JPH0624979Y2 - コイル - Google Patents

コイル

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JPH0624979Y2
JPH0624979Y2 JP1989035514U JP3551489U JPH0624979Y2 JP H0624979 Y2 JPH0624979 Y2 JP H0624979Y2 JP 1989035514 U JP1989035514 U JP 1989035514U JP 3551489 U JP3551489 U JP 3551489U JP H0624979 Y2 JPH0624979 Y2 JP H0624979Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
core
winding
winding bobbin
magnetic circuit
closed magnetic
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989035514U
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English (en)
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JPH02127020U (ja
Inventor
幸治 町田
崇一 町田
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ライン・フィルタ、変成器などに用いられる
コイル、特に巻線ボビンに改良が施されたコイルに関す
る。
(従来の技術) 従来、この種のコイルは、例えば、第5図に示すよう
に、巻線ボビンaに2つのコア部分からなる閉磁路コア
bが組込まれ、該巻線ボビンaの巻芯部に巻回された巻
線cの端末は巻線ボビンaに植設されたリード線dに絡
げられ半田付けされて構成されている。
該巻線ボビンaの巻芯部の両側のフランジeには、それ
ぞれ貫通孔を挟んで起立する1対のガイド片fを備えて
おり、前記閉磁路コアbは、この1対のガイド片fに誘
導され貫通孔に挿入されて巻線ボビンaに組込まれ、巻
線ボビンaから脱け出ないようにコ字状スプリング固定
金具gで保持される。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来のコイルによれば、巻線ボビンaに組込ま
れた閉磁路コアbを巻線ボビンaに保持するためにスプ
リング固定金具gを使用するが、このスプリング固定金
具gを閉磁路コアbに係合するには、その先端をばね力
に抗して広げなければならないので、自動組立は元より
手作業でもその組立てが困難であり、また、組立工数及
び部品点数が多く、コスト高である等の課題があった。
本考案は、従来のこのような課題を解決することを、そ
の目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、複数のコア部
分から成る閉磁路コアと、巻芯部に貫通孔を有する巻線
ボビンとを備え、前記閉磁路コアはそのコア部分が前記
貫通孔に挿入されて巻線ボビンに組込まれて成るコイル
において、前記巻線ボビンはその両側に一体成形により
形成された保持片を備え、該保持片の屈曲された先端部
を閉磁路コアの各コア部分の外側面に係止し、複数のコ
ア部分を互いに圧接状態にして該閉磁路コアを巻線ボビ
ンに保持することを特徴とする。
(作用) 巻線ボビンの貫通孔にコア部分を挿入して閉磁路コアを
巻線ボビンに組込み、巻線ボビンの両側に一体成形によ
り形成された保持片の屈曲された先端部を閉磁路コアの
各コア部分の外側面に係止し、複数のコア部分を互いに
圧接状態にして該閉磁路コアを巻線ボビンに保持する。
かくて該閉磁路コアは巻線ボビンから抜け出ない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図乃至第3図において、1は巻線ボビン、2はフェ
ライトから成り、2個のコ字状コア部分2a,2aで構
成される閉磁路コア、3は巻線ボビン1に巻回された巻
線である。
巻線ボビン1は例えばフェノール樹脂で作られ、巻線3
を巻装する巻芯部に貫通孔4を有し、巻芯部には例えば
5枚のフランジ5が形成されており、このフランジ5の
うち、外側のフランジ5a,5aには、貫通孔4に挿通
して巻線ボビン1に組込まれた閉磁路コア2の両側面に
沿って起立する1対の保持片6が設けられている。この
保持片6は、この閉磁路コア2の外側面より突出する長
さを有している。
巻線ボビン1の巻芯部に巻装された巻線3の端末は巻線
ボビン1に植設されたリード線7に絡げて半田付けされ
る。
巻線3が巻装された巻線ボビン1には、その両側から2
つのコ字状コア部分2a,2aを貫通孔4に挿入して組
込み、その後、第4図に明示するように、1対の保持片
6の先端部6aを加熱、加圧により内側に屈曲変形して
2つのコア部分2a,2aに係止し、該2つのコア部分
2a,2aを互いに圧接状態にして巻線ボビン1に保持
する。
この実施例では、閉磁路コア2として2個のコ字状のコ
ア部分2a,2aを使用したが、I字状とコ字状のコア
部分、2個のE字状コア部分あるいはE字状とI字状の
コア部分の組合せも、巻線ボビンを変形すれば使用する
ことができる。
(考案の効果) 本考案は、上記のような構成を有するから、別個にコア
固定用部材を用いる必要がなく、そのため部品点数及び
組立工数が少なくなり、コストが低減する。また手作業
及自動化による組立が容易になる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の正面図、第2図はその平面
図、第3図はその側面図、第4図は、その一部の拡大平
面図、第5図は従来のコイルの斜面図である。 1…巻線ボビン、2…閉磁路コア 3…巻線、4…貫通孔 5,5a…フランジ、6…保持片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコア部分から成る閉磁路コアと、巻
    芯部に貫通孔を有する巻線ボビンとを備え、前記閉磁路
    コアはそのコア部分が前記貫通孔に挿入されて巻線ボビ
    ンに組込まれて成るコイルにおいて、前記巻線ボビンは
    その両側に一体成形により形成された保持片を備え、該
    保持片の屈曲された先端部を閉磁路コアの各コア部分の
    外側面に係止し、複数のコア部分を互いに圧接状態にし
    て該閉磁路コアを巻線ボビンに保持することを特徴とす
    るコイル。
JP1989035514U 1989-03-30 1989-03-30 コイル Expired - Lifetime JPH0624979Y2 (ja)

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JPH02127020U JPH02127020U (ja) 1990-10-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152040U (ja) * 1979-04-19 1980-11-01

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JPH02127020U (ja) 1990-10-19

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