JPS6094056A - ブロツコリ−保存袋 - Google Patents

ブロツコリ−保存袋

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JPS6094056A
JPS6094056A JP58201437A JP20143783A JPS6094056A JP S6094056 A JPS6094056 A JP S6094056A JP 58201437 A JP58201437 A JP 58201437A JP 20143783 A JP20143783 A JP 20143783A JP S6094056 A JPS6094056 A JP S6094056A
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JP
Japan
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broccoli
adsorbent
bag
broccoli sprouts
preserving
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JP58201437A
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JPH03977B2 (ja
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Kenjiro Arimori
有森 健二郎
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Kuraray Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブロッコリーの鮮度を長期間保持する保存袋に
関するもので々)る。最近青果物は11n常、鮮度保持
のため或いは冷蔵庫で保存し易いようプラスチックフィ
ルムで包装した形態で流通している。しかし、内容物が
腐敗し易いものは黄父、悪臭等が発生し易い。
これは密刺された青果物の呼吸作用の結果、内部の雰囲
気の組成が、その保存に不適当と7よるためと考えられ
る。これらの保存に適した雰囲気は青果物の種類によっ
て異なるが、一般に炭酸ガス濃度が8%a度以下、最適
値は5〜6%OiJ後、湿度は80〜95%が好適であ
るとされている。しかし、呼吸作用が旺盛lよもの或い
は特に腐敗し易いものは炭酸カスl農度が10%近くに
達する場合があり、または湿度が過飽和となって水滴が
たまり、黄変、腐敗、悪臭等の発生が促進されることが
多い。近年これらの場合、小爪の活性炭を和紙に包んで
青果物と共にプラスチックフィルムで密閉する方法が多
く採用されており、腐敗、悪臭を防止1著しい効果が認
められ、畏期保存が可能となっている。しかし、ブロッ
コリーは非常に特異な性状を示し、通常の鮮度保持剤を
封入して密封しても、花らいが黄変し易く短時間に商品
価mαが低下し、次いで強い悪臭が発生して商品価艙カ
;全く失われる。20’Cで保存した場合、30詩間で
イ゛ムらいの黄変が発生し、45時間すなわち約2日で
完全に黄変し愚臭が発生ずる。これはブロッコリーの呼
吸作用が非常に旺盛なため多瓜の炭酸ガスが発生して濃
度10〜13%にも達する著しい特異な性質を示し、一
方酸素が消費されて5%以下となる。このため分子内呼
吸を誘発し、悪臭の原因となる有機ガスを発生するため
と考えられる。
ブロッコリーの取入れから流通消費迄の期間を考えた場
合5〜6日間の鮮度保持が可能と7よれば、流通範囲及
び需要量の大巾な伸長を見込みうるといわれ、その解決
がまたれていた課題である。
これらの観点から包装袋として酸素の透過を抑制しうる
如き材質及び厚さのプラスチックフィルムの選択と、更
に内部に蓄積される炭酸ガスを除去する方法について研
究した結果、ブロックy−を特定の種類及び厚さを有す
るプラスチックフィルムで包装し、中に接触面積が大き
く且つ、活性度個有の表面積が大きく、従って、従来の
鮮度保持剤より一層吸着速度が高い吸着剤を使用し、ま
たは更に炭酸ガス吸収剤を加えることにより、相当長期
間鮮度保持が可能となって、著しく商品価値を高めうる
こと見出し本発明に到達した。
すなわら、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジ
ェン及びエチレン・酢酸ビニル共重合体よりなる群より
選ばれた1つのポリマーよりなる厚さ15〜50μのフ
ィルムの包装袋にシート状の発泡体に粉末活性度或いは
更に消石灰を添着せしめた吸着剤及びブロッコリーを密
封せしめてなるブロッコリー保存袋である。
以下更に本発明について詳しく説明する。
ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリブタジェンは物
性の異なった種々のフィルムが市販されているが、厚さ
15〜50μの範囲内であれば充分酸素シールの目的を
達しうる。厚さ15μ以下になると花らんが黄変゛する
場合があり、また50/C以上になると、包装袋内面に
常に水滴を結んだ状態となって悪臭を発生し易く、本発
明の用途に不適当であろうまた包装用フィルムに使用さ
れるエチレン・酢酸ビニル共重合体の組成は、通常酢酸
ビニル含有−$5〜30%である。
これはポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリブタジ
ェンと異なり、成る程度酸素透過性を有するが、水分透
過性も相当ありまた呼吸作用に伴って発生するエチレン
も通過除去する作用がある。
エチレンは特に植物ホルモンとして青果物の成熟黄変を
促進する作用があるとされ、該フィルム物性は鮮度保持
の促進と阻害の両面が考えられるが、実際に使用した結
果、良好な結果が得られている。
吸着剤は多孔質発泡体に活性炭微粉末を含浸せしめたも
のである。発泡体は連続気泡で表面積が大きなものであ
ればよく、特に材質は限定しないが、ポリエーテル系或
いはポリエステル系のウレタンフオームが好適である。
また活性炭の原料・性状は特に限定しンよいが、ヤシ殻
を原料として賦活庫を高めた比表面積1,500〜1,
700”シタの高性能活性炭で且つ100メツシユバス
程度の微粒子が好ましい。発泡体への含浸量は40〜6
0%程度が適当である。本発明では、連続気泡型発泡体
による表面積の増大、比表面積が大きく且つ微粒子状活
性炭を使用して、著しくガス吸着速度を高めて、鮮度保
持の目的を達することかできた。発泡体には更に消石灰
を含浸せしめることもでき、その場合#酸ガスの吸収能
力が著しく増加する。吸着剤は発泡体のため外気との接
触面積が著しく大きい点と相まって、微量有害ガスの吸
着除去に適しており、更にブロック+7 Sに密閉する
関係上。
シート状かつn(伸性を有−する形態が好ましい。尚発
泡体には不織布或いは通気性がある紙等も含まれる。
吸着剤の使用油はブロッコリー2Kftこ対して、厚さ
2m、150X200路のシート1〜4枚あるが2〜3
枚が好適である。本発明におけるプラスチックフィルム
の包装形態はシュリンク包装、ストレッチ包装のほかに
ヒートシール法或いは開口部を紐でしばって密封する方
法等も可能である。
また本発明は、ライナーに直接ラミネートしたり積層フ
ィルムを含むダンボール箱に入れ合せ目をシールする場
合も含んでいる。このような場合ブロッコリーはプラス
チックフィルムの袋に入れることなしに直接ダンボール
箱に入れる方法で使用できる。
本発明によれば青果物の中でも特に変色、悪臭発生を起
し易く、従来鮮度保持が困難とされていたブロッコリー
を5日〜7日間新鮮な状態で保つことが可能となり、こ
れによりブロッコリーの商品価値を著しく高め流通範囲
を拡大することができるようになった。
以下本発明の実施例につい゛C説明する。
実施例l X200Mのウレタンフオームに比表面積1,700”
4100メツシュバス90%以上の活性炭41を添着さ
せた吸着剤とブロツコ!J −2Kpを入れて密封し、
常温で保持したが、7日間経過しても、花らいの黄変及
び悪臭は殆んど認められなかった。
実施例2 実施例1の吸着剤において活性戻添着量を3F及び消石
灰2Fを添着した他国−条でブロッコリーを密封保持し
たところ、8日間経過しても花らいの黄変及び悪臭は全
く認められなかった。
実施例3 大きさ670 X 55o rrn、厚さ30μのポリ
エチレンフィルムの包装袋に、厚さ2門、大きさ150
×250隅のウレタンフオーム、表面積1.700”/
y、100メソシュバス90%以上の活性#4Fを添着
させた吸着剤とブロッコIJ −2KIPを入れて密封
し、常温で保持したが7日間経過しても花らいの黄変及
び悪臭の発生は全く認められなかった。
実施例4 実施例1において二軸延伸ポリプロピレンフィルムの代
りに厚さ30μ、酢酸ビニル含有率17%のエチレン酢
酸ビニル共屯合体フィルムを使用した結果、7日間経過
しても花らいの黄変及び悪汐の発生は全く認められなか
った。
比較例 実施例1におい”C吸着剤を使用しなかった他同−条件
でブロッコリーを保存した結果1日間で成程度の花らい
の黄変及び悪臭が認められ、2日間で完全に黄変し、著
しい悪臭を発するようになった。
特許出願人 クラレケミカル株式会社 代理人 弁理士 小出中 壽 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジェン及びエ
    チレン・酢酸ビニル共重合体よりなる群より選ばれた1
    つのポリマーより1よる厚さ15〜50μのフィルムの
    包装袋に、シート状の発泡体に粉末活性炭或いは更に消
    石灰を添着地しめた吸着剤及びブロッコリ〜を密封せし
    めてなるブロッコリー保存袋。
JP58201437A 1983-10-27 1983-10-27 ブロツコリ−保存袋 Granted JPS6094056A (ja)

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JPS6094056A true JPS6094056A (ja) 1985-05-27
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JPH03977B2 (ja) 1991-01-09

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