JPS61179177A - インテグラルヘルメツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は、インテグラルヘルメットに関する。

ｂ、　発明の目的 本発明の目的は、特にスポーツに使用するに適した防護
ヘルメットを提供することにあり、この防護ヘルメット
は、使用者に快適感を与えるべく、いずれのシーズンに
おいても換気および通気を行なえるようにしたものであ
る。特に、本発明の目的は、暑いシーズンおよび寒いシ
ーズンのいずれの時も、いつでもヘルメットの換気を一
定に効率良く行なえるようにしたことにある。

本発明に係るヘルメットのパッドは２つの層から成り、
その一方は衝撃を吸収すべくヘルメットのボディ近傍に
配設され、その他方のパッドは使用者の頭のところのエ
アを循環させることができるようにオープンセルの（通
風可能な）発泡材を用いて形成されている。

エアの換気を促すため、ネット状のチャンネルを内部快
適層と衝撃吸収層との間に形成している。

これによって、エアは、バイザの下方端部内へ入るとと
もに、ヘルメットの下方側部のインレフトを介して入り
、上記チャンネル内と部分的に内部の快適層内とを循環
して、ヘルメットの上部に設けた少なくとも１つの開口
を介して排出される。

本発明に係るインテグラルヘルメットは、衝撃吸収ライ
ナ（２）と快適パッド（４）との間に形成され、暑いシ
ーズンおよび寒いシーズンの両方において使用者の頭部
周りの換気を促すようにするために、衝撃吸収ライナ（
２）の内面と快適パッド（４）との間に形成された内部
ネット状チャンネル（２０−２１）を有する。

゛　換気エアは、バイザ（Ｂ）の下方端部（１２−１４
）内へ入るととにも、ヘルメットの下方側部のデバイス
（４０）のインレフトを介しても入り、上記チャンネル
内を循環するとともにオープンセルの発泡材によって形
成された内部快適パッド（４）内をも循環する。

このエアは、ヘルメットの上部に設けた１つあるいは複
数の開口（２６）を介して排出され、車両が走行してい
るときに了スピレイティング吸引作用を引き起こす。

また、ヘルメットの側部に位置され、適宜方向を向けら
れたデバイス（４０）も、寒いシーズンにおいて、使用
者の息による湿気を除くべくアスピレイティング作用を
引き起こす。

次に、添付図面に示した例を参照して本発明を説明する
。

なお、本発明の範囲は、添付図面に示した例に限定され
ない。

Ｃ２実施例 第１図において、Ａはインテグラルヘルメットを示し、
その内部には、衝撃を吸収し易くした例えば発泡樹脂の
第１のライナ２とオープンセルの発泡樹脂によって形成
された内部快適パッドを構成している第２の層４とが形
成されている。

上記層４は、ライナ２とともに換気のためのネット状の
チャンネルを形成している。

ヘルメットＡは、その周囲の輪郭のへこんだ部分にバイ
ザＢを備えている インテグラルヘルメットのあご部分Ｃは、その上端部、
すなわちバイザＢの下端部分の近傍には、ホリゾンタル
チャンバ１２に連通ずる周知タイプの開口１０が形成さ
れている。チャンバ１２の上方部分は、バイザの下方部
分のスロットを介して層流のエアを形成し、このエアは
、上記バイザの内面に当たり曇りを防止する。

ネット状のチャンネルは、内部の快適パッド（４）とラ
イナ（２）間に形成されている。例えば、放射状のチャ
ンネル２０は、ヘルメットのスカルエリア（使用者の頭
部を包囲する全域）内に位置され、そのチャンネルの寸
法は、ライナ２の内面において、幅が１０１讃で深さが
２÷３酊である。

これらのチャンネルは、ヘルメットの上部において環状
のチャンネル２２と交叉し、内部バッド４のくぼみに配
設されている。後者は、他方において、オープンセルの
発泡材料によって形成することによって、上記チャンネ
ルとともにエア循環を可能にする手段を構成している。

チャンネル２０は、パッド２内で頂上部の導管２４で合
流し、導管２４は、以下に説明されるようにヘルメット
からエアの排出を行なう１つあるいは複数の開口２６に
連通されている。

ヘルメットは、その下方側部において、はぼ水平なチャ
ンネル３０．３２を両側に対称的に備えている。チャン
ネル３０は、バッド壁３６によってあご部Ｃの下部に形
成された水平チャンバ３４の端に連通されるでいる　（
第１図および第２図参照）、チャンバ３４は壁３６に形
成された開口３８を介してヘルメットＡの内部に連通さ
れている。

チャンネル３０．３２に連通ずるデバイス４０は、ヘル
メットの外面からどの部分も突出しないようにされてお
り、ヘルメットの外部壁４２内に埋設されている。

上記デバイスのそれぞれは、円筒状壁４４をもつボディ
によって構成され、これは、その外周面に、ヘルメット
の壁４２上の対応する部分に嵌合するための溝４６を有
する　（第３．４．５図参照）。

ボディ４４の中央部分には、Ｕ字形状の溝５０とポート
５４が形成され、この溝の底５２は、適宜に傾斜され、
かつその端部近傍まで延設されている。ポート５４は、
チャンネル３０．３２の軸に沿っである方向あるいはそ
れと反対方向に向けることができる。

ｘ簿５０も、必要に応して、チャンネルの軸に対して９
０°傾けることができる。

ここで、ヘルメットが矢印Ｆの方向に移動されている場
合には、エアａは、溝５０から入り込んでチャンネル３
２内に導入される　（第４図参照）。

チャンネル３２が内部バッド４側に向けられていれば、
エアは上記ライナを介して流れて使用者の頭部回りのエ
アを新鮮にして上部開口２６を介して外部に放出される
　（第２図参照）。

次いで、デバイス４０は、チャンネル３０からエアａの
吸入を行なう。

これは、使用者の息による湿気が開口３８を介してチャ
ンバ３４内に通され、さらに外部のチャンネル３０およ
びデバイス４０に沿って排出されるため、とくに冬のシ
ーズンに有用である。

他方、デバイス４０が上記した２つのポジションより９
０°回転されると、チャンネル３０．３２に沿う流れが
阻害され、上記チャンネルは外部に連通される。

第１．６，７．８図に示すように、１つあるいは複数の
開口２６は、該開口を雨から守るとともに、エアの吸入
量を増加できるように、エジェクタ６０を備えている。

開口２６（好ましくは２個）は、ヘルメットの壁４２に
よって把持された円筒状のスリーブ６２によって囲まれ
ている。スリーブ６２は、その上部にラップ６６を有す
る。ラップ６６は、ポート７０を有するスライド６８に
嵌合されている。

フィン７２によりスライド６８を左から右にまた右から
左に動かすことによって、開口２６を開成また閉成させ
ることができる。

エジェクタ６００面７４の頂上側と開口２６の軸Ｐとの
傾斜角度は４５°〜７５″間にある。

ヘルメットの表面の好ましい位置にデバイス６０を設置
するために、多くのテストが行なわれた。

第８図はその結果を示す。

ヘルメットの垂直な対称面において、ヘルメットの前方
開口部の上端縁に沿って伸長する線とヘルメットの前方
壁および後方壁との交点をに、に’とし、軸に−に’上
に中央点０をとれば、開口２６の最適な位置はその軸Ｏ
Ｐと軸ＯＫとの角度βを９４゜のところにある。

開口２６は、ヘルメットのタイプに従って上記軸ＯＰか
ら±２５°の範囲で変更しても良く、それ故に、軸ＯＰ
の位置を線ＯＫに対して６９°〜１）９　　’に変更で
きる。

風洞において行なったテストによれば、軸ＯＰが最良の
位置にあるとき、直径１０ｍｍの単一の開口を通して吸
入されるエアの量は、時速１）００ｋ／ｈで、エジェク
タなしで一分間に２４１）エジエクタありで一分間に４
２Ｉｌとほぼ倍になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るヘルメットの部分断面側面図、第
２図は第１図に示したヘルメットの２つの異なる面にお
ける横断面図、第３図は第１図におけるヘルメットの部
分拡大図、第４図は第３図におけるＩＶ−ＩＶ線断面図
、第５図は第４図に示したデバイスを反対向きにして示
す断面図、第６図は第１図に示したヘルメットの部分拡
大断面側面図、第７図は第６図における■方向矢視図、
第８図は第６図に示すエジェクタのヘルメットでの位置
を示す図である。 Ｂ・・・バイザ、　　　　　ＡＩ・・・輪郭、２．４・
・・パッド、　　　２０．２２・・・チャンネル、２６
・・・開口、　　　　　　３０．３２・・・チャンネル
、３４・・・チャンバ、４０・・・デバイス、４４・・
・ボディ、　　　　　４６・・・溝、５０・・・開口、
　　　　　　５２・・・底、５４・・・ポート、　　　
　　６０・・・エジェクタ。 図Ｓ］こ　　！り′−τア゛二可：９ミなし）ｔη Ｈ２ ＦＩ５．５　　　　　　　Ｆ 手続補正書働式） 昭和　６１年３月　７日 特許庁長官　　宇　賀　道　部　　殿 Ｌ　事件の表示 昭和６０年特許願第２６３６０６号 ２、発明の名称 インテグラルヘルメット ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 氏名　　　ピエールールイジ・ナヴア ４、代理人　　〒１０７ 住所　　東京都港区赤坂３丁目２番３号（ほか２名） ５、補正命令の日付 昭和６１年　２月　５日 （発送日　昭和６１年　２月２５日） ６、補正の対象 願書出願人の住所の欄、委任状訳文及び浄書した図面全
図・　（内容″変更なし）　　　　　１°；ｊ”ｌ、３
．”　’　　）、−ｍ−゛′

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）バイザ（Ｂ）が前方開口の対応する輪郭（Ａ１）
   に取付けられたインテグラルヘルメット等のヘルメット
   において、、内部パッド（２−４）内に、使用者の頭部
   付近の換気を行なうためのネット状の放射状チャンネル
   と、チャンネル（２０）内に外気を導入するために、バ
   イザの下方端部に位置形成した開口と、ヘルメットの側
   壁に配設した回転可能なデバイス（４０）によって形成
   された開口（５０）とを備え、上記開口（５０）はほぼ
   水平チャンネル（３０、３２）によって形成される流路
   内に位置し、チャンネル（３０）は前方下部チャンバ（
   ３４）に連通し、チャンネル（３２）はヘルメットの室
   内に連通し、デバイス（４０）の外側面はヘルメットの
   外面と同一面に位置され、ヘルメットの頂上部にはエア
   吸入作用を増進するためのエジェクタ（６０）を構成す
   る少なくとも１つあるいは複数の開口（Ｓ）（２６）が
   備えられていることを特徴とするインテグラルヘルメッ
   ト。
2. （２）ヘルメットのスカルエリアに備えられた通風チャ
   ンネル（２０）は、衝撃吸収用ライナ（２）の内面と、
   使用者の頭部に当接する内部のパッド（４）との間に形
   成されたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
   載のインテグラルヘルメット。
3. （３）ヘルメットの上部の環状チャンネル（２２）は内
   部ライナ（２）に形成した適当なくぼみによって形成さ
   れたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項および
   第（２）項のいずれかに記載のインテグラルヘルメット
   。
4. （４）デバイス（４０）はボディ（４４）によって構成
   され、そのボディの周面にはヘルメットの壁の対応する
   部所に嵌合する溝（４６）が形成されてデバイス（４０
   ）がどのような方向にも向けられるようになっており、
   上記デバイス（４０）はＵ字形状溝（５０）を有し、溝
   （５０）の底（５２）は適当に傾斜されるとともにポー
   ト（５４）まで延設され、ポート（５４）は、ヘルメッ
   ト内にエアを入れる際にはチャンネル（３２）側に向け
   られ、ヘルメットの下部前方部分からエアを吸入する際
   にはチャンネル（３０）側に向けられることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項記載のインテグラルヘルメ
   ット。
5. （５）ヘルメットから換気エアを排出させるための上部
   開口（２６）は、換気を促進するとともに雨から上記開
   口（ｓ）を守るためのエジェクタ（６０）を備え、該エ
   ジャクタの面（７４）の上部の傾斜は開口（Ｓ）（２６
   ）の軸ＯＰに対して４５°〜７５°にあることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載のインテグラルヘル
   メット。
6. （６）ヘルメットの垂直な対称面において、ヘルメット
   の前方開口部の上端縁に沿って伸長する線とヘルメット
   の前方壁および後方壁との交点をＫ、Ｋ′とし、軸（Ｋ
   −Ｋ′）上に中央点（Ｏ）をとれば、開口（２６）とエ
   ジェクタ（６０）の最適な位置における軸（ＯＰ）は、
   軸（ＯＫ）に対して角度９４°±２５を成すことを特徴
   とする特許請求の範囲第（１）項記載のインテグラルヘ
   ルメット。