JPH05120825A - 磁気ヘツドスライダ組立て体 - Google Patents
磁気ヘツドスライダ組立て体Info
- Publication number
- JPH05120825A JPH05120825A JP28254591A JP28254591A JPH05120825A JP H05120825 A JPH05120825 A JP H05120825A JP 28254591 A JP28254591 A JP 28254591A JP 28254591 A JP28254591 A JP 28254591A JP H05120825 A JPH05120825 A JP H05120825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head slider
- magnetic head
- slider assembly
- magnetic core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】磁気ヘッドスライダ組立て体１は、磁気コア２
を幅の異なる２つの非磁性材のスライダ５，６により磁
気コア２を両側から挾持する。スライダ５は、磁気ヘッ
ドスライダ１のほぼ中央の位置に磁気コア２に沿った所
定の幅の空気溝３を備える。スライダ６は磁気コア２に
沿った所定の幅の空気溝４を備える。この磁気ヘッドス
ライダ組立て体１の空気溝３を対向させ磁気記録媒体を
挟み使用する。 【効果】磁記録媒体走行時の浮上量が減少し、また媒体
接触面積外形寸法が実効的に広がったことにより媒体う
ねりに対する安定性が増し、電磁変換特性が大幅に向上
する。
を幅の異なる２つの非磁性材のスライダ５，６により磁
気コア２を両側から挾持する。スライダ５は、磁気ヘッ
ドスライダ１のほぼ中央の位置に磁気コア２に沿った所
定の幅の空気溝３を備える。スライダ６は磁気コア２に
沿った所定の幅の空気溝４を備える。この磁気ヘッドス
ライダ組立て体１の空気溝３を対向させ磁気記録媒体を
挟み使用する。 【効果】磁記録媒体走行時の浮上量が減少し、また媒体
接触面積外形寸法が実効的に広がったことにより媒体う
ねりに対する安定性が増し、電磁変換特性が大幅に向上
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフロッピィディスク装置
に用いる磁気ヘッドスライダ組立て体に関する。
に用いる磁気ヘッドスライダ組立て体に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、フロッピィディスク装置の高記録
密度化に伴い磁気ヘッドと磁気記録媒体の間の分離損失
が問題になってきている。図３に従来のフロッピィディ
スク装置用磁気ヘッドスライダ組み立て体を示す。磁気
コア１１を非磁性材料のスライダ１３，１４で両側から
挾持した構造を持つ磁気ヘッドスライダ組立て体１０
は、磁気記録媒体接触面上に空気溝１２を設けてあり、
その結果媒体回転時の空気流入による磁気ヘッドスライ
ダ組立て体１０の媒体上での浮上を約０．１μｍにまで
押えている。
密度化に伴い磁気ヘッドと磁気記録媒体の間の分離損失
が問題になってきている。図３に従来のフロッピィディ
スク装置用磁気ヘッドスライダ組み立て体を示す。磁気
コア１１を非磁性材料のスライダ１３，１４で両側から
挾持した構造を持つ磁気ヘッドスライダ組立て体１０
は、磁気記録媒体接触面上に空気溝１２を設けてあり、
その結果媒体回転時の空気流入による磁気ヘッドスライ
ダ組立て体１０の媒体上での浮上を約０．１μｍにまで
押えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の磁気ヘッゾ
スライダ組立て体では、高密度記録時において約０．１
μｍの分離損失による分解能の低下と、さらにフロッピ
ィディスク媒体の面のうねりによる分離量の増大は大き
な問題であり、充分な特性を得るのは難かしかった。
スライダ組立て体では、高密度記録時において約０．１
μｍの分離損失による分解能の低下と、さらにフロッピ
ィディスク媒体の面のうねりによる分離量の増大は大き
な問題であり、充分な特性を得るのは難かしかった。
【０００４】本発明の目的は、電磁変換特性が向上する
磁気ヘッドスライダ組立て体を提供することにある。
磁気ヘッドスライダ組立て体を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドスラ
イダ組立て体は、磁気コアを、幅の異なる２つの非磁性
材料のスライダにて両側から挾持してなる磁気ヘッドス
ライダ組立て体において、磁気コアの一方の側面に位置
する前記幅の広いスライダに設けた前記磁気ヘッドスラ
イダ組立て体のほぼ中央に位置する第１の空気溝と、前
記磁気コアを挟んで対峙する他方の前記幅の狭いスライ
ダに第２の空気溝を有する。
イダ組立て体は、磁気コアを、幅の異なる２つの非磁性
材料のスライダにて両側から挾持してなる磁気ヘッドス
ライダ組立て体において、磁気コアの一方の側面に位置
する前記幅の広いスライダに設けた前記磁気ヘッドスラ
イダ組立て体のほぼ中央に位置する第１の空気溝と、前
記磁気コアを挟んで対峙する他方の前記幅の狭いスライ
ダに第２の空気溝を有する。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す磁気ヘッドスライダ
組立て体の斜視図である。磁気ヘッドスライダ組立て体
１は、磁気コア２を両側から非磁性材料のスライダ５，
６にて挾持しており、その媒体接触面上の磁気コア２の
両側に空気溝３と空気溝４を有している。
る。図１は本発明の一実施例を示す磁気ヘッドスライダ
組立て体の斜視図である。磁気ヘッドスライダ組立て体
１は、磁気コア２を両側から非磁性材料のスライダ５，
６にて挾持しており、その媒体接触面上の磁気コア２の
両側に空気溝３と空気溝４を有している。
【０００７】空気溝３の位置は、磁気コアから見て、図
３の空気溝１２と同一であり、さらにＬ３＋Ｌ４＝Ｌ１
なる関係を持たせた。図２に磁気記録媒体９を挟んで両
面に図１に示す磁気ヘッドスライダ組立て体１を配した
状態の側面図を示す。各々の磁気ヘッドスライダ組立て
体１の中央部の空気溝３は両面にて同位置にあり、他方
の空気溝４は、磁気記録媒体９から磁気コア２の浮上を
抑制し、またその空気溝４よりさらにスライダ端面６側
にある磁気記録媒体接触面は、磁気記録媒体の面のうね
りを抑制する効果を持つ。なお、図２上で媒体走行方向
は、紙面に対し鉛直方向である。
３の空気溝１２と同一であり、さらにＬ３＋Ｌ４＝Ｌ１
なる関係を持たせた。図２に磁気記録媒体９を挟んで両
面に図１に示す磁気ヘッドスライダ組立て体１を配した
状態の側面図を示す。各々の磁気ヘッドスライダ組立て
体１の中央部の空気溝３は両面にて同位置にあり、他方
の空気溝４は、磁気記録媒体９から磁気コア２の浮上を
抑制し、またその空気溝４よりさらにスライダ端面６側
にある磁気記録媒体接触面は、磁気記録媒体の面のうね
りを抑制する効果を持つ。なお、図２上で媒体走行方向
は、紙面に対し鉛直方向である。
【０００８】本実施例の磁気ヘッドスライダ組立て体を
使用して高記録密度での記録，再生を行った結果、従来
の磁気ヘッドスライダ組立て体に比べ、浮上量の減少と
共に重ね書き特性５ｄＢ，分解能５％の改善効果があっ
た。また、磁気記録媒体接触面積は、従来の磁気ヘッド
スライダ組立て体と変わりなく磁気記録媒体の寿命低下
等の悪影響はなかった。
使用して高記録密度での記録，再生を行った結果、従来
の磁気ヘッドスライダ組立て体に比べ、浮上量の減少と
共に重ね書き特性５ｄＢ，分解能５％の改善効果があっ
た。また、磁気記録媒体接触面積は、従来の磁気ヘッド
スライダ組立て体と変わりなく磁気記録媒体の寿命低下
等の悪影響はなかった。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ヘッ
ドスライダ組立て体の磁気記録媒体接触面上において、
磁気コアの両側に空気溝を設けたことにより、磁気コア
部の磁気記録媒体からの浮上量減少と、磁気記録媒体接
触面積をかえずに接触面外形寸法を拡大し得ることによ
り、磁気記録媒体の面のうねりに対して安定性を増すと
いう効果を有する。
ドスライダ組立て体の磁気記録媒体接触面上において、
磁気コアの両側に空気溝を設けたことにより、磁気コア
部の磁気記録媒体からの浮上量減少と、磁気記録媒体接
触面積をかえずに接触面外形寸法を拡大し得ることによ
り、磁気記録媒体の面のうねりに対して安定性を増すと
いう効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１に示した実施例の磁気ヘッドスライダ組立
て体を磁気記録媒体をはさんで両側に配した状態の側面
図である。
て体を磁気記録媒体をはさんで両側に配した状態の側面
図である。
【図３】従来の磁気ヘッドスライダ組立て体の斜視図で
ある。
ある。
１ 磁気ヘッドスライダ組立て体 ２ 磁気コア ３，４ 空気溝 ５，６ スライダ ９ 磁気記録媒体 １０ 磁気ヘッドスライダ組立て体 １１ 磁気コア １２ 空気溝 １３，１４ スライダ
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気コアを、幅の異なる２つの非磁性材
料のスライダにて両側から挾持してなる磁気ヘッドスラ
イダ組立て体において、磁気コアの一方の側面に位置す
る前記幅の広いスライダに設けた前記磁気ヘッドスライ
ダ組立て体のほぼ中央に位置する第１の空気溝と、前記
磁気コアを挟んで対峙する他方の前記幅の狭いスライダ
に第２の空気溝を設けたことを特徴とする磁気ヘッドス
ライダ組立て体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28254591A JPH05120825A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ヘツドスライダ組立て体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28254591A JPH05120825A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ヘツドスライダ組立て体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05120825A true JPH05120825A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17653869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28254591A Pending JPH05120825A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 磁気ヘツドスライダ組立て体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05120825A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5644449A (en) * | 1992-08-28 | 1997-07-01 | Nec Corporation | Magnetic head slider assembly |
| US5997755A (en) * | 1997-09-30 | 1999-12-07 | Yamaha Corporation | Damage-reduced magnetic head |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP28254591A patent/JPH05120825A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5644449A (en) * | 1992-08-28 | 1997-07-01 | Nec Corporation | Magnetic head slider assembly |
| US5997755A (en) * | 1997-09-30 | 1999-12-07 | Yamaha Corporation | Damage-reduced magnetic head |
| US6504681B1 (en) | 1997-09-30 | 2003-01-07 | Yamaha Corporation | Damage-reduced magnetic head |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6252748B1 (en) | Thin film magnetic head with widening outer layer of multi-layer pole | |
| CA1147855A (en) | Thin film magnetic head | |
| JPS59132416A (ja) | 磁気ヘツド・スライダ・アセンブリ | |
| EP0475397A3 (en) | Planar thin film magnetic head | |
| JPH1186218A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| US5555482A (en) | Etched erase band feature for thin film recording heads | |
| JPH05120825A (ja) | 磁気ヘツドスライダ組立て体 | |
| JPH0487009A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JPS61151827A (ja) | 浮上型磁気ヘツド | |
| JPH04281209A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JPS6224330Y2 (ja) | ||
| US5289341A (en) | Slider for a floating magnetic head having tapered coil groove walls | |
| JP2904169B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JPH04170711A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH05342526A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS639846Y2 (ja) | ||
| JPH0319119A (ja) | 浮動型磁気ヘッド | |
| JP2727836B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6334523B2 (ja) | ||
| JPS6344306A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0581619A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
| JPH06259723A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS61255512A (ja) | 複合型磁気ヘツド | |
| JPH04121866A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH01107308A (ja) | 車両の舵角比制御装置 |