JPS61172265A - フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ - Google Patents

フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ

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Publication number
JPS61172265A
JPS61172265A JP60011968A JP1196885A JPS61172265A JP S61172265 A JPS61172265 A JP S61172265A JP 60011968 A JP60011968 A JP 60011968A JP 1196885 A JP1196885 A JP 1196885A JP S61172265 A JPS61172265 A JP S61172265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
housing
tray
disk
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60011968A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ikedo
勇二 池戸
Masao Ono
正夫 小野
Tsukasa Murakami
司 村上
Kazuhisa Enomoto
和久 榎本
Kenju Nakazawa
中澤 健樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP60011968A priority Critical patent/JPS61172265A/ja
Publication of JPS61172265A publication Critical patent/JPS61172265A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディスクプレヤーに関し、主にディスクを自動
的に演奏位置に搬送するディスク搬送機構を備えたフロ
ントローディングディスクプレーヤに関する。
背母技術 表面に音溝を有するオーディオディスクまたはPCM信
号を記録したディジタルオーディオディスク等のディス
クを、プレーヤのハウジングにiJして突出収納自在に
設けられたディスク担持部に担持せしめて該ハウジング
内に完全に収納する形式とし、物を載せるなどディスク
プレーヤ上面のスペースを有効に利用できるようにした
、いわゆるフロントローディングディスクプレーヤが既
に知られている。
近時、かかるフロントローディングディスクプレーヤで
あって、上記したディスク担持部を含みディスクを自動
的に演奏位置に搬送するディスク搬送機構を備え、ディ
スクローディングにかかる手間を省いたものが開発され
ている。プレーヤハウジング外においてディスク担持部
−Lに載置されたディスクを演奏位置、即らターンテー
ブル上に位置決めする場合、例えばターンテーブルの回
転面に平行な方向及びこれと直角な方向の2方向にディ
スクを移動して搬送することが行4Iねれる。
この搬送をなすために、例えば本願出願人により実願昭
58−152505として提案されたフロントローディ
ングディスクプレーヤにおいては、第21図及び第22
図に示されるように、プレーヤハウジング150内に設
けられて演奏手段(光学式ピックアップ手段を担持した
キャリッジ151等)を支持した支持部材152と、該
支持部材上に設(プられた案内手段によってターンテー
ブル回転面に平行な方向において移動自在に案内され且
つプレーヤハウジングのフロントパネル153に設けら
れた開口部153aを通じて突出収納自在なディスク担
持部(トレイ154及びコンテナ155等から成る)と
が設(プられている。
このディスク担持部には、該ディスク担持部がプレー−
7ハウジング150内に収納されているどきのフロント
パネル153の美感を1qるために、その突出方向端部
に、上記開口部153aに嵌合して該開口部を僅かな間
隙を以て閉塞する化粧パネル156が段(プられている
。ところが、上述したように、支持部材152には外部
振動を伝えてはならない精密な光学式ピックアップ手段
等が取り付けられてJ3す、このため、該支持部材はゴ
ムなどから成るダンパ(図示せず)を介してプレーヤハ
ウジングに固定されている。このJ:うにプレーヤハウ
ジングと支持部材152との間にゴムなどの柔軟な部材
を介装した場合、該プレーヤハウジング及び支持部材の
相対位置用法を高精度にて設定することは難しく、従っ
て、上記化粧パネル156を開口部153aに正確に嵌
合する状態とすることがなかなか困矧であり、特別な調
整機構を必要としていた。なお、当該調整機構の一例が
本願出願人によって実願昭58−152513として提
案されている。
上述した問題を解決するものとして、上記支持部材15
2に相当する板状の支持部材をダンパを介装せずに直接
プレーヤハウジングに固定し、光学式ピックアップ手段
等を含む演奏手段を該演奏手段専用のメカシャーシ上に
設け、該メカシャーシをダンパを介して上記支持部材に
取っ付(プる形式のディスクプレーヤも開発されている
。このように構成することによって該支持部材とハウジ
ングとの相対位置寸法の精度は高められ得、上述の問題
点は解消する。しかしながら、前述したフロントローデ
ィングディスクプレー17′に共通づ−る問題であるが
、当該支持部材はその主面に上記ディスク担持部と共に
演奏手段をも搭載するものであるため、面積が大きな部
材であり、これに加えて比較的大面積となる上記メカシ
ャーシを設けることはディスクプレーヤ全体としての小
型化を図る上で障害となるばかりでなく、コストの増大
を招来していた。
また、ディスクプレーヤを組み立てる場合、支持部材1
52に上記演奏手段及びディスク担持部等を取り付ける
ために、これらの要素となる各種部品を同じ組立ライン
にて取り扱わねばならないなど、組立工程が制約を受け
るという不都合があった。また、既に使用を開始したデ
ィスクプレーヤに対して例えば上記光学式ピックアップ
手段の修理あるいは調整を施す場合、該光学式ピックア
ップ手段を含む上記演奏手段をプレーヤハウジング外に
取り出すことが行なわれるが、該演奏手段と共に支持部
材152に取り付けられた上記ディスク担持部及び案内
手段の一部もしくは全部をも分解することが必要となる
など、修理調整作業が煩雑となっていた。
更に、ディスク演奏中に前述した化粧パネル156が手
などによってたたかれると、この衝撃が上記演奏手段に
伝達されて、例えばトラックとびを起こすなど、円滑な
演奏が阻害される懸念もあった。
1貝m 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは演奏手段に対する−〇− 防振性に優れ且つ化粧パネルとハウジング間口部との嵌
合状態を高精瓜にてなし19、しかも、プレーヤ全体と
しての小型化及びコスト低減が図り易いと共に、プレー
A7組立工程等を計画1−る際の自由度が大きく、プレ
ーヤの修理調整作業が簡単なフロン1〜ローデイングデ
イスクプレーヤを提供することである。
本発明によるフロン1〜〇−ディングディスクプレーヤ
は、ハウジングと、ターンテーブル及びピックアップ手
段を含み前記ハウジング内に設けられた演奏手段と、演
奏きるべきディスクを担持し得かつ前記ハウジングに対
して突出収納自在に設けられたディスク担持部を含み前
記ディスクを演奏位置に搬送するディスク搬送機構とを
有し、前記演奏手段及びディスク搬送機構は互いに分離
して前記ハウジングに対して個別に取り付けられている
ことを特徴としている。
実  施  例 以下、本発明の実施例としてのフロン1〜ローデイング
デイスクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
図において、参照符1はフロントローディングディスク
プレーヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面部、すな
わちフロントパネル3には後述するディスク担持部がハ
ウジング外に突出し得るように、左右方向に伸長する長
方形の開口部3aが設(′Jられている。但し、ここで
言う左右とは矢印Yにて示される前方に向けてのもので
あり、矢印X方向が左方である。又、矢印Z方向は上方
を示す。なお、図示されてはいないが、リアパネル3上
には当該ディスクプレーヤの操作をなすだめのスイッチ
群が設【プられている。
第2図及び第4図に示されるように、ハウジング2内に
は支持部材としてのメインシャーシ5が設けられている
。第2図ないし第5図から明らかなように、メインシャ
ーシ5の右端部上面には支持部材たる長手サブシャーシ
6が前後方向に伸長して配置されており、且つ、ネジに
てメインシ!・−シ5に固定されている。このサブシャ
ーシ6の上面には前後方向に伸びる案内路としてのV 
fM 6aが形成されている。また、ザブシャーシ6上
には鋼板等を曲げ加工してなる長手押え部材7が■溝6
aと対向するようにネジ固定されている。
一方、フロントパネル3に形成されたディスク担持品突
出収納のための開口部3aの近傍には樹脂などから成る
支持体9が配設されており、且つ、ネジなどによってメ
インシャーシ5に取り付けられている。この支持体9と
上記押え部材7との間にはトレイ10が設けられている
。トレイ10は樹脂などから成るカバ一部材11と、鋼
板等を加工してなり該カバ一部材の右側にサブシャーシ
6と対応サベく固設されたスライドベース12等とによ
り形成されている。スライドベース12にはサブシャー
シ6に設けられたV溝68と対向するように案内路たる
V溝12aが形成されてd5す、該両V溝間にはりテー
ナ14により回動自在に保持された例えば2つの第1ベ
アリング部ttA14aが介装されている。また、■溝
68及び12aの近傍には例えば2つの第2ベアリング
部材1/lb−〇− が配置され、且つ、スライドベース12のザブシャーシ
6との反対向面に当接している。該第2ベアリング部材
もリテーナ14によって回動自在に保持されている。上
記した押え部材7は第1ベアリング部材14a及び第2
ベアリング部材1/1.bをサブシャーシ6に向けて押
圧する作用をなげ。
上記したサブシャーシ6と、一対のV溝5a。
12aと、第1及び第2ベアリング部IJ14a。
14bと、リテーナ14と、押え部材7どによって、カ
バ一部材11及びスライドベース12等から成るトレイ
10(後述するディスク担持部の一部)の右側部を前後
方向においてのみ往復動自在に且つ少なくとも2箇所に
て支持して案内する案内手段たるスライドガイドmmが
構成されている。
また、フロントパネル3に形成された開口部3aの近傍
に配置された支持体9は、トレイ10(従って、上記デ
ィスク担持部)の左側部を前後方向においてのみ移動自
在に且つ少なくとも1箇所にて支持するものであって、
カバ一部材11(トレイ10の一部)に固設されたスラ
イドプレート15と活動自在に係合している。
これらスライドガイド機構及び支持体9によって、上記
1〜レイ10(従って、ディスク担持部)の全体をハウ
ジング2に対して移動自在に支える案内支持機構が構成
されて(・る。なJ′3、トレイ10の前端にはフロン
トパネル3のUnn部3aに嵌合してこれを閉塞する化
粧パネル16が取り付【づられている。
ここで、第5図に示されるように、上記スライドガイド
機構の一部をなす押え部材7の前後両端部にはりテーナ
14(例えば第4図示)と係合可能な突起7a及び7b
が設けられている。上記スライドガイド)段溝において
は、1ノ−ブシレーシ6」二をトレイ10が往復動する
際の第1及び第2ベアリング部Ui4a、14bの転動
に伴ってリテーナ14が移動するのであるが、該リテー
ナの移動ストロークは計算上、1〜レイ10の移動スト
ロークの半分となる。上記突起7a及び7bは該リテー
ナの移動をその移動ストロークの端、すなわら1〜レイ
10の移動ストロークの端に各々対応する2つの117
置にて規制する規制手段として作用づる。
第5図に示されるように、押え部材7には、該押え部材
のうち上記リテーナ1/lの後方移動規制位置に略対応
する部分のベアリング押圧力が他の部分のベアリング押
圧力J:りも小ざくなるようにスリッ1〜7Gが形成さ
れている。押え部材7の一部分のベアリング押圧力を他
の部分のベアリング押圧力よりも小さくザる手段として
はこのための特別な機構を設けるなど種々の−bのが化
えられるが、このようにスリット7Cにj;れば]ス1
−が極めて安く押えられる。また、スリット7Cに限ら
ず、リテーナ14が後方移動規制位置に達したときの第
1及び第2ベアリング部NAI 4a 、 1 /Il
+の位置に対応して、押え部材7に第2ベアリング部材
14bが嵌入し得る凹部を形成する構成としても同様の
効果が得られる。
第1図、第4図及び第6図から明らかなにうに、トレイ
10には、該トレイど共にハウジング2の外部に突出し
得かつ該トレイと協働して演奏さるべきディスク18(
例えば第1図示)を担持し旧つ該ディスクを上下方向(
矢印Z方向及びその反対方向)に移動せしめるための一
対の長手支え部材19及び20が設けられている。この
一対の支え部材19.20をコンテナと総称し、該コン
テナはトレイ10と共にディスク担持部を構成している
。支え部材19及び20は前後方向においてUいに平行
に伸長しており、ぞの短手方向におりる一端部にて各々
揺動自在に1〜レイ10に取り付りられている。トレイ
10の構成部材であるカバ一部材11にはその軸中心が
上下方向と一致する円筒状四部11aが設けられている
。円筒状凹部11aの4隅には開口部11bが形成され
ており、一対の支え部材19.20の自由端部の各一部
分19a、20aがこの開口部11bから該円筒状凹部
内に突出している。第7図から特に明らかなように、開
口部11bから突出した各一部分19a、2Qaのうち
一方、例えば19aには、ディスク18の主面を支持す
る支持部19bと、該支持部に連続し且つディスク18
の外周が係合可能なテーパ状ディスク案内部19Cとが
形成されている。また、もう一方の支え部材20の一部
分2Qaにも、支え部材19の一部分19aと対称形状
の支持部20b及びテーパ状ディスク案内部2Qcが形
成されている。なお、一対の支え部材19及び20の揺
動支持軸19d及び20dは、該8支え部材の自由端部
が後述するターンテーブルに近づく方向に揺動したどき
に該自由端部がターンテーブルの回転中心に向けて移動
するJ:うに配置されている。すなわち、ディスク18
をターンテーブル上に載置するための支え部+、419
.20の揺動に伴って、該8支え部材のテーパ状ディス
ク案内部19C,20Cがディスク外周から離設するよ
うに揺動支持軸1G(I及び20dが配置されているの
である。
ここで、上述した支持部19b、20bは、ディスク1
8の主面の外周端部、即ち、情報が記録されていない部
分を支持するようになされている。
上記したことから明らかなように、トレイ10の(うち
カバ一部材11に形成された)円筒状凹部11a内に挿
入されるディスク18はその外周に係合り−るディスク
案内部19C及び20cによって正確に支持部19b、
201)上に案内されることから、このようにディスク
主面のうち情報が記録されていイ1い部分のみでのディ
スク支持が可能どなり、故に、ディスク記録面が微粒子
等どの接触によって損傷する懸念が全くなくなっている
のである。
第3図ないし第6図に示されるように、1へレイ10の
414成部月であるスライドベース12の右側には前後
方向に伸長する長手移動部材23が配置されており、H
つ、該スライドベースに前後方向において移動自在に取
り付けられている。この移動部材23は樹脂などからな
り、その下端部に略全長に亘ってラック部23aが形成
されている。
第3図及び第4図に示されるにうに、サブシャーシ6の
前端部右面には、移動部材23に形成されたラック部2
3aと噛合する歯車24を同軸に右するプーリ25が回
動自在に取りイ」けられている。プーリ25の後方には
その出力軸に小プーリ26aが嵌着されたモータ26が
配置されており、この小プーリ26aとプーリ25とに
はベルト27が架設されている。上記した歯車24と、
プーリ25と、小プーリ26aを含むモータ26ど、ベ
ルト27とによって、移動部材23に駆動力を(=I与
せしめる駆動力付与機構が構成されている。
第3図及び第6図に示されるように、トレイ10の後端
部近傍には左右方向に伸長する長手レバ一部4430が
配置されている。このレバ一部材30の左右両端部には
左右方向に伸びるビン30aが突設されており、レバ一
部材30は該ビンにJzっで1〜レイ10(のカバ一部
材11)に回動自在に取りイ」(プられている。レバ一
部材30の回動一端部、この場合、下端部は移動部材2
3に枢着せられている。詳しくは、レバ一部030の右
端部下部には右方に向けて伸びるビン30bが設けられ
ており、このビン30bが移動部材23の後端部に形成
されたU字状四部23bに摺動自在に嵌合しているので
ある。第6図から明らかなにうに、レバ一部材30はそ
の回動他端部、即ち、ビン3Qaに関してビン30bと
は反対側の端部においてコンテナたる支え部材19.2
0の各自由端部下面に当接している。一方、同じく第6
図に示されるように、両支え部材19及び20の間には
コイルスプリング31が介装されており、該両支え部材
は該コイルスプリングによって第4図にお(プる矢印P
方向に付勢されている。すなわち、移動部材23が1〜
レイ10に対して後方(矢印Y方向の反対方向)に駆動
されることによって連動手段たるレバ一部材30が第3
図における矢印Q方向に回動ゼしめられ、これにJzり
各支え部材19及び20がコイルスプリング31の付勢
力によって矢印P方向(第4図示)に揺動するようにな
されているのである。
次いで、トレイ10がハウジング2内の収納位置に達す
るまではコンテナたる両支え部材19及び20をトレイ
10に対してロックし、且つ、トレイ10が該収納位置
に達すると支え部材19゜20の該トレイに対するロッ
ク状態を解除せしめ且つトレイ10を支持部材たるザブ
シャーシ6に対してロックするロック・解除手段につい
て説明する。
第2図ないし第5図に示されるように、リーブシャーシ
6の上面であってV溝6aの右方には該V満と平行に伸
びるスライド部6cが形成されている。但し、このスラ
イド部6cは単に平面状の部分であって他の部分に対し
て形状的に区別されるものではない。また、第6図にも
示されるように、移動部材23の左側面には該スライド
部6cに対応して張出部23dが設置ノられている。こ
れらスライド部6C及び張出部23dの夫々の対向面に
は、移動部材23、従ってトレイ10がハウジング2内
の収納位置にあるどきに対向するように第1四部6d及
び第2四部23eが形成されている。
なお、第5図はトレイ10がハウジング2内に収納され
た状態を示し、第1図ないし第4図はトレイ10がハウ
ジング2の外部に突出した状態を示している。一方、ト
レイ10の一部であるスライドベース12の後端部には
右方に突出する小さな突出部12bが形成されている。
この突出部12bはスライド部6Cと張出部23dの間
に位置しており、該突出部には上記第1凹部6d及び第
2四部23eと対向可能な丸い開口部(参照符号なし)
が設(プられている。該開口部内には第1凹部6d及び
第2凹部23cに係合し得る球状の回動可33が配岡さ
れている。ここで、第3図においてdaにて示される寸
法、即ち、移動部材23の張出部23dとサブシレーシ
ロ上のスライド部6cとの相対移動範囲内における対向
面間距朗は回動可33の外径寸法より小さくなつ−Cい
る。また、同じく第3図においてdbにて示される寸法
、即ち、張出部23(1とスライド部6Cの各対向面の
いずれか一面と第1凹部6d及び第2凹部23eのうら
該−面に対向する凹部の底面との離隔距離が回動可33
の外径寸法にりも僅かに大となっている。
第1凹部6d、第2四部23c及びスライドベース12
の突出部12bに設けられた開口部(参照符号なし)が
同軸に対向したどぎに、トレイ10の構成部材たるスラ
イドベース12の前端屈曲部12C(第3図示)がサブ
シレーシロの前端部に係合して、トレイ10のサブシャ
ーシ6に対するトレイ収納方向(後方)への移動が規制
されるようになされている。また、第1凹部6d、第2
凹部23e、スライドベース12の突出部12bに設け
られた上記間口部が対向したときに、移動部材23のト
レイ10に対する1−レイ突出方向く前方)への移動が
規制されるようになつ−Cいる。
上述した第1四部6dと、第2四部230と、突出部1
2bに形成された間口部と、回動可33と、第1凹部6
d、第2凹部23e及び上記間口部が夫々対向したとき
にトレイ10のサブシャーシ6に対するトレイ収納方向
への移動を規制し且つ移動部材23のトレイ10に対す
るトレイ突出方向への移動を規制する規制手段とににつ
て、トレイ10がハウジング2内の収納位置に達するま
ではコンテナたる支え部材19.20をトレイ10に対
してロックし、目つ1〜レイ10が一1x記収納位置に
達すると該両支え部材のトレイ10に対するロック状態
を解除せしめ且つ1〜レイ10を支持部材たるサブシャ
ーシ6に対してロックするロック・解除手段が構成され
ている。
また、該ロック・解除手段と、リーブシレーシロ等を含
む」二記案内支持機構と、トレイ10及び支え部材19
.20等からなる上記ディスク担持部と、移動部材23
と、モータ26等からなる駆動力付与機構と、これらに
関連する周辺小部材とにJ、って、演奏さるべきディス
ク18を担持し月つ第1所定方向(前後方向:矢印Y方
向及びその反対方向)及びこれに垂直な第2所定方向く
上下方向:矢印7方向及びその反対方向)に該ディスク
を移動させて演奏位置、すなわち後)ボするターンテー
ブル上に搬送するディスク搬送機構が構成されている。
次に、ハウジング2内に設けられてディスク演奏をなす
演奏手段について説明する。
第2図、第4図及び第5図に示されるにうに、ナブシャ
ーシ6と支持体9の間には機器を搭載ザる搭載板として
のスカシ1ノーシ35が配設されている。メカシャーシ
35は4つの脚部36を有し、第4図から明らかなよう
に、支持部材たるメインシャーシ5に防振部材であるイ
ンシュレータ37を介して該脚部にて取りイ」けられて
いる。インシュレータ37は、支持部材であるメインシ
ャーシ5に下端部に形成されたネジ部にて螺合して固着
する剛性柱状脚部材38と、略円筒状に形成されて柱状
脚部材38に所定間隙を隔てて外嵌され旧つ下端部にお
いて該脚部材に固着された粘弾性部材39とによって構
成されている。粘弾性部材39は搭載板たるメカシャー
シ35の脚部36の下端部に形成された円形開口部36
aにその上端部近傍の外周において嵌着せしめられてい
る。また、柱状脚部材38は粘弾性部材39の上端部か
ら突出せしめられており、該突出部に上記開口部36a
の縁部と共に該粘弾性部材の上端部を僅かな間隙を隔て
て挾む7ランジ部38aが設けられている。
第8図ないし第10図から明らかなように、メカシャー
シ35にはその中央部から後端部に亘る略矩形の開口部
35aが形成されており、該開口部内にキャリッジ42
が嵌挿せられている。キャリッジ42はディスク18か
ら情報を読み取るための光学式ピックアップ手段(図示
せず)を内装しIこものである。キ11リッジ42の右
方には前後方向において伸長する1本のガイドシャフト
43が配置されており、且つ、その両端部にてメカシャ
ーシ35に取りイ」(ジられでいる。キャリッジ42の
右端部は該ガイドシャフト43に摺動自在に外1合;シ
ている。一方、第11図(a)及び山)から明らかなよ
うに、キャリッジ42の左端部には例えばナイロンなど
の樹脂から成る調整用ネジ44が螺合せしめられており
、該調整用ネジのネジ部先端がメカシャーシ35の上面
に摺動自在に当接している。キャリッジ42はこれらガ
イドシャツ1〜43及び調整用ネジ44から成る案内手
段によって案内されるのである。
ここで、調整用ネジ44について詳述しておく。
この調整用ネジ44はキャリッジ42を案内り−る上記
案内手段の一部としてのみでなく、キャリッジ42に内
装された光学式ピックアップ手段の例えばタンジJンシ
ャル方向における調整をなづ−ために設りられたもので
ある。従って、調整後に該調整用ネジ44が緩まぬよう
にネジ固定が施されている。第14図(a)ないしくC
)に示されるように、当該調整用ネジにはネジ部外周に
ネジの軸方向に沿ってスリット/I4aが形成されてお
り、該調整用ネジが螺合する雌ネジと該スリットとの間
に接着剤が充填されている。
スリット44aはネジ頭部44bに達しており、且つ、
該ネジ頭部をネジの軸方向において貫通している。この
ように、スリット44 aをしてネジ頭部を貫通せしめ
ることによって、調整作業終了後にネジ頭部44b上に
開いたスリット44aの開口部から接着材を充填するこ
とが可能となり、ネジ固定作業が簡単となる。スリット
44 aがネジ頭部44を貫通していないと、あらかじ
めスリット44a内に接着剤を付着させた状態で調整用
ネジ714をキャリッジ42に螺合せしめることとなり
、この場合、螺合につれて接着剤が外yノに溢れ出てく
る懸念があり、作業が非常に煩雑どなる。
また、調整用ネジ44のネジ部の外径はこれが螺合すべ
き頗ネジの谷径J:りも僅かに大となっている。ネジ部
の外径をこのように設定したことと上記スリット4/4
aを設けたこととが相まって、調整用ネジ44は所定の
弾発力を以て上記畑ネジに螺合することになる。故に、
調整作業と接着剤充填作業の間に多少の外力が加わるこ
とがあっても該調整用ネジが緩んで調整状態が変動する
ということは起こらない。なお、調整用ネジ44のネジ
部の谷径を上記雌ネジの内径よりも僅かに大どしてもこ
れと同様の効果が得られる。
説明を元に戻す。第9図及び第10図並びに第11図(
a〉、(b)に示されるように、キャリッジ42を往復
動自在に担持したメカシャーシ35には、ガイドシャフ
ト43の近傍に且つ該ガイドシャフトと平行に配置され
たスクリューシャフト46が両端部において回転自在に
取り付【プられている。
スクリューシャフト46の前方には駆動源としてのモー
タ47が設けられており、スクリューシャフト46はこ
のモータ47によってプーリ47a。
47b及びベルト47cを介して回転駆動される。
第10図、第11図(ω及び山)に示されるように、キ
ャリッジ42の右端部にアーム部材49がその一端部に
おいて取り付りられている。アーl1部月49の他端部
には一対のハーフナツト508.501)が一体向に設
けられており、且つ、スクリューシャフト46に螺合し
ている。各ハーフナツト50a 、50bは互いにスク
リューシャフト46を挾むように配置されており、且つ
、スクリューシャフト46の軸中心と平行な方向におい
て所定距離だけ離隔せしめられている。
上記したアーム部材49と、該アーム部材と一体的に設
けられた雌ネジ部材としてのハーフナツト50a 、5
0bとによって、スクリューシャフト46の回転力をキ
ャリッジ移動力に変換するための変換機構が構成されて
いる。また、該変換機構と、スクリューシャツ1〜46
と、モータ47等とによって、キャリッジ42に駆動力
を付与せしめる駆動力付与手段が構成されている。
ここで、上記変換機構について詳しく説明する。
第12図から特に明らかな如く、アーム部材49のキャ
リッジ42への取り付は端部にはスクリj−シ17フト
46の軸中心と平行な方向において1]つhいに相反方
向に突出した一対の突起49a。
49 bが設けられている1、突起49a及び491)
は各々の伸長方向に直角な断面形状が略O状どなってお
り、第13図から特に明らかなように、キャリッジ/1
2の右端部J二面にスクリューシャツ1へ46の軸中心
と平行な方向において形成された一対のU IFs 4
2 a及び/12b内に該各突起が嵌合することににっ
てアーム部材49が−に【7リツジ42に取りイ」けら
れている。なお、第11図(a)に示されるように、キ
レリッジ42には、各LJ 2%742 a及び/12
bから突起49a、49bが餌脱せぬように、扱り止め
部材51が設4−Jられている。
上記の如く、U!flj42a 、 4211内に断面
路O状の突起49 a及び49bを嵌合けlノめること
によって、アーム部IJ /l 9が、キャリッジ42
への取りイ]【プ端部を中心としてスクリニ1−シ17
フ1へ46のl1fj中心に直角な面内において回動可
能となっているのである。このJ:うにキャリッジ42
に対()てアーム部1,449を回動可能とする構成は
他にも秤々考えられるが、Uii42a 、 ’I 2
+1と突起49a、49bどによってこれをなすことに
より、構造が極めて簡単となっているのである。
また、一対のU溝42a及び42bの離隔距離:Sa 
 (第13図示)は、アーム部材49の幅寸法:Sll
  (第12図示)より6人となっており、これによっ
て、アーム部tJ /I9がスクリコーシレフト46の
軸中心と平行な方向において3a−3bの範囲で移動可
能どなっている。但し、アーム部材49に突設された為
状部/19Cと該アーム部材どの間に、キャリッジ42
に形成された突部/12Cが弾性的に挾まれるようにな
っており、アーム部材/19がスクリューシャツl−4
6の1INII中心と平行な方向においてがたつくこと
はない。
例えば第8図及び第9図に示されるように、キャリッジ
42の移動方向上であって前方にはディスク18を担持
するターンテーブル54が配置されている。ターンテー
ブル54はメツJシl?−シ35に固設されたスピンド
ルモータ55によって直接回転駆動される。第9図から
明らかなにうに、ターンテーブル54にはディスク18
の中心孔18a  <第1図示)に嵌合してディスク中
心を該ターンテーブルの回転中心と一致せしめるための
テーパ状ガイド部5 /1. aが形成されている。
」二連しlこターンテーブル54と、スピンドルモータ
55ど、Vヤリフジ42と、スクリコーーシャフト/1
6を含みキレリッジ42に駆動力を付与せしめる駆動力
付与手段と、ガイドシャツl−43等から成る案内手段
と、これらに関連する周辺小部材とによって、ディスク
演奏をなづ“演奏手段が構成されている。
上記したことから明らか’e’K J:うに、当該演奏
手段は搭載板たるメカシャーシ35上に設けられており
、前述したディスク搬送機構どは分離され打つハウジン
グ2に対して該ディスク搬送機構と個別に取り付けられ
ている。なお、後の説明で前述づるが、少なくともディ
スク演奏中は上記演奏手段とディスク搬送機構の機械的
連結状態が解除されるようになされている。また、前述
したように、−に記演奏手段を搭載したメカシャーシ3
5は防振29一 部材としてのインシュレータ37を介してメインシャー
シ5、従ってハウジング2に対して固定されている。こ
のようになされていることによって、光学式ピックアッ
プ手段等を含む演奏手段には外部振動がほとんど伝わら
ず、円滑なる演奏が行われ得るのである。
次いで、演奏位置、即ち、ターンテーブル54上に搬送
されたディスク18をクランプするクランプ機構につい
て説明する。
第2図、第3図及び第15図に示されるように、メカシ
ャーシ35上にはトレイ10の移動方向、即ち前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に延在する揺動部材5
8が配置されており、且つ、そのトレイ収納方向側の端
部(後端部)にて支持軸58aを介してメカシャーシ3
5に揺動自在に取り付けられている。支持軸58aはタ
ーンテーブル54の回転面と平行に、この場合、左右方
向く矢印Y方向及びその反対方向)に伸長している。
ここで、第3図に示される揺動部材58の位置を非クラ
ンプ位置と称し、該揺動部材が下方に所定角度だけ揺動
した位置を該揺動部材のクランプ位「lと称する。揺動
部材58はこのクランプ位置ど非クランプ位置の間て揺
動り−るのである。なお、揺動部材58は支持II!1
+ 58 aの後方に配置されたコイルスプリング59
によって上記クランプ位首に向けて付勢されている。
揺動部材58の前tJ1部、すなわち自由端部には円盤
状の押圧部材60が球状ベアリング部材608を介して
その軸中心を中心どして回転自在に取り付けられている
。この押圧部材60は、ターンテーブル54と協働して
ディスククランプ作用をなJ−ものである。第15図か
ら特に明らかなにうに、押圧部材60は、揺動部材58
の揺動支持端部から自由端部に向う方向において該押圧
部材の一部が該自由端部から突出するように保持されて
いる。なお、この場合、抑圧部材60はその直径の約3
分の1が上記自由端部から突出せしめられている。また
、同じく第15図に示されるように、揺動部材58は押
圧部材60を、支持軸58aと平行な方向、即ら、左右
方向にお()る両端部において一対の爪58bによって
保持している。これによって、押圧部材60は支持軸5
8aに対して直角な面内(第3図にて矢印Rで示される
)において所定範囲内で回動可能となっている。
第3図及び第15図に示されるにうに、揺動部材58の
揺動部には該揺動部材と平行に伸びるレバ一部材63が
設けられている。レバ一部1163には該レバ一部材の
後端部からイの全長の約4分の1の位置に揺動部材58
の支持軸58aど平行に伸びる軸63aが突設されてJ
3す、揺動部材58に形成された係合爪58dにこの軸
63J1が係合することによってレバ一部材63が揺動
部材58に取り例【プられている。従って、レバ一部材
63は軸63aを中心として回動自在となっている。
レバ一部材63の回動一端部、この場合、後端部は支持
軸58aに対して枢着せしめられている。
詳述すると、第8図ないし第10図にも示されるように
、メカシャーシ35の後端部に路上力に伸び且つその先
端部が前方に向りて屈曲したブラケット部64が設けら
れており、該ブラケット部の先端に支持軸58aと平行
に伸長すべく形成された軸64. aにレバ一部材63
の後端部が枢動自在に係合しているのである。更に詳し
くは、レバ一部材63の後端部にはブラケット部64の
軸64aを上下方向において挾む挟持部63b及び63
Gが形成されているのである。一方、レバ一部材63の
回動(l!!端部、即ち、前端部63dは、押圧部材6
0のターンテーブル54との対向面周縁部に当接してい
る。
上記レバ一部(163を設りたことによって、揺動部材
58が上記非クランプ位置にあるときに押圧部材60が
ターンテーブル54の回転面に対して平行に保持される
のである。
第3図に示されるように、揺動部材58には、該揺動部
材が上記クランプ位置に達したときにレバ一部材63の
前端部に形成された係合突起63eに係合して該レバ一
部材の回動を規制する規制部58eが設けられている。
また、話は前後するが揺動部材58に形成されてレバ一
部材63の軸63aと係合する係合爪58dは可撓性を
有している。また、レバ一部材63に形成されてブラケ
ット部64の軸64 aに係合する挾持部63b。
63cも可撓性を有している。すなわち、レバ一部材6
3の回動中心部及び後端部は、揺動部材58及びブラケ
ット部64(従って、支持軸58aに対して)に対して
弾性的に取り付けられているのである。
揺動部材58が上記クランプ位置に達するとレバ一部材
63の前端部63dは押圧部材60の外周縁部から離脱
するのであるが、同時に、レバ一部材63も自由に動き
得る状態となる。上記したように規制部58eを設け、
更にレバ一部材63を弾性的に支持することによって、
該レバ一部材は所定の弾発力を以て拘束され、該レバ一
部材の外部振動に対する共振等が抑えられるのである。
また、揺動部材58にレバ一部材63を取り付ける場合
、上記した係合爪58dを撓ませつつ該レバ一部材を差
し込むだけでよいので、取イ」作業が簡単となっている
。また、レバ一部材63の後端部とブラケット部64の
軸64aとを連結する場合も、挾持部631)、63C
を撓ませてこれらの間に軸64aを挾み込むだりで該連
結が完了する。
第3図から特に明らかなように、移動部材23の往復動
に応じてコンテナたる一対の支え部材19及び20を揺
動せしめるためのレバ一部材30は、その回動他端部、
即ち、上端部において揺動部)tA58に係合している
。詳しくは、揺動部IJ−58の下面にはトレイ移動方
向く前後方向)に沿って直線状カム部58(+が形成さ
れており、レバ一部材30の上端部は該直線状カム部に
摺動自在に係合している。すなわち、1ヘレイ10がハ
ウジング2内の収納位置に達した後の移動部材23の後
方移動によってレバ一部材30が矢印Q方向に回動して
、揺動部材58が上記クランプ位置に向けて揺動するよ
うになされているのである。
ここで、レバ一部材30の上端部、すなわち揺動部材5
8の直線状カム部58oとの係合部はローラ部材30d
となっている。このように、ローラ部材30dを設けた
ことによって、レバ一部材30の上端部と直線状カム部
58(Iとの相互摺動は円清なものとなるのである。
また、揺動部材58が上記クランプ位置に達した後もレ
バ一部030は矢印Q方向に所定角度だけ回動して、レ
バ一部材30のローラ部材30(1が直線状カム部58
(Iから離隔づるように4「されている。このように構
成されていることによって、揺動部材58と共にメカシ
ャーシ35上に搭載された演奏手段(前述)とディスク
搬送機構の一部である移動部材23どの機械的連結状態
はディスク演奏中は完全に解除されることとなる。従っ
て、」]記ディスク搬送機描から上記演奏手段に外部振
動が伝達する懸念は全くなく、円滑なる演奏が行われる
のである。
上記したレバ一部材30と、揺動部材58と、コイルス
プリング59と、押圧部材60と、揺動部材58に設け
られたレバ一部(163と、これらに関連する周辺小部
材とによって、演奏位置、すなわちターンテーブル54
上に搬送されたディスク18をクランプするクランプ機
構が構成されている。
第3図、第5図及び第6図に示されるように、1ヘレイ
10の構成部材であるカバ一部材11の右後端部上面に
は、上記クランプ位置構の揺動部材58に形成された直
線状カム部58(]に該トレイがハウジング外に突出し
ているときに係合するローラ部材65が設けられている
。このローラ部材65は揺動部材58を非クランプ位置
にて保持する保持手段として作用フる。
第3図に示されるように、ザブシャーシ6の前端部下方
には検知スイッチ68が固設されている。
この検知スイッチ68は移動部材23の所定位置に突設
された突起(参照符号なし)が係合することによって、
トレイ10のハウジング2内への収納完了、ディスクク
ランプ完了、トレイ10のハウジング外への突出完了を
検知するための信号を発する。また、第10図に示され
るように、メカシャーシ35の下面には光学式ピックア
ップ手段を担持したキャリッジ42の一部が係合するこ
とによって該キャリッジが移動限界位置に達したことを
検知するための検知スイッチ69が設けられている。
尚、上記した各検知スイッチ68及び69から発ゼられ
る検知信号はハウジング2内に設りられた制御部(図示
せず)に伝達される。また、これら各検知信号に応じて
該制御部から送られる動作信号によって、モータ26及
び47並びにスピンドルモータ55が後述する所定のタ
イミングにて動作するのである。
次に、上記した構成のフロントローディングディスクプ
レーヤの動作を、第18図ないし第20図をも参照しつ
つ演奏手順に沿って簡単に説明する。
まず、第1図に示されるようにディスク18をハウジン
グ2外に突出したトレイ10の円筒状凹部11a内に嵌
挿させ、且つ、コンテナたる支え部材19及び20(第
6図参照)上に載置する。
なお、トレイ10及び支え部1.fl’19.20等か
らなるディスク担持部のハウジング外への突出動作は以
下に述べる収納動作の全く逆の過程を辿ってなされるの
で詳述しない。
=38− ディスク18を載置せしめたら、ハウジング2のフロン
トパネル3上に設けられたスイッチ群(図示せず)のう
ちローディングスイッチを押す。
すると、モータ26が回転を始めて歯車24が回動じ、
移動部材23が後方に駆動される。但し、例えば第3図
に示されるように、スライドベース12の突出部12b
に形成された開口部(参照符号なし)に嵌挿された可動
例33が、移動部材23の張出部23dに形成された第
2凹部23eに係合していることによって、移動部材2
3はスライドベース12を含むトレイ10に対して移動
し得ず、従って、支え部材19及び20はトレイ10に
対してロックされている。故に、歯車24の回動によっ
て、移動部材23とトレイ10の後方への移動のみがな
される。なお、可動例33はトレイ10の後方移動に伴
って、第2四部23eに係合したままザブシャーシ6の
スライド部6C上を転勤する。
トレイ10がハウジング2内の収納位置に達すると、ト
レイ10の構成部材であるスライドベース12の前端屈
曲部12cがサブシャーシ6の前端部に当接し、第16
図に示される状態となる。
なお、第17図はこの状態の平面図である。第16図か
ら明らかなように、このとぎ第1四部6d。
第2凹部23e及び突出部121)の間口部(参照符号
なし)が同軸に対向−する。移動部材23には後方への
駆動力がなおも与えられているので、スライドベース1
2の前端屈曲部12cがサブシャーシ6の前端部に当接
して該スライドベースの後方移動が停止せしめられたこ
とど相まって、可動例33は第2凹部23eを離脱して
第1凹部6d内に入り込む。これにより、スライドベー
ス12を含むトレイ10はサブシレーシロに対してロッ
クされ、同時に移動部材23のトレイ10に対するロッ
ク状態、従って、コンテナたる支え部材19.20のト
レイ10に対づるロック状態は解除せしめられる。か(
して移動部材23のみの後方移動が続けられて第18図
及び第19図の状態に至る。すなわち、移動部材23の
みの後方移動に伴ってレバ一部材30がビン30aを中
心とじて回動し、これによって、第19図に示されるよ
うにディスク18を担持した支え部材10及び20が揺
動する。よって、ディスク18の中心孔18a (第1
図示)がターンテーブル54のテーパ状ガイド部54a
に嵌合し、ディスク18は該ターンテーブル上に載置さ
れる。また、第20図に示されるように、このとき支え
部材19(及び20>の支持部19b (及び20b)
はディスク18がら頗れ、ディスク18はターンテーブ
ル54とJLに回転可能どなる。
一方、第18図に示されるように、上記支え部材19及
び20の下方への揺動に伴って、レバ一部材30のロー
ラ部材30dに直線状カム部58gにて係合している揺
動部材58がコイルスプリング59による付勢力により
下方に揺動し、該揺動部材の自由端部に設けられた抑圧
部祠60がディスク18の上面に押し付けられてディス
ク18はクランプされる。  ′ 移動部材23が後方移動限界位置に達すると、該移動部
材の前端部所定位置に突設された突起(図示せず)が検
知スイッチ68に係合して該検知スイッチが動作する。
前述した制御部(図示せず)は、検知スイッチ68が動
作して検知信号が発せられたことと、トレイ10が収納
方向に駆動されていることとを合わせて、該トレイを含
むディスク担持部がハウジング2内の収納位置に達した
と、また、ディスククランプが完了したものと判断して
モータ26を停止せしめる。この状態でディスク演奏が
可能となる。
ここで、聴取者がディスク18の入れ間違い等に気づき
、手等によりトlノイ10の収納動作を止めた場合、ま
たはその伯の原因によりトレイ1゜のハウジング2内へ
の収納を阻止する異常負荷が加えられた場合について説
明する。
トレイ10.従って、上記ディスク担持部の収納動作が
途中で阻止された場合、上記した検知スイッチ68はい
つまでも動作することはない。収納動作にはほぼ一定の
時間を要するのであるが、上記制御部はモータ26が回
転を開始した時点からこの一定時間を経た後も検知スイ
ッチ68が動作しないことを上記異常負荷が加えられた
ものと判断り−る。そして、この場合、モータ2Gを反
転動作せしめて1〜レイ10を突出方向に駆動する。
上記異常負荷も加えられることなく、ディスク18のロ
ーディングが完了すると、スピンドルモータ55が回転
し、同時にモータ47が回転してキャリッジ42(例え
ば第10図参照)が動作し始めてディスク演奏が開始さ
れる。
演奏が終了してキャリッジ42が移動限界位置に達した
ことが検知スイッチ69により検知されると、キャリッ
ジ42及びターンテーブル54は停止せしめられ、同時
にモータ26が反転動作を始める。従って、前にも述べ
たように、トレイ10及び支え部119.20を含むデ
ィスク担持部は上記と全く逆の過程を辿ってハウジング
2外に突出する。トレイ10がハウジング2外の突出位
置に達すると、移動部材23の接端部所定位置に突設さ
れた突起(図示せず)が検知スイッチ68に係合して該
検知スイッチが動作する。制御部(前)ホ)は、検知ス
イッチ68が動作して検知信号が発せられたことと、1
へレイ10が突出方向に駆動されていることとを合わせ
て、これを該1〜レイを含むディスク担持部がハウジン
グ2外の突出位置に達したzbのと判断してモータ26
を停止せしめるのである。
かくしてディスクは回収されるのである。
Wと舛四− 以上詳述した如く、本発明によるフロン1へローディン
グディスクプレーヤにおいては、ターンテーブル(54
)及びピックアップ手段等からなる演奏手段と、演奏さ
るべきディスクを担持し得かつプレーヤハウジングに形
成された開口部(3a)を通じて突出収納自在なディス
ク担持部(1〜レイ10等からなる)を含むディスク搬
送機構とが、互いに分離しており、これらがプレーヤハ
ウジングに対して個別に取り付【づられている。
従って、外部振動を伝えてはならない上記演奏手段とプ
レーヤハウジングとの間にダンパ(インシュレータ37
)を介装し、外部振動の影響をそれ程考慮しなくてもよ
いディスク搬送1]Mをプレーヤハウジングに直接固定
することができる。故に、該ディスク搬送ta 4Mと
プレーヤハウジングとの相対位置寸法の精度を高めるこ
とができて、上記ディスク担持部の突出方向端部に設け
られた化粧パネル(16)をプレーヤハウジングの間口
部(3a)に高精度にて嵌合せしめ得ると共に、演奏手
段に対゛する十分なる防振性が得られるのである。
また、上記のように構成したことによって、演奏手段を
該演奏手段専用のメカシャーシに搭載せしめ且つプレー
ヤハウジングにダンパを介することなく固定されたディ
スク搬送機構担持用の支持部材に該メカシャーシをダン
パを介して取り付けた形式のディスクプレーヤに比して
、該メカシャーシ分の部材が削減されて、プレーヤ全体
としての小型化及びコストの低減が図り易くなっている
のである。
更に、ディスクプレーヤを組み立てる場合、上記演奏手
段とディスク搬送機構とを別々の組立ラインにて組み込
むことができるなど、プレーヤ組立工程を計画する際の
自由度が大きくなる。また、演奏手段及びディスク搬送
機構のプレーヤハウジング内での配置等、設計段階での
自由度も大きい。
また、既に使用を開始したディスクプレーヤに対して演
奏手段についての修理あるいは調整を施す場合、ディス
ク搬送機構を分解することなく該演奏手段のみを簡単に
プレーヤハウジング外に取り出すことができるので修理
調整作業が極めて容易となっているのである。
更に、ディスク演奏中に上記した化粧パネルが手などに
よってたたかれることがあっても、この衝撃が演奏手段
に伝わることがほとんどなく、該演奏手段に対する防振
性能が更に高められているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロントローディングディスクプ
レーヤの全体を示す斜視図、第2図ないし第4図は当該
フロントローディングディスクプレーヤの内部構造の一
部を示し且つ一部断面を含む平面図、側面図および正面
図、第5図及び第℃図はトレイとその周辺部材の平面図
、第7図は第6図に関づ−るvn −Vll断面図、第
8図ないし第10図はメカシャーシとこれに搭載された
機器の各々平面図、側断面図、底面図、第11図〈a)
、山〉、第12図、第13図、第14図(a)ないしく
C)は該機器の一部詳細図、第15図はメカシャーシと
これに搭載されたクランプ機構の一部断面を含む平面図
、第16図ないし第20図は当該フロントローディング
ディスクプレーヤの動作を説明するための図、第21図
及び第22図は既に提案されているフロントローディン
グディスクプレーヤの要部を示す図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・ハウジング 3・・・・・・フロントパネル 3a 、 1 lb 、 35a 、 36a ・・・
−・開口i5・・・・・・メインシャーシ 6C・・・・・・スライド部 6・・・・・・サブシャーシ 6a、12a・・・・・・V溝 6C・・・・・・スライド部 6d・・・・・・第1凹部 7・・・・・・押え部材 7a 、 7b 、 49a 、 49b ・、−、突
起7c・・・・・・スリット 9・・・・・・支持体 10・・・・・・トレイ 11・・・・・・カバ一部材 11a・・・・・・円筒状四部 12・・・・・・スライドベース 12b・・・・・・突出部 12c・・・・・・前端屈曲部 14・・・・・・リテーナ 14a・・・・・・第1ベアリング部材14b・・・・
・・第2ベアリング部材15・・・・・・スライドプレ
ート 16・・・・・・化粧パネル 18・・・・・・ディスク 18a・・・・・・中心孔 19.20・・・・・・支え部材 19a、20a・・・・・・一部分 19b、20b・・・・・・支持部 19C,20C・・・・・・テーパ状ディスク案内部1
9d、20d・・・・・・揺動支持軸23・・・・・・
移動部材 23a・・・・・・ラック部 23b・・・・・・U字状四部 23d・・・・・・張出部 23e・・・・・・第2凹部 24・・・・・・歯車 25.47a 、47b −−・−・プーリ26.47
・・・・・・モータ 26a・・・・・・小プーリ 27・・・・・・ベルト 30・・・・・・レバ一部材 30a 、30b・・・・・・ビン 30d、65・・・・・・ローラ部材 31.59・・・・・・コイルスプリング33・・・・
・・可動駒 35・・・・・・メカシャーシ 36・・・・・・脚部 37・・・・・・インシュレータ 38・・・・・・柱状脚部材 38a・・・・・・フランジ部 3つ・・・・・・粘弾性部材 42・・・・・・キャリッジ 42a 、 42b−・・・・LJ溝 4.2c・・・・・・突部 43・・・・・・ガイドシャフト 44・・・・・・調整用ネジ 44a・・・・・・スリット 44b・・・・・・ネジ頭部 46・・・・・・スクリューシャフト 49・・・・・・アーム部I 49c・・・・・・舌状部 50a 、50b・・・・・・ハーフナツト51・・・
・・・抜は止め部材 54・・・・・・ターンテーブル 54a・・・・・・テーパ状ガイド部 55・・・・・・スピンドルモータ 58・・・・・・揺動部材 58a・・・・・・支持軸 58b・・・・・・爪 58d・・・・・・係合爪 58e・・・・・・規制部 589・・・・・・直線状カム部 60・・・・・・押圧部材 60a・・・・・・球状ベアリング部材63・・・・・
・レバ一部材 53a、64.a・・・・・・軸 63b 、63c・・・・・・挾持部 63d・・・・・・前端部 63e・・・・・・係合突起 64・・・・・・ブラケット部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、ターンテーブル及びピックアップ
    手段を含み前記ハウジング内に設けられた演奏手段と、
    演奏さるべきディスクを担持し得かつ前記ハウジングに
    対して突出収納自在に設けられたディスク担持部を含み
    前記ディスクを演奏位置に搬送するディスク搬送機構と
    を有し、前記演奏手段及びディスク搬送機構は互いに分
    離して前記ハウジングに対して個別に取り付けられてい
    ることを特徴とするフロントローディングディスクプレ
    ーヤ。
  2. (2)前記演奏手段は前記ハウジングに防振部材を介し
    て固定され、少なくともディスク演奏中は前記演奏手段
    及びディスク搬送機構の機械的連結状態が解除されるよ
    うになされていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のフロントローデイングデイスクプレーヤ。
JP60011968A 1985-01-25 1985-01-25 フロントロ−デイングデイスクプレ−ヤ Pending JPS61172265A (ja)

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