JPS6115626Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115626Y2 JPS6115626Y2 JP6165481U JP6165481U JPS6115626Y2 JP S6115626 Y2 JPS6115626 Y2 JP S6115626Y2 JP 6165481 U JP6165481 U JP 6165481U JP 6165481 U JP6165481 U JP 6165481U JP S6115626 Y2 JPS6115626 Y2 JP S6115626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- case body
- noise filter
- capacitor
- shaped bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 21
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- NFLLKCVHYJRNRH-UHFFFAOYSA-N 8-chloro-1,3-dimethyl-7H-purine-2,6-dione 2-(diphenylmethyl)oxy-N,N-dimethylethanamine Chemical compound O=C1N(C)C(=O)N(C)C2=C1NC(Cl)=N2.C=1C=CC=CC=1C(OCCN(C)C)C1=CC=CC=C1 NFLLKCVHYJRNRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 17
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000010125 resin casting Methods 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源ラインフイルタ等に使用するの
に適したノイズフイルタに関する。
に適したノイズフイルタに関する。
第1図は従来の絶縁ケースを用いたノイズフイ
ルタの構造の一例を示す。この図において、絶縁
ケース1内にはコモンモードチヨークコイル2、
対称波成分(ライン間)ノイズ除去用のコンデン
サ3及び非対称波成分(ライン−アース間)ノイ
ズ除去用のコンデンサ4A,4Bが収納されてい
る。そしてコモンモードチヨークコイル2の巻線
2A,2Bは電源ラインに接続されるべき引出線
5A,5B間及び引出線6A,6B間に夫々直列
に挿入され、引出線5B,6B間には前記コンデ
ンサ3及び前記コンデンサ4A,4Bの直列回路
が夫々接続され、コンデンサ4A,4Bの接続中
点はアース引出線7に接続される。
ルタの構造の一例を示す。この図において、絶縁
ケース1内にはコモンモードチヨークコイル2、
対称波成分(ライン間)ノイズ除去用のコンデン
サ3及び非対称波成分(ライン−アース間)ノイ
ズ除去用のコンデンサ4A,4Bが収納されてい
る。そしてコモンモードチヨークコイル2の巻線
2A,2Bは電源ラインに接続されるべき引出線
5A,5B間及び引出線6A,6B間に夫々直列
に挿入され、引出線5B,6B間には前記コンデ
ンサ3及び前記コンデンサ4A,4Bの直列回路
が夫々接続され、コンデンサ4A,4Bの接続中
点はアース引出線7に接続される。
ところで、第1図の如き構造の場合、コイル
2、コンデンサ3,4A,4B等を固定するため
に樹脂注形を併用したりするが、樹脂注形を行う
と材料費や製造工数の点でコスト高となるきらい
があり、かつまた各引出線とコイル2、コンデン
サ3,4A,4Bとの間の接続点の位置が正確に
定まらず、しかも高さもまちまちとなるため、実
際の量産に際し自動はんだ付け装置を使用するこ
とができず、手作業によるはんだ付けが要求され
る不都合があつた。
2、コンデンサ3,4A,4B等を固定するため
に樹脂注形を併用したりするが、樹脂注形を行う
と材料費や製造工数の点でコスト高となるきらい
があり、かつまた各引出線とコイル2、コンデン
サ3,4A,4Bとの間の接続点の位置が正確に
定まらず、しかも高さもまちまちとなるため、実
際の量産に際し自動はんだ付け装置を使用するこ
とができず、手作業によるはんだ付けが要求され
る不都合があつた。
本考案は、上記の点に鑑み、樹脂注形不要で自
動はんだ付け装置を使用可能な金属端子配列とす
ることにより、製造コストを低減し量産性の改善
を図つたノイズフイルタを提供しようとするもの
である。
動はんだ付け装置を使用可能な金属端子配列とす
ることにより、製造コストを低減し量産性の改善
を図つたノイズフイルタを提供しようとするもの
である。
以下、本考案に係るノイズフイルタの実施例を
図面に従つて説明する。
図面に従つて説明する。
第2図乃至第4図において、絶縁樹脂等からな
る絶縁ケース10は、ケース本体11と蓋体12
とに2分割されており、そのケース本体11には
コモンモードチヨークコイル13を係止固定する
ためのコイル固定用突出部14及び対称波成分ノ
イズ除去用コンデンサ15及び非対称波成分ノイ
ズ除去用コンデンサ16A,16Bの位置決めを
行うためのコンデンサ位置規制用リブ17,18
が夫々形成されている。また、ケース本体11の
上端面には、金属端子としてのフアストン端子2
0A乃至20Eを配置する部分に端子位置決め凹
部21が夫々形成される。さらに、ケース本体1
1の内側面には蓋体12の係止用凹部30に嵌合
する係止用突起31が複数個形成されている。こ
こで、前記フアストン端子20A乃至20Eは、
略コ字状折曲部40及び該略コ字状折曲部40後
端より直線状に延長した接続部41を後端位置に
一体に形成したものである。各フアストン端子2
0A乃至20Eはケース本体11の上端面に載置
されたとき略コ字状折曲部40がケース本体側の
端子位置決め凹部21に嵌合するようになつてお
り、かつまた各フアストン端子の高さ位置すなわ
ちはんだ付けを行う接続部41の高さ位置が同一
となるように設定されている。そして、コモンモ
ードチヨークコイル13の一方の巻線13Aの両
端はフアストン端子20A,20Cに夫々接続さ
れ、もう1つの巻線13Bの両端はフアストン端
子20B,20Dに夫々接続される。また、フア
ストン端子20C,20D間にはコンデンサ15
が接続されるとともにコンデンサ16A,16B
が接続され、コンデンサ16A,16Bの中間接
続点はアース端子としてのフアストン端子20E
に接続される。それらのコイル及びコンデンサと
各フアストン端子との間の接続は、各フアストン
端子の接続部41が同一高さ位置でかつまた平面
的な位置も予め規定されているから、自動はんだ
付け装置によるはんだ付けにて実行可能である。
はんだ付け作業終了後、ケース本体11に対し蓋
体12を嵌込み、蓋体側の係止用凹部30にケー
ス本体側の係止用突起31を嵌入させる。これに
より、各フアストン端子20A乃至20Eはケー
ス本体11及び蓋体12の端面により挾持された
状態にて固定されることになる。
る絶縁ケース10は、ケース本体11と蓋体12
とに2分割されており、そのケース本体11には
コモンモードチヨークコイル13を係止固定する
ためのコイル固定用突出部14及び対称波成分ノ
イズ除去用コンデンサ15及び非対称波成分ノイ
ズ除去用コンデンサ16A,16Bの位置決めを
行うためのコンデンサ位置規制用リブ17,18
が夫々形成されている。また、ケース本体11の
上端面には、金属端子としてのフアストン端子2
0A乃至20Eを配置する部分に端子位置決め凹
部21が夫々形成される。さらに、ケース本体1
1の内側面には蓋体12の係止用凹部30に嵌合
する係止用突起31が複数個形成されている。こ
こで、前記フアストン端子20A乃至20Eは、
略コ字状折曲部40及び該略コ字状折曲部40後
端より直線状に延長した接続部41を後端位置に
一体に形成したものである。各フアストン端子2
0A乃至20Eはケース本体11の上端面に載置
されたとき略コ字状折曲部40がケース本体側の
端子位置決め凹部21に嵌合するようになつてお
り、かつまた各フアストン端子の高さ位置すなわ
ちはんだ付けを行う接続部41の高さ位置が同一
となるように設定されている。そして、コモンモ
ードチヨークコイル13の一方の巻線13Aの両
端はフアストン端子20A,20Cに夫々接続さ
れ、もう1つの巻線13Bの両端はフアストン端
子20B,20Dに夫々接続される。また、フア
ストン端子20C,20D間にはコンデンサ15
が接続されるとともにコンデンサ16A,16B
が接続され、コンデンサ16A,16Bの中間接
続点はアース端子としてのフアストン端子20E
に接続される。それらのコイル及びコンデンサと
各フアストン端子との間の接続は、各フアストン
端子の接続部41が同一高さ位置でかつまた平面
的な位置も予め規定されているから、自動はんだ
付け装置によるはんだ付けにて実行可能である。
はんだ付け作業終了後、ケース本体11に対し蓋
体12を嵌込み、蓋体側の係止用凹部30にケー
ス本体側の係止用突起31を嵌入させる。これに
より、各フアストン端子20A乃至20Eはケー
ス本体11及び蓋体12の端面により挾持された
状態にて固定されることになる。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
とができる。
(1) フアストン端子20A乃至20Eの高さ位置
が同一であり、すなわちはんだ付けを行う各フ
アストン端子の接続部41が同じ高さとなつて
いるから、実際の製造工程において自動はんだ
付け装置を使用してはんだ付け作業を自動化す
ることができる。従つて量産性を大幅に改善
し、コスト低減を図ることができる。
が同一であり、すなわちはんだ付けを行う各フ
アストン端子の接続部41が同じ高さとなつて
いるから、実際の製造工程において自動はんだ
付け装置を使用してはんだ付け作業を自動化す
ることができる。従つて量産性を大幅に改善
し、コスト低減を図ることができる。
(2) 各フアストン端子20A乃至20Eは後部に
略コ字状折曲部40を有しており、これがケー
ス本体側の端子位置決め凹部21に嵌合するよ
うになつているから、フアストン端子の抜けや
引込みが生じることがなく、かつまた各端子は
ケース本体11と蓋体12の端面によつて挾持
されているから上下方向にがたつくこともな
い。
略コ字状折曲部40を有しており、これがケー
ス本体側の端子位置決め凹部21に嵌合するよ
うになつているから、フアストン端子の抜けや
引込みが生じることがなく、かつまた各端子は
ケース本体11と蓋体12の端面によつて挾持
されているから上下方向にがたつくこともな
い。
(3) ケース本体11と蓋体12とから成る絶縁ケ
ース10を使用しているから内部の樹脂注形が
不要であり、樹脂の材料費や製造コストの削減
を図ることができる。
ース10を使用しているから内部の樹脂注形が
不要であり、樹脂の材料費や製造コストの削減
を図ることができる。
(4) ケース本体11にコイル固定用突出部14及
びコンデンサ位置規制用リブ17,18を一体
に形成しているから、樹脂注形を行うことなく
コイル13やコンデンサ15,16A,16B
の位置決めができ、従つて予め設計した段階で
所定の絶縁距離を取ることができる。
びコンデンサ位置規制用リブ17,18を一体
に形成しているから、樹脂注形を行うことなく
コイル13やコンデンサ15,16A,16B
の位置決めができ、従つて予め設計した段階で
所定の絶縁距離を取ることができる。
第5図は本考案の他の実施例を示す。この図に
おいて、ケース本体11と蓋体12から成る絶縁
ケース10の外面には前記フアストン端子20A
乃至20Eの部分を除き磁性金属によるメツキ5
0が施されている。なお、絶縁ケース10の内部
構造は前述の実施例と同様である。
おいて、ケース本体11と蓋体12から成る絶縁
ケース10の外面には前記フアストン端子20A
乃至20Eの部分を除き磁性金属によるメツキ5
0が施されている。なお、絶縁ケース10の内部
構造は前述の実施例と同様である。
なお、ノイズフイルタの電気結線は適宜変更可
能であり、またコイルの形状も環状に限らず他の
形状を採用することもできる。
能であり、またコイルの形状も環状に限らず他の
形状を採用することもできる。
叙上のように、本考案によれば、樹脂注形不要
で自動はんだ付け装置を採用可能な構造とするこ
とにより、製造容易で量産性に富むノイズフイル
タを得ることができる。
で自動はんだ付け装置を採用可能な構造とするこ
とにより、製造容易で量産性に富むノイズフイル
タを得ることができる。
第1図は従来のノイズフイルタの構造の一例を
示す平面図、第2図は本考案に係るノイズフイル
タの実施例であつて蓋体を省略した平面図、第3
図は同側断面図、第4図は同側面図、第5図は本
考案の他の実施例を示す側面図である。 10……絶縁ケース、11……ケース本体、1
2……蓋体、13……コモンモードチヨークコイ
ル、14……コイル固定用突出部、15,16
A,16B……コンデンサ、17,18……コン
デンサ位置規制用リブ、20A乃至20E……フ
アストン端子、21……端子位置決め凹部、40
……略コ字状折曲部、41……接続部、50……
メツキ。
示す平面図、第2図は本考案に係るノイズフイル
タの実施例であつて蓋体を省略した平面図、第3
図は同側断面図、第4図は同側面図、第5図は本
考案の他の実施例を示す側面図である。 10……絶縁ケース、11……ケース本体、1
2……蓋体、13……コモンモードチヨークコイ
ル、14……コイル固定用突出部、15,16
A,16B……コンデンサ、17,18……コン
デンサ位置規制用リブ、20A乃至20E……フ
アストン端子、21……端子位置決め凹部、40
……略コ字状折曲部、41……接続部、50……
メツキ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイル固定用突出部及びコンデンサ位置規制
用リブを一体に形成しかつ端面に端子位置決め
凹部を形成したケース本体と、蓋体とから成る
絶縁ケースと、前記端子位置決め凹部に嵌合す
る略コ字状折曲部を有していて前記ケース本体
の端面と前記蓋体の端面とで挟持されて夫々同
一高さ位置に固定される複数の金属端子と、前
記ケース本体内に収納されて前記コイル固定用
突出部にて固定されるコイル及び前記コンデン
サ位置規制用リブにて位置決めされるコンデン
サとを備えたことを特徴とするノイズフイル
タ。 (2) 前記金属端子が、前記略コ字状折曲部及び該
略コ字状折曲部後端より延長した接続部を後端
位置に形成したフアストン端子である実用新案
登録請求の範囲第1項記載のノイズフイルタ。 (3) 前記絶縁ケース外面には、前記金属端子近傍
を除いて磁性金属メツキが施されている実用新
案登録請求の範囲第1項記載のノイズフイル
タ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6165481U JPS6115626Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | |
US06/368,431 US4472693A (en) | 1981-04-30 | 1982-04-14 | Noise filter and terminal structure therefor |
DE3214598A DE3214598C2 (de) | 1981-04-30 | 1982-04-20 | Entstörfilter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6165481U JPS6115626Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176722U JPS57176722U (ja) | 1982-11-09 |
JPS6115626Y2 true JPS6115626Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=29857886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6165481U Expired JPS6115626Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115626Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5120679B1 (ja) * | 2011-05-10 | 2013-01-16 | 住友電気工業株式会社 | リアクトル |
JP7207030B2 (ja) * | 2019-03-11 | 2023-01-18 | 日本ケミコン株式会社 | 電子部品およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6165481U patent/JPS6115626Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57176722U (ja) | 1982-11-09 |
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