JPS6114658B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114658B2 JPS6114658B2 JP53078976A JP7897678A JPS6114658B2 JP S6114658 B2 JPS6114658 B2 JP S6114658B2 JP 53078976 A JP53078976 A JP 53078976A JP 7897678 A JP7897678 A JP 7897678A JP S6114658 B2 JPS6114658 B2 JP S6114658B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- lead frame
- mold
- molds
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 25
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 12
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 238000001721 transfer moulding Methods 0.000 description 4
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 3
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- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光半導体装置製造方法に関し、とくに
互いに接合する金型の接合線を光半導体装置正面
に現わさない樹脂封止方法に関する。
互いに接合する金型の接合線を光半導体装置正面
に現わさない樹脂封止方法に関する。
従来の光半導体の樹脂封止方法の中の一方法と
して、移送成形法がある。この成形法は、加熱さ
れた互いに接合する金型により、ペレツトマウン
トおよびワイヤボンデイングされたリードフレー
ムを、高圧をかけて挾持し、透明部材となるタブ
レツト状の樹脂を加熱し、溶融させブランジヤー
により圧力をかけてキヤビテイ内に注入し、一定
時間加圧して固化せしめ、上記金型を離間させ、
透明部材と一体となつたリードフレームを取り出
すものである。この樹脂封止方法の1例を第1図
に示す。図中の参照数字11は上部金型、12は
下部金型である。13はキヤビテイ、14は注入
される樹脂のランナー、15はゲートであり樹脂
はこのゲートを経てキヤビテイに注入される。1
6はワイヤボンデイング済リードフレームであ
り、17はリードフレーム16の位置決め用のピ
ンである。18は空気抜を兼ねた樹脂溜であり、
キヤビテイ13の中に注入された樹脂はキヤビテ
イ13内の空気を押し出しつつ、上、下金型1
1,12の接合面19を通り抜け、樹脂溜18に
溜る。この後にキヤビテイ内13の樹脂は加圧さ
れ固化して、リードフレーム16と一体となり成
形が完了する。
して、移送成形法がある。この成形法は、加熱さ
れた互いに接合する金型により、ペレツトマウン
トおよびワイヤボンデイングされたリードフレー
ムを、高圧をかけて挾持し、透明部材となるタブ
レツト状の樹脂を加熱し、溶融させブランジヤー
により圧力をかけてキヤビテイ内に注入し、一定
時間加圧して固化せしめ、上記金型を離間させ、
透明部材と一体となつたリードフレームを取り出
すものである。この樹脂封止方法の1例を第1図
に示す。図中の参照数字11は上部金型、12は
下部金型である。13はキヤビテイ、14は注入
される樹脂のランナー、15はゲートであり樹脂
はこのゲートを経てキヤビテイに注入される。1
6はワイヤボンデイング済リードフレームであ
り、17はリードフレーム16の位置決め用のピ
ンである。18は空気抜を兼ねた樹脂溜であり、
キヤビテイ13の中に注入された樹脂はキヤビテ
イ13内の空気を押し出しつつ、上、下金型1
1,12の接合面19を通り抜け、樹脂溜18に
溜る。この後にキヤビテイ内13の樹脂は加圧さ
れ固化して、リードフレーム16と一体となり成
形が完了する。
この方法の欠点は次のとおりである。第1図に
おいて上、下金型11,12の接合面19がキヤ
ビテイ13を横切つているため、成形品の外形は
第2図20に示すようになる。即ち、金型の接合
面19は樹脂部21の中央に幅10〜20μmの接合
線23となつて残る。この接合線23は光半導体
装置、特に発光ダイオードの場合において点灯時
に目立つことがあり、バフ研摩等によつて接合線
を消去する場合にも球面部の接合線23を完全に
消去することは困難である。
おいて上、下金型11,12の接合面19がキヤ
ビテイ13を横切つているため、成形品の外形は
第2図20に示すようになる。即ち、金型の接合
面19は樹脂部21の中央に幅10〜20μmの接合
線23となつて残る。この接合線23は光半導体
装置、特に発光ダイオードの場合において点灯時
に目立つことがあり、バフ研摩等によつて接合線
を消去する場合にも球面部の接合線23を完全に
消去することは困難である。
本発明の目的は、金型の接合面の跡を、光半導
体装置の頭部球面に現わさない樹脂封止方法およ
びその結果得られた製品を提供することにある。
体装置の頭部球面に現わさない樹脂封止方法およ
びその結果得られた製品を提供することにある。
本発明によれば、互いに接合する2つの金型に
よりリードフレームと樹脂とを一体成形し、かつ
金型の接合面の跡が光半導体装置の頭部球面部に
現われないことを特徴とする光半導体装置および
その樹脂封止方法が得られる。
よりリードフレームと樹脂とを一体成形し、かつ
金型の接合面の跡が光半導体装置の頭部球面部に
現われないことを特徴とする光半導体装置および
その樹脂封止方法が得られる。
以下、本発明を第3図〜第5図に従つて詳細に
説明する。第3図は本発明の一実施例による光半
導体装置の樹脂封止金型の断面を示している。図
中の参照数字31,32はそれぞれ上金型、下金
型であり、これは互いに接合する。リードフレー
ムの固定板33はワイヤボンデイング済リードフ
レーム34の位置決めを行うため、ピン36が固
定されており、その側面はキヤビテイ37の底面
の一部をなしており、かつ横方向に摺動が可能に
なつている。また左右の固定板33はスプリング
等(図示せず)により、中央部に常に引張られて
いる。35は樹脂のランナー、38はゲートであ
り、キヤビテイ37へゲート38を経てエポキシ
樹脂が注入される。39は上金型の凸起部で上、
下金型が接合している第3図の場合は、リードフ
レーム固定板33を摺動させ、それぞれキヤビテ
イ部に固定させている。30は上金型および下金
型の接合面を表わしており、特にキヤビテイ部分
は第3図のように球面部をさけて接合させる。
説明する。第3図は本発明の一実施例による光半
導体装置の樹脂封止金型の断面を示している。図
中の参照数字31,32はそれぞれ上金型、下金
型であり、これは互いに接合する。リードフレー
ムの固定板33はワイヤボンデイング済リードフ
レーム34の位置決めを行うため、ピン36が固
定されており、その側面はキヤビテイ37の底面
の一部をなしており、かつ横方向に摺動が可能に
なつている。また左右の固定板33はスプリング
等(図示せず)により、中央部に常に引張られて
いる。35は樹脂のランナー、38はゲートであ
り、キヤビテイ37へゲート38を経てエポキシ
樹脂が注入される。39は上金型の凸起部で上、
下金型が接合している第3図の場合は、リードフ
レーム固定板33を摺動させ、それぞれキヤビテ
イ部に固定させている。30は上金型および下金
型の接合面を表わしており、特にキヤビテイ部分
は第3図のように球面部をさけて接合させる。
第4図は第3図に表わした金型を互いに離間さ
せた場合の図を示している。即ち41,42はそ
れぞれ上型、下型であり、43はリードフレーム
固定板、44はリードフレーム、45はランナ
ー、46はリードフレームの位置決めピン、47
はキヤビテイである。48は上金型の凸起部であ
り、上金型が下金型から離間するとともに、ゲー
ト38は第4図の411のようにキヤビテイ部か
ら切断されaの位置が固定板の上端を過ぎると、
48のテーパー部分bに沿つてスプリングにより
リードフレーム固定板43が中央に向つて摺動
し、その結果、ピン46でリードフレーム44が
リードフレーム固定板43に固定されているた
め、キヤビテイ37内より、成形部が引き出され
る。従つて金型の接合面40が成形品の上部をさ
えぎつていても、成形部がいつたん金型中央部に
向つて引き出されてしまえば何ら障害もなく容易
にリードフレーム44を取りはずすことが可能で
ある。
せた場合の図を示している。即ち41,42はそ
れぞれ上型、下型であり、43はリードフレーム
固定板、44はリードフレーム、45はランナ
ー、46はリードフレームの位置決めピン、47
はキヤビテイである。48は上金型の凸起部であ
り、上金型が下金型から離間するとともに、ゲー
ト38は第4図の411のようにキヤビテイ部か
ら切断されaの位置が固定板の上端を過ぎると、
48のテーパー部分bに沿つてスプリングにより
リードフレーム固定板43が中央に向つて摺動
し、その結果、ピン46でリードフレーム44が
リードフレーム固定板43に固定されているた
め、キヤビテイ37内より、成形部が引き出され
る。従つて金型の接合面40が成形品の上部をさ
えぎつていても、成形部がいつたん金型中央部に
向つて引き出されてしまえば何ら障害もなく容易
にリードフレーム44を取りはずすことが可能で
ある。
この後、樹脂封止されたリードフレームは薄バ
リ除去、リードフレーム成形等の外形加工を経て
第5図のように成形される。同図中、51はエポ
キシ樹脂等による透明部材であり、52は金型の
接合面の跡であり、53はリードである。
リ除去、リードフレーム成形等の外形加工を経て
第5図のように成形される。同図中、51はエポ
キシ樹脂等による透明部材であり、52は金型の
接合面の跡であり、53はリードである。
即ち本発明によれば、金型の接合面の跡を光半
導体装置の頭部の球面よりはずすことが可能とな
り、外観品質の良好な光半導体装置を移送成形法
等により大量に生産することが可能となる。
導体装置の頭部の球面よりはずすことが可能とな
り、外観品質の良好な光半導体装置を移送成形法
等により大量に生産することが可能となる。
なお、上記実施例は透明部材としてエポキシ樹
脂を使用したが、これに限るものでないことは明
らかである。また光半導体装置としては、発光お
よび受光、それぞれに該当することも明らかであ
る。
脂を使用したが、これに限るものでないことは明
らかである。また光半導体装置としては、発光お
よび受光、それぞれに該当することも明らかであ
る。
第1図は従来の移送成形法による金型の断面
図。第2図は第1図の金型によつて樹脂封入した
成形品の斜視図。第3図は本発明による樹脂封入
法による移送成形用の金型の断面図。第4図は第
3図で示した上下の金型が離間した場合の断面
図。第5図は、本発明による樹脂封入法によつて
成形した製品の斜視図。 11,31,41……上金型、12,32,4
2……下金型、13,37,47……キヤビテ
イ、14,35,45……樹脂ランナー、15,
38……ゲート、411……切断されたゲート部
の樹脂、16,34,44……ワイヤボンデイン
グ剤のリードフレーム、17,36,46……リ
ードフレーム位置決め用ピン、18……樹脂溜、
19,30,40……金型の接合面、33,43
……リードフレーム固定板、39,48……リー
ドフレーム固定板を摺動させる上金型の凸起部、
21,51……透明部材、22,53……リー
ド、23,52……金型の接合線。
図。第2図は第1図の金型によつて樹脂封入した
成形品の斜視図。第3図は本発明による樹脂封入
法による移送成形用の金型の断面図。第4図は第
3図で示した上下の金型が離間した場合の断面
図。第5図は、本発明による樹脂封入法によつて
成形した製品の斜視図。 11,31,41……上金型、12,32,4
2……下金型、13,37,47……キヤビテ
イ、14,35,45……樹脂ランナー、15,
38……ゲート、411……切断されたゲート部
の樹脂、16,34,44……ワイヤボンデイン
グ剤のリードフレーム、17,36,46……リ
ードフレーム位置決め用ピン、18……樹脂溜、
19,30,40……金型の接合面、33,43
……リードフレーム固定板、39,48……リー
ドフレーム固定板を摺動させる上金型の凸起部、
21,51……透明部材、22,53……リー
ド、23,52……金型の接合線。
Claims (1)
- 1 透明部材で封止された光半導体装置の座部か
ら頭部に向つて延びる金型の接合面跡が頭部に達
することなく側面を迂回するように互いに接合す
る2つの金型を有し、透明樹脂による封止後、前
記金型を互いに離間させる際に、他方の離間に伴
い、リードフレームを移動せしめることにより前
記頭部を形成する樹脂部が金型より離型されるこ
とを特徴とする樹脂封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7897678A JPS556840A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Optical semiconductor device and resin sealing method of the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7897678A JPS556840A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Optical semiconductor device and resin sealing method of the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS556840A JPS556840A (en) | 1980-01-18 |
JPS6114658B2 true JPS6114658B2 (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=13676920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7897678A Granted JPS556840A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Optical semiconductor device and resin sealing method of the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS556840A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6059531U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-25 | 有限会社ティ・アンド・ケイ・インターナショナル研究所 | 発光ダイオ−ドの樹脂封入成形用金型 |
-
1978
- 1978-06-28 JP JP7897678A patent/JPS556840A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS556840A (en) | 1980-01-18 |
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