JPS6116654Y2 - - Google Patents

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JPS6116654Y2
JPS6116654Y2 JP18607981U JP18607981U JPS6116654Y2 JP S6116654 Y2 JPS6116654 Y2 JP S6116654Y2 JP 18607981 U JP18607981 U JP 18607981U JP 18607981 U JP18607981 U JP 18607981U JP S6116654 Y2 JPS6116654 Y2 JP S6116654Y2
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JP
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flange
coil
frame
bent
coil bobbin
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JP18607981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家庭電化製品、特に音響装置に使用
されるのに適した小型の開放箱型直流ソレノイド
におけるコイルの取付け構造に関する。
近年直流ソレノイドは自動化の機能部品として
各分野に広く使用されていることは周知であり、
また家庭電化製品特に音響装置はソレノイドの使
用の歴史も古く、ソレノイドの大きさもさまざま
で数量的にも一番多く使用されている。
このようなソレノイドの中でコ字状フレームの
両折曲げ端間にコイルを嵌めるいわゆる開放箱型
ソレノイドの従来のものとは第1図および第2図
に示される構造のものが一般的である。このソレ
ノイドは外側にコイルが巻かれたボビンaをコ字
状の磁性材フレームbの両折曲げ端cとdの間に
嵌合し、Eリング等の止め金eでそれらを固定
し、ボビン内の一方の端に固定鉄芯fを嵌合固定
し他方内に可能鉄芯gを移動可能に挿入して構成
されている。
しかしながら、このような構造のソレノイドで
は、ボビンに一体成形されたプランジヤ案内部h
をフレームの折曲げ端dの穴iに嵌め込むため両
折曲げ端間の内寸法L1とボビンの外寸法L2ほぼ
同一に形成しなくてはならなくプランジヤ案内部
hを穴iに嵌め込んだ後はフレームの他方の折曲
げ端cの内面とボビンのフランジ外面との間に隙
間L3ができるため、フレームに対してボビンを
固定するため止め金が必要不可欠で、この種ソレ
ノイドの製造で要求されている部品数の削減に沿
わないだけでなく組立時の止め金の取付作業が面
倒で、製品のコストダウン効果が十分得られない
問題がある。
したがつて、本考案の目的は、部品点数を削減
しかつ組立を容易にしてソレノイドのコストダウ
ンを可能にしたコイルの取付け構造を提供するこ
とにある。
本考案は、外側にコイルが巻かれたコイルボビ
ンを、磁性材フレームの両折曲げ端に嵌め、該コ
イルボビン内に固定鉄芯および可動鉄芯を受ける
ようになつている開放箱型直流ソレノイドにおい
て、前記フレームの両折曲げ端をそれぞれ長さを
異にして形成し、コイルボビンの両端近傍にそれ
ぞれを形成し、該フランジの一方のフランジの外
面には該折曲げ端先端縁に隣接する位置に突部を
一体的に形成し、該一方のフランジの突部の表面
を前記フランジの短い方の折曲げ端で、また他方
のフランジの外面を前記フレームの長い方の折曲
げ端で押圧するように構成されている。
上記構成において、ソレノイドに組み立てる場
合、フレームの長い方の折曲げ端にコイルボビン
の突出端を嵌め、コイルボビンの一方のフランジ
の突部の表面を短い方の折曲げ端で弾圧すること
により、コイルボビンはフランジに固定保持され
る。
以下図面を参照して本考案による開放箱型直流
ソレノイドのコイル取付け構造の一実施例につい
て説明する。
第3図ないし第5図において、本実施例による
コイル取付け構造を備えた開放箱型直流ソレノイ
ド(以下単にソレノイドと呼ぶ)1が示されてい
る。同図において、2はフレーム、3は外周にコ
イル4が巻かれているコイルボビン、5は固定鉄
芯、6は可動鉄芯である。
フレーム2は従来のソレノイドと同じように磁
性板をほぼコ字状に折り曲げ一方の折り曲げ端2
1を他方の折曲げ端22より短く形成し、それぞ
れ穴23および24を合わせて設けて形成されて
いる。このように折曲げ端21を折曲げ端22よ
り短くしたのは、後述するようにフレーム2内へ
のコイルボビン3の挿入を容易にするためであ
る。
コイルボビン3は第6図および第7図に詳細に
示されているように、長い管状部30の一端(図
において上端)にフランジ31をかつその他端近
傍にフランジ32を、例えばプラスチツク等で、
一体的に形成されている。上側のフランジ31は
ほぼ四角形になつていてその一端33はフレーム
2の中間部20に当接して回り止めを形成するよ
うに延長されている。フランジ31の他端上面に
二段の突部34および35が形成されている。上
段の突部35は第7図から明らかなように左、右
二つに分けられていて、コイルボビン3がフレー
ムの両折曲げ端21と22との間に嵌合されたと
き、フレームの一方の折曲げ端の隅に形成された
一対の切欠き部25内に嵌まるようになつてい
る。
フランジ32からは管状部30の端部36が突
出していて、その突出端36はコイルボビンがフ
レーム2に取り付けられるときフレームの他方の
折曲げ端22の穴24内に挿入されるようになつ
ている。
コイルボビンの一方のフランジ31に形成され
た下段の突部34の表面37と他方のフランジ3
2の外面(図において下面)との間の距離l1は、
フレーム2の両折曲げ端21と22の内面間の距
離l2よりわずかに大きくなつていて、コイルボビ
ン3が第3図に示されるようにフレームの両折曲
げ端間に嵌められたとき下段の突部34の表面3
7とフランジ32の外面とがそれぞれ対応する折
曲げ端により弾圧されることにより、コイルボビ
ンがしつかりと固定保持されるようになつてい
る。
上記コイル取付け構造において、ソレノイドに
組み立てる場合は、コイルボビン3の管状部30
外周に所定量のコイルを巻いた後、まずフレーム
の両折曲げ端21と22との間に、コイルボビン
3を、フランジ33の上面が折曲げ端21の下面
(第3図で見た)に接するようにして、両折曲げ
端の先端部側から挿入する。この場合、コイルボ
ビンがフランジに関して上側に寄つた状態のため
コイルボビン3の下側の突出端36は折曲げ端2
2の上側になり、折曲げ端21の先端縁が下段の
突部34の端面に当たるまではコイルボビンはフ
レーム内にスムースに入る。折曲げ端21の端縁
が下段の突部34の端面に当つたとき、そのまま
の状態では突出端36は穴24に入り得ないの
で、フレーム2に関してコイルボビンを、突出端
36が穴24の位置に来るように斜めにして(こ
のとき両折曲げ端は弾力性により開く)突出端3
6を穴24内に入れる(折曲げ端21が他方の折
曲げ端より短いためコイルボビンを斜めに押し込
めば突出端36は穴24内に容易に入る。)。突出
端36が穴24内に入るとコイルボビンはフラン
ジ32が折曲げ端22に当たるまで折曲げ端22
側に移動できるので、コイルボビンをそのように
移動させ、その後コイルボビンを第3図に示され
る位置まで押し込む。
その後コイルボビン3の穴の一端およびフレー
ム2の穴23内に固定鉄芯5を挿入して固定鉄芯
をフレームにかしめて固定する。さらにコイルボ
ビンの穴の他方に可動鉄芯6を挿入する。
以上の説明から明らかなように本考案によるコ
イル取付け構造では、フレームの両折曲げ端間に
コイルボビンを挿入して一方のフランジに一体成
形した突部表面と他方のフランジの外面に折曲げ
端を弾圧することによつてコイルボビンの固定を
行なつているので、従来のこの種のソレノイドの
ようにEリングを必要とすることはなくなり、し
たがつて部品数が少なくかつ組立てが簡単でソレ
ノイドのコストダウンを図ることが可能である。
なお前記実施例においてはフランジの上段の突
部が分割されて形成されているが必ずしもそうす
る必要はなくつながつていてもよい。この場合、
フレーム2の折曲げ端21との係合部は下段の突
部34と上段の突部35が形成する垂直部にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開放箱型直流ソレノイドの側面
図、第2図は第1図のソレノイドの分解斜視図、
第3図は本考によるコイル取付け構造を有する開
放箱型直流ソレノイドの側断面図、第4図は第3
図のソレノイドの正面図、第5図は第3図のソレ
ノイドの上面図、第6図は本考案によるコイル取
付け構造に使用するボビンの一例を示す側断面
図、第7図は第6図のボビンの斜視図である。 2……フレーム、21,22……折曲げ端、2
5……切欠き、3……コイルホビン、31,32
……フランジ、34,35……突部、37……表
面、4……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側にコイルが巻かれたコイルボビンを、磁性
    材のフレームの両折曲げ端間に嵌め、該コイルボ
    ビン内に固定鉄芯および可動鉄芯を受けるように
    なつている開放箱型直流ソレノイドにおいて、前
    記フレームの両折曲げ端間をそれぞれ長さを異に
    して形成し、コイルボビンの両端近傍にそれぞれ
    フランジを形成し、該フランジの一方のフランジ
    の外面には該折曲げ端の先端縁に隣接する位置に
    突部を一体的に形成し、該一方のフランジの突部
    の表面を前面を前記フランジの短い方の折曲げ端
    で、また他方のフランジの外面を前記フレームの
    長い方の折曲げ端で押圧するようにした開放箱型
    直流ソレノイドのコイル取付け構造。
JP18607981U 1981-12-14 1981-12-14 開放箱型直流ソレノイドのコイル取付け構造 Granted JPS5889914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18607981U JPS5889914U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 開放箱型直流ソレノイドのコイル取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18607981U JPS5889914U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 開放箱型直流ソレノイドのコイル取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889914U JPS5889914U (ja) 1983-06-17
JPS6116654Y2 true JPS6116654Y2 (ja) 1986-05-22

Family

ID=29987714

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18607981U Granted JPS5889914U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 開放箱型直流ソレノイドのコイル取付け構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5502931B2 (ja) * 2011-09-28 2014-05-28 株式会社鷺宮製作所 電磁コイル及び電磁弁

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JPS5889914U (ja) 1983-06-17

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