JP3028891U - 金属はさみ - Google Patents

金属はさみ

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JP3028891U
JP3028891U JP1996001632U JP163296U JP3028891U JP 3028891 U JP3028891 U JP 3028891U JP 1996001632 U JP1996001632 U JP 1996001632U JP 163296 U JP163296 U JP 163296U JP 3028891 U JP3028891 U JP 3028891U
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JP1996001632U
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中興 章
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中興 章
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二つのジョーの切刃を平行状態に調整し得、
また、簡単かつ便利な方法で、二本の切刃の間の角度を
調整し得る金属はさみを提供する。 【解決手段】 切刃21、23を有するはさみ切り部1
2、肘トグル部14および一対の把手16を備える。肘
トグル40に、調整金具を設ける。調整金具は本体8
0、ボルト82を備え、一端が回動可能に肘トグル40
に結合される。ボルト82は肘トグル42の有する孔を
貫通しする。ボルト82には調整つまみ84を装着す
る。調整つまみ84をを操作して肘トグル14の位置を
移動し、ジョー22、24の上に取り付けた切刃21、
23の角度を調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は金属はさみの構造に関するものであり、特に、ジョーの間における 相対位置および角度をかえることができるという金属はさみに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、従来の既存の金属はさみの構造は一対のジョー、一対の肘トグ ル、および一対の把手からなる。そのジョーを位置決めボルトで、カバープレー トの間に、自在に回動できるように設ける他、開閉する切刃もある。肘トグルの 真中に接合用のボルトが備われると同時に、肘トグルの上端もジョーの下端に接 合され、その下端も把手の下端に取付けられる。
【0003】 使用する場合に、把手を動かして、肘トグルを動かすと、ジョーが位置決めボ ルトを支点として動く。それで、二つの切刃を開閉して、ねじまたは針金をはさ み切る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の金属はさみには、接合部が多いので、ユーザが肘トグルを近接の位置ま で操作するとき、切刃の間にギャップがあって、はさみ切る効果に影響を及ぼす ということがしばしば生じる。 前述した切刃の間におけるギャップを改善するために、従来は、ジョーに位置 決めボルトを入れるための孔を偏心のように加工し、位置決めボルトを回転する ことによって、ジョーとシャフトセンターの相対距離をかえて、ジョーの閉合状 態で、切刃の間におけるギャップを減らすことができる。
【0005】 位置決めボルトで、ジョーの距離を改善することはできるが、二本の切刃が平 行する状態にならない場合には、位置決めボルトを調整しても、切刃の間におけ るギャップをなくすことはできない。 したがって、本考案の主な目的は二つのジョーの切刃を平行状態に調整し得る 金属はさみの改善構造を提供することにある。
【0006】 本考案のもう一つの目的は、簡単かつ便利な方法で、二本の切刃間の角度を調 整し得る金属はさみの改良構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達するために、本考案の金属はさみは、はさみ切り部、肘トグ ル部、および一対の把手など要素から形成される。 一方、はさみ切り部には、一対のカバープレートに自在活動できるように取り 付けられてあるNo.1、No.2肘ジョーがある。また、肘トグル部には、上 記のジョーと連結したNo.1肘トグルおよびNo.2肘トグルが含まれる。ま た、No.1、No.2肘トグルの上に、調整金具を設けるのが特徴である。そ の金具の一端は回動可能にNo.1肘トグルの予定の所に取付けられ、他端はN o.2肘トグルの予定の所に設置されて、予定の方向へ往復移動できる。しかも 、自由端とNo.2ジョーとの間に、調整つまみが設置される。 すなわち、本考案の金属はさみは、 (1)次の構成要素(a)(b)(c) を含むことを特徴とする。
【0008】 (a) はさみ切り部は、切刃を有する一対のジョーおよび一対のカバープレート を備える。前記ジョーは、前記カバープレートに、位置決めボルトによって、適 当な距離を保って取付けられている。 (b) 肘トグル部は、一対の肘トグルを備え、位置決めボルトによってその一端 をそれぞれ対応するジョーと結合する。前記肘トグルの他端には把手を繋げる。
【0009】 (c) 前記一対の肘トグルの間に調整金具を設ける。該調整金具の本体の一端は 、前記肘トグルの一方に回動可能に取付け、他端には、該調整金具本体の回転接 線方向に直立するボルトを設ける。該ボルトを、他方の前記肘トグルに穿った孔 に挿通し、調整つまみを螺着する。 (2)上記金属はさみにおいて、前記調整金具のボルトが、前記肘トグルが備え る孔に貫通し、前記ボルトには調整つまみがねじ込まれ、該調整つまみは、前記 肘トグルの予定の所で自在に回動できることを特徴とする。 (3)上記金属はさみにおいて、一方の前記肘トグルの側面に穿った孔Aと、該 孔Aと直交する孔Bを備え、孔Aには前記調整金具が備えるボルトを貫通し、調 整つまみが孔Bの中に入ることを特徴とする。 (4)上記金属はさみにおいて、前記調整金具がねじで前記肘トグルに取り付け てあることを特徴とする。 (5)上記金属はさみにおいて、前記調整金具が肋材を備え、該肋材が、前記肘 トグルに設ける溝に、滑動可能に嵌合することを特徴とする。 (6)上記(1)および(2)のいずれか1項記載の金属はさみにおいて、前記 ボルトを前記肘トグルの側面から突き出し、該ボルトに蝶形ナットをねじ込むこ とができることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の構造を了解するために、以下、さらに図面によって二つの実施例につ いて詳しく説明する。 本考案の金属はさみ10ははさみ切り部12、肘トグル部14、および一対の 把手16などの要素から形成される。
【0011】 はさみ切り部12には、一対のカバープレート20およびNo.1ジョー22 、No.2ジョー24などがある。No.1、No.2ジョー22、24が対称 するように、両枚のカバープレート20の間に配置され、その上に向かい合うN o.1切刃21とNo.2切刃23が設けられる。また、ジョーは一対の位置決 めボルト26により、回動自在にカバープレートの両端に取り付けてある。なお 、二本の位置決めボルト26で、No.1、No.2ジョー22、24の間の距 離を調整することができる。
【0012】 肘トグル部14には、No.1、No.2位置決めボルト41、43が設置さ れる。これによって、No.1肘トグル、No.2肘トグル40、42の上端が それぞれ対応したジョー22、24の下端と繋がり、位置決めされる。なお、把 手が肘トグル40、42の他の一端と接合される。 その金属はさみ10の構造の特徴は次のようになる。
【0013】 No.1肘トグル40の上には、No.2肘トグル42の方向へ突き出した凸 部44がある。No.2肘トグル44には、左右側を貫通した孔A45および前 後側を貫通した孔B46を備える。孔Aと孔Bとは互に直交して設ける。 また、No.1、No.2肘トグル40、42の間に、調整金具18が設けて ある。その金具18の構造としては、次のパーツを含む。
【0014】 本体80の上をNo.1肘トグル40の凸部44の中に嵌め込む。本体80の 下辺には、No.2肘トグルの方向へ伸びるボルト82があって、孔A45の中 に入る。 調整つまみ84が孔B46の中に挿入され、そのエッジがNo.2肘トグル4 2の前、後表面から突き出してある。
【0015】 そのつまみの真ん中に雌ねじを持つ孔C85が配置され、孔Cのセンターが孔 A45のセンターと同じ軸だから、ボルト82がその中にねじ込まれてから、N o.2肘トグルの右側から出てくる。さらに蝶型ナット86により締付ける。 図2に示すように、No.1、No.2ジョー22、24を閉合する場合に、 全く密着せず、口開けが下へ向かっていくというような逆様なレ型の隙間90が あれば、蝶型ナット86を弛めてから、調整つまみ84を動かしながら、No. 2肘トグルを略右へ移動させる。同時にNo.2ボルト43で、No.2ジョー 24の下を右へ適当な角度まで動かせる。そうすると、No.2ジョー24に配 置されるNo.2切刃23の上が略、左へ動いてNo.1切刃21との平行状態 になる。続いて、ただ位置決めボルト26だけを回し、No.1、No.2ジョ ー22、24の間の距離を縮めると、No.1、No.2切刃21、23を密着 の状態までさせる(図4参照)。
【0016】 No.1、No.2肘トグル40、42の間に設ける調整金具18の安定性を 増すために、本体80とNo.2肘トグル42とをねじ87で緊締する。 使用のとき、金属はさみのNo.1、No.2肘トグルの間に揺れ動く現象を 避けるために、調整金具18には、本体80とボルト82との間に繋がる楔型肋 材88が追加される。しかも、No.2肘トグルの孔A45のそばに肋材88に 対応し、適当な長さ、広さ、深さをもつ溝47もある。それで、肋材88が溝の 中を往復して動くので、ユーザが調整つまみを回す場合に、No.2肘トグル4 2の移行方向を導くばかりでなく、力で把手を握り、金属材料をはさみ切るとき 、No.1、No.2肘トグルの間に揺れ動く現象もなかった。
【0017】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の金属はさみによれば、二つのジョーの切刃を 平行状態に調整し得る金属はさみを提供することができる。また、簡単かつ便利 な方法で、二本の切刃の間の角度を調整し得る金属はさみを提供することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の分解説明図である。
【図2】本考案の実施例1について、二つのジョーの間
における角度を調整している連続動作図面である。
【図3】本考案の実施例1について、二つのジョーの間
における角度を調整している連続動作図面である。
【図4】本考案の実施例1について、二つのジョーの間
における角度を調整している連続動作図面である。
【図5】本考案の実施例2の分解説明図である。
【図6】本考案の実施例2の正面図である。
【符号の説明】
10 金属はさみ 12 はさみ切り部 14 肘トグル部 16 把手 18 調整金具 20 カバープレート 21 No.1切刃 22 No.1ジョー 23 No.2切刃 24 No.2ジョー 26 位置決めボルト 40 No.1肘トグル 41 No.1位置決めボルト 42 No.2肘トグル 43 No.2位置決めボルト 44 凸部 45 孔A 46 孔B 47 溝 80 本体 82 ボルト 84 調整つまみ 85 孔C 86 蝶型ナット 87 ねじ 88 肋材 90 隙間

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属はさみで、次の構成要素(a)(b)(c)
    を含むことを特徴とする。 (a) はさみ切り部は、切刃を有する一対のジョーおよび
    一対のカバープレートを備える。前記ジョーは、前記カ
    バープレートに、位置決めボルトによって、適当な距離
    を保って取付けられている。 (b) 肘トグル部は、一対の肘トグルを備え、位置決めボ
    ルトによってその一端をそれぞれ対応するジョーと結合
    する。前記肘トグルの他端には把手を繋げる。 (c) 前記一対の肘トグルの間に調整金具を設ける。該調
    整金具の本体の一端は、前記肘トグルの一方に回動可能
    に取付け、他端には、該調整金具本体の回転接線方向に
    直立するボルトを設ける。該ボルトを、他方の前記肘ト
    グルに穿った孔に挿通し、調整つまみを螺着する。
  2. 【請求項2】 上記金属はさみにおいて、前記調整金具
    のボルトが、前記肘トグルが備える孔に貫通し、前記ボ
    ルトには調整つまみがねじ込まれ、該調整つまみは、前
    記肘トグルの予定の所で自在に回動できることを特徴と
    する請求項1記載の金属はさみ。
  3. 【請求項3】 上記金属はさみにおいて、一方の前記肘
    トグルの側面に穿った孔Aと、該孔Aと直交する孔Bを
    備え、孔Aには前記調整金具が備えるボルトを貫通し、
    調整つまみが孔Bの中に入ることを特徴とする請求項1
    記載の金属はさみ。
  4. 【請求項4】 上記金属はさみにおいて、前記調整金具
    がねじで前記肘トグルに取り付けてあることを特徴とす
    る請求項1記載の金属はさみ。
  5. 【請求項5】 上記金属はさみにおいて、前記調整金具
    が肋材を備え、該肋材が、前記肘トグルに設ける溝に、
    滑動可能に嵌合することを特徴とする請求項1記載の金
    属はさみ。
  6. 【請求項6】 上記金属はさみにおいて、前記ボルトを
    前記肘トグルの側面から突き出し、該ボルトに蝶形ナッ
    トをねじ込むことができることを特徴とする請求項1お
    よび2記載のいずれか1項記載の金属はさみ。
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