JPS61155157A - 媒体排出方式 - Google Patents

媒体排出方式

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JPS61155157A
JPS61155157A JP59276377A JP27637784A JPS61155157A JP S61155157 A JPS61155157 A JP S61155157A JP 59276377 A JP59276377 A JP 59276377A JP 27637784 A JP27637784 A JP 27637784A JP S61155157 A JPS61155157 A JP S61155157A
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JP
Japan
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medium
passbook
cassette
unit
discharged
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JP59276377A
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Inventor
Hiroyuki Yamamoto
弘幸 山本
Kenji Yoichizono
与市園 建治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は媒体排出方式に関し、特に印字等の処理を行っ
た媒体を、その媒体を受取るべき利用者に確実に排出(
放出)することが可能となる媒体金融機関においては通
帳・証書等の媒体を自動的に発行する発行機が開発され
ている。この発行機は、指示された媒体に対して所定の
項目印字等を行い、排出口より排出する機能を備えてい
る。
〔従来の技術〕
従来の発行機は、例えばテラーの操作する窓口装置から
の指示に従って、通帳或いは証書として発行するべき媒
体上に印字等の処理を行うよう構成される。そして印字
等の処理終了によって、装置に設けられた排出口より、
この処理済み媒体を放出するものである。
4万テラーは、窓口装置にて媒体の発行を行い、しかる
後に発行機の設置しである所に出向いて媒体を受取るも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが金融機関の業務種別を見ると、上述した発行機
による通帳等の媒体の発行処理は、業務全体に対する比
率が高いものである。換言すれば、各窓口テラーによる
媒体発行を上水は頻繁に行われる。この為、発行機にて
排出された媒体が、誤って別のテラー等に受取られる問
題点が往々に生じた。
c問題点を解決するための手段〕 本発明の目的は上述した従来の問題点を解決すべく、依
頼を行った利用者(テラー等)に確実に媒体を受取らせ
ることが可能となる媒体排出方式を提供するにある。
そしてその為に本発明においては、印字等の処理を行う
媒体について、排出の可否を設定する手段を設けるもの
である。そしてこの設定手段にて排出不可と指定された
媒体については、その媒体処理終了後に直ちに排出する
ことなく一時保留するようにし、しかる後保留した媒体
の排出指示を受けて、その媒体を排出するように構成し
たものである。
〔作 用〕 即ち、媒体の処理は行うが、処理を終った後の排出動作
を保留するものである。従って、その媒体を受は取るべ
き利用者が排出指示入力を行うようにすれば、この指示
入力があるまで如何なる者にも媒体を渡すことを阻止で
きる。この為、誤って他の利用者(操作者)に処理済み
の媒体を抜取られる事態を避けることができる。
以下実施例を用いて本発明を説明する。
〔実施例〕
第1図(a) (blは本発明に係る媒体排出時の動作
制御を示す機能ブロック図、第2図は本発明を銀行窓口
システムに通用した場合の実施例を示す図、第3図は実
施例における通帳発行機6の構成を示す図、第4図は同
装置の制御ブロックを示す図、第5図(a) (b)は
同装置6の動作を示すフローチャートである。
第2図に示す如く本実施例では、通帳発行機6を窓口装
置3とともにホスト1に接続するシステムを構成する。
そしてこの通帳発行機6を記帳機としても用いるもので
ある。尚、窓口装置3には通帳へ記帳を行う通帳プリン
タ31が設けられ、更に窓口装置3の配下に現金の入金
機4及び出金機5が接続される。また同図においては1
つの窓口装置に入金機4、出金機5、及び通帳発行機6
が対応して設けられる如く示したが、これら装置4.5
.6は複数の窓口装置に共用されるものである。
通帳発行機6は、後述する如く、新規の通帳(表示等が
空白となっている通帳)を収納するカセ・ノドを有する
。そして通帳発行指示により、このカセットより通帳を
繰出して新規通帳の発行を行うものである。この通帳発
行指示は窓口装置3からの依頼に基いて端末制御装置(
TC)2を介してホスト1より供給される。
以下、第3図及び第4図を用いて通帳発行機6の構成及
び機能を説明する。
通帳発行機6は、大別して4つのユニ、トに分けること
ができる。つまり、通帳8及び証書89を納入する複数
のカセット630を有するカセットユニット76、この
ユニットから指示される媒体(通帳或いは証書)を繰出
して搬送する搬送ユニット75、繰出された媒体に印字
を行うための印字部66、ターンページ機構650等を
備えた媒体処理ユニット77、及び操作入力を行うため
のキーボード681、操作ガイダンス、メツセージ表示
を行うための表示部680等を備えた操作部68、がこ
れである。
カセットユニット76は、上下2段に各4つずつのカセ
・7ト630、− を有する。各カセット630、・−
・には、その中に納められている媒体をカセ・ノド下部
より繰出すための繰出し機構633が設けられる。この
機構633はフィードローラ632、ピックローラ63
1等を含む。
上下各段カセットの下方には、各段のカセットに共通し
て設けられるコンベア機構637.637が配置される
。各カセット下部の繰出し機構633は、図示矢印のよ
うに繰出し装置と退避位置との間を移動(回動)自在に
設けられる。コンベア機構637及び繰出し機構633
による媒体の移送(繰出し)方向は、装置前面側に向う
方向(図では右方向)である。
また各カセット630に対応して、カセットの装着の有
無を検出するカセットセンサ636(各カセットは着脱
自在である)、カセット内の媒体の有無を検出する媒体
センサ634、及び媒体の繰出し有無を検出する繰出し
センサ635が設けられる。
カセットユニット76より繰出された媒体は、コンベア
機1637を介して搬送ユニット75に受渡される。
搬送ユニット75は装置前面(図では右側)に位置し、
図示破線で示す位置でカセットユニット76と分離する
。つまりユニット75は装置の前面扉を構成し、カセッ
トユニット76を含む本体に対して開閉自在な扉構造を
備える。そして、この扉75を開くことによりカセット
ユニット76が装置前面に露出することとなる。この状
態でカセットユニット76は、上下各段毎に図示省略し
たスライド機構により前面側に引出し可能となる。
搬送ユニット75の扉構造は、役席者の管理する鍵によ
り施錠/解錠されるロック機構を備える。
搬送ユニット75にはカセットより繰出された媒体を垂
直方向に搬送するための搬送路620及びローラ等より
なる移送手段621が設けられる。
また搬送路620の適宜の箇所には、搬送路620上を
移送される媒体の有無を監視するセンサ622、−・・
が配置されている。
また、ユニット75の前面には媒体の吸排口600及び
スタッカ690への媒体排出口601が設けられる。ス
タッカ690は装置に対して着脱自在に取付けられるも
のであり、複数冊(複数枚)の媒体を一時収納するもの
である。
また、これら冬目600.601に対応した搬送路の分
岐点にはゲート691.692が設けられ、媒体移送時
の搬送路の切替えを行う。
一方媒体処理ユニット77は、カセットユニット76の
上方に位置して設けられる。ユニット77には、水平方
向に媒体を搬送する搬送機構624が設け−られる。そ
してユニット77の最前段に、通帳の磁気ストライプ(
以下MSと称す)に対する情報のリード/ライトを行う
ための、磁気ヘッド640を含むMSリード・ライト機
構64が設けられる。この機構64の後段には通帳の自
動頁(ページ)めくりを行うためのターンページ機構6
50が設けられる。ターンページ機構650の後方には
通帳の中用紙に記されるページマーク、印字決行マーク
、或いは証書上の印字位置を示すマーク等を検出するセ
ンサ67が配置される。そしてユニットの最後方には、
通帳或いは証書に対して種々の項目印字を行うための、
印字ヘッド660を含む印字部66が配置される。
また第4図に示す如く、通帳発行機6はメインプロセッ
サ(MPU)60を備え、このプロセッサ60に例えば
共通バス形式で各機構の制御部62〜69が接続される
。またTe3を介してホスト1との回線インタフェース
部61も備える。
次に第5図(al、 (blのフローチャートに基いて
、この発行機6の動作を説明する。
同図体)に示す如く、通帳発行機6の動作は大別して■
通帳発行動作、■記帳動作、及び■一括記帳動作の各々
がある。以下、これら各動作を順に説明する。
■通帳発行動作: 通帳発行は、新規な口座を開設した場合(新規発行)、
及び窓口装置にて顧客の差出した通帳記帳中に通帳繰越
しが発生した場合(繰越し発行)、などに必要となるも
のである。いずれの場合も、窓口装置3からの発行依頼
に基いて、ホスト1より通帳発行機6へ発行指示が与え
られる。
ホスト1からの発行指示には、発行すべき媒体種別コー
ド及び印字データ(通帳の場合は更にMSデータ)の各
々が含まれる。
ホスト1からの発行指示により発行機6のプロセッサ6
0は、まず発行すべき媒体の種類と、その指示された媒
体がセントされているカセット番号(Na)を判別する
。第3図に示した如く、発行機6には複数のカセット6
30、− が設けられ、各カセットには種類毎に通帳8
と証書89が予めセットされている。
尚、種類毎とは、通帳で云えば例えば総合口座用の定期
預金用、当座預金用などが該当する。−方証書において
は、定期証書、小切手などが該当する。また、カセット
630にセットする方向としては証書89では、その証
書面が下方となるようにセ・7)される。一方通帳8の
場合は、中用紙83及び表紙82、裏表紙81を閉じた
状態で、且つMSが貼付された裏表紙81が上面になり
、更に通帳8のとじ合わせ部分が繰出し方向に向ぐよう
にセットされる。
また、プロセッサ60によるカセットの判別は、メモリ
70上にプリセットされるテーブル(後述する)を用い
て行われる。このテーブルは、媒体コードとカセット寛
との対応テーブルであり、カセットへの媒体装填時に操
作者よりキーボード681を用いて入力される対応デー
タによって、予めメモリ70上に作成されている。
カセットの判別が済むと、プロセッサは、判別したカセ
ットより媒体を繰出させる。これは、カセッ)kを含め
た繰出し命令をカセット制御部63に与えることによっ
て行われる。
指示された媒体が証書であれば、プロセッサ60は搬送
制御部62起動する。これにより繰出された証書89は
ユニット75を介して、ユニット77の印字部67に向
って移送される。
そして証書はセンサ67を介して印字部66へ送り込ま
れ印字位置決めが行われる。位置決め完了により印字部
66による証書への印字が行われ、ホスト1にその旨が
通知される。
一方、指示された媒体が通帳であれば、プロセッサ60
は同様に搬送制御部62を起動し、通帳8を閉じたまま
一旦印字部66へ移送せしめる。
印字部66では、送込まれた通帳の表紙82に設定の項
目(例えば口座番号及び氏名)を印字する。尚、印字部
66にて印字するデータは、前述の如くホスト1からの
発行指示電文に含まれる印字データである。このデータ
はプロセッサ60の制御の下にメモリ70上の図示しな
い印字データバッファを介して印字部66に供給される
表紙の印字終了により、通帳は搬送機構624によって
ターンページ機構650へ送られる。ターンページ機構
650は、プロセッサ60により指示された数のページ
を捲る。この時、表紙の裏側にも所定の項目印字が必要
であれば、ターンページ機構650にて表紙81のみを
捲り、再び通帳を印字部66に戻すことになる。
また中用紙83への印字(取引データ、繰越しデータ等
)が必要な場合は、ターンページ機構650によって所
定回のページ捲りが行われる。
ページ捲りが終った通帳は、センサ67を通過して印字
部66へ送られる。この時センサ67にて開平されたペ
ージの情報(ページマーク)の検知が行われる。この検
知出力はプロセッサ60に与えられ、正しい目的の頁が
捲られたかチェックされる。
ページが正しければ印字部66による項目或いは取引デ
ータの印字が行われることになる。そして印字終了によ
り、通帳は吸排出口600へ向って送られる。そしてM
S部64を通過する際に、MSに所定のデータ(口座情
報)が書込まれる。
この書込みが終了すると、プロセッサ60はホスト1に
対して終了通知を行う。この終了通知は、窓口装置を介
して発行を依頼したテラーに通知される。
しかして上述のように証書或いは通帳への必要項目の印
字が終了すると、プロセッサ60は、この印字終了した
媒体と直ちに排出して良いか否かの判別を行う。
第1図(alは、プロセッサ60による媒体の排出動作
を機能的に示すブロック図である。尚、第3図及び第4
図と対応する部分には同一の符号を附す。
即ちカセット630より繰出された媒体は処理ユニット
77にて印字処理が行われる。印字処理が終った媒体は
ユニット75の搬送機構(吸排ベルト)623を介して
排出口より排出される。
本実施例では、媒体の排出可否フラグFをプロセッサ6
0のメモリ70上に設ける。そして、このフラグFによ
って排出不可とされる媒体については、搬送機構623
の位置で一時保留(一時停止)させるものである。
排出可否フラグFは、メモリ70上に設けられるテーブ
ル701における各カセット陰に対応した領域にセット
される。前述の如くこのテーブル701は、カセット6
30の各々に対応して、各カセットにどういう媒体がセ
ットされているかを示すものである。そしてこのテーブ
ル701における媒体種別コードとフラグFは、操作部
のキーボード681より予めプリセットされる。
尚テーブル702は各媒体の収納枚数を(或いは発行枚
数)を管理するためのテーブルである。
しかして媒体発行指示により、プロセッサがカセットの
判別を行った時点で、インバータ606を介して搬送ユ
ニットへ媒体の排出可否(即ち排出か保留か)情報が与
えられる。実施例ではフラグFが“l”の時は媒体排出
不可を示すものとする。従って、フラグFが“1”の時
、インバータ606は“0”を出力し一時保留を指示す
ることになる。
一方窓口装置を介して発行終了の通知を受けたテラーは
、自己の所有するオペレータカードを発行行機6の操作
部68に設けられるカードリーグ682(第3図では省
略)に挿入する。そしてキーボード681より自己のオ
ペレータ陽を入力する。この結果、両者の入力が比較部
605にて比較され、一致する場合は論理“1”を出力
する。
この結果アンドゲート607の出力が“1”となり、媒
体の一時保留を解除する信号(“1”)がアンドゲート
608より出力されることになる。
このように本実施例では、オペレータカードを持参する
というテラーの動作によって、当該テラーが媒体を受取
るべき者か否かを判断するものである。しかしながら、
例えばカードリーダ682に代えて、ホスト1からオペ
レータ隔成いは取引南等の識別情報を受けるようにし、
テラーがキーボード681より対応する識別情報を入力
するよう構成しても良い。
また第1図(blは、媒体排出の可否フラグFを設定す
る他の手段を示す図である。図において同図(b)と同
一部分には同一の符号を附するものであり、また主要部
分のみを描いたものである。
即ちこの例では各カセット630に機械的又は電気的な
設定スイッチ639、・・・を設ける。このスイッチ6
39によりて、カセットに収納される媒体種別コード、
初期セット枚数及び排出不可フラグFを設定する。一方
装置側にはこれらスイッチ639の各々の設定データを
読取る認識部を設けるものである。
この構成により、プロセッサ60のメモリ70内に上述
したテーブル701を持つことなく媒体とカセットの対
応、及び排出/一時保留制御が可能となる。尚、枚数カ
ウントテーブル702はメモリ70内に持つことになる
本実施例では、媒体として通帳と証書を取扱うものであ
る。このうち通帳については、その所有者の名前等が記
載されている。従って、テラーが誤って他のテラーの依
頼した通帳を抜き取ったとしても直ちに気がつく。しか
しながら証書、特に小切手等においては所有者の氏名は
記載されないのが通常である。従って、テラーが他のテ
ラーの受取るべき証書を抜取ったとしても、その誤りが
直ちに発見できない。
従って実施例では、発行する媒体が証書の場合にフラグ
Fを“1”に設定する。つまり額面等が印刷処理された
証書は、吸排ベルト623の位置で一時保留するように
したものである。
尚、通帳の場合においても、例えば当座通帳等のように
口座残高が多い可能性があるものについて、一時保留を
指示するようにしても良い。
このように一時保留を行った媒体については、その媒体
を受取るべきオペレータが、キーボード681より所定
の入力を行うことにより、保留解除の信号が与えられる
。この信保により搬送ベルト623が再び起動されるこ
とになる。
そして、テラーによる排出媒体の抜取りによって、媒体
発行の一連の動作を終了する。
■記帳動作: 通帳発行機6は媒体発行のみならず記帳処理と行うこと
も可能である。
記帳を行う場合とは、例えば顧客が窓口に通帳の記帳の
みを依頼に来た場合、窓口の通帳プリンタがビジーの場
合、或いは、外交員が持ち帰った通帳を窓口業務時間内
に記帳する場合、等がある。
記帳を行うオペレータ(テラー或いは外交員等)は、ま
ず通帳発行機6の操作部68(第3図)を操作して記帳
指示入力を行う。この指示は、例えば操作部68のキー
ボード681上に設けた記帳キー(図示せず)を押下す
ることによって行われる。
この指示入力によりプロセッサ60は、表示部680に
通帳挿入の旨を指示するガイダンスを行う。オペレータ
は前面に設けられる吸排口600に記帳を行うべきペー
ジを開いた状態で通帳を挿入する。この通帳の挿入は、
図示しないセンサによって検知される。
プロセッサ60は、搬送機構623等を起動して挿入さ
れた通帳を吸入する。そして処理ユニット77のMS部
64にて、MSデータを読取らせる。読取ったMSデー
タはインタフェース部61を介して記帳データ要求電文
としてホスト1に送出される。
このMSデータの送出により、ホスト1より記帳データ
(即ちその通帳における未記帳データ)が返送される。
この返送電文中に、未記帳データの印字ページ及び印字
開始行に関する情報が含まれる。
プロセッサ60は、搬送機構624を駆動し通帳をセン
サ67の読取り位置まで移送させる。そしてセンサ67
により開平されている通帳のページの確認と、印字開始
行(或いは印字済みの最終行)の検出を行う。即ちホス
ト1より通知されたページが正しく開かれているか否か
をチェックし、更に各行を走査して印字済マークの有無
を見て印字開始行を検出する。
印字開始行の検出により、プロセッサ60は通帳を印字
部66へ送り、センサ67にて検出した位置に基いて、
通帳を印字ヘッド660の印字位置にセットする。そし
てホスト1より受取った未記帳データを印字部66へ送
出し通帳上に取引データを印字することになる。
記帳終了により、プロセッサ60は各ユニットの搬送機
構624.623を駆動して通帳を吸排口600に向っ
て搬送する。これにより通帳は口600より放出され、
オペレータによって抜取られることになる。以上の動作
で記帳動作が終了する。
■一括記帳動作: 一括記帳動作は、上述した記帳動作と同様、オペレータ
による走査部68からの指示入力によって起動されるも
のである。
一括記帳とは、前述の通り外交員等が訪問先の顧客より
預って来た複数冊の通帳へ記帳を行う場合に主に利用さ
れる。
一括記帳に際しオペレータは、まず記帳すべき通帳をま
とめてカセット630にセットする。即ち一括記帳は、
窓口業務が終了した後、銀行の業務終了後に行われる。
オペレータは、後席者の管理する鍵にて扉(ユニット7
5)を開ける。そしてカセットユニット76を引出し、
所望のカセット630.・−に通帳をセットする。即ち
発行機6のプロセッサ60は、メモリ70上に各カセッ
トと通帳・証書との対応テーブルを持つが、その他に、
各カセット毎の媒体セット枚数を記憶しているカウンタ
群を持つ。そして各媒体の発行とともに対応する媒体の
枚数カウンタを更新(カウントダウン)し、各媒体の枚
数管理を行っている。
従って、一括記帳を行うには、この媒体の枚数管理情報
の精査(プリントアウト等)を終了することが前提とな
る。換言すれば、一括記帳を行う通帳は、所望のカセッ
ト630、−・にセット(残存媒体があれば取除いてセ
ット)すれば良い。
このセット方法は第3図に示した状態の通りである。セ
ント完了により扉75を閉じる。
ここでオペレータは操作部68のキーボード681を用
いて、一括記帳を指示する。これによりプロセッサ60
は表示部680を介して、カセット階間合せメンセージ
の表示を行う。オペレータはこの表示に従って、自己が
通帳をセットしたカセット番号を入力ことになる。
このカセット阻の入力により、プロセッサ60は通帳を
繰出すべきカセットを指示するとともにカセット制御部
63を起動する。制御部63は、この指示によって所定
のカセットより通帳を1冊繰出す。
繰出された通帳は搬送ユニット75を介して処理ユニッ
ト77に送られる。処理ユニット77では、まずこの通
帳のMSデータをMS部64にて読取る。読取ったMS
データは、ホスト1に送出され、ホスト1より未記帳デ
ータが返送されてくる事は上述した■の記帳動作と同一
である。
しかるにMS部64を通過した通帳は閉じた状態のまま
である為、その後段のターンページ機構650送られる
。そしてホスト1からの返送データによって示される印
字ページ情報に従って、ページ降りが行われる。ページ
降りの終了によって通帳はセンサ67に送られ、ページ
確認及び印字開始行の検出が行われる。これらの検出終
了によって通帳は印字部66に送、られて記帳されるこ
とになる。
カセットより繰出された一冊の通帳への記帳終了により
、その通帳は装置前面のスタッカ690に排口される。
つまり各搬送機構624.623及びゲート692.6
91の駆動によって、記帳済み通帳が排出口601より
排出される。この排出は図示しないセンサによって検出
される。
−冊の通帳の繰出し記帳及び排出(スタッカへの通帳ス
タック)が終了すると、プロセッサ60は再び指示され
たカセットより二冊目の通帳の繰出し、記帳及び排出を
行わせることになる。
以降同様にカセ・ノド630が空になるまで、セットさ
れた通帳の記帳を行う。この時、排出口601からの通
帳排出が正常に行われない場合、つまりスタッカ690
が記帳済みの通帳で満杯(フル)になった場合、プロセ
ッサ60は記憶動作を一旦中断してアラームを上げる。
即ち表示部680にスタッカ内の通帳取出しメツセージ
を表示するとともに、ブザー等によってオペレータに通
知する。この時、記帳中の通帳があれば、オペレータの
通帳取出し操作と並行して、当該通帳の記帳処理を行い
、通帳の排出動作の時点で保留する(中断する)ことと
なる。
そしてすべての通帳の記帳及び排出の終了によって、再
び表示部680を介してオペレータに終了通知を行う。
これにより一括記帳処理が終了する。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明によれば、媒体処理装置を複数の利用
者(オペレータ等)によって使用する場合、排出すべき
媒体を受取るべき利用者からの指示を仰ぐようにするも
のである。この為、媒体を不用意に排出することなく、
正規の利用者へ媒体を排出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (blは実施例における媒体の排出動
作を行うための機能ブ占ツク図。 第2図は、本発明を銀行窓口システムに適用した場合の
実施例を示す図、 第3図は、実施例における通帳発行機6の構成を示す図
、 第4図は、同装置の制御ブロック図、 第5図(al、 (b)は、その動作を示すフローチャ
ートである。 通%発i*の構成 第 3凹 VIA%発行機の参目卿プロ7りロ 第 4 図 勧乍フσ−千マート 第 5図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 媒体に所定の処理を行う処理ユニットと、 処理された媒体を排出する排出口と、 処理ユニットで処理された媒体を上記排出口まで搬送す
    る搬送機構と、 上記処理ユニットで処理された媒体の排出の可否を設定
    する設定手段と、 この設定手段にて排出不可と指示された場合に上記処理
    ユニットにて処理終了となった媒体を一時保留せしめる
    保留手段とを備え、 一時保留した媒体についての排出指示入力に基いて上記
    搬送機構を用いて保留媒体の排出を行うことを特徴とす
    る媒体排出方式。
JP59276377A 1984-12-28 1984-12-28 媒体排出方式 Pending JPS61155157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59276377A JPS61155157A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 媒体排出方式

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JP59276377A JPS61155157A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 媒体排出方式

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JPS61155157A true JPS61155157A (ja) 1986-07-14

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JP59276377A Pending JPS61155157A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 媒体排出方式

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JP (1) JPS61155157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126390A (ja) * 1988-11-05 1990-05-15 Oki Electric Ind Co Ltd 通帳・伝票取引装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02126390A (ja) * 1988-11-05 1990-05-15 Oki Electric Ind Co Ltd 通帳・伝票取引装置

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