JPS61184274A - 自動変速機の潤滑装置 - Google Patents
自動変速機の潤滑装置Info
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- JPS61184274A JPS61184274A JP2415585A JP2415585A JPS61184274A JP S61184274 A JPS61184274 A JP S61184274A JP 2415585 A JP2415585 A JP 2415585A JP 2415585 A JP2415585 A JP 2415585A JP S61184274 A JPS61184274 A JP S61184274A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- oil
- turbine
- pump
- turbine shaft
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0427—Guidance of lubricant on rotary parts, e.g. using baffles for collecting lubricant by centrifugal force
- F16H57/0428—Grooves with pumping effect for supplying lubricants
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) ・
本発明は自動変速機の潤滑装置、特にオイルポンプ装置
が変速歯車装置の側壁に配設された自動変速機の潤滑装
置に関する。
が変速歯車装置の側壁に配設された自動変速機の潤滑装
置に関する。
(従 来 技 術)
一般に、自動変速機には、コントロールバルブユニット
を介してトルクコンバータや各潤滑部にオイルを圧、送
するオイルポンプが備えられるが、その場合、例えば竺
開昭55.−14384号公報に示されているように、
オイルポンプを変速歯車装置の端部(エンジンから遠い
方の変速機ケース内壁部)に配置し、該歯車装置の中央
部に配設されたポンプシャフトを介して該ポンプとエン
ジン出力軸とを直結、することにより、該ポンプをエン
ジンによって駆動するようにしたものが存在する。
を介してトルクコンバータや各潤滑部にオイルを圧、送
するオイルポンプが備えられるが、その場合、例えば竺
開昭55.−14384号公報に示されているように、
オイルポンプを変速歯車装置の端部(エンジンから遠い
方の変速機ケース内壁部)に配置し、該歯車装置の中央
部に配設されたポンプシャフトを介して該ポンプとエン
ジン出力軸とを直結、することにより、該ポンプをエン
ジンによって駆動するようにしたものが存在する。
ところで、この種の自動変速機における上記ポンプシャ
フトは、基端がトルクコンパ7タのタービンに連結され
且つ先端が変速−クース内の端部(上記オイルポンプ側
の壁部)に−動自在に支持された中空のタービンシャフ
ト内に貫通させテiQけられ、該タービンシャフトの先
端部内周面に嵌挿された軸受ブツシュによって該ポンプ
シャフトの先端側が軸受されるのが通例である。そして
、両シャフトが同一中心軸の回りに(エンジン側からみ
て右回りに)相対的に異なる速さで、つまりポンプシャ
フトの方がタービンシャフトよりも回転速度が大きい状
態で回転するように構成されると共に、タービンシャフ
トには、その内外を連通させる複数の連通孔が半径方向
に形成され、上記オイルポンプからコントロールバルブ
ユニットに圧送されたオイルの一部がトルクコンバータ
側から上記両シャフト間の間隙内に導入された上で、上
記連通孔から変速機ケース内の各潤滑部に供給されるよ
うに構成される。
フトは、基端がトルクコンパ7タのタービンに連結され
且つ先端が変速−クース内の端部(上記オイルポンプ側
の壁部)に−動自在に支持された中空のタービンシャフ
ト内に貫通させテiQけられ、該タービンシャフトの先
端部内周面に嵌挿された軸受ブツシュによって該ポンプ
シャフトの先端側が軸受されるのが通例である。そして
、両シャフトが同一中心軸の回りに(エンジン側からみ
て右回りに)相対的に異なる速さで、つまりポンプシャ
フトの方がタービンシャフトよりも回転速度が大きい状
態で回転するように構成されると共に、タービンシャフ
トには、その内外を連通させる複数の連通孔が半径方向
に形成され、上記オイルポンプからコントロールバルブ
ユニットに圧送されたオイルの一部がトルクコンバータ
側から上記両シャフト間の間隙内に導入された上で、上
記連通孔から変速機ケース内の各潤滑部に供給されるよ
うに構成される。
しかし、このような構成によると、上記のようにオイル
ポンプからコントロールバルブユニットに圧送されたオ
イルの一部が潤滑用として使用されるため、例えばポン
プ容量が一定の場合は、]ントロールバルブユニットか
ら変速歯車装置におけるブレーキやクラッチの各アクチ
ュエータに圧送すべきオイル供給量が相対的に少なくな
るという問題がある。これに対しては、上記各潤滑部へ
のオイル供給量を削減して各アクチュエータへのオイル
供給量を相対的に増加させればよいが、このようにした
場合、各潤滑部の潤滑に支障を来たす虞れが生じる。一
方、容量の大きいオイルポンプを備えれば、上記各アク
チュエータ及び各潤滑部のいずれに対しても十分なオイ
ル供給量を確保することが可能となるが、その反面、コ
ストが増加すると共に、当該装置が大型化することにな
る。
ポンプからコントロールバルブユニットに圧送されたオ
イルの一部が潤滑用として使用されるため、例えばポン
プ容量が一定の場合は、]ントロールバルブユニットか
ら変速歯車装置におけるブレーキやクラッチの各アクチ
ュエータに圧送すべきオイル供給量が相対的に少なくな
るという問題がある。これに対しては、上記各潤滑部へ
のオイル供給量を削減して各アクチュエータへのオイル
供給量を相対的に増加させればよいが、このようにした
場合、各潤滑部の潤滑に支障を来たす虞れが生じる。一
方、容量の大きいオイルポンプを備えれば、上記各アク
チュエータ及び各潤滑部のいずれに対しても十分なオイ
ル供給量を確保することが可能となるが、その反面、コ
ストが増加すると共に、当該装置が大型化することにな
る。
更に、上記のような自動変速機においては、トルクコン
バータ側から上記両シャフト間の間隙内にオイルを導く
構成とされているため、タービンシャフトの先端部に行
くに従ってオイル量が少なくなる傾向があり、これに伴
って該先端部における上記連通孔から各潤滑部に供給さ
れるべきオイルの量が不足するといった問題がある。
バータ側から上記両シャフト間の間隙内にオイルを導く
構成とされているため、タービンシャフトの先端部に行
くに従ってオイル量が少なくなる傾向があり、これに伴
って該先端部における上記連通孔から各潤滑部に供給さ
れるべきオイルの量が不足するといった問題がある。
(発 明 の 目 的)
本発明は、従来の自動変速機の潤滑装置における上記の
ような実情に対処するもので、ポンプ容量の増大や変速
歯車装置の動力伝達経路切換用の各アクチュエータへの
オイル供給量不足といった問題を生じさせることなく各
潤滑部に十分な量のオイルが供給されるようにすること
を目的とする。
ような実情に対処するもので、ポンプ容量の増大や変速
歯車装置の動力伝達経路切換用の各アクチュエータへの
オイル供給量不足といった問題を生じさせることなく各
潤滑部に十分な量のオイルが供給されるようにすること
を目的とする。
(発 明 の 構 成)
上記目的達成のため、本発明は次のように構成したこと
を特徴とする。即ち、基端がエンジンの出力軸に固定さ
れ且つ先端が変速歯車装置の側壁に配設されたオイルポ
ンプ装置に連結される中央軸と、この中央軸の外方に配
置されて基端がトルクコンバータのタービンに連結され
且つ先端が変速歯車装置の上記側壁まで延びて、該側壁
に回動自在に支持された中空のタービンシャフトと、こ
のタービンシャフトの先端部内周面に固定されて該シャ
フトと上記中央軸との間に配設された軸受ブツシュとを
有する構成において、該軸受ブツシュの内面にオイル圧
送用の溝を形成する。該溝は、軸方向に対して所定の方
向に傾斜させて設けられ(例えばラセン形状)、上記中
央軸とタービンシャフトの回転差によって軸受ブツシュ
より中央軸先端側(オイルポンプ側)に位置するオイル
、つまりオイルポンプから漏出したオイルを基端側(タ
ービン側)に圧送する作用をする。
を特徴とする。即ち、基端がエンジンの出力軸に固定さ
れ且つ先端が変速歯車装置の側壁に配設されたオイルポ
ンプ装置に連結される中央軸と、この中央軸の外方に配
置されて基端がトルクコンバータのタービンに連結され
且つ先端が変速歯車装置の上記側壁まで延びて、該側壁
に回動自在に支持された中空のタービンシャフトと、こ
のタービンシャフトの先端部内周面に固定されて該シャ
フトと上記中央軸との間に配設された軸受ブツシュとを
有する構成において、該軸受ブツシュの内面にオイル圧
送用の溝を形成する。該溝は、軸方向に対して所定の方
向に傾斜させて設けられ(例えばラセン形状)、上記中
央軸とタービンシャフトの回転差によって軸受ブツシュ
より中央軸先端側(オイルポンプ側)に位置するオイル
、つまりオイルポンプから漏出したオイルを基端側(タ
ービン側)に圧送する作用をする。
(発 明 の 効 果)
上記の構成によれば、オイルポンプ駆動用の中央軸とタ
ーどンシャフトとの回転差によって軸受ブツシュよりオ
イルポンプ側に位置するオイルが上記溝を介して基端側
(タービン側)に圧送されるため、タービンシャフト内
から各潤滑部に供給されるオイルの□量、特に該シャフ
ト内の先端部側から送出されるオイル量が増加すること
になる。
ーどンシャフトとの回転差によって軸受ブツシュよりオ
イルポンプ側に位置するオイルが上記溝を介して基端側
(タービン側)に圧送されるため、タービンシャフト内
から各潤滑部に供給されるオイルの□量、特に該シャフ
ト内の先端部側から送出されるオイル量が増加すること
になる。
その場合、上記軸受はブツシュの溝を通って中央軸ない
しタービンシャフトの基端側に圧送されるオイルは、オ
イルポンプから漏出したものであるため、該ポンプから
変速歯車装置における各アクチュエータに供給すべきオ
イル量を減少させ或いはポンプ容量を増大させるといっ
た必要がないのである。これにより、オイルポンプの容
量を増大させることなく各I!lW4部へのオイル供給
量を増加することができ、しかも上記各アクチュエータ
へのオイル供給量不足を生じさせない潤滑装置が実現さ
れることになる。
しタービンシャフトの基端側に圧送されるオイルは、オ
イルポンプから漏出したものであるため、該ポンプから
変速歯車装置における各アクチュエータに供給すべきオ
イル量を減少させ或いはポンプ容量を増大させるといっ
た必要がないのである。これにより、オイルポンプの容
量を増大させることなく各I!lW4部へのオイル供給
量を増加することができ、しかも上記各アクチュエータ
へのオイル供給量不足を生じさせない潤滑装置が実現さ
れることになる。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、本発明が適用される自動変速機の一例の骨子と作
動の概略について説明する。
動の概略について説明する。
第1図に示すように、この自動変速機10は、主たる構
・成要素として、トルクコンバータ20と、ラビニョ型
プラネタリギア装置30と、該ギア装置30の動力伝達
経路を切換える複数のクラッチ及びブレーキとを有する
。
・成要素として、トルクコンバータ20と、ラビニョ型
プラネタリギア装置30と、該ギア装置30の動力伝達
経路を切換える複数のクラッチ及びブレーキとを有する
。
上記トルクコンバータ20は、エンジン出力軸11に連
結されたケース21内に固設されたポンプ22と、該ポ
ンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22によりオイ
ルを介して駆動されるタービン23と、該ポンプ22と
タービン23との間に介設され且つ変速機ケース12に
ワンウェイクラッチ24を介して支持されてトルク増大
作用を行うステータ25と、上記ケース21とタービン
23との間に設けられ、該ケース21を介してエンジン
出力軸11とタービン23とを直結するロックアツプク
ラッチ26とで構成されている。そして、上記タービン
23の回転がタービンシャフト27を介して上記プラネ
タリギア装置30に入力されるようになっている。ここ
で、上記エンジン出力軸11にはタービンシャフト27
内を貫通するポンプシャフト13が連結され、該シャフ
ト13により変速機側壁部に備えられたオイルポンプ1
4が駆動される。
結されたケース21内に固設されたポンプ22と、該ポ
ンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22によりオイ
ルを介して駆動されるタービン23と、該ポンプ22と
タービン23との間に介設され且つ変速機ケース12に
ワンウェイクラッチ24を介して支持されてトルク増大
作用を行うステータ25と、上記ケース21とタービン
23との間に設けられ、該ケース21を介してエンジン
出力軸11とタービン23とを直結するロックアツプク
ラッチ26とで構成されている。そして、上記タービン
23の回転がタービンシャフト27を介して上記プラネ
タリギア装置30に入力されるようになっている。ここ
で、上記エンジン出力軸11にはタービンシャフト27
内を貫通するポンプシャフト13が連結され、該シャフ
ト13により変速機側壁部に備えられたオイルポンプ1
4が駆動される。
一方、上記プラネタリギア装置30は、タービンシャフ
ト27上に遊嵌合された小径のスモールサンギア31と
、図面上、該サンギア31の側方において同じくタービ
ンシャフト27上に遊嵌合された大径のラージサンギア
32と、上記スモールサンギア31に噛合された複数個
のショートピニオンギア33と、図面上、右半部が該シ
ョートピニオンギア33に噛合され且つ左半部が上記ラ
ージサンギア32に噛合されたロングピニオンギア34
と、該ロングピニオンギア34及び上記ショートピニオ
ンギア33を回転自在に支持するキャリア35と、ロン
グビニオンギア34の右半部に噛合されたリングギア3
6とで構成されている。
ト27上に遊嵌合された小径のスモールサンギア31と
、図面上、該サンギア31の側方において同じくタービ
ンシャフト27上に遊嵌合された大径のラージサンギア
32と、上記スモールサンギア31に噛合された複数個
のショートピニオンギア33と、図面上、右半部が該シ
ョートピニオンギア33に噛合され且つ左半部が上記ラ
ージサンギア32に噛合されたロングピニオンギア34
と、該ロングピニオンギア34及び上記ショートピニオ
ンギア33を回転自在に支持するキャリア35と、ロン
グビニオンギア34の右半部に噛合されたリングギア3
6とで構成されている。
そして、上記タービンシャフト27とスモールサンギア
31との間にフォワードクラッチ41と第1ワンウエイ
クラツチ42とが直列に介設され、またこれらのクラッ
チ41.42に並列にコーステイングクラッチ43が介
設されていると共に、タービンシャフト27とキャリア
35との間には3−4クラツチ44が介設され、更に該
タービンシャフト27とラージサンギア32との間にリ
バースクラッチ45が介設されている。更に、上記ラー
ジサンギア32とリバースクラッチ45との間にはラー
ジサンギア32を固定する2−4ブレーキ46が設けら
れていると共に、上記キャリア35と変速機ケース12
との間には、該キャリア35の反力を受は止める第2ワ
ンウエイクラツチ47とキャリア35を固定するローリ
バースブレーキ48とが並列に設けられている。そして
、上記リングギア36が出力ギア50に連結され、該出
力ギア50から差動装置f(図示せず)を介して左右の
車軸51.51に回転が伝達されるようになっている(
第2図参照)。
31との間にフォワードクラッチ41と第1ワンウエイ
クラツチ42とが直列に介設され、またこれらのクラッ
チ41.42に並列にコーステイングクラッチ43が介
設されていると共に、タービンシャフト27とキャリア
35との間には3−4クラツチ44が介設され、更に該
タービンシャフト27とラージサンギア32との間にリ
バースクラッチ45が介設されている。更に、上記ラー
ジサンギア32とリバースクラッチ45との間にはラー
ジサンギア32を固定する2−4ブレーキ46が設けら
れていると共に、上記キャリア35と変速機ケース12
との間には、該キャリア35の反力を受は止める第2ワ
ンウエイクラツチ47とキャリア35を固定するローリ
バースブレーキ48とが並列に設けられている。そして
、上記リングギア36が出力ギア50に連結され、該出
力ギア50から差動装置f(図示せず)を介して左右の
車軸51.51に回転が伝達されるようになっている(
第2図参照)。
次に、上記各クラッチ及びブレーキ41〜48の作動状
態と変速段との関係を説明すると、先ず1速においては
フォワードクラッチ41が締結され且つ第1.第2ワン
ウェイクラッチ42.47がロック状態となる。そのた
め、トルクコンバータ20の出力回転はタービンシャフ
ト27がら上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウ
エイクラツチ42を介してプラネタリギア装置30のス
モールサンギア31に入力される。この場合、第2ワン
ウエイクラツチ47の作用でキャリア35が固定される
ため、プラネタリギア装置30は、上記スモールサンギ
ア31からショートピニオンギア33及びロングビニオ
ンギア34を介してリングギア36に回転を伝達する差
動動作を行わない固定的なギア列として作動する。その
結果、上記スモールサンギア31とリングギア36との
径の比に対応する大きな減速比の1速状態が得られる。
態と変速段との関係を説明すると、先ず1速においては
フォワードクラッチ41が締結され且つ第1.第2ワン
ウェイクラッチ42.47がロック状態となる。そのた
め、トルクコンバータ20の出力回転はタービンシャフ
ト27がら上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウ
エイクラツチ42を介してプラネタリギア装置30のス
モールサンギア31に入力される。この場合、第2ワン
ウエイクラツチ47の作用でキャリア35が固定される
ため、プラネタリギア装置30は、上記スモールサンギ
ア31からショートピニオンギア33及びロングビニオ
ンギア34を介してリングギア36に回転を伝達する差
動動作を行わない固定的なギア列として作動する。その
結果、上記スモールサンギア31とリングギア36との
径の比に対応する大きな減速比の1速状態が得られる。
ここで、上記第2ワンウエイクラツチ47はコーステイ
ング時に空転するので、エンジンブレーキを作動させる
ためのルンジにおいては、該第2ワンウエイクラツチ4
7に並列のローリバースブレーキ48が締結される。
ング時に空転するので、エンジンブレーキを作動させる
ためのルンジにおいては、該第2ワンウエイクラツチ4
7に並列のローリバースブレーキ48が締結される。
次に、2速においては、上記の1速の状態(ローリバー
スブレーキ48は解放された状態)に加えて2−4ブレ
ーキ46が作動し、プラネタリギア装置30におけるラ
ージサンギア32が固定されると共に、第2ワンウエイ
クラツチ47が空転状態となる。そのため、上記タービ
ンシャフト27から□スモールサンギア31に伝達され
た回転がショートビニオンギア33を介してロングビニ
オンギア34に伝達されて該ロングビニオンギア34が
回転する時に、これに噛合うラージサンギア32が固定
されているため、該ロングビニオンギア34がラージサ
ンギア32上を公転し、これに伴ってキャリア35が回
転する。その結果、1速の状態に比較してキャリア35
の回転分(ロングビニオンギア34の公転弁)だけリン
グギア36の回転が増速され、1速時よりも減速比が小
さい2速状態が得られる。
スブレーキ48は解放された状態)に加えて2−4ブレ
ーキ46が作動し、プラネタリギア装置30におけるラ
ージサンギア32が固定されると共に、第2ワンウエイ
クラツチ47が空転状態となる。そのため、上記タービ
ンシャフト27から□スモールサンギア31に伝達され
た回転がショートビニオンギア33を介してロングビニ
オンギア34に伝達されて該ロングビニオンギア34が
回転する時に、これに噛合うラージサンギア32が固定
されているため、該ロングビニオンギア34がラージサ
ンギア32上を公転し、これに伴ってキャリア35が回
転する。その結果、1速の状態に比較してキャリア35
の回転分(ロングビニオンギア34の公転弁)だけリン
グギア36の回転が増速され、1速時よりも減速比が小
さい2速状態が得られる。
更に、3速においては、上記の2速の状態から2−4ブ
レーキ46が解放されると共に、3−4クラツチ44が
締結される。そのため、タービンシャフト27の回転は
、上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウエイクラ
ツチ42を介してスモールサンギア31に入力されると
同時に3−4クラツチ44を介してキャリア35にも入
力されることになる。その結果、プラネタリギア装置3
0の全体が一体回転し、リングギア36がタービンシャ
フト27と同じ速度で回転する3速状態が得られる。
レーキ46が解放されると共に、3−4クラツチ44が
締結される。そのため、タービンシャフト27の回転は
、上記フォワードクラッチ41及び第1ワンウエイクラ
ツチ42を介してスモールサンギア31に入力されると
同時に3−4クラツチ44を介してキャリア35にも入
力されることになる。その結果、プラネタリギア装置3
0の全体が一体回転し、リングギア36がタービンシャ
フト27と同じ速度で回転する3速状態が得られる。
また、4速においては、上記の3速状態からフォワード
クラッチ41が解放されると共に、上記2−4ブレーキ
46が再び締結される。そのため、タービンシャフト2
7の回転は3−4クラツチ44からプラネタリギア装置
30のキャリア35に入力され、ロングビニオンギア3
4が公転されることになるが、該ロングビニオンギア3
4が噛合ったラージサンギア32が上記2−4ブレーキ
46によって固定されているため、ロングビニオンギア
34はキャリア35と共に公転しながら自転することに
なる。その結果、ロングビニオンギア34に噛合うリン
グギア36は、キャリア35の回転(タービンシャフト
27の回転)にロングビニオンギア34の自転弁だけ増
速されて回転されることになり、これによりオーバード
ライブ状態の4速が得られる。
クラッチ41が解放されると共に、上記2−4ブレーキ
46が再び締結される。そのため、タービンシャフト2
7の回転は3−4クラツチ44からプラネタリギア装置
30のキャリア35に入力され、ロングビニオンギア3
4が公転されることになるが、該ロングビニオンギア3
4が噛合ったラージサンギア32が上記2−4ブレーキ
46によって固定されているため、ロングビニオンギア
34はキャリア35と共に公転しながら自転することに
なる。その結果、ロングビニオンギア34に噛合うリン
グギア36は、キャリア35の回転(タービンシャフト
27の回転)にロングビニオンギア34の自転弁だけ増
速されて回転されることになり、これによりオーバード
ライブ状態の4速が得られる。
更に、後退速においては、リバースクラッチ45とロー
リバースブレーキ48とが締結され、タービンシャフト
27の回転がプラネタリギア装置30のラージサンギア
32に入力されると共に、該ギア装置30のキャリア3
5が固定される。そのため、上記ラージサンギア32か
らロングピニオン34を介してリングギア36に至る固
定的なギア列を介して回転が伝達されることになり、ラ
ージサンギア34とリングギア36との径の比に対応し
た減速比が得られるが、その場合にリングギア36の回
転方向がタービンシャフト27ないしラージサンギア3
2の回転方向の反対となる。
リバースブレーキ48とが締結され、タービンシャフト
27の回転がプラネタリギア装置30のラージサンギア
32に入力されると共に、該ギア装置30のキャリア3
5が固定される。そのため、上記ラージサンギア32か
らロングピニオン34を介してリングギア36に至る固
定的なギア列を介して回転が伝達されることになり、ラ
ージサンギア34とリングギア36との径の比に対応し
た減速比が得られるが、その場合にリングギア36の回
転方向がタービンシャフト27ないしラージサンギア3
2の回転方向の反対となる。
尚、1〜3速時に回転を伝達する第1ワンウエイクラツ
チ42はコーステイング時には空転することになるが、
この場合、該第1ワンウエイクラツチ42の代りにコー
ステイングクラッチ43が締結される。
チ42はコーステイング時には空転することになるが、
この場合、該第1ワンウエイクラツチ42の代りにコー
ステイングクラッチ43が締結される。
以上のクラッチ及びブレーキの作動と変速段との関係を
まとめると第1表の通りである。
まとめると第1表の通りである。
(以下、余白)
次に、本発明の特徴部分である潤滑装置の構成部分につ
いて更に詳しく説明するが、この潤滑装置の主たる構成
要素は上記オイルポンプ14とポンプシャフト13とタ
ービンシャフト27である。
いて更に詳しく説明するが、この潤滑装置の主たる構成
要素は上記オイルポンプ14とポンプシャフト13とタ
ービンシャフト27である。
第2図に示すように、上記タービンシャフト27は中空
とされ、その基端部27aが上記タービン23のハブ5
2にスプラインによって連結されていると共に、第3図
に拡大して示すように、先端部27bが、図面上、変速
機ケース12の側壁部12aの方向に延びて該側壁部1
2aに軸受53を介して回動自在に支持されている。そ
して、このタービンシャフト27には、該シャフトの内
外を連通させるオイル通路用の連通孔27c・・・27
Cが半径方向に多数形成されていると共に、上記ポンプ
シャフト13が該シャフト27内に貫通させて設けられ
ている。また、該タービンシャフト27の先端部27b
には、ポンプシャフト13との間に軸受ブツシュ54が
介設されているが、該ブツシュ54はタービンシャフト
先端部27bの内周面に固定されて該シャフト27と一
体的にエンジンから見て右回りに回転されるようになっ
ている。
とされ、その基端部27aが上記タービン23のハブ5
2にスプラインによって連結されていると共に、第3図
に拡大して示すように、先端部27bが、図面上、変速
機ケース12の側壁部12aの方向に延びて該側壁部1
2aに軸受53を介して回動自在に支持されている。そ
して、このタービンシャフト27には、該シャフトの内
外を連通させるオイル通路用の連通孔27c・・・27
Cが半径方向に多数形成されていると共に、上記ポンプ
シャフト13が該シャフト27内に貫通させて設けられ
ている。また、該タービンシャフト27の先端部27b
には、ポンプシャフト13との間に軸受ブツシュ54が
介設されているが、該ブツシュ54はタービンシャフト
先端部27bの内周面に固定されて該シャフト27と一
体的にエンジンから見て右回りに回転されるようになっ
ている。
一方、上記ポンプシャフト13は、トルクコンバータ2
0の前面中央部に設けられたセンタリング用のハブ55
を介してその基端部13aが上記エンジン出力軸11に
固定されていると共に、先端部13bが上記オイルポン
プ14に連結されており、エンジン回転と同期して上記
タービンシャフト27よりも大きな回転速度で該シャフ
ト27と同方向に回転することにより、上記オイルポン
プ14を駆動するようになっている。ここで、オイルポ
ンプ14は、変速機ケース12の側壁部12aに固着さ
れたケースカバー56内に配置されていると共に、この
実施例においては、ベーン式ポンプとされている。そし
て、該オイルポンプ14から吐出されたオイルが、変速
機ケース12内に設けられた図示しないオイル通路を通
ってコントロールバルブユニットに送られ、更に該ユニ
ットから各クラッチ及びブレーキやトルクコンバータ2
0に夫々圧送されると共に、タービンシャフト27とポ
ンプシャフト13との間に形成された ゛間隙a内にト
ルクコンバータ20側から導入され、該タービンシャフ
ト27における連通孔27C・・・270を通って上記
ギア装置30やクラッチ等の各潤滑部に供給されるよう
になっている。
0の前面中央部に設けられたセンタリング用のハブ55
を介してその基端部13aが上記エンジン出力軸11に
固定されていると共に、先端部13bが上記オイルポン
プ14に連結されており、エンジン回転と同期して上記
タービンシャフト27よりも大きな回転速度で該シャフ
ト27と同方向に回転することにより、上記オイルポン
プ14を駆動するようになっている。ここで、オイルポ
ンプ14は、変速機ケース12の側壁部12aに固着さ
れたケースカバー56内に配置されていると共に、この
実施例においては、ベーン式ポンプとされている。そし
て、該オイルポンプ14から吐出されたオイルが、変速
機ケース12内に設けられた図示しないオイル通路を通
ってコントロールバルブユニットに送られ、更に該ユニ
ットから各クラッチ及びブレーキやトルクコンバータ2
0に夫々圧送されると共に、タービンシャフト27とポ
ンプシャフト13との間に形成された ゛間隙a内にト
ルクコンバータ20側から導入され、該タービンシャフ
ト27における連通孔27C・・・270を通って上記
ギア装置30やクラッチ等の各潤滑部に供給されるよう
になっている。
然して、第4.5図に示すように、上記タービンシャフ
ト先端部27b内に配設された軸受ブツシュ54の内面
54aには、該シャフト先端部27bとオイルポンプ1
4との間に形成された空間b (第2図参照)を上記両
シャフト13.27間の間隙a内に連通させる溝(図例
では2本)54b、54bが形成されている。これらの
溝54b。
ト先端部27b内に配設された軸受ブツシュ54の内面
54aには、該シャフト先端部27bとオイルポンプ1
4との間に形成された空間b (第2図参照)を上記両
シャフト13.27間の間隙a内に連通させる溝(図例
では2本)54b、54bが形成されている。これらの
溝54b。
54bは、ポンプシャフト13の回転速度V1とタービ
ンシャフト27つまり軸受ブツシュ54の回転速度V2
との速度差(Vl−V2 >O)によって該ブツシュ5
4がエンジン側からみて左回りに回転速度Vで相対回転
した時に、該ブツシュ54よりオイルポンプ14側(A
側)に位置するオイルをトルクコンバータ20側(B側
)に圧送するように軸方向に対して所定の方向に傾斜さ
せて設けられている。
ンシャフト27つまり軸受ブツシュ54の回転速度V2
との速度差(Vl−V2 >O)によって該ブツシュ5
4がエンジン側からみて左回りに回転速度Vで相対回転
した時に、該ブツシュ54よりオイルポンプ14側(A
側)に位置するオイルをトルクコンバータ20側(B側
)に圧送するように軸方向に対して所定の方向に傾斜さ
せて設けられている。
次に上記実施例の作用を説明する。
先ず、エンジン出力軸11に連結されたポンプシャフト
13がエンジンの作動に伴って該エンジンから見て右回
りに回転し、これに伴って該シャフト13の先端部13
b側に連結されたオイルポンプ14が駆動されることに
より、該ポンプ14からコントロールバルブユニット(
図示せず)にオイルが送出され、然る後、該バルブユニ
ットからトルクコンバータ20と所定のクラッチ及びブ
レーキにおける各アクチュエータとに夫々圧送される。
13がエンジンの作動に伴って該エンジンから見て右回
りに回転し、これに伴って該シャフト13の先端部13
b側に連結されたオイルポンプ14が駆動されることに
より、該ポンプ14からコントロールバルブユニット(
図示せず)にオイルが送出され、然る後、該バルブユニ
ットからトルクコンバータ20と所定のクラッチ及びブ
レーキにおける各アクチュエータとに夫々圧送される。
その場合、トルクコンバータ20においては、エンジン
の回転に伴ってポンプ22が回転するため、該トルクコ
ンバータ20内に圧送された上記オイルを介してタービ
ン23が駆動され、これに伴って該タービン23に連結
されたタービンシャフト27が上記ポンプシャフト13
よりも小さい回転速度で該シャフト13と同方向に回転
されることになる。そして、このトルクコンバータ20
側からはタービンシャフト27とポンプシャフト13と
の間に形成された間隙a内に上記オイルの一部が導入さ
れて、該タービンシャフト27におけるオイル通路用の
連通孔27c・・・27Cを通ってプラネタリギヤ装置
30や上記クラッチ等の各潤滑部に供給されることによ
り、該潤滑部に対する潤滑作用が行われる。
の回転に伴ってポンプ22が回転するため、該トルクコ
ンバータ20内に圧送された上記オイルを介してタービ
ン23が駆動され、これに伴って該タービン23に連結
されたタービンシャフト27が上記ポンプシャフト13
よりも小さい回転速度で該シャフト13と同方向に回転
されることになる。そして、このトルクコンバータ20
側からはタービンシャフト27とポンプシャフト13と
の間に形成された間隙a内に上記オイルの一部が導入さ
れて、該タービンシャフト27におけるオイル通路用の
連通孔27c・・・27Cを通ってプラネタリギヤ装置
30や上記クラッチ等の各潤滑部に供給されることによ
り、該潤滑部に対する潤滑作用が行われる。
然して、このようにしてオイルポンプ14から吐出され
たオイルが上記トルクコンバータ20とクラッチ等に分
配された上で圧送される場合、該トルクコンバータ20
側からタービンシャフト27内の上記間隙aを介して各
ilI滑部に供給されるオイルには必然的に口約な制約
が伴うため、各潤滑部の潤滑が十分に行われない嫌いが
ある。しかし、上記の構成によれば、オイルポンプ14
から漏出して該ポンプ14とタービンシャフト先端部2
7bとの間の空間す内に溜まったオイルが、該シャフト
先端部27b内に嵌着された軸受ブツシュ54の溝54
b、54bを介して該先端部27b側からも上記間隙a
内に次のようにして圧送され、am用として利用される
ことになる。即ち、上述したようにポンプシャフト13
及びタービンシャツ+27は、第4図に示すようにエン
ジン側(B側)から見て右回りに回転するのであるが、
この時、ポンプシャフト27の回転速度■1の方がター
ビンシャフト27の回転速度■2よりも大きいため、該
タービンシャフト27と一体とされた上記軸受ブツシュ
54はエンジンから見て左回りに回転速度Vで相対回転
することになる。そして、この場合、上記軸受ブツシュ
54の内面54aには同図に示すように軸方向に対して
所定の方向に傾斜させて2本の溝54b、54bが形成
されているため、該溝54b 、54b内に流入したオ
イルには、上記ブツシュ54の相対回転に伴ってエンジ
ン方向への分力が作用するのである。そのため、オイル
ポンプ14から漏出したオイルは軸受ブツシュ54の溝
54b、54bを介してタービンシャフト27の先端部
27b側からその基端部27a側に矢印C方向に圧送さ
れ、更に第3図に示す連通孔270・・・27Cを介し
て各潤滑部に供給されることになる。これにより、オイ
ルポンプ14の容量を増大させることなく、しかも上記
クラッチ等へのオイル供給量を十分に確保した上で、各
潤滑部へのオイル供給量の増加が図られると共に、特に
トルクコンバータ20から離れた所に位置する各潤滑部
へのオイル供給も十分に行われるようになる。
たオイルが上記トルクコンバータ20とクラッチ等に分
配された上で圧送される場合、該トルクコンバータ20
側からタービンシャフト27内の上記間隙aを介して各
ilI滑部に供給されるオイルには必然的に口約な制約
が伴うため、各潤滑部の潤滑が十分に行われない嫌いが
ある。しかし、上記の構成によれば、オイルポンプ14
から漏出して該ポンプ14とタービンシャフト先端部2
7bとの間の空間す内に溜まったオイルが、該シャフト
先端部27b内に嵌着された軸受ブツシュ54の溝54
b、54bを介して該先端部27b側からも上記間隙a
内に次のようにして圧送され、am用として利用される
ことになる。即ち、上述したようにポンプシャフト13
及びタービンシャツ+27は、第4図に示すようにエン
ジン側(B側)から見て右回りに回転するのであるが、
この時、ポンプシャフト27の回転速度■1の方がター
ビンシャフト27の回転速度■2よりも大きいため、該
タービンシャフト27と一体とされた上記軸受ブツシュ
54はエンジンから見て左回りに回転速度Vで相対回転
することになる。そして、この場合、上記軸受ブツシュ
54の内面54aには同図に示すように軸方向に対して
所定の方向に傾斜させて2本の溝54b、54bが形成
されているため、該溝54b 、54b内に流入したオ
イルには、上記ブツシュ54の相対回転に伴ってエンジ
ン方向への分力が作用するのである。そのため、オイル
ポンプ14から漏出したオイルは軸受ブツシュ54の溝
54b、54bを介してタービンシャフト27の先端部
27b側からその基端部27a側に矢印C方向に圧送さ
れ、更に第3図に示す連通孔270・・・27Cを介し
て各潤滑部に供給されることになる。これにより、オイ
ルポンプ14の容量を増大させることなく、しかも上記
クラッチ等へのオイル供給量を十分に確保した上で、各
潤滑部へのオイル供給量の増加が図られると共に、特に
トルクコンバータ20から離れた所に位置する各潤滑部
へのオイル供給も十分に行われるようになる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は該実施例
に係る自動変速機の構成を示す骨子図、第2図は該自動
変速機の両端部の一部を破断した側面図、第3図はその
要部拡大断面図、第4図は軸受ブツシュの一部を削除し
てその内面の溝を示す単体斜視図、第5図は該軸受ブツ
シュの内面を示す展開図である。 10・・・自動変速機、11・・・エンジン出力軸、1
2a・・・側壁、13・・・中央軸(ポンプシャフト)
、13a・・・中央軸先端、13b・・・中央軸基端、
14・・・オイルポンプ装置、20・・・トルクコンバ
ータ、23・・・タービン、27・・・タービンシャフ
ト、27a・・・タービンシャフト基端、27 b 用
タービンシャフト先端、54・・・軸受ブツシュ、54
a・・・軸受ブツシュ内面、54b・・・溝。 第5図 ACC−
に係る自動変速機の構成を示す骨子図、第2図は該自動
変速機の両端部の一部を破断した側面図、第3図はその
要部拡大断面図、第4図は軸受ブツシュの一部を削除し
てその内面の溝を示す単体斜視図、第5図は該軸受ブツ
シュの内面を示す展開図である。 10・・・自動変速機、11・・・エンジン出力軸、1
2a・・・側壁、13・・・中央軸(ポンプシャフト)
、13a・・・中央軸先端、13b・・・中央軸基端、
14・・・オイルポンプ装置、20・・・トルクコンバ
ータ、23・・・タービン、27・・・タービンシャフ
ト、27a・・・タービンシャフト基端、27 b 用
タービンシャフト先端、54・・・軸受ブツシュ、54
a・・・軸受ブツシュ内面、54b・・・溝。 第5図 ACC−
Claims (1)
- (1)基端がエンジンの出力軸に固定され且つ先端が変
速歯車装置の側壁に配設されたオイルポンプ装置に連結
される中央軸と、この中央軸の外方に配置されて基端が
トルクコンバータのタービンに連結され且つ先端が変速
歯車装置の上記側壁まで延びて、該側壁に回動自在に支
持された中空のタービンシャフトと、このタービンシャ
フトの先端部内周面に固定されて該シャフトと上記中央
軸との間に配設された軸受ブッシュとを有すると共に、
該軸受ブッシュ内面に、上記中央軸とタービンシャフト
との回転差によって軸受ブッシュより中央軸先端部側に
位置するオイルを中央軸基端部側に圧送するように軸方
向に対して傾斜した溝を形成したことを特徴とする自動
変速機の潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415585A JPS61184274A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 自動変速機の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415585A JPS61184274A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 自動変速機の潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184274A true JPS61184274A (ja) | 1986-08-16 |
JPS6330544B2 JPS6330544B2 (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=12130448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415585A Granted JPS61184274A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 自動変速機の潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61184274A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006200659A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nsk Warner Kk | 多板式摩擦係合装置及び多板式摩擦係合装置用ブッシュ |
CN102478110A (zh) * | 2010-11-24 | 2012-05-30 | 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 | 油泵在变速器中的布置 |
CN105190105A (zh) * | 2013-03-29 | 2015-12-23 | 爱信艾达株式会社 | 液压泵以及具有该液压泵的动力传递装置 |
WO2017022699A1 (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | ダイハツ工業株式会社 | 動力分割式無段変速機及びオイル供給構造 |
JP2018034625A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | ダイハツ工業株式会社 | トランスアクスル |
CN110242728A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 株式会社艾科赛迪 | 前盖总成 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52151471A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-15 | Toyota Motor Corp | Lubricaton device of extension housing rear bush of change gear for vehicle |
JPS5514384A (en) * | 1978-05-12 | 1980-01-31 | Borg Warner Ltd | Speed change mechanism |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP2415585A patent/JPS61184274A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52151471A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-15 | Toyota Motor Corp | Lubricaton device of extension housing rear bush of change gear for vehicle |
JPS5514384A (en) * | 1978-05-12 | 1980-01-31 | Borg Warner Ltd | Speed change mechanism |
Cited By (7)
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JP2006200659A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Nsk Warner Kk | 多板式摩擦係合装置及び多板式摩擦係合装置用ブッシュ |
CN102478110A (zh) * | 2010-11-24 | 2012-05-30 | 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 | 油泵在变速器中的布置 |
CN105190105A (zh) * | 2013-03-29 | 2015-12-23 | 爱信艾达株式会社 | 液压泵以及具有该液压泵的动力传递装置 |
WO2017022699A1 (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | ダイハツ工業株式会社 | 動力分割式無段変速機及びオイル供給構造 |
JP2018034625A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | ダイハツ工業株式会社 | トランスアクスル |
CN110242728A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 株式会社艾科赛迪 | 前盖总成 |
CN110242728B (zh) * | 2018-03-09 | 2024-02-20 | 株式会社艾科赛迪 | 前盖总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330544B2 (ja) | 1988-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |