JPH0747464Y2 - グラップル - Google Patents
グラップルInfo
- Publication number
- JPH0747464Y2 JPH0747464Y2 JP10776189U JP10776189U JPH0747464Y2 JP H0747464 Y2 JPH0747464 Y2 JP H0747464Y2 JP 10776189 U JP10776189 U JP 10776189U JP 10776189 U JP10776189 U JP 10776189U JP H0747464 Y2 JPH0747464 Y2 JP H0747464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grapple
- cutting device
- cut
- tree
- gripping member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Shovels (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、油圧ショベルなど作業車両の作業アタッチ
メント先端部に装着したグラップルに関する。
メント先端部に装着したグラップルに関する。
従来の技術 第７図は、従来技術グラップル１を装着した油圧ショベ
ルの側面図である。図において、２は油圧ショベルの作
業アタッチメントである。第８図は、第７図内Ｃ部の一
部切欠き詳細図である。図において、３はグラップル１
のブラケット部材、４は旋回軸受、５はフレーム、6,7
はグラップル部、8,9はグラップル部6,7にそれぞれ一体
形に固定された刃部、10はグラツプルシリンダ、11はリ
ンク部材、12,13はグラップル部6,7を回動自在に枢支す
るそれぞれ枢支軸である。
ルの側面図である。図において、２は油圧ショベルの作
業アタッチメントである。第８図は、第７図内Ｃ部の一
部切欠き詳細図である。図において、３はグラップル１
のブラケット部材、４は旋回軸受、５はフレーム、6,7
はグラップル部、8,9はグラップル部6,7にそれぞれ一体
形に固定された刃部、10はグラツプルシリンダ、11はリ
ンク部材、12,13はグラップル部6,7を回動自在に枢支す
るそれぞれ枢支軸である。
次に、従来技術グラップル１の構成および機能を第７図
および第８図について述べる。グラツプル１は、油圧シ
ョベルなど作業車両の作業アタッチメント２先端部に取
付けられ、グラップル部6,7にはそれぞれ刃部8,9が一体
形に固定されている。それで、グラップルシリンダ10を
作動させることにより、小規模樹木など把持部材をグラ
ップル部6,7にて把持するとともに、刃部8,9にて把持部
材を切断することができる。
および第８図について述べる。グラツプル１は、油圧シ
ョベルなど作業車両の作業アタッチメント２先端部に取
付けられ、グラップル部6,7にはそれぞれ刃部8,9が一体
形に固定されている。それで、グラップルシリンダ10を
作動させることにより、小規模樹木など把持部材をグラ
ップル部6,7にて把持するとともに、刃部8,9にて把持部
材を切断することができる。
考案が解決しようとする課題 第８図に示す従来技術グラップルでは、グラップル部に
それぞれ刃部が一体形に固定して設けられているので、
小規模樹木などを切断するときその小規模樹木の把持を
行うと、一部の小規模樹木が切断されてゆく。すなわち
グラップル部が小規模樹木を掴んでゆくと同時に、一部
の上記樹木が切断されてゆく。しかし、把持されている
大半の樹木は切断されないままであった。そのために把
持部材の切断作業がはかどらず、その作業能率は低下し
ていた。
それぞれ刃部が一体形に固定して設けられているので、
小規模樹木などを切断するときその小規模樹木の把持を
行うと、一部の小規模樹木が切断されてゆく。すなわち
グラップル部が小規模樹木を掴んでゆくと同時に、一部
の上記樹木が切断されてゆく。しかし、把持されている
大半の樹木は切断されないままであった。そのために把
持部材の切断作業がはかどらず、その作業能率は低下し
ていた。
この考案は上記の課題を解決し、グラップル部にて小規
模樹木を把持し、その小規模樹木をグラップル部と別個
に設けた切断装置で切断するようにしたグラップルを提
供することを目的とする。
模樹木を把持し、その小規模樹木をグラップル部と別個
に設けた切断装置で切断するようにしたグラップルを提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段は、 （１）イ．グラップル部の側部に、切断装置を設けて構
成した。
成した。
（２）イ．グラップル部の側部に、切断装置およびチェ
ンソー装置を設けて構成した。
ンソー装置を設けて構成した。
作用 （１）イ．グラップル部では、小規模樹木など把持部材
を把持することができる。
を把持することができる。
ロ．グラップル部の側部に切断装置を設けたのでグラッ
プル部とは別個に切断装置を作動させることができる。
プル部とは別個に切断装置を作動させることができる。
ハ．把持部材をグラップル部にて把持固定したとき、そ
の把持部材を切断装置にて切断することができる。
の把持部材を切断装置にて切断することができる。
（２）イ．請求項第１項のグラップルにおける作用は発
揮されるが、それ以外にたとえば掴んだ樹木の径が大き
くて切断装置にて切断できないときには、直ちにチェン
ソー装置にて切断することができる。
揮されるが、それ以外にたとえば掴んだ樹木の径が大き
くて切断装置にて切断できないときには、直ちにチェン
ソー装置にて切断することができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
（１）第１図は、この考案にかかる請求項第１項のグラ
ツプル14の切欠き側面図である。図において、従来技術
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付
す。15はグラップル14のフレーム、16,17はグラップル
部、18はグラップルシリンダ、19は切断装置、20,21は
切断装置19の刃部、22は刃部20,21を開閉回動させるカ
ッタシリンダ、23はグラップル部16およびカッタ20を回
動自在に枢支している枢支軸、24はグラップル部17およ
びカッタ21を回動自在に枢支している枢支軸である。第
２図は、第１図におけるグラップル部16,17を閉じた状
態を示す図である。図において、25はグラップル部16,1
7にて掴んだ小規模樹木などの把持部材である。第３図
は、第２図のＡ−Ａより見た一部切欠き平面図（ただし
切欠き部における刃部20,21はわかりやすいように記し
ている）である。第４図は、第２図における把持部材25
を切断した直後の刃部20,21を示す状態図である。
ツプル14の切欠き側面図である。図において、従来技術
と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付
す。15はグラップル14のフレーム、16,17はグラップル
部、18はグラップルシリンダ、19は切断装置、20,21は
切断装置19の刃部、22は刃部20,21を開閉回動させるカ
ッタシリンダ、23はグラップル部16およびカッタ20を回
動自在に枢支している枢支軸、24はグラップル部17およ
びカッタ21を回動自在に枢支している枢支軸である。第
２図は、第１図におけるグラップル部16,17を閉じた状
態を示す図である。図において、25はグラップル部16,1
7にて掴んだ小規模樹木などの把持部材である。第３図
は、第２図のＡ−Ａより見た一部切欠き平面図（ただし
切欠き部における刃部20,21はわかりやすいように記し
ている）である。第４図は、第２図における把持部材25
を切断した直後の刃部20,21を示す状態図である。
次に、この考案にかかる請求項第１項のグラップル14の
構成を第１図〜第４図について述べる。グラップル部1
6,17の側部に、刃部20,21およびカッタシリンダ22をそ
なえた切断装置19を設けて構成した。
構成を第１図〜第４図について述べる。グラップル部1
6,17の側部に、刃部20,21およびカッタシリンダ22をそ
なえた切断装置19を設けて構成した。
次に、グラップル14の作用機能について述べる。グラッ
プル部16,17の側部に切断装置19を設けたので、グラッ
プル部16,17とは別個に切断装置19を作動させることが
できる。それで小規模樹木など把持部材25をグラップル
部16,17にて把持固定したとき、その把持部材25を切断
装置19にて切断することができる。
プル部16,17の側部に切断装置19を設けたので、グラッ
プル部16,17とは別個に切断装置19を作動させることが
できる。それで小規模樹木など把持部材25をグラップル
部16,17にて把持固定したとき、その把持部材25を切断
装置19にて切断することができる。
（２）第５図は、この考案にかかる請求項第２項のグラ
ップル26を示す側面図である。図において、請求項第１
項のグラップル14における構成部品と同一要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。15′はグラップル26の
フレーム、27はチェンソー装置、28はチェンソー装置27
のチェンソー部である。第６図は、第５図のＢ−Ｂより
見た平面図である。
ップル26を示す側面図である。図において、請求項第１
項のグラップル14における構成部品と同一要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。15′はグラップル26の
フレーム、27はチェンソー装置、28はチェンソー装置27
のチェンソー部である。第６図は、第５図のＢ−Ｂより
見た平面図である。
次に、この考案にかかる請求項第２項のグラップル26の
構成を第５図および第６図について述べる。グラップル
部16,17の側部に、切断装置19およびチェンソー装置27
を設けて構成した。
構成を第５図および第６図について述べる。グラップル
部16,17の側部に、切断装置19およびチェンソー装置27
を設けて構成した。
次に、グラップル26の作用機能について述べる。請求項
第１項に記載のグラップル14における作用機能はグラッ
プル26にても発揮されるが、それ以外にたとえば掴んだ
樹木の径が大きくて切断装置19で切断できないときに
は、直ちにチェンソー装置27を使用して切断することが
できる。
第１項に記載のグラップル14における作用機能はグラッ
プル26にても発揮されるが、それ以外にたとえば掴んだ
樹木の径が大きくて切断装置19で切断できないときに
は、直ちにチェンソー装置27を使用して切断することが
できる。
考案の効果 この考案にかかる請求項第１項のグラップルでは、グラ
ップル部の側部に切断装置を設けたので、グラップル部
とは別個に切断装置を作動させることができる。そして
把持部材をグラップル部にて把持固定したとき、その把
持部材を切断装置にて切断することができる。また請求
項第２項のグラップルでは、グラップル部の側部に切断
装置およびチェンソー装置を設けたので、小規模樹木の
切断作業を行っているときにたとえば樹木の径が大きく
て、切断装置にて切断できない場合、直ちに上記チェン
ソー装置を使用して切断することができる。
ップル部の側部に切断装置を設けたので、グラップル部
とは別個に切断装置を作動させることができる。そして
把持部材をグラップル部にて把持固定したとき、その把
持部材を切断装置にて切断することができる。また請求
項第２項のグラップルでは、グラップル部の側部に切断
装置およびチェンソー装置を設けたので、小規模樹木の
切断作業を行っているときにたとえば樹木の径が大きく
て、切断装置にて切断できない場合、直ちに上記チェン
ソー装置を使用して切断することができる。
したがって、この考案にかかるグラップルを装着した作
業車両では、小規模樹木の把持，切断を可能としたの
で、樹木切断作業の能率を向上させる。
業車両では、小規模樹木の把持，切断を可能としたの
で、樹木切断作業の能率を向上させる。
第１図はこの考案にかかる請求項第１項のグラップルの
切欠き側面図、第２図は第１図のグラップル部を閉じた
状態を示す図、第３図は第２図のＡ−Ａより見た平面
図、第４図は第２図の刃部を閉じた状態を示す図、第５
図はこの考案にかかる請求項第２項のグラップルを示す
側面図、第６図は第５図のＢ−Ｂより見た平面図、第７
図は従来技術グラップルを装着した油圧ショベルの側面
図、第８図は第７図内Ｃ部の一部切欠き詳細図である。 1,14,26……グラップル 6,7,16,17……グラップル部 10,18……グラップルシリンダ 19……切断装置 20,21,8,9……刃部 22……カッタシリンダ 25……把持部材 27……チェンソー装置
切欠き側面図、第２図は第１図のグラップル部を閉じた
状態を示す図、第３図は第２図のＡ−Ａより見た平面
図、第４図は第２図の刃部を閉じた状態を示す図、第５
図はこの考案にかかる請求項第２項のグラップルを示す
側面図、第６図は第５図のＢ−Ｂより見た平面図、第７
図は従来技術グラップルを装着した油圧ショベルの側面
図、第８図は第７図内Ｃ部の一部切欠き詳細図である。 1,14,26……グラップル 6,7,16,17……グラップル部 10,18……グラップルシリンダ 19……切断装置 20,21,8,9……刃部 22……カッタシリンダ 25……把持部材 27……チェンソー装置
Claims (2)
- 【請求項１】作業車両の作業アタッチメント先端部に取
付けられ、把持部材を把持せしめるようにしたグラップ
ルにおいて、グラップル部の側部に切断装置を設けて構
成したことを特徴とするグラップル。 - 【請求項２】作業車両の作業アタッチメント先端部に取
付けられ、把持部材を把持せしめるようにしたグラップ
ルにおいて、グラップル部の側部に切断装置およびチェ
ンソー装置を設けて構成したことを特徴とするグラップ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10776189U JPH0747464Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | グラップル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10776189U JPH0747464Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | グラップル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0346549U JPH0346549U (ja) | 1991-04-30 |
| JPH0747464Y2 true JPH0747464Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31656439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10776189U Expired - Lifetime JPH0747464Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | グラップル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747464Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP10776189U patent/JPH0747464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346549U (ja) | 1991-04-30 |
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