JPS6115871A - インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物およびその製法 - Google Patents
インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物およびその製法Info
- Publication number
- JPS6115871A JPS6115871A JP13637384A JP13637384A JPS6115871A JP S6115871 A JPS6115871 A JP S6115871A JP 13637384 A JP13637384 A JP 13637384A JP 13637384 A JP13637384 A JP 13637384A JP S6115871 A JPS6115871 A JP S6115871A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indomethacin
- cyclic
- glucane
- beta
- clathrate compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、インドメタシン(以下、IDという。
)の環状(1→2)−β−D−グルカン(以下、CGと
いう。)包接化合物(以下、ID−CG包接化合物とい
う。)およびその製法に関する。
いう。)包接化合物(以下、ID−CG包接化合物とい
う。)およびその製法に関する。
[従米扶術1
本発明の包接化合物においで、CGに包接されるIDは
、5hen [J、 Pharmacol、Exp。
、5hen [J、 Pharmacol、Exp。
T herap、 I上4.1 369(1963)]
およびWinterら [J、 A+I1.Chem
、Soc、、 85 488(1963)]により、
350種のインドール誘導体から、最も効力が強く低毒
性であるとして選ばれた非ステロイド系消炎鎮痛薬であ
り、わが国では昭和41年に製造が承認されている。
およびWinterら [J、 A+I1.Chem
、Soc、、 85 488(1963)]により、
350種のインドール誘導体から、最も効力が強く低毒
性であるとして選ばれた非ステロイド系消炎鎮痛薬であ
り、わが国では昭和41年に製造が承認されている。
しかしながら、IDそのものは、水に難溶であるので、
内服液、注射剤等の液剤として用いる場合には、人体に
とって有害である界面活性剤等を用いなければならない
。また、アルカリ水溶液中で不安定であるということも
IDの欠点の1つである。
内服液、注射剤等の液剤として用いる場合には、人体に
とって有害である界面活性剤等を用いなければならない
。また、アルカリ水溶液中で不安定であるということも
IDの欠点の1つである。
[発明の目的]
本発明の目的は、水に難溶のIDを、水に易溶で、界面
活性剤なしで水溶液に調製でき、しかも水溶液中で安定
な形態1こすることにある。
活性剤なしで水溶液に調製でき、しかも水溶液中で安定
な形態1こすることにある。
[発明の一11&]
本発明の要旨は、IDをCGに包接させてなるID−C
G包接化合物およびその製法に存する。
G包接化合物およびその製法に存する。
CGとしては、その重合度が、17〜24であるものが
知られている(J、Chromatogr、、 265
89(1,983,))。 CGをコレラノ混合物の
まま(タイプr−+vQ’第1表参照。)で用いても、
また夫々の重合度のものを電離して用いても、本□発明
における包接化合物を調製できる。
知られている(J、Chromatogr、、 265
89(1,983,))。 CGをコレラノ混合物の
まま(タイプr−+vQ’第1表参照。)で用いても、
また夫々の重合度のものを電離して用いても、本□発明
における包接化合物を調製できる。
第 1 表
一製法によれば、ID−CG包接化合物は、例えば適当
な濃度の(通常、1〜100重量%)CG水、溶液を調
製し、この溶液に、IDを粉末のまま、またはエタノー
ル、メタノール、アセトン等のIDを溶解しうる有機溶
媒もしくはこれらの種々の混合比の混合液に溶解した溶
液を添、加し、1〜96時間攪拌し、その後1〜24時
間静置した後、下層の水層のみをとり、これを通気乾燥
、減圧乾燥、凍結乾燥などの適当な乾燥法により乾燥し
て粉末とすることができる。
な濃度の(通常、1〜100重量%)CG水、溶液を調
製し、この溶液に、IDを粉末のまま、またはエタノー
ル、メタノール、アセトン等のIDを溶解しうる有機溶
媒もしくはこれらの種々の混合比の混合液に溶解した溶
液を添、加し、1〜96時間攪拌し、その後1〜24時
間静置した後、下層の水層のみをとり、これを通気乾燥
、減圧乾燥、凍結乾燥などの適当な乾燥法により乾燥し
て粉末とすることができる。
また、他の製法によれば、エタノール、メタノール、ア
セトン等のIDを溶解しうる有機溶媒にIDを溶解し1
次いでCGを粉末のまま加えて1〜96時間攪拌し、次
いで、CGを枦取した後、油気乾燥、減圧乾燥、凍結乾
燥などの適当な乾燥法により乾燥させ、粉末とすること
もできる。
セトン等のIDを溶解しうる有機溶媒にIDを溶解し1
次いでCGを粉末のまま加えて1〜96時間攪拌し、次
いで、CGを枦取した後、油気乾燥、減圧乾燥、凍結乾
燥などの適当な乾燥法により乾燥させ、粉末とすること
もできる。
ID4CG包接化合物中のIDの定量は、ID−CG包
接化合物を水に溶解し、330nmにおける吸光度を測
定することにより行える。
接化合物を水に溶解し、330nmにおける吸光度を測
定することにより行える。
製剤化に際しては、注射および経口用の用途によって夫
々剤型を決定すればよい。即ち、注射用としては、TD
−CG包接化合物を有効成分とする水溶液を用い、通常
の注射剤製造方法に従って注射剤とすることができる。
々剤型を決定すればよい。即ち、注射用としては、TD
−CG包接化合物を有効成分とする水溶液を用い、通常
の注射剤製造方法に従って注射剤とすることができる。
また、経口用としては、液剤、錠剤、顆粒剤、細粒剤、
散剤、カプセル剤とすることが可能であり、通常の製剤
化手段によってこれらを剤型とすることができる。
散剤、カプセル剤とすることが可能であり、通常の製剤
化手段によってこれらを剤型とすることができる。
[発明の効果1
本発明のID−CG包接化合物は、水に易溶であり、化
学的にも安定であり、既存製剤とした場合の上述した問
題点を解消するものである。
学的にも安定であり、既存製剤とした場合の上述した問
題点を解消するものである。
[実施例1
以下に、実施例を示し、本発明を更に詳しく説明する。
実施例1
重合度17のみのCG14旬を蒸留水0 、5 wlに
溶解し、これにID18iyのエタノール211溶液を
加え、25℃で24時開振とうした後、溶媒を減圧留去
し、デシケータ−中で乾燥した。乾燥物に蒸留水0.5
weを加えて不溶解のIDを炉別しく0.2μメンブ
ランフィルタ−使用)、シ炉液を凍結乾燥してID−C
,G包接化合物およびCGの混合物粉末100旬を得た
。吸光度測定結果から、この粉末にはID0.12zy
が含まれていることが分かった。
溶解し、これにID18iyのエタノール211溶液を
加え、25℃で24時開振とうした後、溶媒を減圧留去
し、デシケータ−中で乾燥した。乾燥物に蒸留水0.5
weを加えて不溶解のIDを炉別しく0.2μメンブ
ランフィルタ−使用)、シ炉液を凍結乾燥してID−C
,G包接化合物およびCGの混合物粉末100旬を得た
。吸光度測定結果から、この粉末にはID0.12zy
が含まれていることが分かった。
特許出願人 ダイキン工業株式会社
代 理 人 弁理士 青白 葆 ばか2名昭和59年8
月29日 昭和59年特許願第 136373 号2発明の
名称 インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン事
件との関係 特許出願人 住所 大阪府大澱山1しし、f61i11丁旧2ヱ3
9号新阪急ピル名称 (285) ダイキン工業
株式会社代表者 山 1) 稔 4代理人 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。
月29日 昭和59年特許願第 136373 号2発明の
名称 インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン事
件との関係 特許出願人 住所 大阪府大澱山1しし、f61i11丁旧2ヱ3
9号新阪急ピル名称 (285) ダイキン工業
株式会社代表者 山 1) 稔 4代理人 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。
(1)4頁7〜8行、「その後・・・・・・をとり、こ
れを」を[前記IDを粉末のまま用いた場合は不溶解の
IDを適当なフィルターでシ戸別し、また前記IDを有
機溶媒に溶解して用いた場合は有機溶媒および水を減圧
で留去し、さらに適当量の水に溶解した後、不溶解のI
Dを適当なフィルターでシ戸別し、いづれの場合もシ炉
液を」と訂正。
れを」を[前記IDを粉末のまま用いた場合は不溶解の
IDを適当なフィルターでシ戸別し、また前記IDを有
機溶媒に溶解して用いた場合は有機溶媒および水を減圧
で留去し、さらに適当量の水に溶解した後、不溶解のI
Dを適当なフィルターでシ戸別し、いづれの場合もシ炉
液を」と訂正。
(2)同頁18行、「330」をl”320Jと訂正。
(3)5頁16行、「14」とあるを「140Jと訂正
。
。
(4)6頁4行、[o、12Jとあるを10.09Jと
訂正。
訂正。
以上
手続補正書(、ゆ)
昭和60年 3月27日
1 事件の表示
昭和59年特許願第 136373 号2発明の
名称 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅川1丁目12番39号新阪
急ピル名称 (285) ダイキン工業株式会社代
表者 山 1) 稔 4代理人 5補正命令の日付 :自 発 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
ず。
名称 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅川1丁目12番39号新阪
急ピル名称 (285) ダイキン工業株式会社代
表者 山 1) 稔 4代理人 5補正命令の日付 :自 発 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
ず。
(1)4頁末5行、「できる。−4の後に改行して、[
さらにまた、凍結乾燥法(Chem、Pharm、Bu
l123、3062 (+975))を用いることもで
きる。即ち、適当な濃度のCG水溶液にrDを加え、こ
れにアンモニア水をIDが完全に溶解するまで加えた後
、凍結乾燥を行ない、粉末とすることができる。」を挿
入。
さらにまた、凍結乾燥法(Chem、Pharm、Bu
l123、3062 (+975))を用いることもで
きる。即ち、適当な濃度のCG水溶液にrDを加え、こ
れにアンモニア水をIDが完全に溶解するまで加えた後
、凍結乾燥を行ない、粉末とすることができる。」を挿
入。
(2)6頁5行、「が分かった。」の後に改行して、[
実施例2 重合度17のみのCG14myを蒸留水1mρに溶解し
、これにID1.4zyと2.8%アンモニア水0゜1
Mρを加え、凍結乾燥した。得られた粉末を1mQ。
実施例2 重合度17のみのCG14myを蒸留水1mρに溶解し
、これにID1.4zyと2.8%アンモニア水0゜1
Mρを加え、凍結乾燥した。得られた粉末を1mQ。
の蒸留水に溶解し、濾液(0,2μメンブランフィルタ
−にて濾過したもの)を再び凍結乾燥してrD−CG包
接化合物を14.7mg得た。吸光度測定結果からこの
粉末にはID0.7r7が含まれていることがわかった
。」を挿入。
−にて濾過したもの)を再び凍結乾燥してrD−CG包
接化合物を14.7mg得た。吸光度測定結果からこの
粉末にはID0.7r7が含まれていることがわかった
。」を挿入。
Claims (2)
- (1)インドメタシンを環状(1→2)−β−D−グル
カンに包接させてなるインドメタシン−環状(1→2)
−β−D−グルカン包接化合物。 - (2)インドメタシンと環状(1→2)−β−D−グル
カンを反応させることを特徴とするインドメタシン−環
状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13637384A JPS6115871A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13637384A JPS6115871A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115871A true JPS6115871A (ja) | 1986-01-23 |
Family
ID=15173643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13637384A Pending JPS6115871A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | インドメタシン−環状(1→2)−β−D−グルカン包接化合物およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115871A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05178765A (ja) * | 1991-06-21 | 1993-07-20 | Takeda Chem Ind Ltd | 溶解性が向上した難水溶性薬物組成物 |
US6190947B1 (en) * | 1997-09-15 | 2001-02-20 | Zowie Technology Corporation | Silicon semiconductor rectifier chips and manufacturing method thereof |
CN107304232A (zh) * | 2017-05-20 | 2017-10-31 | 杭州师范大学 | 一种葡聚糖/吲哚美辛接枝物的合成方法与应用 |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP13637384A patent/JPS6115871A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05178765A (ja) * | 1991-06-21 | 1993-07-20 | Takeda Chem Ind Ltd | 溶解性が向上した難水溶性薬物組成物 |
US6190947B1 (en) * | 1997-09-15 | 2001-02-20 | Zowie Technology Corporation | Silicon semiconductor rectifier chips and manufacturing method thereof |
CN107304232A (zh) * | 2017-05-20 | 2017-10-31 | 杭州师范大学 | 一种葡聚糖/吲哚美辛接枝物的合成方法与应用 |
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