JPS61172261A - スライドガイド機構 - Google Patents

スライドガイド機構

Info

Publication number
JPS61172261A
JPS61172261A JP60011961A JP1196185A JPS61172261A JP S61172261 A JPS61172261 A JP S61172261A JP 60011961 A JP60011961 A JP 60011961A JP 1196185 A JP1196185 A JP 1196185A JP S61172261 A JPS61172261 A JP S61172261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
tray
retainer
guide mechanism
slide guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60011961A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349143B2 (ja
Inventor
Yuji Ikedo
勇二 池戸
Masao Ono
正夫 小野
Tsukasa Murakami
司 村上
Kazuhisa Enomoto
和久 榎本
Kenju Nakazawa
中澤 健樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP60011961A priority Critical patent/JPS61172261A/ja
Publication of JPS61172261A publication Critical patent/JPS61172261A/ja
Publication of JPH0349143B2 publication Critical patent/JPH0349143B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は所定支持部材上に設けられた移動体を往復動自
在に案内するスライドガイド機構に関する。
背景技術 スライドガイド機構としては、例えば本願出願人により
特願昭59−29309として提案されたフロン1ヘロ
ーデイングデイスクプレーヤに、■3けるものがある。
第21図に示されるように、このスライドガイド機構は
、所定支持部材としての横シャーシ150上において移
動体たるディスク担持部151(1〜レイ152及び=
lンテナ153等から成る)を前後方向く矢印Y方向及
びその反対方向)において往復動自在に案内覆るもので
ある。
当該スライドガイド機構は、横シャーシ150と、横シ
ャーシ150上であってディスク担持品移動方向に関す
る両側(左右両側)にディスク担持品移動方向に伸長し
て形成された断面略字状の一対の案内溝154及び15
5と、これら一対の案内溝と対向するようにディスク担
持部151(のうちトレイ152を構成するスライドベ
ース157)に形成された断面略V字状の案内溝158
及び159と、各々対向するこれら案内溝間に介装され
た第1ベアリング部材160と、該名案内溝の近傍に配
置されて上記スライドベース157の上面に当接する第
2ベアリング部材161ど、第1及び第2ベアリング部
+J’ 160及び161を回動自在に保持するリテー
ナ162及び163と、該第1及び第2ベアリング部材
を上記横シャーシ150に向(づて押圧Jる押え部材1
64及び165とを有している。
上記した構成のスライドガイド機構においては、上記し
た2つのりテーカ162及び163は上記各案内溝15
8,159に沿って移動自在であって、横シャーシ15
0上をディスク担持部151が往復動する際の第1及び
第2ベアリング部材160.161の転勤に伴って該両
ベアリング部材と共に移動する。なお、リテーナ162
.163の移動ス1〜ロークは、計障上、ディスク担持
部151の移動ス1〜ロークの半分どなり、該両リテー
ナの移動をその移動ス1−〇−クの端、すなわち、ディ
スク担持部151の移動ス1ヘロークの端に略対応づる
2つの位置にて規制する規制手段が設けられている。
ところが、第1及び第2ベアリング部+J 160 。
161とこれらが当接する案内溝154及び155等と
の間の摩擦力にはバラつきがあるため、ディスク担持部
151が1往復する毎に両リテーナ162.163が例
えば前方(矢印Y方向)に向(プて僅かずつ偏倚し、デ
ィスク担持部151の往復動が繰り返されるとこの偏(
I量が累積される。
すると、リテーナ162,163の前方移動が上記規制
手段によって規制された後にディスク担持部151の前
方移動が続けられる形となり、この場合、上記各ベアリ
ング部材の転勤はなされず、ディスク担持部と該各ベア
リング部材は共に摺れ合う状態どなる。
故に、ディスク担持部151の駆動をモータによってな
す場合、この摺れ合いによって生ずる比較的大きな抵抗
ツクを上回る動力を発生するものが必要となり、また、
駆動〕〕をディスク担持部に伝達するための動力伝達機
構も大きくなって当該スライドガイド機構及び該モータ
等を含む装置全体が大型になってしまうという問題があ
った。
発明の概要 5一 本発明は」1記した点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは例えば上記したディスク担持部
などの移動体を駆動するための駆動機構を小型なものに
し得るスライドガイド機構を提供することである。
本発明によるスライドガイド機構は移動体を最往動位置
と最復動位置の間で往復動自在に案内J−るスライドガ
イド機構であって、所定支持部材と、前記支持部材及び
移動体に前記移動体の移動方向に沿って且つ互いに略対
面して設りられた案内路と、前記案内路間に前記案内路
に治って並設された複数の第1ベアリング部材と、前記
案内路の近傍に配置されて前記移動体の前記支持部材と
の反対向面に当接する第2ベアリング部材と、前記移動
体の移動方向において移動可能に設(プられて前記第1
及び第2ベアリング部材を回動自在に保持するリテーナ
と、前記第1及び第2ベアリング部材を前記支持部材に
向けて抑圧する押え部材と、前記リテーナの移動を前記
移動体の往復動に対応する所定の2つの位置にて規制す
る規制手段とを有し、前配挿え部材のうち前記リテーナ
の少なくとも一方の移動規制位置に略対応する部分のベ
アリング押圧力が他の部分のベアリング押圧力よりも小
ざくなるようになされていることを特徴としている。
実  施  例 以下、本発明の実施例どしてのスライドガイド機構を備
えたフロントローディングディスクプレーヤを添付図面
を参照しつつ説明する。
図において、参照符1はフロントローディングディスク
プレーヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面部、すな
わちフロントパネル3には後述1−るディスク担持部が
ハウジング外に突出し得るように、左右方向に伸長する
長方形の開口部3aが設【づられている。但し、ここで
言う左右とは矢印Yにて示される前方に向けてのもので
あり、矢印X方向が左方である。又、矢印Z方向は上方
を示す。なお、図示されてはいないが、リアパネル3上
には当該ディスクプレーヤの操作をなすためのスイッチ
群が設りられている。
第2図及び第4図に示されるように、ハウジング2内に
は支持部材としてのメインシャーシ5が設りられている
。第2図ないし第5図から明らかなように、メインシャ
ーシ5の右端部上面には支持部材たる長手サブシャーシ
6が前後方向に伸長して配置されており、且つ、ネジに
てメインシャーシ5に固定されている。このサブシャー
シ6の上面には前後方向に伸びる案内路としてのV溝6
aが形成されている。また、サブシャーシ6上には鋼板
等を曲げ加工してなる長手押え部材7がV溝68と対向
するにうにネジ固定されている。
一方、フロントパネル3に形成されたディスク担持部突
出収納のための開口部3aの近傍には樹脂などから成る
支持体9が配設されており、且つ、ネジなどによってメ
インシャーシ5に取り付りられている。この支持体9と
」:配挿え部材7との間には1〜レイ10 ′IJ<設
けられている。トレイ10は樹脂などから成るカバ一部
材11と、鋼板等を加工してなり該カバ一部材の右側に
サブシャーシ6と対応すべく固設されたスライドベース
12等どにより形成されている。スライドベース12に
はサブシャーシ6に設りられたV溝6aと対向するよう
に案内路たるV溝12aが形成されており、該両V溝間
にはリテーナ14により回動自在に保持された例えば2
つの第1ベアリング部材14aが介装されている。また
、V 満6 a及び12aの近傍には例えば2つの第2
ベアリング部材14.bが配置され、且つ、スライドベ
ース12のザブシャーシ6との反対向面に当接している
。該第2ベアリング部材もリテーナ14によって回動自
在に保持されている。上記した押え部材7は第1ベアリ
ング部材14a及び第2ベアリング部+J 14 bを
サブシャーシ6に向けて押圧する作用をなす。
上記したサブシャーシ6と、一対のV溝6a。
12aと、第1及び第2ベアリング部材14a。
14bと、リテーナ14と、押え部材7とによって、カ
バ一部材11及びスライドベース12等から成るトレイ
10(後述Jるディスク担持部の一部)の右側部を前後
方向においてのみ往復動自在に且つ少なくとも2箇所に
て支持して案内する案内手段たるスライドガイド機構が
構成されている。
また、フロントパネル3に形成された開口部3aの近傍
に配置された支持体9は、1へレイ10(従って、上記
ディスク担持部)の左側部を前後方向においてのみ移動
自在に且つ少なくとも1箇所にて支持するものであって
、カバ一部+、Jll(1−レイ10の一部)に固設さ
れたスライドプレート15と摺動自在に係合している。
これらスライドガイド機構及び支持体9によって、上記
トレイ10(従って、ディスク担持部)の全体をハウジ
ング2に対して移動自在に支える案内支持機構が構成さ
れている。なお、1〜レイ10の前端にはフロントパネ
ル3の開口部3aに嵌合してこれを閉塞する化粧パネル
16が取り付けられている。
ここで、第5図に示されるように、上記スライドガイド
機構の一部をなす押え部材7の前後両端部にはリテーナ
1/I(例えば第4図示)と係合可能な突起7a及び7
bが設けられている。上記スライトガイド機構において
は、1ナブシヤーシ6十をトレイ10が往復動する際の
第1及び第2ベアリング部材14.a、14bの転勤に
伴ってリテーナ14が移動するのであるが、該リテーナ
の移動ストロークは計算上、1〜レイ10の移動ス1へ
ローフの半分となる。上記突起7a及び7bは該リテー
ナの移動をその移動ストロークの端、すなわち、トレイ
10の移動ストロークの端に各々対応する2つの位置に
て規制する規制手段として作用する。
第5図に示されるように、押え部材7には、該押え部材
のうち上記リテーナ14の後方移動規制位置に略対応す
る部分のベアリング押圧力が他の部分のベアリング押圧
力よりも小さくなるJ:うにスリット7Cが形成されて
いる。押え部′4A7の一部分のベアリング押圧力を他
の部分のベアリング押圧力よりも小さくする手段として
はこのための特別な機構を設けるなど種々のものが考え
られるが、このようにスリット7Cによればコス1へが
極めて安く押えられる。また、スリット7Cに限らず、
リテーナ14が後方移動規制位置に達したとぎの第1及
び第2ベアリング部材14a、14bの位置に対応して
、押え部材7に第2ベアリング部材1/Ibが嵌入し得
る凹部を形成する構成としても同様の効果が得られる。
第1図、第4図及び第6図から明らかなように、トレイ
10には、該トレイと共にハウジング2の外部に突出し
得かつ該トレイと協働して演奏さるべきディスク18(
例えば第1図示)を担持し且つ該ディスクを上下方向く
矢印Z方向及びその反対方向)に移動せしめるための一
対の長手支え部(119及び20 h<設けられている
。この一対の支え部材19.20をコンテナと総称し、
該コンテナはトレイ10と共にディスク担持部を構成し
ている。支え部材19及び20は前後方向において互い
に平行に伸長しており、その短手方向における一端部に
て各々揺動自在にトレイ10に取りイ」けられている。
トレイ10の構成部材である)Jバ一部材11にはその
軸中心が上下方向と一致する円筒状四部’Ilaが設け
られている。円筒状凹部11aの4隅には開口部11b
が形成されて、13す、一対の支え部材19.20の自
由端部の各一部分19a、20aがこの開口部11bか
ら該円筒状凹部内に突出している。第7図から特に明ら
かなように、開口部11bから突出した各一部分19a
、20aのうち一方、例えば19aには、ディスク18
の主面を支持する支持部19hど、該支持部に連続し且
つディスク18の外周が係合可能なテーパ状ディスク案
内部19cとが形成されている。また、もう一方の支え
部材20の一部分20aにも、支え部材19の一部分1
9aと対称形状の支持部20b及びテーパ状ディスク案
内部20Cが形成されている。なお、一対の支え部材1
9及び20(7)揺動支持f*19d 及ヒ20d ハ
、該各支え部材の自由端部が後述するターンテーブルに
近づく方向に揺動したときに該自由端部がターンテーブ
ルの回転中心に向けて移動するように配置されている。
すなわち、ディスク18をターンテーブル上に載置する
ための支え部材19.20の揺動に伴って、該各支え部
材のテーパ状ディスク案内部19c、20cがディスク
外周から離脱J−るように揺動支持軸19(l及び20
(1が配置されているのである。
ここで、上述した支持部19b、20bは、ディスク1
8の主面の外周端部、即ち、情報が記録されていない部
分を支持Jるようになされている。
上記したことから明らかなように、トレイ1oの(うち
カバ一部材11に形成された)円筒状凹部11a内に挿
入されるディスク18はその外周に係合するディスク案
内部19c及び20cによって正確に支持部19b、2
Ob上に案内されることから、このようにディスク主面
のうち情報が記録されていない部分のみでのディスク支
持が可能となり、故に、ディスク記録面が微粒子等との
接触によって損傷する懸念が全くなくなっているのであ
る。
第3図ないし第6図に示されるように、トレイ10の構
成部材であるスライドベース12の右側には前後方向に
伸長する長手移動部材23が配置されており、且つ、該
スライドベースに前後方向において移動自在に取り付け
られている。この移=14− 動部材23は樹脂などからなり、その下端部に略全長に
亘ってラック部23aが形成されている。
第3図及び第4図に示されるように、ザブシャーシ6の
前端部右面には、移動部材23に形成されたラック部2
3aと噛合する歯車24を同軸に有するプーリ25が回
動自在に取り付けられている。プーリ25の後方にはそ
の出力軸に小プーリ26aが嵌着されたモータ26が配
置されており、この小プーリ26aとプーリ25とには
ベル1〜27が架設されている。上記した歯車24と、
プーリ25と、小プーリ26aを含むモータ26と、ベ
ルト27とによって、移動部材23に駆動力を付与せし
める駆動力付与機構が構成されている。
第3図及び第6図に示されるJ:うに、トレイ10の後
端部近傍には左右方向に伸長する長手レバ一部材3oが
配置されている。このレバ一部材30の左右両端部には
左右方向に伸びるピン30aが突設されており、レバ一
部材30は該ビンによってトレイ10(のカバ一部材1
1)に回動自在に取り付けられている。レバ一部材30
の回動一端部、この場合、下端部は移動部材23に枢着
せられている。詳しくは、レバ一部材30の右端部下部
には右方に向けて伸びるビン30bが設りられており、
このピン30bが移動部材23の後端部に形成されたU
字状凹部23bに摺動自在に嵌合しているのである。第
6図から明らかなように、レバ一部+J’ 30はその
回動他端部、即ち、ビン3Qaに関してピン30bどは
反対側の端部においてコンテナたる支え部材19.20
の各自由端部下面に当接している。一方、同じく第6図
に示されるにうに、両支え部材19及び20の間にはコ
イルスプリング31が介装されており、該両支え部材は
該コイルスプリングによって第4図におりる矢印P方向
にイ」勢されている。寸なわら、移動部材23が1へレ
イ10に対して後方(矢印Y方向の反対方向)に駆動さ
れることによって連動手段たるレバ一部I、f130が
第3図におりる矢印Q方向に回動せしめられ、これによ
り各支え部材19及び20がコイルスプリング31の付
勢力によって矢印P方向(第4図示)に揺動するように
なされているのである。
次いで、トレイ10がハウジング2内の収納位置に達す
るまではコンテナたる両支え部材19及び20をトレイ
10に対してロックし、且つ、トレイ10が該収納位置
に達すると支え部材19゜20の該トレイに対するロッ
ク状態を解除せしめ月つトレイ10を支持部拐たるサブ
シャーシ6に対してロックするロック・解除手段につい
て説明する。
第2図ないし第5図に示されるように、サブシャーシ6
の上面であってV溝6aの右方には該V溝と平行に伸び
るスライド部6cが形成されている。但し、このスライ
ド部6cは単に平面状の部分であって他の部分に対して
形状的に区別されるものではない。また、第6図にも示
されるように、移動部材23の左側面には該スライド部
6cに対応して張出部23dが設(プられている。これ
らスライド部6C及び張出部23dの夫々の対向面には
、移動部材23、従ってトレイ10がハウジング2内の
収納位置にあるときに対向するように第1凹部6d及び
第2凹部23eが形成されている。
なお、第5図はトレイ10がハウジング2内に収納され
た状態を示し、第1図ないし第4図は1−レイ10がハ
ウジング2の外部に突出した状態を示している。一方、
トレイ10の一部であるスライドベース12の後端部に
は右方に突出する小さな突出部12bが形成されている
。この突出部12bはスライド部6Cと張出部23dの
間に位置しており、該突出部には上記第1凹部6d及び
第2凹部2 ’3 eと対向可能な丸い開口部(参照符
号なし)が設りられている。該開口部内には第1凹部6
d及び第2凹部23eに係合し得る球状の回動可33が
配置されている。ここで、第3図においてdaにて示さ
れる寸法、即ち、移動部材23の張出部23dとサブシ
ャーシ6上のスライド部6cとの相対移動範囲内におけ
る対向面間距離は回動可33の外径寸法より小さくなっ
ている。また、同じく第3図においてdbにて示される
寸法、即ち、張出部23dとスライド部6cの各対向面
のいずれか一面と第1凹部6d及び第2四部23eのう
ち該−面に対向する四部の底面との離隔距離が回動可3
3の外径寸法よりも僅かに大となっている。
第1凹部66、第2凹部23e及びスライドベース12
の突出部12bに設けられた間口部(参照符号なし)が
同軸に対向したとぎに、トレーr10の構成部材たるス
ライドベース12の前端屈曲部12C(第3図示)がザ
ブシャーシ6の前端部に係合して、トレイ10のザブシ
ャーシ6に対するトレイ収納方向(後方)への移動が規
制されるようになされている。また、第1凹部6d、第
2凹部23e、スライドベース12の突出部12bに設
けられた上記開口部が対向したとぎに、移動部材23の
トレイ10に対するトレイ突出方向(前方)への移動が
規制されるようになっている。
上述した第1凹部6dと、第2四部23eと、突出部1
2bに形成された開口部と、回動可33と、第1凹部6
d、第2凹部23e及び上記開口部が夫々対向したとき
にトレイ10のサブシャーシ6に対するトレイ収納方向
への移動を規制し且つ移動部材23のトレイ10に対す
る[・レイ突出方向への移動を規制する規制手段とによ
って、1へレイ10がハウジング2内の収納位置に達す
るまではコンテナたる支え部材19.20をトレイ10
に対してロックし、口つトレイ10が上記収納位置に達
するど該両支え部材のトレイ10に対するロック状態を
解除せしめ且つトレイ10を支持部材たるサブシャーシ
6に対してロックするロック・解除手段が構成されてい
る。
また、該ロック・解除手段と、サブシャーシ6等を含む
上記案内支持機構と、トレイ10及び支え部材19.2
0等からなる上記ディスク担持部と、移動部材23ど、
モータ26等からなる駆動力付与(幾構と、これらに関
連する周辺小部材とによって、演奏さるべきディスク1
8を担持し且つ第1所定方向く前後方向:矢印Y方向及
びその反対方向)及びこれに垂直な第2所定方向く上下
方向:矢印7方向及びその反対方向)に該ディスクを移
動させて演奏位置、すなわち後述するターンテーブル上
に搬送するディスク搬送機構が構成されている。
次に、ハウジング2内に設けられてディスク演奏をなず
演奏手段について説明J−る。
第2図、第4図及び第5図に示されるJ:うに、サブシ
ャーシ6と支持体9の間には機器を搭載する搭載板とし
てのメカシャーシ35が配設されている。メカシャーシ
351;L 4つの脚部36を有し第4図から明らかな
ように、支持部材たるメインシャーシ5に防振部祠であ
るインシュレータ37を介して該脚部にて取り付けられ
ている。インシュレータ37は、支持部材であるメイン
シャーシ5に下端部に形成されたオシ部にて螺合して固
着する剛性柱状脚部材38と、略円筒状に形成されて柱
状脚部材38に所定間隙を隔てて外嵌され且つ下端部に
おいて該脚部材に固着された粘弾性部材39とによって
構成されている。粘弾性部材39は搭載板たるメカシャ
ーシ35の脚部36の下端部に形成された円形間口部3
6aにその上端部近傍の外周において嵌着ゼしめられて
いる。また柱状脚部材38は粘弾性部材3つの上端部か
ら突出せしめられており、該突出部に上記間口部36a
の縁部と共に該粘弾性部材の上端部を僅かな間隙を隔て
て挾むフランジ部38aが設けられている。
第8図ないし第10図から明らかなように、メカシャー
シ35にはその中央部から後端部に亘る略矩形の開口部
35aが形成されており、該開口部内にキャリッジ42
が嵌挿せられている。キャリッジ42はディスク18か
ら情報を読み取るための光学式ピックアップ手段(図示
せず)を内装したものである。キャリッジ42の、右方
には前後方向において伸長する1本のガイドシャフト4
3が配置されており、且つ、その両端部にてメカシャー
シ35に取り付けられている。キャリッジ42の右端部
は該ガイドシャフト43に摺動自在に外嵌している。一
方、第11図(a)及び(b)から明らかなように、ギ
ヤリッジ42の左端部には例えばナイロンなどの樹脂か
ら成る調整用ネジ4.4が螺合せしめられており、該調
整用ネジのネジ部先端がメカシャーシ35の上面に摺動
自在に当接している。キャリッジ42はこれらガイドシ
ャフト43及び調整用ネジ44から成る案内手段によっ
て案内されるのである。
ここで、調整用ネジ44について詳述しておく。
この調整用ネジ44はキャリッジ42を案内する上記案
内手段の一部としてのみでなく、キャリッジ42に内装
された光学式ピックアップ手段の例えばタンジエンシャ
ル方向にお(プる調整をなすために設けられたものであ
る。従って、調整後に該調整用ネジ44が緩まぬように
ネジ固定が施されている。第14図(aないしくC)に
示されるように、当該調整用ネジにはネジ部外周にネジ
の軸方向に沿ってスリット44aが形成されており、該
調整用ネジが螺合する雌ネジと該スリブ1〜との間に接
着剤が充填されている。
スリット44aはネジ頭部44bに達しており、且つ、
該ネジ頭部をネジめ軸方向において貫通している。この
ように、スリット44aをしてネジ頭部を貫通せしめる
ことによって、調整作業終了後にネジ頭部44b上に問
いたスリブ1〜448の開口部から接着材を充填するこ
とが可能となり、ネジ固定作業が簡単となる。スリット
44aがネジ頭部44を貫通していないと、あらかじめ
スリット4−4 a内に接着剤を付着させた状態で調整
用ネジ44をキャリッジ42に螺合せしめることとなり
、この場合、螺合につれて接着剤が外方に溢れ出てくる
懸念があり、作業が非當に煩刹(となる。
また、調整用ネジ44のネジ部の外径はこれが螺含寸べ
き雌ネジの谷径よりも僅かに大となっている。ネジ部の
外径をこのように設定したことと上記スリット44aを
設けたこととが相まって、調整用ネジ/1.4は所定の
弾発力を以て上記雌ネジに螺合することになる。故に、
調整作業と接着剤充填作業の間に多少の外力が加わるこ
とがあっても該調整用ネジが緩んで調整状態が変動する
ということは起こらない。なお、調整用ネジ44のネジ
部の谷径を上記雌ネジの内径よりも僅かに大としてもこ
れと同様の効果が得られる。
説明を元に戻す。第9図及び第10図並びに第11図(
a)、〈b+に示されるように、キャリッジ42を往復
動自在に担持したメカシャーシ35には、ガイドシャフ
ト43の近傍に且つ該ガイドシャフトど平行に配置され
たスクリューシャフト/1.6が両端部において回転自
在に取り付【づられている。
スクリューシャフト46の前方には駆動源としてのモー
タ47が設けられており、スクリューシ(7フト46は
このモータ47によってプーリ47a。
47b及びベルト47cを介して回転駆動される。
第10図、第11図(a)及び+b+ ニ示されルに 
ウニ、キャリッジ42の右端部にアーム部材/1.9が
その一端部において取り付(プられている。アーム部材
49の他端部には一対のハーフナツト50a、5obが
一体的に設けられており、且つ、スクリューシャフト4
6に螺合している。各ハーフナツト50a 、50bは
互いにスクリューシャフト46を挾むように配置されて
おり、且つ、スクリューシャフト46の軸中心と平行な
方向において所定距離だけ離隔せしめられている。
上記したアーム部材49と、該アーム部材と一体的に設
けられた雌ネジ部材としてのハーフナツト50a 、5
0bとによって、スクリューシャツ1〜46の回転力を
キャリッジ移動力に変換するための変換機構が構成され
ている。また、該変換機構と、スクリューシャフト46
と、モータ47等とによって、キレリッジ42に駆動力
を付与lしめる駆動)]+j与手段が構成されている。
ここで、上記変換機(14について詳しく説明する。
第12図から特に明らかな如く、アーム部材49のキャ
リッジ42への取り付は端部にはスクリューシャフト4
6の軸中心と平行な方向にd5いて且つ互いに相反方向
に突出した一対の突起49a。
49bが設けられている。突起4.9 a及び49 b
は各々の伸長方向に直角な断面形状が180状となって
おり、第13図から特に明らかなように、キャリッジ4
2の右端部上面にスクリューシャフト46の軸中心と平
行な方向において形成された一対のU溝42a及び42
b内に該各突起が嵌合することによってアーム部材49
がキャリッジ42に取り付けられている。なお、第11
図(a)に示されるように、キャリッジ42には、各U
 lti 42 a及び42bから突起49a、49b
が離脱せぬように、抜は止め部材51が設けられている
上記の如く、U溝42a、42b内に断面路O状の突起
4.9 a及び49bを嵌合せしめることによって、ア
ーム部材4つが、キャリッジ42への取り付は端部を中
心としてスクリューシャフト46の軸中心に直角な面内
において回動可能どなっているのである。このようにキ
ャリッジ42に対してアーム部材49を回動可能とする
構成は他にも種々考えられるが、U溝42a、42bど
突起49a 、49bとによってこれをなすことにより
、構造が極めて簡単となっているのである。
また、一対のU iM 42 a及び42bの離隔距離
:Sa  (第13図示)は、アーム部材49の幅寸法
:Sb  (第12図示)よりも大となっており、これ
によって、アーム部材49がスクリューシャフト46の
軸中心と平行な方向において38−3bの範囲で移動可
能となっている。但し、アーム部材49に突設された舌
状部49cと該アーム部材との間に、キャリッジ42に
形成された突部42cが弾性的に挾まれるようになって
おり、アーム部材49がスクリューシャフト46の軸中
心と平行な方向においてがたつくことはない。
例えば第8図及び第9図に示されるように、キャリッジ
42の移動方向上であって前方にはディスク18を担持
するターンテーブル54が配置されている。ターンテー
ブル54はメカシャーシ35に固設されたスピンドルモ
ータ55によって直接回転駆動される。第9図から明ら
かなj;うに、ターンテーブル54にはディスク18の
中心孔18a  (第1図示)に嵌合してディスク中心
を該ターンテーブルの回転中心と一致せしめるためのテ
ーパ状ガイド部54aが形成されている。
上)ホしたターンテーブル54と、スピンドルモータ5
5と、キャリッジ42と、スクリューシャフト/16を
含みキャリッジ42に駆動ノコを付与せしめる駆動力付
与手段と、ガイドシャフト43等から成る案内手段と、
これらに関連する周辺小部材とによって、ディスク演奏
をなず演奏手段が構成されている。
上記したことから明らかなように、当該演奏手段は搭載
板たるメカシャーシ35上に設けられており、前述した
ディスク搬送機構とは分離され月つハウジング2に対し
て該ディスク搬送機構と個別に取り付けられている。な
お、後の説明で詳述するが、少なくともディスク演奏中
は上記演奏手段とディスク搬送機構の機械的連結状態が
解除されるようになされている。また、前述したJ:う
に、上記演奏手段を搭載したメカシャーシ35は防振部
材としてのインシュレータ37を介してメインシャーシ
5、従ってハウジング2に対して固定されている。この
ようになされていることにJ:って、光学式ピックアッ
プ手段等を含む演奏手段には外部振動がほとんど伝わら
ず、円滑なる演奏が行われ得るのである。
次いで、演奏位置、即ち、ターンテーブル54上に搬送
されたディスク18をクランプするクランプ機構につい
て説明する。
第2図、第3図及び第15図に示されるように、メカシ
ャーシ35上にはトレイ10の移動方向、即ち前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に延在する揺動部材5
8が配置されており、且つ、そのトレイ収納方向側の端
部(後端部)にて支持fft 58 aを介してメカシ
ャーシ35に揺動自在に取り付けられている。支持軸5
8aはターンテーブル54の回転面と平行に、この場合
、左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸長して
いる。
ここで、第3図に示される揺動部材58の位置を非クラ
ンプ位置と称し、該揺動部材が下方に所定角度だけ揺動
した位置を該揺動部材のクランプ位置ど称する。揺動部
材58はこのクランプ位置と非クランプ位置の間で揺動
するのである。なお、揺動部材58は支持軸58aの後
方に配置されたコイルスプリング59によって上記クラ
ンプ位置に向けて付勢されている。
揺動部材58の前端部、ずなわち自由端部には円盤状の
抑圧部材60が球状ベアリング部jjA60aを介して
その軸中心を中心として回転自在に取り付けられている
。この抑圧部材60は、ターンテーブル54と協働して
ディスククランプ作用をなすものである。第15図から
特に明らかなように、押圧部材60は、揺動部材58の
揺動支持端部から自由端部に向う方向において該押圧部
材の一部が該自由端部から突出するように保持されてい
る。なお、この場合、抑圧部材60はその直径の約3分
の1が上記自由端部から突出せしめられている。また、
同じく第15図に示されるにうに、揺動部材58は押圧
部材60を、支持軸58aど平行な方向、即ち、左右方
向における両端部において一対の爪58bによって保持
している。これによって、押圧部材60は支持軸58a
に対して直角な面内(第3図にて矢印Rで示される)に
おいて所定範囲内で回動可能となっている。
第3図及び第15図に示されるように、揺動部材58の
揺動部には該揺動部材と平行に伸びるレバ一部材63が
設けられている。レバ一部材63には該レバ一部材の後
端部からその全長の約4分の1の位置に揺動部材58の
支持軸58aと平行に伸びる軸63aが突設されており
、揺動部材58に形成された係合爪58dにこの軸63
aが係合することによってレバ一部材63が揺動部材5
8に取り付けられている。従って、レバ一部材63は軸
63aを中心として回動自在となっている。
レバ一部材63の回動一端部、この場合、後端部は支持
軸58aに対して枢着せしめられている。
詳述すると、第8図ないし第10図にも示されるように
、メカシャーシ35の後端部に路上方に伸び且つその先
端部が前方に向けて屈曲したブラケット部64が設【ノ
られており、該ブラケット部の先端に支持軸58aと平
行に伸長すべく形成された軸64 aにレバ一部材63
の後端部が枢動自在に係合しているのである。更に詳し
くは、レバ一部材63の後端部にはブラケット部64の
軸64aを上下方向において挾む挾持部63b及び63
Cが形成されているのである。一方、レバ一部材63の
回動他端部、即ち、前端部63dは、押圧部材60のタ
ーンテーブル54との対向面周縁部に当接している。
上記レバ一部材63を設けたことににって、揺動部材5
8が上記非クランプ位置にあるときに抑圧部材60がタ
ーンテーブル54の回転面に対して平行に保持されるの
である。
第3図に示されるように、揺動部材58には、該揺動部
材が上記クランプ位置に達したときにレバ一部材63の
前端部に形成された係合突起63eに係合して該レバ一
部材の回動を規制する規制部58eが設けられている。
また、話は前後するが揺動部材58に形成されてレバ一
部材63の軸63aと係合する係合爪58dは可撓性を
有している。また、レバ一部材63に形成されてブラケ
ット部64の軸64aに係合する挾持部63b。
63cも可撓性を有している。すなわち、レバ一部材6
3の回動中心部及び後端部は、揺動部材58及びブラケ
ット部64(従って、支持軸58aに対して)に対して
弾性的に取り付けられているのである。
揺動部材58が上記クランプ位置に達するとレバ一部材
63の前端部63dは押圧部材60の外周縁部から離脱
するのであるが、同時に、レバ一部材63も自由に動き
得る状態となる。上記したように規制部58eを設け、
更にレバ一部材63を弾性的に支持することによって、
該レバ一部材は所定の弾発力を以て拘束され、該レバ一
部材の外部振動に対する共振等が抑えられるのである。
また、揺動部材58にレバ一部材63を取り刊ける場合
、上記した係合爪58dを撓まけつつ該レバ一部材を差
し込むだけでよいので、取付作業が筒中となっている。
また、レバ一部材63の後端部とブラケット部64の軸
64aどを連結する場合も、挾持部63b 、63cを
撓ませてこれらの間に軸64 aを挾み込むだけで該連
結が完了する。
第3図から特に明らかなように、移動部材23の往復動
に応じてコンテナたる一対の支え部材19及び20を揺
動せしめるためのレバ一部材3゜は、その回動他端部、
即ち、上端部において揺動部材58に係合している。詳
しくは、揺動部材58の下面にはトレイ移動方向(前後
方向)に沿って直線状カム部58(Iが形成されており
、レバ一部材30の上端部は該直線状カム部に摺動自在
に係合している。すなわち、1〜レイ1oがハウジング
2内の収納位置に達した後の移動部材23の後方移動に
よってレバ一部材30が矢印Q方向に回動して、揺動部
材58が上記クランプ位置に向けて揺動するようになさ
れているのである。
ここで、レバ一部材30の上端部、すなわち揺動部材5
8の直線状カム部589との係合部は[1−ラ部U30
dとなっている。このように、ローラ部材30dを設け
たことににって、レバ一部材30の上端部と直線状カム
部58(]との相互層動は円滑なものとなるのである。
また、揺動部材58が上記クランプ位置に達した後もレ
バ一部IJ’ 30は矢印Q方向に所定角度だ()回動
じて、レバ一部材30のローラ部+A 30 (1が直
線状カム部58qから離隔するようになされている。こ
のように構成されていることによって、揺動部材58と
共にメカシャーシ35上に搭載された演奏手段(前述)
とディスク搬送機構の一部である移動部+123との機
械的連結状態はディスク演奏中は完全に解除されること
となる。従って、上記ディスク搬送機構から上記演奏手
段に外部振動が伝達する懸念は全くなく、円滑なる演奏
が行ねれるのである。
上記したレバ一部材30と、揺動部材58と、コイルス
プリング59と、押圧部材60ど、揺動部材58に設け
られたレバ一部材63と、これらに関連づる周辺小部材
どによって、演奏位置、すなわちターンテーブル54上
に搬送されたディスク18をクランプするクランプ機構
が構成されている。
第3図、第5図及び第6図に示されるように、トレイ1
0の構成部材であるカバ一部材110右jね端部上面に
は、上記クランプ機構の揺動部材58に形成された直線
状jJム部589に該トレイがハウジング外に突出して
いるときに係合Jるローラ部材65が設けられている。
このローラ部材65は揺動部材58を非クランプ位置に
て保持覆る保持手段として作用する。
第3図に示されるように、サブシャーシ6の前端部下方
には検知スイッチ68が固設されている。
この検知スイッチ68は移動部材23の所定位置に突設
された突起(参照符@なし)が係合することによって、
トレイ10のハウジング2内への収納完了、ディスクク
ランプ完了、トレイ10のハウジング外への突出完了を
検知するための信号を発する。また、第10図に示され
るように、メカシャーシ35の下面には光学式ピックア
ップ手段を担持したキャリッジ42の一部が係合1−る
ことによって該キャリッジが移動限界位置に達したこと
を検知するための検知スイッチ6つが設【Jられている
尚、上記した各検知スイッチ68及び6つから発せられ
る検知信号はハウジング2内に設りられた制御部(図示
せず)に伝達される。また、これら各検知信号に応じて
該制御部から送られる動作信号によって、モータ26及
び47並びにスピンドルモータ55が後述する所定のタ
イミングにて動作するのである。
次に、上記した構成のフロントローディングディスクプ
レーヤの動作を、第18図ないし第20図をも参照しつ
つ演奏手順に沿って簡単に説明する。
まず、第1図に示されるようにディスク18をハウジン
グ2外に突出した1〜レイ10の円筒状四部11a内に
嵌挿さば、旧つ、コンテナたる支え部材19及び20く
第6図参照)上に載置する。
なa3、トレイ10及び支え部IJ19.20等からな
るディスク担持部のハウジング外への突出動作は以下に
述べる収納動作の全く逆の過程を辿ってなされるので詳
述しない。
ディスク18を載置せしめたら、ハウジング2のフロン
トパネル3上に設けられたスイッチ群〈図示ぜ“ず)の
うちローディングスイッチを押す。
Jると、モータ26が回転を始めて歯車211が回動し
、移動部材23が後方に駆動される。但し、例えば第3
図に示されるように、スライドベース12の突出部12
bに形成された開口部(参照符号なし)に嵌挿された回
動可33が、移動部材23の張出部23dに形成された
第2四部23eに係合していることによって、移動部材
23はスライドベース12を含むトレイ10に対して移
動し得ず、従って、支え部)A19及び20はトレイ1
Oに対してロックされている。故に、歯車24の回動に
よって、移動部材23とトレイ10の1糸方への移動の
みがなされる。なお、回動可33は1〜レイ10の後方
移動に伴って、第2四部230に係合したままサブシャ
ーシ6のスライド部6C上を転動する。
トレイ10がハウジング2内の収納位置に達Jると、ト
レイ10の構成部材であるスライドベース12の前端屈
曲部12’Gがザブシャーシ6の前端部に当接し、第1
6図に示される状態どなる。
なお、第17図はこの状態の平面図である。第16図か
ら明らかなように、このとき第1凹部6d。
第2四部23e及び突出部12bの開口部(参照符号な
し)が同軸に対向する。移動部材23には後方への駆動
力がなおも与えられているので、スライドベース12の
前端屈曲部12cがザブシャーシ6の前端部に当接して
該スライドベースの後方移動が停止せしめられたことと
相まって、回動可33は第2凹部23eを離脱して第1
四部6d内に入り込む。これにより、スライドベース1
2を含む1〜レイ10はサブシャーシ6に対してロック
され、同時に移動部材23のトレイ10に対するロック
状態、従って、コンテナたる支え部材19.20のトレ
イ10に対するロック状態は解除せしめられる。かくし
て移動部材23のみの後方移動が続(プられて第18図
及び第19図の状態に至る。すなわち、移動部材23の
みの後方移動に伴ってレバ一部材30がビン30aを中
心として回動し、これにJ:って、第19図に示される
ようにディスク18を担持した支え部材10及び20が
揺動する。よって、ディスク18の中心孔18a 〈第
1図示)がターンテーブル54のテーパ状カイト部54
aに嵌合し、ディスク18は該ターンテーブル上に載置
される。また、第20図に示されるように、このとき支
え部材19(及び20)の支持部19b (及び20+
1>はディスク18から離れ、ディスク18はターンテ
ーブル54と共に回転可能となる。
一方、第18図に示されるように、上記支え部材19及
び20の下方への揺動に伴って、レバ一部材30のロー
ラ部材30dに直線状カム部58Qにて係合している揺
動部材58がコイルスプリング5つによる付勢ツノによ
り下方に揺動し、該揺動部材の自由端部に設(プられた
押圧部材60がディスク18の上面に押し付けられてデ
ィスク18はクランプされる。
移動部材23が後方移動限界位置に達すると、該移動部
材の前端部所定位置に突設された突起(図示せず〉が検
知スイッチ68に係合して該検知スイッチが動作する。
前述した制御部(図示ゼず)は、検知スイッチ68が動
作して検知信号が発せられたことと、トレイ10が収納
方向に駆動されていることとを合わせて、該1ヘレイを
含むディスク担持部がハウジング2内の収納位置に達し
たと、また、ディスククランプが完了したものと判断し
てモータ26を停止ぜしめる。この状態でディスク演奏
が可能となる。
ここで、聴取者がディスク18の入れ間違い等に気づき
、手等によりトレイ10の収納動作を止めた場合、また
はその他の原因により(ヘレイ10のハウジング2内へ
の収納を阻止づ−る異常負荷が加えられた場合について
説明する。
トレイ10.従って、上記ディスク担持部の収納動作が
途中で阻止された揚台、上記した検知スイッチ68はい
つまでも動作することはない。収納動作にはほぼ一定の
時間を要するのであるが、上記制御部はモータ26が回
転を開始した時点からこの一定時間を経た後も検知スイ
ッチ68が動作しないことを上記異常負荷がIIIえら
れたものと判断する。そして、この場合、モータ26を
反転動作せしめてトレイ10を突出方向に駆動する。
上記異常負荷も加えられることなく、ディスク18のロ
ープ゛イングが完了すると、スピンドルモータ55が回
転し、同時にモータ7′I7が回転してキャリッジ42
〈例えば第10図参照)が動作し始めてディスク演奏が
開始される。
演奏が終了してキャリッジ42が移動限界位置に達した
ことが検知スイッチ69により検知されると、キャリッ
ジ42及びターンテーブル54は停止せしめられ、同時
にモータ26が反転動作を始める。従って、前にも述べ
たように、トレイ10及び支え部材19.20を含むデ
ィスク担持部は上記と全く逆の過程を辿ってハウジング
2外に突出する。トレイ10がハウジング2外の突出位
置に達すると、移動部材23の後端部所定位冒に突設さ
れた突起(図示せず)が検知スイッチ68に係合して該
検知スイッチが動作する。制御部(前述)は、検知スイ
ッチ68が動作して検知信号が発せられたことと、トレ
イ10が突出方向に駆動されていることとを合わせて、
これを該トレイを含むディスク担持部がハウジング2外
の突出位置に達したものと判断してモータ26を停止せ
しめるのである。
かくしてディスクは回収されるのである。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明にJ:るスライドガイド機構
は所定の移動体(トレイ10)を往復動自在に案内する
ものであって、所定支持部材(サブシャーシ6)と、該
支持部材及び移動体に該移動体の移動方向に沿って且つ
互いに略対面して設(プられた案内路(V溝6a、12
a)と、該案内路間に該案内路に沿って並設された複数
の第1ベアリング部祠(14a)と、該案内路の近傍に
配置されて上記移動体の上記支持部材との反対向面に当
接する第2ベアリング部材(14b)と、該移動体の移
動方向において移動可能に設けられて上記第1及び第2
ベアリング部々Aを回動自在に保持するりテーナ(14
)と、該第1及び第2ベアリング部材を上記支持部材に
向けて押圧する押え部材(ア)と、該リテーナの移動を
上記移動体の往復動に対応する所定の2つの位置にて規
制する規制手段とを有し、上配挿え部材のうち、上記リ
テーナの少なくとも一方の移動規制位置に略対応する部
分のベアリング押圧力が他の部分のベアリング抑圧力に
比して小さくなるようになされている。
上記第1及び第2ベアリング部材とこれらが当接する上
記案内路等との間に生ずる摩擦ノ〕のバラつきをなくし
て該案内路の全長に亘って発生摩擦ツノを均一とするこ
とは困難であり、上記移動体が一往復する毎に上記リテ
ーナはその移動方向において僅かずつ偏倚する。これに
よって、該リテーナの移動が上記規制手段によって規制
された後に上記移動体の移動が続けられる形となり、上
記ベアリング部材は回転せずに該ベアリング部材と該移
動体が互いに摺れ合う状態となる。本発明によるスライ
ドガイド機構においてはこの状fフになったときにベア
リング押圧力が減ぜられるのであり、これによって、上
記ベアリング部材及び移動体の相互の摺れ合いによって
生ずる抵抗力は小さなものとなり、移動体を駆動するだ
めの駆動機構を特に大きなものとする必要がなくなって
いるのである。よって、当該スライドガイド機構を含む
装置の小型化が図り易いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロン1〜〇−ディングディスク
プレーヤの全体を示寸斜視図、第2図ないし第4図は当
該フロントローディングディスクプレーヤの内部構造の
一部を示し且つ一部断面を含む平面図、側面図および正
面図、第5図及び第6図はトレイとその周辺部lの平面
図、第7図は第6図に関するVI[−W断面図、第8図
ないし第10図はメカシャーシとこれに搭載された機器
の各々平面図、側断面図、底面図、第11図+a+、+
b+、第12図、第13図、第14図(田ないしくC)
は該機器の一部詳細図、第15図はメカシャーシとこれ
に搭載されたクランプ機構の一部断面を含む平面図、第
16図ないし第20図は当該フロントローディングディ
スクプレーヤの動作を説明するための図、第21図は既
に提案されているスライドガイド機構を説明するための
図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・ハウジング 3・・・・・・フロントパネル 3a 、’1 lb 、35a 、36a−−・−開口
部5・・・・・・メインシャーシ 6C・・・・・・スライド部 6・・・・・・サブシャーシ 6a、12a・・・・・・V溝 6C・・・・・・スライド部 6d・・・・・・第1凹部 46一 7・・・・・・押え部材 7a 、 7b 、 49a 、 49b−・−・突起
7C・・・・・・スリット 9・・・・・・支持体 10・・・・・・トレイ 11・・・・・・カバ一部材 11a・・・・・・円筒状凹部 12・・・・・・スライドベース 12b・・・・・・突出部 12C・・・・・・前端屈曲部 14・・・・・・リテーナ 14a・・・・・・第1ベアリング部材14b・・・・
・・第2ベアリング部材15・・・・・・スライドプレ
ート 16・・・・・・化粧パネル 18・・・・・・ディスク 18a・・・・・・中心孔 19.20・・・・・・支え部材 19a、20a・・・・・・一部分 i9b、20b・・・・・・支持部 19C,20C・・・・・・テーパ状ディスク案内部1
9d、20d・・・・・・揺動支持軸23・・・・・・
移動部拐 23a・・・・・・ラック部 23b・・・・・・U字状凹部 23(1・・・・・・張出部 23’e・・・・・・第2凹部 2/l・・・・・・歯車 25.47a 、47b −・−・・−プーリ26.4
−7・・・・・・モータ 26a・・・・・・小プーリ 27・・・・・・ベルト 30・・・・・・レバ一部材 30a 、30b・・・・・・ビン 30d、65・・・・・・ローラ部材 31.59・・・、・・・コイルスプリング33・・・
・・・可動駒 35・・・・・・メカシャーシ 36・・・・・・脚部 37・・・・・・インシュレータ 38・・・・・・柱状脚部材 38a・・・・・・フランジ部 39・・・・・・粘弾性部材 42・・・・・・キャリッジ 42a 、 42b −−−・−・U溝42c・・・・
・・突部 43・・・・・・ガイドシャフト 44・・・・・・調整用ネジ 44a・・・・・・スリット 44b・・・・・・ネジ頭部 46・・・・・・スクリューシャフト 49・・・・・・アーム部材 49c・・・・・・舌状部 50a 、50b・・・・・・ハーフナツト51・・・
・・・抜は止め部材 54・・・・・・ターンテーブル 54a・・・・・・テーパ状ガイド部 55・・・・・・スピンドルモータ 58・・・・・・揺動部材 58a・・・・・・支持軸 58b・・・・・・爪 58d・・・・・・係合爪 58e・・・・・・規制部 58g・・・・・・直線状カム部 60・・・・・・押圧部材 60a・・・・・・球状ベアリング部材63・・・・・
・レバ一部材 63a 、64a・・・・・・軸 63b 、63c・・・・・・挾持部 63d・・・・・・前端部 630・・・・・・係合突起 64・・・・・・ブラケット部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動体を最往動位置と最復動位置の間で往復動自
    在に案内するスライドガイド機構であって、所定支持部
    材と、前記支持部材及び移動体に前記移動体の移動方向
    に沿って且つ互いに略対向して設けられた案内路と、前
    記案内路間に前記案内路に沿つて並設された複数の第1
    ベアリング部材と、前記案内路の近傍に配置されて前記
    移動体の前記支持部材との反対向面に当接する第2ベア
    リング部材と、前記移動体の移動方向において移動可能
    に設けられて前記第1及び第2ベアリング部材を回動自
    在に保持するリテーナと、前記第1及び第2ベアリング
    部材を前記支持部材に向けて押圧する押え部材と、前記
    リテーナの移動を前記移動体の往復動に対応する所定の
    2つの位置にて規制する規制手段とを有し、前記押え部
    材のうち前記リテーナの少なくとも一方の移動規制位置
    に略対応する部分のベアリング押圧力が他の部分のベア
    リング押圧力よりも小さくなるようになされていること
    を特徴とするスライドガイド機構。
  2. (2)前記押え部材のベアリング押圧力の減少は前記押
    え部材に形成されるスリットによることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のスライドガイド機構。
  3. (3)前記押え部材のベアリング押圧力の減少は前記リ
    テーナが前記移動規制位置に達したときの前記第1及び
    第2ベアリング部材の位置に対応して前記押え部材に形
    成された凹部によることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載のスライドガイド機構。
JP60011961A 1985-01-25 1985-01-25 スライドガイド機構 Granted JPS61172261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60011961A JPS61172261A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 スライドガイド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60011961A JPS61172261A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 スライドガイド機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61172261A true JPS61172261A (ja) 1986-08-02
JPH0349143B2 JPH0349143B2 (ja) 1991-07-26

Family

ID=11792209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60011961A Granted JPS61172261A (ja) 1985-01-25 1985-01-25 スライドガイド機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61172261A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332331U (ja) * 1986-08-15 1988-03-02
JPH0438658A (ja) * 1990-05-31 1992-02-07 Nakamichi Corp ディスクプレーヤにおけるローディング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332331U (ja) * 1986-08-15 1988-03-02
JPH0438658A (ja) * 1990-05-31 1992-02-07 Nakamichi Corp ディスクプレーヤにおけるローディング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0349143B2 (ja) 1991-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10293932A (ja) 光ディスク駆動装置における光ピックアップのスキュー調整機構
JPS61172261A (ja) スライドガイド機構
JPS61172258A (ja) デイスクプレ−ヤにおけるクランプ機構
JPH0325860B2 (ja)
JPS61171911A (ja) 調整用ネジ
JPH0379797B2 (ja)
JP2508453B2 (ja) 光学式デイスクプレ−ヤ
JPS61172259A (ja) デイスクプレ−ヤにおけるクランプ機構
JPH0349144B2 (ja)
JPH07153161A (ja) ディスク装置
JP2672406B2 (ja) ディスク再生装置のローディング機構
JPS61172278A (ja) 情報記録デイスクプレ−ヤ
JPS61172266A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JPS61172263A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JPS61172265A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JPS63209060A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
JP2658053B2 (ja) デイスクプレーヤ
JPS6180561A (ja) トルク発生伝達機構
JP3534123B2 (ja) ディスク再生装置
JP2003123411A (ja) ディスク装置用調整機構及びこれを使用するディスク装置
JPH0229573Y2 (ja)
JP2820821B2 (ja) ディスクプレーヤ
JP3080531B2 (ja) ディスク搬送機構
JPS63209059A (ja) フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ
KR0120467Y1 (ko) 멀티 체인저 플레이어 클램핑부의 홀딩장치