JPS6116853B2 - - Google Patents
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- JPS6116853B2 JPS6116853B2 JP53009934A JP993478A JPS6116853B2 JP S6116853 B2 JPS6116853 B2 JP S6116853B2 JP 53009934 A JP53009934 A JP 53009934A JP 993478 A JP993478 A JP 993478A JP S6116853 B2 JPS6116853 B2 JP S6116853B2
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- lining holding
- brake lining
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/04—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by moving discs or pads away from one another against radial walls of drums or cylinders
- F16D55/06—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by moving discs or pads away from one another against radial walls of drums or cylinders without self-tightening action
- F16D55/10—Brakes actuated by a fluid-pressure device arranged in or on the brake
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転するブレーキハウジングと、制
動トルクを受止める固定ブレーキ保持体と、それ
ぞれ少なくとも2つの弧状片から成りかつブレー
キ保持体に軸線方向にのみ移動可能に支持される
2つのブレーキライニング保持片と、これらブレ
ーキライニング保持片の間においてブレーキ保持
体に相対回転しないように設けられて環状ピスト
ンと環状シリンダから成る拡張装置と、ブレーキ
ライニング保持片を半径方向外方に対して拘束す
る複数の拘束手段とを備えた内部拡張式クラツチ
形円板ブレーキに関する。
動トルクを受止める固定ブレーキ保持体と、それ
ぞれ少なくとも2つの弧状片から成りかつブレー
キ保持体に軸線方向にのみ移動可能に支持される
2つのブレーキライニング保持片と、これらブレ
ーキライニング保持片の間においてブレーキ保持
体に相対回転しないように設けられて環状ピスト
ンと環状シリンダから成る拡張装置と、ブレーキ
ライニング保持片を半径方向外方に対して拘束す
る複数の拘束手段とを備えた内部拡張式クラツチ
形円板ブレーキに関する。
このような内部拡張式クラツチ形円板ブレーキ
はドイツ連邦共和国特許出願公開第2526403号明
細書から公知である。この内部拡張式クラツチ形
円板ブレーキでは、拘束手段は、拡張装置に取付
けられた環状板と、ブレーキライニング保持片に
取付けられた支持板と、ブレーキハウジング外で
環状板と支持板とを結合する結合素子例えばボル
トまたは割りピンとから構成されている。
はドイツ連邦共和国特許出願公開第2526403号明
細書から公知である。この内部拡張式クラツチ形
円板ブレーキでは、拘束手段は、拡張装置に取付
けられた環状板と、ブレーキライニング保持片に
取付けられた支持板と、ブレーキハウジング外で
環状板と支持板とを結合する結合素子例えばボル
トまたは割りピンとから構成されている。
この内部拡張式クラツチ形円板ブレーキでは、
それ自体固定せねばならない付加的な結合素子を
使用し、しかも結合素子は外部から近づくことが
できねばならず、それにより余分な空間が必要に
なるという欠点がある。結合部はブレーキハウジ
ング外にあり、損傷し易い。またブレーキライニ
ングの弧状片は周方向に互いに離してのみ取付け
可能なので、環状面の一部にしかブレーキライニ
ングを設けられないことになる。
それ自体固定せねばならない付加的な結合素子を
使用し、しかも結合素子は外部から近づくことが
できねばならず、それにより余分な空間が必要に
なるという欠点がある。結合部はブレーキハウジ
ング外にあり、損傷し易い。またブレーキライニ
ングの弧状片は周方向に互いに離してのみ取付け
可能なので、環状面の一部にしかブレーキライニ
ングを設けられないことになる。
本発明の課題は、ブレーキライニングの交換を
容易にし、環状面をブレーキライニングのため完
全に利用できるようにすることにある。
容易にし、環状面をブレーキライニングのため完
全に利用できるようにすることにある。
この課題を解決するため本発明によれば、拘束
手段がブレーキハウジング内に設けられた軸線方
向突起または軸線方向凹所として形成され、これ
らの突起または凹所が、ブレーキライニング保持
片に形成された凹所または突起へ係合し、係合状
態におけるこれら突起と凹所の重なり寸法が、拡
張装置のシリンダとピストンの可能な相対移動寸
法より小さい。
手段がブレーキハウジング内に設けられた軸線方
向突起または軸線方向凹所として形成され、これ
らの突起または凹所が、ブレーキライニング保持
片に形成された凹所または突起へ係合し、係合状
態におけるこれら突起と凹所の重なり寸法が、拡
張装置のシリンダとピストンの可能な相対移動寸
法より小さい。
さらに本発明によれば、拘束手段が拡張装置に
対して軸線方向に移動可能にかつこれを包囲する
ように形成され、軸線方向移動の際ブレーキライ
ニング保持片の拘束を解除する。
対して軸線方向に移動可能にかつこれを包囲する
ように形成され、軸線方向移動の際ブレーキライ
ニング保持片の拘束を解除する。
本発明により設けられる軸線方向突起と軸線方
向凹所は、ブレーキライニング保持片の確実な拘
束を可能にし、したがつてその脱落を防止する。
拡張装置の収縮によりブレーキライニング保持片
の拘束が解除されるので、これらのブレーキライ
ニング保持片を容易に引出して交換することがで
きる。さらに突起や凹所は簡単に製造可能であ
り、制動の際ブレーキライニング保持片の支持個
所のまわりに生ずる揺動トルクをこれら突起と凹
所の係合により受止めることができる。またブレ
ーキライニングの弧状片は周方向に接して設けら
れるので、環状面のほぼ全体を制動に利用するこ
とができ、制動効率が高い。
向凹所は、ブレーキライニング保持片の確実な拘
束を可能にし、したがつてその脱落を防止する。
拡張装置の収縮によりブレーキライニング保持片
の拘束が解除されるので、これらのブレーキライ
ニング保持片を容易に引出して交換することがで
きる。さらに突起や凹所は簡単に製造可能であ
り、制動の際ブレーキライニング保持片の支持個
所のまわりに生ずる揺動トルクをこれら突起と凹
所の係合により受止めることができる。またブレ
ーキライニングの弧状片は周方向に接して設けら
れるので、環状面のほぼ全体を制動に利用するこ
とができ、制動効率が高い。
さらに拘束手段が、拡張装置に対し軸線方向に
移動可能に構成されている場合には、拡張装置の
収縮の程度に関係なく、ブレーキライニング保持
片の拘束解除を行なうことができる。
移動可能に構成されている場合には、拡張装置の
収縮の程度に関係なく、ブレーキライニング保持
片の拘束解除を行なうことができる。
第1a図および第1b図は本発明による内部拡
張式クラツチ形円板ブレーキの実施例を示し、ブ
レーキハウジング2は車輪6のボス4に結合され
ている。このブレーキハウジング2は2つの冷却
ひれ付き環状板8および10から成り、これらの
環状板8,10は、ボルト14により、取外し可
能な筒状結合部分12または連絡片に結合されて
いる。固定部分としての車軸管16にはU字状突
起20を有するブレーキ保持体としての環18が
取付けられ、ブレーキライニング25をもつブレ
ーキライニング保持片24の方形突起22が係合
して、軸線方向へ移動可能に案内される。拡張装
置26,28の環状シリンダ26および環状ピス
トン28の外周には円弧片状の軸線方向突起30
が設けられ、これらの突起がブレーキライニング
保持片24の凹所31に係合して、ブレーキライ
ニング保持片24を半径方向外方に対して拘束す
る。パツキン32および34における摩擦は、環
状ピストン28が外力の作用なしには環状シリン
ダ26内を移動できないような大きさにされてい
る。
張式クラツチ形円板ブレーキの実施例を示し、ブ
レーキハウジング2は車輪6のボス4に結合され
ている。このブレーキハウジング2は2つの冷却
ひれ付き環状板8および10から成り、これらの
環状板8,10は、ボルト14により、取外し可
能な筒状結合部分12または連絡片に結合されて
いる。固定部分としての車軸管16にはU字状突
起20を有するブレーキ保持体としての環18が
取付けられ、ブレーキライニング25をもつブレ
ーキライニング保持片24の方形突起22が係合
して、軸線方向へ移動可能に案内される。拡張装
置26,28の環状シリンダ26および環状ピス
トン28の外周には円弧片状の軸線方向突起30
が設けられ、これらの突起がブレーキライニング
保持片24の凹所31に係合して、ブレーキライ
ニング保持片24を半径方向外方に対して拘束す
る。パツキン32および34における摩擦は、環
状ピストン28が外力の作用なしには環状シリン
ダ26内を移動できないような大きさにされてい
る。
ブレーキライニング25をもつブレーキライニ
ング保持片24を交換するため、拡張装置26,
28が収縮され、それにより環状ピストン28お
よび環状シリンダ26にある突起30が、ブレー
キライニング保持片24の対応する凹所31から
外れて、ブレーキライニング保持片24の拘束を
解除する。続いて結合部分12の取外し後、場合
によつては設けられている連絡片の間を通して、
ブレーキライニング保持片を半径方向外方へ引抜
き、交換することができる。
ング保持片24を交換するため、拡張装置26,
28が収縮され、それにより環状ピストン28お
よび環状シリンダ26にある突起30が、ブレー
キライニング保持片24の対応する凹所31から
外れて、ブレーキライニング保持片24の拘束を
解除する。続いて結合部分12の取外し後、場合
によつては設けられている連絡片の間を通して、
ブレーキライニング保持片を半径方向外方へ引抜
き、交換することができる。
ブレーキライニング保持片の交換後、その凹所
31へ突起30を係合させ、ブレーキを再び作動
準備状態にするには、ブレーキを操作して、拡張
装置26,28を拡張させれば十分である。付加
的な部分の取外しはもはや必要でない。
31へ突起30を係合させ、ブレーキを再び作動
準備状態にするには、ブレーキを操作して、拡張
装置26,28を拡張させれば十分である。付加
的な部分の取外しはもはや必要でない。
第2a図および第2b図では、第1図の拡張装
置にある突起30が円柱状ピン40に代えられ、
また凹所の代りに長穴42がブレーキライニング
保持片24に設けられている。
置にある突起30が円柱状ピン40に代えられ、
また凹所の代りに長穴42がブレーキライニング
保持片24に設けられている。
制動の際生ずる制動トルクは、ブレーキライニ
ング25したがつてブレーキライニング保持片2
4に対して、このブレーキライニング保持片24
を支持個所すなわちU字状突起20のまわりに揺
動させようとするトルク(揺動トルク)を及ぼ
す。この揺動トルクは、第1図の実施例では突起
30により受止められるが、第2図の実施例で
は、ピン40が半径方向の拘束と揺動トルクの受
止めを引受ける。丸穴のかわりに長穴を選ぶこと
により、かみ合いの危険が回避される。さらにブ
レーキライニング保持片はほとんど揺動しないの
で、その周方向に隣接する端縁は力を及ぼし合う
ことがなく、これらの端縁を接近させることがで
き、したがつて環状面のほぼ全体を制動に利用す
ることができる。
ング25したがつてブレーキライニング保持片2
4に対して、このブレーキライニング保持片24
を支持個所すなわちU字状突起20のまわりに揺
動させようとするトルク(揺動トルク)を及ぼ
す。この揺動トルクは、第1図の実施例では突起
30により受止められるが、第2図の実施例で
は、ピン40が半径方向の拘束と揺動トルクの受
止めを引受ける。丸穴のかわりに長穴を選ぶこと
により、かみ合いの危険が回避される。さらにブ
レーキライニング保持片はほとんど揺動しないの
で、その周方向に隣接する端縁は力を及ぼし合う
ことがなく、これらの端縁を接近させることがで
き、したがつて環状面のほぼ全体を制動に利用す
ることができる。
第3図の実施例では、軸線方向突起として、軸
線方向に突出する閉じた環44が設けられて、ブ
レーキライニング保持片24の凹所である環状溝
46へ係合する。この実施例では、環44により
ブレーキライニング保持片24の半径方向拘束が
行なわれると共に、揺動トルクが受止められる。
閉じた環の代りに複数の円弧片を使用し、また環
状溝の代りに、円弧片に対応する円弧状凹所を使
用することができる。
線方向に突出する閉じた環44が設けられて、ブ
レーキライニング保持片24の凹所である環状溝
46へ係合する。この実施例では、環44により
ブレーキライニング保持片24の半径方向拘束が
行なわれると共に、揺動トルクが受止められる。
閉じた環の代りに複数の円弧片を使用し、また環
状溝の代りに、円弧片に対応する円弧状凹所を使
用することができる。
第4a図および第4b図の実施例では、ブレー
キライニング保持片24の弧状片の周方向におい
て対向する端縁には、互いにかみ合う歯48およ
び50が形成されている。それによりブレーキラ
イニング保持片の弧状片は互いに隙間なく支え合
うので、弧状片の揺動はない。それにより弧状片
の揺動により他の部分例えば突起20,30へブ
レーキライニング保持片24により力が及ぼされ
ることはない。しかも例えば歯48の一方の歯面
は、この歯をもつ弧状片の引き抜き方向に延び、
歯48の他方の歯面は隣接する弧状片の引き抜き
方向に延びているので、ブレーキライニング保持
片したがつてブレーキライニングの簡単な交換が
保証される。
キライニング保持片24の弧状片の周方向におい
て対向する端縁には、互いにかみ合う歯48およ
び50が形成されている。それによりブレーキラ
イニング保持片の弧状片は互いに隙間なく支え合
うので、弧状片の揺動はない。それにより弧状片
の揺動により他の部分例えば突起20,30へブ
レーキライニング保持片24により力が及ぼされ
ることはない。しかも例えば歯48の一方の歯面
は、この歯をもつ弧状片の引き抜き方向に延び、
歯48の他方の歯面は隣接する弧状片の引き抜き
方向に延びているので、ブレーキライニング保持
片したがつてブレーキライニングの簡単な交換が
保証される。
第5図には本発明によるブレーキの他の2つの
実施例が示されている。
実施例が示されている。
第5a図および第5b図では、ブレーキライニ
ング保持片24の弧状片が、その端縁にほぼ接線
方向の方形凹所52および方形突起54をもち、
1つの弧状片の突起54が隣接する弧状片の凹所
52へ係合している。
ング保持片24の弧状片が、その端縁にほぼ接線
方向の方形凹所52および方形突起54をもち、
1つの弧状片の突起54が隣接する弧状片の凹所
52へ係合している。
第5b図および第5d図の実施例では、拡張装
置26,28に設けられた軸線方向突起としての
環状ひれ56が、ブレーキライニング保持片24
に形成された環状溝58へ係合している。
置26,28に設けられた軸線方向突起としての
環状ひれ56が、ブレーキライニング保持片24
に形成された環状溝58へ係合している。
第5a図および第5c図の実施例では、これら
のひれおよび溝は存在しない。
のひれおよび溝は存在しない。
凹所52および突起54により、第4図の実施
例と同様に、ブレーキライニング保持片24の相
互支持が行なわれる。さらにこのような凹所52
と突起54との係合により、付加的な手段なしで
も、ブレーキライニング保持片24の半径方向拘
束が行なわれる。第5b図および第5d図では、
ブレーキライニング保持片の半径方向拘束は、ひ
れ56と溝58との係合により一層良好である。
凹所52および突起54の図示した配置により、
拡張装置の収縮後、第5a図および第5b図にお
いて、左上の弧状片、下側の弧状片、右上の弧状
片の順序で取外しが行なわれる。
例と同様に、ブレーキライニング保持片24の相
互支持が行なわれる。さらにこのような凹所52
と突起54との係合により、付加的な手段なしで
も、ブレーキライニング保持片24の半径方向拘
束が行なわれる。第5b図および第5d図では、
ブレーキライニング保持片の半径方向拘束は、ひ
れ56と溝58との係合により一層良好である。
凹所52および突起54の図示した配置により、
拡張装置の収縮後、第5a図および第5b図にお
いて、左上の弧状片、下側の弧状片、右上の弧状
片の順序で取外しが行なわれる。
制動の際ブレーキライニングへ力が不均等に伝
わる危険を避けるため、破線により示すように、
凹所および突起の範囲で弧状片を切欠くことがで
きる。
わる危険を避けるため、破線により示すように、
凹所および突起の範囲で弧状片を切欠くことがで
きる。
第6図の実施例では、拡張装置を包囲する2つ
の部分60,62から成る筒体が設けられてお
り、これらの筒体部分60,62は圧縮ばね64
により互いに押離され、その外縁または外縁の一
部がブレーキライニング保持片68の溝66へ係
合するようになつている。ばね64の範囲はなる
べくカラー70により保護されている。両筒体部
分の相互接近により、ブレーキライニング保持片
68は拘束を解除されて、交換可能となる。
の部分60,62から成る筒体が設けられてお
り、これらの筒体部分60,62は圧縮ばね64
により互いに押離され、その外縁または外縁の一
部がブレーキライニング保持片68の溝66へ係
合するようになつている。ばね64の範囲はなる
べくカラー70により保護されている。両筒体部
分の相互接近により、ブレーキライニング保持片
68は拘束を解除されて、交換可能となる。
第7図の実施例では、拡張装置として環状の軸
線方向突起82を有する環状シリンダ80が設け
られ、この環状シリンダがブレーキライニング保
持片86の対応する凹所すなわち溝84へ係合す
る。反対側で管状部分88が、ブレーキライニン
グ保持片90の適当に形成された凹所としての溝
89へはまり、適当な止め手段92、例えば環状
ピストン94に固定可能な止め輪により保持され
ている。交換は止め手段92の取外しと管状部分
88の軸線方向移動により簡単に行なわれ、それ
によりブレーキライニング保持片90の拘束が解
除され、また拡張装置80,94がブレーキライ
ニング保持片86の拘束解除のため収縮される
か、または環状シリンダ80が図面で右方へ移動
せしめられる。突起82も管状部分88の溝89
へ係合する部分も、閉じた環状に形成する必要は
ない。すなわち周囲に分布した円弧片状突起を設
けて、ブレーキライニング保持片の対応する凹所
へ係合させることもできる。
線方向突起82を有する環状シリンダ80が設け
られ、この環状シリンダがブレーキライニング保
持片86の対応する凹所すなわち溝84へ係合す
る。反対側で管状部分88が、ブレーキライニン
グ保持片90の適当に形成された凹所としての溝
89へはまり、適当な止め手段92、例えば環状
ピストン94に固定可能な止め輪により保持され
ている。交換は止め手段92の取外しと管状部分
88の軸線方向移動により簡単に行なわれ、それ
によりブレーキライニング保持片90の拘束が解
除され、また拡張装置80,94がブレーキライ
ニング保持片86の拘束解除のため収縮される
か、または環状シリンダ80が図面で右方へ移動
せしめられる。突起82も管状部分88の溝89
へ係合する部分も、閉じた環状に形成する必要は
ない。すなわち周囲に分布した円弧片状突起を設
けて、ブレーキライニング保持片の対応する凹所
へ係合させることもできる。
第1a図および第1b図は本発明による内部拡
張式クラツチ形円板ブレーキの第1の実施例の縦
断面図および横断面図、第2a図および第2b図
は第2実施例の縦断面図および横断面図、第3a
図および第3b図は第3実施例のブレーキライニ
ング保持片の正面図および縦断面図、第4a図お
よび第4b図は第4実施例の縦断面図および横断
面図、第5a図および第5c図は第5実施例のブ
レーキライニング保持片の一部の正面図および縦
断面図、第5b図および第5d図は第6実施例の
ブレーキライニング保持片の一部の正面図および
縦断面図、第6図および第7図は第7および第8
の実施例の縦断面図である。 2……ブレーキハウジング、18……ブレーキ
保持体、24,68,86,90……ブレーキラ
イニング保持片、26,28;80,94……拡
張装置、30,40,44,56,82,88…
…突起、31,42,46,58,84,89…
…凹所、60,62……拘束手段。
張式クラツチ形円板ブレーキの第1の実施例の縦
断面図および横断面図、第2a図および第2b図
は第2実施例の縦断面図および横断面図、第3a
図および第3b図は第3実施例のブレーキライニ
ング保持片の正面図および縦断面図、第4a図お
よび第4b図は第4実施例の縦断面図および横断
面図、第5a図および第5c図は第5実施例のブ
レーキライニング保持片の一部の正面図および縦
断面図、第5b図および第5d図は第6実施例の
ブレーキライニング保持片の一部の正面図および
縦断面図、第6図および第7図は第7および第8
の実施例の縦断面図である。 2……ブレーキハウジング、18……ブレーキ
保持体、24,68,86,90……ブレーキラ
イニング保持片、26,28;80,94……拡
張装置、30,40,44,56,82,88…
…突起、31,42,46,58,84,89…
…凹所、60,62……拘束手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転するブレーキハウジングと、制動トルク
を受止める固定ブレーキ保持体と、それぞれ少な
くとも2つの弧状片から成りかつブレーキ保持体
に軸線方向にのみ移動可能に支持される2つのブ
レーキライニング保持片と、これらブレーキライ
ニング保持片の間においてブレーキ保持体に相対
回転しないように設けられて環状ピストンと環状
シリンダから成る拡張装置と、この拡張装置と連
動して軸線方向に移動可能でブレーキライニング
保持片を半径方向外方に対して拘束する複数の拘
束手段とを備え、これらの拘束手段が軸線方向移
動の際ブレーキライニング保持片の拘束を解除す
るものにおいて、拘束手段が、ブレーキハウジン
グ内に設けられた軸線方向突起30,40,4
4,56,82,88または軸線方向凹所として
形成され、これらの突起または凹所がブレーキラ
イニング保持片24,86,90に形成された凹
所31,42,46,58,84,89または突
起へ係合し、係合状態におけるこれら突起と凹所
の重なり寸法が、拡張装置26,28;80,9
4のシリンダ26,80とピストン28,94の
可能な相対移動寸法より小さいことを特徴とす
る、内部拡張式クラツチ形円板ブレーキ。 2 軸線方向突起30,44,56,82,88
がブレーキライニング保持片24,86,90の
弧状片のほぼ外径の範囲にあることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載のブレーキ。 3 軸線方向突起30,44,56,82,88
が、環状ピストン28,80および環状シリンダ
26,80に設けられていることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項に記載のブレーキ。 4 軸線方向突起30,44,56,82,88
が環状ピストン28または環状シリンダ26,8
0に一体に形成されていることを特徴とする、特
許請求の範囲第3項に記載のブレーキ。 5 軸線方向突起が円柱状ピン40であり、ブレ
ーキライニング保持片24の弧状片の周方向に延
びる長穴42に係合していることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項に記載のブレーキ。 6 軸線方向突起が環状ひれ44,56,82と
して、対応する凹所としての環状溝46,58,
84へ係合していることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項に記載のブレーキ。 7 軸線方向突起が円弧片30として形成され
て、対応する凹所31へ係合していることを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載のブレー
キ。 8 ブレーキライニング保持片24の隣接する弧
状片が、周方向において対向する端縁に、互いに
かみ合う歯48,50をもつていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項に記載のブレーキ。 9 歯48,50の一方の歯面がこの歯をもつ弧
状片の引抜き方向に延び、他方の歯面が隣接する
弧状片の引抜き方向に延びていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第8項に記載のブレーキ。 10 ブレーキライニング保持片24の隣接する
弧状片が、周方向において対向する端縁にほぼ接
線方向に延びる突起54および凹所52をもち、
これら突起と凹所の軸線方向重なり寸法が、拡張
装置26,28の伸縮寸法より小さいことを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載のブレー
キ。 11 回転するブレーキハウジングと、制動トル
クを受止める固定ブレーキ保持体と、それぞれ少
なくとも2つの弧状片から成りかつブレーキ保持
体に軸線方向にのみ移動可能に支持される2つの
ブレーキライニング保持片と、ブレーキライニン
グ保持片の間においてブレーキ保持体に相対回転
しないように設けられて環状ピストンと環状シリ
ンダからなる拡張装置と、ブレーキライニング保
持片を半径方向外方に対して拘束する拘束手段と
を備え、この拘束手段が拡張装置の半径方向外側
に設けられているものにおいて、拘束手段60,
62が拡張装置26,28に対して軸線方向に移
動可能にかつこれを包囲するように形成され、軸
線方向移動の際ブレーキライニング保持片68の
拘束を解除することを特徴とする、内部拡張式ク
ラツチ形円板ブレーキ。 12 拘束手段が、拡張装置を包囲して軸線方向
に離れている少なくとも2つの部分60,62か
らなる円筒状の筒体により形成され、これらの部
分が互いに軸線方向に予荷重を受けていることを
特徴とする、特許請求の範囲第11項に記載のブ
レーキ。 13 筒体部分60,62の間に少なくとも1つ
の圧縮ばね64が設けられていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第12項に記載のブレーキ。 14 筒体部分60,62の外縁がブレーキライ
ニング保持片68に係合可能であることを特徴と
する、特許請求の範囲第12項に記載のブレー
キ。 15 筒体部分60,62の外縁またはその一部
が、ブレーキライニング保持片に形成された溝6
6へ係合可能であることを特徴とする、特許請求
の範囲第14項に記載のブレーキ。 16 圧縮ばね64がカラー70により覆われて
いることを特徴とする、特許請求の範囲第13項
に記載のブレーキ。
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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