JPH0323506A - 磁気ヘッドのギャップ構造 - Google Patents
磁気ヘッドのギャップ構造Info
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- JPH0323506A JPH0323506A JP15674089A JP15674089A JPH0323506A JP H0323506 A JPH0323506 A JP H0323506A JP 15674089 A JP15674089 A JP 15674089A JP 15674089 A JP15674089 A JP 15674089A JP H0323506 A JPH0323506 A JP H0323506A
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- width
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この発明は、ハードディスク装置やフロッピーディスク
装置などに使用される磁気ヘッドに関し、特に、ギャッ
プに飽和磁束密度の大きい磁性金属膜を介在させるメタ
ルインギャップ式のギャップ構造の改良に関する。
装置などに使用される磁気ヘッドに関し、特に、ギャッ
プに飽和磁束密度の大きい磁性金属膜を介在させるメタ
ルインギャップ式のギャップ構造の改良に関する。
(従来の技術)
従来のメタルインギャップ式の磁気ヘッドのギャップ部
分の代表的な構造を第2図に示す。このギャップ構造で
は、J形のフェライトコア1とI形のフェライトコア2
とを組合せ、ギャップスベーサ3を挾み込んだ部分で磁
気ギャップを形成する。コア1とコア2のギャップ近傍
部分の両側而は対称的に研削されて幅を狭められている
。1aはコア1の研削部分を示し、2aはコア2の研削
部分を示している。
分の代表的な構造を第2図に示す。このギャップ構造で
は、J形のフェライトコア1とI形のフェライトコア2
とを組合せ、ギャップスベーサ3を挾み込んだ部分で磁
気ギャップを形成する。コア1とコア2のギャップ近傍
部分の両側而は対称的に研削されて幅を狭められている
。1aはコア1の研削部分を示し、2aはコア2の研削
部分を示している。
一方のコア2において、そのギャップ対向面と研削部分
2aの表面には飽和磁束密度の大きいセンダストなどの
磁性金属H4がスパッタリング等によって形成されてい
る。この磁性金属膜4の厚みをも含んだコア2のギャッ
プ対向面の幅W2は、もう一つのコア1のギャップ対向
面の幅W1より少し大きくなっている(W2−Mlのも
のもある)。
2aの表面には飽和磁束密度の大きいセンダストなどの
磁性金属H4がスパッタリング等によって形成されてい
る。この磁性金属膜4の厚みをも含んだコア2のギャッ
プ対向面の幅W2は、もう一つのコア1のギャップ対向
面の幅W1より少し大きくなっている(W2−Mlのも
のもある)。
周知のように、この種の磁気ヘッドの使用状態において
は、磁気記録媒体はフェライトコア1の側から磁性金属
膜4の形成されたフェライトコア2の側へ移動する。つ
まり媒体の移動方向に対してコア1がリーディング側、
コア2がトレーリイング側となる。
は、磁気記録媒体はフェライトコア1の側から磁性金属
膜4の形成されたフェライトコア2の側へ移動する。つ
まり媒体の移動方向に対してコア1がリーディング側、
コア2がトレーリイング側となる。
(発明が解決しようとする課題)
前述のギャップ構造において、トラック幅は飽和磁束密
度の大きい磁性金属膜4を形成してあるギャップ対向面
の幅W2で規定されるのであるが、これに対向するコア
1のギャップ対向面の幅W1がW2より小さいか或いは
等しい程度では、幅W2の磁性金属!I4の両端部分か
ら生じる磁束がギャップに対して直交しないため、トラ
ックのエッジが不明瞭になり、規定値通りのトラック幅
を正確に具現化できなかった。
度の大きい磁性金属膜4を形成してあるギャップ対向面
の幅W2で規定されるのであるが、これに対向するコア
1のギャップ対向面の幅W1がW2より小さいか或いは
等しい程度では、幅W2の磁性金属!I4の両端部分か
ら生じる磁束がギャップに対して直交しないため、トラ
ックのエッジが不明瞭になり、規定値通りのトラック幅
を正確に具現化できなかった。
磁気ヘッドの記録過程では、媒体の磁化遷移はトレーリ
ング側で決定される。これはへッドギャップ部のトレー
リング側から発生する磁界が媒体保持力Heを超えた所
で決定され、それが磁気記録として媒体上に残される。
ング側で決定される。これはへッドギャップ部のトレー
リング側から発生する磁界が媒体保持力Heを超えた所
で決定され、それが磁気記録として媒体上に残される。
前述ギャップ構造においても同様のことが言える。この
場合、トレーリングに存在する高飽和磁束密度の金属薄
膜は磁化遷移を決定する要因となる。そこでW2をトラ
ック幅と規定し、トラックエッジまで十分に記録するよ
うにする。このためにはW2はW1より狭くする必要が
生ずる。
場合、トレーリングに存在する高飽和磁束密度の金属薄
膜は磁化遷移を決定する要因となる。そこでW2をトラ
ック幅と規定し、トラックエッジまで十分に記録するよ
うにする。このためにはW2はW1より狭くする必要が
生ずる。
しかし従来のように、W1がW2より狭い場合、トレー
リング側のトラックエッジが鮮明にならず、トラックエ
ッヂの遷移領域(飽和領域と未飽和領域の差の発生)は
ずれてしまう。
リング側のトラックエッジが鮮明にならず、トラックエ
ッヂの遷移領域(飽和領域と未飽和領域の差の発生)は
ずれてしまう。
一方、W1がW2より広い場合には、磁束は全てトレー
リングエッヂ側の金属薄膜に集中するため、トラック幅
も正確に具現化できる。
リングエッヂ側の金属薄膜に集中するため、トラック幅
も正確に具現化できる。
またコア2の研削部分2aの形状が第2図のようになっ
ているため、図中の符号Hで示したように研削部分2a
の表面にギャップと平行な面が生じており、そこにも磁
性金属膜4が形成されている。このように磁性金属膜4
の形成された研削面にギャップと平行な部分があると、
この部分でもある程度の読取り感度を生じてしまい、隣
接トラックの影響を受けてS/Nが悪くなる。
ているため、図中の符号Hで示したように研削部分2a
の表面にギャップと平行な面が生じており、そこにも磁
性金属膜4が形成されている。このように磁性金属膜4
の形成された研削面にギャップと平行な部分があると、
この部分でもある程度の読取り感度を生じてしまい、隣
接トラックの影響を受けてS/Nが悪くなる。
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、規定値通りの正確なトラック幅を明瞭に
具現化でき、また隣接トラックの信号を不必要に拾うこ
とによるS/Nの悪化を防止できるようにした磁気ヘッ
ドのギャップ構造を提供することにある。
、その目的は、規定値通りの正確なトラック幅を明瞭に
具現化でき、また隣接トラックの信号を不必要に拾うこ
とによるS/Nの悪化を防止できるようにした磁気ヘッ
ドのギャップ構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段}
この発明によるギャップ構造は、2つのフェライトコア
がギャップを挾んで対向配置され、両コアのギャップ近
傍部分の両側面が研削されて幅を狭められており、一方
のコアにおけるギャップ対向面と前記研削された面とに
飽和磁束密度の大きい磁性金属膜が被覆形成され、前記
磁性金属膜の形成されたコアのギャップ対向面の幅はも
う1つのコアのギャップ対向面の幅より小さく、前記磁
性金属膜の形成されたコアの前記研削面にはギャップと
平行な部分がないことを特徴とするものである。
がギャップを挾んで対向配置され、両コアのギャップ近
傍部分の両側面が研削されて幅を狭められており、一方
のコアにおけるギャップ対向面と前記研削された面とに
飽和磁束密度の大きい磁性金属膜が被覆形成され、前記
磁性金属膜の形成されたコアのギャップ対向面の幅はも
う1つのコアのギャップ対向面の幅より小さく、前記磁
性金属膜の形成されたコアの前記研削面にはギャップと
平行な部分がないことを特徴とするものである。
《作 用〉
前記磁性金属膜の形成されたコアのギャップ対向面は、
それより幅の広いもう一方のコアのギャップ対向面と対
向するので、磁性金属膜のギャップ対向面両端部分から
生ずる磁束もギャップとほとんど直交し、この磁性金属
膜の形成されたギャップ対向面の幅で正確にトラック幅
が規定される。
それより幅の広いもう一方のコアのギャップ対向面と対
向するので、磁性金属膜のギャップ対向面両端部分から
生ずる磁束もギャップとほとんど直交し、この磁性金属
膜の形成されたギャップ対向面の幅で正確にトラック幅
が規定される。
また前記磁性金属膜の形成されたコアの前記研削面には
ギャップと平行な部分がないので、隣接トラックに対す
る感度はほとんどゼロで、S/Nが向上する。
ギャップと平行な部分がないので、隣接トラックに対す
る感度はほとんどゼロで、S/Nが向上する。
《実施例}
第1図は本発明の一実施例による磁気ヘッドのギャップ
構造を示している。図のように、2つのフェライトコア
1と2がギヤップスベーサ3を挾んで対向配置され、両
コア1と2のギャップ近傍部分の両側面が研削されて幅
を狭められており(laがコア1の研削部分、2aがコ
ア2の研削部分)、一方のコア2におけるギャップ対向
面と研削部分2aの表面とに飽和磁束密度の大きいセン
ダスト等の磁性金属膜4が被覆形成されている。
構造を示している。図のように、2つのフェライトコア
1と2がギヤップスベーサ3を挾んで対向配置され、両
コア1と2のギャップ近傍部分の両側面が研削されて幅
を狭められており(laがコア1の研削部分、2aがコ
ア2の研削部分)、一方のコア2におけるギャップ対向
面と研削部分2aの表面とに飽和磁束密度の大きいセン
ダスト等の磁性金属膜4が被覆形成されている。
この発明の特徴は次の2点にある。前記磁性金属膜4の
形成されたコア2のギャップ対向面の幅W2は、もうー
っのコア1ののギャップ対向面の幅W1より小さくなっ
ている。これによりトラック幅は幅W2で正確に規定さ
れる。
形成されたコア2のギャップ対向面の幅W2は、もうー
っのコア1ののギャップ対向面の幅W1より小さくなっ
ている。これによりトラック幅は幅W2で正確に規定さ
れる。
また、コア2の研削部分2aの形状を第2図とは異なら
せ、磁性金属膜4の形成されたコア2の研削面にはギャ
ップと平行な部分をなくしている。
せ、磁性金属膜4の形成されたコア2の研削面にはギャ
ップと平行な部分をなくしている。
これにより隣接トラックに対する感度がほぼゼロになる
。
。
〈発明の効果〉
以上詳細に説明したように、この発明によれば、磁性金
屈膜を形成した側のコアのギャップ対向面の幅によって
正確にトラック幅が規定されるとともに、磁性金属膜を
形成した側のコアの前記研削面の部分で隣接トラックの
信号を不必要に拾ってしまうことがなく、S/Nの良好
な磁気ヘッドを実現することができる。
屈膜を形成した側のコアのギャップ対向面の幅によって
正確にトラック幅が規定されるとともに、磁性金属膜を
形成した側のコアの前記研削面の部分で隣接トラックの
信号を不必要に拾ってしまうことがなく、S/Nの良好
な磁気ヘッドを実現することができる。
第1図は本発明の一実施例による磁気ヘッドのギャップ
構造を示す斜視図、第2図は従来のギャップ構造輪示す
斜視図である。 1・・・・・フェライトコア 1a・・・研削部分 2・・・・・・フェライトコア 2a・・・研削部分 3・・・・・・ギヤップスペーサ 4・・・・・・磁性金属膜
構造を示す斜視図、第2図は従来のギャップ構造輪示す
斜視図である。 1・・・・・フェライトコア 1a・・・研削部分 2・・・・・・フェライトコア 2a・・・研削部分 3・・・・・・ギヤップスペーサ 4・・・・・・磁性金属膜
Claims (1)
- 2つのフェライトコアがギャップを挾んで対向配置され
、両コアのギャップ近傍部分の両側面が研削されて幅を
狭められており、一方のコアにおけるギャップ対向面と
前記研削された面とに飽和磁束密度の大きい磁性金属膜
が被覆形成され、前記磁性金属膜の形成されたコアのギ
ャップ対向面の幅はもう1つのコアのギャップ対向面の
幅より小さく、前記磁性金属膜の形成されたコアの前記
研削面にはギャップと平行な部分がないことを特徴とす
る磁気ヘッドのギャップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15674089A JPH0323506A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 磁気ヘッドのギャップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15674089A JPH0323506A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 磁気ヘッドのギャップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323506A true JPH0323506A (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=15634283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15674089A Pending JPH0323506A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 磁気ヘッドのギャップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0323506A (ja) |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP15674089A patent/JPH0323506A/ja active Pending
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