JPS61165302A - 農園芸用粒剤の製造方法 - Google Patents

農園芸用粒剤の製造方法

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JPS61165302A
JPS61165302A JP493085A JP493085A JPS61165302A JP S61165302 A JPS61165302 A JP S61165302A JP 493085 A JP493085 A JP 493085A JP 493085 A JP493085 A JP 493085A JP S61165302 A JPS61165302 A JP S61165302A
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JP
Japan
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coated
water
absorbing
active ingredient
granules
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Pending
Application number
JP493085A
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English (en)
Inventor
Mikio Sekiguchi
幹夫 関口
Shinichi Sakai
堺 信一
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈従来の技術〉 従来、粒状担体に農薬有効成分を被覆する方法として、
水または有機溶剤に結合剤を溶解させ、粒状担体に被覆
後、農薬有効成分を被覆させ、乾燥して粒状農薬を有す
る方法が一般的に使用されて来た。しかしこの方法は乾
燥工程が必要なために不便であった。そこで水を用いて
被覆しても乾燥工程を省ける方法として、水に溶解また
は分散させた結合剤を用い、農薬有効成分を粒状担体に
被覆させたのち乾燥ゼオライトを加えて水分を吸収し粒
剤を得る方法(特開昭53−1)8526号)が提案さ
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、農薬有効成分が吸湿性である場合これを被覆
した粒状農薬を得ようとすると、従来の乾燥工程を必要
とする方法では得られた粒状農薬が製造工程または散布
作業中に吸湿し、粒剤の流動性が著しく低下するため良
い粒剤が得られない。
また前記特開昭53−1)8526号の方法では乾燥ゼ
オライトを用い、乾燥工程を省いているが、ゼオライト
は高い陽イオン交換能を持ち、吸着性が強いために被覆
した農薬有効成分を吸着して不活性化する危険性が高い
したがって農薬有効成分が吸湿性である場合、上記のよ
うな問題のない粒剤の製法が望まれている。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本発明者は鋭意検討の結果、非吸収性粒状担体に
、■水または永および結合剤を被覆したあと、吸湿性の
農薬有効成分を被覆するかあるいは■吸湿性農薬有効成
分を被覆したあと水または水および結合剤を被覆し、さ
らに吸油性粉末で被覆する事により従来の粒剤の欠点が
改良された粒剤が得られることをみい出した。
本発明の粒剤は例えば以下のようにして製造する。
先ず、非吸収性担体をリボンミキサー、コンクリートミ
キサー、ナウタミキサー等のミキサーに投入する。つい
で混合しながら粒表面に水、または好ましくは50%以
下の結合剤を溶解または分散させた水を滴下し、完全に
被覆させたあと、吸湿性農薬有効成分を加え、混合して
被覆させるあるいは先に吸湿性農薬有効成分を加え被覆
したのち、水、または好ましくは50%以下の結合剤を
溶解または分散させた水を加えて被覆してもよい。最後
に水分を吸湿した農薬有効成分を吸着し、粒剤の流動性
を保持するに必要な量の吸油性粉末を加えて混合し1粒
剤を得る。
本発明の方法によれば、吸湿性農薬有効成分が粒剤製造
の際、用いる水分を吸収し、増粘し長期間粘性を保った
状態になり有効成分全体が一種の結合剤としての働きも
行うため、粒剤からの農薬有効成分および吸油性粉末の
脱離を防ぎかつ高湿度の条件下に長時間晒されても流動
性の劣化の少ない粒剤が得られる。
次に本発明において使用する水の量は必ずしも吸湿性農
薬有効成分の最大吸湿量に相当する量である必要はなく
、好ましくはおおよそ、最大吸湿量の5分の1〜最大吸
湿量の範囲使用する。こつように最大吸湿量に相当する
水を必ずしも必要としないのは、最大吸湿量に相当する
水を吸収しなくても該有効成分が充分結合剤として作用
する能力を有するからである。なお最′ 大阪湿量以下
の水を使用して製造した粒剤は。
高湿度下で長時間経過すれば、空気中の水分を吸収し最
大吸湿量まで水分を吸収するが、最大吸湿量に相当する
水を使用したときに粒剤の流動性を保つに必要な量の吸
油性粉末をあらかじめ用いておけば流動性が劣化しない
ものが得られる。
次に本発明の非吸収性粒状担体としては、炭酸カルシウ
ムもしくは石灰石、硅石等をあげることができる。これ
らのものは2種以上混合して使用する事も可能である。
また本発明の非吸収性粒状担体は好ましくは粒径10メ
ツシユ〜250メツシエのものを包含するが、粒径48
メツシユ〜250メツシエの間に50%以上の粒度分布
をする担体の使用が望ましい。
本発明の吸湿性農薬有効成分は固体、液体を問わず吸湿
性であれば適用できるが、例えば以下のものがあげられ
る。
すなわち吸湿性農薬有効成分2?を直径9crII。
深さ2釧のシャーレに入れて拡げ、蓋をせず釦気fi3
0℃、相対湿度80%!’(24時間放置するとき農薬
有効成分の重量の1710から2゛倍量の水を吸収する
ものが望ましい。例えばアンモニウム・(3−アミノ−
3−カルボキシクロビル)メチル7オスフイネート〔グ
リ7オシネート]、N−(フォスフォノメチル)グリシ
ン〔クリフォサート〕、ナトリウム・3−インプロピル
−I H−2,1,3−ベンゾチアジアジキシン−4−
(3H)−オン−2,2−ジオキサン〔ペンタシン・ナ
トリウム〕等があり、その測定例を表−1に示す。
表−1吸湿性農薬有効成分2P当りの吸湿性 本発明においては吸湿性の農薬有効成分の量は担体忙対
し例えば0.5〜5%重量%である。
また、本発明に必要な場合に使用する結合剤は水に溶解
または分散する結合剤、例えばポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシエチレン・アルキルエ
ーテル等の非イオン界面活性剤、ソジウムカルボキシメ
チルセルローズ、ヒドロキシメチルセルローズ等の繊維
素誘導体、ポリビニルアルコール等の高分子化合物、で
んぷん、アラビヤゴム等の天然糊料、ソジウムリグニン
スルホネート等が挙げられる。
結合剤の使用量はその種類によって異なるが、粒状担体
に対して0.1から3%が適当である。
また本発明で用いられる吸油性粉末としては例えば合成
含水珪酸粉末、珪藻土粉末、シラス粉末、フライアッシ
ュ粉末文はホワイトカーボンなどがあげられる。その使
用量は担体に対して例えば0.5〜10重量%である。
〈発明の効果〉 本発明の方法に従い製造した粒剤は、苛酷な湿度条件下
においても、流動性の劣化n非常に少なく、製造時特に
貯槽からの排出の滞り−もなく製造が容易であり、乾燥
を必要としないために、製造工程の簡素化、製造費用の
低減ができるうまた散粒機による散布においても、散布
中に吐出口がつまる事もなく均一な散布が可能となり1
手散布時の散布者へも付着が少なくなるなど、多くの点
で優れた粒剤である。
〈実施例〉 次に本発明の実施例および試験例を挙げその有効性を示
す。
実施例1゜ リボンミキサーに粒径48〜150メツシユに90%以
上の粒度分布を有する微粒状珪砂96.5重量部を入れ
、混合しながら水1重量部を滴下し水が均一に粒に被覆
されたあと、グリフオシネート粉末2重量部を加えて混
合、被覆し、さらに合成含水珪酸微粉末0.5重量部を
加えて10分間混合被覆すれば、グリフオシネートを2
%含有する微粒剤が得られる。
実施例2゜ リボンミキサーに粒径48〜150メツシユに90%以
上の粒度分布を有する微粒状珪砂95重量部を加え、混
合しながら、POE(n−10)ノニルフェニルエーテ
ルを35%含有t6水dM1.5重量部を滴下し、混合
して均一に被覆したあとグリフオシネート粉末2重量部
を加え混合・被覆後さらに合成含水珪酸微粒末1.5重
量部を加えてIO分間混合被覆し、グリフオシネートを
2%含有する微粒剤が得られる。
実施例3゜ コンクリートミキサーに粒径48〜150メツシユに9
0%以上の粒度分布を有する微粒状流紋岩(石川ライト
)95重量部を入れ混合しなからPOE (n−1O)
ノニルフェニルエーテルを35%含有する水溶液1.5
重量部を滴下し、混合して均一に被覆したあと、グリフ
ォサート粉末2.0重量部を加えて混合し被覆させ、さ
らに合成含水珪酸微粉末1.5重量部を加え、15分間
混合し被覆させるとグリフォサートを2%含有する微粒
剤が得られる。
対照例■ 実施例2と同じ方法で、水の替りにメタノールを用い下
記の処方に従い製造し、最後に乾燥してメタノールを除
き、グリフオシネートを2%含有する微粒剤を得る。
対照例Iの処方 珪砂粒(粒度48〜150メンシエ)    97.5
  重量部合成含水珪酸微粉末       0.5#
グリフオシネート粉末      2.0   り対照
例■ 実施例3と同じ方法で、水の替りにメタノールを用い下
記の処方に従い製造し、最後に乾燥してメタノールを除
き、グリフォサートを2%含有する微粒剤を得る。
石川ライト粒(粒度48〜]50メツシユ)   97
.5  重量部合成含水珪酸微粉末       0.
5〃グリフオサート粉末       2.0#試験例 実施例1〜3、対照例■、Hについて、流動性の指標と
して製造直後および保存後の安息角を測定した。
測定方法:#造直後の実施例1〜3および対照例I4の
微粒剤159−を直径9cm、深さ2crnのシャーレ
に入れ、気温 30℃、相対湿度70%および80 %の条件下に24時間放置したあと 微粒剤の安息角測定法(公定法)に 基き安息角を測定した。測定結果を 表−2に示す。
表−2=実施例1〜3、対照例I、■の流動性3 36
]2   3658    3752対照例I   3
858   測定不能   測定不能対照例1、■を加
湿状態に置いたあとは全く流動性がなく安息角は測定で
きなかった。
以上の結果から実施例1.2.3は対照例■、■と較べ
て流動性が著しく安定である事がわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非吸収性粒状担体に、[1]水または水および結
    合剤を被覆したあと、吸湿性の農薬有効成分を被覆する
    か、あるいは[2]吸湿性の農薬有効成分を被覆したあ
    と、水または水および結合剤を被覆しさらに吸油性粉末
    で被覆する事を特徴とする農園芸用粒剤の製造方法。
JP493085A 1985-01-17 1985-01-17 農園芸用粒剤の製造方法 Pending JPS61165302A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255703A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Sankyo Co Ltd 農薬顆粒剤およびその製造方法
CN110482637A (zh) * 2019-07-03 2019-11-22 同济大学 一种清理水域油污的工艺及设备
KR20200089746A (ko) 2017-12-25 2020-07-27 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 수트 블로워 장치 및 보일러

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