JPH0271521A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH0271521A
JPH0271521A JP1107641A JP10764189A JPH0271521A JP H0271521 A JPH0271521 A JP H0271521A JP 1107641 A JP1107641 A JP 1107641A JP 10764189 A JP10764189 A JP 10764189A JP H0271521 A JPH0271521 A JP H0271521A
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capacitor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体集積回路装置の製造方法に関するもので
あって、特に絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下
、MISFETと言う。)によって構成されたダイナミ
ックランダムアクセスメモリ(以下、D−RAMと言う
。)の製造方法に関する。
IC内の素子を絶縁分離するための技術として、シリコ
ン選択酸化(LOCO8)技術によって形成した厚いフ
ィールド酸化膜(以下、FOと称することがある。)を
絶縁分離領域として用いることが知られている。このF
Oの膜厚は薄いものでも6500〜7000Aであるが
、これは、寄生MO8のVthを高(するように保障す
ること、寄生容量を減らすこと等のためである。しかも
、寄生容量の増大を防ぐためにFO上のシールド膜上に
配線を施していることもあって、これまで、FOの膜厚
については考慮が払われていなかったのが実情である。
FOの膜厚を例えば7000Aとする場合、後工程での
エツチングによる膜厚減少を見越してLocos直後の
FO膜厚は900OAとする必要がある。ところが、本
発明者の検討によれば、そのようなFOIig厚とする
場合、半導体基板の熱酸化のために素子形成領域に設け
られる耐酸化マスク(Sx、N、膜)下への8i0.膜
の食込み量が多く、いわゆるバードビーク部分のサイズ
が大となり、耐酸化マスクの周辺からその耐酸化マスク
下への酸化膜の食込みが2μmにもなってしまう。
この結果、D−RAM等のメモリの如く微細化されたI
Cでは、絶縁分離領域の面積が増大し、高集積化にとっ
て大きな障害となる。特に、IMO8型D−RAMにお
いては、論理信号の論理直に対応した電荷を蓄積するた
めの記憶用容量(キャパシタ)Csについて、隣接し合
う記憶用容量C3間の距離は上記したバードビーク部分
の食込みの結果、大きくなり、これに伴なって各C8の
大きさ(即ちC8の面積)が減少してしまう。これは、
メモリの高集積化を妨げると共に、大面積の記憶用容量
の形成が困難となるために、信頼性(ンフトエラー、セ
ンスマージン)に悪影響を及ぼしている。
従って、本発明の目的は、絶縁分離領域(FO)の面積
を減らしてICの高集積化を図ることができる半導体集
積回路装置の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、繰返しパターン(メモリセル)の
多いメモリ、特にIMO8型D−RAMの高集積化と共
に、そのメモリセルの記憶用容量C3の増大を達成する
ことができる半導体集積回路装置の製造方法を提供する
ことにある。
これらの目的を達成するために、本発明によれば、FO
の膜厚を2500〜6000Aの範囲に特定し、これに
よって上述した諸問題点をことごとく解消したのである
。つまり、本発明によるFO膜厚は、従来のものよりず
っと薄めであることが特徴的であり、従来考慮されてい
なかった膜厚コントロールを積極的に行なった点に注目
されるべきである。このためにFO膜厚は上記範囲に設
定されるが、これは本発明者による充分な検討結果に基
くものである。FO膜厚が600OAを越えるとLOC
08時のSiO□膜の食込みが大きくなりすぎて集積度
、蓄積容量共に低下するから、本発明のように6000
A以下とすべきである。この意味でFO膜厚は薄くする
のがよいが、あまり薄すぎて2500A未溝になると、
後述の如きイオン打込み工程時のアニールでFO中の打
込み不純物が浸み出したり、或いは打込み時に基板側へ
貫通してしまい、電気的特性が著しく劣化する。
従って、FO膜厚は本発明のように250OA以上とす
べきであり、2500〜6000Aとすることによって
はじめて、高集積化、高容量化を実現できると共に、素
子自体の性能も良好に保持できるのである。
以下、本発明をIMO8型D−RAMに適用した実施例
について詳細に説明する。
まず、本発明に関係するD−RAM回路を第1図に示す
このD−RAM回路は、第1図に示すようにセンスアン
プSA、、メモリアレイM−ARY、ダミーアレイD−
ARY、力?ムスイッチC−8W、。
ロウ&カラムデコーダR&CDCB、、アドレスバッフ
ァADH、データ出力バッファDOB 、データ入力バ
ラ77DIB及びメインアンプMAなどから構成されて
いる。そして、特にM−ARY内のメモリセルM−CE
Lは、論理信号の論理値に対応した電荷を蓄積するため
の記憶用キャパシタC8と、ゲートにワード信号を受け
る転送用MISFETQ、とによって構成されている。
一方、D −A BY内のM−CELとのレベル比較の
基準となるダミーセル(基準レベル発生用セル)D−C
ELは、上記C8の約半分の容量値を有するキャパシタ
Cdsと、ゲートにダミーワード信号を受ける転送用M
 I 8 F E T Q n 1と、上記Cdsの′
電荷をディスチャージするために用いられるMI 8F
ETQD2とによって構成されている。
なお、第1図において、朱印の付されたMISFET、
例えばQs2及びQsaは他のM I S FET、例
えばQss及びQseに比べそのしきい値電圧が低くな
るように設計されている。このようにすることによって
、プリチャージ動作時(所定レベルのプリチャージ制御
信号φpcが印加された時)、M I S F E T
 Q 82及びQsaの導通電流カ大きくなり、MIS
FETQs2及びQsaのゲート・ソース間の電圧差が
小さくなる。それゆえ、しきい値電圧の低いMISFE
TQS2゜Qssは負荷としての浮遊容量C0に対する
駆動能力が大きいため、Qsa及びQseのようにしき
い値電圧の高いMISFETを上記浮遊容量C0のプリ
チャージ用MISFETとして使うよりもプリチャージ
時間を短かくすることができる。
ところでM−CELとD−CELとはそれぞれのキャバ
/りCs r Cd sの関係において、上述したよう
にその容量値をC8:Cds″=i2 : 1に設定す
るために従来は誘電体層として例えば5in2膜などの
同一材料を用い、面積比、すなわちキャパシタC3の面
積SとキャパシタCdsの面積8dとの比をほぼ2:1
としていた。しかし、D−RAMの大容量化に伴ってM
−CELの占有面積を小さくしようとする場合に、上述
のような面積比を変える手段では次のような問題があっ
た。
すなわち、一つの半導体基板(半導体チップ)内でのM
−A I(、Yの占有する面積は極めて高い。
そして、さらにこのM−ARY内にあってはMCELを
構成するキャパシタC3の占有面積が極めて高い。それ
ゆえ、D −RA Mの大容量化に伴って特にM−CE
LのキャパシタCsの面積Sを小さ(しようとすると、
上述したようにC8:Cd5−2 : 1に設定する必
要から1)−CELのキャパシタCdsの面積Sdをよ
り一層小さくしなければならないつところが、エツチン
グ等の製造バラツキによるキャパシタC8の面積Sの変
動率に対してそれよりもほぼ半分のキャパシタCdsの
面積Sdの変動率の方が極めて太き(なってしまいキャ
パシタC3の約半分の容量値を有するキャパシタCds
が得られない。それゆえ、キャパシタC8の面積を小さ
くするのに限度があった。
ところが本例では、後記の如く容量値を決める絶縁膜の
面積をほぼ同じとし、その誘電率の比が2=1となるも
の、例えばM−CEL中のキャパシタC3の絶縁膜に誘
電率が7〜8の8i3N。
(窒化シリコン)を用い、D−CEL中のキャパシタC
dsの絶縁膜に誘電率が3.7〜4のSin。
(二酸化シリコン)を用いたことを特徴としている。
次に、1個のM−CELの構造を第2図に示す。
1はp型半導体基板、2は比較的厚い絶縁膜(以下フィ
ールド絶縁膜という)、3は比較的薄い絶縁膜(以下ゲ
ート絶縁膜という)、3aは誘電体層、4及び5はN+
型半導体領域、6は第1多結晶クリコン層、7はN十型
半導体領域(又はN型表面反転層)、8は第2多結晶シ
リコン層、9はPSG(リン・クリケート・ガラス)〜
、10はアルミニウム層を示す。
1個のM−CEL中のMISFETQMは、その基板、
ンース領域、ドレイ/領域、ゲート絶縁膜及びゲート電
極が上述のP型半導体基板1゜N+型半導体領域4.N
+型半導体領域5.半導体酸化物からなるゲート絶縁膜
3及び第2多結晶シリコン層8によってそれぞれ構成さ
れる。@2多結晶シリコン層8は例えば、第1図に示し
たワード線WL!−2として使用される。N+型半導体
領域5に接続されたアルミニウム層10は例えば第1図
に示したデータ線DLl−1として使用される。一方、
M−CEL中の記憶用キャパシタC,は一方の電極、誘
電体層及び他方の電極が、第1多結晶シリコン層6、絶
縁膜(半導体酸化膜3すなわち5in2膜と半導体窒化
物3aすなわちSi3N、膜から2層絶縁膜及びN+型
半導体領域(又はN−型表面反転層)7によってそれぞ
れ構成されてる。このキャパシタC8の下側(基板表面
)がN+型半導体領域で形成されている場合上側の電極
(第1多結晶シリコン層6)はVS8(GND)に接続
される。又、キャパシタC8の下側にN+型半導体領域
が形成されていない場合、第1多結晶シリコン層6には
電源電圧VCCが印加されているため、この電源電圧V
CCは絶縁膜3.3aを介しての電界効果によってP型
半導体基板1の表面にN型表面反転層7を誘起せしめる
第3図は第1図のD−CELを構成する本発明の1個の
D−CEL構造を示す。第3図において、特に11〜1
4はN+型半導体領域、15は第1多結晶シリコン層、
16はN+型半導体領域(又はN型表面反転層)、17
及び18は第2多結晶シリコン層、19はアルミニウム
層を示す。
D−CEL中のM I S F E T Q D lは
、その基板、ドレイン領域、ソース領域、ゲート絶縁膜
及びゲートを極がP型半導体基板1、N+型半導体領域
11、N+型半導体領域12、ゲート絶縁膜3及び第2
多結晶シリコン層17によってそれぞれ構成される。上
記ゲート絶縁膜3は半導体酸化膜、例えばSin、膜よ
り成る。そしてこの第2多結晶シリコン層17は、例え
ば第1図に示したダミーワード線DWL L−2として
P型半導体基板1上に延びている。N+型半導体領域に
接続されたアルミニウム層19は、例えば第1図に示し
たダミーデータ線DL、−1としてP型半導体基板1上
に延びている。
D−CEL中のMI8FETQD2はその基板。
ドレイン領域、ソース領域、ゲート絶縁膜及びゲート電
極がP型半導体基板1.N+型半導体領域13、N+型
半導体領域14.ゲート絶縁膜3及び第2多結晶シリコ
ン層18によってそれぞれ構成される。そして、この多
結晶シリコン層18には例えば第1図のD−CEL内に
図示したディスチャージ信号φdcが印加される。
D−CEL中のキャパシタCdsは、一方の電極、誘電
体層及び他方の電極が、第1多結晶シリコン層15.ゲ
ート絶縁膜3及びN+型半導体領域(又はN型表面反転
層)16によってそれぞれ構成される。このキャパシタ
CDsの下側(基板表面)がN生型半導体領域で形成さ
れている場合上側の電極(第1多結晶シリコン層15)
はVSS(GND)に接続される。又キャパシタCds
の下側(基板)表面にN+型半導体領域が形成されてい
ない場合、第1多結晶シリコン層15には電源電圧VC
Cが印加されるため、この電源電圧VCCはゲート絶縁
膜3を介して電界効果によってP型半導体基板10表面
にN型表面反転層16を誘起せしめろ。
以上のようにM−CEL中のキャパシタC3には実質的
に容量として作用する誘電体層としてSi3N4が用い
られ、D−CEL中のキャパシタCdsには実質的に容
量として作用する誘導体層としてSjO,が用いられて
いる。そして、それらのキャパシタの面積はほぼ等しく
設計されている。811N、膜をはさむ5i01膜は薄
いためそれらの容量は大きくなる。そのため、実質的に
はSi@N、膜によって決まる。
第4図はメモリアレイM−A几Yの周辺に形成された周
辺回路、例えば第1図に示したアクティブリストアAR
,中の一部素子構造を一部斜断面図により示すものであ
る。第4図において、特に20〜23はN+型牛導体領
域、24〜27は第2多結晶シリコン層、28はアルミ
ニウム層を示すO 第1図に示したアクティブリストアAR,中のMI8F
ETQs6はその基板、7一ス領M、 ドレイ/領域、
ゲート絶縁膜及びゲート電極がP型半導体基板1.N+
型半導体領域20.N十型半導体領域21.ゲート絶縁
膜3及び第2多結晶シリコン層24によってそれぞれ構
成されている。
アクティブリストアAR,中のMI8FETQ84はそ
の基板、ソース領域、ドレイン領域。
ゲート絶縁膜及びゲート電極がP型半導体基板1゜N+
型半導体領域22.N+型半導体領域23゜ゲート絶縁
膜3及び第2多結晶シリコン層27によってそれぞれ構
成されている。この第2多結晶シリコン層27には第1
図に示したアクティブリストア制御信号φrgが印加さ
れる。
アクティブリストアAR,中のキャパシタCB11は、
一方の電極及び誘電体層が第2多結晶シリコン層25及
びゲート絶縁膜3によってそれぞれ構成される。この第
2多結晶シリコン層25はMISFETQS6のゲート
電極として使用される第2多結晶シリコン層24に連続
的に接続されている。また、この第2多結晶シリコン層
25の一部25aはM I S F E T Q s 
4のN十型半導体領域22に直接接続されている。なぜ
ならばアルミニウム配線層を介して第2多結晶シリコン
層24とN十型半導体領域22とを接続すると第2多結
晶シリコン層24とそのアルミニウム配線層とのコンタ
クトエリアが必要であり、配線密度を向上させることが
できない。したがって配線密度を向上させるために上述
した接続手段が採用されている。
上述したキャパシタcnttの他方の電極は例えば半導
体基板1表面に形成されるN+型半導体領域又はN型反
転層によって構成される。このN型反転層は第2多結晶
シリコン層25に供給される電圧によって形成される。
そして2g4図に示していないが、この反転層は半導体
基板1内に形成された第1図のアクティブリストア制御
部信号φrsが印加されるところのN+型半導体領域に
つながる。
第2多結晶シリコン層26は第1図に示したキャパシタ
CB12の一方の電極であり、その一部はキャパシタC
ELLと同様に第1図に示したMI S F E T 
Q s sのソース領域に直接接続され、また他の一部
はM I 8 F B T Q S 7のゲート電極に
連続的に接続されている。
次に、メモリアレイM−ARY及びダミーアレイD−A
RYのレイアウトパターンを第5図に従って説明する。
第5図に示すメモリアレイM−ARYは第2図に示した
メモリセルM−CELの複数個が半導体基板1に配列さ
れたものである。一方、第5図に示すダミーアレイD−
ARYは第3図に示したダミーセルD−CELの複数個
が半導体基板1に配シ11摩れたものである。
ソ・、 まず、第5図に示すメモリアレイM−ARYは以下のよ
うに構成されている。
半導体基体1の表面でMISFETQMと記憶用キャパ
シタC8から構成された複数のメモリセルM−CEL間
を互いに分離するためにフィールド絶縁膜2が第6A図
に示したパターン(第5図では点線をもって示す)を基
本として形成されている。このような基本パターンルー
ルと異なって、第1多結晶シリコン層6に電圧VSSを
印加するためのコンタクトホールCH0の下部にフィー
ルド絶縁膜2aが例外的に配置されている。したがって
、このコンタクトホールCHo附近でのアルミニウム層
と多結晶シリコン層との相互反応に基づいて形成される
アルミ・シリコン合金がコンタクトホールCHo直下の
絶縁膜を貫通し半導体基板10表面に不所望に到達する
という事故を防止することができる。
同様に、ダミーワード線DWL 1−1及び制御信号φ
dc  L+と平行にダミーワード線DWL 、 −2
てさらにデータ線DLI−1r DIJI−1、DLI
  2 +DL+−2が第5図を示すようにメモリアレ
イ(M−ARY)から延びている。DLt−tはコンタ
クトホールCH,を介してD−CEL中のM工5FET
QDlのドレイン領域に接続され、DL 、−2も同様
にコンタクトホールCH,を介して他のD−CEL中の
M工5FETQD1のドレイン領域に接続されている。
さらに、第1多結晶シリコン層6上には第5図のたて方
向に沿って第2図中の第2多結晶シリコン層8において
形成されたところのワード線WL 、−、%WL t−
aが延びている。さらに上記記憶用キャパシタC8の一
電極としての多結晶シリコン層6に上記コンタクトホー
ルCH0を介して電圧VSSを供給するための電源供給
線vss−Lが第5図のよこ方向に延びている。
一方、第2図中のアルミニウム層10によって形成され
たところのデータ線DLL  ! * D L l −
1が第5図に示すように上記電源供給線vss−L1、
はぼ平行に延びている。データ線D L l−tはコン
タクトホールCH,を介してM−CEL中のM I S
 F E T Q Mのドレイン領域に接続され、デー
タ線DL、lはコンタクトホールCH,を介して他のM
−CEL中のMISB’ETQMのドレイン領域に接続
されている。またデータ線DL1−2゜DLl−2はデ
ータ線DL 1−1.DL l−tと同様に第5図のよ
こ方向に延び、所定の部分でコンタクトホールを介して
M−CEL中のMISFETQMのドレイン領域に接続
されている。
次に、第5図に示すダミーアレイD−ARYは以下のよ
うに構成されている。
半導体基板10表面の一部分にはフィールド絶縁膜が形
成され、半導体基板1の表面の他の部分にはゲート絶縁
膜3が形成されている。
このフィールド絶縁膜2及びゲート絶縁膜3上に第5図
に示す方向に沿って第1多結晶シリコン層15a、15
bが互いに離間して延びている。
この第1多結晶シリコン層15a、15bの幅はD−C
EL中のキャパシターCdsの容量値を決リコン層15
aと第1多結晶シリコン層15bとの間には第3図に示
したN+型半導体領域14が位置している。このN十型
半導体領域14は複数のダミーセルD−CELの共通電
源ラインとして使用される。
さらに、第1多結晶シリコン層15a上には第3図中の
第2多結晶シリコン層17によって形成されたところの
ダミーワード線DWL、  、が延びている。このダミ
ー・ワード線DWLl−,はD−CEL中のMISFE
TQDlのゲート電極を構成している。一方、第1図に
示したディスチャージ制御信号φdcを印加するために
第3図中の第2多結晶シリコン層18によって形成され
たところの制御信号線φdc  L+がダミーワード線
DWLI−1から離されるとともにこれと平行に延びて
いる。この制御信号φdc  L2はD−CEL中のN
ll5FETQD2のゲート電極を構成している。
周辺回路については、例えば第1図に示したセ第6図に
示す。この第6図において、ARはアクティブリストア
部、PCはデータ線プリチャージ用回路部である。アク
ティブリストア部ARには第1図に示したアクティブリ
ストアAR,が2個配置されている。すなわち第6図に
示した矢印A側に一つのアクティブリストアが構成され
、矢印B側に他のアクティブリストアが構成されている
そしてこのアクティブリストア部AR中にはそれぞれの
アクティブリストアに対して共通のアクティブリストア
制御信号線φ、g−L、φ、8−L及び電源電圧線vc
c−Lが第6図に示すように配置されている。
一方、プリチャージ用回路部PCには上記2個のアクテ
ィブリストアに対応した2個のデータ線プリチャージ用
回路が配置されている。そしてこのプリチャージ周回路
部PC中には電位線Vr)P−L、プリチャージ制御信
号線φpC−L+そして第5図のメモリアレイM−AR
Yに延びるデータ(7’) M I S F E T 
Q s l−Q 37及びキャパシタCB l l +
 CB l 2が第6図に示すように配置される。
次に、本発明のD−RAMの製造プロセスを第7A図〜
第7 U図従って詳細に説明する。各図において、Xl
は第5図で示したメモリアレイM−ARYのX、−X、
切断部分の工程断面図、X2は同じく第5図で示したダ
ミーアレイD−ARYのX、−X、切断部分の工程断面
図、X、は第6図に示したアクティブリストアARのX
3−X。
切断部分の工程断面図である。
(A、酸化膜及び耐酸化膜形成工程) 第7A図に示すように半導体基板101の表面に酸化膜
102及び酸素を通さない絶縁膜、すなわち耐酸化膜1
03を形成する。半導体基板101゜酸化膜102及び
耐酸化膜103の好ましい具体的な材料として(100
)結晶を有するP型車結晶シリコン(Sl)基板、二酸
化シリコン(Sin2)膜及び窒化7リコン(Si、N
4)膜がそれぞれ使上記SiO□膜102は下記の理由
のためにSi基板101の表面酸化によって約50OA
の厚さに形成される。すなわちS i3N4膜103を
直接にSi基板1010表面に形成した場合、8i基板
101とSi、N、膜103との熱膨張係数との違いに
より、Si基板1010表面に熱歪を与える。このため
8i基板1010表面に結晶欠陥を与える。これを防止
するためにSi、N4膜103の形成前に5in2膜1
02が8i基板1010表面に形成される。一方、8 
i3 N4膜103は後で詳しく述べるようにSi基板
101の選択酸化用マスクとして使用するために例えば
CV D (Chemi−cal Vapor Dep
osition )法により約140OAの厚さに形成
される。
(B、耐酸化膜の選択的除去及びイオン打込み工程) 比較的厚い絶縁膜すなわちフィールド絶縁膜を形成すべ
きSi基板1010表面の8i3N4膜103を選択的
に除去するためにまずエッチング膜1030表面上に選
択的に形成する。この状態で例えば精度のよいエツチン
グが可能なプラズマエッチ法により露出している部分の
Si3N4膜103を除去する。つづいてフィールド絶
縁膜が形成されるところの8i基板1010表面に基板
と反対導電型の層いわゆる反転層が形成されないように
するため第7B図に示すようにホトレジスト膜104を
残した状態で露出しているSin。
膜102を通して8i基板101中へ基板と同じ導電型
の不純物すなわちP型不純物を導入する。
このP型不純物の導入法としてはイオン打込みが好まし
い。例えばP型不純物であるボロン(B)イオンが打込
みエネルギー75KeVで8i基板101中へ打込まれ
る。この時のイオンのドーズ量は3X10+を原子/d
である。
(C,フィールド絶縁膜形成工程) 8i基板1010表面にフィールド絶縁膜105を選択
的に形成する。すなわち第7C図に示すようにホトレジ
スト膜104を除去した後、8i、N。
膜103をマスクとしてSt基板1010表面を熱酸化
によって選択的に酸化し、厚さ約500OAのSin、
膜105(以下フィールドSin、膜という)を形成す
る。このフィールドSin、膜は、後工程の各プロセス
によって除々に削除され、完の範囲に制限される。本実
施例の場合、MO8ICの完成時には3000Aとなる
ように制御される。
このフィールド8 i 0.膜105の形成時にイオン
打込みされたボロンがSi基板101内へ引伸し拡散さ
れ、そして所定の深さを有するP型反転防止層(図示せ
ず)がフィールドSin、膜105の直下に形成される
(D、耐酸化膜及び酸化膜除去工程) 次いで表面上を軽くエツチングして酸化膜を600X除
去(このときフィールドSin、膜105の膜厚は60
0A減少する。)し、更にフィールド8i0.膜105
が形成されていないところのSi基板1010表面(素
子領域表面)を露出するために、8i、N4膜103を
例えば、熱リン酸(H3PO4)液を用いて除去する。
つづいて、5int膜102を例えば7ノ酸(HF)液
を用いて除去し、第7D図に示すように8i基板101
の表面を選択的に露出する。しかる後、素子領域表面を
予備(ブレ)酸化し、成長したSin、膜をエツチング
で除去する。この一連の洗浄工程によって、フィールド
Sin、膜105の膜厚は1000A程度減少すること
になる。
(E、第1ゲート絶縁膜形成工程) M−CEL中のキャパシタC8の誘電体層の下地絶縁膜
を得るために露出したSi基板1010表面に第1ゲー
ト絶縁膜130を第7E図に示すように形成する。すな
わち露出した8i基板1010表面を熱酸化することに
よって厚さ約5OAのうすい酸化膜をその表面に形成す
る。
(F、窒化膜形成工程) M−CEL中のキャパシタC3の誘電体層を得るために
第7F図に示すように全面にSi、N4膜131を40
0〜500Aの厚さに形成する。この誘電体層としての
Si、N4膜はダミーセル中のキ→、パシタCD3の誘
電体層(Sin、膜)との間で誘電率を異ならせるため
に形成するものである。
(G、N+型半導体領域形成工程) メモリセル中のキャパシタとダミーセル中のキャパシタ
の基板側電極にN+型半導体領域を形成する場合に下記
の工程に従う。
全面にホトレジスト膜132を形成し、写真処理によっ
てメモリセルのキャパシタC3及びダミーセルのキャパ
シタ部となる部分のホトレジストを除去する。引きつづ
き、残ったホトレジストをマスクとしてN+型不純物、
例えばヒ素をイオン打込みすることにより、第7G図に
示すようにメモリセルのキャパシタ部分及びダミーセル
のキャパシタ部分のSi基板表面にN生型半導体領域1
33を形成する。なお、メモリセル中のキャノくシタと
ダミーセル中のキャパシタの基板側電極にN+型半導体
領域を形成しない場合には上記工程(qは不要となる。
(H,ダミーセルの窒化膜除去工程) 前記工程Gで使用したホトレジスト膜132を夷表し、
新たにホトレジスト膜(図示せず)をかけて写真処理し
たホトレジスト膜をマスクとして、ダミーセルを形成す
る部分(X、)のSi、N、膜131を選択的にエッチ
除去し、引きつづいてその下のSin、膜130を除去
することにより第7H図に示すように、X1部分の8i
基板101及びその近接のフィールド絶縁膜105表面
を露出する。このエツチング時に、フィールド絶縁膜1
05の膜厚は更に200人減少する。
(1,第2ゲート絶縁膜形成工程) D−CELを形成する部分(X、)の露出したSi基板
101表面にD−CEL中のキャパシタCDsの誘電体
層を得るため第2ゲート絶縁膜109を形成する。すな
わち熱酸化を行なうことによって第7I図に示すように
D−CEL部の露出したSi基板表面に膜厚が約40O
Aの酸化膜(109)を形成する。この熱酸化によって
同時に第7I図に示されるようにM−CELを形成する
部分(Xl)及び周辺回路を形成する部分(X3゜X4
)のSi3N、表面を酸化し、厚さ40A程度のうすい
酸化膜135を形成する。
(J、第1導体層の被着工程) M−CEL及びD−CEL中のキャパシタの一方の電極
を得るため第1導体層107としての多結晶シリコン層
をCVD法により第75図に示すように8i基板101
の全面にわたって形成する。
この多結晶シリコン層の厚さは約4000A程度である
。M−CEL上に形成された多結晶シリコン7m 10
7はうすい酸化膜135を介して8i、N4膜131上
に被着される。多結晶シリコン層107の抵抗値を小さ
くするためこの多結晶シリコン中に拡散法によりN型不
純物、例えばリンを導入する。この結果多結晶シリコン
層107の抵抗値は約16Ω/口となる。この多結晶シ
リコン層の上に層間絶縁膜としてCVD法による8i0
2膜136を厚さ4000〜5000Aに形成する。
(K、第1導体層の選択的除去工程) 第1導体層すなわち第1多結晶シリコン層107を所定
の電極形状とするために、第7に図に示すようにホトエ
ツチング法によって絶縁膜136を含めて第1多結晶シ
リコン層107を選択的に除去し、M−CEL及びD−
CEL中のキャパシタの電極108としてのこす。第1
多結晶シリコ/層107の選択的除去法として精度よい
エツチングが可能なプラズマエツチングが好ましい。
(L、多結晶シリコン層表面酸化工程)前記工程JのC
VD法によるSin、膜136をつけた状態で露出して
いる多結晶シリコン層108(多結晶シリコンN108
の側面)を表面酸化し、第7L図に示すようにキャパシ
タ部の層間絶縁膜としてのSin、膜137を形成する
(M、窒化膜除去工程) M−CEL中のMISFETQMが形成されるヘキ部分
、D−CE L中77)MI 8 FET QD xカ
形成されるべき部分および周辺回路のMISFETQ8
41Q86が形成されるべき部分のSin、膜130.
135、Si、N、膜131を選択的にエッチ除去し、
第7M図に示すようにその部分のSi基板101を露出
する。
(N、第3ゲート絶縁膜形成工程) M−CEL 、D−CELならびに周辺回路部中のMI
SFETのゲート絶縁膜を得るために露出したSi基板
1010表面に第3ゲート絶縁膜110を第7N図に示
すように形成する。すなわち露出したSi基板1010
表面を熱酸化することによって厚さ約53OAの第3ゲ
ート絶縁膜110をその表面に形成する。したがって、
第3ゲート絶縁膜は8i02からなっている。
(O0低しきいIl!!電圧制御イオン打込み工程)第
1図に示した低しきい値電圧を有するMISFETQs
t−Qsa、Qss及びQS?(基板領域X4)のしき
い値電圧を規定するために、第70図に示すように第3
ゲート8i0.膜110を通して基板表面にP型不純物
をイオン打込み法によって導入する。P型不純物は例え
ばボロン(B)が使用される。打込みエネルギーは75
KeVでイオンのドーズ薙は2.4X10”原子/dが
好ましい。この時のイオン打込みは全く選択マスクを使
用しないためその他のMISFET、例えばQ Mr 
Q o 1rQD21QS41Q85を形成すべき基板
領域(X、。
XtXs)表面部分にもボロンが導入される。
(P、高しきい値電圧制御イオン打込み工程)第1図に
示したMISFETQsl−Qs3Qs6及びQS7に
比べて高いしきい値電圧を有するM I S F E 
T、例えばM−CEL中のMISFETQM、D−CE
L中のMISFETQD1゜QD2あるいはアクティブ
リストア中のMISFETQs4 +Qssのしきい値
電圧を規定するために、第7P図に示すようにイオン打
込み用マスクすなわちホトレジスト[111をMISF
ETQsl−Q・S3・Q S 6・Qsyのチャネル
領域部分の第3ゲー)SiO2t1gllo上に形成し
、このホトレジスト嗅111をMI SF’ETQM、
QDl。
Q n 21 Q S 41 Q s sのチャネル領
域上には形成せず、この状態でボロンイオン打込みを行
う。打込みエネルギーは75KeVで、イオンのドーズ
量は1.0X10”原子/dが好ましい。この結果MI
SFETQM+Qnt+Qnz+Qs4そしてQssを
形成すべき部分の基板表面の不純物濃度は一層高められ
るので、これらのMISFETのしきい(Q、 ダイレ
クト・コンタクトホール形成工程)第4図を用いて説明
したように、キャパシタCBIIの一方の電極25をM
I8F’ETQs4のN+型半導体領域22に直接接続
するためのコンタクトホール、いわゆるダイレクトコン
タクトCH1o。
を第7Q図に示すようにホトレジスト膜112をマスク
とした第2ゲート5102膜の選択的エツチングにより
形成する。同図に示すようにこのダイレクトコンタクト
ホー71z CH10g ViM I S F E T
 O4となるべき部分とキャパシタCBIIとなるべき
部分との間に設けられる。
(R,第2導体層被着工程) すべてのMISFETのゲート電極ならびに配線層とし
て使用するために第2導体層113をSI基板101上
全面に形成する。すなわち第7R図に示すように第24
体層113として例えば、多結晶シリコン層をCVD@
icよりSi基板101上全面に形成する。この多結晶
シリコン層113の厚さは約3500X程度である。つ
づいて抵抗値を小さくするためこの多結晶シリコン層中
に拡散法に、j′りN型不純物、例えばリンを導入する
この結果多結晶シリコン層113の抵抗値は約10Ω/
 cnlとなる。このようなリン処理の間、リンネ細物
はダイレクトコンタクトホールCH100’c通してS
i基板101内に導入される。
(S、第2導体層の選択除去工程) 第2導体層すなわち第2多結晶シリコン層113を所定
の電極あるいは配線形状にホトエツチング法によって選
択的に除去する。すなわち、第7S図に示すように、ホ
トエツチング後のシリコン層113は第5図で示したワ
ード線WLI  1〜WL16.ダミーワード線DWL
1 1.−DWLl−2゜制御信号φdc−Ll、φd
c−Ll″ft形成し、また第6図で示したアクティブ
リストア制御信号線φrg−L、キャパシタCB111
CB12の電極114゜114を形成する。このホトエ
ツチングに引続く表面S I O,膜のエツチングによ
って、フィールド8i0.膜105の膜厚は400A程
度減少する。
(T、表面酸化工程) MISFETのソース領域及びドレイン領域を形成すべ
き表面が汚染されないようfするため。
第7T図に示すように露出したS+基板101の表面に
その表面の熱酸化によって厚さ約10OAのSiO鵞膜
115を形成する。sio、膜115の形成と同時に第
2多結晶シリコンから成るワード線WL、 ′WL1 
、、ダミーワード線L)WLl   、。
DWLl−2,制御信号線φdcL1+φdcL2+キ
ャパシタCat工+Cs1zの電極あるいはMIS F
 B ’1’ Q s1〜Qsaのゲート電極の表面も
酸化され、その結果それらの表面に厚さ約30OAのS
io!膜116が第7T図に示すように形成される。
(U、  ソース・ドレイン領域形成工程)MISFE
Tのソース・ドレイン領域をSi基板101内に選択的
に形成するために、第7U図に示すようcl SiO,
膜115t−通してN型不純物、例えばヒ素(As )
をSi基板101内に導入する。このN型不純物の導入
法としてはイオン打込みが好ましい。例えばヒ素イオン
が打込みエネルギー80KeVでSi基板101内に打
込まれる。この時のイオンのドーズ量はI X 10 
I6原子/cdである。
かかる本発明の実施例において重要なことは、フィール
ド絶縁膜105の厚さが完成時においてて規定されてい
ることである。
このフィールド酸化膜の厚さの規定は、本発明者が、フ
ィールド絶縁膜(FO)105の膜厚による特性への影
響を種々検討し、得られた次のような注目すべき結果に
基づくものである。
セルのソース、ドレイン領域を形成するのに後記のイオ
ン打込み技術が採用されるが、このイオン打込みは不純
物を95チ以上の到達率で基板へ到達させる必要がある
ため、高エネルギーで行なわれる。このため、FO部分
に打込まれた不純物(飛程は100OA)が後のアニー
ル工程で基板中てしみ出すことがある。例えばASを打
込みイオンとしたとき、Asは810.中での拡散速度
は遅いものの、高濃度で打込まれるために基板側へしみ
出してしまう。本発明者は、表面酸化処理後にA3を1
00KeVのエネルギー、5X10”/cnlのドーズ
量で打込み、その後にN、中で1000℃、240分の
アニールを施したところ、第8図に示す結果を得た。つ
脣QFOの膜厚を薄い領域で種々変え(ゲート酸化膜は
500A)、打込みイオンにょるFO部分のC−■特性
への影響(△Vra)を測定した。但、このサンプルは
、上記アニール後に酸化膜を除去してゲートe化を行な
い、更にゲート電極の形成後にC−■測定を行なったも
のである。第8図に示すように、不純物が基板表面に到
達したか否かをフラットバンド電圧の変化△VFBによ
って観測すると、FO膜厚が250OA以上では、△V
FBをほぼゼロとし、膜からのAsの漏れによる特性劣
化は生じないが、250OA未満になると急撃に特性が
悪くなることが分る。これは、上記したイオンのしみ出
し現象によるものであって、致命的なものである。なお
、図中の破線はイオン打込み時の分布を示す。
この結果から、FO膜厚の下限は2500Aとすべきで
あるが、本発明者は更にF O膜厚を増加させた場合の
影響も測定し、その上限を600OAとすべきであるこ
とを見出し7た。第9図に示す9口く、Si、N4膜を
耐酸化マスクとしてLoessを施し、F(J膜を選択
的て成長させるとき、FO膜厚を増加させてゆく程寸法
変換量(即ちバードビーク部分の食込み+i)が増大す
る。一方、台形状のキャパシタについてFOの膜厚と蓄
積容量C3との関係を検討した結果、第10図に示すよ
うに、FO膜厚(素子完成時)が増える程バードビーク
の食込み量が上記のように増えるから、キャパシタの蓄
積容量が減少することが分る。この結果よ’11%  
600OA以上になると、それ以下の厚さに比較し2て
蓄積容量比の変化が小さくなる。すなわち、比の変化は
著しいが、6000Aを越えて厚くなればバードビーク
の食込み量が0.6μm以上となって蓄積容量(Cs)
比の変化が1.2以下となって低下することになる。こ
のことは、特にメモリセルサイズが小さくなるに従って
影響が大となる。
従って、蓄積容量を大容量に形成するためには6000
X以下の膜厚が要求されることになる。
本発明によるFO膜厚によって、上記のCs?30チ程
度も増大させ、かつ集積度も向上させることができる。
例えば、FOの膜厚をMO8ICOCO8直後(フィー
ルド810.の形成直後)でバードビークの食込み量を
0.5μm(従来は2μm)とすることができ、IC中
に占める素子の絶縁分離領域の面積を大幅に削減できる
。特に、lMo5型り−RAMでは、FO面積を減らせ
ることから、64にとほぼ同一のチップ寸法256Kを
作ることができる。また、1MO8型り−RAMにおい
て、隣接する記憶用キャパシタCs間の間隔は最小加工
寸法にバードビークの食込みie加えた寸法に規定され
るが、この間隔は、バードビークの大幅減少によって小
さくすることができるから、その分Csの面積、即ち蓄
積容量を増大させることができる。つまり、従来のバー
ドビークの食込み量の一部を高集積化のためのピッチ減
少に費し、残りをCsの面積増大のために費やせるから
、C8の面積を30%も増やせることになる。この面積
増大により、蓄積電荷量が増え、ンフトエラー率が】/
10となる。また、センス系の動作マージンが増し、安
定化した。つまりs”s/CdsはCdsがFイングラ
のドーズ量増加によって増大したにも拘らず%C3の上
昇に伴なって10チ以上高くなる。また、FO膜厚が小
さいことから、ウェハ上面の段差が小さく、従って配線
の段切れを防止することができる。
なお、上記したプロセスにおいて、寄生MO8のVth
を保障するためにFO下へのボロン打込み量を多少多く
 (10”/cnl) L、ている。これと共KFO膜
厚が薄いために、全体的に配線容量が増える傾向にはあ
る。但、ワードライン(WL)については、WLの大部
分は第1多結晶シリコン層(従来と同じく定電位)とそ
の上の層間絶縁膜を介して延びるので、FOを薄くして
もあ捷り容量は増えない。また、FO上に直接延びるW
L部分は、第1多結晶シリコン層の窓開は部のみである
から、これも実質的に問題とはならない。データライン
(DL)については、DLが染上層であることから基板
との間の容量はあまり増えない。しかも、FO下のP型
チャネルストッパーとN+型ドレイン領域との間の容量
(即ちCd)が増大するが、データ線が導体層であり、
ドレイン領域は長いデータ線に対し、てドツト状に存在
しているから、cdはそれ程増えない。ところが、C8
は上記の如く30%も増大し7ているので、cdが10
俤増えてもセンスにとって重要なCs/Cdは20チも
増えることになる。
本発明は上述した例に限定されることなく、種々の変形
が可能である。
すなわち、ダイナミックランダムアクセスメモリを構成
するM I S F E Tとして、Pチャネル型MI
SFETを使用してもよい。また、導体層の一部、特に
ワード線テシリコン・アルミニウム合金・モリブデン、
タングステン、クロム、メンタルあるいはこれらのシリ
サイド金属等の耐熱金属を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面ば本発明の実施例を示すものであって、第1図はダ
イナミックランダムアクセスメモリの回路図、 第2図は1個のメモリセルM −CE L (D構m’
に示す斜断面図、 第3図は1個のダミーセルD−CELの構造ヲ示す斜断
面図、 第4図は周辺回路の一部構造を示す斜断面図、第5図は
メモリアレイとターミーアレイの平面図、第6図は本発
明に関係する周辺回路部の平面図、第7A図乃至第7U
図はダイナミックランダムアクセスメモリの製造プロセ
スの工程断面図、第8図はフィールド酸化膜厚による(
C−V測定における)△VFBの変化を示すグラフ、第
9図はフィールド酸化膜厚による寸法変換量を示すグラ
フ、 第10図はフィールド酸化膜厚による蓄積容量の変化を
示すグラフである。 QM + QDI + QD2 ・・・絶縁ゲート型電
界効果トランジスタ、C3lCds・・・キャパシタ、
M−ARY・・・メモリアレイ、D・・・ARY・・・
ダミーアレイ、M−CEL・・・メモリセル、L)−C
EL・・・タミーセル、1・・・P型半導体基板、2・
・・フィールド絶縁膜、3・・・ゲート絶縁膜、3a・
・・防電体層、4゜5・・・N+型半導体領域、6・・
・第1多結晶シリコン層、7・・・N+型半尋体領域、
訃・・第2多結晶シリコン層、9・・・Pb0膜、10
・・・アルミニウム層、11〜14・・・N+型半導体
領域、15・・・第1多結晶シリコン層、17.18・
・・第2多結晶シリコン層、19・・・アルミニウム層
、20〜23・・・N+型半導体領域、24〜27・・
・第2多結晶シリコン層、28・・・アルミニウム層、
101・・・半導体基板、102・・・酸化膜、103
・・・耐酸化膜、104・・・ホトレジスト膜、105
・・・フィールド5lo2膜、107・・・第1導体層
、108・・・電極、1o9・・・第2ゲート絶縁膜、
110・・・第3ゲート絶縁膜、】11・・・ホトレジ
スト膜、112・・・ホトレジスト膜、113・・・第
2導体層、114・・・電極、115゜116・・・8
10.膜、117・・・ホトレジスト膜、118・・・
層間絶縁膜、119〜12導体領域、127・・・第3
4体膜、1−ト絶碌膜、131・・・513N4膜、レ
ジスト膜、135・・・酸化膜、13137・・・S1
0□膜。 6・・・N+型半 30・・・第1ゲ 132・・・ホト 6・・・絶縁膜、 第 図 第 図 2り邊哲a35ソコン1竹 )什ルド也Qイこ顛1寥(nm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の半導体素子と前記半導体素子間を分離するフ
    ィールド絶縁膜とを同一半導体基体に形成する半導体集
    積回路装置の製造方法において、前記半導体基体の一主
    面に前記フィールド絶縁膜を選択的に形成し、その後前
    記フィールド絶縁膜表面をエッチングして前記フィール
    ド絶縁膜の膜厚を2500〜6000Aとすることを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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