JPS61151827A - 浮上型磁気ヘツド - Google Patents
浮上型磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS61151827A JPS61151827A JP27536684A JP27536684A JPS61151827A JP S61151827 A JPS61151827 A JP S61151827A JP 27536684 A JP27536684 A JP 27536684A JP 27536684 A JP27536684 A JP 27536684A JP S61151827 A JPS61151827 A JP S61151827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- floating
- slider
- magnetic head
- recording medium
- Prior art date
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- Granted
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁気ディスク装置に使用する浮上型の磁気
ヘッドの改良に係り、さらに詳細にはスライダ構造を改
良してヘッドの走行性を向上させた磁気ヘッドに関する
ものである。
ヘッドの改良に係り、さらに詳細にはスライダ構造を改
良してヘッドの走行性を向上させた磁気ヘッドに関する
ものである。
最近、この種の磁気ディスク装置は、記録密度を高める
ために磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間隔、すなわちヘ
ッド浮上高さを非常に低(することが要求されている。
ために磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間隔、すなわちヘ
ッド浮上高さを非常に低(することが要求されている。
このヘッドの低浮上化において浮上高さを安定に保つた
めには、磁気ヘッドと磁気記録媒体との面接触を防ぐ必
要があり、ヘッド浮上面および記録媒体表面を鏡面にし
なければならない。しかし、鏡面仕上げされたヘッド浮
上面と記録媒体表面とが接触すると、接触面積が大きく
なるため摩擦が大きく、ヘッド走行性が悪(なるという
欠点がある。これはC3S方式の磁気ディスク装置にと
って、知命的な欠陥になり得る恐れがある。
めには、磁気ヘッドと磁気記録媒体との面接触を防ぐ必
要があり、ヘッド浮上面および記録媒体表面を鏡面にし
なければならない。しかし、鏡面仕上げされたヘッド浮
上面と記録媒体表面とが接触すると、接触面積が大きく
なるため摩擦が大きく、ヘッド走行性が悪(なるという
欠点がある。これはC3S方式の磁気ディスク装置にと
って、知命的な欠陥になり得る恐れがある。
そこで、かかるヘッド浮上面と記録媒体表面との間の摩
擦を小さくするために、磁気記録媒体の表面、もしくは
磁気ヘッドのスライダの浮上面に潤滑剤を塗布すること
が試みられている。
擦を小さくするために、磁気記録媒体の表面、もしくは
磁気ヘッドのスライダの浮上面に潤滑剤を塗布すること
が試みられている。
ところが、ヘッド浮上面、記録媒体表面を潤滑層にする
構成では、繰り返し摺動に耐えるため潤滑剤層を厚くす
る、従って潤滑剤の量を多くしなければならない。しか
し、塗布量が多いと磁気ヘッドと磁気記録媒体とがくっ
つく、いわゆる吸着現象が発生する。また、潤滑剤の塗
布むらがあると、磁気ヘッドが部分的に吸着されスティ
ックスリップ現象を起こし、当該ヘッドの跳ね返りでヘ
ッドおよび記録媒体面を損傷する問題がある。
構成では、繰り返し摺動に耐えるため潤滑剤層を厚くす
る、従って潤滑剤の量を多くしなければならない。しか
し、塗布量が多いと磁気ヘッドと磁気記録媒体とがくっ
つく、いわゆる吸着現象が発生する。また、潤滑剤の塗
布むらがあると、磁気ヘッドが部分的に吸着されスティ
ックスリップ現象を起こし、当該ヘッドの跳ね返りでヘ
ッドおよび記録媒体面を損傷する問題がある。
従って、この潤滑層構成によっても良好なヘッド走行を
行うことは困難であった。
行うことは困難であった。
この発明は、以上のような状況から磁気ヘッドの低浮上
の安定性を向上するため、磁気記録媒体面との接触摩擦
を低減したスライダを持つ磁気ヘッドの提供を目的とす
るものである。
の安定性を向上するため、磁気記録媒体面との接触摩擦
を低減したスライダを持つ磁気ヘッドの提供を目的とす
るものである。
この発明は、以上のような問題点を解決するために、浮
上型磁気ヘッドの一部を構成するスライダの浮上面の空
気流入側端部に、対向する磁気記録媒体の面粗さより大
きくかつヘッド浮上高さより低い突起を設けたことを特
徴とするものである。
上型磁気ヘッドの一部を構成するスライダの浮上面の空
気流入側端部に、対向する磁気記録媒体の面粗さより大
きくかつヘッド浮上高さより低い突起を設けたことを特
徴とするものである。
前記スライダ浮上面の空気流入端部に設けられた小さな
突起は、起動時のヘッド浮上前における記録媒体面との
接触面積を大幅に減少して摩擦を小さくする結果、ヘッ
ド走行を良好にすることができる。
突起は、起動時のヘッド浮上前における記録媒体面との
接触面積を大幅に減少して摩擦を小さくする結果、ヘッ
ド走行を良好にすることができる。
第1図、第2図および第3図は、この発明の一実施例に
よる浮上型のフェライト磁気ヘッドの斜視図、正面図お
よび要部拡大断面図を示す、これらの図において、浮上
型フェライト磁気ヘッドは、磁気ディスク1に対し記録
再生を行うヘッド本体2と、これを安定浮上させるため
のスライダ3とを一体的に接合した構成を有する。ヘッ
ド本体2はコイル2とヨーク22を有する。スライダ3
は、磁気ヘッドのヨークを兼ねており、磁気ディスクに
対向する浮上面(斜線部> 3Aに空気の流れ方向に沿
った平行な3本のレール31.32.33を有する。
よる浮上型のフェライト磁気ヘッドの斜視図、正面図お
よび要部拡大断面図を示す、これらの図において、浮上
型フェライト磁気ヘッドは、磁気ディスク1に対し記録
再生を行うヘッド本体2と、これを安定浮上させるため
のスライダ3とを一体的に接合した構成を有する。ヘッ
ド本体2はコイル2とヨーク22を有する。スライダ3
は、磁気ヘッドのヨークを兼ねており、磁気ディスクに
対向する浮上面(斜線部> 3Aに空気の流れ方向に沿
った平行な3本のレール31.32.33を有する。
ここまでの構成は、従前のヘッド構造と変わらないが、
本発明に従って前記スライダ浮上面における両側レール
31と33の空気流入側端部、すなわちヘッド本体の反
対側端部において小さな突起34がそれぞれ設けられて
いる。
本発明に従って前記スライダ浮上面における両側レール
31と33の空気流入側端部、すなわちヘッド本体の反
対側端部において小さな突起34がそれぞれ設けられて
いる。
この突起34の高さhは、例えば第3図に詳細を示すよ
うに前記磁気ディスクlの面粗さRvaax =0.0
2μm1スライダの空気流入端の浮上高さ0.6μmの
場合(磁気ディスクの平常回転時)で、0゜04〜0.
1μmに設定される。つまり、空気流入側のヘッド浮上
高さの175程度に抑えるのが望ましい。
うに前記磁気ディスクlの面粗さRvaax =0.0
2μm1スライダの空気流入端の浮上高さ0.6μmの
場合(磁気ディスクの平常回転時)で、0゜04〜0.
1μmに設定される。つまり、空気流入側のヘッド浮上
高さの175程度に抑えるのが望ましい。
これよりも高くすると、記録再生中に突起が記録媒体面
と誤って接触したり、浮上姿勢バランスが崩れたりして
浮上安定性を損ねるおそれがある。
と誤って接触したり、浮上姿勢バランスが崩れたりして
浮上安定性を損ねるおそれがある。
なお、ヘッド本体が在る空気流出側のヘッド浮上高さく
規格を表す実質的ヘッド浮上高さ)は、前記0.6μm
よりも小さく約0.2μmである。前記したような突起
34は、磁気ディスクと対向する面に3本のレールを形
成後、所定のマスクを用いて突起形成領域以外をイオン
エツチングすることで容易に得ることができる。
規格を表す実質的ヘッド浮上高さ)は、前記0.6μm
よりも小さく約0.2μmである。前記したような突起
34は、磁気ディスクと対向する面に3本のレールを形
成後、所定のマスクを用いて突起形成領域以外をイオン
エツチングすることで容易に得ることができる。
さて、このような構成の磁気ヘッドによればスライダ3
は、突起34をもって記録媒体lと接触することになる
ので、接触面積が非常に小さなものとなる。従って、浮
上過程における磁気ヘッドの磁気ディスク面に対する摺
動摩擦は非常に小さく、良好なヘッド走行が可能となる
。
は、突起34をもって記録媒体lと接触することになる
ので、接触面積が非常に小さなものとなる。従って、浮
上過程における磁気ヘッドの磁気ディスク面に対する摺
動摩擦は非常に小さく、良好なヘッド走行が可能となる
。
以上、この発明の一実施例につき説明したが、次のよう
な変形も可能である。
な変形も可能である。
すなわち、第4図はこの発明を薄膜ヘッド構造の磁気ヘ
ッドに適用した場合の縦断面図を示す。
ッドに適用した場合の縦断面図を示す。
この図において、スライダ4はアルチック(A A’
to、・TiC)材よりなり、浮上面4Aの空気流入側
端部には突起41が設けられている。また薄膜磁気ヘッ
ド本体5は、保護膜51と薄膜磁気コア52と薄膜コイ
ル53よりなる。
to、・TiC)材よりなり、浮上面4Aの空気流入側
端部には突起41が設けられている。また薄膜磁気ヘッ
ド本体5は、保護膜51と薄膜磁気コア52と薄膜コイ
ル53よりなる。
また、第5図は突起の変形を示す拡大断面図であり、こ
の例ではスライダ浮上面の空気流入端テーパ部を含めた
形で突起61を構成している。この突起構造の方が、製
造は容易である。
の例ではスライダ浮上面の空気流入端テーパ部を含めた
形で突起61を構成している。この突起構造の方が、製
造は容易である。
以上の説明から明らかなように、この発明は、スライダ
の浮上面に浮上高さより小さい高さの突起を設けたもの
であり、磁気記録媒体に対する接触摩擦を小さくでき良
好なヘッド走行が得られ、従って低浮上化に際しての低
浮上安定性に寄与するところ大である。
の浮上面に浮上高さより小さい高さの突起を設けたもの
であり、磁気記録媒体に対する接触摩擦を小さくでき良
好なヘッド走行が得られ、従って低浮上化に際しての低
浮上安定性に寄与するところ大である。
第1図、第2図および第3図は、この発明の一実施例に
よる浮上型磁気ヘッドの斜視図、正面図および要部拡大
断面図、第4図はこの発明の変形例による浮上型磁気ヘ
ッドの縦断面図、第5図はこの発明における突起の変形
例を示す要部拡大断面図である。 l:磁気記録媒体、2:ヘッド本体、3および4ニスラ
イダ、3Aおよび4Aニスライダ浮上面、5:薄膜磁気
ヘッド本体、31〜33:レール、34゜第1図 η 第2図 第3図
よる浮上型磁気ヘッドの斜視図、正面図および要部拡大
断面図、第4図はこの発明の変形例による浮上型磁気ヘ
ッドの縦断面図、第5図はこの発明における突起の変形
例を示す要部拡大断面図である。 l:磁気記録媒体、2:ヘッド本体、3および4ニスラ
イダ、3Aおよび4Aニスライダ浮上面、5:薄膜磁気
ヘッド本体、31〜33:レール、34゜第1図 η 第2図 第3図
Claims (3)
- (1)スライダを持つ浮上型の磁気ヘッド構成において
、磁気記録媒体に対向するスライダ浮上面の空気流入側
端部に、該記録媒体の面粗さより大きくかつ浮上高さよ
り低い突起を設けたことを特徴とする浮上型磁気ヘッド
。 - (2)前記突起を有するスライダが、ヘッドの片方のヨ
ークを兼ねるフェライト材よりなることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載の浮上型磁気ヘッド。 - (3)前記突起を有するスライダがアルチック材よりな
り、またヘッド本体が薄膜プロセスで製造された薄膜磁
気ヘッドよりなることを特徴とする特許請求の範囲第(
1)項記載の浮上型磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59275366A JP2550516B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 浮上型磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59275366A JP2550516B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 浮上型磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151827A true JPS61151827A (ja) | 1986-07-10 |
JP2550516B2 JP2550516B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17554476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59275366A Expired - Fee Related JP2550516B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 浮上型磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550516B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01251308A (ja) * | 1987-12-03 | 1989-10-06 | Hitachi Metals Ltd | 浮動型磁気ヘッド |
US5285337A (en) * | 1992-04-30 | 1994-02-08 | International Business Machines Corporation | Liquid-bearing data recording disk file with transducer carrier having support struts |
US5793568A (en) * | 1995-03-21 | 1998-08-11 | International Business Machines Corporation | Air bearing slider deflection apparatus and method for fabricating same |
US5841608A (en) * | 1994-08-30 | 1998-11-24 | Fujitsu Limited | Head slider with projections arranged on rails thereof |
US5991118A (en) * | 1996-03-05 | 1999-11-23 | Fujitsu Limited | Slider for magnetic head and magnetic memory apparatus |
US7262938B1 (en) * | 2001-02-16 | 2007-08-28 | Maxtor Corporation | Flying-type disk drive slider with self-blending contact pad |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56107363A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-26 | Nec Corp | Floating type magnetic head |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59275366A patent/JP2550516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56107363A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-26 | Nec Corp | Floating type magnetic head |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6120694A (en) * | 1994-08-30 | 2000-09-19 | Fujitsu Limited | Head slider with projecting arranged on rails thereof |
US6246538B1 (en) * | 1994-08-30 | 2001-06-12 | Fujitsu Limited | Magnetic disk drive with a floating head slider having projections arranged to float at a greater distance from magnetic disk than slider trailing end |
US5793568A (en) * | 1995-03-21 | 1998-08-11 | International Business Machines Corporation | Air bearing slider deflection apparatus and method for fabricating same |
US5991118A (en) * | 1996-03-05 | 1999-11-23 | Fujitsu Limited | Slider for magnetic head and magnetic memory apparatus |
US7262938B1 (en) * | 2001-02-16 | 2007-08-28 | Maxtor Corporation | Flying-type disk drive slider with self-blending contact pad |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550516B2 (ja) | 1996-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |