JPS6115041Y2 - - Google Patents

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JPS6115041Y2
JPS6115041Y2 JP16780981U JP16780981U JPS6115041Y2 JP S6115041 Y2 JPS6115041 Y2 JP S6115041Y2 JP 16780981 U JP16780981 U JP 16780981U JP 16780981 U JP16780981 U JP 16780981U JP S6115041 Y2 JPS6115041 Y2 JP S6115041Y2
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JP
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rail
arm
cutting device
cutter
cutting
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JP16780981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレール切断器に関するものである。従
来のレール切断、特にレールの交換あるいは敷設
工事の現場におけるレール切断は、通常エンジン
によつて回転する回転刃を備えた手持ちの切断器
によつて行なわれていた。しかるにこのような手
持ち切断器による切断は、切断器自体の重量が大
きいこと、適当な基準面を設定しにくいこと等の
ため、正確な切断を行なうことが極めて困難であ
つた。そこで、レールに一定の関係位置で固定さ
れるクランプ装置を基準として、これに第1のア
ームを枢着し、さらにこの第1のアームの先端に
回転刃を有する切断装置を支承した第2のアーム
を枢着することにより、回転刃がこれら第1、第
2のアームの揺動を伴つてレールに対して直交方
向から接近しそのレールを容易かつ正確に切断し
うるレール切断器が提案されている。しかしなが
ら、このような切断器は、クランプ装置と第1の
アーム、この第1のアームと第2のアーム、この
第2のアームと回転刃とをそれぞれ連結する各ヒ
ンジ部が常に揺動可能な状態であつたため、回転
刃を備えた切断装置部を両手で保持しつつ操作を
しなければならず、作業性が悪いという欠点があ
つた。
本考案は、このような欠点を除くためになされ
たもので、クランプ装置と第1のアームのヒンジ
部および第2のアームと切断装置とのヒンジ部と
をそれぞれロツク可能に構成することにより、切
断時にヒンジ部をロツクし又は解放してレールの
切断作業を容易にすることができるレール切断器
を提供するものであり、これらロツク機構は、上
記各アーム端をそれぞれ回転自在に支承する上記
クランプ装置および切断装置に固定した各支軸の
一側にネジ部を設けるとともに、これら各ネジ部
に螺合した固定板をそれに取付けたレバーの操作
により上記各アーム端の側部に対しこれらの間に
配置した摩擦板を介して締結離脱自在に構成され
て成ることを特徴とするものである。
以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第3図において、CはレールRに固定
されるクランプ装置であつて、その本体1は両側
の基板2,2と、この基板2,2の上部、中部、
下部間をそれぞれ連結する山形鋼3、補強リブ
4,5とを備えている。基板2,2は固定される
べきレールRの頭部H上面に接する基面6を有
し、またその下方への延長アーム7はその先端が
レールRの脚部L側面に接する形状となつてい
る。なお上記山形鋼3の下面もレールRの頭部上
面に接する基面とすることができる。
このクランプ装置Cの本体1には、延長アーム
7と反対側のレール側面側に突出させてブラケツ
ト10が設けられ、このブラケツト10にクラン
プアーム11が枢着されている。クランプアーム
11にはさらに開閉レバー12がピン13によつ
て枢着され、この開閉レバー12とブラケツト1
0との間は連結リンク14によつて接続されてい
る。15,16は連結リンク14両端の枢着ピン
である。そして上記クランプアーム11の下部に
は、レールRの頭部Hと脚部Lの側面に当接する
クランプロツド17,18が螺合されている。し
たがつてこのクランプ装置Cは開閉レバー12に
よつてクランプアーム11をレールR側に閉じた
とき、開閉レバー12と連結リンク14の三枢着
ピン13,15,16がほぼ一直線上に位置する
ように、クランプロツド17,18のクランプア
ーム11からの突出量を調整することによつて、
容易にレールRに固定することができる。すなわ
ちこのような調整により、クランプアーム11を
開こうとする外力に対して連結リンク14が充分
な低抗力与えるのである。
しかして、このクランプ装置Cの本体1を構成
する両側基板2,2間には、支軸20が渡架さ
れ、この支軸20に第1のアーム21の基端21
aが枢着されている。本体1と第1のアーム21
とのヒンジ部Aを第4図により詳細に説明する。
支軸20の一端には雄ネジ22が刻設され、その
雄ネジ部22に固定板23が螺合されており、こ
の固定板23と第1のアーム21の基端21aと
の間には摩擦板24が配設されている。24は固
定板23に設けられたレバーであり、このレバー
25を回動操作することにより、上記固定板23
が摩擦板24を介して基端21aに当接し、上記
第1のアーム21は支軸20に対して締結固定で
きるようになつている。更に、第1のアーム21
の他方の端部には支軸26によつて第2のアーム
27が枢着されている。そしてこの第2のアーム
27の先端部には、第5図に示すようにベアリン
グ28を介して回転軸29が支持され、この回転
軸29の第2のアーム27からの突出部には回転
刃30とこの回転刃30の回転駆動源たるエンジ
ン31とから成る切断装置32が支持されてい
る。第2のアーム21と回転軸29に支持された
切断装置32とのヒンジ部Bには、上記ヒンジ部
Aと同様に回転軸29に設けられた雄ネジ部3
3、固定板34、摩擦板35およびレバー36か
ら成る固定機構が設けられており、レバー36を
操作することにより、第2のアーム27と回転軸
29とを締結固定し、又、解放して互に揺動させ
ることができる。
上記回転刃30は上記回動軸29と一体とした
支持枠37に回転自在に支持させたもので、その
回転軸38はプーリ39およびこれに巻回したV
ベルト40を介してエンジン31の出力軸に接続
されている。41は回転刃30の半円状のカバー
であり、これに形成した円弧状溝42およびこの
溝42に挿通させて支持枠37に螺合させた止ね
じ43によつて角度位置の調節ができる。
図から明らかなように、上記第1、第2のアー
ム21,27の支軸20,26、回転軸29およ
び回転刃30の回転軸38は、すべてレールRの
長手方向と同一の方向であり、したがつて回転刃
30は第1、第2のアーム21,27の揺動、少
なくとも第2のアーム27の揺動を伴つてレール
Rに対しこれと直交する方向から接離することが
できる。勿論この回転刃30はクランプ装置Cと
は干渉することがないように位置設定されてい
る。
なお、第3図において44は第1のアーム21
の基端と、第2のアーム27の支軸26を超えた
延長部分45との間に張設したバランス用ばねで
あつて、エンジン31等の重量物を支持した第2
のアーム27の揺動を容易にする。46は第1の
アーム21に設けた把手である。
したがつて上記構成の本レール切断器は、前記
手順によりクランプ装置CをレールRに固定する
と、回転刃30とレールRとの直交関係が一義的
に定まるから、その状態でエンジン31を駆動し
て回転刃30を回転させ、この回転刃30をレー
ルRに接触させればレールRの切断を開始するこ
とができる。この際、上記両ヒンジ部A,Bおよ
び第1のアーム21と第2のアーム27とのヒン
ジ部の各部が揺動可能であれば、上記切断装置3
2を両手で保持して操作しなければならないが、
ヒンジ部A,Bはレバー25,36によつて固定
することができ、従つて、適切な角度位置で固定
すれば、支軸26を支点として第2のアーム27
のみが揺動可能な状態となるので片手だけでも容
易な切断作業を行なうことができる。又、切断装
置32の重心がヒンジ部Bよりも後方にあるの
で、その重心が切断方向に加わり切断効果がプラ
スされる。そして更に、レールRに対する回転刃
31の切込量を増大させていくと、回転刃31は
上述した如く、レールRに対して直交方向にのみ
接離可能であるから、レールRと回転刃31との
軸方向関係位置は変化することがなく、したがつ
てレールRをこれと直交する平面で正確に切断す
ることができる。又、レールRを半径以上切断し
た後は、ヒンジ部Bの固定機構を解放すれば回転
刃31のレールRに対する角度を自由に変えなが
ら切断することができる。更に、レールRを一方
向から切断しきれない場合は、ヒンジ部Aの固定
機構をも解放すればレール切断器をクランプ装置
CによつてレールRに固定した状態のままで、同
一切断位置をレールRの裏面側からも切断するこ
とができる。
以上述べたように、本考案によれば、レール切
断器において、そのクランプ装置と第1のアーム
とのヒンジ部および第2のアームと切断装置との
ヒンジ部とをそれぞれロツク可能に構成し、これ
らロツク機構は、上記各アーム端をそれぞれ回動
自在に支承する上記クランプ装置および切断装置
に固定した各支軸の一側にネジ部を設けるととも
に、これら各ネジ部に螺合した固定板をそれに取
付けたレバーの操作により上記各アーム端の側部
に対しこれらの間に配設した摩擦板を介して締結
離脱自在に構成されて成るものであるから、レー
ル切断時には上記各ロツク機構を固定することに
より被切断レールに対する切断装置を所望の角度
位置に保持することができるとともに、このロツ
ク位置においては単一枢動軸のみにより支承され
た切断装置を片手操作により簡便に操作可能とな
り、しかもレバー操作により摩擦板を介してなさ
れる固定板の締結離脱操作は、ブレーキ効果が良
好且つ確実で、作業の迅速化を促進し得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るレール切断器のクランプ
装置部分の例を示す斜視図、第2図は第1図のク
ランプ装置のクランプアームの動作状態を示す側
面図、第3図は本考案に対るレール切断器全体の
側面図、第4図はクランプ装置と第1のアームと
のヒンジ部を示す断面図、第5図、第6図はそれ
ぞれ第3図の−線、−線に沿う断面図で
ある。 A:クランプ装置と第1のアームとのヒンジ
部、B:第2のアームと切断装置とのヒンジ部、
C:クランプ装置、R:レール、21:第1のア
ーム、27:第2のアーム、30:回転刃、3
2:切断装置、38:回転刃の回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レールに固定されるクランプ装置と、このクラ
    ンプ装置に一端が枢着された第1のアームと、こ
    の第1のアームの他端に枢着された第2のアーム
    と、この第2のアームに支承され、上記レールの
    長手方向と同方向の回転軸を中心に回転する回転
    刃を有する切断装置とを備え、上記切断装置がレ
    ールに対して接離してそのレールを切断するレー
    ル切断器において、上記クランプ装置と第1のア
    ームとのヒンジ部および上記第2のアームと切断
    装置とのヒンジ部とをそれぞれロツク可能に構成
    し、これらロツク機構は、上記各アーム端をそれ
    ぞれ回転自在に支承する上記クランプ装置および
    切断装置に固定した各支軸の一側にネジ部を設け
    るとともに、こられ各ネジ部に螺合した固定板を
    それに取付けたレバーの操作により上記各アーム
    端の側部に対しこれらの間に配置した摩擦板を介
    して締結離脱自在に構成されて成ることを特徴と
    するレール切断器。
JP16780981U 1981-11-11 1981-11-11 レ−ル切断器 Granted JPS5875625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780981U JPS5875625U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 レ−ル切断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780981U JPS5875625U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 レ−ル切断器

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Publication Number Publication Date
JPS5875625U JPS5875625U (ja) 1983-05-21
JPS6115041Y2 true JPS6115041Y2 (ja) 1986-05-10

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JP16780981U Granted JPS5875625U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 レ−ル切断器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5980016B2 (ja) * 2012-07-06 2016-08-31 東日本旅客鉄道株式会社 レール軸力の調整装置及びレール軸力の調整方法
JP6718396B2 (ja) * 2017-02-09 2020-07-08 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レール切断方法及びレール圧接方法

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Publication number Publication date
JPS5875625U (ja) 1983-05-21

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