JPS61171911A - 調整用ネジ - Google Patents

調整用ネジ

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Publication number
JPS61171911A
JPS61171911A JP1197085A JP1197085A JPS61171911A JP S61171911 A JPS61171911 A JP S61171911A JP 1197085 A JP1197085 A JP 1197085A JP 1197085 A JP1197085 A JP 1197085A JP S61171911 A JPS61171911 A JP S61171911A
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JP
Japan
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tray
screw
chassis
disk
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP1197085A
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English (en)
Inventor
勇二 池戸
正夫 小野
司 村上
和久 榎本
中澤 健樹
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPS61171911A publication Critical patent/JPS61171911A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1L1 本発明は調整用ネジに関する。
菫WaS− 一対の部材間の離隔距離を調整する場合や、一方の部材
が他方の部材に回動自在に取り付けられている機構にお
いて該他方の部材に対する一方の部材の回動角度を微妙
に設定する場合、調整用ネジが使用されることが多い。
具体的には、調整用ネジを一方の部材に螺合せしめ、且
つ、該調整用ネジのネジ部先端を他方の部材に係合させ
て、調整用ネジを締め込んだり緩めたりすることによっ
て上記した各調整を行う。
上記各調整が完了すると、調整用ネジが振動等によって
緩まぬようにネジ固定が施される。ネジ固定の一例とし
て、調整用ネジが螺合した部材を挾むように一対のナツ
トを該調整用ネジに゛螺合せしめ、これら各ナツトを互
いに近づく方向に締めつける。いわゆるダブルナツトが
ある。しかしながら、ダブルナツトを用いると部品点数
の増大を招来するという問題が生ずる。また、一旦微妙
に調整された後に各ナツトを締め付けることによって、
調整状態が僅かではあるが変動してしまうという不都合
がある。
このような問題点を解決するネジ固定として、接着剤を
利用するものがある。すなわち、調整用ネジのネジ部と
これが螺合する雌ネジとの間に接着剤を充填するのであ
る。ところが、調整用ネジが、該調整用ネジのネジ部先
端がこれが当接する部材と相対的に虐れ合うような機構
に組み込まれたものである場合、調整用ネジの材質とし
て、低Fj擦係数で耐摩耗性の高いナイロンあるいはテ
フロン等が用いられる。これらの素材は接着が困難であ
り、この場合はやむなく上記ダブルナツトを使用するな
どの方法がとられていた。
11匹LL 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目゛的とするところは調整用ネジの材質が接着し難い
ものである場合でも接着剤によって簡単に且つ堅固に固
定し得る調整用ネジを提供することである。
本発明による調整用ネジはネジ部外周にネジの軸方向に
沿って形成されたスリットを有することを特徴としてい
る。
以下、本発明の実施例としての調整用ネジを備えたディ
スクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
図において、参照符1はフロントローディングディスク
プレーヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面部、すな
わちフロントパネル3には後述するディスク担持部がハ
ウジング外に突出し得るように、左右方向に伸長する長
方形の開口部3aが設けられている。但し、ここで言う
左右とは矢印Yにて    を示される前方に向けての
ものであり、矢印X方向が左方である。又、矢印Z方向
は上方を示す。なお、図示されてはいないが、リアパネ
ル3上には当該ディスクプレーヤの操作をなすためのス
イッチ群が設けられている。
第2図及び第4図に示されるように、ハウジング2内に
は支持部材としてのメインシャーシ5が設けられている
。第2図ないし第5図から明らかなように、メインシャ
ーシ5の右端部上面には支持部材たる長手サブシャーシ
6が前後方向に伸長して配置されており、且つ、ネジに
てメインシャーシ5に固定されている。このサブシャー
シ6の上面には前後方向に伸びる案内路としての■溝6
aが形成されている。また、サブシャーシ6上には鋼板
笠を曲げ加工してなる長手押え部材7が■溝68と対向
するようにネジ固定されている。
一方、フロントパネル3に形成されたディスク担持品突
出収納のための開口部3aの近傍には樹脂などから成る
支持体9が配設されており、且つ、ネジなどによってメ
インシャーシ5に取り付けられている。この支持体9と
上記押え部材7との間にはトレイ10が設けられている
。トレイ10は樹脂などから成るカバ一部材11と、鋼
板等を加工してなり該カバ一部材の右側にサブシャーシ
6と対応すべく固設されたスライドベース12等とによ
り形成されている。スライドベース12にはサブシャー
シ6に設けられ−た■溝68と対向するように案内路た
るV溝12aが形成されており、該両V溝間にはリテー
ナ14により回動自在に保持された例えば2つの第1ベ
アリング部材14aが介装されている。また、■溝68
及び12aの近傍には例えば2つの第2ベアリング部材
14bが配置され、且つ、スライドベース12のサブシ
ャーシ6との反対向面に当接している。該第2ベアリン
グ部材もリテーナ14によって回動自在に保持されてい
る。上記した押え部材7は第1ベアリング部材14a及
び第2ベアリング部材14bをサブシャーシ6に向けて
押圧する作用をなす。
上記したサブシャーシ6と、一対のV溝6a。
12aと、第1及び第2ベアリング部材14a。
14bと、リテーナ14と、押え部材7とによって、カ
バ一部材11及びスライドベース12等から成るトレイ
10(後述するディスク担持部の−部)の右側部を^η
後方向においてのみ往復動自在に且つ少なくとも2箇所
にて支持して案内する案内手段たるスライドガイド機構
が構成されている。
また、フロントパネル3に形成された開口部3aの近傍
に配置された支持体9は、トレイ10(従って、上記デ
ィスク担持部)の左側部を前後方向においてのみ移動自
在に且つ少なくとも1箇所にて支持するものであって、
カバ一部材11(トレイ10の一部)に固設されたスラ
イドプレート15と層動自在に係合している。
これらスライドガイド機構及び支持体9によって、上記
トレイ10(従って、ディスク担持部)の全体をハウジ
ング2に対して移動自在に支える案内支持機構が構成さ
れている。なお、トレイ10の前端にはフロントパネル
3の開口部3aに嵌合してこれを閉塞する化粧パネル1
6が取り付けられている。
ここで、第5図に示されるように、上記スライドガイド
機構の一部をなす押え部材7の前後両端部にはリテーナ
14(例えば第4図示)と係合可能な突起7a及び7b
が設けられている。1訂スライドガイド機構においては
、サブシャーシ6上をトレイ10が往復動する際の第1
及び第2ベアリング部材14a、14bの転勤に伴って
リテーナ14が移動するのであるが、該リテーナの移動
ストロークは計算上、トレイ10の移動ストO−りの半
分となる。上記突起7a及び7bは該リテーナの移動を
その移動ストO−りの端、すなわち、トレイ10の移動
ストロークの端に各々対応する2つの位置にて規制する
規制手段として作用する。
第5図に示されるように、押え部材7には、該押え部材
のうち上記リテーナ14の後方移動規制位置に略対応す
る部分のベアリング押圧力が他の部分のベアリング押圧
力よりも小さくなるようにスリット7Cが形成されてい
る。押え部材7の一部分のベアリング押圧力を他の部分
のベアリング押圧力よりも小さくする手段としてはこの
ための□、□4,6゜5□。あ。5うえ、。6tが、こ
のようにスリット7cによればコストが極めで安く押え
られる。また、スリン・ドアcに限らず、リテーナ14
が後方移動規制位置に達したときの第1及び第2ベアリ
ング部材14a、14bの位置に対応して、押え部材7
に第2ベアリング部材14bが嵌入し得る凹部を形成す
る構成としても同様の効果が得られる。
第1図、第4図及び第6図から明らかなように、トレイ
10には、該トレイと共にハウジング2の外部に突出し
得かつ該トレイと協働して演奏さるべきディスク18(
例えば第1図示)を担持し且つ該ディスクを上、下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)に移動せしめるための
一対の長手支え部材19及び20が設けられている。こ
の一対の支え部材19.20をコンテナと総称し、該コ
ンテナはトレイ10と共にディスク担持部を構成してい
る。支え部材19及び20は前後方向において互いに平
行に伸長しており、その短手方向における一端部にて各
々揺動自在にトレイ10に取り付けられている。トレイ
10の構成部材であるカバ一部材11にはその軸中心が
上下方向と一致する円筒状凹部11aが設けられている
。円筒状凹部11aの4隅には開口部11bが形成され
ており、一対の支え部材19.20の自由端部の各一部
分19a、20aがこの開口部11bから該円筒状凹部
内に突出している。第7図から特に明らかなように、開
口部11bから突出した各一部分19a、20aのうち
一方、例えば19aには、ディスク18の主面を支持す
る支持部19bと、該支持部に連続し且つディスク18
の外周が係合可能なテーバ状ディスク案内部19cとが
形成されている。また、もう一方の支え部材20の一部
分20aにも、支え部材19の一部分19aと対称形状
の支持部20b及びテーパ状ディスク案内部20Cが形
成されている。なお、一対の支え部材19及び20の揺
動支持軸19d及び20dは、該8支え部材の自由端部
が後述するターンテーブルに近づく方向に揺動したとき
に該自由端部がターンテーブルの回転中心に向けて移動
するように配置されている。すなわち、ディスク18を
ターンテーブル上に載置するための支え部材19’、2
0の揺動に伴って、該8支え部材のテーパ状ディスり案
内部19c、20Cがディスク外周から離脱するように
揺動支持軸19d7iび20dが配置されているのであ
る。
ここで、上述した支持部19b、20bは、ディスク1
8の主面の外周端部、即ち、情報が記録されていない部
分を支持するようになされている。
上記したことから明らかなように、トレイ10の(うち
カバ一部材11に形成された)円筒状凹部11a内に挿
入されるディスク18はその外周に係合するディスク案
内部19c及び20cによって正確に支持部19b、2
Ob上に案内されることから、このようにディスク主面
のうち情報が記録されていない部分のみでのディスク支
持が可能となり、故に、ディスク記録面が微粒子等との
接触によって損傷する懸念が全くなくなっているのであ
る。
第3図ないし第6図に示されるように、トレイ10の構
成部材であるスライドベース12の右側には前後方向に
伸長する長手移動部材23が配置されており、且つ、該
スライドベースに前後方向において移動自在に取り付け
られている。この移動部材23は樹脂などからなり、そ
の下端部に略全長に亘ってラック部23aが形成されて
いる。
第3図及び第4図に示されるように、サブシャーシ6の
前端部右面には、移動部材23に形成されたラック部2
3aと噛合する歯車24を同軸に有するプーリ25が回
動自在に取り付けられている。プーリ25の後方にはそ
の出力軸に小プーリ26aが嵌着されたモータ26が配
置されており、この小プーリ26aとプーリ25とには
ベルト27が架設されている。上記した歯車24と、プ
ーリ25と、小プーリ26aを含むモータ26と、ベル
ト27とによって、移動部材23に駆動力を付与せしめ
る駆動力付与機構が構成されている。
第3図及び第6図に示されるように、トレイ10の後端
部近傍には左右方向に伸長する長手レバ一部材30が配
置されている。このレバ一部材3゜O&;e[[s:H
&eカlNk:111tF8t’)30a   ’が突
設されており、レバ一部材30は該ビンによりてトレイ
10(のカバ一部材11)に回動自在に取り付けられて
いる。レバ一部材30の回動一端部、この場合、下端部
は移動部材23に枢着せられている。詳しくは、レバ一
部材30の右端部下部には右方に向けて伸びるビン30
bが設けられており、このビン30bが移動部材23の
後端部に形成されたU字状凹部23bに摺動自在に嵌合
しているのである。第6図から明らかなように、レバ一
部材30はその回動他端部、即ち、ビン30aに関して
ビン30bとは反対側の端部においてコンテナたる支え
部材19.20の各自由端部下面に当接している。一方
、同じく第6図に示されるように、両支え部材19及び
20の間にはコイルスプリング31が介装されており、
線画支え部材は該コイルスプリングによって第4図にお
ける矢印P方向に付勢されている。すなわち、移動部材
23がトレイ10に対して後方(矢印Y方向の反対方向
)に駆動されることによって連動手段たるレバ一部材3
0が第3図における矢印Q方向に回動せしめられ、これ
により各支え部材19及び20がコイルスプリング31
の付勢力によって矢印P方向(第4図示)に揺動するよ
うになされているのである。
次いで、トレイ10がハウジング2内の収納位置に達す
るまではコンテナたる両支え部材19及び20をトレイ
10に対してロックし、且つ、トレイ10が該収納位置
に達すると支え部材19゜20の該トレイに対するロッ
ク状態を解除せしめ且つトレイ10を支持部材たるサブ
シャーシ6に対してロックするロック・解除手段につい
て説明する。
第2図ないし第5図に示されるように、サブシャーシ6
の上面であってV溝6aの右方には該V溝と平行に伸び
るスライド部6Cが形成されている。但し、このスライ
ド部6Cは単に平面状の部分であって他の部分に対して
形状的に区別きれるものではない。また、第6図にも示
されるように、移動部材23の左側面には該スライド部
6Cに対応して張出部23dが設けられている。これら
スライド部6C及び張出部23dの夫々の対向面には、
移動部材23、従ってトレイ10がハウジング2内の収
納位置にあるときに対向するように第1凹部6d及び第
2凹部23eが形成されている。
なお、第5図はトレイ10がハウジング2内に収納され
た状態を示し、第1図ないし第4図はトレイ10がハウ
ジング2の外部に突出した状態を示している。一方、ト
レイ10の一部であるスライドベース12の後端部には
右方に突出する小さな突出部12bが形成されている。
この突出部12bはスライド部6Cと張出部23dの間
に位置しており、該突出部には上記第1凹部6d及び第
2凹部23eと対向可能な丸い開口部(参照符号なし)
が設けられている。該開口部内には第1凹部6d及び第
2凹部23eに係合し得る球状の可動駒33が配置され
ている。ここで、第3図においてdaにて示される寸法
、即ち、移動部材23の張出部23dとサブシャーシ6
上のスライド部6cとの相対移動範囲内における対向面
間距離は可動駒33の外径寸法より小さくなっている。
また、同じく第3図においてdbにて示される寸法、即
ち、張出部23dとスライド部6Cの各対向面のいずれ
か一面と第1凹部6d及び第2凹部23eのうち該−面
に対向する凹部の底面との離隔距離が可動駒33の外径
寸法よりも僅かに大となっている。
第1凹部6d、第2凹部23e及びスライドベース12
の突出部12bに設けられた開口部(参照符号なし)が
同軸に対向したときに、トレイ10の構成部材たるスラ
イドベース12の前端屈曲部12C(第3図示)がサブ
シャーシ6の前端部に係合して、トレイ10のサブシャ
ーシ6に対するトレイ収納方向(摸方)への移動が規制
されるようになされている。また、第1凹部6d、第2
凹部23e、スライドベース12の突出部12bに設け
られた上記開口部が対向したときに、移動部材23のト
レイ10に対するトレイ突出方向(前方)への移動が規
制されるようになっている。
上述した第1凹部6dと、第2凹部23eと、突出部1
2bに形成された開口部と、可動駒33と、第1凹部6
d、第2凹部23e及び上記開口    を部が夫々対
向したときにトレイ10のサブシャーシ6に対するトレ
イ収納方向への移動を規制し且つ移動部材23のトレイ
10に対するトレイ突出方向への移動を規制する規制手
段とによって、トレイ10がハウジング2内の収納位置
に達するまではコンテナたる支え部材19.20をトレ
イ10に対してロックし、且つトレイ10が上記収納位
置に達すると線画支え部材のトレイ10に対するロック
状態を解除せしめ且つトレイ10を支持部材たるサブシ
ャーシ6に対してロックするロック・解除手段が構成さ
れている。
また、該ロック・解除手段と、サブシャーシ6等を含む
上記案内支持機構と、トレイ10及び支え部材19.2
0等からなる上記ディスク担持部と、移動部材23と、
モータ26等からなる駆動力付与機構と、これらに関連
する周辺小部材とによって、演奏さるべきディスク18
を担持し且つ第1所定方向(前後方向:矢印Y方向及び
その反対方向)及びこれに垂直な第2所定方向(上下方
向:矢印Z方向及びその反対方向)に該ディスクを移動
させて演奏位置、すなわち後述するターンテーブル上に
搬送するディスク搬送機構が構成されている。
次に、ハウジング2内に設けられてディスク演奏をなす
演奏手段について説明する。
第2図、第4図及び第5図に示されるように、サブシャ
ーシ6と支持体9の間には機器を搭載する搭載板として
のメカシャーシ35が配設されている。メカシャーシ3
5は4つの脚部36を有し、第4図から明らかなように
、支持部材たるメインシャーシ5に防振部材であるイン
シュレータ37を介して該脚部にて取り付けらbている
。インシュレータ37は、支持部材であるメインシャー
シ5に下端部に形成されたネジ部にて螺合して固着する
剛性柱状脚部材38と、略円筒状に形成されて柱状脚部
材38に所定間隙を隔てて外嵌され且つ下端部において
該脚部材に固着された粘弾性部材39とによって構成さ
れている。粘弾性部材39は搭載板たるメカシャーシ3
5の脚部36の下端部に形成された円形開口部36aに
その上端部近傍の外周において嵌着せしめられている。
また、柱状脚部材38は粘弾性部材39の上端部から突
出せしめられており、該突出部に上記開口部36aの縁
部と共に該粘弾性部材の上端部を僅かな間隙を隔てて挾
む7ランジ部38aが設けられている。
第8図ないし第10図から明らかなように、メカシャー
シ35にはその中央部から後端部に亘る略矩形の開口部
35aが形成されており、該開口部内にキャリッジ42
が嵌挿せられている。キャリッジ42はディスク18か
ら情報を読み取るための光学式ピックアップ手段(図示
せず)を内装したものである。キャリッジ42の右方に
は前後方向において伸長する1本のガイドシャフト43
が配置されており、且つ、その両端部にてメカシャーシ
35に取り付けられている。キャリッジ42の右端部は
該ガイドシャフト43に摺動自在に外嵌している。一方
、第11図(ω及び+toから明らかなように、キャリ
ッジ42の左端部には例えばナイロンなどの樹脂から成
る調整用ネジ44が螺合せしめられており、該調整用ネ
ジのネジ部先端がメカシャーシ35の上面に摺動自在に
当接している。キャリッジ42はこれらガイドシャフト
43及び調整用ネジ44から成る案内手段によって案内
されるのである。
ここで、調整用ネジ44について詳述しておく。
この調整用ネジ44はキャリッジ42を案内する上記案
内手段の一部としてのみでなく、キャリッジ42に内装
された光学式ピックアップ手段の例えばタンジェンシャ
ル方向における調整をなすために設けられたものである
。従って、調整後に該調整用ネジ44が緩まぬようにネ
ジ固定が施されている。第14図(田ないしくC)に示
されるように、当該調整用ネジにはネジ部外周にネジの
軸方向に沿ってスリット44aが形成されており、該調
整用ネジが螺合する雌ネジと該スリットとの間に接着剤
が充填されている。
スリット44aはネジ頭部44bに達しており、且つ、
該ネジ頭部をネジの軸方向において貫通しでいる。この
ように、スリット44aをしてネジ    を頭部を貫
通せしめることによって、調整作業終了後にネジ頭部4
4b上に開いたスリット44aの開口部から接着材を充
填することが可能となり、ネジ固定作業が簡単となる。
スリット448がネジ頭部44を貫通していないと、あ
らかじめスリット44a内に接着剤を付着させた状態で
調整用ネジ44をキャリッジ42に螺合せしめることと
なり、この場合、螺合につれて接着剤が外方に溢れ出て
くる懸念があり、作業が非常に煩雑となる。
また、調整用ネジ44のネジ部の外径はこれが螺合すべ
き雌ネジの谷径よりも僅かに大となっている。ネジ部の
外径をこのように設定したことと上記スリット44aを
設けたこととが相まって、調整用ネジ44は所定の弾発
力を以て上記雌ネジに螺合することになる。故に、調整
作業と接着剤充填作業の間に多少の外力が加わることが
あっても該調整用ネジが緩んで調整状態が変動するとい
うことは起こらない。なお、調整用ネジ44のネジ部の
谷径を上記雌ネジの内径よりも僅かに大としてもこれと
同様の効果が得られる。
説明を元に戻す。第9図及び第10図並びに第11図<
a+、(b+に示されるように、キャリッジ42を往復
動自在に担持したメカシャーシ35には、ガイドシャフ
ト43の近傍に且つ該ガイドシャフトと平行に配置され
たスクリューシャフト46が両端部において回転自在に
取り付けられている。
スクリューシャフト46の前方には駆動源としてのモー
タ47が設けられており、スクリューシャフト46はこ
のモータ47によってプーリ47a。
47b及びベルト47cを介して回転駆動される。
第10図、第11図(J及び市)に示されるように、キ
ャリッジ42の右端部にアーム部材49がその一端部に
おいて取り付けられている。アーム部材49の他端部に
は一対のハーフナツト50a、50bが一体的に設けら
れており、且つ、スクリューシャフト46に螺合してい
る。各へ−7ナツト50a 、50bは互いにスクリュ
ーシャフト46を挾むように配置されており、且つ、ス
クリューシャフト46の軸中心と平行な方向において所
定距離だけ離隔せしめられている。
上記したアーム部材49と、該アーム部材と一体的に設
けられた酸ネジ部材としてのハーフナツト50a 、5
0bとによって、スクリューシャフト46の回転力をキ
ャリッジ移動力に変換するための変換機構が構成されて
いる。また、該変換機構と、スクリューシャフト46と
、モータ47等とによって、キャリッジ42に駆動力を
付与せしめる駆動力付与手段が構成されている。
ここで、上記変換機構について詳しく説明する。
第12図から特に明らかな如く、アーム部材49のキャ
リッジ42への取り付は端部にはスクリューシャフト4
6の軸中心と平行な方向において且つ互いに相反方向に
突出した一対の突起49a。
49bが設けられている。突起49a及び49bは各々
の伸長方向に直角な断面形状が略0状となっており、第
13図から特に明らかなように、キャリッジ42の右端
部上面にスクリューシャフト46の軸中心と平行な方向
において形成された一対のU溝42a及び42b内に該
各突起が嵌合することによってアーム部材49がキャリ
ッジ42に取り付けられている。なお、第11図(ωに
示されるように、キャリッジ42には、各U溝42a及
び42bから突起49a 、49bが離脱せぬように、
抜は止め部材51が設けられている。
上記の如く、U溝42a、42b内に断面略0状の突起
49a及び49bを嵌合せしめることによって、アーム
部材49が、キャリッジ42への取り付は端部を中心と
してスクリューシャフト46の軸中心に直角な面内にお
いて回動可能となっでいるのである。このようにキャリ
ッジ42に対してアーム部材49を回動可能とする構成
は他にも種々考えられるが、U溝42a、42bと突起
49a 、49bとによってこれをなすことにより、構
造が極めて簡単となっているのである。
また、一対のU溝42a及び42bの離隔距離:Sa 
 (第13図示)は、アーム部材49の幅寸法:Sb 
 (第12図示)よりも大となっており、これによって
、アーム部材49がスクリューシャフト46(F)軸中
心8平行2方向klJ5&NTsa −Sb ′)。
範囲で移動可能どなっている。但し、アーム部材49に
突設された舌状部49Cと該アーム部材との間に、キャ
リッジ42に形成された突部420が弾性的に挾まれる
ようになっており、アーム部材49がスクリューシャフ
ト46の軸中心と平行な方向においてがたつくことはな
い。
例えば第8図及び第9図に示されるように、キャリッジ
42の移動方向上であって前方にはディスク18を担持
するターンテーブル54が配置されている。ターンテー
ブル54はメカシャーシ35に固設されたスピンドルモ
ータ55によって直接回転駆動される。第9図から明ら
かなように、ターンテーブル54にはディスク18の中
心孔18a、(第1図示)に嵌合してディスク中心を該
ターンテーブルの回転中心と一致せしめるためのテーパ
状ガイド部54aが形成されている。
上述したターンテーブル54と、スピンドルモータ55
と、キャリッジ42と、スクリューシャフト46を含み
キャリッジ42に駆動力を付与せしめる駆動力付与手段
と、ガイドシャフト43等から成る案内手段と、これら
に関連する周辺小部材とによって、ディスク演奏をなす
演奏手段が構成されている。
上記したことから明らかなように、当該演奏手段は搭載
板たるメカシャーシ35上に設けられており、前述した
ディスク搬送機構とは分離され且つハウジング2に対し
て該ディスク搬送機構と個別に取り付けられている。な
お、後の説明で詳述するが、少なくともディスク演奏中
は上記演奏手段とディスク搬送機構の機械的連結状態が
解除されるようになされている。また、前述したように
、上記演奏手段を搭載したメカシャーシ35は防振部材
としてのインシュレータ37を介してメインシャーシ5
、従ってハウジング2に対して固定されている。このよ
うになされていることによって、光学式ピックアップ手
段等を含む演奏手段には外部振動がほとんど伝わらず、
円滑なる演奏が行われ得るのである。
次いで、演奏位置、即ち、ターンテーブル54上に搬送
されたディスク18をクランプするクランプ機構につい
て説明する。
第2図、第3図及び第15図に示されるように、メカシ
ャーシ35上にはトレイ10の移動方向、即ち前後方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に延在する揺動部材5
8が配置されており、且つ、そのトレイ収納方向側の端
部(後端部)にて支持軸588を介してメカシャーシ3
5に揺動自在に取り付けられている。支持軸58aはタ
ーンテーブル54の回転面と平行に、この場合、左右方
向く矢印X方向及びその反対方向)に伸長している。
ここで、第3図に示される揺動部材58の位置を非クラ
ンプ位置と称し、該揺動部材が下方に所定角度だけ揺動
した位置を該揺動部材のクランプ位置と称する。揺動部
材58はこのクランプ位置と非クランプ位置の間で揺動
するのである。なお、揺動部材58は支持軸58aの後
方に配置されたコイルスプリング59によって上記クラ
ンプ位置に向けて付勢されている。
揺動部材58の前端部、すなわち自由端部には円盤状の
押圧部材60が球状ベアリング部材60aを介してその
軸中心を中心として回転自在に取り付けられている。こ
の抑圧部材60は、ターンテーブル54と協働してディ
スククランプ作用をなすものである。第15図から特に
明らかなように、押圧部材60は、揺動部材58の揺動
支持端部から自由端部に向う方向において該押圧部材の
一部が該自由端部から突出するように保持されている。
なお、この場合、押圧部材60はその直径の約3分の1
が上記自由端部から突出せしめられでいる。また、同じ
く第15図に示されるように、揺動部材58は押圧部材
60を、支持軸58aと平行な方向、即ち、左右方向に
おける両端部において一対の爪58bによって保持して
いる。これによって、押圧部材60は支持軸58aに対
して直角な面内(第3図にて矢印Rで示される)におい
て所定範囲内で回動可能となっている。
第3図及び第15図に示されるように、揺動部材58の
揺動部には該揺動部材と平行に伸びるレバ一部材63が
設けられている。レバ一部材63I該″′一部材0後端
部“らそ0全長0約4分    劉の1の位置に揺動部
材58の支持軸58aと平行に伸びる軸63aが突設さ
れており、揺動部材58に形成された係合爪58dにこ
の軸63aが係合することによってレバ一部材63が揺
動部材58に取り付けられている。従って、レバ一部材
63は軸63aを中心として回動自在となっている。
レバ一部材63の回動一端部、この場合、後端部は支持
軸58aに対して枢着せしめられている。
詳述すると、第8図ないし第10図にも示されるように
、メカシャーシ35の後端部に路上力に伸び且つその先
端部が前方に向けて屈曲したブラケット部64が設けら
れており、該ブラケット部の先端に支持軸58aと平行
に伸長すべく形成された軸64aにレバ一部材63の後
端部が枢動自在に係合しているのである。更に詳しくは
、レバ一部材63の後端部にはブラケット部64の軸6
4aを上下方向において挾む挾持部63b及び63Cが
形成されているのである。一方、レバ一部材63の回動
他端部、即ち、前端部63dは、押圧部材60のターン
テーブル54との対向面周縁部に当接している。
上記レバ一部材63を設けたことによって、揺動部材5
8が上記非クランプ位置にあるときに押圧部材60がタ
ーンテーブル54の回転面に対して平行に保持されるの
である。
第3図に示されるように、揺動部材58には、該揺動部
材が上記クランプ位置に達したときにレバ一部材63の
前端部に形成された係合突起63eに係合して該レバ一
部材の回動を規制する規制部58eが設けられている。
また、話は前後するが揺動部材58に形成されてレバ一
部材63の軸63aと係合する係合爪58dは可撓性を
有している。また、レバ一部材63に形成されてブラケ
ット部64の軸64aに係合する挾持部63b。
63cも可撓性を有している。すなわち、レバ一部材6
3の回動中心部及び後端部は、揺動部材58及びブラケ
ット部64(従って、支持軸58aに対して)に対して
弾性的に取り付けられているのである。
揺動部材58が上記クランプ位置に達するとレバ一部材
63の前端部63dは押圧部材60の外周縁部から離脱
するのであるが、同時に、レバ一部材63も自由に動き
得る状態となる。上記したように規制部58eを設け、
更にレバ一部材63を弾性的に支持することによって、
該レバ一部材は所定の弾発力を以て拘束され、該レバ一
部材の外部振動に対する共振等が抑えられるのである。
また、揺動部材58にレバ一部材63を取り付ける場合
、上記した係合爪58dを撓ませつつ該レバ一部材を差
し込むだけでよいので、取付作業が簡単となっている。
また、レバ一部材63の後端部とブラケット部64の軸
64aとを連結する場合も、挾持部63b 、63cを
撓ませてこれらの間に軸64aを挾み込むだけで該連結
が完了する。
第3図から特に明らかなように、移動部材23の往復動
に応じてコンテナたる一対の支え部材19及び20を揺
動せしめるためのレバ一部材30は、その回動他端部、
即ち、上端部において揺動部材58に係合している。詳
しくは、揺動部材58の下面にはトレイ移動方向(前模
方向)に沿って直線状カム部58Qが形成されており、
レバ一部材30の上端部は該直線状カム部に活動自在に
係合している。すなわち、トレイ10がハウジング2内
の収納位置に達した後の移動部材23の接方移動によっ
てレバ一部材30が矢印Q方向に回動じて、揺動部材5
8が上記クランプ位置に向けて揺動するようになされて
いるのである。
ここで、レバ一部材30の上端部、すなわち揺動部材5
8の直線状カム部58oとの係合部はO−ラ部材30d
となっている。このように、ローラ部材30dを設けた
ことによって、レバ一部材30の上端部と直線状カム部
581Jとの相互摺動は円滑なものとなるのである。
また、揺動部材58が上記クランプ位置に達した後もレ
バ一部材30は矢印Q方向に所定角度だけ回動して、レ
バ一部材30のO−ラ部材30dが直線状カム部58g
から離隔するようになされている。このように構成され
ていることによって、揺動部材58と共にメカシャーシ
35上に搭載された演奏手段(前述)とディスク搬送機
構の一部    tである移動部材23との機械的連結
状態はディスク演奏中は完全に解除されることとなる。
従って、上記ディスク搬送機構から上記演奏手段に外部
振動が伝達する懸念は全くなく、円滑なる演奏が行われ
るのである。
上記したレバ一部材30と、揺動部材58と、コイルス
プリング59と、押圧部材60と、揺動部材58に設け
られたレバ一部材63と、これらに関連する周辺小部材
とによって、演奏位置、すなわちターンテーブル54上
に搬送されたディスク18をクランプするクランプ機構
が構成されている。
第3図、第5図及び第6図に示されるように、トレイ1
0の構成部材であるカバ一部材11の右後端部上面には
、上記クランプ機構の揺動部材58に形成された直線状
カム部58gに該トレイがハウジング外に突出している
ときに係合するローラ部材65が設けられている。この
ローラ部材65は揺動部材58を非クランプ位置にて保
持する保持手段として作用する。
第3図に示されるように、サブシャーシ6の前端部下方
には検知スイッチ68が固設されている。
この検知スイッチ68は移動部材23の所定位置に突設
された突起(参照符号なし)が係合することによりて、
トレイ10のハウジング2内への収納完了、ディスクク
ランプ完了、トレイ10のハウジング外への突出完了を
検知するための信号を発する。また、第10図に示され
るように、メカシャーシ35の下面には光学式ピックア
ップ手段を担持したキャリッジ42の一部が係合するこ
とによって該キャリッジが移動限界位置に達したことを
検知するための検知スイッチ69が設けられている。
尚、上記した各検知スイッチ68及び69から発せられ
る検知信号はハウジング2内に設けられた制御部(図示
せず)に伝達される。また、これら各検知信号に応じて
該制御部から送られる動作信号によって、モータ26及
び47並びにスピンドルモータ55が後述する所定のタ
イミングにて動作するのである。
次に、上記した構成のフロントローディングディスクプ
レーヤの動作を、第18図ないし第20図をも参照しつ
つ演奏手順に沿って簡単に説明する。
まず、第1図に示されるようにディスク18をハウジン
グ2外に突出したトレイ10の円筒状凹部11a内に嵌
挿させ、且つ、コンテナたる支え部材19及び20(第
6図参照)上に載置する。
なお、トレイ10及び支え部材19.20等からなるデ
ィスク担持部のハウジング外への突出動作は以下に述べ
る収納動作の全(逆の過程を、辿ってなされるので詳述
しない。
ディスク18を載置せしめたら、ハウジング2のフロン
トパネル3上に設けられたスイッチ群〈図示せず)のう
ちローディングスイッチを押す。
すると、モータ26が回転を始めて歯車24が回動し、
移動部材23が後方に駆動される。但し、例えば第3図
に示されるように、スライドベース12の突出部12b
に形成された開口部(参照符号なし)に嵌挿された可動
脚33が、移動部材23の張出部23dに形成された第
2凹部23eに係合していることによって、移動部材2
3はスライドベース12を含むトレイ10に対して移動
し得ず、従って、支え部材19及び20はトレイ10に
対してロックされている。故に、歯車24の回動によっ
て、移動部材23とトレイ10の後方への移動のみがな
される。なお、可動脚33はトレイ10の後方移動に伴
って、第2凹部23eに係合したままサブシャーシ6の
スライド部6C上を転勤する。
トレイ10がハウジング2内の収納位置に達すると、ト
レイ10の構成部材であるスライドベース12の前端屈
曲部12cがサブシャーシ6の前端部に当接し、第16
図に示される状態となる。
なお、第17図はこの状態の平面図である。第16図か
ら明らかなように、このとき第1凹部6d。
第2凹部23e及び突出部12bの開口部(参照符号な
し)が同軸に対向する。移動部材23には後方への駆動
力がなおも与えられているので、スライド6−ス12′
)前端屈曲部12°がサプシ″′豐−シ6の前端部に当
接して該スライドベースの後方移動が停止せしめられた
ことと相まって、可動脚33は第2凹部23eを離脱し
て第1凹部6d内に入り込む。これにより、スライドベ
ース12を含むトレイ10はサブシャーシ6に対してロ
ックされ、同時に移動部材23のトレイ10に対するロ
ック状態、従って、コンテナたる支え部材19.20の
トレイ10に対するロック状態は解除せしめられる。か
くして移動部材23のみの後方移動が続けられて第18
図及び第19図の状態に至る。すなわち、移動部材23
のみの後方移動に伴ってレバ一部材30がビン30aを
中心として回動し、これによって、第19図に示される
ようにディスク18を担持した支え部材10及び20が
揺動する。よって、ディスク18の中心孔18a (第
1図示)がターンテーブル54のテーバ状ガイド部54
aに嵌合し、ディスク18は該ターンテーブル上に載置
される。また、第20図に示されるように、このとき支
え部材19(及び20)の支持部19b (及び20b
)はディスク18から離れ、ディスク18はターンテー
ブル54と共に回転可能となる。
一方、第18図に示されるように、上記支え部材19及
び20の下方への揺動に伴って、レバ一部材30のロー
ラ部材30dに直線状カム部58gにて係合している揺
動部材58がコイルスプリング59による付勢力により
下方に揺動し、該揺動部材の自由端部に設けられた押圧
部材60がディスク18の上面に押し付けられてディス
ク18はクランプされる。
移動部材23が後方移動限界位置に達すると、該移動部
材の前端部所定位置に突設された突起(図示せず)が検
知スイッチ68に係合して該検知スイッチが動作する。
前述した制御部(図示せず)は、検知スイッチ68が動
作して検知信号が発せられたことと、トレイ10が収納
方向に駆動されていることとを合わせて、該トレイを含
むディスク担持部がハウジング2内の収納位置に達した
と、また、ディスククランプが完了したものと判断して
モータ26を停止せしめる。この状態でディスク演奏が
可能となる。
ここで、聴取者がディスク18の入れ間違い等に気づき
、手等によりトレイ10の収納動作を止めた場合、また
はその他の原因によりトレイ10のハウジング2内への
収納を阻止する異常負荷が加えられた場合について説明
する。
トレイ101従って、上記ディスク担持部の収納動作が
途中で阻止された場合、上記した検知スイッチ68はい
つまでも動作することはない。収納動作にはほぼ一定の
時間を要するのであるが、上記制御部はモータ26が回
転を開始した時点からこの一定時間を経た後も検知スイ
ッチ68が動作しないことを上記異常負荷が加えられた
ものと判断する。そして、この場合、モータ26を反転
動作せしめてトレイ10を突出方向に駆動する。
上記異常負荷も加えられることなく、ディスク18のロ
ーディングが完了すると、スピンドルモータ55が回転
し、同時にモータ47が回転してキャリッジ42(例え
ば第10図参照)が動作し始めてディスク演奏が開始さ
れる。
演奏が終了してキャリッジ42が移動限界位置に達した
ことが検知スイッチ69により検知されると、キャリッ
ジ42及Uターンテーブル54は停止せしめられ、同時
にモータ26が反転動作を始める。従って、前にも述べ
たように、トレイ10及び支え部材19.20を含むデ
ィスク担持部は上記と全く逆の過程を辿ってハウジング
2外に突出する。トレイ10がハウジング2外の突出位
置に達すると、移動部材23の後端部所定位置に突設さ
れた突起(図示せず)が検知スイッチ68に係合して該
検知スイッチが動作する。制御部(前述)は、検知スイ
ッチ68が動作して検知信号が発せられたことと、トレ
イ10が突出方向に駆動されていることとを合わせて、
これを該トレイを含むディスク担持部がハウジング2外
の突出位置に達したものと判断してモータ26を停止せ
しめるのである。
かくしてディスクは回収されるのである。
11へ11 以上詳述した如く、本発明による調整用ネジ(44)に
おいてはネジ部外周にネジの軸方向に     吏伸長
するスリット(44a)が形成されている。
すなわち、調整用ネジを所定部材に螺合させて調整を行
い、該調整と同時、あるいは調整の直後に該スリットと
雌ネジの間に接着剤を充填するのである。
従って、調整用ネジの固定作業が極めて簡単であり、ま
た、調整用ネジが螺合する上記所定部材の材質が接着剤
が固着し得るものであれば調整用ネジが例えばナイロン
等の接着困難な素材から成るものであっても、上記スリ
ット内にて固化した接着剤を破壊するような大きな外力
が加わらぬ限り、調整用ネジが緩むことがないのである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロントローディングディスクプ
レーヤの全体を示す斜視図、第2図ないし第4図は当該
フロントローディングディスクプレーヤの内部構造の一
部を示し且つ一部断面を含む平面図、側面図および正面
図、第5図及び第6図はトレイとその周辺部材の平面図
、第7図は第6図に関するVl−Vl断面図、第8図な
いし第10図はメカシャーシとこれに搭載された機器の
各々平面図、側断面図、底面図、第11図<;u、(b
)、第12図、第13図、第14図(a)ないしくC)
は該機器の一部詳細図、第15図はメカシャーシとこれ
に搭載されたクランプ機構の一部断面を含む平面図、第
16図ないし第20図は当該フロントローディングディ
スクプレーヤの動作を説明するための図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・ハウジング 3・・・・・・フロントパネル 3a 、1 lb 、35a 、36a ・−・−・開
口部5・・・・・・メインシャーシ 6C・・・・・・スライド部 6・・・・・・サブシャーシ 6a、12a・・・・・・■溝 6C・・・・・・スライド部 6d・・・・・・第1凹部 7・・・・・・押え部材 7a 、 7b 、 49a 、 49b −−・・−
・突起7C・・・・・・スリット 9・・・・・・支持体 10・・・・・・トレイ 11・・・・・・カバ一部材 11a・・・・・・円筒状凹部 12・・・・・・スライドベース 12b・・・・・・突出部 120・・・・・・前端屈曲部 14・・・・・・リテーナ 14a・・・・・・第1ベアリング部材14b・・・・
・・第2ベアリング部材15・・・・・・スライドプレ
ート 16・・・・・・化粧パネル 18・・・・・・ディスク 18a・・・・・・中心孔 19.20・・・・・・支え部材 19a、20a・・・・・・一部分 19b、20b・・・・・・支持部 190.20C・・・・・・テーバ状ディスク案内部1
9d、20d・・・・・・揺動支持軸23・・・・・・
移動部材 23a・・・・・・ラック部 23b・・・・・・U字状凹部 23d・・・・・・張出部 238・・・・・・第2凹部 24・・・・・・歯車 25、47a 、 47b ・・−・・・プーリ26.
47・・・・・・モータ 26a・・・・・・小プーリ 27・・・・・・ベルト 30・・・・・・レバ一部材 30a 、30b ・・−・−ビン 30d、65・・・・・・ローラ部材 31.59・・・・・・コイルスプリング33・・・・
・・可動脚 35・・・・・・メカシャーシ 36・・・・・・脚部 37・・・・・・インシュレータ 38・・・・・・柱状脚部材 38a・・・・・・プリング部           
   t39・・・・・・粘弾性部材 42・・・・・・キャリッジ 42a 、 42b ・・−・−LJ溝42c・・・・
・・突部 43・・・・・・ガイドシャフト 44・・・・・・調整用ネジ 44a・・・・・・スリット 44b・・・・・・ネジ頭部 46・・・・・・スクリューシャフト 49・・・・・・アーム部材 49c・・・・・・舌状部 50a 、50b・・・・・・ハーフナツト51・・・
・・・抜は止め部材 54・・・・・・ターンテーブル 54a・・・・・・テーバ状ガイド部 55・・・・・・スピンドルモータ 58・・・・・・揺動部材 58a・・・・・・支持軸 58b・・・・・・爪 58d・・・・・・係合爪 58e・・・・・・規制部 58(+川・・・直線状カム部 60・・・・・・押圧部材 60a・・・・・・球状ベアリング部材63・・・・・
・レバ一部材 63a 、64a・・・・・・軸 63b 、63c・・・・・・挾持部 63d・・・・・・前端部 63e・・・・・・係合突起 64・・・・・・ブラケット部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ネジ部外周にネジの軸方向に沿って形成されたス
    リットを有することを特徴とする調整用ネジ。
  2. (2)前記スリットはネジ頭部に達しており、前記ネジ
    頭部を前記軸方向において貫通していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の調整用ネジ。
  3. (3)樹脂から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の調整用ネジ。
  4. (4)前記ネジ部の外径はこれが螺合すべき雌ネジの谷
    径よりも僅かに大きいことを特徴とする特許請求の範囲
    第1、2又は3項記載の調整用ネジ。
  5. (5)前記ネジ部の谷径はこれが螺合すべき雌ネジの内
    径よりも僅かに大きいことを特徴とする特許請求の範囲
    第1、2、3又は4項記載の調整用ネジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001099102A1 (fr) * 2000-06-19 2001-12-27 Sanyo Electric Co.,Ltd Dispositif de disque magneto-optique et procede de positionnement de la tete magnetique dudit dispositif
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