JPS61162658A - 薄肉ウエブh形鋼とその接合構造 - Google Patents
薄肉ウエブh形鋼とその接合構造Info
- Publication number
- JPS61162658A JPS61162658A JP294785A JP294785A JPS61162658A JP S61162658 A JPS61162658 A JP S61162658A JP 294785 A JP294785 A JP 294785A JP 294785 A JP294785 A JP 294785A JP S61162658 A JPS61162658 A JP S61162658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- steel
- thin
- thin web
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ウェブの肉厚がフランジの肉厚の、172
以下である薄肉ウェブH形鋼に関するものである。
以下である薄肉ウェブH形鋼に関するものである。
SRC構造においては、経済性の点などから、コンクリ
ート中に埋設されるH形鋼において上下フランジをなる
べく厚く一フし、その断面外ウェブを薄くして主な外力
であ名曲げモーメントやせん断力に抵抗させることが良
い。
ート中に埋設されるH形鋼において上下フランジをなる
べく厚く一フし、その断面外ウェブを薄くして主な外力
であ名曲げモーメントやせん断力に抵抗させることが良
い。
これは、純鉄骨造の場合にf85図に示すようにH形鋼
の高さHとウェブ1の肉1!j twとの比H/1wが
あまり大きいと外力時にウェブ1に弾性座屈が生じてし
まうがJSRC構造の場合は第6図に示すようにH/
twが大でも周囲のコシクリート2の拘束によシ弾性座
屈を起すことがなくウェブ1を−くすることができるこ
とから言える。
の高さHとウェブ1の肉1!j twとの比H/1wが
あまり大きいと外力時にウェブ1に弾性座屈が生じてし
まうがJSRC構造の場合は第6図に示すようにH/
twが大でも周囲のコシクリート2の拘束によシ弾性座
屈を起すことがなくウェブ1を−くすることができるこ
とから言える。
キしてこの薄肉ウェブH形鋼、即ちフランジ内厚tfと
ウェブ肉厚tWとの肉厚比がtf / tw≧2.0(
3,0〜4.0が望ましい)であるH形鋼を製造するに
際しては、圧延による製造が困難であり板による溶接組
立てで賄なわれていたが、近年次に述べる圧延製造での
H形鋼が考えられている。
ウェブ肉厚tWとの肉厚比がtf / tw≧2.0(
3,0〜4.0が望ましい)であるH形鋼を製造するに
際しては、圧延による製造が困難であり板による溶接組
立てで賄なわれていたが、近年次に述べる圧延製造での
H形鋼が考えられている。
圧延製造を困難としているウェブ波打ち現象(圧延冷却
時に冷却速度の遅いフランジに引かれてウェブが材軸方
向に圧縮力を受けて生じるもの)を防止するために、 ■ 第7図<a) 、 (b)に示すように圧延時にお
いてウェブlの両側面の長手方向に1条以上の補強リプ
3を設けたもの。
時に冷却速度の遅いフランジに引かれてウェブが材軸方
向に圧縮力を受けて生じるもの)を防止するために、 ■ 第7図<a) 、 (b)に示すように圧延時にお
いてウェブlの両側面の長手方向に1条以上の補強リプ
3を設けたもの。
■ 第8図(Jl) 、 (b)K示すように圧延時に
おいてウェブIK所定間隔で凸凹突起4を設けたものな
どがある。
おいてウェブIK所定間隔で凸凹突起4を設けたものな
どがある。
しかしこの従来の圧延製造による薄肉ウェブh′形鋼で
は、両H形鋼の長手方向端を当接させて連結する等の接
客作業時に問題点がある。
は、両H形鋼の長手方向端を当接させて連結する等の接
客作業時に問題点がある。
即ち両H形鋼のウェブ部分をボルトで連結する場合、端
部を当接させて添接プレートを使用しボルト締めしてい
るが、■の場合にこの添接プレートにウェブ1の補強リ
ブ3に対処すべく第7図に示したように凹部5を設けた
特殊なものが必要となり、加工工数が増加すると共に、
運搬時にもかさばってしまう。
部を当接させて添接プレートを使用しボルト締めしてい
るが、■の場合にこの添接プレートにウェブ1の補強リ
ブ3に対処すべく第7図に示したように凹部5を設けた
特殊なものが必要となり、加工工数が増加すると共に、
運搬時にもかさばってしまう。
また■の場合は、ウェブ1の凸凹突起4により添接プレ
ートでのボルト連結は困難であり、端部を当接させ溶接
して連結する必要がある。
ートでのボルト連結は困難であり、端部を当接させ溶接
して連結する必要がある。
このように部材接合作業を行うための準備に手間がかか
り、また接合作業自体も面倒であるなど■、■共に連結
を行うに際して手間かかかシ、費用も多くかかつていた
。
り、また接合作業自体も面倒であるなど■、■共に連結
を行うに際して手間かかかシ、費用も多くかかつていた
。
この発明は、前述した事情に鑑み創案されたもので、そ
の目的は圧延で確実に製造できると共に手間がかからず
安価に連結を行える薄肉ウェブH形鋼を提供することに
ある。
の目的は圧延で確実に製造できると共に手間がかからず
安価に連結を行える薄肉ウェブH形鋼を提供することに
ある。
この発明によればH形鋼の圧延段階でウェブの一側面の
みの長手方向全長にすくなくとも1本の突状補強リブを
設ける。
みの長手方向全長にすくなくとも1本の突状補強リブを
設ける。
そして連結に際しては、突状補強リブが設けられていな
い他側面のみに添接プレートを取付けてボルト締めにて
行うものである。
い他側面のみに添接プレートを取付けてボルト締めにて
行うものである。
以下この発明を図示する実施例によって説明する。
薄肉ウェブH形鋼6は、ウェブ7と、このウェブ7の肉
厚の少なくとも2倍の肉厚を有する上下フラ/ジ8,8
と、ウェブ7の一側面7aのみの長手方向全長に少なく
とも二本設けられている突状補強リブ9とからなってい
る。(第1図(IL)、(b)参照) との突状補強リブ9は、H形鋼の圧延段階で一体に圧延
して形成されるものである。そしてこの実施例では、ウ
ェブ7の高さ方向中央位置に一本設けられている。
厚の少なくとも2倍の肉厚を有する上下フラ/ジ8,8
と、ウェブ7の一側面7aのみの長手方向全長に少なく
とも二本設けられている突状補強リブ9とからなってい
る。(第1図(IL)、(b)参照) との突状補強リブ9は、H形鋼の圧延段階で一体に圧延
して形成されるものである。そしてこの実施例では、ウ
ェブ7の高さ方向中央位置に一本設けられている。
なおこのような構成下でのウェブ7の波打ち抵抗力、即
ち座屈耐力は、補強リプ3および突状補強リブ9のウェ
ブ1およびウェブ7の中立軸に対する断面2次モーメン
)K比例するので、補強リプ9の偏心の影響を無視し、
またtw=hと仮定すると、第2図<a)、(b)に示
すように本発明と従来例との断面2次モーメント比は、 となり新のh′ は旧D2hよりも明らかに低くてすみ
、補強リプのための鋼材の減少の面でも経済的である。
ち座屈耐力は、補強リプ3および突状補強リブ9のウェ
ブ1およびウェブ7の中立軸に対する断面2次モーメン
)K比例するので、補強リプ9の偏心の影響を無視し、
またtw=hと仮定すると、第2図<a)、(b)に示
すように本発明と従来例との断面2次モーメント比は、 となり新のh′ は旧D2hよりも明らかに低くてすみ
、補強リプのための鋼材の減少の面でも経済的である。
また圧延に対しても現状の技術で十分対応可能である。
このよ°うな構成からなる薄肉ウェブH形鋼6の連結に
際しては、第3図(a)、(b)に示すように突状補強
リブ9が設けられていない他側面7bのみへ平担な添接
プレート10を取付はボルト締めすることで行われる。
際しては、第3図(a)、(b)に示すように突状補強
リブ9が設けられていない他側面7bのみへ平担な添接
プレート10を取付はボルト締めすることで行われる。
そしてこの薄肉ウェブH形鋼6は、SRC構造に使用さ
れる。(第4図参照) なお突条補強リブ9は、この実施例のように一本設けた
ものに限らず、2〜3本設けても良い。
れる。(第4図参照) なお突条補強リブ9は、この実施例のように一本設けた
ものに限らず、2〜3本設けても良い。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のような構成からなり、次に述べる効
果を有する。
果を有する。
ウェブ肉厚がフランジ肉厚の1/2 以下である圧延H
形鋼のウェブ−側面のみの長手方向全長にすくなくとも
1本の突状補強リプを設けたことにより、従来のウェブ
両側面に補強リプを設けたものに比べ波打ち防止のため
の鋼材の減少が図れ経済的である。
形鋼のウェブ−側面のみの長手方向全長にすくなくとも
1本の突状補強リプを設けたことにより、従来のウェブ
両側面に補強リプを設けたものに比べ波打ち防止のため
の鋼材の減少が図れ経済的である。
即ち部材の曲げ性能への貢献がほとんどなく波打ち防止
のためのみに存在する全長に亘る補強リプの断面積が従
来のものに対し低減できる。
のためのみに存在する全長に亘る補強リプの断面積が従
来のものに対し低減できる。
また従来のものは、特殊な添接プレートが2枚必要であ
るのに対し、本発明のものは、通常の平担な添接プレー
ト1枚ですみ、経済性と共に施工性にも富む。゛
るのに対し、本発明のものは、通常の平担な添接プレー
ト1枚ですみ、経済性と共に施工性にも富む。゛
第1図(a)およびΦ)はこの発明の薄肉ウェブH形鋼
を示す正面図および側面図、第2図(a)およびφ)の
薄肉ウェブH形鋼の連結状態を示す正面図および側面図
、第4図はこの発明の薄肉ウェブH形鋼をSRC構造に
使用した状態を示す断面図、第5図および第6図は従来
の薄肉ウェブH形鋼を示す正面図およびそれをSRC構
造に使用した状態を示す断面図、第7図(a)およびΦ
)と第8図(a)およびΦ)は圧延により製造した従来
の薄肉ウェブH形鋼の正面図および側面図である。 l・・ウェブ、2・・コンクリート、 3・・突状補強リプ、4・・凸凹突起、5・・凹部、6
・・薄肉ウェブH形鋼、7・・ウェブ、7a・・−側面
、7b・・他側面、8・・フランジ、9・・突状補強リ
プ、10・・平担な添接プレート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
を示す正面図および側面図、第2図(a)およびφ)の
薄肉ウェブH形鋼の連結状態を示す正面図および側面図
、第4図はこの発明の薄肉ウェブH形鋼をSRC構造に
使用した状態を示す断面図、第5図および第6図は従来
の薄肉ウェブH形鋼を示す正面図およびそれをSRC構
造に使用した状態を示す断面図、第7図(a)およびΦ
)と第8図(a)およびΦ)は圧延により製造した従来
の薄肉ウェブH形鋼の正面図および側面図である。 l・・ウェブ、2・・コンクリート、 3・・突状補強リプ、4・・凸凹突起、5・・凹部、6
・・薄肉ウェブH形鋼、7・・ウェブ、7a・・−側面
、7b・・他側面、8・・フランジ、9・・突状補強リ
プ、10・・平担な添接プレート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (2)
- (1)ウェブの肉厚がフランジの肉厚の1/2以下であ
る圧延H形鋼において、 前記ウェブの一側面のみの長手方向全長にすくなくとも
1本の突条補強リブが設けられていることを特徴とする
薄肉ウェブH形鋼。 - (2)ウェブの肉厚がフランジの肉厚の1/2以下であ
る圧延H形鋼において、前記ウェブの一側面のみの長手
方向にすくなくとも1本の突条補強リブが設けられてい
る薄肉ウェブH形鋼同志の連結に際し、突条の設けられ
ていない側面のみに添接プレートを取付けてボルト締結
したことを特徴とする薄肉ウェブH形鋼の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294785A JPS61162658A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 薄肉ウエブh形鋼とその接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP294785A JPS61162658A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 薄肉ウエブh形鋼とその接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162658A true JPS61162658A (ja) | 1986-07-23 |
Family
ID=11543563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP294785A Pending JPS61162658A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 薄肉ウエブh形鋼とその接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63299801A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-07 | Nippon Steel Corp | ウェブに湾曲部を有する圧延h形鋼 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP294785A patent/JPS61162658A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63299801A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-07 | Nippon Steel Corp | ウェブに湾曲部を有する圧延h形鋼 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0681312A (ja) | 橋梁などにおける主桁の継手構造 | |
JPS61162658A (ja) | 薄肉ウエブh形鋼とその接合構造 | |
JP2004263366A (ja) | 柱と梁との接合構造及び補強構造 | |
JP3852195B2 (ja) | 鋼製耐震壁 | |
JP3265167B2 (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
JPH10237957A (ja) | 鋼材のジョイント構造およびこれに用いられる継手部材の製造方法 | |
KR0128541Y1 (ko) | 접합부 강성 및 시공성이 우수한 각형강관기둥과 에이치 형강보-기둥 접합구조 | |
JP2758809B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 | |
JPH04124338A (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
JP3582558B2 (ja) | ウエブに直交する軸まわりの曲げ性能に優れた建築構造用支持部材 | |
JPH10176375A (ja) | 鉄骨片持ち梁および控え梁の接合構造 | |
JPH0220322Y2 (ja) | ||
JP2523891Y2 (ja) | 大梁と鉄骨小梁との接合構造 | |
JP2568476Y2 (ja) | 柱・梁接合部の補強構造 | |
JP2000240216A (ja) | トラス構造体 | |
JP2852729B2 (ja) | 仮設構造物における構成部材の締結装置 | |
JPS597404Y2 (ja) | 腹起と切梁とを結合する火打ブロック | |
JPH041263Y2 (ja) | ||
KR20220037228A (ko) | 보부재의 접합구조 | |
JP2652094B2 (ja) | 鋼管柱・はり仕口部の接合構造 | |
JP2895326B2 (ja) | 床構造 | |
JP2002138575A (ja) | H形鋼組柱およびその梁との接合構造 | |
JPS5916409Y2 (ja) | 鉄骨組立構成材 | |
JP2001164651A (ja) | サイズの異なる部材の高力ボルトによる摩擦接合構造 | |
JP3377970B2 (ja) | 建築物の入り隅部補強構造 |