JPS61175632A - コピーの余白縁領域の幅が変更され得る複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、像を像一時支持体から受像材料シートへ転写
する手段と、原稿の像を像一時支持体に形成する、結像
倍率を変更され得る結像手段並びに受像材料シートを前
記転写手段に供給する手段を含む複数個のプロセス実施
手段と、プロセス実施手段を制御する制御手段とを含む
複写機に係わる。

米国特許第３．９６７、８９６号明Ｉ書に上記のような
複写機が記載されており、その複写機では、作成される
丁」ピーの左右の余白縁領域、即ちイメージフリー（ｉ
ｍａｇｅ−ｆｒｅｅ）な縁領域（横マージン）の幅が、
コピー左方に十分な幅の留付けもしくは綴込み縁部が設
けられるように変更され得る。

上記特許の場合、イメージフリーな縁領域の幅の変更に
よって惹起される情報の欠損は、原稿の像をコピーに幾
分縮小して再生することによって防１され得る。複写機
の適正な調節は操作者によって１枚以上のサンプルコピ
ーを作成することにより見出され得る。

米国特許第４．１６２．８４４号及び第４．１８７．０
２４号明細書には、両面コピー（デユープレックスコピ
ー）作成に適当な、コピー表裏のイメージフリーな縁領
域同士を−・致させる調節デバイスを具備した同様の複
写機が記載されている。これらの複写機においても操作
者は、適正な調節度を確定するのにサンプルコピーを作
成しなければならない。

サンプルコピーを作成しなければならないということは
不利である。特にコピーにおける情報の欠損を回避する
ためには像の縮小が必要であると考えられる場合、適正
な機械調節の確定に時間が浪費される恐れがある。

本発明は、冒頭に述べたような複写機であって、複写さ
れるべき原稿の互いに対向して位置する二つのイメージ
フリーな縁領域それぞれの幅に関するデータ、並びに受
像材料シート上の対応する縁領域の必要最小限の幅に関
するデータを前記制御手段に供給し得る手段を更に含み
、前記制御手段は受像材料上の縁領域の必要最小限の幅
を実現するべく、供給されたデータに基づき結像倍率を
少なくとも１個のプロセス実施手段の調節度あるいは作
動時間とを計算し、かつ算出された値に従って当該プロ
セス実施手段を制御する制御信号を発生する手段を含む
ことを特徴とする複写機を提供する。

本発明によって得られる成果は、結像倍率並びに受像材
料上のイメージフリーな縁領域の最終的な幅が操作者に
よって指示された必要最小限の値を踏まえつつ制御手段
自体によって決定されるので、適正な機械１節を確定す
るのにサンプルコピーを作成する必要が無いという点で
ある。即ち、複写作業をより迅速に行なうことが可能と
なる。

本発明の好ましい具体例によれば、プロセス実施手段制
御手段は、イメージフリーな縁領域の実現されるべき最
小幅に関するデータを永久に記憶し得るメモリを含む。

従って操作者は、上記データを複写作業の度に入力し直
さなくともよい。上記メモリは、操作省力＜ｍ込まれて
いるデータを自ら変更したり、あるいは保全技術者に変
更させたりできるように読出し／書込みメモリ（ＲＡＭ
）であることが好ましい。

本発明の別の具体例によれば、本発明複写機は、原稿及
び受像材料シートの寸法に関するデータをプロセス実施
手段制御手段に供給し得る手段をも具備している。それ
によって、コピーのイメージフリーな縁領域の幅は、原
稿及び受像材料のあらゆる任意Ｃ寸法に関して必要に従
い調節され得る。

本発明並びに本発明のその他の利点を、添付図面を参照
しつつ以下に詳述する。

第１図は、再循環式の原稿供給及び放出装置を具備した
電子写真複写機を概略的に示し、上記原稿供給及び放出
装置はシート分離機構２を有するホルダ１と、送り路３
．４と、搬送方向を反転さこ得るコンベヤベルト５と、
戻し送り路６．７と、送り路部分６、ロー５８及び送り
路部分４によって構成された反転路とから成る。ホルダ
１に設置された原稿の積重ねの−・番下から送り路３．
４を経て供給された原稿はコンベヤベルト５によって、
露光窓９の表面上を該表面上に位置するバー１０のとこ
ろまで送られる。

露光済みの原稿は、複写されるべき情報を一方の面にし
か有しなければ、戻し送り路６，７を経てホルダフの積
重ねの一番上に戻される。原稿が複写されるべき情報を
両面に有する場合は、第一・の露光後原稿は反転路６，
８．４へ送られ、この反転路６゜８．４を通過すること
によって該原稿は露光窓９へ、裏返された状態で戻され
る。第二の露光が済むと、原稿は戻し送り路６，７を経
てホルダ１に戻される。

複写機の露光装置は複数個の閃光ｆｉ１１、平面ミラー
１２、及び結像倍率変更のために線１４沿いに変位可能
なズームレンズ１３を含む。第１図において参照符号を
付さなかった複数個のローラ上、並びに駆動ローラ１６
上を走行する光導電要素を参照符号１５で示す。光導電
要素１５の走行コースに沿って、電荷付与デバイス１７
、光導電要素１５の結像面外に位置する領域の電荷を除
去する電荷除去デバイス１８、露光面１９において形成
された電荷像を現像する現像デバイス２０、転写装置２
１及びクリーニングデバイス２２が順次配回されている
。

転写装置２１は、シリコーンゴムから成る軟質弾性被覆
を有する第一・の無端ベルト２３並びに同様の第二の無
端ベルト２４を含む。ベルト２３は加熱手段（図示せず
）によって加熱される。第一の圧迫ゾーン２５において
、ベルト２３は光導電要素１５に対して圧迫され、その
結果光導電要素１５上の現像パウダー像はベルト２３上
に移る。やがて軟化した像は第二の圧迫ゾーン２６にお
いて、ベルト２３から受像材料シートへ転写される。受
像材料シートは案内路２７．２８及び２９を経てまず保
持部材３０に支持される位置に送られ、そこで向きを整
えられてから送りロー５４３の間隙内へと送られる。そ
こから、上記シートは圧迫ゾーン２６へ適正な時点に供
給される。

印刷済みのシートは、案内路３３を経て送り出される。

片面にのみ印刷されたコピーが必要な場合、上記シート
は案内路３３を通過後共働する−」ンベヤベルト３４及
び３５間へ送られ、更に隣接する案内路３６．３７及び
３８を経゛Ｃ集積テーブル３９へと搬送される。両面に
印刷されたコピーが必要な時はデフレクタ４０が上方へ
肋かされ、その結果案内路３３から送られてきた片面に
印刷済みのシートはホルダ４１に達する。するとホルダ
４１は破線で図示した位置にもたらされ、片面に印刷済
みのシートはローラ４２によってローラ４３の間隙へと
送られる。そこからシートは、再び圧迫ゾーン２６へ適
正な時点に供給される。両面に印刷されたコピーは集積
テーブル３９に、案内路３３．３６，４４，４５．４６
及び３８を経てかあるいは案内路３３，３６．３７及び
３８を経て送られる。両面に印刷されたコピーが片面に
のみ印刷された原稿から作成される場合、コピーは常に
案内路３３．３６，４４，４５．４６及び３８を経【搬
送される。両面に印刷されたコピーが両面原稿から作成
される場合は、奇数番目の両面」ビー（１番目、３番目
、・・・・・・の両面コピー）の作成においては案内路
３３．３Ｇ、４４、４５．４６及び３８を経て、また偶
数番目の両面コピー（２番目、４番目、・・・・・・の
両面コピー）の作成においては案内路３３．３６．３７
及び３８を経てコピーが搬送される。このようなコピー
搬送は、ヨーロッパ特許出願第００７３０７１号に詳細
に述べられている。

上述の複写機には、該複写機を制御する制御装置５０が
設置されている。第２図に示すように、制ｍ　ｉ　ａ　
ｓｏはデータバス５２、アドレスバス５３及び制御バス
５４を介して読出し専用メモリ（ＲＯＭ）５５と接続さ
れた中央処理装置５１と、ランダムアクセス読出し／書
込みメモリ（ＲＡＭ）５６と、必要な複写作業に関する
データの入力用並びに入力されている前記データの変更
用の制御盤５７と、接続回路５８及び５８Ａとを含む。

接続回路５８は複数個の入力ゲート６０〜６２並びに複
数個の出力レジスタ６３〜７１を含む。中央処理装置５
１はアドレスバス５３を介して、上記入力ゲート６０〜
６２のうちの１個並びに上記出力レジスタ６３〜７１の
うちの１個を選択し得る。中央処理装置５１はデータバ
ス５２を介して、選択した入力ゲートの入力信号を読取
り得、あるいは選択した出力レジスタにデータを入れる
ことができる。データを入れ、あるいは入力信号を読取
るプロセスが、制御バス５４を介して中央処理装置５１
を制御する。入力ゲート６０の入力は、デテクタ原稿及
び受像材料シートが正しく搬送されるがどうかの確認の
ために複写機内の何れか他の場所に配置されたデテクタ
と接続されている。レジスタ６３．６４，６５，６６．
６７、６８，６９．７０及び１１の出力は、原稿供給及
び放出装置、閃光！１１１用点孤デバイス、電荷付与デ
バイス１７、電荷除去デバイス１８、保持部材３０及び
送りローラ３０Ａの能動化デバイス、ローラ４３駆動手
段、デフレクタ４０、ホルダ４１及び送りローラ４２の
操作手段、並びに案内路３７及び４４への入口手前に位
置するデフレクタの操作手段それぞれの制御入力に接続
されている。

接続回路５８Ａは複数個の出力レジスタを含み、レンズ
１３のための調節デバイスに接続されている。

接続回路５８Ａは、アドレスバス５３及び制御バス５４
とも接続されている。前記出力レジスタにデータを入れ
る際はまずアドレスバス５３を介して接続回路５８Ａが
選択され、次いで該回′Ｍ５８Ａは、データバス５２を
介してもたらされるデータが出力レジスタに入れられる
ように制御バス５４を介して制御される。接続回路５８
Ａに入ったデータはバス５８Ｂを経てズームレンズ１３
の調節デバイスに送られ、前記調節デバイスはズームレ
ンズ１３を、与えられたデータに従って調節する。

中央、処理装置５１のプログラム割込み入力にパルス発
生器７５が接続されており、このパルス発生器７５は光
導電要素１５の速度に比例する周波数でパルスを発する
。複写プロセスを制御するために、中央処理袋＠５１は
読出し専用メモリ５５に記憶されたプログラムを実行す
る。制御盤から入力される複写指令並びに作成中の様々
なコピーが複写機内部で占める位置に応じて、中央処理
装置５１はコピー作成に必要な部材及びデバイスのオン
−オフ切替を制御する。作成中のコピーの位置を記録す
るために上記プログラムはパルスカウンタを用い、この
カウンタは作成中の各コピーについて、当該コピーのた
めの複写プロセスが開始された時点からパルス発生器７
５によって発生されたパルスの数の記録を実現する。複
写機の様々なプロセス実施手段に関する各スイッチ−オ
ン及びスイッチ−オフコマンドの実行時間はメモリ内の
作動テーブルに、当該コピーのための複写プロセスの開
始から起算されるべきパルス数として記憶される。パル
ス発土器７５が新たなパルスを発生する度にパルスカウ
ンタのカウトが更新され、更新されたカウンタ状態は関
連する作動テーブルの内容と比較され、その際カウンタ
がコマンドが実行されなければならない状態に達してい
る〆と、前記実行に必要なサブルーチンが開始される。

コピーのイメージフリーな縁領域の幅の変更を求める命
令が制御盤５７から入力されない場合の複写指令実行に
おいて、複写機の様々なプロセス実施手段は標準作動テ
ーブルに従って、原稿当接バー１０のエツジの像が受像
材料シートの後縁上に再生されるように制御される。原
稿及び受像材料は複写機内で、該原稿及び受像材料を横
切る方向に搬送される。

制ｉｌｌ！ｌ！５７上の押ボタンＭによって中央処理装
置５１は、コピー左右のイメージフリーな縁領域の幅の
変更を必要とする複写指令の実行を命令される。

ボタンＭを押した後、操作者は原稿のイメージフリーな
左右縁領域の幅に関するデータを制御盤５１から入力し
、入力されたデータは読出し／書込みメモリ５６の該デ
ータ用の記憶場所に記憶される。

原稿の両面に印刷がなされている場合は、操作者はその
ことを制御盤５１上の専用ボタンを押すことによって指
示し、次いで原稿の表側に関するデータを入力後、原稿
裏側のイメージフリーな縁領域の幅に関するデータも入
力する。原稿の裏側に関するデータが入力されない場合
、中央処理装置５１は原稿表裏の像領域が一致する、即
ち裏側の左方縁領域は表側の右方縁領域に等しく、裏側
の右方縁領域は表側の左方縁領域に等しいものと見做す
。

原稿に関するデータの入力後、受像材料上の対応するイ
メージフリーな縁領域の必要最小限の幅に関するデータ
が制御＠５７から入力され、このデータも読出し／書込
みメモリ５６内の専用記憶場所に記憶される。しかし、
後者のデータは読出し／書込みメモリ５６の不揮発部分
に予め書込まれていることが好ましく、なぜならその場
合は操作者が該データを再入力せずに済むからで、また
データの変更は保全技術者かあるいは操作者自身によっ
てなされ得る。コピーのイメージフリーな縁領域に関す
るデータは、例えばコピー左方のイメージフリーな縁領
域の必要幅並びにコピー右方のイメージフリーな縁領域
の最小幅を指示する（横書きの文書を読む方向に見て）
。

原稿のイメージフリーな縁領域の寸法に関して入力され
たデータと、コピーの対応する縁領域に必要な最小寸法
に関して入力されたかあるいは予め記憶されたデータと
、原稿及び受像材料の寸法に関して得られた、あるいは
記憶されたデータとを用いて中央処理装置５１は計算ル
ーチンを実行し、それによって結像倍率と、１個以上の
プロセス実施手段の必要な調節度及び／または作動時間
とが算出される。その結果該当するプロセス実施手段が
、決定された値に従い調節され、あるいは能動化される
。

前節の程度を変更されることによってコピーのイメージ
フリーな縁領域の寸法の変化を惹起するプロセス実施手
段は、バー１０（露光窓９表面上で左右に移動可能）、
ズームレンズ１３（光軸に垂直に移動可能）、及び光導
電要素１５用の駆動デバイス（要素１５の速度を増減）
である。

作動時間を変更されることによってコピーのイメージフ
リーな縁領域の寸法の変化を惹起するプロセス実施手段
は、閃光！ｉ１１及び送りローラ４３である。

結像倍率の変更（ここでは像の縮小）によって、イメー
ジフリーな縁領域の寸法の合計は増大する。

上記プロセス実施手段の一つ以上を加減すると、寸法の
合間に変化は無いが寸法同士の比率が変わる。

第３Ａ図は、片面原稿／片面」ビーの複写指令に関し、
結像倍率並びに上記プロセス実施手段の一つの調節度あ
るいは作動時間、例えば送りローラ４３の作ｖＪ時間を
決定するべく中央処理装置５１によって実行される計算
ルーチンのフローチャートを示す。初めに結像倍率が、
原稿のイメージフリーな縁領域の幅、コピーの対応する
縁領域の必要幅、並びに原稿及び受像材料の（いずれも
搬送方向における）長さに関する諸データから得られる
方程式（Ａ）に従って計算され、 Ｄ１＋０２−を 式中、Ｆは結像倍率、Ｋ１はコピー左方のイメージフリ
ーな縁領域の必要幅、Ｋ２はコピー右方のイメージフリ
ーな縁領域の必要最小限の幅ｔ　は受像材料の長さ、Ｄ
ｌは原稿左方のイメージフリーな縁領域の幅、Ｄ２は原
稿右方のイメージフリーな縁領域の幅、ｔは原稿の長さ
である。算出された結像倍率Ｆは操作者によって選択さ
れた結像倍率（Ｆｂ）と比較され、二つの値のうち小さ
い方が最終的な結像倍率Ｆｄとして選択される。次に、
送りローラ４３の作動時間の変化Ｓが方程式（Ｂ）から
決定される。

５−Ｋｌ−ｔ　　−Ｆｄ（Ｄｌ・−ｔ）　　　　（Ｂ）
複写指令開始前に、制御装置はズームレンズを制御して
最終結像倍率Ｆｄに関連する位置へ移動させ、また片面
原稿／片面コピーの複写指令用の標準作動デープルを算
出された変化Ｓに従って調節する。

Ｓが正である場合、送りローラ４３の作動時間は標準作
動テーブルに記憶された作動時間より、Ｓに関して計算
された値と等価であるパルス発生器７５からの幾つかの
パルスの分だけ早められる。Ｓが負であれば、作動時間
は後られる。

第３Ｂ図は、片面原稿／両面７」ビーの複写指令に関し
て実行される計算ルーチンを示す。この場合もまず結像
倍率Ｆｄが、第３Ａ図に関して上述したようにして決定
される。

次にＳが、上記方程式（Ｂ）に従いコピー表側に関して
決定される。コピー裏側の右方のイメージツリーな縁領
域は、コピー表側の左方のイメージフリーな縁領域に等
しくなければならない。コピー裏側に関する送りローラ
４３の作動時間の変化Ｓ＋は方程式（Ｃ）から決定され
る。

Ｓ＋＝Ｆｄ−Ｄ２−に１　　　　　　　　　（Ｃ）Ｓ＋
も、正であれば送りローラ４３の作動時間が早められ、
負であれば前記作動時間は後らされる。

第３Ｃ図は、両面原稿／片面」ビーの複写指令に関する
計算ルーチンを示す。この場合結像倍率は方程式（Ａ）
及び（Ｇ）から算出され、Ｄ１＋０２−ｔ Ｄ　１←Ｄ２−を 式中、Ｄ　１は原稿裏側左方のイメージフリーな縁領域
の幅、Ｄ　２は原稿裏側右方のイメージフリーな縁領域
の幅である。（Ａ）及び（Ｇ）から得られる結果は互い
に比較され、小さい方の値Ｆが選択される。

次いで最終結像倍率Ｆｄが片面原稿／片面」ビーの複写
指令に関して上述したようにして、即ち最小計算値Ｆを
操作者が指示した値（Ｆｂ）と比較することによって決
定される。

次に、原稿表側のコピーに関する送りローラ４３の作動
時間の変化Ｓが方程式（Ｂ）によって決定される。

＋ Ｓ＝に１−ｔ　　−Ｆｄ（Ｄｌ−ｔ）　　　　（Ｂ）原
稿表側のコピーに関する送りローラ４３の作動時間の変
化Ｓ２は、方程式（Ｈ）によって決定される。

＋ Ｓ２＝に１−ｔ　　−Ｆｄ　（Ｄ＋１−ｔ）（Ｈ）Ｓあ
るいはＳ２が正であれば作動時間は早められ、負であれ
ば後られる。

第３Ｄ図は、両面原稿／両面゛」ビーの複写指令に関し
て実行される計算ルーチンのフローチャートを示す。Ｆ
ｄは、両面原稿／片面コピーの複写指令に関して上述し
たように決定される。

コピー表側に関する送りローラ４３の作動時間の変化Ｓ
は、この場合も方程式（Ｂ）によって決定される。

＋ Ｓ＝に１−ｔ　　　−Ｆｄ（Ｄｌ−ｔ）　　　　　（Ｂ
）コピー裏側に関する作動時間の変化Ｓ　は、方程式（
１）によって決定される。

Ｓ＋＝Ｆｄ−Ｄ＋２−Ｋｌ　　　　　　　　（１）また
も送りローラ４３の作動時間は、ＳあるいはＳ＋が正で
あれば早められ、負であれば後らされる。

中央処理装置５１が、Ｆ、Ｓ及びＳ２の値を計算するた
めには原稿及び受像材料の搬送方向長さについてのデー
タを付与されなければならないことは、上記諸方程式か
ら明らかである。複写機がただ１種の寸法の原稿及び受
像材料に関してのみ複写を行なうべく設］されている場
合、原稿及び受像材料の寸法のデータは一方のメモリ５
５あるいは５６に記憶されよう。複写機が異なる寸法の
原稿及び受像材料に・関して複写を行なうべく設計され
ている場合は、例えばホルダ１並びに受像材料の積重ね
を収容する該材料供給マガジンに、原稿の寸法並びに受
像材料の寸法を表わす信号を中央処理装置５１へ送るデ
テクタがそれ自体公知の方法で投首され得る。複写機が
、原稿及び受像材料の寸法に関するデータが操作者によ
って制御盤５１から入力され得るように構成されること
も可能である。

当然ながら本発明による複写機は、コピーのイメージフ
リーな縁領域の寸法の変更を求める指令を与えられた場
合制御装ｖ５０が常に最終結像倍率Ｆｄとして、中央処
理装置５１によって計算された結像倍率Ｆを選択するよ
うにも構成され得る。

計算された結像倍率Ｆがズームレンズ１３によって調節
され得る範囲内にある限り、得られるコピーのイメージ
フリーな縁領域の幅は操作者によって入力された値に等
しくなる。計算された結像倍率［：がズームレンズ１３
によって調節され得る範囲内にない場合は、前記調節可
能範囲内で最も近い値がＦｄとして選択される。計算さ
れた結像倍率Ｆが１よりも大きい時は、コピーに再生さ
れる像は複写機の性能が許す範囲で拡大される。制御［
Ｉ装置を像拡大が決して行なわれないように設計するこ
とも可能である。その場合、計算された結像倍率［が１
を上回ると、Ｆｄとして１１が選択される。

制、御装置５０は、Ｄｌ、Ｄ２、Ｄ　１及びＤ＋２＋ の値が複写されるべき各原ｉ毎に操作者により制御盤か
ら入力され得るようにも、あるいはまた必要な各複写指
令毎にＤｌ、Ｄ２、Ｄ＋１及びＤ＋２の値のうち何れか
一つのみが操作者により入力され得るようにも構成され
得る。

同一・書類に属する原稿のイメージフリーな縁領域は実
際上書に同一寸法を有するので、制ｉ装四５０の上記後
者の具体例には実質的に何らの問題も無く、該具体例は
むしろ必要な複写指令に関するデータの入力が迅速に実
施され得るという利点を有する。同一・書類に属する原
稿の中にイメージフリーな縁領域の寸法が他の原稿と異
なるものが幾つか存在する場合は、操作者はまずそれら
異なる原稿のコピーを、コピーのイメージフリーな縁領
域の寸法が、Ｌ２他の原稿のイメージフリーな縁領域寸
法に対応するように作成し得る。このように作成した」
ビーを操作者は、複写されるべき−・組の原稿中の異な
る原稿と差替え得る。多くの複写分野において、異なる
書類の原稿のイメージフリーな縁領域の寸法は実際１常
に同一である。そのような“標準原稿″について複写指
令が迅速に実行され得るように、制御装置５０は、原稿
のＤｌ、Ｄ２、Ｄ　１及びＤ＋２各々の固定値がメモリ
５６十 に記憶され得、かつ“標準原稿″複写の際にはいつでも
制ｍ＋盤で読出され得るように構成され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による複写機の概略的断面図、第２図は
第１図の複写機を制御する制御装置の説明図、第３Ａ図
〜第３Ｄ図は各々中央処理装置によって実行される計算
ルーチンのフローチャートである。 １．４１・・・・・・ホルダ、３，４，６．７・・・・
・・送り路、５．３４．３５・・・・・・コンベヤベル
ト、９・・・・・・露光窓、１０・・・・・・バー、１
１・・・・・・閃光燈、１２・・・・・・平面ミラー、
１３・・・・・・ズームレンズ、１５・・・・・・光導
電要素、１６・・・・・・駆動ローラ、１７・・・・・
・電荷付与デバイス、１８・・・・・・電荷除去デバイ
ス、１９・・・・・・露光面、２０・・・・・・現像デ
バイス、２１・・・・・・転写装置、２２・・・・・・
クリーニングデバイス、２３．２４・・・・・・無端ベ
ル１〜．２５．２６・・・・・・圧迫ゾーン、２１〜２
９．　３３．３６〜３８．４４〜４６・・・・・・案内
路、３０・・・・・・保持部材、３０Ａ　、　４２．４
３・・・・・・送りローラ、３９・・・・・・集積う°
−プル、４０・・・・・・デフレクタ、５０・・・・・
・制御装置、５１・・・・・・中央処理装置、５２・・
・・・・データバス、５３・・・・・・アドレスバス、
５４・・・・・・制御バス、５５・・・・・・読出し専
用メモリ、５６・・・・・・読出し／書込みメモリ、５
７・・・・・・制御１！。 ５８、５８Ａ・・・・・・接続回路、５８Ｂ・・・・・
・バス、６０〜６２・・・・・・入力ゲート、６３〜７
１・・・・・・出力レジスタ、７４・・・・・・デテク
タ、７５・・・・・・パルス発生器。　　。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）像を像一時支持体から受像材料シートへ転写する
   手段と、原稿の像を像一時支持体に形成する、結像倍率
   を変更され得る結像手段並びに受像材料シートを前記転
   写手段に供給する手段を含む複数個のプロセス実施手段
   と、プロセス実施手段を制御する制御手段とを含む複写
   機であって、複写されるべき原稿の互いに対向して位置
   する二つの余白縁領域それぞれの幅に関するデータ、並
   びに受像材料シート上の対応する縁領域の必要最小限の
   幅に関するデータを前記制御手段に供給し得る手段を更
   に含み、前記制御手段は受像材料上の縁領域の必要最小
   限の幅を実現するべく、供給されたデータに基づき結像
   倍率を少なくとも１個のプロセス実施手段の調節度ある
   いは作動時間とを計算し、かつ算出された値に従って当
   該プロセス実施手段を制御する制御信号を発生する手段
   を含むことを特徴とする複写機。
2. （２）受像材料上の余白縁領域の実現されるべき最小幅
   に関するデータが読出し／書込みメモリに記憶されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の複写機。
3. （３）原稿の寸法並びに受像材料の寸法に関するデータ
   を前記制御手段に供給する手段を含むことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項または第２項にに記載の複写機。
4. （４）“標準原稿”の余白縁領域の幅に関するデータが
   読出し／書込みメモリに記憶されることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項から第３項のいずれかに記載の複写
   機。