JPH0546807Y2 - - Google Patents

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JPH0546807Y2
JPH0546807Y2 JP1523788U JP1523788U JPH0546807Y2 JP H0546807 Y2 JPH0546807 Y2 JP H0546807Y2 JP 1523788 U JP1523788 U JP 1523788U JP 1523788 U JP1523788 U JP 1523788U JP H0546807 Y2 JPH0546807 Y2 JP H0546807Y2
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sliding body
coil spring
torsion coil
base
cut
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば水導管やガス管あるいはア
ングル部材などを切断するための切断荷重調整装
置を備えた携帯用帯鋸機の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の切断荷重調整装置を備えた携帯
用帯鋸機として、第4図および第5図に示すよう
なものがある(実公昭62−43691号公報参照)。
この第4図において、1はフレーム、2はフレ
ーム1に設けたモータ、3はフレーム1を回動自
在に支持したベースで、このベース3の上面の一
端部には切断材料9がチエン5およびハンドル6
を介して着脱自在に固定されるようになつてお
り、前記ベース3の上面の他端部にはヒンジシヤ
フト8を介して前記フレーム1が回動自在に取付
けられている。4は無端状に形成された帯鋸刃で
あり、前記フレーム1内でモータ2によつて回転
駆動させるとともに、前記フレーム1をヒンジシ
ヤフト8を中心に矢印A方向に回動させて切断材
料9を切断するように構成している。7は前記フ
レーム1をベース3に回動自在に支持する部分に
設けたヒンジで、10はこのヒンジ7を形成する
ヒンジシヤフト8にねじり部を嵌合して設けたね
じりコイルばねで、11はこのねじりコイルばね
10の弾撥力を調整するためのカム、12はこの
カム11が固着されたカムシヤフトである。この
カムシヤフト12はベース3に回動自在に支持さ
れるとともに、これにカムハンドル13の一端が
固着され、このカムハンドル13の他端部には回
転防止ピン14が取付けられ、この回転防止ピン
14の回動軌跡上には所定の間隔を置いて回転防
止ピン14を嵌入可能な複数のピン穴15がベー
ス3に穿設されており、この回転防止ピン14に
取付けられたスプリング(図示しない)の力によ
つてこれがピン穴15に押し込まれるようになつ
ている。
このように構成された携帯用帯鋸機によつて切
断材料9を切断するため切断荷重を調整する場合
は、切断材料9の大きさや肉厚に適した切断荷重
を選定し、回転防止ピン14をピン穴15からス
プリングの力に抗して引き抜き、カムハンドル1
3を回動して回転防止ピン14を所定のピン穴1
5の位置に止めると、スプリングの力によつて回
転防止ピン14はピン穴15に嵌入停止される。
前記カムハンドル13の回動と共にカムシヤフト
12およびカム11が回動されて、カム11は例
えば第5図の実線位置から二点鎖線位置に、また
はこの逆のようにねじりコイルばね10のねじれ
角を変動させ、前記フレーム1に設けたヒンジ7
に有するストツパプレート16に及ぼす弾撥力を
変動させ、従つて、切断材料9に加わる帯鋸刃4
の切断荷重を調整する。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来例においては、カム11が固着された
カムシヤフト12を回動させてねじりコイルばね
10の弾撥力を調整した後に、このカムシヤフト
12の回転を防止するための回転防止ピン14を
嵌入するピン穴15は、この回転防止ピン14の
回転軌跡上のベース3に所定の間隔を置いて複数
設けているので、段階的にねじりコイルばね10
の弾撥力を調整することはできるが、連続的に微
細にねじりコイルばね10の弾撥力を調整するこ
とはできない、という問題点があつた。
この考案は、このような問題点を解決し、ベー
スの一端部に、モータで駆動される帯鋸刃を装設
したフレームの一端部を、ヒンジシヤフトを介し
て回動自在に取付けた、このヒンジシヤフトに巻
回され前記フレームの重量の一部を支持して、帯
鋸刃の切断荷重を調整するねじりコイルばねの弾
撥力を連続的に調整可能にすることができる携帯
用帯鋸機を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、前記のような問題点を解決するた
め、切断材料が上面に着脱自在に固定されるベー
スと、モータに駆動されて前記切断材料を切断す
る帯鋸刃を装設して一端部が前記ベースの一端部
にヒンジシヤフトを介して回動自在に取付けられ
たフレームと、前記ヒンジシヤフトに巻回され前
記フレームの重量の一部を支持し前記帯鋸刃の切
断荷重を弾撥力を介して調整するねじりコイルば
ねとを設けた携帯用帯鋸機において、前記ベース
の一端部に一端が係止された前記ねじりコイルば
ねの他端を当接させる傾斜面を有する摺動体と、
この摺動体に有する軸方向の螺子孔に螺合させこ
れを回転させることによつて前記摺動体が回転す
ることなく摺動し前記ねじりコイルばねの他端が
前記摺動体の傾斜面の低い位置あるいは高い位置
に当接位置を変えることにより弾撥力を調整する
ようにした調整回動ノブを有する螺子杆とよりな
る携帯用帯鋸機としたものである。
〔作用〕
前記のように構成された携帯用帯鋸機によつて
切断材料を切断するため切断荷重を調整する場合
は、切断材料の大きさや肉厚に適した切断荷重を
選定し、調整回動ノブを有する螺子杆を正転ある
いは逆転させると、この螺子杆が螺合された前記
ねじりコイルばねの他端を当接させた傾斜面を有
する摺動体が螺子杆に沿つて摺動し、前記ねじり
コイルばねの他端は傾斜面の低い位置あるいは高
い位置に当接位置を変えることになり、これによ
つてねじりコイルばねの弾撥力を連続的に微細に
調整し、切断材料を切断するための切断荷重を連
続的に微細に調整することができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の携帯用帯鋸機の実施例の側
面図で、21は切断材料(図示しない)が上面に
着脱自在に固定されるベースで、その切断材料を
着脱自在に固定させる構造は、ベース21の上面
に一方の挾持部材22を固定し、ベース21の上
面に摺動自在に設けた他方の挾持部材23を、ベ
ース21に設けた螺子孔(図示しない)に螺合し
た螺子杆24の先端に取付け、螺子杆24の他端
に取付けたハンドル25を回わして螺子杆24を
摺動させることにより、前記他方の挾持部材23
を摺動させ、これと前記一方の固定された挾持部
材22とで切断材料を挾持するようにしてある。
26は一端部が前記ベース21の一端部にヒン
ジシヤフト27を介して回動自在に取付けられた
フレームで、このフレーム26にはモータ28に
駆動されて前記ベース21の上面に挾持部材2
2,23によつて挾持された切断材料を切断する
帯鋸刃29が装設されている。また、前記ヒンジ
シヤフト27に巻回されたねじりコイルばね30
の、一端30aが前記ベース21の一端部に係止
され、他端30bが後述する摺動体の傾斜面に当
接しており、このように設けたねじりコイルばね
30によつて前記フレーム26の重量の一部を支
持し、前記帯鋸刃29の切断荷重を調整するよう
に構成している。
第2図は第1図の部を詳細に示した切断荷重
調整装置を示したもので、第3図は第2図の−
線における断面図であり、31は前記ベース2
1の一端部の係止部32に一端30aが係止され
た前記ねじりコイルばね30の他端30bを当接
させる傾斜面31aを有する摺動体で、33はこ
の摺動体31に有する軸方向の螺子孔31bに螺
合させた螺子杆であり、この螺子杆33を回転さ
せることによつて前記摺動体31が回転すること
なく螺子杆33に沿つて摺動するようになつてい
おり、このような摺動を行わせるため、前記摺動
体31は円錐形の一側部を軸方向に沿つて面取り
した面取部31cが形成され、この面取部31c
がフレーム26の内面26aに対向して摺動する
ようになつている。また、前記螺子杆33の両端
部33a,33bはフレーム26に回転自在に支
持されており、さらに、螺子杆33の先端部には
調整回動ノブ34が取付けられている。
前記のように構成された携帯用帯鋸機によつて
切断材料を切断するための切断荷重を調整する場
合は、切断材料の大きさや肉厚に適した切断荷重
を選定し、調整回動ノブ34を有する螺子杆33
を正転あるいは逆転させると、この螺子杆33が
螺合された摺動体31が螺子杆33に沿つて摺動
し、前記ねじりコイルばね30の他端30bは前
記摺動体31の傾斜面31aの低い位置あるいは
高い位置に当接位置を変えることになり、これに
よつて前記ねじりコイルばね30の弾撥力を連続
的に微細に調整し、切断材料を切断するための切
断荷重を連続的に微細に調整することができる。
〔考案の効果〕
この考案の携帯用帯鋸機は、前記のように構成
したので、切断材料を切断するため切断荷重を調
整する場合は、調整回動ノブを有する螺子杆を正
転あるいは逆転させると、この螺子杆が螺合され
前記ねじりコイルばねの他端を当接させた傾斜面
を有する摺動体が螺子杆に沿つて摺動し、前記ね
じりコイルばねの他端は傾斜面の低い位置あるい
は高い位置に当接位置を変えることになり、これ
によつてねじりコイルばねの弾撥力を連続的に微
細に調整し、切断材料を切断するための切断荷重
を連続的に微細に調整することができ、帯鋸刃を
損傷することなく効率よく切断作業を行うことが
できる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の携帯用帯鋸機の一実施例の
側面図、第2図は第1図の部を詳細に示した切
断荷重調整装置を示す図、第3図は第2図の−
線における断面図、第4図は従来の携帯用帯鋸
機の側面図、第5図は第4図のB部の詳細断面図
である。 21……ベース、22,23……挾持部材、2
4……螺子杆、25……ハンドル、26……フレ
ーム、26a……内面、27……ヒンジシヤフ
ト、28……モータ、29……帯鋸刃、30……
ねじりコイルばね、30a……一端、30b……
他端、31……摺動体、31a……傾斜面、31
b……螺子孔、31c……面取部、32……係止
部、33……螺子杆、33a,33b……両端
部、34……調整回動ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切断材料が上面に着脱自在に固定されるベース
    と、モータに駆動されて前記切断材料を切断する
    帯鋸刃を装設して一端部が前記ベースの一端部に
    ヒンジシヤフトを介して回動自在に取付けられた
    フレームと、前記ヒンジシヤフトに巻回され前記
    フレームの重量の一部を支持し前記帯鋸刃の切断
    荷重を弾撥力を介して調整するねじりコイルばね
    とを設けた携帯用帯鋸機において、前記ベースの
    一端部に一端が係止された前記ねじりコイルばね
    の他端を当接させる傾斜面を有する摺動体と、こ
    の摺動体に有する軸方向の螺子孔に螺合させこれ
    を回転させることによつて前記摺動体が回転する
    ことなく摺動し前記ねじりコイルばねの他端が前
    記摺動体の傾斜面の低い位置あるいは高い位置に
    当接位置を変えることにより弾撥力を調整するよ
    うにした調整回動ノブを有する螺子杆とよりなる
    携帯用帯鋸機。
JP1523788U 1988-02-09 1988-02-09 Expired - Lifetime JPH0546807Y2 (ja)

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JP1523788U JPH0546807Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

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JPH01121614U JPH01121614U (ja) 1989-08-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5542596B2 (ja) * 2010-09-15 2014-07-09 レッキス工業株式会社 帯鋸切断機

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