JPS61178052A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JPS61178052A
JPS61178052A JP60016452A JP1645285A JPS61178052A JP S61178052 A JPS61178052 A JP S61178052A JP 60016452 A JP60016452 A JP 60016452A JP 1645285 A JP1645285 A JP 1645285A JP S61178052 A JPS61178052 A JP S61178052A
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discharge pipe
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solid
recess
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Takashi Matsumoto
孝 松本
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Matsumoto Kikai Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/08Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/02Continuous feeding or discharging; Control arrangements therefor

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、回転するバスケット内に原液を供給して該原
液を固形物と液分とに分離する遠心分離機に関するもの
である。
[発明の概要] 本発明は、底部に環状の凹部を有するバスケットと、バ
スケット内に形成された固形物を掻き取る掻取装置と、
前記凹部内の固形物を吸引排出する固形物排出管とを備
えた遠心分離機において、前記固形物排出管内に常時バ
スケット内のガスを導入し得るようにすることにより、 固形物の吸引排出を円滑に行い得るようにしたものであ
る。
[従来の技術] 医薬品の製造等に用いる遠心分離機においては、不純物
や細菌等の混入を避けるために密閉型の遠心分離機が用
いられている。
一般に遠心分離機では、脱液処理が終了した後掻取装置
を駆動して該掻取装置によりバスケットの内周に形成さ
れた固形物層を掻き取り、掻き取った固形物をバスケッ
トの外部に排出する。
掻取装置は、バスケット内を軸線方向に変位自在に設け
られた駆動軸と、該駆動軸に取付けられた掻取刃と、掻
取刃を駆動軸を中心に回動させると共に該掻取刃をバス
ケットの軸線方向に沿って変位させるように駆動軸を駆
動する駆動機構とにより構成されており、この掻取装置
を適宜に駆動して固形物の掻取を行なう。例えば、バス
ケットを低速回転させた状態で掻取刃をバスケットの外
周側に回動させて固形物層内に進入させ、この状態で該
掻取刃をバスケットの軸線方向に沿って徐々に下方に変
位させて固形物を掻き取っていく。
開放形の遠心分離機では、掻き取った固形物をバスケッ
トの下部の開口部を通して外部に排出するが、この様な
開口部を持たない密閉形の遠心分離機では、吸引ポンプ
に接続された固形物排出管によりバスケット内の固形物
を吸引して外部に排出する必要がある。
固形物排出管による固形物の排出を可能にした従来の密
閉形遠心弁amとしては、掻取刃の先端に固形物排出管
の吸込み口を開口させて、掻取刃により固形物を掻きと
ると同時に掻き取った固形物を吸引排出するようにした
ものが提案されている。しかしながら、この場合、掻き
取った固形物を全て吸引することは困難であるため、掻
き取った固形物の相当部分がバスケットの底部側に落下
し、掻取刃の下方に固形物が堆積していくのを避けられ
なかった。掻取刃の下方に堆積する固形物の量がある程
度多くなると掻取刃が堆積した固形物に突き当たってそ
の下降が妨げられ、それ以上固形物の掻取を行なうこと
ができなくなる。従ってバスケット内に残留する固形物
の量が多くなり、無駄に捨てられる固形物の量が多くな
るのを避けられない。
これを避けるため、更に別の固形物排出管をバスケット
内に挿入して掻取刃の下方に堆積した固形物を吸引排出
することが考えられる。しかしながら、この場合は、固
形物排出管が2本も必要になるため構造が複雑になると
いう問題がある。また従来の遠心分離機では、バスケッ
トの底部全体が平坦に形成されていたため、別の固形物
排出管をバスケット内に挿入しても、バスケットの底部
に堆積している固形物の全てを吸引排出することは困難
であり、相当量の固形物が吸引排出されないバスケット
内に残留することになるのを避けられない。
そこで本出願人は上記の欠点を解消するため、特開昭5
9−62357号公報(特願昭57−169676号明
細書)に示されている遠心弁II!i機を提案した。こ
の遠心分離機ではバスケットの底部に環状の凹部が設け
られ、該凹部内に収容された固形物が固形物排出管によ
り排出されるようになっている。この様に構成すれば、
掻き取られた固形物は凹部内に落下して該凹部内で固形
物排出管により排出される。また固形物排出管は凹部内
の固形物を排出すればよいので、排出されずに残る固形
物を生じさせることなく固形物を吸引排出させることが
でき、掻取刃の下方に固形物が堆積していくといった問
題が生じることがない。従って固形物の掻取を連続的に
行わせて固形物の排出作業を円滑に行なわせるとができ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者は、その後の実験の結果、先に提案した遠心分
離機でも、バスケットの凹部内に挿入された固形物排出
管の下端の固形物導入口が固形物により閉塞状態になる
と、固形物の排出作業が中断されることがあることを見
出した。なお、理屈の上では、吸引ポンプとして極めて
強力なものを用いれば、固形物導入口が閉塞状態になっ
ても固形物を吸引排出できることになるが、その様なポ
ンプを用いると装置が著しく大形且つ高価になるため、
実用的ではない。
本発明の目的は、通常の吸引ポンプを用いて固形物の吸
引排出を円滑に行い得るようにした遠心分離機を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明をその一実施例を示す第1図及び第2図を参照し
て説明すると、7はバスケット、21は掻取装置で、バ
スケット7の底部には掻取装置21により掻き取られた
固形物Cを収容するための環状の凹部12が設けられて
いる。24は固形物排出管で、該固形物排出管は、その
下端に固形物導入口25を備えている。
凹部12内に挿入された固形物排出管24の固形物導入
口25は凹部12の底面側に開口するように設けられて
いて、バスケット7の回転方向R(第2図参照)の後方
側に向いた固形物導入口25の後端部は該後端部と凹部
12の底面との間に存在する固形物の吸引を許容する範
囲の第1の間隙d1を介して凹部12の底面12aに対
向する部分25aを有し、バスケットの回転方向の前方
側に向いた固形物導入口25の前端部は第1の間隙d1
よりも大きい第2の間隙d2を介して凹部12の底面1
2aに対向する部分25bを有している。そして第2の
間隙d2はバスケット7の回転に伴って固形物導入口2
5の前端部側で固形物排出管の側方に形成される空隙S
(第3図参照)を固形物排出管24の内部に連通させ得
る大きさに設定されている。
[発明の作用] 上記の構成において、脱液処理が終了した後、バスケッ
トを低速回転させなから掻取装置21によりバスケット
の内周に形成された固形物Cを掻き取ると、掻き取られ
た固形物Cはバスケット7の底部の凹部12内に落下し
、該凹部内の固形物が固形物排出管24により吸引排出
される。バスケット7の回転に伴って、四部12内の固
形物Cが固形物排出管24に対して相対的に流動するが
、固形物排出管24はこの固形物Cの流れを妨げること
になるので、固形物排出管24の前端部(バスケラ1−
の回転方向の前方側に向いた端部)の側方には、第3図
に概略的に示したように固形物が存在しない空隙部Sが
生じる。本発明においては、固形物導入口25の前端部
に該空隙Sを固形物排出管24内に連通させ得る大きさ
の間隙d2を有する部分を設けたので、固形物排出管2
4内に固形物Cと共に常時バスケット内のガスを導入す
ることができる。従って固形物排出管内には常時ガス流
が生じることになり、該ガス流に載せて固形物を円滑に
搬送することができる。
上記のように、本発明によれば、固形物排出管が固形物
により閉塞状態になることがないので、通常の吸引ポン
プを用いて固形物の吸引排出を連続的に行なわせること
ができ、固形物の排出作業を円滑且つ迅速に行なわせる
ことができる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施例を概略的に示したも
ので、同図において1はショックアブソーバを備えた支
持装置2により支持されたケーシングである。ケーシン
グ1は有底円筒状に形成され、その上端開口部は着脱可
能な蓋板3により閉じられている。ケーシング1の底部
中央には軸受4が配設され、この軸受4によりケーシン
グ1内を鉛直方向に延びる回転軸5が支持されている。
回転軸5の下端はケーシング1の下面に支持された油圧
モータの如き回転駆動袋@6に結合されている。
7はケーシング1内に収納されたバスケットで、このバ
スケット7は円筒状の周壁8と周壁8の上端から径方向
の内側に突出した環状の端部壁9と底壁10と底壁10
の中央部に設けられたボス部11とからなり、ボス部1
1が回転軸5に嵌着されて支持されている。
バスケット7の底壁10の中央寄りの位置にはボス11
を同心的に取囲むように環状の凹部12が形成されてい
る。この凹部12は平坦な底部13とこの底部13の外
周縁から斜上方に立上る傾斜壁部14とからなり、傾斜
壁部14の上端は水平な底壁10の内周縁に連続してい
る。隅壁8には多数の透孔16が形成され、バスケット
7の回転によって分離した液分をこの透孔16を通して
放散させることにより脱液を行なうようになっている。
ケーシング1の周壁の内面下部には断面り字形の環状の
導液部材17が溶接され、ケーシング1の周壁の下端に
排液口18が設けられている。導液部材17の底面は排
液口18の位置で最も低くなるように傾斜しており、バ
スケット7から排出された液分がこの導液部材17によ
り排液口18まで案内されるようになっている。
ケーシング1の蓋板3を貫通して粘液パイプ20がバス
ケット7内に挿入され、処理すべき原液がこの給液バイ
ブに設けられた噴出孔20aを通して図示の矢印aのよ
うにバスケット内に供給される。
また蓋板3を回転自在且つ摺動自在に貫通して掻取装置
21の駆動軸22が設けられ、この駆動軸22のバスケ
ット7内に挿入された下端部に掻取刃23が取り付けら
れている。駆動軸22は図示しない駆動装置に接続され
、この駆動装置により掻取刃23をバスケット7の周壁
8側に進入させるように回転させる動作と、該掻取刃2
3をバスケット7の底部側に下降させる動作とを行なわ
せるようになっている。
蓋板3を貫通して固形物排出管24がバスケラ1〜フ内
に挿入されて、該固形物排出管の下端が凹部12内に挿
入されている。固形物排出管24はその下端に固形物導
入口25を有し、該固形物導入口25は凹部12の底面
12aに側に開口するように設けられている。この固形
物排出管24は常時その下端を凹部12内に挿入した状
態で設けてもよく、また原液の供給の際等にこの固形物
排出管が邪魔になるような場合には、この固形物排出管
を、上方に退避し得るように設けてもよい。
本発明においては、この固形物導入口25が凹部12内
の固形物Cと共にバスケット7内のガスを導入し得るよ
うに設けられている。第1図及び第2図に示した実施例
では、バスケットの回転方向の後方側に向いた固形物導
入口25の後端部が、該後端部と凹部12の底面12a
との間に存在する固形物の吸引を許容する範囲の第1の
間隙d1を介して凹部12の底面12aに対向する部分
25aを有し、バスケット7の回転方向の前方側に向い
た固形物導入口25の前端部は第1の間隙d1より大き
い第2の間隙d2を介して凹部12の底面に対向する部
分25bを有している。そして第2の間隙d2はバスケ
ット7の回転に伴って固形物導入口25の前端部側で固
形物排出管24の側方に形成される空隙Sを固形物排出
管24の内部に連通させ得る大きさに設定されている。
本実施例では、固形物排出管の下端の端面を凹部12の
底面に対して傾斜させるように、該排出管の下端を斜め
に切断することにより形成した開口部を固形物導入口2
5とし、その後端部と凹部底面12aとの間の間隙及び
その前端部と凹部底面12aとの間の間隙をそれぞれd
l及びd2に設定している。
本実施例において、凹部12の底面12aの幅寸法(径
方向寸法)及び固形物排出管の内径は、吸引ポンプの能
力を考慮して適値に設定しておく。
即ち、固形物導入口25の端縁部と凹部12の底面12
aの外周部及び内周部との間の距離を、固形物の吸引が
可能な範囲に収めるように、凹部12の底面の幅寸法及
び固形物排出管25の内径を適当に設定しておく。
上記実施例の遠心分離機においてバスケット7を高速回
転させ、給液管20を通してバスケット7内に原液を供
給すると、バスケット7の内周に配設されたフィルタ(
図示せず。)及び透孔16を通して脱液が行なわれ、バ
スケット7の内周に固形物Cの層が形成される。バスケ
ット7の透孔16を通して放散される液分は導液部材1
7により排歌口18に導かれて外部に排出される。バス
ケット7の底部の凹部12内に入った原液は遠心力によ
り傾斜壁部14に沿ってバスケットの周壁8側に運ばれ
るため、凹部12内に液が残ることは無い。
第4図Aに示したように、バスケット7内に所定量の固
形物Cの層が形成された後、バスケット7を減速し、バ
スケット7を低速回転させた状態で同図8に示すように
掻取刃23を固形物Cの層内に進入させる。これにより
固形物Cは掻き落されて凹部12内に落下する。バスケ
ット7の回転に伴って、凹部12内の固形物が固形物排
出管24に対して相対的に流動するが、固形物排出管2
4はこの固形物の流れを妨げるため、第3図に示したよ
うに、固形物排出管24の前端部側(バスケット7の回
転方向Rの前方を向いた側)には、固形物が存在しない
空隙部Sが形成される。本発明においては、固形物導入
口25の前端部にこの空隙Sを固形物排出管24内に連
通させ得る間隙d2を以て凹部底面12aに対向してい
る部分25bを設けである。従って、固形物排出管24
を図示しない吸引ポンプに接続して凹部12内の固形物
(ケーキ)Cを吸引すると、その先端の固形物導入口2
5から常に固形物と一緒にバスケット内のガスを導入す
ることができ、固形物排出管が閉塞状態になるのを防い
で該排出管内に常時ガス流を維持することができる。従
って特に強力な吸引ポンプを用いなくても固形物を固形
物排出管内のガス流に乗せて円滑に搬送することができ
、固形物の排出作業を円滑且つ迅速に行なわせることが
できる。
このように、本発明によれば、固形物の吸引排出を中断
することなく円滑に行なわせることができるので、掻取
刃の下方に掻取刃の下降を妨げる程に固形物が堆積する
ことが無く、固形物の掻取及び排出作業を連続的に行な
わせることができる。
固形物の排出作業が進むと、ついには掻取刃23がバス
ケット7の底面に達する(第4図参照)。
このとき掻取刃は駆動軸22を中心にバスケット7の中
央部側に回動する動作を行なってバスケット7の底面に
残った固形物を全て凹部12内に落下させる。凹部内に
落下した固形物は固形物吸引排出管24により殆どその
全てを排出できるので、バスケット内に残留する固形物
の量は極めて僅かである。
バスケット7から固形物を排出した後、バスケット層内
に洗浄液を供給してバスケット7内の洗浄を行なうが、
この場合洗浄液により洗い流された固形物は洗浄液とと
もに凹部12内に流れ込み、固形物排出管24を通して
前記固形物Cを収容した容器とは別の容器内に排出され
るかまたは廃棄される。なお洗浄液を排出する専用の管
を固形物排出管と別個に設けることもできる。
上記の実施例において、脱液処理を行なう際のバスケッ
トの回転方向は、上記固形物排出時の回転方向と同一で
なくてもよいが、脱液処理時のバスケットの回転方向を
固形物排出時のバスケットの回転方向Rと逆にした場合
には、脱液処理時にバスケット内に生じる液分のミスト
が固形物導入口25の前端部側から固形物排出管25内
に侵入し易い。従って医薬品を製造する場合のように、
脱液処理時にバスケット内°に生じる液分のミストが固
形物排出管24内に侵入するのを避ける必要がある場合
には、脱液処理時のバスケットの回転方向を、固形物排
出時の回転方向と同一にすることが好ましい。
上記実施例では、固形物排出管24の先端にバスケット
の凹部12の底面に対して傾斜した端面を有する開口部
を設けて該開口部を固形物導入口25としたが、本発明
において用いる固形物排出管24の固形物導入口25は
、凹部12内に挿入された状態で、固形物導入口25の
後端部側では凹部12の底面との間に固形物の吸引を可
能にする程度の小間隙d1を維持し、固形物導入口の前
端部側では固形物排出管の前端部の側方に形成される空
隙部Sを固形物排出管内に連通させる為の間隙d2を維
持する形状であればよく、上記の実施例に示された形状
に限られるものではない。
第5図A、Bは固形物導入口25の変形例を示したもの
で、第5図Aに示した例では、直管状に形成奄れた固形
物排出管24の下端に凹112の底面12aと平行な端
面を有する間口部が設けられ、該開口部の前端部側の一
部が斜めに切断されて第2の間隙d2を有する部分25
bが形成されている。また斜めに切り欠かれた部分′を
除いた全ての部分が第1の間隙d1を介して凹部12の
底面12aに対向する部分25aとなっている。
第5図Bに示した例では、固形物排出管の下端間口部の
前端部側の一部が段部を形成するように切り欠かれて、
凹部12の底面12aに第2の間隙d2を介して対向す
る部分25bが形成されている。その他の点は第5図へ
に示した例と同様である。
上記実施例では、バスケット7の周壁8の透孔16を通
してpA液を行なう遠心分m機を例にとったが、バスケ
ットの周壁には穴を設けずにスキミングパイプにより液
分を汲み出して脱液を行なう、いわゆる遠心沈降機も本
発明が対象とする遠心分離機に包含される。
第6図はスキミングパイプにより脱液を行なう遠心分1
llt111に本発明を適用した実施例を示したもので
、この実施例では、バスケット107が透孔を有しない
mじた周壁108を有し、ケーシング1の蓋板3を貫通
させて回動自在に支持されたL字形のスキミングパイプ
30がバスケット107内に挿入されている。前記の実
施例と同様にバスケット107の底壁110には環状の
凹部112が設けられ、該凹部112内に固形物排出管
24の下端の固形物導入口25が挿入されている。その
他の点は第1図の実施例と全く同様に構成されている。
第6図に示した遠心分離機において、バスケット107
を高速回転させて該バスケット内に原液を供給すると、
遠心沈降作用によりバスケットの゛外周側に固形物Cの
層が形成され、バスケットの内周側に液しの層が形成さ
れる。固形物Cと液りどの分離が終了した後、スキミン
グパイプ30の先端を液しの層中に進入させ、該スキミ
ングパイプを通して液しを排出する。液分の排出が終了
した後、バスケット107を低速回転させながら掻取装
置21により固形物Cを掻き取り、固形物排出管24に
より凹部112内の固形物を排出する。
この実施例において、固形物排出管24の下端の固形物
導入口の形状は第1図の実施例で説明したものと同様で
ある。
上記の各実施例では、バスケットの底部に設けられる凹
部が平坦な底面を有していたが、第7図に示したように
、バスケット207の底部に傾斜した底面212aを有
する環状の凹部212を設けることもできる。この場合
は、固形物排出管224の下端開口部を凹部212の底
面の傾斜に合せて斜めにカットした形状にしておく。こ
の固形物排出管224も固形物導入口225の後端部及
び前端部にそれぞれ凹部212の底面と間隙d1及びd
2を介して対向する部分を有して、常時固形物とともに
バスケット内のガスを取入れるようになっており、この
点は第1図に示した実施例と同様である。
上記の各実施例では、固形物排出管が真直ぐな管からな
っていて、該固形物導入口の下端をそのまま凹部底面側
に開口させてい、るが、第8図に示したように、固形物
排出管324の下端にラッパ状の管を設けて該ラッパ状
の管の開口部を固形物導入口325としてもよい。この
場合、固形物導入口の幅寸法を大きくすることができる
ので、バスケットの底部に設ける凹部の底面の幅寸法を
太き(しても固形物を残すことなく、殆ど全ての固形物
を排出することができる。
上記の実施例では、バスケットの回転軸を支持する軸受
がケーシングの下部に設けられていたが、この軸受をケ
ーシングの上部に配設することもできる。
第9図はバスケットの回転軸を支持する軸受をケーシン
グの上部に配設した実施例を示したもので、同図におい
て401はスプリングからなるショックアブソーバ40
2aを備えた支持装置402により支持された有底円筒
状のケーシングであり、ケーシング401の上端開口部
は蓋板403により閉じられている。蓋板403の中央
部を液密に貫通させて軸受装@404が取付けられ、該
軸受装置により鉛直方向に伸びる回転軸405が支持さ
れている。回転軸405の上端は軸受装置404の上端
部に取付けられた油圧モータの如き回転駆動装置406
に結合されている。バスケット407は円筒状の周壁4
08と、周壁408の上端から径方向の内側に突出した
環状の端部壁409と底壁410とこの底壁410の中
央部に設けられたボス部411とからなり、ボス部41
1が回転軸405に取付けられている。
バスケット407の底部には、ボス部411を取囲むよ
うに環状の凹部412が設けられ、周壁408には多数
の透孔が設けられている。ケーシング403の下端は底
板417により閉じられ、該底板417の内面には環状
の導液板417aが溶接されている。ケーシング401
の側壁の下部には排液孔418が設けられ、底板417
は排液孔418の位置で最も低くなるように傾斜させて
取付けられている。
給液バイブ420はケーシングの蓋板403を貫通させ
てバスケット407内に挿入され、該給液バイブ420
にはバスケット407の軸線方向に沿って多数の給液孔
420aが設けられている。
掻取装置421の駆動軸422には掻取刃423が取付
けられ、ケーシング401の蓋板403の上面には、駆
動軸421を上下させる上下動機構と、駆動軸421を
回動させる回動機構とを備えた掻取装置の駆動袋@43
0が取付けられている。
固形物排出管424は蓋板403を貫通させてバスケッ
ト407内に挿入され、該固形物排出管の下端の固形物
導入口425が凹部412内に挿入されている。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、固形物排出管の固形物
導入口から常に固形物と共にバスケット内のガスを導入
することができるので、固形物排出管が固形物により閉
塞状態になるのを防いで、通常の吸引ポンプにより固形
物の排出を円滑且つ連続的に行なわせることができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概略的に示した概略断面図
、第2図は同実施例における固形物導入口の形状を説明
する説明図、第3図は本発明の他の実施例における固形
物導入口の形状を説明する説明図、第4図A乃至Cは本
発明の詳細な説明する説明図、第5図A及びBは固形物
導入口の異なる変形例を示した説明図、第6図は本発明
の他の実施例を示した断面図、第7図は本発明の更に他
の実施例の要部を示した断面図、第8図は本発明で用い
る固形物排出管の変形例を示した斜視図、第9図は本発
明の更に他の実施例を示した断面図である。 1・・・ケーシング、7,107,207,407・・
・バスケット、12,112,212,412・・・凹
部、24,224,324.424・・・固形物排出管
、25,225,325,425・・・固形物導入口、
25a・・・凹部の底面に第1の間隙d1を介して対向
する部分、25b・・・凹部の底面に第2の間隙d2を
介して対向する部分。 @4図 凹訃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 底部に環状の凹部を有するバスケットと、前記バスケッ
    ト内に形成された固形物を掻き取る掻取装置と、前記バ
    スケットの凹部内の固形物を吸引排出する固形物排出管
    とを備え、前記掻取装置により掻き取られて前記凹部内
    に収容された固形物を前記固形物排出管により前記バス
    ケットを回転させつつ該バスケットの外に排出する遠心
    分離機において、 前記凹部内に挿入された前記固形物排出管の固形物導入
    口は前記凹部の底面側に開口するように設けられていて
    、 前記バスケットの回転方向の後方側に向いた前記固形物
    導入口の後端部は該後端部と前記凹部の底面との間に存
    在する固形物の吸引を許容する範囲の第1の間隙を介し
    て前記凹部の底面に対向する部分を有し、 前記バスケットの回転方向の前方側に向いた前記固形物
    導入口の前端部は前記、第1の間隙より大きい第2の間
    隙を介して前記凹部の底面に対向する部分を有し、 前記第2の間隙は前記バスケットの回転に伴って前記固
    形物導入口の前端部側で固形物排出管の側方に形成され
    る空隙を前記固形物排出管の内部に連通させ得る大きさ
    に設定されていることを特徴とする遠心分離器。
JP60016452A 1985-02-01 1985-02-01 遠心分離機 Granted JPS61178052A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60016452A JPS61178052A (ja) 1985-02-01 1985-02-01 遠心分離機
US06/720,597 US4652254A (en) 1985-02-01 1985-04-08 Centrifugal separator
EP85302884A EP0191965B1 (en) 1985-02-01 1985-04-24 Centrifugal separator
AT85302884T ATE44476T1 (de) 1985-02-01 1985-04-24 Zentrifugalseparator.
DE8585302884T DE3571403D1 (en) 1985-02-01 1985-04-24 Centrifugal separator
KR1019850002945A KR890003963B1 (ko) 1985-02-01 1985-05-01 원심분리기

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JPS6244982B2 JPS6244982B2 (ja) 1987-09-24

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EP (1) EP0191965B1 (ja)
JP (1) JPS61178052A (ja)
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AT (1) ATE44476T1 (ja)
DE (1) DE3571403D1 (ja)

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KR860006290A (ko) 1986-09-09
US4652254A (en) 1987-03-24
JPS6244982B2 (ja) 1987-09-24
DE3571403D1 (en) 1989-08-17
KR890003963B1 (ko) 1989-10-14
EP0191965B1 (en) 1989-07-12
ATE44476T1 (de) 1989-07-15
EP0191965A1 (en) 1986-08-27

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