JPS61177954A - 生もちの包装方法 - Google Patents

生もちの包装方法

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JPS61177954A
JPS61177954A JP60018014A JP1801485A JPS61177954A JP S61177954 A JPS61177954 A JP S61177954A JP 60018014 A JP60018014 A JP 60018014A JP 1801485 A JP1801485 A JP 1801485A JP S61177954 A JPS61177954 A JP S61177954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cake
oxygen
rice
packed
less
Prior art date
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Pending
Application number
JP60018014A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Nakamura
中村 八郎
Sachiko Oki
隠岐 幸子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP60018014A priority Critical patent/JPS61177954A/ja
Publication of JPS61177954A publication Critical patent/JPS61177954A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、水分が多くかつ水分活性の高い生もちの包装
方法に関するものであり、特にもちを一つづつ個包装し
、かつ常温で長期保存可能とする包装方法である。
〈従来の技術〉 生もちは上記で述べた通り、水分が多く、水分活性が高
い食品のため微生物の繁殖のためには極めて好都合な食
品の二つである。従って核化もちを常温長期流通させる
ためには包装される。生もちを無菌的に製造すること、
包装する包装材料が無菌的であること、そして包装する
環境が無菌的であることが必要である。しかし、生もち
を高温加熱することにより微生物を全て死滅させるよう
な方法では本来の味1色等の保持が出来ないため。
完全に無菌的に製造出来ないという本質的な問題を抱え
ているものである。
核化もちを如何に製造し、如何に包装するかが当業者に
とっては最大の課題であり、近年になって、クリーンル
ームの利用や、脱酸素剤の利用により、第一段階である
常温流通約1ケ月程度のライフ延長には成功しているも
のの、更に長期流通させること、そして消費者が外装材
であるガスバリアー性包装材料を開封しても常温で保存
できるような方法はなかった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、より長期の保存が可能で、しかも外装材を開
封した後も一定期間保存し得る生もちの包装方法を提供
することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するため1本発明は、総生菌数が1g
当り10個未満となるようにもち米を蒸米した後、無菌
雰囲気下で製もち、成形、冷却、及び断裁し、得られた
断裁済みのもちを酸素ガス透過度50〜2000cc/
111−24 hrs、atmの滅菌済包材により、酸
素濃度10%未満になるように個包装した後、更にこれ
を酸素透過度50CC/m2・24 hrs、atm未
満の包装材料により、脱酸素剤と共に集積包装すること
を特徴とする生もちの包装方法を提供する。
以下、更に具体的に説明する。
本発明を達成するためには、もち米の選定も重要である
。すなわち、もち米によっては、初期微生物汚染度が高
く、一定の蒸米工程では、総生菌数なもち1g当たり1
0個未満にすることは難しい。通常洗米時点で米1g当
り10〜10個の微生物が検出され、この中にはB−3
ubt il is等の耐熱菌や低酸素状態で発育可能
なりロストリジウム属(嫌気性細菌)の細菌類も多(検
出される。従って、従来の包装方法ではこれらが腐敗原
因となることが多く発見されている。これは1通常の蒸
米工程が最高105℃20分程度(これ以上高温あるい
は長時間加熱では生もちとしての品質が保持出来ない)
の加熱であるため、耐熱菌は当然生き残こり、かつ、初
期菌数が多ければ比較的耐熱性の低い微生物も生き残る
可能性もある。
そのため、第一段階は、もち米の選定である。
発明者らの経験では、初期もち米の総生菌数は。
1g当たり、10 個未満であれば105℃20分蒸米
で1g当たり10個未満を維持出来ることが確認されて
いる。
蒸米されたもち米は、外気に触れることな(、そのまま
無菌雰囲気下で製もちから集積包装の全工程が行なわれ
る必要がある。
この無菌雰囲気は、いわゆるクリーンルームによって得
られ、クリーンルームとしてはクラス10.000以下
、望ましくはクラス100以下である。なお、クラス1
0,000.クラス100というのは米国航空宇宙局の
規格で、空気1立方フイートの体積の中に粒径0.5μ
以上の塵埃粒子が10.000個以下の状態、100個
以下の状態をそれぞれ意味する。
製もちは通常のもちつき機で行なうことができ、この後
の成形はもちを板状に成型することを意味する。この成
型は、まだもちが軟かいうちに適当な板の上にもちを載
せ、他の板で上から押圧することによってできる。この
成型状態を維持するにはもちを硬化させれば良いが、こ
のため1両面に板を貼付けたまま冷蔵庫中で冷却するこ
とができる。
この後硬化したもちを断裁し、断裁したもちを。
高出力紫外線ランプにより紫外線照射して表面を殺菌し
1個包装する。個包装に用いられる包装材料は酸素透過
度が50〜2000cc/m2・24hrs・atmの
もので、包装の際には包装体内部を窒素等の不活性ガス
で置換して、酸素濃度が10係未満となるようにする。
次いでこの個包装したもちの数個をまとめて。
脱酸素剤と共に集積包装する。集積包装に用いられる包
装材料は酸素ガス透過度50cc/lri・24hrs
−atm以下のもので、脱酸素剤は公知のもので良い。
なお、酸素ガス透過度が50cc/77/・24hrs
−atm  であれば少な(とも3ケ月の常温保存が可
能であり、20 cc/ i ・24 hrs−atm
であれば1年以上の常温保存が可能である。
く作用〉 本発明は以上のようなものなので、集積包装の後は、こ
の内部は速やかに酸素濃度0.1憾以下になる。このた
め好気性微生物は繁殖することができない。
また好気性微生物以外の微生物は、好気性微生物に比べ
てもともと極めて少ないが1本発明のもちは十分に殺菌
されているので、これが繁殖することもない。
また、外装の包装材料を開封した後も、もちは個包装さ
れており、この包装材料は酸素ガス透過度50〜200
0cc/m・24 hrs −atmなので、1ケ月程
度の常温保存は十分可能である。
以下1本発明の実施例を示し、具体的に説明する。
〈実施例〉 ■総生菌数10〜1000個/gのもち米5 Kyを密
閉型蒸米機により100〜105℃25分蒸米した処、
総生菌数が10個未満/gとなった。
■上記蒸米品を無菌的にクラス10,000のクリーン
ルーム内に連結されたクラス10.0未満のクリーント
ンネルを移送させ、クラス100未満のクリーンブース
内にある製もち機に導入した。
■約5分開裂もち後クラス100未満のクリーントンネ
ル中のベル、トコンベアーを移送させ密閉型ホッパーに
導入し、下部より、他のクラス100未満のクリーント
ンネル中のベルトコンベア上の合成樹脂製平板(厚さ5
醪)の上に導入1次いで自動的に上部に上記同様の合成
樹脂製平板を置き圧延ロールを通し、1511IIl厚
の平板もちを作成した。
■上記平板もちも金網式棚に設置し、5℃の冷蔵庫(ク
ラス100〜1ooo)に15時間放置して固化させた
■固化した板もちな欄毎にクラス100未満のブース脇
まで移動し、ブース中のテーブル上に置き1表・裏の合
成樹脂板を70係のアルコールを含浸した布で洗浄した
■この後、クラス100未満のクリーンブース内で合成
樹脂板を剥離し、断裁機で4QaX70闘の大きさのも
ちに断裁した。
■この後、クリーントンネル内に設置されたステンレス
ワイヤーメツシュ製ベルトコンベアの上に載せ、以下体
)及び(Blの方法で包装した。なお。
この際個包装に用いた包装材料は下記(イ)及び(ロ)
、集積包装に用いた包装材料は(ハ)、に)である。
(Al横ビロー包装機により、1ケづつ、酸素ガス濃度
が約5%になるように個包装し、これを10ケづつ、脱
酸素剤と共に集積包装した。
(Blもちの上下及び全側面を線量約500 mWse
clcrlの高出力紫外線ランプにより殺菌した後。
(Alと同様に個包装及び集積包装した。
(イ)延伸ポリプロピレン(厚さ20μ)/ポリエチレ
ン(厚さ40μ)の積層フィルム。
(酸素ガス透過度1500〜2000CC/77+1・
24hrs、atm ) (ロ)延伸ナイロンフィルム(厚さ15μ)/ポリエチ
レン(厚さ40μ)の積層フィルム。
(#!素ガス透過度50〜100cc/1d・24hr
s・atm) (ハ)ポリ塩化ビニリデンを塗布したポリエステルフィ
ルム(厚さ12μ)/ポリエチレン(厚さ40μ)の積
層フィルム。(酸素ガス透過度10〜20cc/m’ 
・24 hrs−atm)に)延伸ナイロンフィルム(
厚さ25μ)/ポリエチレン(厚さ40μ)の積層フィ
ルム。
(酸素ガス透過度30〜50 CC/111・24hr
s−atm)以上のような包装材料と包装方法を組合せ
た製品8点と、比較のため切もち10ケを個包装するこ
とな(包材(ハ)を用いて集積包装した製品とを。
25〜30℃で各1ケ月、3ケ月、6ケ月保存して開封
し、その開封直後の状態と総生菌数、開封後更に保存し
た時の状態を調べた。この結果を以下の第1表に示す。
第1表 数字は11当りの総生菌数を示す。
以上のように、従来品では、保存1ケ月後で総生菌がす
でに10/Iオーダーまで増加し、一応食べることが可
能ではあったが、開封後そのまま25℃〜30℃で保存
したものは2日でカビが発生した。これに対し1本発明
では6ケ月後においても総生菌数く10/gを保持し、
かつ開封後の個包装の状態でも3〜4週間はまった(問
題な(保存が可能であることが判明した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)総生菌数が1g当り10個未満となるようにもち米
    を蒸米した後、無菌雰囲気下で製もち、成形、冷却、及
    び断裁し、得られた断裁済みのもちを酸素ガス透過度5
    0〜2000cc/m^2・24hrs.atmの滅菌
    済包材により、酸素濃度10%未満になるように個包装
    した後、更にこれを酸素透過度50cc/m^2・24
    hrs.atm未満の包装材料により、脱酸素剤と共に
    集積包装することを特徴とする生もちの包装方法。
JP60018014A 1985-02-01 1985-02-01 生もちの包装方法 Pending JPS61177954A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537336B2 (ja) * 1976-03-06 1980-09-27
JPS5878554A (ja) * 1981-11-04 1983-05-12 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 生切餅の保存方法
JPS59196050A (ja) * 1983-04-11 1984-11-07 株式会社紀文 粳米による餅様食品の製造方法

Patent Citations (3)

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JPS59196050A (ja) * 1983-04-11 1984-11-07 株式会社紀文 粳米による餅様食品の製造方法

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