JPS61161449A - 壁面タイル等の剥離状態計測方法 - Google Patents
壁面タイル等の剥離状態計測方法Info
- Publication number
- JPS61161449A JPS61161449A JP60002053A JP205385A JPS61161449A JP S61161449 A JPS61161449 A JP S61161449A JP 60002053 A JP60002053 A JP 60002053A JP 205385 A JP205385 A JP 205385A JP S61161449 A JPS61161449 A JP S61161449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact
- sound
- spectrum
- impact sound
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/045—Analysing solids by imparting shocks to the workpiece and detecting the vibrations or the acoustic waves caused by the shocks
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02854—Length, thickness
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野]
本発明は、建築物の壁面に取付けられたタイル等の添着
状態を剥離部の深さ、および大きさについて精度良く計
測する壁面タイル等の剥離状態計測方法に関する。
状態を剥離部の深さ、および大きさについて精度良く計
測する壁面タイル等の剥離状態計測方法に関する。
[従来技術]
建築物の壁面にモルタルで取付けられたタイル等が剥離
して落下すると危険であるから、打撃音によってタイル
等の添着状態を探知する剥離探知装置が既に本出願人に
よって提案されている(特公昭56−20498号公報
および特公昭57−23221号公報参照)、。
して落下すると危険であるから、打撃音によってタイル
等の添着状態を探知する剥離探知装置が既に本出願人に
よって提案されている(特公昭56−20498号公報
および特公昭57−23221号公報参照)、。
これらの公知技術はそれ自体効果的なものであるが、壁
面検査後のデータ処理や検査結果の図面化は人手に頼ら
なければな、らず、そのため多大の時間と労力とを必要
とした。また剥離の状態すなわち剥離部の深さおよびそ
の大きさを定量的に計測できなかったため、壁面検査後
、補修工事の要否の判断及び、補修工法の選定等が困難
であった。
面検査後のデータ処理や検査結果の図面化は人手に頼ら
なければな、らず、そのため多大の時間と労力とを必要
とした。また剥離の状態すなわち剥離部の深さおよびそ
の大きさを定量的に計測できなかったため、壁面検査後
、補修工事の要否の判断及び、補修工法の選定等が困難
であった。
[解決すべき課題]
したがって、本発明の目的は、剥離部の深さとその大き
さを打撃ハンマの一打毎に定量的に計測し、かつその計
測されたデータを簡単に図面化できる剥離状態計測方法
を提供することにある。
さを打撃ハンマの一打毎に定量的に計測し、かつその計
測されたデータを簡単に図面化できる剥離状態計測方法
を提供することにある。
本発明者は、種々研究の結果、タイル等の剥離の状態す
なわち剥離部の深さやその大きさを、打撃ハンマの運l
l@、打撃ハンマに対する壁面からの反発力、打撃音の
時系列波形の最大値(P−P値)、打撃音スペクトルの
最大レベルとその周波数、基準とするスペクトルとの差
の最大レベルとその周波数、および前記スペクトルの差
を二等分する周波数の関数として表し得ることを見出し
た。
なわち剥離部の深さやその大きさを、打撃ハンマの運l
l@、打撃ハンマに対する壁面からの反発力、打撃音の
時系列波形の最大値(P−P値)、打撃音スペクトルの
最大レベルとその周波数、基準とするスペクトルとの差
の最大レベルとその周波数、および前記スペクトルの差
を二等分する周波数の関数として表し得ることを見出し
た。
[課題を解決する手段]
そこで、予め剥離部の深さとその大きさが解っている多
数の試験体を作成し、その試験体を打撃して得られたデ
ータから重回帰分析法等により♂雌部の深さとその大き
さを表わす実験式を求めておくと、その後実際の建物で
の検査時には打撃ノコと打撃音を測定し、そのデータを
実験式に代入することによって、剥離部の深さとその大
きさを直ちに計算することができる。
数の試験体を作成し、その試験体を打撃して得られたデ
ータから重回帰分析法等により♂雌部の深さとその大き
さを表わす実験式を求めておくと、その後実際の建物で
の検査時には打撃ノコと打撃音を測定し、そのデータを
実験式に代入することによって、剥離部の深さとその大
きさを直ちに計算することができる。
したがって、本発明によれば、打撃ハンマが壁面タイル
等を打撃したときの打撃音を測定し、打撃音のスペクト
ルを計痒し、前記スペクトルと健全打撃音の基準音スペ
クトルとを比較して相対差スペクトルを計算し、前記相
対差スペクトルに基づいて剥離部の深さおよびその大き
さを決定することにより、ハンマの一打毎に、高い精度
を以て壁面タイル等の剥離等の状態を測定することが可
能になる。
等を打撃したときの打撃音を測定し、打撃音のスペクト
ルを計痒し、前記スペクトルと健全打撃音の基準音スペ
クトルとを比較して相対差スペクトルを計算し、前記相
対差スペクトルに基づいて剥離部の深さおよびその大き
さを決定することにより、ハンマの一打毎に、高い精度
を以て壁面タイル等の剥離等の状態を測定することが可
能になる。
[実施例1
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の壁面タイル等の剥離状態の計測に用い
る装置の略図を示し、1は打撃音受信部で、打撃ハンマ
11、荷重検出器12および受音器例えばマイクロホン
13を有し、こ゛れらを装架した枠体は吊下げ部2から
ワイヤにより壁面に沿って移動可能に吊下げられ、かつ
枠体上に装架された押付は用プロペラ14により建築物
の壁面に押付けられるようになっている。2は吊下げ部
で、建築物の屋上に設置し、ワイヤを巻上げ(下げ)る
ことにより打撃音受信部1の位置を移゛動することがで
きる。吊下げ部2には、ワイヤおよび電気コードの巻取
りドラム23.24、オペレータが受信部1の位置を変
化する操作ボックス22、打撃ハンマの位111を検出
する打撃位置検出器21が設けられている。3は壁面タ
イル等の剥離状態解析部で、打撃位置信号に基づいて打
撃位置を決定する打撃位置計a1器31、打撃力信号お
よび打撃音信号に基づいて剥離状態すなわち剥離部の深
さおよびその大きさを解析する打撃信号解析器32、キ
ーボード34を備えたIII御用コンピュータ33、陰
極線管(CRT)35、プリンタ36および作図F33
7を備えている。制御用コンピュータ33は、剥離状態
解析部3全体のf41 mを行う。
る装置の略図を示し、1は打撃音受信部で、打撃ハンマ
11、荷重検出器12および受音器例えばマイクロホン
13を有し、こ゛れらを装架した枠体は吊下げ部2から
ワイヤにより壁面に沿って移動可能に吊下げられ、かつ
枠体上に装架された押付は用プロペラ14により建築物
の壁面に押付けられるようになっている。2は吊下げ部
で、建築物の屋上に設置し、ワイヤを巻上げ(下げ)る
ことにより打撃音受信部1の位置を移゛動することがで
きる。吊下げ部2には、ワイヤおよび電気コードの巻取
りドラム23.24、オペレータが受信部1の位置を変
化する操作ボックス22、打撃ハンマの位111を検出
する打撃位置検出器21が設けられている。3は壁面タ
イル等の剥離状態解析部で、打撃位置信号に基づいて打
撃位置を決定する打撃位置計a1器31、打撃力信号お
よび打撃音信号に基づいて剥離状態すなわち剥離部の深
さおよびその大きさを解析する打撃信号解析器32、キ
ーボード34を備えたIII御用コンピュータ33、陰
極線管(CRT)35、プリンタ36および作図F33
7を備えている。制御用コンピュータ33は、剥離状態
解析部3全体のf41 mを行う。
すなわち打撃信号解析器32から剥離部の深さとその大
きさの信号を受信すると、打撃位置計測器31で計測さ
れた打撃位置と併せてプリンタ36に出力し、作図器3
7により自動的に壁面タイル等の剥離状態を作図する。
きさの信号を受信すると、打撃位置計測器31で計測さ
れた打撃位置と併せてプリンタ36に出力し、作図器3
7により自動的に壁面タイル等の剥離状態を作図する。
第2図は、第1図の装置を用いて壁面タイル等の剥離状
態を測定する本発明による方法を示すフローチャートで
、以下このフローチャートに従って説明する。なお、フ
ローチャートに用いられた記号は下記第1表に示すとお
りである。
態を測定する本発明による方法を示すフローチャートで
、以下このフローチャートに従って説明する。なお、フ
ローチャートに用いられた記号は下記第1表に示すとお
りである。
表 1
F4 :MREFD −p :
打撃音の時系列の大きさ
FO:kar:
打撃ハンマの壁面からの反発力
F3 :MREFp −p :F4 xlookof
/FO;打撃音の時系列の大きさく打撃力による基準化
後の値) SO:dB: オールオーバレベル Sl:dB; 最大音圧レベル Fl ;KH2: Slの周波数 5O1S1、Flは打撃力による基準化後の打撃音スペ
クトルに関するものである。
/FO;打撃音の時系列の大きさく打撃力による基準化
後の値) SO:dB: オールオーバレベル Sl:dB; 最大音圧レベル Fl ;KH2: Slの周波数 5O1S1、Flは打撃力による基準化後の打撃音スペ
クトルに関するものである。
S2:dB:
最大音圧差レベル
F2:KH2;
S2の周波数
DBSQ; dB ・ 1/30CT;音圧差レベル
の積分値 F3:KH2; DBSQを等分する周波数 82 、F2 、DBSQ、F3は打撃力による基準化
の打撃音スペクトルと基準スペクトルとの差のスペクト
ルに関するものである。
の積分値 F3:KH2; DBSQを等分する周波数 82 、F2 、DBSQ、F3は打撃力による基準化
の打撃音スペクトルと基準スペクトルとの差のスペクト
ルに関するものである。
PB ;MREFp−p ;
打撃音の時系列の大きさに関する剥離部判定のa値
88;dB;
最大音圧左レベルの大きさに関する剥離部判定の閾値
剥離部の深さ
DiA:C1:
剥離部の直径
DEPSDi A、は剥離部の状態に関するものである
。
。
まず測定を開始するに当って、まず前処理を行い(ステ
ップS1)、パラメータの入力を行い、判定基準、実験
式を入力する(ステップS2 )。 。
ップS1)、パラメータの入力を行い、判定基準、実験
式を入力する(ステップS2 )。 。
そして操作ボックス22を操作して打撃ハンマ11の位
置を設定し、そこで打撃ハンマ11により壁面タイル等
を打撃する(ステップ83)。ハンマ11の位置は打撃
位置信号として打撃位置計測器31に伝達され、一方、
ハンマ11の打撃は打撃力信号CHIおよび打撃音15
号C1(2どして打撃信号解析器32に伝達され(ステ
ップ34)、以下に説明するように解析される。すなわ
ち、まず打撃音のP−PI直(時系列波形の最大値)F
4の計算が行われる(ステップ85)。この値P4は例
えばグラフD1に示されている。そして得られたF4の
値はIIJ Ill用コンビl−夕33が打撃音の剥離
判定基準値と比較する(ステップS6)。
置を設定し、そこで打撃ハンマ11により壁面タイル等
を打撃する(ステップ83)。ハンマ11の位置は打撃
位置信号として打撃位置計測器31に伝達され、一方、
ハンマ11の打撃は打撃力信号CHIおよび打撃音15
号C1(2どして打撃信号解析器32に伝達され(ステ
ップ34)、以下に説明するように解析される。すなわ
ち、まず打撃音のP−PI直(時系列波形の最大値)F
4の計算が行われる(ステップ85)。この値P4は例
えばグラフD1に示されている。そして得られたF4の
値はIIJ Ill用コンビl−夕33が打撃音の剥離
判定基準値と比較する(ステップS6)。
モしてF4の値がPBより小さけ−れば壁面タイルの添
着状態は「健全」で、陰極線管35には「健全」と表示
され、またプリントされる(ステップ519)。もし P4≧PB であれば、打撃力のQ −P 1ilIの計算が行われ
(ステップS1)、壁面からの反発力FOが得られる。
着状態は「健全」で、陰極線管35には「健全」と表示
され、またプリントされる(ステップ519)。もし P4≧PB であれば、打撃力のQ −P 1ilIの計算が行われ
(ステップS1)、壁面からの反発力FOが得られる。
次いで打撃力の強弱を補正するために打撃音の基準化(
打撃音x 100kof /FO)が行われ(ステップ
S8)、そして基準化後の打撃音のP3値計算が行われ
る(ステップ89)。この値P3はグラフD1を補正し
たもので、例えばグラフD3で示されている。次いで1
/3オクターブ変換が行われた(ステップ510)後、
打撃力による基準化後の打撃音のスペクトルに関するオ
ールオーバレベルSOと、最大音圧レベルS1と、レベ
ルS1に対する周波数(ピーク周波数)Flが計算され
る(ステップ511)。グラフD4は横軸に1/3オク
ターブバンドの周波数をとり、縦軸に音圧レベルをとっ
て打撃音を示すスペクトル図である。
打撃音x 100kof /FO)が行われ(ステップ
S8)、そして基準化後の打撃音のP3値計算が行われ
る(ステップ89)。この値P3はグラフD1を補正し
たもので、例えばグラフD3で示されている。次いで1
/3オクターブ変換が行われた(ステップ510)後、
打撃力による基準化後の打撃音のスペクトルに関するオ
ールオーバレベルSOと、最大音圧レベルS1と、レベ
ルS1に対する周波数(ピーク周波数)Flが計算され
る(ステップ511)。グラフD4は横軸に1/3オク
ターブバンドの周波数をとり、縦軸に音圧レベルをとっ
て打撃音を示すスペクトル図である。
他方グラフD5に示されているように、タイル等の健全
部打撃音の基準音スペクトルが予めコンピュータ33に
記憶されている。すなわちタイル等は添着の程度によっ
て周波数に対する音圧レベルが異るので、その基準値(
健全値)を予め入力しておく。そして前記グラフD4と
グラフD5との差すなわち相対差スペクトルが計算され
る(ステップ512)。この相対差スペクトルは例えば
グラフD6に示されている。そして、そのピークレベル
S2、ピーク周波数F2が計算される(ステップ513
)。次いで]ンビュータ33はステップS14において
ピークレベルS2がSBより小さい場合にはタイル等は
「健全」なものと判定し、陰極線管35にその旨表示し
、プリントする(ステップ519)。S2≧SBの場合
は相対差スペクトルを示すグラフDIの斜線部分の面積
を三等分する周波数F3を計算しくステップ515)、
このようにして求めた数1lIP4、FO1P3、Sl
、S2 、F2 、F3を最初に入力された後述の実験
式に代入して剥離部の深さDEP、その大きざDIAを
計算しくステップ816)、陰極線管37に表示すると
共にプリンタ36によりプリントアウトする(ステップ
S 17)。その後打撃ハンマの位置を移動して別のタ
イルを検査し、この作業を反復して壁面の全タイルに及
ぼす。検査の結果は同時に作図器37により自動的に図
面に記入される。
部打撃音の基準音スペクトルが予めコンピュータ33に
記憶されている。すなわちタイル等は添着の程度によっ
て周波数に対する音圧レベルが異るので、その基準値(
健全値)を予め入力しておく。そして前記グラフD4と
グラフD5との差すなわち相対差スペクトルが計算され
る(ステップ512)。この相対差スペクトルは例えば
グラフD6に示されている。そして、そのピークレベル
S2、ピーク周波数F2が計算される(ステップ513
)。次いで]ンビュータ33はステップS14において
ピークレベルS2がSBより小さい場合にはタイル等は
「健全」なものと判定し、陰極線管35にその旨表示し
、プリントする(ステップ519)。S2≧SBの場合
は相対差スペクトルを示すグラフDIの斜線部分の面積
を三等分する周波数F3を計算しくステップ515)、
このようにして求めた数1lIP4、FO1P3、Sl
、S2 、F2 、F3を最初に入力された後述の実験
式に代入して剥離部の深さDEP、その大きざDIAを
計算しくステップ816)、陰極線管37に表示すると
共にプリンタ36によりプリントアウトする(ステップ
S 17)。その後打撃ハンマの位置を移動して別のタ
イルを検査し、この作業を反復して壁面の全タイルに及
ぼす。検査の結果は同時に作図器37により自動的に図
面に記入される。
・ 第3図は本発明により測定された剥離部の深さと
、真の深さとの比較を示す図であり、また第4図は、同
様に、剥離部の大きさく直径)に関する測定地と真の値
との比較を示す図である。これらの図から、本発明によ
り測定された剥離部の深さおよびその大きさが、真の値
とほぼ一致することが分るであろう また第5図は本発明の方法によって測定された結果を示
す図で、壁面の中央部および右下部に剥離部が集中して
るのが見られる。
、真の深さとの比較を示す図であり、また第4図は、同
様に、剥離部の大きさく直径)に関する測定地と真の値
との比較を示す図である。これらの図から、本発明によ
り測定された剥離部の深さおよびその大きさが、真の値
とほぼ一致することが分るであろう また第5図は本発明の方法によって測定された結果を示
す図で、壁面の中央部および右下部に剥離部が集中して
るのが見られる。
[発明の作用効果コ
上記のように、本発明によれば打撃ハンマの一打撃毎に
剥離部の深さと、その大きさを計測することができ、こ
れを壁面全体に渡ってX、Y座標上に求め、その結果を
印字させたり作図させたりすることが人手を要しないで
可能となる。したがって検査後直らに補修工事の要否を
判断することができ、また補修すべき剥離部の深さとそ
の大きさが直ちに分るので補修工事を容易に行うことが
できる。
剥離部の深さと、その大きさを計測することができ、こ
れを壁面全体に渡ってX、Y座標上に求め、その結果を
印字させたり作図させたりすることが人手を要しないで
可能となる。したがって検査後直らに補修工事の要否を
判断することができ、また補修すべき剥離部の深さとそ
の大きさが直ちに分るので補修工事を容易に行うことが
できる。
第1図は本発明の方法を実施するのに使用される装置の
略図、第2図は本発明の方法の実施の順序を示すフロー
チャート、第3図は本発明により測定された剥離部の深
さと真の深さの比較を示す図、第4図は本発明により測
定された剥離部の大きさと真の大きさの比較を示す図、
第5図は本発明によって測定された結果を示す図である
。 1・・・打撃音受信部 2・・・吊下げ部3・・・剥
離状態解析部 第3図 深さの真値[: CM ) 第4図 直径の真値CCM ]
略図、第2図は本発明の方法の実施の順序を示すフロー
チャート、第3図は本発明により測定された剥離部の深
さと真の深さの比較を示す図、第4図は本発明により測
定された剥離部の大きさと真の大きさの比較を示す図、
第5図は本発明によって測定された結果を示す図である
。 1・・・打撃音受信部 2・・・吊下げ部3・・・剥
離状態解析部 第3図 深さの真値[: CM ) 第4図 直径の真値CCM ]
Claims (1)
- 打撃ハンマで壁面タイル等を打撃したときの打撃音と、
壁面からの反発力を測定し、打撃音のスペクトルを計算
し、前記スペクトルと健全打撃音の基準音スペクトルと
を比較して相対差スペクトルを計算し、前記相対差スペ
クトルに基づいて剥離部の深さおよびその大きさを決定
することを特徴とする壁面タイル等の剥離状態計測方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60002053A JPS61161449A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 壁面タイル等の剥離状態計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60002053A JPS61161449A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 壁面タイル等の剥離状態計測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161449A true JPS61161449A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0511577B2 JPH0511577B2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=11518593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60002053A Granted JPS61161449A (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 壁面タイル等の剥離状態計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161449A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07280779A (ja) * | 1994-04-11 | 1995-10-27 | Chukichi Sato | 非破壊検査装置 |
JP2002082101A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Showa Denki Kenkyusho:Kk | 二層構造体の境界空隙の検査法 |
JP2016205900A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 株式会社フジタ | 検査対象物の状態評価装置 |
JP2019028009A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社トーキン | 構造品質判定方法及び構造品質判定装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310383U (ja) * | 1976-07-10 | 1978-01-28 | ||
JPS5883258A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Hitachi Zosen Hihakai Kensa Kk | コンクリ−ト壁背面の状況検知方法 |
JPS58184542A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-28 | Toshiba Corp | 音響異常検出方式 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310383B2 (ja) * | 1972-09-07 | 1978-04-13 |
-
1985
- 1985-01-11 JP JP60002053A patent/JPS61161449A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310383U (ja) * | 1976-07-10 | 1978-01-28 | ||
JPS5883258A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Hitachi Zosen Hihakai Kensa Kk | コンクリ−ト壁背面の状況検知方法 |
JPS58184542A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-28 | Toshiba Corp | 音響異常検出方式 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07280779A (ja) * | 1994-04-11 | 1995-10-27 | Chukichi Sato | 非破壊検査装置 |
JP2002082101A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Showa Denki Kenkyusho:Kk | 二層構造体の境界空隙の検査法 |
JP2016205900A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 株式会社フジタ | 検査対象物の状態評価装置 |
JP2019028009A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社トーキン | 構造品質判定方法及び構造品質判定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511577B2 (ja) | 1993-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU779834B2 (en) | Log testing apparatus | |
JP5208625B2 (ja) | 構造物の品質種別の判別方法 | |
JPS61161449A (ja) | 壁面タイル等の剥離状態計測方法 | |
JP3438525B2 (ja) | 打音判定装置 | |
JP5666334B2 (ja) | コンクリート系構造物の品質診断方法 | |
JPS60211360A (ja) | 壁面タイル等の剥離検知装置 | |
JPH05240841A (ja) | 管電磁場シミュレーション装置 | |
JP2010071748A (ja) | コンクリートポールの損傷検知方法 | |
JPS63168555A (ja) | 建築物仕上げ面の剥離診断方法 | |
JP3922459B2 (ja) | 打音法による剥離および空洞検出方法および装置 | |
JPH0616030B2 (ja) | 物品の劣化診断方法およびその装置 | |
JPH0980033A (ja) | 建物の壁タイルの剥離の判定方法 | |
JPH08220074A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物のひび割れ深さの計測法及び装置 | |
JP2009300192A (ja) | 亀裂検出装置及び亀裂検出方法 | |
JP7053114B2 (ja) | 構造体の劣化探査装置と劣化探査方法 | |
JP2000131288A (ja) | 建築物の壁部の剥離判定装置 | |
JPH02210256A (ja) | 管の渦流探傷検査法およびその装置 | |
JPH03255953A (ja) | 空隙検査装置 | |
JP2734282B2 (ja) | 建築物仕上げ材の打診装置 | |
JPH0364832B2 (ja) | ||
Hagiwara et al. | A method for supporting hammering test by visualization of defect diagnosis on the concrete surfaces | |
JPH075154A (ja) | 打音によるコンクリート製品良否の自動判定方法 | |
JP2000131292A (ja) | 配管検査装置 | |
JPH0327067B2 (ja) | ||
JP2000131295A (ja) | 溶接部の非破壊検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |