の乾燥剤
は固体状であり、100メツシユの金網上で載置しても
成型れは認められなかった。
実施例3
ポリエチレングリコールの代わりに膨潤ウレタン(旭電
化社品、アデカレジン)20ノを用いた他は実施例2と
同様にして約2mlのシートを得た。
化社品、アデカレジン)20ノを用いた他は実施例2と
同様にして約2mlのシートを得た。
得られたシート(大きさ5 X 5 cM)約5.41
を用いて、実施例1と同様にして吸湿量を調べた結果、
約8.6fの吸湿が認められた。
を用いて、実施例1と同様にして吸湿量を調べた結果、
約8.6fの吸湿が認められた。
なお、吸湿後の乾燥剤は固体状であり、100メツシユ
の金網上に載置しても成型れは認められなかった。
の金網上に載置しても成型れは認められなかった。
比較例1
無水塩化カルシウム5fをとり、実施例1と同様にして
吸湿量の測定を始めたが、試験開始約3時間後には潮解
を始め、約10時間段には完全に潮解液になった。
吸湿量の測定を始めたが、試験開始約3時間後には潮解
を始め、約10時間段には完全に潮解液になった。
比較例2
シリカゲル5fをとり、実施例1と同様に、15日後の
吸湿量を調べた結果、潮解は認められなかったが、吸湿
量は約2gと非常に少なかった。
吸湿量を調べた結果、潮解は認められなかったが、吸湿
量は約2gと非常に少なかった。
Claims (1)
- 乾燥主剤である潮解性無機塩に吸水性変性ポリエチレン
オキサイド樹脂を配合せしめてなることを特徴とする乾
燥剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246385A JPS61200835A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 乾燥剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4246385A JPS61200835A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 乾燥剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200835A true JPS61200835A (ja) | 1986-09-05 |
Family
ID=12636763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4246385A Pending JPS61200835A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 乾燥剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200835A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244444A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Hirobumi Kajiwara | 脱酸素剤 |
JPS63162793A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | 焼津水産化学工業株式会社 | 脂質の抽出方法 |
JPH05162126A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-29 | Sercone Larry | 繊維の配列装置 |
CN104923043A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-09-23 | 浙江理工大学 | 一种有机生石灰复合干燥剂及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61141916A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-28 | Shin Nisso Kako Co Ltd | 乾燥剤組成物および乾燥用成形物 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP4246385A patent/JPS61200835A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61141916A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-28 | Shin Nisso Kako Co Ltd | 乾燥剤組成物および乾燥用成形物 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244444A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Hirobumi Kajiwara | 脱酸素剤 |
JPS63162793A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | 焼津水産化学工業株式会社 | 脂質の抽出方法 |
JPH05162126A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-29 | Sercone Larry | 繊維の配列装置 |
CN104923043A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-09-23 | 浙江理工大学 | 一种有机生石灰复合干燥剂及其制备方法 |
CN104923043B (zh) * | 2015-05-19 | 2017-01-11 | 浙江理工大学 | 一种有机生石灰复合干燥剂及其制备方法 |
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