JP2818993B2 - 浮動磁気ヘッド - Google Patents

浮動磁気ヘッド

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JP2818993B2 JP35166392A JP35166392A JP2818993B2 JP 2818993 B2 JP2818993 B2 JP 2818993B2 JP 35166392 A JP35166392 A JP 35166392A JP 35166392 A JP35166392 A JP 35166392A JP 2818993 B2 JP2818993 B2 JP 2818993B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の磁気
記録装置である固定磁気ディスク装置に用いられる浮動
磁気ヘッドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定磁気ディスク装置に使用される浮動
磁気ヘッドは、高密度記録を達成するために狭トラック
化される傾向にあり、狭トラック化が可能なFe-Al-Si合
金やアモルファス磁性体等からなる磁性薄膜を非磁性材
料のスライダーに形成する等してトラック幅相等の厚さ
の積層コアを作製し、狭トラック化に対処するようにし
たものが考案されている。このような浮動磁気ヘッドの
具体的な例を図9(特開平3-19119 号公報参照)、図10
(特開平3-272004号公報参照)、図11(特開平3-49019
号公報参照)、図12(特開平3-125320号公報参照)にそ
れぞれ示す。
【0003】図9に示す浮動磁気ヘッド1は、非磁性材
料からなる略矩形のスライダー2を有している。スライ
ダー2に設けられる浮上力発生のためのレール(浮上
面)3に位置して、磁気ヘッドコア4の一部を構成する
Fe-Al-Si合金製のスライダー側磁性膜5が挟持状態で設
けられている。スライダー2には、前記スライダー側磁
性膜5と共に主コア部4を構成するFe-Al-Si合金製のヘ
ッドコア側磁性膜6を有するC字形の磁気ヘッドコア7
が接着されている。磁気ヘッドコア7は、ヘッドコア側
磁性膜6を非磁性材料の基板8で挟持した構造になって
おり、ヘッドコア側磁性膜6を前記スライダー側磁性膜
5に連接するように配置している。図中9はギャップで
ある。
【0004】図10に示す浮動磁気ヘッド1は、スライダ
ー側磁性膜5をスライダー2の中央部に形成したものに
なっている。図11に示す浮動磁気ヘッド1は、スライダ
ー2の一方のレール3形成部分に位置させて積層により
得られるスライダー側磁性膜5を挟持状態で設け、かつ
スライダー2の一端部に磁気ヘッドコア7を接着して構
成されている。磁気ヘッドコア7は積層されたヘッドコ
ア側磁性膜6を有して構成されている。ヘッドコア側磁
性膜6は、スライダー側磁性膜5に連接しており、この
スライダー側磁性膜5と共に主コア部4を構成するよう
になっている。図12に示す浮動磁気ヘッド1は、スライ
ダー2に形成したスリット10に、ヘッドコア側磁性膜6
を非磁性材料の基板8で挟持した構造の長手状の主コア
部4を挿入して接着したものになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9、
図10、図11、図12それぞれに示す浮動磁気ヘッド1で
は、磁性膜(スライダー側磁性膜5、ヘッドコア側磁性
膜6)を成膜、積層して得られる主コア部4がレール
(浮上面)3の全長にわたって形成されていることによ
り、外部磁界の影響を受けて外部ノイズを拾いやすく、
本浮動磁気ヘッド1のS/Nを下げてしまう虞があっ
た。また、磁性膜(スライダー側磁性膜5、ヘッドコア
側磁性膜6)と非磁性材料のスライダー2とでは耐摩耗
性が異なっており、前記磁性膜とスライダー2との間で
偏摩耗が発生し、これに伴って両者の間に段差が生じ、
ゴミの付着等により耐CSS性が低下して信頼性を損ね
る虞があった。また、スライダー6には耐CSS性を重
視した材料が選択されているが、前記磁性膜との相性の
点では劣ったものになっていた。図9、図10、図11それ
ぞれに示す浮動磁気ヘッド1は、APEX部12のガラス溜ま
りのみで強度を保っているため、接着強度不足になりや
すかった。
【0006】図9、図10、図11、それぞれに示す浮動磁
気ヘッド1では、狭トラック化を行なおうとすると、積
層コア(主コア部4)を非常に薄くせざるをえず、これ
に伴って主コア部4のリアギャップ11側の磁気抵抗がギ
ャップ9側の磁気抵抗に比して充分には小さくはなら
ず、記録再生効率を劣ったものにしてしまう虞があっ
た。図9、図10、図11、図12それぞれに示す浮動磁気ヘ
ッド1は、ギャップ9を設ける工程等においてトラック
のズレを生じ、これにより有効トラック幅が所望の寸法
にならないという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、耐CSS性の向上を図ることができ、充分大きな接
着強度を確保でき、かつ適正な磁気抵抗を確保して記録
再生効率を向上できる浮動磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、略矩形を成し一面側に磁気記録媒体に対
する浮上力発生のための浮上面を形成した非磁性材料か
らなるスライダーの側面部に、磁性膜の積層により形成
される積層コアを非磁性材料の基板の間に介装した構造
の2つのコア体の接着により得られて先端側に記録再生
用ギャップを形成したトラック部を有する主コア部の前
記トラック部を前記スライダーの浮上面側に位置させて
接着してなり、磁気ヘッドコアの長さを前記スライダー
の側面部に比して短く設定し、かつ前記2つのコア体の
うち一方のコア体における少なくとも一方の非磁性材料
の基板の、他方のコア体との接着部分に溝を形成し、該
溝にガラスを充填してなることを特徴とする。また、本
発明は、上記目的を達成するために、略矩形を成し一面
側に磁気記録媒体に対する浮上力発生のための浮上面を
形成した非磁性材料からなるスライダーの側面部に、磁
性膜の積層により得られる積層コアを非磁性材料の基板
の間に介装した構造を成し記録再生用ギャップを形成す
るトラック部を先端側に有しかつ前記スライダーの側面
部に比して短い磁気ヘッドコアを、前記トラック部を前
記スライダーの浮上面側に位置させて接着してなり、か
つ前記磁気ヘッドコアと前記スライダーとの接着の反対
側の側面または両側面より傾斜面を形成して、前記磁気
ヘッドコアの積層コアが所望のトラック幅と同等寸法に
なるようにして、積層コアのギャップ側の厚さに比して
その他の積層コアの厚さを厚くなるようにし、積層コア
のギャップ側の厚さに比して積層コアのリアギャップ側
の厚さを厚く設定してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の構成とすれば、磁気ヘッドコアがスラ
イダーの側面部に比して短いことにより、外部磁界によ
る影響は最小限のものにでき、充分大きな接着強度を確
保でき、かつ耐CSS性を向上できる。また、本発明の
構成とすれば、狭トラック化を図ることができ、かつ磁
性膜の積層により得られる積層コアのギャップ部側の厚
さに比して積層コアのリアギャップ部側の厚さを厚く設
定し、ギャップ側の磁気抵抗がリアギャップ側の磁気抵
抗に比して大きい値になるので、記録再生効率の向上を
図れる。また、本発明の構成とすれば、磁気ヘッドコア
のギャップ形成の工程においてトラックのズレを生じて
も、磁気ヘッドコアの両側面より研削等にて傾斜面を形
成し、積層コアが所望のトラック幅と同等の寸法になる
ようにするので、トラックのズレは解決が図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。まず、本発明の第1実施例の浮動磁気
ヘッド1を図1及び図2に基づいて説明する。この浮動
磁気ヘッド1は、非磁性材料からなる略矩形のスライダ
ー2を有している。スライダー2の上面部が磁気記録媒
体と対向するようになっており、当該部に、浮上力発生
のためのレール3(浮上面)が設けられている。スライ
ダー2の一方のレール3側の側面部13には、記録再生用
ギャップ9を形成したトラック部14を有し、かつスライ
ダー2に比して短い磁気ヘッドコア7が、トラック部14
をレール3側に位置させた状態で低融点ガラス15を用い
て突出した状態で接着されている。
【0011】この場合、低融点ガラス15による接着は、
スパッタリング法を用いてスライダー2の接着面(以
下、スライダー接着面という。)16に低融点ガラス15膜
を形成して行なっている。なお、低融点ガラス15による
接着を行なう上で、印刷によりスライダー2の接着面に
低融点ガラス15膜を形成するようにしてもよい。なお、
本実施例では主コア部(積層コア)4のスライダー2へ
の接着を低融点ガラス15を用いて行なっているが、低融
点金属等の他の接着剤を用いてもよい。
【0012】前記磁気ヘッドコア7は、I形コア体17
と、C形コア体18とを有し、I形コア体17とC形コア体
18とを接着して構成されている。I形コア体17及びC形
コア体18はそれぞれ、非磁性材料の第1の基板19にスパ
ッタリング法にてFe-Al-Si合金製の磁性膜20を成膜し、
この磁性膜20にスパッタリング法にてSiO2製の非磁性膜
21を形成し、さらに同様にして磁性膜20及び非磁性膜21
を交互に積層して積層コア(主コア部)4を得、この積
層コア4をスパッタリング法に非磁性材料の第2の基板
22に接着して構成されている。
【0013】前記積層コア4の積層幅Aはトラック幅に
なるように設定されている。本実施例では、Fe-Al-Si合
金製の磁性膜20を成膜させた場合を例にしたが、Fe製あ
るいはCo系アモルファス製等他の材料製の磁性膜20を成
膜させるように構成してもよい。I形コア体17の第1の
基板19におけるC形コア体18との接着部には、図1上下
方向に延びる溝23が形成されている。この溝23には補強
用ガラス24が充填されており、I形コア体17とC形コア
体18との接着を補強している。
【0014】スライダー2に磁気ヘッドコア7が接着さ
れた状態で、磁気ヘッドコア7のスライがー接着面16と
反対側におけるレール3側の角部には、研削加工により
傾斜面25が形成されている。この研削により、補強用ガ
ラス24がレール3に露出しない状態にされている。
【0015】補強用ガラス24がレール3に露出しない状
態にしているので、補強用ガラス24がレール3側に露出
することにより生じる、耐CSS性の低下及び信頼性の
低下等の問題を惹起することがない。主コア部4がスラ
イダー2の側面部13に比して短いことにより、外部磁界
による影響は最小限のものにでき、これにより外部ノイ
ズを拾うようなことを防止してS/Nを良好な値に維持
できることになる。I形コア体17の第1の基板19に形成
した溝23に補強用ガラス24を充填しているので、I形コ
ア体17とC形コア体18との接着強度を大きくできる。
【0016】次に、本発明の第2実施例の浮動磁気ヘッ
ド1を図3及び図4に基づいて説明する。なお、図1及
び図2に示す部材及び部分と同一の部材及び部分は同一
の符号を付し、その説明は省略する。
【0017】積層コア4の積層幅はトラック幅Bよりも
厚くなるように設定されている。スライダー2に磁気ヘ
ッドコア7が接着された状態で、磁気ヘッドコア7のス
ライダー接着面16と反対側におけるレール3側の角部に
は、研削により傾斜面25が形成されている。この場合、
積層コア4のギャップ9側(レール3側)に位置する上
面部の幅が所望のトラック幅と同等寸法になるように研
削されている。なお、本実施例では、研削加工により傾
斜面を得る場合を例にしたが、イオンミリング等による
エッチング法により傾斜面を形成してもよい。
【0018】上述したように傾斜面25を形成することに
より、積層コア4のギャップ9側の幅がリアギャップ11
側の幅に比して小さくなってギャップ9側の磁気抵抗が
リアギャップ11側の磁気抵抗に比して大きい値になる。
このため、記録再生効率を向上できることになる。
【0019】この第2実施例の浮動磁気ヘッド1も上述
した第1実施例の浮動磁気ヘッド1と同様に以下の作
用、効果を奏する。補強用ガラス24がレール3側に露出
することにより生じる、耐CSS性の低下及び信頼性の
低下等の問題を惹起することがない。主コア部4がスラ
イダー2の側面部13に比して短いことにより、外部磁界
による影響は最小限のものにでき、これにより外部ノイ
ズを拾うようなことを防止してS/Nを良好な値に維持
できる。I形コア体17の第1の基板19に形成した溝23に
補強用ガラス24を充填しているので、I形コア体17とC
形コア体18との接着強度を大きくできる。また、積層コ
ア4のギャップ9側の幅がリアギャップ11側の幅に比し
て小さくなって、ギャップ9側の磁気抵抗がリアギャッ
プ11側の磁気抵抗に比して大きい値になる。このため、
記録再生効率を向上できる。
【0020】次に、本発明の第3実施例の浮動磁気ヘッ
ド1を図5及び図6に基づいて説明する。なお、図1な
いし図4に示す部材及び部分と同一の部材及び部分は同
一の符号を付し、その説明は省略する。
【0021】積層コア4の積層幅はトラック幅Bよりも
厚くなるように設定されている。第3実施例の浮動磁気
ヘッド1は、第2実施例が磁気ヘッドコア7のスライダ
ー接着面16側の反対側におけるレール3側の角部に傾斜
面25を形成したのに比して、主コア部4のスライダー接
着面16側及びその反対側におけるレール3側の角部に、
研削により傾斜面25を形成したものになっている。な
お、傾斜面25の形成を研削加工に替えてイオンミリング
等のエッチング法により傾斜面25を形成してもよい。
【0022】磁気ヘッドコア7をスライダー2に接着し
たあと、磁気ヘッドコア7のスライダー接着面16側の傾
斜面25とスライダー2のレール3側との隙間はガラス等
で充填することができる。この場合、積層コア4のギャ
ップ9側(レール3側)に位置する上面部の幅Bが所望
のトラック幅と同等寸法になるように研削されている。
このように傾斜面25を形成することにより、積層コア4
のギャップ9側の幅がリアギャップ11側の幅に比して小
さくなってギャップ9側の磁気抵抗がリアギャップ11側
の磁気抵抗に比して大きい値になる。このため、記録再
生効率を向上できることになる。また、積層コア4のギ
ャップ9側(レール3側)に位置する上面部の幅Bが所
望のトラック幅と同等寸法になるように研削しているの
で、ギャップ9形成工程において仮にトラックズレが発
生しても、所望のトラック幅を得ることができる。
【0023】この第3実施例の浮動磁気ヘッド1も上述
した第1実施例又は第2実施例の浮動磁気ヘッド1と同
様に以下の作用、効果を奏する。補強用ガラス24がレー
ル3側に露出することにより生じる、耐CSS性の低下
及び信頼性の低下等の問題を惹起することがない。磁気
ヘッドコア7がスライダー2の側面部13に比して短いこ
とにより、外部磁界による影響は最小限のものにでき、
これにより外部ノイズを拾うようなことを防止してS/
Nを良好な値に維持できる。I形コア体17の第1の基板
19に形成した溝23に補強用ガラス24を充填しているの
で、I形コア体17とC形コア体18との接着強度を大きく
できる。また、積層コア4のギャップ9側の幅がリアギ
ャップ11側の幅に比して小さくなって、ギャップ9側の
磁気抵抗がリアギャップ11側の磁気抵抗に比して大きい
値になる。このため、記録再生効率を向上できる。
【0024】次に、本発明の第4実施例の浮動磁気ヘッ
ド1を図7及び図8に基づいて説明する。なお、図3及
び図4に示す部材及び部分と同一の部材及び部分は同一
の符号を付し、その説明は省略する。第4実施例の浮動
磁気ヘッド1は、スライダー2の側面部13に切欠部26を
形成し、この切欠部26に磁気ヘッドコア7を接着させた
ことが異なっている。この浮動磁気ヘッド1は、切欠部
26に磁気ヘッドコア7が納まることになるので、その分
だけ浮動磁気ヘッド1全体の形状をコンパクトなものに
でき、CSSがよりスムーズに行なわれる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、磁気ヘ
ッドコアがスライダーの側面部に比して短いことによ
り、外部磁界による影響は最小限のものになるので、外
部ノイズを拾うようなことを防止してS/Nを良好な値
に維持できる。さらに、積層コアの長さが短いため、磁
性膜とスライダーとの間での偏摩耗による耐CSS性の
低下を防ぎ、スライダーと磁気ヘッドコアは別々の工程
にて作製されるため、磁気ヘッドコアの非磁性材料の基
板は磁性膜との相性の良いものが使用でき、2つのコア
体のうち一方のコア体における少なくとも一方の非磁性
材料の基板の、他方のコア体との接着部分に形成した溝
にガラスを充填して、ガラスを介して2つのコア体が接
着でき、浮上面に露出することを抑えることができるの
で、耐CSS性や信頼性を劣化させることなく接着強度
を大きくできる。また、磁気ヘッドコアの両側面より傾
斜面を形成して、積層コアのギャップ部側の幅を所望の
トラック幅と同等寸法にしているので、磁気ヘッドコア
のギャップ形成工程において仮にトラックズレが発生し
ても、所望のトラック幅を得ることができ、積層コアの
ギャップ側の厚さに比して積層コアのリアギャップ側の
厚さを厚く設定できるため、ギャップ側の磁気抵抗がリ
アギャップ側の磁気抵抗に比して充分大きい値になるの
で、記録再生効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
【図2】同浮動磁気ヘッドを示す部分拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
【図4】同浮動磁気ヘッドを示す部分拡大図である。
【図5】本発明の第3実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
【図6】同浮動磁気ヘッドを示す部分拡大図である。
【図7】本発明の第4実施例の浮動磁気ヘッドを示す斜
視図である。
【図8】同浮動磁気ヘッドを示す部分拡大図である。
【図9】従来の浮動磁気ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。
【図10】従来の浮動磁気ヘッドの他の例を示す斜視図
である。
【図11】従来の浮動磁気ヘッドのさらに他の例を示す
斜視図である。
【図12】スライダーのスリットに磁気ヘッドコアを挿
入した従来の浮動磁気ヘッドを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浮動磁気ヘッド 2 スライダー 3 レール 4 積層コア 7 磁気ヘッドコア 9 ギャップ 11 リアギャップ 13 側面部 14 トラック部 20 磁性膜

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形を成し一面側に磁気記録媒体に対
    する浮上力発生のための浮上面を形成した非磁性材料か
    らなるスライダーの側面部に、磁性膜の積層により形成
    される積層コアを非磁性材料の基板の間に介装した構造
    の2つのコア体の接着により得られて先端側に記録再生
    用ギャップを形成したトラック部を有する磁気ヘッドコ
    アを、前記トラック部を前記スライダーの浮上面側に位
    置させて接着してなり、磁気ヘッドコアの長さを前記ス
    ライダーの側面部に比して短く設定し、かつ前記2つの
    コア体のうち一方のコア体における少なくとも一方の非
    磁性材料の基板の、他方のコア体との接着部分に溝を形
    成し、該溝にガラスを充填してなり、かつ該ガラスが磁
    気記録媒体との対向面に直接に露出しないようにしたこ
    とを特徴とする浮動磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 磁気ヘッドコアの磁気記録媒体との対向
    面の積層コアの厚さをトラック幅に相等しくなるように
    前記磁気ヘッドコアのスライダーの接着面と反対側の磁
    気ヘッドコアの側面を段状、階段状または斜面状に切欠
    き、かつその他の積層コアの厚さは前記トラック幅相等
    の厚さより厚くなるように形成したことを特徴とする請
    求項1記載の浮動磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 磁気ヘッドコアの磁気記録媒体との対向
    面の積層コアの厚さをトラック幅に相等しくなるように
    前記磁気ヘッドコアのスライダーの接着面および反対側
    の磁気ヘッドコアの側面の両側面を段状、階段状または
    斜面状に切欠き、かつその他の積層コアの厚さは前記ト
    ラック幅相等の厚さより厚くなるように形成したことを
    特徴とする請求項1記載の浮動磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 磁気ヘッドコアのスライダーに対する接
    着部が、スライダーの側面部に形成された切欠部である
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の浮動磁気ヘ
    ッド。
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