JP2019028009A - 構造品質判定方法及び構造品質判定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
衝突音検査装置を用いて対象物の構造的な品質を判定する構造品質判定方法であって、
前記衝突音検査装置は、支持部材と、衝突部と、検出部と、マイクとを備えており、
前記支持部材は、前記衝突部と前記マイクとを支持しており、
前記検出部は、少なくとも歪みセンサを有すると共に、前記衝突部内に組み込まれており、
前記検出部は、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに当該衝突により受ける力を検知するものであり、
前記マイクは、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに前記対象物から生じる衝突音を集音するものであり、
前記構造品質判定方法は、
前記対象物に対して予め閾値を設定する閾値設定ステップと、
前記対象物に対して前記衝突部を衝突させる衝突ステップと、
当該衝突により前記対象物から受けた力を前記検出部から第1出力波形として取得すると共に前記マイクを通じて当該衝突の衝突音を第2出力波形として取得する波形取得ステップと、
前記第1出力波形における最大値と最小値との差を第1ピークピーク値として算出する一方、前記第2出力波形における最大値と最小値との差を第2ピークピーク値として算出する第1算出ステップと、
第1ピークピーク値に対する第2ピークピーク値の割合を判定値として算出する第2算出ステップと、
前記閾値と前記判定値とを比較し、前記判定値が前記閾値を超えた場合に前記対象物に欠陥が存在する可能性があると判定する判定ステップと
を備える構造品質判定方法を提供する。
前記波形取得ステップにおいて、前記マイクにより集音する前記衝突音は、前記衝突部の前記対象物に対する接触による前記対象物の撓みにより発生する音を少なくとも含む
構造品質判定方法を提供する。
前記歪みセンサは、圧電素子である
構造品質判定方法を提供する。
対象物の構造的な品質を判定する構造品質判定装置であって、
前記構造品質判定装置は、衝突音検査装置と、判定部とを備えており、
前記衝突音検査装置は、支持部材と、衝突部と、検出部と、マイクとを備えており、
前記支持部材は、前記衝突部と前記マイクとを支持しており、
前記検出部は、少なくとも歪みセンサを有すると共に、前記衝突部内に組み込まれており、
前記検出部は、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに当該衝突により受ける力を検知するものであり、
前記マイクは、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに前記対象物から生じる衝突音を集音するものであり、
前記判定部は、前記対象物に対して予め設定された閾値を有すると共に、前記対象物に対して前記衝突部を衝突させた際に、所定の判定処理を実行するものであり、
前記所定の判定処理は、
当該衝突により前記対象物から受けた力を前記検出部から第1出力波形として取得すると共に前記マイクを通じて当該衝突の衝突音を第2出力波形として取得する波形取得ステップと、
前記第1出力波形における最大値と最小値との差を第1ピークピーク値として算出する一方、前記第2出力波形における最大値と最小値との差を第2ピークピーク値として算出する第1算出ステップと、
第1ピークピーク値に対する第2ピークピーク値の割合を判定値として算出する第2算出ステップと、
前記閾値と前記判定値とを比較し、前記判定値が前記閾値を超えた場合に前記対象物に欠陥が存在する可能性があると判定する判定ステップと
を備える構造品質判定装置を提供する。
前記衝突音検査装置は、前記衝突部を駆動するソレノイドを更に備えており、
前記衝突部は、前記ソレノイドに駆動されて前記対象物を打撃するハンマヘッドである
構造品質判定装置を提供する。
前記歪みセンサは、圧電素子である
構造品質判定装置を提供する。
10 ベース
12 支持部材
13 後側支持部材
14 追加的支持部
20 ソレノイド
30,30A シャフト
32 貫通孔
40 衝突部(ハンマヘッド)
42 収容部
50 検出部
52 歪みセンサ(圧電素子)
54 第1電極
56 第1主部
58 第1端子
60 第1絶縁体
62 第2電極
64 第2主部
66 第2端子
68 第2絶縁体
90 マイク
100,100A 衝突音検査装置
300 ケーブル
400 ケーブル
500 判定部
Claims (6)
- 衝突音検査装置を用いて対象物の構造的な品質を判定する構造品質判定方法であって、
前記衝突音検査装置は、支持部材と、衝突部と、検出部と、マイクとを備えており、
前記支持部材は、前記衝突部と前記マイクとを支持しており、
前記検出部は、少なくとも歪みセンサを有すると共に、前記衝突部内に組み込まれており、
前記検出部は、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに当該衝突により受ける力を検知するものであり、
前記マイクは、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに前記対象物から生じる衝突音を集音するものであり、
前記構造品質判定方法は、
前記対象物に対して予め閾値を設定する閾値設定ステップと、
前記対象物に対して前記衝突部を衝突させる衝突ステップと、
当該衝突により前記対象物から受けた力を前記検出部から第1出力波形として取得すると共に前記マイクを通じて当該衝突の衝突音を第2出力波形として取得する波形取得ステップと、
前記第1出力波形における最大値と最小値との差を第1ピークピーク値として算出する一方、前記第2出力波形における最大値と最小値との差を第2ピークピーク値として算出する第1算出ステップと、
第1ピークピーク値に対する第2ピークピーク値の割合を判定値として算出する第2算出ステップと、
前記閾値と前記判定値とを比較し、前記判定値が前記閾値を超えた場合に前記対象物に欠陥が存在する可能性があると判定する判定ステップと
を備える構造品質判定方法。 - 請求項1記載の構造品質判定方法であって、
前記波形取得ステップにおいて、前記マイクにより集音する前記衝突音は、前記衝突部の前記対象物に対する接触による前記対象物の撓みにより発生する音を少なくとも含む
構造品質判定方法。 - 請求項1又は請求項2記載の構造品質判定方法であって、
前記歪みセンサは、圧電素子である
構造品質判定方法。 - 対象物の構造的な品質を判定する構造品質判定装置であって、
前記構造品質判定装置は、衝突音検査装置と、判定部とを備えており、
前記衝突音検査装置は、支持部材と、衝突部と、検出部と、マイクとを備えており、
前記支持部材は、前記衝突部と前記マイクとを支持しており、
前記検出部は、少なくとも歪みセンサを有すると共に、前記衝突部内に組み込まれており、
前記検出部は、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに当該衝突により受ける力を検知するものであり、
前記マイクは、前記衝突部が前記対象物に衝突したときに前記対象物から生じる衝突音を集音するものであり、
前記判定部は、前記対象物に対して予め設定された閾値を有すると共に、前記対象物に対して前記衝突部を衝突させた際に、所定の判定処理を実行するものであり、
前記所定の判定処理は、
当該衝突により前記対象物から受けた力を前記検出部から第1出力波形として取得すると共に前記マイクを通じて当該衝突の衝突音を第2出力波形として取得する波形取得ステップと、
前記第1出力波形における最大値と最小値との差を第1ピークピーク値として算出する一方、前記第2出力波形における最大値と最小値との差を第2ピークピーク値として算出する第1算出ステップと、
第1ピークピーク値に対する第2ピークピーク値の割合を判定値として算出する第2算出ステップと、
前記閾値と前記判定値とを比較し、前記判定値が前記閾値を超えた場合に前記対象物に欠陥が存在する可能性があると判定する判定ステップと
を備える構造品質判定装置。 - 請求項4記載の構造品質判定装置であって、
前記衝突音検査装置は、前記衝突部を駆動するソレノイドを更に備えており、
前記衝突部は、前記ソレノイドに駆動されて前記対象物を打撃するハンマヘッドである
構造品質判定装置。 - 請求項4又請求項5記載の構造品質判定装置であって、
前記歪みセンサは、圧電素子である
構造品質判定装置。
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林 詳悟ほか2名: "音の類似性評価を用いたコンクリートの損傷判定手法の基礎的研究", コンクリート工学年次論文集, vol. 36, no. 1, JPN7021002032, 2014, pages 2074 - 2079, ISSN: 0004522535 * |
Also Published As
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