JPH04335276A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH04335276A
JPH04335276A JP13587691A JP13587691A JPH04335276A JP H04335276 A JPH04335276 A JP H04335276A JP 13587691 A JP13587691 A JP 13587691A JP 13587691 A JP13587691 A JP 13587691A JP H04335276 A JPH04335276 A JP H04335276A
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JP
Japan
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thin film
film magnetic
groove
magnetic head
air bearing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13587691A
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English (en)
Inventor
Shunichi Kudo
俊一 工藤
Hideki Hamanaka
浜中 秀喜
Akinori Sasaki
佐々木 秋典
Hisako Maruyama
丸山 ひさこ
Kazumasa Fukuda
一正 福田
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライダの空気流出方
向の一端側に薄膜磁気変換素子を設けた浮上型の薄膜磁
気ヘッドに関し、薄膜磁気変換素子は幅方向の中心から
偏って配置し、薄膜磁気変換素子のポール部の現われる
空気ベアリング面に、空気流出方向の全長にわたって凹
溝を設けることにより、低浮上量で高密度記録に適し、
しかもヘッドクラッシュ発生の危険性の少ない薄膜磁気
ヘッドを提供できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク装置には、磁気
記録媒体の走行によって生じる動圧を利用して、磁気記
録媒体との間に微小な空気ベアリングによる間隙を保っ
て浮上する薄膜磁気ヘッドが用いられている。その基本
的な構成は、磁気記録媒体と対向する面側に空気ベアリ
ング面を有するスライダの空気流出端部側に薄膜磁気変
換素子を備える構造となっている。図12は米国特許第
4,856,181号明細書等で知られたこの種の薄膜
磁気ヘッドの基本的な構造を示し、セラミック構造体で
なるスライダ1の媒体対向面側に、間隔をおいて2本の
レール部101、102を突設し、レール部101、1
02の表面を高度の平面度を有する空気ベアリング面1
03、104とすると共に、レール部101、102の
空気流出方向aの端部のそれぞれに薄膜磁気変換素子2
A、2Bを設けてある。
【0003】図13を参照すると、スライダ1はAl2
O3 −TiC 等で構成される基体部分110にAl
2O3 等でなる絶縁膜120をスパッタ等の手段によ
って付着させた構造となっていて、絶縁膜120の上に
薄膜磁気変換素子2A、2Bを設けてある。
【0004】薄膜磁気変換素子2A、2BはIC製造テ
クノロジと同様のプロセスにしたがって形成された薄膜
素子である。21はパーマロイ等でなる下部磁性膜、2
2はAl2O3 等で形成されたギャップ膜、23はパ
ーマロイ等でなる上部磁性膜、24はコイル、251〜
253はフォトレジスト等で形成された膜間絶縁膜、2
6はAl2O3 等の保護膜である。
【0005】下部磁性膜21及び上部磁性膜23は、先
端部がギャップ膜22を介して対向する下部ポール部2
11及び上部ポール部231となっていて、下部ポール
部211、ギャップ膜22及び上部ポール部231によ
り、変換ギャップGを構成している。薄膜磁気ヘッドと
してのトラック幅は、下部ポール部211と上部ポール
部231の重なりによって決定される。
【0006】下部ポール部211及び上部ポール部23
1にはヨーク部212、232が連続しており、ヨーク
部212、232は後方の結合部233において磁気回
路を完成するように互いに結合されている。コイル24
は結合部233のまわりを渦巻状にまわるように形成さ
れている。コイル24の両端はリード導体27、28に
接続されている。リード導体27、28は取出電極41
、42を形成する領域まで導出され、その端部に取出電
極41、42が形成されている。取出電極41、42の
周りは薄膜磁気変換素子2A、2Bの全体を保護する保
護膜26によって覆われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の薄膜磁気ヘッ
ドは、スペーシングロスを減少させ、高密度記録を達成
するために、浮上量が益々低下する傾向にある。浮上量
が低下するにつれて、薄膜磁気ヘッドにクラッシュを生
じ易くなる。従って、低浮上量化を図るためには、ヘッ
ドクラッシュを生じにくい薄膜磁気ヘッドを実現しなけ
ればならい。
【0008】ところが、従来の薄膜磁気ヘッドは、基本
的に、空気ベアリング面103、104にほぼ均衡した
揚力動圧が発生するようになっており、空気ベアリング
面103及び空気ベアリング面104と磁気ディスクと
の間の浮上量がほぼ等しくなる。このため、スライダ1
がロール運動をした場合、ロール方向が空気ベアリング
面103側であっても、空気ベアリング面104側であ
っても、スライダ1がほぼ同じ危険率で磁気ディスクの
表面に接触する。これはヘッドクラッシュ発生確率が高
くなることを意味する。
【0009】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、低浮上量で高密度記録に適し、しかも
ヘッドクラッシュ発生の危険性の少ない薄膜磁気ヘッド
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のため
、本発明は、空気ベアリング面を有するスライダと、前
記スライダの空気流出方向の一端側に備えられた薄膜磁
気変換素子とを有する薄膜磁気ヘッドであって、前記薄
膜磁気変換素子は、1つまたは2つであって、前記空気
流出方向と直交する幅方向の中心から偏って配置されて
おり、前記スライダは、前記薄膜磁気変換素子のうち、
1つの薄膜磁気変換素子に限って、そのポール部の現わ
れる前記空気ベアリング面に凹溝を有しており、前記凹
溝は、前記空気ベアリング面の空気流出方向に沿って設
けられていることを特徴とする。
【0011】
【作用】スライダは、1つまたは2つ備えられる薄膜磁
気変換素子のうち、1つの薄膜磁気変換素子に限って、
そのポール部の現われる空気ベアリング面に、空気流出
方向に沿う凹溝を有しているので、空気ベアリング面に
発生する揚力動圧が凹溝のある側で低下する。このため
、凹溝を有する空気ベアリング面側に位置する薄膜磁気
変換素子と磁気ディスクとの間で見た浮上量が低下し、
スペーシングロスが小さくなり、高密度記録が達成でき
るようになる。
【0012】また、凹溝のある側で浮上量が、凹溝のな
い側の浮上量よりも小さくなり、スライダにロール角が
付与されるので、スライダと磁気ディスクとの間の接触
面積が実質的に小さくなり、ヘッドクラッシュを生じに
くくなる。しかも、ロール角が付与されるので、凹溝の
ない側へのロール運動に伴なうヘッドクラッシュクの発
生確率が低下する。このため、ヘッドクラッシュを生じ
にくくなる。以下の実施例では、面内記録再生用薄膜磁
気ヘッドに本発明を適用した例を示すが、垂直記録再生
用の薄膜磁気ヘッドにも適用できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図
、図2は空気ベアリング面側から見たポール部分の拡大
図、図3は薄膜磁気変換素子部分の拡大斜視図、図4は
同じく拡大断面図である。図において、図12及び図1
3と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示している
【0014】図示のスライダ1は、従来と同様に、媒体
対向面側に、間隔をおいて2本のレール部101、10
2を突設し、レール部101、102の表面を高度の平
面度を有する空気ベアリング面103、104とすると
共に、レール部101、102の空気流出方向aの端部
のそれぞれに薄膜磁気変換素子2A、2Bを設けてある
。従って、薄膜磁気変換素子2A、2Bは空気流出方向
aと直交する幅方向の中心よりも一方側に偏って配置さ
れた状態となる。スライダ1は、2つの薄膜磁気変換素
子2A、2Bのうち、1つの薄膜磁気変換素子2Aに限
って、そのポール部211、231の現われる空気ベア
リング面103に、空気流出方向aに沿う凹溝51を有
する。凹溝51を有する薄膜磁気変換素子2Aは、取出
電極41、42に図示しないリード線をボンディングし
、磁気変換用アクティブ.エレメントとして利用される
【0015】薄膜磁気変換素子2Aは、下部磁性膜21
と、下部磁性膜21と共に磁気回路を構成する上部磁性
膜23と、下部磁性膜21及び上部磁性膜23の一部と
して、先端面が空気ベアリング面103、104に現わ
れるように形成された下部ポール部211及び上部ポー
ル部231と、下部ポール部211及び上部ポール部2
31の間に設けられたギャップ膜22とを有している。 下部磁性膜21及び上部磁性膜23のヨーク部212及
び232は、磁気回路を完成するように、後方部が互い
に結合されている。コイル24は結合部の周りに渦巻状
に形成されている。251〜253は膜間絶縁膜である
。薄膜磁気変換素子2Bも同様の構成である。
【0016】図6は本発明に係る薄膜磁気ヘッドを磁気
ディスク装置として使用した場合の作用を説明する図で
ある。よく視られているように、薄膜磁気ヘッドは、ロ
ール運動及びピッチ運動ができるように、図示しないジ
ンバル系ヘッド支持装置によって支持される。図におい
て、Mは磁気ディスク、Fはヘッド支持装置から加わる
荷重を示す。スライダ1は薄膜磁気変換素子2A、2B
のうち、1つの薄膜磁気変換素子2Aに限って、そのポ
ール部211、231の現われる空気ベアリング面10
3に、空気流出方向aに沿う凹溝51を有しているので
、空気ベアリング面103に発生する揚力動圧が、空気
ベアリング面104に発生する揚力動圧よりも低下する
。このため、凹溝51を有する空気ベアリング面103
側に位置する薄膜磁気変換素子2Aと磁気ディスクMと
の間で見た浮上量g1が低下し、スペーシングロスが小
さくなる。
【0017】また、凹溝51のある空気ベアリング面1
03の浮上量g1が、凹溝51のない空気ベアリング面
104の浮上量g2よりも小さくなり、スライダ1にロ
ール角θが付与されるので、スライダ1と磁気ディスク
Mとの間の接触面積が実質的に小さくなり、ヘッドクラ
ッシュを生じにくくなる。しかも、ロール角θが付与さ
れるので、凹溝51のない空気ベアリング面104側へ
のロール運動に伴なうヘッドクラッシュの発生確率が低
下する。
【0018】図1〜図5に示すように、凹溝51は、ポ
ール部211、231の幅方向の端部にかかるように設
けられている。従って、実効的なトラック幅W1 (図
2参照)は、凹部51の位置、幅W2等によって調整さ
れるから、高密度記録に対応するためのトラック幅W1
 の狭幅化等を容易に実現できる。
【0019】凹溝51は、図5に示すように、空気流出
方向aに向うにつれて深さd1が増す方向に傾斜する底
面を有する。凹溝51は、深さd1が0.02〜5μm
の範囲に設定する。また、幅w2は空気ベアリング面1
03の幅の5〜25%の範囲に設定する。このような凹
溝51は、マスク及びイオンミーリングの併用またはフ
ォーカスト・イオンミーリング等の手段によって形成で
きる。図示の凹溝51は、空気流出方向aの両端側で開
口している。かかる構造であると、媒体摺動時における
凹溝51の摺動ダスト排出が容易になる。
【0020】図7は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例を示す斜視図である。スライダ1は、媒体対
向面側の空気ベアリング面105がレール部のない平面
となっている。薄膜磁気変換素子2Aは1個だけである
。この薄膜磁気変換素子2Aは、空気流出方向aと直交
する幅方向の中心よりも一方側に偏って配置されている
。そして、薄膜磁気変換素子2Aを構成するポール部2
11、231の現われる空気ベアリング面105に、空
気流出方向aに沿う凹溝51が設けられている。図7の
実施例によれば、図1〜図5に示した実施例と同様の効
果が得られる他、高密度記録、高速アクセスに適した小
型の薄膜磁気ヘッドを実現できる。
【0021】図8は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に
別の実施例を示す部分拡大斜視図、図9は同じくその作
用を説明する図である。スライダ1は、ポール部211
、231の凹溝51の外に、上部ポール部231のギャ
ップ膜22とは反対側の端部にかかるように設けられた
他の凹溝52を有する。凹溝52の底面は凹溝51の底
面は一致させてもよい。また、凹溝52は段状ではなく
、傾斜面であってもよい。このような凹溝52は凹溝5
1と同様の手段によって形成できる。図9を参照すると
、凹溝52を設けた上部ポール部231の端面は、第1
の端面P11と第2の端面P12とで構成さる。第2の
端面P12は変換ギャップGのある方向とは反対側にあ
って、第1の端面P11から後退量d2 を持って段差
状に後退する。
【0022】上述のような構造であると、磁界分布に関
して支配的なポール端面の先端厚みが、第1の端面P1
1の先端厚みT11によって定まる値まで縮小する。こ
のため、磁界分布L2 が鋭化され、媒体M上の磁化分
布L2 が決定される媒体流出端側における磁界強度の
傾斜が急峻になる。
【0023】しかも、再生時には、第1の端面P11と
第2の端面P12とを分ける境界に生じる副パルスが主
パルスと近接した位置で発生する。得られる再生波形は
、主パルスと境界に生じる副パルスとの合成となるから
、副パルスが主パルスの鋭化を助長する方向に作用する
。これらの2つの理由で、再生波形が鋭化され、PW5
0値が小さくなり、高密度記録が可能になる。また、境
界に発生する副パルスが主パルスと合成される結果、再
生波形におけるアンダーシュートが抑制される。再生波
形の鋭化については、図10及び図11の実施例におい
て、更に詳しく説明する。
【0024】図10は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更
に別の実施例を示す部分拡大斜視図、図11は同じくそ
の作用を説明する図である。スライダ1は、凹溝51、
上部ポール部231のギャップ膜22とは反対側の端部
にかかるように設けられた凹溝52の外に、下部ポール
部211のギャップ膜22とは反対側の端部にかかるよ
うに設けられた凹溝53を有する。凹溝53を設けた下
部ポール部211の端面は、第3の端面P21と第4の
端面P22とで構成されている。第4の端面P22は変
換ギャップGのある方向とは反対側にあって、第3の端
面P21から後退量d3を持って段差状に後退する。
【0025】この実施例の場合は、凹溝52の作用に対
し、凹溝53の作用も加わるので、磁界分布が一層鋭化
され、媒体上の磁化分布が決定される媒体流出端側にお
ける磁界強度の傾斜が更に急峻になる。
【0026】しかも、再生時には、凹溝52による第1
の端面P11と第2の端面P12とを分ける境界に生じ
る副パルスL12、及び、凹溝53による第3の端面P
21と第4の端面P22とを分ける境界に生じる副パル
スL13が主パルスL11と近接した位置で発生する。 得られる再生波形L1 は、主パルスL11と副パルス
L12、 L13との合成となるから、副パルスL12
、L13が主パルスL11の鋭化を助長する方向に作用
する。これらの2つの理由で、再生波形L1 が鋭化さ
れ、PW50値が小さくなり、高密度記録が可能になる
。しかも、境界に発生する副パルスL12、L13が主
パルスL11と合成される結果、再生波形L1 におけ
るアンダーシュートが抑制される。
【0027】図8〜図11の実施例において、凹溝52
、53はポール部211、231の先端に非磁性変質層
を形成することによって置き換えてもよい。図示は省略
するが、図1〜図11の実施例を組合せた変形例が多数
存在することは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)スライダは、1つまたは2つ備えられる薄膜磁気
変換素子のうち、1つの薄膜磁気変換素子に限って、そ
のポール部の現われる空気ベアリング面に、空気流出方
向に沿う凹溝を有しているので、凹溝を有する空気ベア
リング面側に位置する薄膜磁気変換素子と磁気ディスク
との間で見た浮上量が低下する。このため、スペーシン
グロスが小さく、高密度記録に適した薄膜磁気ヘッドを
提供できる。 (b)凹溝のある側で浮上量が、凹溝のない側の浮上量
よりも小さくなり、スライダにロール角が付与されるの
で、低浮上量においても、ヘッドクラッシュクを生じに
くい薄膜磁気ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの斜視図である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドを空気ベアリング
面側から見たポール部分の拡大図である。
【図3】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの薄膜磁気変換素
子部分の拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの拡大断面図であ
る。
【図5】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの凹溝形状を示す
断面図である。
【図6】本発明に係る薄膜磁気ヘッドを磁気ディスク装
置として使用した場合の作用を説明する図である。
【図7】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示す部分拡大斜視図である。
【図9】図8に示した本発明に係る薄膜磁気ヘッドの作
用を説明する図である。
【図10】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施
例を示す部分拡大斜視図である。
【図11】図10に示した本発明に係る薄膜磁気ヘッド
の作用を説明する図である。
【図12】従来の薄膜磁気ヘッドの斜視図である。
【図13】従来の薄膜磁気ヘッドの薄膜磁気変換素子部
分の拡大断面図である。
【符号の説明】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  空気ベアリング面を有するスライダと
    、前記スライダの空気流出方向の一端側に備えられた薄
    膜磁気変換素子とを有する薄膜磁気ヘッドであって、前
    記薄膜磁気変換素子は、1つまたは2つであって、前記
    空気流出方向と直交する幅方向の中心から偏って配置さ
    れており、前記スライダは、前記薄膜磁気変換素子のう
    ち、1つの薄膜磁気変換素子に限って、そのポール部の
    現われる前記空気ベアリング面に、空気流出方向に沿う
    凹溝を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】  前記凹溝は、前記ポール部の幅方向の
    端部にかかるように設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】  前記凹溝は、空気流出方向に向うにつ
    れて深さが増す方向に傾斜する底面を有することを特徴
    とする請求項1または2に記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】  前記凹溝は、深さが0.02〜5μm
    の範囲にあることを特徴とする請求項1、2または3に
    記載の薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】  前記凹溝は、幅が前記空気ベアリング
    面の幅の5〜25%の範囲にあることを特徴とする請求
    項1、2、3または4に記載の薄膜磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】  前記スライダは、媒体対向面側に空気
    流出方向に沿う2つのレールを備えており、前記レール
    のそれぞれは、表面に前記空気ベアリング面を有してお
    り、前記薄膜磁気変換素子は、前記レール毎に設けられ
    ていて、何れか一方のみが磁気変換に用いられており、
    前記凹溝は、磁気変換に用いられる薄膜磁気変換素子を
    備える前記レールの前記空気ベアリング面にのみ設けら
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5に記載の薄膜磁気ヘッド。
JP13587691A 1991-05-11 1991-05-11 薄膜磁気ヘッド Withdrawn JPH04335276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5634259A (en) * 1994-03-17 1997-06-03 Fujitsu Limited Method of manufacturing a magnetic head
US7142393B2 (en) 1994-03-17 2006-11-28 Fujitsu Limited Magnetic head and magnetic disk apparatus

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