JP2505557Y2 - ほぞ取り機におけるのこ刃開閉固定機構 - Google Patents

ほぞ取り機におけるのこ刃開閉固定機構

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JP2505557Y2
JP2505557Y2 JP12616089U JP12616089U JP2505557Y2 JP 2505557 Y2 JP2505557 Y2 JP 2505557Y2 JP 12616089 U JP12616089 U JP 12616089U JP 12616089 U JP12616089 U JP 12616089U JP 2505557 Y2 JP2505557 Y2 JP 2505557Y2
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lever
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JP12616089U
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Inventor
寿徳 松下
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はほぞ取り機におけるのこ刃開閉固定機構に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来ののこ刃開閉固定装置を第3図を用いて説明す
る。第3図は従来技術を示す切削ヘッド部の平面図であ
る。
図において、ケーシング2に互いに直交する1対の縦
びきのこ刃3、横びきのこ刃4を設け、切削ヘッド1に
は水平方向に上下2本のガイドバー5を水平方向に支持
し、ケーシング2はガイドバー5に支持されている。
のこ刃3,4の開閉機構はリンク機構になっており、切
削ヘッド1に固設したピン10を支点とし、ケーシング2
に固設されたリンクピン8を作用点、レバー9を力点と
して形成し、レバー9を左右水平方向に移動することに
より、のこ刃3,4が開閉する。開閉機構の固定装置はレ
バー9を回転させ、レバー9の先端で支点のピン10を直
接締付けて行なう。
〔考案が解決しようとする課題〕
本構造によれば、切削中にのこ刃3,4に生じた切削反
力がガイドバー5の軸方向に働き、作用点であるリンク
ピン8にも作用する。固定は支点ピン10を締付けてアー
ム6の回動を規制しているが、支点中心からのレバー9
締付距離(支点ピン10の半径)と、支点中心から作用点
までの距離を比較すると後者の方がはるかに大きい。
このため、切削中にのこ刃3,4が容易に広がってしま
い、精度の良いほぞ加工ができないという欠点があっ
た。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
操作性を損ねずにのこ刃の確実な固定ができる固定装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、リンク機構の支点を固定するのではなく、
作用点部を固定することにより固定装置に作用する荷重
を小さくする。具体的には切削ヘッド両側端に1対のア
ームを回動可能に軸支し、ケーシングの一端にはリンク
を軸支し、前記リンクの他端に固設されたリンクピンと
アームの他端とを枢着させてリンク機構を形成し、前記
リンク機構の作用点となるアームのリンクピン嵌合穴に
は割溝を成形してレバーを取付け、前記レバーにより、
アームの回動および、リンクピンの緊締をすることで、
本考案の目的を達成できる。
〔作用〕
レバーをゆるめて左右方向に移動すると、縦びきのこ
刃及び横びきのこ刃を左右に開閉動作する。任意の位置
でレバーを締付ければ、割溝部が締まり、リンクピンを
緊締しリンク機構は固定され、のこ刃の位置が固定され
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図および第2図を用いて説明す
る。第1図は本考案の一実施例を示す切削ヘッド部の平
面図、第2図は第1図の側面図である。
図において、左右1対のケーシング2に互いに直交す
る1対の縦びきのこ刃3および横びきのこ刃4をそれぞ
れ取付け、ケーシング2は上下2本のガイドバー5で保
持され、切削ヘッド1に摺動可能に係合させる。
切削ヘッド1には両端が水平回動自在なアーム6が支
点10を介して軸支され、アーム6のもう一端はケージン
グ2に軸支されたリンク7と連結している。アーム6と
リンク7の連結部はリンク7に固設されたリンクピン8
で連結されている。アーム6のリンクピン嵌合穴に割溝
穴に形成し、アーム6の割溝部にはリンクピン8を緊締
できるレバー9がねじ嵌合している。
上記構成において、レバー9をゆるめて左右方向に移
動すると、のこ刃3,4は左右に開閉動作し、任意の位置
でレバー9を締付ければ、割溝部が締まりリンクピン8
を緊締し、リンク機構は固定され、のこ刃3,4の位置が
固定される。
従って、リンク機構の作用点部を固定する構造とした
ことにより、切削反力によるリンク機構の回動力を小さ
くすることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、リンク機構の作用点部を固定する構
造としたことにより、切削反力によるリンク機構の回動
力を小さくすることができる。
また、固定方法に割溝を使用しているため、強力な保
持力が得られ、確実にのこ刃を所望の位置で固定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切削ヘッド部の平面
図、第2図は第1図の側面図、第3図は従来技術を示す
切削ヘッド部の平面図である。 図において、1は切削ヘッド、2はケーシング、3は縦
びきのこ刃、4は横びきのこ刃、6はアーム、7はリン
ク、8はリンクピン、9はレバーである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交する縦びきのこ刃および横びきのこ刃
    を有する一対のケーシングが切削ヘッドに対し左右方向
    に摺動可能なほぞ取り機において、切削ヘッド両側端に
    1対のアームを回動可能に軸支し、また、ケーシングの
    一端にはリンクを軸支し、前記リンクの他端に固設され
    たリンクピンとアームの他端とを枢着させてリンク機構
    を形成し、前記リンク機構の作用点となるアームのリン
    クピン嵌合穴には割溝を成形してレバーを取付け、前記
    レバーにより、アームの回動および、リンクピンの緊締
    ができることを特徴としたほぞ取り機におけるのこ刃開
    閉固定機構。
JP12616089U 1989-10-27 1989-10-27 ほぞ取り機におけるのこ刃開閉固定機構 Expired - Lifetime JP2505557Y2 (ja)

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JPH0364706U JPH0364706U (ja) 1991-06-24
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