JPS61184789A - 半導体メモリセル - Google Patents

半導体メモリセル

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JPS61184789A
JPS61184789A JP60025689A JP2568985A JPS61184789A JP S61184789 A JPS61184789 A JP S61184789A JP 60025689 A JP60025689 A JP 60025689A JP 2568985 A JP2568985 A JP 2568985A JP S61184789 A JPS61184789 A JP S61184789A
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JP
Japan
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signal
memory cell
transistor
bit line
semiconductor memory
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JP60025689A
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English (en)
Inventor
Toru Mochizuki
徹 望月
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to EP86101610A priority patent/EP0191435B1/en
Priority to DE8686101610T priority patent/DE3671124D1/de
Priority to DE89111404T priority patent/DE3689004T2/de
Priority to US06/828,863 priority patent/US4716548A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はMOS型半導体メモリセルに使用される半導
体メモリセルに関する。
[発明の技術的背景とその問題点] ダイナミック型のMO5型半導体メモリに使用される従
来のメモリセルとしては第15図に示すようにものが知
られている。このメモリセルにはデータ書き込みおよび
読み出し用のMoSトランジスタ1とこのMOSトラン
ジスタ1のソースおよびドレインの一方に一方電極が接
続されかつ他方電極がアース電位等の所定電位に接続さ
れた電荷蓄積用の容量2とが設けられており、MoSト
ランジスタ1のソースおよびドレインの他方はビット線
BLに、ゲートはワード線WLにそれぞれ接続されてい
る。
上記メモリセルはいわゆる1トランジスタ/1容量型の
ものであり、メモリセルの高集積化への要求により年々
そのセルサイズが小さいものにされている。このため、
メモリセル全体の微細化とともに、容量2自体の微細化
も必要とされる。しかしながら上記容量2の値を決定す
る一般にシリコン酸化膜からなる誘電体の膜厚は、信頼
性上の問題から一定の膜厚以下に薄くすることには困難
が伴う。このため、上記容量2の面積を実質的に増大さ
せるためにシリコン半導体基体に溝を設け、その溝の周
囲に容量を形成するようなメモリセルが提案されている
。このメモリセルとしては例えば、アイ・イー・イー・
イー トランザクションズ オン エレクトロン デバ
イセズ (IEEE  TRANSACTIONS  
ON  ELECTRON  DEVICES)、昭和
59年6月(JtJNE  1984)  ED−31
巻、No、6の第746頁ないし第753頁に記載され
ている「アコルゲーティド キャパシタ セル(A  
Corruqated  Capacitor  Ce
1l)」が知られている。
第16図はその素子構造を示す断面図である。
p型の半導体基体11の表面領域には前記MOSトラン
ジスタ1のソースおよびドレイン領域となる一対のnゝ
型半導体領域12および13が形成されている。また上
記基体11の所定位置には溝14が形成されており、こ
の溝14の内周面にはTRN体であるシリコン酸化膜1
5が一定の厚みで堆積形成されており、ざらにこのシリ
コン酸化膜15上には多結晶シリコン層16が堆積され
て前記容量2の一方電極が形成されている。なお、第1
6図において17はトランジスタ1のゲート絶縁膜、1
8はトランジスタ1のゲート電極を兼ねた前記ワード線
であり、19は例えばアルミニューム等の金属からなる
前記ビット線BLであり、20は素子領域を分離するフ
ィールド酸化膜である。このような構成のメモリセルで
は容量2を半導体基体11の内部に立体的に形成してい
るので、その平面的な面積を小さくして大きな容量値を
得ることができる。
しかしながら、このような1トランジスタ/1容量型の
メモリセルでは信号の書き込みには問題は生じないが、
読み出しの際にノイズに弱いという欠点がある。すなわ
ち、信号の読み出しの際にはトランジスタ1を介して容
量2に蓄積されている電荷Qをビット線BLに読み出す
ものであるが、この読み出し電荷Qはビット線BLに存
在する寄生容量3と容量2とで分配される。従って、例
えば5Vで容量2に書き込まれた電荷は、O■電位にさ
れているビット線BL上に流れ出し、これによりビット
線BLの電位は上昇するが、その上昇の割合いはΔV=
Cb/ (Cs+Cb)となる。
ただし、C3は容量2の値であり、cbは上記寄生容1
3の値である。通常の半導体メモリでは、一般にビット
線BLには多くのメモリセルが接続されているのでcb
はCsよりも大きくなり、その割合いCb/Csは20
程度に設計されている。
従って、5■で書き込まれた信号は、読み出し時には0
.25V以下に低下する。従来の1トランジスタ/1容
量型のメモリセルを有する半導体メモリでは、この微少
信号をビット線BLに接続されたセンスアンプ回路で増
幅して信号の検出を行なっている。
このような方式のものでは、メモリの高集積化に伴い、
ビット線BLに接続されるメモリセルの増加による寄生
容量3の増大およびさらに微細化に伴う容量2の減少に
より、読み出される信号電圧Δ■は増々小さくなる。ま
た、高感度のセンスアンプ回路を用いてもビット線BL
の電位変化を検出するのは非常に困難となってくるので
、このことはメモリの高集積化の大きな障害となってい
る。
このような欠点を改良するものとしてさらに従来では、
特願昭54−160521号の出願において電流読み出
し方式の2トラン、ジスタ型のダイナミック型メモリセ
ルが提案されている。このメモリセルは第17図に示す
ようなものであり、前記第15図のものに対して容置3
が取り除かれ、また新たにもう一つのMOSトランジス
タ4が追加されている。このトランジスタ4のソースお
よびドレインの一方は前記ビット線BLに、他方は信号
読み出し用のワード線RWにそれぞれ接続されており、
さらにゲートは前記トランジスタ1のソースおよびドレ
インの他方に接続されている。
なお、ビット線BLは信号読み出しの際にも使用され、
トランジスタ1のゲートは前記ワード線WLの代わりに
信号書き込み用のワード線WWに接続されている。
この方式のメモリセルはトランジスタ1によりトランジ
スタ4のゲートに対して信号書き込みが行われ、信号電
荷はこのゲートで保持される。信号読み出しの際はワー
ド線RBに高電位が供給される。このとき、トランジス
タ4のゲートに信号電荷が予め蓄積されていれば、この
トランジスタ4はオン状態となり、ビット線BLにはこ
のトランジスタ4を介してワード線RWから電流が供給
され、寄生容量3は充電されてビット線BLの電位が上
昇する。しかしながら、この方式の場合、トランジスタ
1と4と間の素子分離が必要となり、メモリセルの占有
面積が第16図のものよりも著しく増加するので、高集
積化にとって大きな障害となっている。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、信号の読み出し量が多くかつ集積化す
る際のセルサイズの小形化を図ることができる半導体メ
モリセルを提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明の半導体メモリセルに
あっては、信号書き込み用のトランジスタを介して電荷
蓄積用の容量に信号電荷を供給し、またこの容量に蓄積
された信号電荷は信号読み出し用のトランジスタを介し
て読み出すようにしている。すなわち、メモリセルを信
号書き込み用および信号読み出し用の2HのMOSトラ
ンジスタと1個の電荷蓄積用の容量で構成し、信号書き
込み用のMoSトランジスタのソースおよびドレインの
一方を信号書き込み用のビット線に、ゲートを信@書き
込み用のワード線に接続し、電荷蓄積用の容量の一方の
電極を上記信号書き込み用のトランジスタのソースおよ
びドレインの他方に接続し、信号読み出し用のMOSト
ランジスタのソースおよびドレインの一方を信号読み出
し用のワード線に、他方を信号読み出し用のビット線に
、かつゲートを上記容量の他方のNWAにそれぞれ接続
するようにしている。また、セルサイズをより小さくす
るために、上記電荷蓄積用の容量として半導体基体中に
埋設された溝型キャパシターを用いるようにしている。
さらに信号書き込み用のMOSトランジスタは半導体基
体に形成された通常のMOSトランジスタを用いており
、信号読み出し用のMOSトランジスタは多結晶シリコ
ンあるいは単結晶化されたシリコンに形成されかつ上記
容量上に位置するように形成され、この信号読み出し用
のMOSトランジスタのゲート電極が上記容量の一方電
極を兼用している。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明に係る半導体メモリセルの一実施例に
よる回路図である。図においてWBおよびWWは信号書
き込み用のビット線およびワード線、RBおよびRWは
信号読み出し用のビット線およびワード線である。また
21および22は信号書き込み用および読み出し用のM
OSトランジスタであり、23は信号電荷蓄積用の容量
である。
上記信号書き込み用のMOSトランジスタ21のソース
およびドレインの一方は上記信号書き込み用のビット線
WBに、他方は上記容量23の一方電極にそれぞれ接続
されており、ゲートは上記信号書き込み用のワード線W
Wに接続されている。上記信号読み出し用のMOSトラ
ンジスタ22のソースおよびドレインの一方は上記信号
読み出し用のワード線RWに、他方は上記信号読み出し
用のビット線RBにそれぞれ接続されており、ゲートは
上記容量23の他方電極に接続されている。
次に上記構成でなるメモリセルの動作を第2図ないし第
5図のタイミングチャートを用いて説明する。第2図の
タイミングチャートは上記メモリセルに論理“1パのデ
ータを記憶させる場合のものであり、“1′°のデータ
は次のようにして記憶される。書き込みサイクルの場合
には書き込み用のビット線WBが論理“1″に対応する
電位V、例えば5■に充電される。次に上記ビット線W
Bが論理“1′にされている期間に信号履き込み用のワ
ード線WWが5Vにされる。すると、信号書き込み用の
MOSトランジスタ21がオン状態にされて、容量23
のトランジスタ21側の電極が5■に充電される。この
容量23の他方の電極は信号読み出し用のMOSトラン
ジスタ22のゲート電極に接続されているので、容量2
3の値をC81トランジスタ22のゲート容量の値をC
Qすると、トランジスタ22のゲート電極が接続された
A点における電位Vaは次式で与えられる。
Va−(C5/ (CQ+C6))V  ・  1いま
C8〉〉CQであればVaはほぼVとなり、A点すなわ
ちトランジスタ22のゲート電極には書き込まれた電圧
5■がそのまま印加されることになる。そしてトランジ
スタ21がオンとならない限りA点の電位は5Vに保持
される。すなわち、これにより論理1パが書き込まれる
第3図のタイミングチャートは上記メモリセルに論理゛
O′′のデータを記憶させる場合のものであるが、この
場合には信号書き込み用のビット線WBがoVにされた
ままである点が異なっているだけである。
次に信号を読み出す場合を説明する。読み出しサイクル
の場合に論理111 I+を読み出すときのタイミング
チャートが第4図のものである。このとき、A点の電位
は予め5Vにされている。このためトランジスタ22は
オン状態になっているので、信号読み出し用のワード線
RWが5vになると、トランジスタ22を介して信号読
み出し用のビット線RBに電流が流れ、このビット線R
Bが論理“1”に充電されて信号の読み出しが行われる
第5図のタイミングチャートは上記メモリセルから論理
“O11のデータを読み出す場合のものである。この場
合にA点の電位は予めO■にされており、トランジスタ
22はオフ状態のままにされているので、読み出し用の
ワード線RWが5■になってもビット線RBには電流が
流れず、ビット線RBは論理“0′′にされたままであ
る。
この実施例では、ビット線RBに接続されているメモリ
セルがい(つあっても、信号読み出し用のワード線RW
が“1″にされている状態では信号読み出し用のビット
線RBに電荷を十分に供給することができる。このため
、従来の1トランジスタ/1容量型のセルに比較して一
つのビット線に多くのセルを接続できるので島集積化が
可能となる。
さらに、大きな容量23をトランジスタ21と22との
間に挿入しているので、Q=CVの関係で蓄積される電
荷量も多くすることができ、従来の2トランジスタ型の
セルに比べてアルファ線等のノイズによる誤動作に対し
ても非常に強くすることができる。また、電荷量が多い
ことにより、信号の保持時間も長くできるという特徴も
ある。
第6図はこの発明の他の実施例の構成を示す回路図であ
る。この実施例のメモリセルが上記実施例のものと異な
っているところは、前記信号書き込み用のビット線WB
と読み出し用のビット線RBとが一つのビット線8Lで
共有されているところである。
第7図ないし第10図は上記構成でなるメモリセルの動
作を示すタイミングチャートである。
第7図および第8図のタイミングチャートは上記セルに
論理“1°′もしくは論理゛O′を書き込むときのもの
であり、信号読み出し用のワード線RWが常時OV(論
理“O″)にされている。
第9図および第10図のタイミングチャートは上記セル
から論理“1”もしくは論理00゛′を読み出すときの
ものであり、このときには信号書き込み用のワード線W
Wが常時OV(論理゛O″)にされている。
第11図(a>は上記第6図の実施例のセルを集積化す
る際のパターン平面図であり、第11図(b)は同図(
a)のx−x’線に沿った断面図である。前記ビット線
BLは例えばアルミニ4−ム層31により構成され、2
本のワード線WWおよびRWはそれぞれ多結晶シリコン
層32および33によって構成されており、両多結晶シ
リコン層32および33は上記アルミニューム層31と
直交するように配置形成されている。前記信号書き込み
用のMoSトランジスタ21のゲート電極は上記多結晶
シリコン層32の一部で構成されている。またトランジ
スタ21と22との間に挿入されている前記容123は
、p型シリコン半導体基体34中に形成された溝35の
内周面に所定の厚みで形成されたn−型半導体領域36
、その表面上に堆積され誘電体として作用するシリコン
酸化膜層37およびさらにその上に堆積され上琴溝35
を埋設するように形成された多結晶シリコン層38とで
構成されている。そして上記n−型半導体領域36が前
記トランジスタ21まで延長されて、その一部がトラン
ジスタ21のソース領域にされている。また上記溝35
を埋設する多結晶シリコン層38にはp型もしくはp型
の不純物が導入されている。そしてまた、この多結晶シ
リコン層38の表面上には多結晶シリコン層39が絶縁
膜40を介゛して設置されている。この多結晶シリコン
層39の両端部分41および42にはそれぞれh型もし
くはp型の不純物が導入されており、その一方の部分4
1が上記多結晶シリコン層33と共通にされている。こ
こで前記信号読み出し用のMOSトランジスタ22は、
上記多結晶シリコン層38をゲート電極とし、上記多結
晶シリコン層39の両端部分41および42それぞれを
ソースおよびドレイン領域としている。このため、この
トランジスタ22は上記容!!i23上に形成された状
態となり、このトランジスタのゲート電極は(多結晶シ
リコン層38)は半導体基体34中に埋設された状態に
されている。上記多結晶シリコン層39の他方の部分4
2はフィールド酸化膜44上でビット線を構成するアル
ミニューム層31に接続され、前記信号書き込み用のM
OSトランジスタ21のドレインと共通になっている。
なお、45はシリコン酸化膜であり、46は前記信号書
き込み用のMoSトランジスタ21のドレイン領域とな
るn−型半導体領域である。
またこのようなパターンを有するセルにおいて、前記信
号書き込み用のMOSトランジスタ21のドレイン領域
となるn−型半導体領域46は二つのセルで共有されて
おり、従って前記信号読み出しおよび書き込み用のビッ
ト線BLを構成するアルミニューム層31も二つのセル
で共有されている。
第12図(a)は上記第6図の実施例のセルを集積化す
る際の他の例を示すパターン平面図であり、第12図(
b)は同図(a>のY−Y’線に沿った断面図である。
このパターン平面図および断面図が上記第11図のもの
と異なっているところは、前記信号読み出し用のワード
線RWを構成する多結晶シリコン層33(41)が前記
シリコン酸化g145を介して前記信号口き込み用のワ
ード線WWを構成する多結晶シリコン層32に重畳して
配置されている点である。このように上記両配線を重畳
させることにより1セル当りの占有面積を第11図のも
のよりも小さくすることができる。
第13図(a)ないしは(h)は上記第12図に示した
構造のセルを製造する場合の各製造工程を順次示す断面
図であり、このセルは次のようにして製造される。
まず第13図(a)に示すように、p型半導体基体34
が用意され、公知の技術を用いて素子分離を行ない分離
領域に前記フィールド酸化M44を形成する。
次に第13図(b)に示すように、シリコン窒化Ill
 (S i3N4 )51およびシリコン酸化膜(Si
02)52をそれぞれ2000人、5000人の厚みで
堆積し、さらにこの上にレジスト等のマスク材料(図示
せず)を堆積しフォトリソグラフィによりこのマスク材
料を選択的に残す。さらにこの工程で残されたマスクを
用い、CF4ガスを用いたRIE(反応性イオンエツチ
ング)法により上記シリコン窒化膜51およびシリコン
酸化膜52からなる多層膜を順次エツチングする。さら
に次に、C1系ガスを用いて同じ<RIE法によりシリ
コン半導体基体34を3ミクロン程度選択的にエツチン
グ除去して前記溝35を形成する。次に上記マスク材料
を除去し、PSGl153を全面に被着形成し、その後
、熱処理を行なうことによって上記溝35の内周面に前
記n−型半導体領域36を拡散形成する。
次に第13図(C)に示すように、上記PSG膜53を
除去した後、900℃で10分間の酸化を行なうことに
より全面に100人の厚みのシリコン酸化膜37を形成
する。次に全面に多結晶シリコンを5000人程度堆積
し、この多結晶シリコンに対しPoc13を用いて90
0℃でリンの拡散を行なって前記多結晶シリコン層38
を形成する。
次に第13図(d)に示すように、C1系のガスを用い
て上記多結晶シリコン層38を全面的にエツチング除去
して前記満35内にのみ残す。この後にシリコン半導体
基体34のエツチング用マスクとして用いた前記シリコ
ン窒化膜51およびシリコン酸化膜52からなる多層膜
を除去する。
次に第13図(e)に示すように、熱酸化法によって全
面に前記トランジスタ21のゲート絶縁膜等となるシリ
コン酸化膜40を成長させる。さらにその上にシリコン
窒化[156を被着し、所定のマスクを用いてこの膜を
選択的に除去して上記溝35上のみにこのシリコン窒化
l!56を残す。さらに全面に多結晶シリコンを被着し
、これをバターニングして前記各トランジスタ21のゲ
ート電極を兼ねた前記多結晶シリコン層32を形成し、
さらに基体34の表面にAS(ヒ素)をイオン注入して
前記n+型半導体領域46を形成する。
次に第13図(f)に示すように、900℃のウェット
酸化を行なうことにより上記シリコン窒化[156、多
結晶シリコン層32および基体34の表面を酸化してシ
リコン酸化l!57を形成する。
次に多結晶シリコンを全面に堆積し、これを選択的に除
去して第13図(Q)に示すように前記多結晶シリコン
層39を形成する。この後、ソース、ドレイン形成用の
レジストマスク58を用いてヒ素のイオン注入を行なう
ことにより、前記トランジスタ22のソースおよびドレ
インとして作用する多結晶シリコン層39の両端部分4
1および42を形成する。さらに必要に応じてレーザー
を照射して゛上記多結晶シリコン層39を単結晶化する
とともに水素ガス中で7ニールすることにより多結晶シ
リコン層39の結晶性を改善する。
次に第13図(h)に示すように、層間絶縁膜59を被
着し、これにコンタクトホール60および61を開口す
る。この後は全面にアルミニュームを蒸着し、これをパ
ターニングして前記第12図(b)のようなピット線3
1を形成することにより完成される。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば
上記実施例では信号読み出し用のMOSトランジスタ2
2のゲート酸化膜および容量23を構成する誘電体とし
てそれぞれシリコン酸化膜を用いる場合について説明し
たが、これはシリコン窒化膜等およびシリコン酸化膜と
シリコン窒化膜との複合膜を用いるようにしてもよい。
ざらに上記実施例では容量23として溝型キャパシター
構造を用いて大きな容量値を実現しているが、これは例
えば第14図の断面図に示すように平面上に容量を形成
する構造にしてもよい。すなわち、第14図において、
71は基体34の表面に形成されたn−型半導体領域で
ある。このn−型半導体領域71上には誘電体としての
シリコン酸化膜72を介して容[123の一方電極とな
る多結晶シリコン層73が設置されており、この多結晶
シリコン層73上には絶縁11I74を介して前記多結
晶シリコン層39が設置されている。ここで上記多結晶
シリコン層73は容量23の一方電極および前記トラン
ジスタ22のゲート電極を兼用しており、従ってトラン
ジスタ22のゲート電極は半導体基体34の主平面上に
並行するような構成にされている。容123としてこの
ような構造のものを使用することも可能であるが、上記
のような溝型キャパシターのものに比較して容量値は小
さなものとなる。
また、上記溝型キャパシター構造の場合に、溝35内に
埋設した電極はとして不純物の少ない多結晶シリコンを
用い、この多結晶シリコンを誘電体として作用させても
同様の効果が期待できる。
さらにビット線は上記実施例では多結晶シリコン層で構
成しているが、これは金属や金属珪化物で構成するよう
にしてもよい。特に信号書き込み用のビット線とワード
線は、金属とシリコンとの反応により形成される化合物
配線を用いることも可能である。
また上記実施例では前記信号読み出し用のMOSトラン
ジスタ22のソース、ドレイン領域を多結晶シリコン層
で構成する場合について説明したが、これはレーザーア
ニールやランプアニール等によって結晶化されたシリコ
ンにより構成してもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、信号の読み出し
量が多くかつ集積化する際のセルサイズの小形化を図る
ことができる半導体メモリセルを提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る半導体メモリセルの一実施例に
よる回路図、第2図ないし第5図はそれぞれ上記メモリ
セルの動作を示すタイミングチャート、第6図はこの発
明の他の実施例による半導体メモリセルの構成を示す回
路図、第7図ないし第10図はそれぞれこの半導体メモ
リセルの動作を示すタイミングチャート、第11図は上
記第6図のメモリセルのパターン平面図および断面図、
第12図は上記第6図のメモリセルの上記とは異なるパ
ターン平面図および断面図、第13図は上記第12図に
示した構造のセルを製造する場合の各製造工程を順次示
す断面図、第14図はこの発明の変形例を示す断面図、
第15図は従来のメモリセルの回路図、第16図はこの
従来セルの素子構造を示す断面図、第17図は他の従来
のメモリセルの回路図である。 21・・・信号書き込み用のMOSトランジスタ、22
・・・信号読み出し用のMOSトランジスタ、23・・
・電荷蓄積用の容量、WB・・・信号書き込み用のビッ
ト線、WW・・・信号書き込み用のワード線、RB・・
・信号読み出し用のビット線、RW・・・信号読み出し
用のワード線、BL・・・ビット線。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図    第3図 1′図    第5図 RB      RB      ”O”第6図 第7図   第8図 第9図    第10図 WW      ”0″WW     1)。 第11図 (b) 第12図 (a) 第12図 (b) 第13図 第13図 第14図 第16図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号書き込み用のトランジスタと、このトランジ
    スタを介して信号電荷が供給される電荷蓄積用の容量と
    、この容量に蓄積された信号電荷を読み出す信号読み出
    し用のトランジスタとを具備したことを特徴とする半導
    体メモリセル。
  2. (2)信号書き込み用のビット線およびワード線と、信
    号読み出し用のビット線およびワード線と、ソースおよ
    びドレインの一方が上記信号書き込み用のビット線に、
    ゲートが上記信号書き込み用のワード線に接続された信
    号書き込み用のトランジスタと、一方の電極が上記信号
    書き込み用のトランジスタのソースおよびドレインの他
    方に接続された電荷蓄積用の容量と、ソースおよびドレ
    インの一方が上記信号読み出し用のワード線に、他方が
    上記信号読み出し用のビット線に、かつゲートが上記容
    量の他方の電極にそれぞれ接続された信号読み出し用の
    トランジスタとを具備したことを特徴とする半導体メモ
    リセル。
  3. (3)信号書き込み用のビット線と信号読み出し用のビ
    ット線とが共有されている特許請求の範囲第2項に記載
    の半導体メモリセル。
  4. (4)前記信号書き込み用および信号読み出し用のトラ
    ンジスタがそれぞれMOS型トランジスタで構成された
    特許請求の範囲第2項に記載の半導体メモリセル。
  5. (5)前記信号読み出し用のビット線が二つのメモリセ
    ルで共有されている特許請求の範囲第2項に記載の半導
    体メモリセル。
  6. (6)前記信号読み出し用のトランジスタが多結晶シリ
    コンで構成され、半導体基体の主平面上に形成されてい
    る特許請求の範囲第2項に記載の半導体メモリセル。
  7. (7)前記トランジスタのゲート電極が半導体基体中に
    埋設されて構成されている特許請求の範囲第6項に記載
    の半導体メモリセル。
  8. (8)前記トランジスタのゲート電極が半導体基体の主
    平面上に並行して設置されている特許請求の範囲第6項
    に記載の半導体メモリセル。
  9. (9)前記容量を構成する誘電体として半導体基体中に
    埋設された多結晶シリコンを用いるようにした特許請求
    の範囲第2項に記載の半導体メモリセル。
  10. (10)前記信号書き込み用のワード線と信号読み出し
    用のワード線とが絶縁膜を介して重畳されている特許請
    求の範囲第2項に記載の半導体メモリセル。
  11. (11)前記ビット線およびワード線の少なくとも一部
    が金属または金属珪化物で構成されている特許請求の範
    囲第2項に記載の半導体メモリセル。
  12. (12)前記信号読み出し用のビット線がフィールド絶
    縁膜上で信号書き込み用のビット線と結合されている特
    許請求の範囲第2項に記載の半導体メモリセル。
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EP86101610A EP0191435B1 (en) 1985-02-13 1986-02-07 Semiconductor memory cell
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DE89111404T DE3689004T2 (de) 1985-02-13 1986-02-07 Halbleiterspeicherzelle.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9263451B2 (en) 2010-10-29 2016-02-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Storage device including memory cell using transistor having oxide semiconductor and amplifier circuit

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JPS58108092A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 Nec Corp 半導体記憶装置
JPS6010663A (ja) * 1983-06-30 1985-01-19 Sony Corp Ccd電荷転送素子

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