JPS6116267A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPS6116267A
JPS6116267A JP59136703A JP13670384A JPS6116267A JP S6116267 A JPS6116267 A JP S6116267A JP 59136703 A JP59136703 A JP 59136703A JP 13670384 A JP13670384 A JP 13670384A JP S6116267 A JPS6116267 A JP S6116267A
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明人 山本
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野J この発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に内燃機関
のノッキングの検出結果に応じて点火時期を制御する内
燃機関の制御装置に関する。
し従来の技術」 一般に、内燃機関においては、シリンダ内の未燃焼混合
気の早期着火による急激な燃焼によって、シリンダ寸法
(特にそのボア径)と艙焼温度とによって定まる複数の
固有振動数でシリンダ内圧力(筒内圧力)が減衰振動し
、この減衰振動によって内燃機関が金属的な叩き音を発
生する所謂ノッキング現象が生じることがある。
そこで、従来、例えば特開昭54−142.425号公
報、特開昭56−’554号公報等に記載されているよ
うに、ノッキングの検出結果に応じて点火時期を制御し
てノッキングを回避するようにした内燃機関の制御装置
がある。
このような内燃機関の制御装置は、内燃機関のシリンダ
ブロックにあるいは点火プラグの座金として取付けた圧
力センサ等のノッキングセンサから出力される検出信号
からノッキングに関連する特定周波数帯域(約5〜6K
Hz以上)の信号を抽出し、所定の信号処理をして機関
の燃焼圧力振動に対応じた検出信号を生成し、この検出
信号を予め定めた基準レベルと比較してノッキングの有
無を判定し、この判定結果に基づいて点火時期を遅角、
進角制御するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点] ところが、統計的に見て機関の燃焼圧力振動の検出結果
(ノッキングセンサの出力)と発生するノッキング、す
なわちトレースノック、ライトノック、ミディアムノッ
ク、ヘビーノックとの対応関係は一定ではなく1例えば
トレースノック時とライトノック時との各燃焼圧力振動
のパワーレベルは殆んど重なり合っている。
そのため、燃焼圧力振動の検出信号と比較する基準レベ
ルの設定の仕方によっては、聴感上問題のないトレース
ノックまでをも問題のあるノッキングとして検出して点
火時期を遅角制御して、燃費の悪化や発生トルクの低下
を招くことがある一方、聴感上問題のあるライトノック
の検出精度が低下してしまうことかある。
このように、機関の燃焼圧力振動の検出結果を直接基準
値と比較してノッキングの有無を判定して点火時期を制
御するのでは、問題となるノッキングを高精度に検出し
て、的確な点火時期制御を行なうことができない恐れが
ある。
[問題を解決するための手段」 そのため、この発明による内燃機関の制御装置は、第1
図に示すように内燃機関の燃焼圧力振動を検出する燃焼
圧力振動検出手段Aと、この燃焼圧力振動検出手段Aの
検出結果に基づいて/hさなノンキングが発生したが否
かを判定する第1の判定手段Bと、この第1の判定手段
Bの判定結果に基づいて小さなノッキングの発生頻度を
判定する頻度判定手段Cと、燃焼圧力振動検出手段Aの
検出結果に基づいて大きなノッキングが発生したが否か
を判定する第2の判定手段りと、頻度判定手段Cの判定
結果に基づいて点火時期の修正量を決定する第1の修正
量決定手段Eと、第2の判定手段りの判定結果に基づい
て点火時期の修正量を決定する第2の修正量決定手段F
と、これ等の第1゜第2の修正量決定手段E、Fの決定
結果に基づいて点火時期を制御する点火時期制御手段G
とを設けたものである。
(作用J 小さなノッキングの発生頻度に基づいて点火時期を制御
すると共に、大きなノンキングの発生結果に基づいて点
火時期を制御して、ノッキングを高精度に検出すると共
に、それ番こ伴なう加速性能等の悪化を防止する。
(実施例J 以下、この発明の実施例を添付図面を参照して説明する
第2図は、この発明を実施した内燃機関の制御装置の全
体概略構成図である。
この内燃機関においては、エアクリーナ1.エアフロメ
ータ2及びスロットルバルブ3を介してインテークマ二
ホール1−4に取入れられた空気と。
インジェクタ5によって供給される燃料とが混合された
混合気が内燃機関6に供給され、点火プラク7によって
点火されて燃焼し、この燃焼によって発生した排気カス
は排気管から触媒コンバータ8及びマフラーSを介して
排出さhる。
一方、全体の制御を司るコントロールユニット11には
、エアフロメータ2からの吸入空気流量信号、スロット
ルバルブ乙の開度を検出するスロットルスイッチ12か
らのスロットルバルブ位置信号、クランク角センサ13
からの回転信号、トランスミッション14のニュートラ
ル位置を検出するニュートラルスイッチ15からのニュ
ー1−ラル信号、車速センサ16からの車速信号が入力
される。
また、燃料温度を検出する゛燃温センサ17からの燃温
信号、排気ガス中の酸素濃度を検出する02センサ18
からの酸素濃度信号、冷却水温度を検出する水温センサ
1Sからの水温信号が入力される。
さらに、機関6の燃焼圧力振動を検出する筒内圧センサ
21からの筒内圧信号が入力される。
そして、コントロールユニット11は、これ等の各入力
信号及び内部に格納した各種データに基づいて、インジ
ェクタ5を駆動制御して燃料供給量を制御し、点火プラ
グ7へ高電圧を供給するイグニッションコイル22の一
次電流を断続制御して点火を制御する。
また、AACバルブ23を駆動制御してスロットルバル
ブ6をバイパスする空気流量を制御してアイドル回転数
を制御し、VCMバルブ24を制御してEGRバルブ2
5を制御してEGR量を制御等する。
なお、この第2図中、26はフューエルポンプ。
27はキャニスタ−928はBCバルブ、29はチェッ
クバルブである。
第3図及び第4図は、この内燃機関の制御装置における
コントロールユニット11の構成を示すブロック図及び
その機能ブロック図である。
まず、筒内圧センサ21は、圧電変換型圧力センサであ
り、第5図(イ)、(ロ)に示すようにシリンダヘット
6Aに取付けた点火プラグ7の座金として取付けられ、
前述したように内燃機関6の筒内圧(シリンダ内圧力)
に応じた電荷信号S、を出力する。
また、クランク角センサ13は1機関が所定角度回転す
る毎に、例えば6気筒機関ではクランク角の120度(
4気筒機関ではクランク角の180度)毎に基準信号S
2を出力すると共に、クランク角の1度又は2度毎に位
置信号s3を出力する。
なお、その位置信号S3は、その他の例1ば0゜1度等
の角度毎に出力するようにしてもよく、細くする程制御
精度が向上する。
一ノj、コントロールユニット11のチャージアンプ3
1は、例えは第6図に示すように、オペオンブ○PI+
抵抗R,,R2、コンデンサCI+タイオーFD+、D
2からなる電荷−電圧変換回路によって、筒内圧センサ
21からの電荷信号S1を電圧信号に変換した後、この
電圧信号をオペアンプop、、抵抗R3〜R8及びダイ
オードD3からなる増幅回路によって増幅して、検出信
号S4として出力する。
バントパスフィルタ62は、チャージアンプ31からの
検出信号S4から所定周波数2すなわちノッキングに関
連する周波数帯域(約6−17KHz)の信号成分のみ
を抽出して、この抽出した信号成分を検出信号S5とし
て出力する。
非ノック時振動工不ルキ検出回路33は、クラン角セ〉
す16からの基準信号S2及び位置信号S3で台イミン
クをとって、機関の燃焼圧力振動に対応するハン1へバ
スフィルタ32からの検出信号S4からノツキングが発
生していない非ノック時の燃焼圧力振動工不ルキに相関
した値(相関値)2例えば積分値を生成する回路であり
、その生成した相関値(積分値)を積分信号S6として
出力する。
ノック時振動二不ルギ検出回路34は、同じくクラン角
センサ1乙からの基準信号S2及び位置信号S3てタイ
ミングを尼って、機関の燃焼圧力振動に対応するバント
パスフィルタ32かlらの検出信″?fS、Iからノッ
ク時の燃焼圧力振動工不ルキに相関し、た値(相関値)
1例えば積分値を生成する回路であり、その生成し、た
相関値(積分値)を積分信号S・、として出力する。
その非ノック時振動工不ルキ検出回路33は。
第7図に示すようにバントパスフィルタ62からの検出
信号S5について絶対値積分、その積分値のリセット及
びホールドをする絶対値積分器33Aと、所定のクラン
ク角に対応する値をプリセットされ、クランク角センサ
13からの基準信号S2に応じて位置信号S3を計数す
るプリセッタブルカウンタ33B133Cと、これ等の
カウンタ33B、33cの出力に応じて積分器33Aの
動作を制御するフリップフロップ回路33Dとからなる
一方、ノック時振動エネルギ検出回路乙4は。
第7図に示すように非ノック時振動エネルギ検出回路3
3と同様な絶対値積分器34Δと、プリセッタブルカウ
ンタ34B、34Cと、フリップフロップ回路34Dと
からなる。
なお、ここでは、この発明を6気筒機関に実施して、こ
れ等の非ノック時振動エネルギ検出回路33及びノック
時振動エネルギ検出回路ろ4の各プリセッタブルカウン
タ33 B 、、 33 C及び34B、34Cには、
クランク角センサ13の基準信号S2が圧縮上死点前7
0度となるようにし、上死点の前後40度の間にて非ノ
ック時及びノック時の振動エネルギを検出するものとし
て、次のような値をプリセットする。
カウンタ33I3・・クランク角 30度相当値カウン
タ乙6C・・・クランク角 70度相当値カウンタ34
B  ・クランク角 70度相当値カウンタ34C・・
クランク角120度相当値なお、ノック時振動エネルギ
検出回路34のプリセッタブルカウンタ34Cの出力(
クランク角110度における出力)を後述する主制御回
路35に対する外部割込み要求信号5IIIJTとして
出力する1、 また、非ノック時振動エネルギ検出回路33の絶対値積
分器33Aの一例を第8図に示しである。
この積分器ろ乙Aにおいて、第7図のフリップフロップ
回路33Dから出力S8によって制御されるアナログス
イッチASは、その出力S8が” L ”の、時にオン
状態になる。
それによって、このアナログスイッチASを介して入力
されるバンドパスフィルタ32からの検出信号S5を、
オペアンプOP3.抵抗RIo〜R14及びコンデンサ
C2からなる増幅回路によって増幅する。
そして、この増幅した検出信号を、オペアンプ○Pl+
抵抗RIs −R+a +コンテンサc3.ダイオード
D 4 + D 5からなる半波整流回路によって半波
整流する。
その後、この半波整流回路の半波整流出力と増幅された
検出信号とを、オペアンプop、、、抵抗RI9〜R2
2,コンデンサC4+ツエナダイオードZDからなる積
分回路で合成して(結果的に余波整流と同じン積分し、
この積分値を積分信号S6として出力する。
そして、アナログスイッチASかオフ状態になったとき
には、その時の積分値をホールドする。
また、クランク角センサ13からの基準信号S2が入力
された時には、抵抗R23及びトランジスタQ1からな
るリセット回路か作動して、つまりトランジスタQ1が
オン状態になってコンデンサC4の両端をショートして
コンデンサC4にホールトされた電荷を放電させる(リ
セット状態にする)。
なお、ノック時振動エネルギ検出回路34の絶対値積分
器′!34八についても同様の構成及び動作をするので
、その説明を省略する。
第3図に戻って、主制御回路65は、CPU3E、、R
OM乙7.RAM乙8及びA 10変換器等を内蔵した
■1069からなるマイクロコンピュータによって構成
しである。
この主制御回路35は、クランク角センサ13からの基
準信号S2及び位置信号S3と、非ノック時振動エネル
ギ検出回路乙ろからの積分信号S6と、ノック時振動エ
ネルギ検出回路34からの積分信号S7及び外部割込み
要求信号5INTと、前述した第2図で説明したような
各種の検出信号を入力する。
そして、これ等の各入力信号に基づいて発生したノツキ
ンクレベルの判定、頻度の判定2点火時期の修正量の決
定2点火時期の決定等の点火時期制御に関する処理をし
て、この処理結果に基づいて点火装置40のパワートラ
ンジスタ41をオン・オフ制御して点火時期を制御する
なお、この点火時期の制御(パワートランジスタ41の
オン・オフ制御〕は、l1039の内部に設けた図示し
ない進角値(ADV)レジスタ。
トウエル角(DWELL) レジスタに決定した点火時
期に相当する値(進角′値、トウエル角)をセットし、
これ等のレジスタの値と位置信号S3ををカウントする
カウンタの値とを比較して、一致した時点でパワートラ
ンジスタ41をオン状態又はオフ状態にする。
また、その点火装置40は、パワートランジスタ41か
オン・オフ制御されることによって、イグニッションコ
イル22の一次電流を断続されてその二次側に高電圧が
発生し、この高電圧を点火プラク7に印加して火花点火
する。
この主制御回路35の点火時期制御に関する機能を第4
図の機能ブロックで説明する。
ます、比算出部35は、非ノック時振動エネルキ検出回
路33からの積分信号S6とノック時振動エネルギ検出
回路34からの積分信号S7との比(差でもよいンを算
出し、これを燃焼圧力振動の検出値として出力する。
つまり、この実施例では、筒内圧センサ21゜チャージ
アンプ31.バントパスフィルタ32゜非ノック時振動
工不ルキ検出回路33.ノック時振動エネルキ検出回路
34及びこの比算出部35Aによって第1図の燃焼圧力
振動検出手段Aを構成し、ている。
判定部′55Bは、この比算出部35Aからの燃焼圧力
振動の検出値を第1の基準値発生部35C及び第2の基
準値発生部35Dからの各第1の基準値及び第2の基準
値と比較して1発生したノッキングが軽微なノッキング
か否かの判定、軽微なノッキングの発生頻度の判定及び
発生したノッキングが大なるノッキングか否かを判定を
し、各判定結果を出力する。
つまり、これ等の判定部35B、第1の基準値発生部3
5C及び第2の基準値発生部35Dによって、第1図の
第1の判定手段B、頻度判定手段C及び第2のr、lI
定、手段りを構成し、ている。
なお、第1.第2の基準値発生部35C,35Dは、主
制御回路35のROM37の格納したテーブルで構成し
ている。
修正量決定部35Eは、第1図の第1.第2の修正量決
定手段E、Fを構成し、判定部35Bの判定結果゛に基
づいて軽微なノッキングの発生頻度の判定結果に基づく
点火時期の修正量の決定及び犬なるノッキングの判定結
果に基づく点火時期の修正量の決定をする。
点火時期制御部35Fは、第1図の点火時期制御手段G
を構成し、吸入空気量及び機関回転数等に基づいて決定
した点火時期を、修正量決定部35Eが決定した修正量
だけ修正して、この結果に応して点火装置40を制御す
る。
なお、この主制御回路35は、点火時期に関する制御以
外の制御もするが、その詳細な説明は省略する。
また、上記説明では筒内圧センサ21及びチャージアン
プ31は、1気筒分についてのみ示したか、実際には各
気筒分設けてあり、各チャージアンプ31の出力をマル
チプレクサで切換えてパン1へバスフィルタ32に入力
する等する。
同様に、点火装置40についても各気筒分設番ブるか、
あるいは点火装置40のパワー1〜ランシスタ41及び
イグニッションコイル22を各気筒共通として、イグニ
ッションコイル22て発生する高電圧をナイス1へリヒ
ュータによって各点火プラグ7に分配するようにする。
。 次に、このように構成したこの実施例の作用について第
9図以降をも参照して説明する。
ます、この実施例におけるノッキングの検出原理につい
て説明する。
先ず、筒内圧力振動のパワースペクトルは1例えば第S
図に示すように、非ノック時には線Iて。
比較的太ぎなレベルを有するノック時には線■で示すよ
うになる。
なお、これは4気筒1800ccの内燃機関について全
負荷、480ORPMで運転した場合の本出願人による
実験結果であるが、他の内燃機関についても略同様であ
ることを確認している。
この第9図から分るように、ノック時と非ノック時とで
は6〜17KHzの周波数帯域においてパワーレベルに
大きな差がある。
そこで、筒内圧センサの電荷信号を電圧信号に変換して
、この信号から上記周波数帯域の信号成分を抽出するこ
とによって、非ノック時およびノック時に例えば第10
図(イ)及び同図(ロ)に示すような信号(以下「抽出
信号」と称す)が得られる。なお、これ等は筒内圧の高
周波振動の波形を示すものである。
ここで、特定周波数帯域の信号X (t)のパワ均とし
て得られる。
したがって、第10図に示す信号の絶対値の積分を考え
れば、 となる。
この第■式の右辺は、信号Xす〕のRMS (二乗平均
)を示すことから、この第C)式の左辺は、信号x(t
)のパワーを示す量、あるいは少なくともパワーと一価
に相関のある量と考えることができる。
なお、ここては、第(シ)式および第(′)式の信号X
(1)を単一周波数の信号と仮定したが複数の周波数成
分を含んでいても実用上さしつかえない。
そこで、第10図(イ)に示す非ノック時の抽出信号を
、クランク角で上死点前40度(BTDC40°)から
上死点(TDC)までの範囲について絶対値積分をした
とき、その積分信号は例えば第11図(イ)に示すよう
になる。
同様に、第10図(ロ)に示すノック時の抽出信号を、
クランク角で上死点から上死点後40度(ATDC40
”)までの範囲について絶対値積分をしたとき、その積
分信号は例えば第11図(ロ)に示すようになる。
これ等の各積分信号は、上記クランク角範囲における筒
内圧振動エネルギに対応するものである。
つまり、上記第■式で(1/2T)の項を落したもので
ある。
その第11図(イ)から分るように、非ノック時には、
積分信号はほぼ線型に増加しており、クランク角によら
ず常に一定の振幅エネルギが存在している。すなわち、
非ノック時には上死点(T一方、第11図(ロラから分
るように、ノック時には、TDC後の膨張行程において
ノッキングに起因するエネルギの増分が現われる。
ところで、一般に人間の聴感によるノックレベルの判定
は、定常的に発生している背景雑音にょる音圧レベルと
、ノッキング振動による音圧レベルとの相対的な強度差
によっておこなわれていると考えられている。
したかつて、非ノック時における筒内圧の振動エネルギ
と、ノッキング時における筒内圧の振動のエネルギとを
直接比較すれは、官能表価と良く一致するノッキングレ
ベルの検出が可能となる。
ここで、上記第q)式によれば、経験的に上死点前にノ
ッキングが発生することは無いと考えて良いことから上
死点前の積分信号は、上死点後のノッキングの発生の有
無にかかわらす2、非ノック時の上死点後の膨張行程に
おける筒、内圧力の振動エネルギの予測値となっている
と云える。
したかつて、上死点前のクランク角所定範囲内にお(づ
る筒内圧振動の(整流)積分値と、上死点後のクランク
角所定範囲内、あるいは」二死点前の範囲を含む所定範
囲内における筒内圧振動の(整流)積分値とを比較する
ことにより、非ノック時の筒内圧の振動エネルギと、燃
焼行程中の筒内圧の振動エネルギとを直接比較すること
になり、人間の官能表価と良く一致したノッキングレベ
ルを検出できる。
なお1本出願人による種々の実験によれば、第11図に
示す関係は、殆んどの運転条件下で成立していると着す
ことができる。
ただ−し、積分区間は、吸・排気弁の着座・離座の振動
によって生しる点火プラクの振動による影響を受けて第
■式の関係が成立しなくなるようなことがないように選
択する必要がある(この場合はTDC前後40度を選択
している)。
次に、このような処理をするための非ノック時振動エネ
ルギ検出回路36及びノック時振動エネルギ検出回路3
4の動作について第12図(以トここでは「同図Jと称
すンを参照して説明する。
まず、クランク角0〜120度付近において、チャージ
アンプ31からは同図(ハ)に示すような検出信号S4
が出力され、この検出信号S4がバントパスフィルタ3
2を通過することによって例えば同図(ニ)に示すよう
な検出信号(抽出信号)S5か非ノック時振動エネルギ
検出回路33及びノック時振動エネルギ検出回路34に
入力される。なお、ここでは、この′検出信号S5はノ
ック成分を含んでいる。
一方、非ノック時振動工不ルキ検出回路63及びノック
時振蛎エネルギ検出回路34の各積分器33A、34A
は、圧縮上死点前70度(BTDC70度)でクランク
角センサ13から出力さ11る同図(イ)に示す基準信
号S2か入力された時点1.でリセットされる。
また、各カウンタ33B、乙3c、34 B 。
ろ4Cは、前述したプリセット値がブリセラ1−されど
同時に、この時点tIからクランク角センサ13から出
力される同図(ロ)に示す位置信号S2のカウントを開
始する。
そして、クランク角30度になった時点t2で非ノック
時振動エネルギ検出回路3乙のカウンタ33Bの出力が
反転して、同図(ト)に示すようにフリップフロップ回
路33Dの出力S8が反転する(L′になる)。
それによって、積分器33Aのリセット状態が解除され
てパン1〜バスフイルタ32から検出信号S5の絶対値
積分を開始する。
その後、クランク角70度になった時点t3てカウンタ
33Cの出力が反転して、フリップフロップ回路33D
の出力S8が反転する(’I(”になる)。
それによって、積分器33Aは、その時点t3の積分値
を基準信号S2が入力される時点t5までホールトする
したがって、この積分器33Aからは同図(ホ)に示す
ように非ノック時の振動エネルギに対応じた積分信号S
6か出力される。
一方、そのクランク角70度になった時点t3で、ノッ
ク時振動エネルギ検出回路ろ4のカウンタ34Bの出力
が反転して、同図(チ)に示すようにフリップフロップ
回路34Dの出力S9か反転する( L″になる)。
それによって、積分器34Aのリセット状態が解除され
てバントパスフィルタ32からの検出信号S5の絶対値
積分を開始する。
その後、クランク角110度になった時点t4でカウン
タ34Gの出力が反転して、フリップフロップ回路34
Dの出力S9が反転する(”H”になる)。
それによって、積分器34Aは、その時点t4の積分値
を基準信号S2が入力される時点t5までホールドする
したがって、この積分器34Aからは同図(へ)に示す
ようにノック時の振動エネルギに対応じた積分信号S7
が出力さ九る。
次に、主制御回路35のCP U 3 Gが実行するノ
ツ鼻ング判定・修正量決定処理について第13図及び第
14図を参照して説明する。
主制御回路35のcPU36は、ノック時振動エネルギ
検出回路34からの外部割込み要求信号5INTによっ
て外部割込みか要求されたとき(前述したようにクラン
ク角70度)に、二のソツキング判定・修正量決定処理
の実行を開始する。
そして、5TEP 1で、1103日に内蔵したA/D
変換器に対し5て非ノック時振動エネルギ検出回路33
からの積分信号S6のA/D変換の開始を指令して、積
分信号SものA/D変換を開始する。
そして、5TEP 2でROM37に格納した第1の基
準値テーブルからその時の機関回転数に応じた第1の基
準値SL、を選択して読出し、5TEP 3で同じ<R
OM37に格納した第2の基準値テーブルからその時の
機関回転数に応じた第2の基準値SL2を選択して読出
す。
なお、機関回転数は1図示しない処理においてクランク
角センサ13からの位置信号S3を所定時間計数して、
その計数値を機関回転数としてRAM38の所定のアド
レスに格納している。
その後、S]王P4で積分信号SGのA/D変換が終了
したか否かを判別して、A/D変換か終了したときには
、5TEP 5でその変換結果を非ノック時の振動エネ
ルギに関連した量BとしてRAM38の所定のアドレス
に格納する。
次いで、5TEP6でノック時振動エネルギ検出回路6
4からの積分信号S7のA/D変換を開始して、5TE
P 7でそのA/D変換か終了したか否かを判別し、A
/D変換が終了したときには、5TEP 8でその変換
結果をノック時の振動エネルギに関連した量にとしてR
AM38の所定のアドレスに格納する。
そして、5TEP9で上述の処理をして得られた量B及
び量Kを読出して比に/B、(又は差に−Bでもよい)
を算出して一11Kを正規化する。なお、この演算結果
を以下ではrK/B値」と称する。
ここで、第1.第2の基準値Sr−、,5r−2につい
て説明してお(。
ます、6気筒エンジンにおける各種ノンキング現象につ
いてのに/B値の累積頻度の分布は、第15図に示すよ
うになる。
つまり、非ノック時のに/B値の累積頻度の分4)は5
1で、トレース、ノック時のに/B値の累積頻度の分布
は線■で、ライトノック時のに/B値の累積頻度の分布
は線■て、ミディアムノック時のK / B値の累積頻
度の分布線■て、ヘヒーノックの時のに/B値の累積頻
度の分布は線■て示すようになる。
なお、このK / B値の累積頻度の分布は、本出願人
の実験結果であるが、殆んとのエンジンについて共通で
あると考えら負る。
そこで、基本的には第1の基準値s r= 、及び第2
の基準値SL2を、第15図に示すような値に設定して
、第1の基準値S L、 、によってノッキングの有無
の判定をし、第2の基準値SL2によって発生したノッ
キングか小さな(軽微な)、ノッキングか大きなノッキ
ングかを判定する。
例えば第2の基準値SL2を越える頻度は、ライトノッ
ク時には2〜3%、ミディアムノック時には25%程度
、・\ビーフッ9時には70%程度となっており、K/
B値が第2の基準値SL2を越えるときには略100%
(97〜98%)大なるノックが発生したと判定できる
ところで、各種ノックのパワーレベルと機関回転数との
関係は、例えば第16図に示すように、非ノック時には
実線で、トレースノック時には破線で、ライトノック時
には一点鎖線で、ミディアムノック時には二点鎖線で示
すようになる。
この第16図からも分るように、機関回転数が高回転域
にあるときには、エンジン自体の機械的振動の影響によ
って人間の官能評価が低下するので、ノックの許容ソー
ンか広くなる。
そこで、この実施例では、前述したように機関回転数に
応じて第1の基準値SL、及び第2の基準値5r−2j
変化させ、効率の高い運転を実現できるようにしている
なお、第1の基準値S L 、及び第2の基準値5N−
2は1両者共あるいはいすゎが−カを固定値としてもよ
いことは勿論である。
ここで、第14図に戻って、まず略称の意味について説
明する。
K T: L G :ノッキングの有無の判定に使用す
るフラグ BCNT :フラグK F L Gがリセットされた時
からの点火回数を示す値(以下では 「カウント値BCNTJと称すン KCNT :ノックKFLGかセラ1へされた時がらの
点火回数を示す値(以下では Lカウント値KCNTJと称す) ADVFBK:点火角度の基準値に対する修正量を示す
値(以下では「修正量AD V F B、K Jと称す) なお、修正量ADVFBKをインクリメントしたときに
点火時期が進角し、チクリメントしたときに点火時期が
遅角する。
また、これ等のノックKFLGの値、各カウント値BC
NT、KCNT及び修正量ADVFBKは、RAM38
の予め割付けた所定のアドレスに格納する。
ここで、各5TEPにおける処理を説明すると、まず、
5TEP 10で上述した処理によつ゛て算出したに/
B値を第2の基準値SL2と比較し、に/B値> S 
L 2か否かを判定して、大なるノッキングが発生した
か否かを判別する。
このとき、に/B値> S L 2であれば、すなわち
大なるノックか発生したときには、後述する5TEP2
7に移行する。
これに対して、に/B値> S L 2でなければ、す
なわちに/B値≦SL2であって小さなノッキングの発
生あるいはノック無であれば、そめいずれかを判定する
ため、5TEPIIでに/B値を第1の基準値SLIと
比較して、K/B値>SLlか否かを判別する。
このとき、に/B値>SLlであれば、すなわち小さな
(軽微な)ノックが発生していれば、後述するSTE[
’22し亡移行する。
これに対して、K/B値> S L +でなければ。
すなわちに/B値≦SLIであって、ノッキングが発生
していなければ、5TEP12で後述する5TEP26
でノッキングの発生時にセットする(「1」にする)ノ
ックKFLGが「0」か否かを判別する。
このとき、フラグKFLGか「0」であれば、すなわち
ノンキングが発生していなければ、5TEP13〜16
てノッキングか発生した時からに/B値≦SL1の状態
が28サイクル以上継続したときに点火時期を1度進角
する処理をする。
つまり、5TEP13でカウント値BCNTをインクリ
メント(+1)t、た後、5TEP14でそのカウント
値BCNTが「28」を越えた(BCNT>28)か否
かを判別する。
このとき、BCNT>28でなければ、そのまま処理を
終了し、BCNT>28であれば、 5TEP15で点
火時期の修正量ADVFBKをインクリメント(+1)
して点火時期を1度進角させた後、5TEP16でカラ
ントイ直BCNTをクリア(BCNT=0)して処理を
終了する。
これに対して、フラグKFLGかrQ)でなければ、す
なわち過去にノッキングが発生してい第1ば、5TEP
17〜21においてに/B値> S L lになった時
から28サイクル以上に/B値≦SL。
の状態が継続したときには、非ノックとするための処理
をする。
つまり、 5TEP 17でカラン1へ値KCNTをイ
ンクリメント(+1)L、た後、5TEP18でカウン
ト値KCNTか「28Jを越χた(K、CNT>28)
か否かを判別する。
このとき、に’CNE>28でなければ5そのまま処理
を終了し、またKCNT>28であれば。
5TEP19でフ、ラグKFLGをリセットした後、 
5TEP20でカウント値KCNTをクリア(KCNT
:0)し、5TEP21でカウント値BCNTをクリア
して処理を終了する。
これに対して、5TEPIIでに/B値> S L I
になったどき、すなわち小さな(軽微な)ノックが発生
したときには、 5TEP22でノックKFLGか「0
」か否かをチェックして、最初のノッキング発生か否か
を判別する。。
このとき5フラグKFLGか「0」てあれは、すなわち
最初のノンキングてあ才L(ま、5TEP23でフラグ
K Fr−aをセット(KFLG=l)した後、5TE
P 24でカウント値KCNTをクリアして処理を終了
する。
こitに対して、フラグKFLGか[0」でなければ、
すなわち2回目以降のノッキングの発生であれば、 5
TEP25で過去の点火回数か14回以内(KCNT≦
14)か否か、すなわち14サイクル以内にに/B値>
 S L rになったか°否かを判別する。
このとき、KCNT≦14でなければ、前述した5TE
P23 、24を実行して処理を終了し、またKCNT
≦14てあれば、 5TEP26で修正量ADVFBK
をチクリメント(−1)して点火時期を1度遅角させた
後、前述したSTEM)24を実行し、て処理を終了す
る。
なお、ここで14サイクル以内にに/B値〉SL 、に
なったときに、すなわちノックが発生した後火のノック
か14サイクル以内に発生したときに1点火時期を遅角
するのは、前述した第15図から分るようにトレースノ
ック時には7/100の割合でに/B値が第1の基準値
s r= 、を越えるので、確率的に100/7丑14
、すなわち14回に1回の割合でこの条件(K/B値〉
5LI)か発生することなるということに基づいている
したがって、同様にこの値をライトノックの場合は10
0/16:6 (回)、ミディアムノックの場合は10
0/25=4(回)とすることによって、機関を所望の
ノックレベルに制御できる。このことは、本出願人によ
る実験によって確認した。
このように、ここでは、小さなノックか発生したときに
は、その小さなノックの発生頻度を判定して、この頻度
の判定結果に基づいて点火時期の修正量を決定するよう
にしている。
なお、この場合ここでは点火時期の遅角量を1度にして
いるが、これを例えば1/4度、】72度等の他の値に
設定することもできる。
また、小さなノックの発生頻度に基づくたけでなく、小
さなノックの強度、すなわちに/B値の大きに応じて遅
角量を決定するようにすることもでき、このようにすれ
ばより適切に運転性能等を損なうことなく、ノンキング
の抑制を図ることができる。
こA(に対して、 ST[EPl 0でに/B値>S 
L2し;なったとき、すなわち大きなノックが発生した
ときには、5TEP27で修正量ADVFBKを予め定
めた所定量Aだけチクリメント(−A)して、点火時期
をA度遅角させた後、5TEP24を実行して処理を終
了する。
その所定量Aは、機関あるいは運転条件等に応じて定め
た定数であり、前述した小さなノック発生時の遅角f(
1度)よりも大きな値を設定している。
なお、上記各5TEP15,26.27における修正量
ADV F B Kについては、補正後の修正量ADV
FBKが予め定めた値を越えていないか否かの判定等を
して、修正量ADVFBKの値を制限することによって
点火時期が所定値以上進角あるいは遅角しないようにす
ることもできる。
このように、この内燃機関の制御装置においては、第1
7図に示すように、、に/B値≦SL。
(ノック無)のときには、所定の条件が満足されたとき
に点火時期の修正量を所定角度進角し・、SL+<K/
B値≦SL2 (小さなノック)のときには、所定の頻
度になったときに点火時期の修正量を所定角度(1度ン
遅角し、K/B値〉5L2(大きなノック)のときには
直ちに点火時期の修正量を所定角度(A度)遅角させる
修正量を決定する。
そして、例えばクランク角センサ13がらの基準信号S
2が入力されたときにエン1〜リイさ才する第18図に
示すような処理を行なうプログラムによって点火時期を
制御する。
つまり、5TIEP31〜33では、吸入空気爪及び機
関回転数に応じた基本点火時期A Dを決定する。。
なお、これは、’ROM37に格納した例えは第1S図
に示すような特性値テーブルルックアップによって行な
う。
そして、この決定した基本点火時期AD及び前述した処
理によって決定して修正(1itADVI”BKに基づ
いて、(70−(AD+ADVFP、K))の演算をし
て、BTDC(AD+ADVFBK)を基準信号S;!
の入力タイミングからの角度に変換し、この演算結果を
■103Sの前述した進角値(ADV)レジスタにセッ
トする。
また、5TEP34〜36では、決定した点火時期に基
づいて基本トウエル角DWを決定し1、この基本トウエ
ル角DW及び前述した修正量ADVFBKに基づいて、
(DW+ADVFBK、)(7)演算をし・て、この演
算結果をT1039の前述したトウエル角(DWE L
L)レジスタにセットする。
このようにして、決定した点ノく時期の修正量が点火時
期及びトウエル角に反映し、ノンキングを抑制する。
このように、この内燃機関の制御装置においては、小さ
なノッキングについてはその発生頻度に基づいて点火時
期の修正量を決定する一方、大きなノックについてはそ
の発生の有無に基づいて点火時期の修正量を決定してい
る。
それによって、ノッキングの抑制と機関の運転効率の向
上を図ることができる。
つまり、第1の比較基準値SL、を前述した第15図に
示すように設定することによってライトノック以上のノ
ックを高精度に検出できるか、このとき問題ないトレー
スノックであっても10%程度はこの第1の比較基準値
SL、を越える。
このとき、従来のようにこの基準値SL、を越える毎に
遅角制御したのでは問題のないトレースノックにときに
も遅角することになって運転効率が損なわれる。
これに対して、この発明のように基準値S12、を越え
るノックの頻度に応じて点火時期制御することによって
、問題のないトレースノックを無視しつつ、ライトノッ
ク以上のノックを高精度に検出てきるようになる。
ところで、このように小さなノックの発生頻度に応して
点火時期を制御するときには、遅角量(修正量)を大き
なノックに対応して決定すると、常に遅角側で機関が運
転されてしまい、1−レースノック状態の近傍で点火時
期を制御するして運転効率の悪化を可能な限り回避する
という目標が達成できなくなるので、小さなノックに対
応じた値に決定しなけれはならない。
ところが、このような制御下においては、急加速時のよ
つに最初から大きなノックか発生したときには、連着し
たサイクルでノッキングか発生して、聴感」二非常に不
快な所謂トランジエン1〜状態を引起し、十分な加速性
能か得ら肛なくなる恐れがある。
そこで、この内燃機関の制御装置においては、大きなノ
ックが発生したときには、直ちに大きな所定遅角量だけ
点火時期を遅角させる。
それによって、急加速時等の過渡時におけるノッキング
の発生を効果的に抑制することができ、運転性を損なう
ことかない。
第20図は、この発明の他の実施例における王制切回路
か実行するノッキング判定・修正量決定処理を示すフロ
ー図である。
この実施例しこおいては、まずS1’EP4 ]で第1
4図の5TEP I〜8と同様の処理をして、K/B値
を算出する1、 そして、5TEP4.2でに/13値> s r−2か
否かをチェックして、大きなノックか発生したか否かを
判定する。
このとき、■り/ B (直)s+−、でなけ才しは、
すなわち大きなノックが発生していなけ、11は、S 
T E 1143〜58で第14図の5TEPII〜1
6と同様の処理をする。なお、説明は省略する1、これ
に対し7て、K / B値> s r−、てあれは、す
なわち大きなノックが発生したとき1;は、S i’ 
IE P59で遅角量Aを、 A−α(K/B値−3r−2) の演算をして算出する。なお、αは機関毎あるいは運転
条件毎に予め設定した定数であり、機関あるいは運転条
件に対応じた値をテーブル・ルックアップで読出す。
そし、て、5TEI”60て修正量ADVFBKを遅角
量Aた目チクリメント(−A)して、点火時期を遅角量
Aたけ遅角させる。
つまり、この実施例では、第21図に示すようニ第2 
(7) J31;、k(n値S L 2を越える大きな
ノックが発生したときには、そのノッキングの程度(強
度)に応しで、つまりに/B値か大きくなる稈遅角址大
きくする。
それによって、ノッキングの強度に応じた最適な遅角量
か決定されて、応答性良(しかも高精度な制御かできる
第22図は、この発明の更し;他の実施例における王制
切回路が実行するノッキング判定・修正量決定処理を示
すフロー図である。
この実施例においては、ます5T)4P6]で第14図
の5TEP 1〜8と同様の処理をし7て、K / +
3値を算出する5゜ そして、 5TEP62てに/B値> S r−+か否
かをチェックして、ノッキングか発生したか否かを判別
する、 このとき、に/B値>SLIでなければ、すなわちノッ
キングが発生していなければ、ST[EP63〜72で
第14図の5TEP12〜21と同様な処理をする。な
お、説明は省略する。
これに対して、K/B値)S L、であれは、すなわち
ノッキングが発生していれば、5TEP73でプラグK
FLGか「0」か否かを判別する。
このとき、プラグKFLGがrOJであれば、すなわち
最初にノッキングであれば、5TEP74て今回のに/
B値をに/B’値としてRAMの所定アドレスに格納す
る(このアドレスをrK/B−OLDJ と称す)。
そして、その後5TEP75てフラグKFLGをセット
し、 5TEP76でカウンタ値K CN Tをクリア
して処理を終了する。
これに対して、フラグKFLGが「0」でなければ、す
なわち2回目以降のノッキングであれば、5TEP77
でガウント値KCNT≦14か否か(第14図の5TE
P25参照)を判別する。
このとき、KCNT≦14でなけ九ば、5TEP76を
実行して処理を終了する。
これに対して、KCNT≦14であれは、S1’ET−
’78で今回のに/B値及びRAMのアドレスに/B−
〇LDに格納した前回のに/B値(K/B’値)に基づ
いて、値KB、を。
KB、= (K/B+に/B’ )/2の演算をして算
出する。
そし−C−5TEP79て値KB、か第2の基準値SL
、を越えている(KBI >SL2 )か否かをチェッ
クし、で、大きな一ノックか発生したか否かを判別する
二のとき、K B 1) S L 2であれば、すなわ
ち大きなノックであれば、5TEP80て遅角量Aを。
A=α(、KBI−3L2) の演算をして算出する。なお、αは機関毎あるいは運転
条件毎に予め設定した定数であり、機関あるいは運転条
件に対応じた値をテーブル・ルックアップで読出す。
そして、5TEP81で修正量ADV F B Kを遅
角量Aたけテクリメン1〜<−A、>シて、点火時期を
A度遅角させる。
こ九、に対して、KB、>SL2でなければ、すなわち
小さなノックであれは、S1’EP82で修正量ADV
FBKをチクリメント(−1)して点火時期を1度遅角
させる。
このように、この実施例ではノンキングが検出された時
点て、第2の基準値SL2より人きい、すわち大きなノ
ックである可能性が高いと考えられるレベルに対し、て
のみノッキングのレベルに応し、た修正量を決定する。
それによって、ノンキングを効果的に抑制することかで
きると共に、稀に生じる単発的な大ノックに対して過敏
に反応することがなくなって、燃焼効率を最大限まで高
めることができ、一層燃費性能、動力性能を向上するこ
とができる。
なお、上記各実施例においては、筒内圧センサを点火プ
ラグに設けたが、所謂振動センサをシリンタブロックに
設ける構成等にすることもできる。
〔発明の効果J 以」二説明したように、この発明によれは、小さなノッ
キングの発生頻度に基づいて点火時期の修正量を決定す
ると共に、大きなノンキングの発生結果に基づいても点
火時期の修正量を決定するようにしたので、ノッキング
を効果的に抑制することかできると共に、運転性能を格
段に向−1〕させる二とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の構成を示す機能ブロック図、第2
図は、二の発明を実施した内燃機関の制御装置の概略構
成図、 第6図は、第2図のコントロールユニツ1−の一例を示
すブロック図、 第4図は、同しくそのコントロールユニツ1への要部の
機能ブロック図、 第5図は、同しく筒内圧センサの一例を示す断面図及び
平面図、 [[Jは、同じくチャージアンプの一例を示す回路図、 第7図は、同しく非ノック時振動エネルキ検出回路及び
ノック時振動二条ルギ検出回路の一例を示すブロック図
、 第8図は、第7図の積分器の一例を示す回路図、第9図
、第10図及び第11図は、この実施例におけるノツキ
ンク検出の原理説明に供する波形図、 第12図は、非ノック時振動エネルギ検出回路及びノッ
ク時振動エネルギ検出回路の動作説明に供するタイミン
グチャート図、 第13図及び第14図は、主制御回路が実行するノッキ
ング判定・修正量決定処理の一例を示すフロー図、 第15図は、第13図の説明に供する各ノック現象にお
けるK / B値の累積発生頻度の一例を示す説明図、 第16図は、同しく各ノック現象におけるハワーレベル
と機関回転数との関係の一例を示す説明図。 第17図は、第14図の説明に供するK 、/ B値と
点火時期の修正量の関係を示す説明図。 第18図は、主制御回路が実行する点火制御処理の一例
を示すフロー図、 第19図は、第18図の基本点火時期算出処理の説明に
供する機関回転数・吸入空気流量−進角値特性の一例を
示す線区、 第20図は、この発明の他の実施例におけるノッキング
判定・修正量決定処理の一例を示すフロー図。 第21図は、同しくその説明に供するに/B値と点火時
期の修正量との関係を示す説明図、第22図は、この発
明の更に他の実施例における、ノッキング判定・修正量
決定処理の一例を示すフロー図である。 11・・:1ン1−ロールユニット 13・クランク角センサ 21 筒内圧センサ36・非
ノック時振動エネルギ検出回路34・−ノック時振動工
事ルキ検出回路35・・主制御回路    40・点火
装置第5図 第6図 第7図 第9図 第10図 (イ) (0)−旬−−一ΦJ嘱〜〜− 第11図 第12図 第15図 に/El イ^。 第17図 第18図 第19図 第21図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関のノッキングの検出結果に基づいて点火時
    期を制御する内燃機関の制御装置において、前記内燃機
    関の燃焼圧力振動を検出する燃焼圧力振動検出手段と、
    該燃焼圧力振動検出手段の検出結果に基づいて小さなノ
    ッキングが発生したか否かを判定する第1の判定手段と
    、該第1の判定手段の判定結果に基づいて小さなノッキ
    ングの発生頻度を判定する頻度判定手段と、前記燃焼圧
    力振動検出手段の検出結果に基づいて大きなノッキング
    が発生したか否かを判定する第2の判定手段と、前記頻
    度判定手段の検出結果に基づいて点火時期の修正量を決
    定する第1の修正量決定手段と、前記第2の判定手段の
    判定結果に基づいて点火時期の修正量を決定する第2の
    修正量決定手段と、前記第1、第2の修正量決定手段の
    決定結果に基づいて点火時期を制御する点火時期制御手
    段とを設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 2 第1の修正量決定手段が、発生したノッキングの程
    度に応じた修正量を決定する手段を備えている特許請求
    の範囲第1項記載の内燃機関の制御装置。 3 第2の修正量決定手段が、発生したノッキングの程
    度に応じた修正量を決定する手段を備えている特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の内燃機関の制御装置。 4 燃焼圧力振動検出手段が、非ノック時の振動エネル
    ギ相関値とノック時の振動エネルギ相関値との比又は差
    を算出し、該算出結果を検出結果として出力する特許請
    求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の内燃機関
    の制御装置。
JP59136703A 1984-06-29 1984-06-30 内燃機関の制御装置 Expired - Lifetime JPH0711266B2 (ja)

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GB08516329A GB2163812B (en) 1984-06-29 1985-06-28 System for controlling ignition timing in an internal combustion engine and method therefor
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