JPS61143086A - パチンコ球計数排出装置 - Google Patents

パチンコ球計数排出装置

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JPS61143086A
JPS61143086A JP26723284A JP26723284A JPS61143086A JP S61143086 A JPS61143086 A JP S61143086A JP 26723284 A JP26723284 A JP 26723284A JP 26723284 A JP26723284 A JP 26723284A JP S61143086 A JPS61143086 A JP S61143086A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパチンコ球貸出装置に関し、更に詳しくは、硬
會や紙幣の平行使用あるいは貸出金額の任意指定等豊富
な機能を持ちながら、列設されたパチンコ遊技機列やパ
チンコホール内の任意箇所に配置できる様にしたコンパ
クト且つ新規なパチンコ球貸出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より慣用的に使用されているパチンコ球貸出装置と
しては、島設備の一部をなすシュートからパチンコ球排
出口にいたるパチンコ球の流下経路の途中に、流下する
パチンコ球の自重によって1ピッチ宛回転する風車を臨
ませ、上記風車が所定ピッチ回転した時にその回転を停
止する様にしたものや、装置内の上部に所定数のパチン
コ球を収納できる揺動可能な土納を配置し、コインを投
入する毎に上記土納を揺動させて玉納内に収納されたパ
チンコ球を排出する様にしたものが知られている。
(発明が解決すべき問題点〕 しかしながら、この種のパチンコ球貸出装置は一回の貸
出動作毎の貸出玉数が機構的に限定されているので、排
出玉数が多い場合は所望される全てのパチンコ球を排出
するのに多くの時間を必要とするという問題が指摘され
ている。
又、特に紙幣識別装置を備え、遊技客によって指定され
た金額に対応した個数のパチンコ球を排出する様にした
装置の場合、貸出玉数毎に連動機構を独立に設ける必要
上、その機構部材が極めて大型のものとなり、その設置
箇所が極めて限定され、特に列設されたパチンコ遊技機
列の適宜箇所に配置することが困難となる。又、機構部
材の大型化に比例してトラブルの発生箇所も増加するの
で、その信頼性は必ずしも高いものとはいえなかった。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕本発明は
この様な問題点に鑑みてなされたものであり、硬貨や紙
幣の平行使用あるいは貸出金額の任意指定等豊富な機能
を持ちながら、機構部材点数の低減を図ることにより、
列設されたパチンコ遊技機列やパチンコホール内の任意
箇所に配置できる様にするとともに、その信頼性を向上
させた新規なパチンコ球貸出装置を提供することを目的
とする。
要約すれば、本発明のパチンコ球貸出装置は、少なくと
も投入された貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、投入さ
れた金額を判別する金額判別手段と、遊技客が借出金額
を入力する価格指定手段と、釣銭を払い出す釣銭排出手
段とを備え、前記貨幣受付手段が受け付けた金額内で前
記価格指定手段から入力された金額に対応した個数のパ
チンコ球を貸し出すとともに、投入金額と指定金額の差
額に相当する貨幣を釣銭として排出する様にしたパチン
コ球貸出装置において、箱状の本体前面に枢支されたド
ア部には貨幣を投入する貨幣投入孔と、釣銭を排出する
釣銭排出孔と、パチンコ球を排出するパチンコ球貸出口
とを形成し、前記貨幣投入孔から投入された貨幣を前記
貨幣受付手段の受付口に導き、前記釣銭排出手段から排
出された釣銭を前記釣銭排出孔に導く様にし、前記ドア
部の裏側には傾斜したパチンコ球の流下経路と該流下経
路を開閉する電磁ストッパと前記流下経路を通過したパ
チンコ球を検出するセンサとを備えるパチンコ球計数排
出装置を配設し、前記価格指定手段によって入力された
金額に対応して前記電磁ストッパの作動タイミングを決
定する様にし、前記箱状の本体の上面の開口部に形成さ
れた補給口を、前記ドア部の枢支箇所に沿って配置され
るとともにその末端付近にパチンコ球の流速を調える開
迷路が形成された玉案内路を介して、前記パチンコ球計
数排出装置の導入口に連絡し、前記パチンコ球計数排出
装置の排出口を前記パチンコ球貸出口に連絡しており、
価格指定手段によって指定された金額に対応して電磁ス
トッパの作動タイミングを制御することにより所望数の
パチンコ球の貸し出し動作が可能になるとともに1、パ
チンコ球計数排出装置の形態が極めて簡略化されるので
、島内のパチンコ遊技機列の任意箇所に配置することが
可能になる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
先ず第1−図は本発明の1実施例に係るパチンコ球貸出
装置の概観図である。又、第2図は本発明の実施例に係
るパチンコ球貸出装置の概略を示しており、本体1に蝶
番2によって枢支されたドア部3を開いた状態を示して
いる。
先ず、その基本的な構造を説明する。
ドア部3の表面にはコインを投入するためのコイン投入
溝4、紙幣を挿入するための紙幣挿入溝5、パチンコ球
を排出するパチンコ球貸出口6、釣銭を排出する釣銭払
出ロア、価格を指定する価格指定スイッチ8、パチンコ
球貸出装置が貸出中か貸出停止中かの状態を示す状態表
示ランプ9が配置される。
又、ドア部3の裏面には、コイン投入溝4から投入され
たコインを選別するコイン選別talO1上部シュート
11から供給されるパチンコ球を計数して、パチンコ球
貸出口6に排出するパチンコ球計数排出装置12、紙幣
挿入溝5から挿入された紙幣を識別する紙幣識別機13
が固着されている。
更に、本体1の上部には玉貸し機会体の動作を制御する
制御装置14が配置され、制御装置14には玉貸し機自
体を島設備の制御装置と接続するための端子盤15及び
売上表示用のカウンタ16が設けられている。
又、制御装置14の下方には、遊技客が投入したコイン
を釣銭排出機構17に供給するための漏斗状のコインホ
ッパ18が配置され、このコインホッパ18の吐出口は
釣銭排出機構17に臨む。
そしてこの釣銭排出機構17の下方には釣銭排出樋19
が固着されている。
尚、20は識別された紙幣を紙幣収納箱に導く紙幣誘導
板を示し、紙幣収納箱は紙幣誘導板20の裏側に位置す
る。
次ぎに、上記部材の位置関係を示すと、先ず、コイン選
別機10はドア部3を締めた時にその下側開口部がコイ
ンホッパ18の上側開口部に臨む位置に配置され、コイ
ン投入溝4は前記コイン選別v!Aioの上側開口部の
真上になるように配置される。
又、釣銭導出路21はドア部3を締めた時にその上側開
口部が釣銭排出樋19の下部開口部に臨む位置に配置さ
れ、釣銭導出路21の下端は釣銭払出ロアに臨む。
更に、本実施例の特徴とするパチンコ球計数排出装置1
2には図示せぬ店内設備の上部シュート11に連結され
た蛇腹状の上案内路22の一部をなす曲折した調速路2
3を介してパチンコ球を供給され、同じく蛇腹状の玉排
出路24を介して投入金額に対応した個数のパチンコ球
をパチンコ球貸出口6から排出する。
尚、ここで調速路23とは流下するパチンコ球の流速や
流下間隔を一定の範囲内に調えるためのものである。即
ち、流下するパチンコ球の流速や流下間隔には上部シュ
ー)11の詰まり具合や連続的な払い出し回数やその他
の理由によって極めて大きなバラツキがある。そこで、
上案内路22の一部をパチンコ球計数排出装置12の入
口付近で略水平になるように大きくねじ曲げて調速路2
3となし、流下するパチンコ球が調速路23内でリバウ
ンドして平均的に減速された後にパチンコ球計数排出装
置12に流入する様にすることにより、パチンコ球計数
排出装置12内を通過するパチンコ球の流速や流下間隔
のバラツキを減少させる様にしている。
そして、本実施例において特徴的な点はパチンコ球計数
排出装置12は、その導入口がドア部3の裏面の蝶番2
側に、又、その排出口がドア部3の裏面の蝶番2と反対
側に設けられるとともに、上案内路22はドア部3の裏
面の蝶番2側に沿って配設されているということである
従って、本実施例では紙幣の開閉や釣銭の補給あるいは
保守点検時等にドア部3を開閉しても上案内路22が開
閉の妨げとなることもなく、又、ドア部3の開閉動作に
よって上案内路22が変形することもないので、安定し
た性能を維持することが容易になる。
尚、パチンコ球針数排出装置12の詳細に関しては後に
詳述する。
次ぎに、その基本的な作用を説明すると、遊技客がコイ
ン投入溝4に投入したコインはコイン選別機10で選別
されて、コインホッパ18に収納される。又、遊技客が
紙幣挿入溝5に挿入した紙幣は、紙幣識別機13で識別
され、紙幣誘導板20を介して紙幣収納板20の裏の図
示せぬ紙幣収納箱に収納される。
その後遊技客が投入した金額の範囲内で価格指定ボタン
8を押すと、指定された購入金額は制御装置14に伝達
され、釣銭がある場合は制御装置14−は釣銭排出機構
17を作動させてコインホッパ18内に収納されている
コインを釣銭相当額排出させる。そしてこの排出された
コインは釣銭排出樋19・釣銭導出路20を介して釣銭
払出ロアから払い戻される。
又、この時同時に制御装置14はカウンタ16を指定金
額に対応した回数カウントさせるので、その日の売上金
額がカウンタ16に表示される。
又、この時カウンタ16に与える出力を端子盤15を介
して遊技店の管理システムに与えるようにしてもよい。
上記のようにして指定金額が決定され、遊技客に対して
釣銭の払い戻しが行われると、制御装置14は本発明の
特徴となるパチンコ球計数排出装置12を作動させて、
指定金額に対応した個数のパチンコ球を排出させ、この
パチンコ球は玉排出路24を介してパチンコ球貸出口6
から遊技客に対して貸し出される。
次に第3図は上記のパチンコ球計数排出装置12のより
具体的な構造を示す機構図であり、表面カバーを外した
状態で内部を示している。
パチンコ球針数排出装置12の各部材は玉貸し機のドア
部3の裏側に若干傾斜して取り付けられた基板上121
に載置されており、又、23及び24は第2図にも示し
た調速路及23び玉排出路24を各々示している。
又、122・123・124は各々パチンコ球を調速路
から玉排出路に導く誘導壁を示しており、各誘導壁12
2・123・124は各々基板121上にネジ止めされ
ている。
そして、誘導壁123と誘導壁124との間は開口部1
25が設けられており、この開口部125に臨む様に近
接センサ126及び電磁ストッパ127が配置される。
先ず、近接センサ126はパチンコ球がその直下を通過
した時にパルス状の信号を発生するものであり、構造・
機能とも従来より周知のものである。
又、電磁ス)7パ127は本実施例の特徴的な構成をな
し、回動軸128の軸心を中心とする円盤を概ね1/4
に切断した形状であり、回動輪128に回動自在に支持
されている。この電磁ストッパ127に植設されたビン
129はその一端をビス130に係止されたスプリング
131の他の一端に係止され、ビス130方向の引張力
を受けるとともに、電磁ストッパ127に植設されたビ
ン132は作動杆134を介してソレノイド135と連
結されている。
従って、ソレノイド135が消磁された初期状態では、
電磁ストッパ127はスプリング131の引張力によっ
て反時計廻りに回動し、誘導壁122・123・124
によって形成されるパチンコ球136の通過経路内に侵
入してパチンコ球136の通過を遮断する。
又、ソレノイド135を励磁すると、電磁ストッパ12
7はスプリング131の引張力に抗して時計廻りに回動
し、誘導壁122・123・124によって形成された
パチンコ球136の通過経路外に脱出してパチンコ球1
36を通過させる。
そして本実施例で特徴的な作用は、電磁ストッパ・12
7の外周面が回動軸128の軸心を中心とした円周上に
あるので、第5図に示す様に、ソレノイド135を消磁
して電磁ストッパ127が誘導壁122・123・12
4によって形成されるパチンコ球136の通過経路内に
侵入している初期状態では、電磁ストッパ127の回動
角度が何度であろうとも、パチンコ球136の中心及び
パチンコ球136と電磁ストッパ127の接点及び電磁
ストッパ127の回動軸128の軸心が全て直線上に並
ぶということである。
従って、本実施例の場合、閉動作における電磁ストッパ
127の回動開始タイミングがパチンコ球136の流速
に対して相対的に多少速くても、パチンコ球136の中
心及びパチンコ球136と電磁ストッパ127の接点及
び電磁ス)7パ127の回動軸128の軸心が全て直線
上に並んだ状態でパチンコ球136を停止させることが
できるので、パチンコ球136がその流下圧力によって
電磁ストッパ127の上に乗り上げるという事態が生じ
ることはなく、パチンコ球136を所定の停止位置で停
止させることができる。従って、ソレノイド135を励
磁して電磁ストッパ127をパチンコ球136の流下経
路外に退避させる時にも調速路23内に残留したパチン
コ球を押し上げながら、退避する必要がないので、ソレ
ノイド135の付勢力を少ないものですませることがで
きる。
又、本実施例の場合、閉動作における電磁ストッパ12
7の回動開始タイミングがパチンコ球136の流速に対
して相対的に多少遅くても、パチンコ球136の中心及
びパチンコ球136と電磁ストッパ127の接点及び電
磁ストッパ127の回動軸128の軸心が全て直線上に
並んだ状態でパチンコ球を停止させることができるので
、電磁ストッパ127が最後のパチンコ球136を玉排
出路24の方向に押し込むことなく、所定の停止位置で
確実に停止させることができる。
ところで、上部シュート11から供給されるパチンコ球
136の流速や流下間隔には大きなバラツキがあり、本
実施例では制御系の設定条件の一つとなる蛇腹状の調速
路23を介してパチンコ球計数排出装置12にパチンコ
球136を供給することにより、パチンコ球136の流
速や流下間隔のバラツキを軽減しているが、完全に均一
化することを保証するものではない。
そして、本実施例ではパチンコ球136の通過経路に沿
って近接センサと電磁ストッパ127が順次配設され、
近接センサ126の検出出力に応答して電磁ストッパ1
27を作動させているが、流下するパチンコ球136の
流速や流下間隔に若干でもバラツキが確認されている以
上、近接センサ126の検出出力に応答して一定の時間
を経過した後に電磁ストッパ127を作動させるという
単純なタイミング制御では、パチンコ球136の流速に
よっては最後のパチンコ球136を貸し出すことが出来
なかったり、逆に最後のパチンコ球136の次のパチン
コ球を貸し出したりする事態も考えられる。
そこで、本実施例では第4図に示す様な回路を使用して
電磁ストッパ127の作動タイミングを制御することに
より、パチンコ球の流速に若干のバラツキが残っていて
も貸出所定数のパチンコ球のみを確実に貸し出すことが
できるようにしている。
第4図において、71は常時リセットされるとともに、
遊技客が価格指定ボタン8を押すことによってセットさ
れるフリップフロップを示し、フリップフロップ71の
Q出力はタイマ72のT入力、プリセットカウンタ73
のカウントダウンイネーブル入力、タイマカウンタ74
のカウントアンプイネーブル入力に各々接続されている
先ず、タイマ72はソレノイド135に起動電流を流す
時間を設定するためのものである。
具体的には、タイマ72はフリップフロップ71のQ出
力の立ち上がりエツジをトリガ入力とする単安定マルチ
バイブレークによって構成されており、トリガされたタ
イミングから例えば0.1秒間その出力をローレベルに
する。そしてタイマ72の出力はスイッチング用のトラ
ンジスタ75のベースに加えられているので、フリップ
フロップ71がセントされてから0.1秒の間トランジ
スタ75はオン状態になって、ソレノイド135に起動
電流が流れる。
又、プリセットカウンタ73は遊技客に対して貸し出さ
れたパチンコ球数を計数するためのものである。
具体的には、プリセットカウンタ73にはロードデータ
・カウントダウンイネーブル信号・カウントダウンクロ
ックが各々入力として加えられており、遊技客が価格指
定ボタン8を押すことによって、価格に対応したパチン
コ球数に応答する数値が先ずロードされる。又、既に述
べた様に、プリセットカウンタ73にはカウントダウン
イネープル信号としてフリップフロップ71のQ出力が
加えられており、フリップフロップ71は価格指定ボタ
ン8の押下と同時にセットされるので、これと同時にプ
リセットカウンタ73はカウントダウン動作が可能にな
る。
そしてプリセットカウンタ73は、近接センサ126の
出力をクロックとして、そのダウンエツジ及びアップエ
ツジでカウントダウン動作を行い、所定数カウントする
とそのボロー信号がオアゲート76を介してフリップフ
ロップ71のリセット端子に加えられ、フリップフロッ
プ71をリセットして、電磁ストッパ127を作動させ
るようになされている。
ところで本実施例ではプリセットカウンタ73がNカウ
ントした時の出力をオアゲート76を介してフリップフ
ロップ71のリセット端子に加えているのみならず、プ
リセットカウンタ73がN−1カウントした時の出力に
よってタイマ77をトリガし、タイマ77のタイムアツ
プ出力をオアゲート76を介してフリップフロップ71
のリセット端子に加えているが、これは本実施例の本質
的な特徴点となるものである。
既に述べた様に、パチンコ球は調速路23内におけるリ
バウンド作用により調速路23への侵入速度の早いもの
程大幅に減速され、パチンコ球計数排出装置12内に流
入する時点では流下速度や流下間隔のバラツキは極めて
微細な範囲内に収まるようになされてはいるが、バラツ
キを完全に除去できるものではなく、特に、調速路23
内の密集度に依存して、流速や流下間隔に若干のバラツ
キが発生することが確認されている。
そして調速路23を通過してパチンコ球計数排出装置1
2内に流入するパチンコ球の流速と流下間隔の間には次
に示すような関係があることが統計的に確認されている
■、ill速路23内路23内が低く、パチンコ球の間
隔が十分に大きし)場合は、パチンコ球相互の干渉が少
ないためにパチンコ球の流速は上昇する。
■、逆に調速路23内の密集度が高く、パチンコ球の間
隔が少ない場合は、パチンコ球相互の干渉が多くなり、
パチンコ球の流速は低くなる。
先ず、■のパチンコ球の流速がある値よりも高い場合に
ついて考える。
パチンコ球の流速がある値よりも高い場合は、あるパチ
ンコ球が近接センサ126の下を通過してから、そのパ
チンコ球が電磁ストッパ127の直下を通過するまでの
時間が極めて短いので、貸出所定数の次のパチンコ球を
近接センサ126が検出してから電磁ストッパ127を
作動させたのでは、貸出所定数の次のパチンコ球が電磁
ストッパ127を通過してしまうことが十分に予想され
る。
しかしながら、上記の■で述べた様に、パチンコ球の流
速が速い時はパチンコ球相互の間隔は広(、貸出所定数
目のパチンコ球を近接センサ126が検出した時点では
貸出所定数の次のパチンコ球は近接センサ126よりも
十分手前にあるので、貸出所定数目のパチンコ球を近接
センサ126が検出してから、貸出所定数の次のパチン
コ球が電磁ストッパ127の停止位置に到達するまでに
は十分な時間的な余裕がある。
従って、貸出所定数目のパチンコ球の後縁を近接センサ
126が検出してからあるタイミングをおいて電磁スト
ッパ127を作動させれば、パチンコ球の流速に一定の
範囲のバラツキがあるにしても、貸出所定数目のパチン
コ球に関しては電磁ストッパ127を通過させるととも
に、貸出所定数の次のパチンコ球を電磁ストッパ127
で確実に停止させることが可能になる。
次ぎに、■のパチンコ球の流速がある値よりも低い場合
について考える。
上記の■でも述べたようにパチンコ球の流速がある値よ
りも低い場合は、パチンコ球の間隔が少ないので、貸出
所定数目のパチンコ球が近接センサ126に検出された
時点では貸出所定数の次のパチンコ球は近接センサ12
6の直前にまで接近しており、貸出所定数目のパチンコ
球を近接センサ126で検出してから、上記の■で述べ
たあるタイミングをおいて電磁ストッパ127を作動さ
せたのでは、貸出所定数の次のパチンコ球が電磁ストッ
パ127を通過してしまう可能性が考えられる。
しかしながら、このようにパチンコ球の間隔が少ない場
合は、既に説明したように、パチンコ球の流速はある値
よりも低いので、あるパチンコ球が近接センサ126の
下を通過してから、そのパチンコ球が電磁ストッパ12
7の下を通過するまでには時間的な余裕があり、貸出所
定数の次のパチンコ球を近接センサ126が検出してか
ら電磁ストッパ127を作動させても、貸出所定数の次
のパチンコ球を電磁ストッパ127で確実に停止させる
ことができる。
そこで本実施例では、パチンコ球の流速が上記したある
値よりも高い場合には貸出所定数のパチンコ球を近接セ
ンサ126が検出してからタイマによって設定された時
間が経過したタイミングで電磁ストッパ127を作動さ
せることによって、貸出所定数目のパチンコ球に関して
は電磁ストッパ127を通過させ、貸出所定数の次のパ
チンコ球を確実に電磁ストッパ127で停止させるよう
にするとともに、パチンコ球の流速が上記したある値よ
りも低い場合は貸出所定数の次のパチンコ球の前縁を近
接センサ126が検出するのと同時に電磁ストッパ12
7を作動させることによって、貸出所定数目のパチンコ
球に関しては電磁ストッパ127を通過させ、貸出所定
数の次のパチンコ球を確実に電磁ストッパ127で停止
させるようにしている。
従って、タイマ77の設定時間は、具体的にはパチンコ
球の流速や玉間隔のバラツキの範囲・ソレノイド135
の応答特性・近接センサ126と電磁ストッパ127の
距離等によって異なるが、パチンコ球の流速が最も低い
場合であっても、貸出所定数のパチンコ球の後縁が近接
センサ126に検出されてから電磁ストッパ127の停
止位置を通過するのに十分であり、且つ、パチンコ球の
流速が上記のある値よりも高い場合には、その玉間隔の
広さの為に、貸出所定数のパチンコ球の後縁が近接セン
サ126に検出されてから貸出所定数の次のパチンコ球
が電磁ストッパ127の停止位置に到達するのには不十
分な時間と定義されることになる。
次に、タイマカウンタ74は所望によって設けられるも
のであり、遊技客のある種の不正行為を防止するための
ものである。
遊技客の不正行為としては種々の態様が考えられるが、
その一つの態様として何等かの方法で近接センサ126
の機能を停止させることによってパチンコ球を際限なく
得るという不正行為が考えられる。遊技客がこのような
不正行為を行った場合、回路的に見るとフリップフロッ
プ71がセントされながら近接センサ126の出力が発
生しないという状態が発生することになる。そこで本実
施例ではフリップフロップ71のQ出力をタイマカウン
タ74のカウントアツプイネーブル信号として与えるこ
とにより、タイマカウンタ74をクロックφによるカウ
ントアツプ動作可能とするとともに、近接センサ126
の出力によってタイマカウンタ74をクリアする様にし
ている。
従って、遊技客が上記のような不正行為を行わない場合
はタイマカウンタ74は適宜間隔でクリアされるので、
タイマカウンタ74はキャリーオーバーしないが、遊技
客が上記の様な不正行為を行った場合はタイマカウンタ
74はクリアされないので、やがてキャリーオーバーし
て、そのキャリーオーバー信号がオアゲート76を介し
てフリップフロップ71をリセットして、電磁ストッパ
127を作動させてパチンコ球の排出を停止させる。
又、この時タイマカウンタ74のキャリーオーバー信号
はオアゲート78を介してブザー79に加えられ、不正
行為を報知するためのブザー79を鳴らす。
次に、アンドゲート71Oも遊技客の不正行為を防止す
るためのものであり、特に、コインや紙幣を投入するこ
となく、何等かの方法で電磁ストッパ127の機能を停
止させて、際限無くパチンコ球を流出させた場合に上記
のブザー79を鳴らすためのものである。
即ち、通常であれば近接センサ126が検出出力を発生
する時はその前提としてフリップフロップ71はセント
されていなければならず、フリップフロップ71がセッ
トされているときはアンドゲート710は閉じているの
でブザー79は鳴らないが、上記のような不正行為が行
われるとフリップフロップ71がリセット状態であるの
にもがかわらずパチンコ球の排出に伴って近接センサ1
26がパルスを発生するので、この近接センサ126の
出力パルスはアンドゲート710及びオアゲート78を
通過してブザー79に供給され、ブザー79を鳴らす。
更に、図中711・712は各々ソレノイドに定格電流
を流すためのスイッチングトランジスタ及びダイオード
を示し、又、ダイオード713とツェナーダイオード7
14の直列回路はソレノイド135の作動時にソレノイ
ド135内に於いて発生する逆起電力の影響を除去して
、ソレノイド135の応答性を向上させるためのもので
ある。
それでは次ぎに、上記事項を参照して本実施例の動作を
具体的に説明しよう。
先ず、初期状態においてフリップフロップ71はリセッ
トされており、そのQ出力はLレベルとなっている。従
って、トランジスタ711はカントオフされてソレノイ
ド135には定格電流が流れず、ソレノイド135は消
磁されている。
従って、電磁ストッパ127はスプリング131の引張
力によって反時計廻りに回動して第5図に示すようにパ
チンコ球136の流路内に侵入しており、パチンコ球1
36の通過は電磁ストッパ127によって妨げられてい
る。
今、遊技客が正規のコインをコイン投入溝4から投入し
、或いは、正規の紙幣を紙幣挿入溝5から挿入すると、
上記コイン或いは上記紙幣はコイン選別機10又は紙幣
識別機13に受け付けられ、コイン選別機10及び紙幣
識別機13は受け付けた金額を制御装置14に伝達する
続いて遊技客が価格指定ボタン8を押して所望の金額を
指定すると、遊技客によって指定された金額は同じく制
御装置14に伝達される。
応じて、制御装置14は受け付けた金額と遊技客によっ
て指定された金額との差額を演算して、釣銭排出機構1
7に釣銭を排出させるとともに、遊技客によって指定さ
れた金額に応じてカウンタ16をカウントアツプさせる
。同時に遊技客によって指定された金額に対応した数値
は端子盤15から店内設備の集中管理装置に伝達される
又、これと同時に制御装置14は遊技客によって指定さ
れた金額に対応して決定される貸出所定数に応答する数
値をプリセットカウンタ73にロードし、フリップフロ
ップ7−1をセットする。
先ず、フリップフロップ71がセットされることにより
トランジスタ711はオン状態になる。
又、フリップフロップ71がセットされるとフリップフ
ロップ71のQ出力の立ち上がりエツジをトリガとして
タイマ72は作動して、例えば、0.1秒間その出力を
Lレベルに落とす。
従って、その0.1秒の間トランジスタ75もオン状態
状態になって、トランジスタ75・ソレノイド135・
トランジスタ711という経路で十分に大きい起動電流
が流れ、ソレノイド135はスプリング131の張力に
抗して電磁ストッパ127を時計廻りに回動させる。
そして既に説明した様に、本実施例では電磁ストッパ1
27がパチンコ球の流路中に侵入している初期状態では
、電磁ストッパ127の回動軸128・電磁ストッパ1
27とパチンコ球136の接点・パチンコ球136の中
心が必ず直線状に並んでいるので、電磁ストッパ127
は滞留しているパチンコ球に妨げられることなく、速や
かに、時計廻りに回動する。
尚、本実施例ではソレノイド135の起動時には、上記
の様にトランジスタ75を介して十分に大きな起動電流
が流れるので、ソレノイド135の容量と比較して十分
に張力の大きなスプリング131を使用することができ
、スプリング131によって電磁ストッパ127をパチ
ンコ球136の流路中に侵入させる場合、その侵入速度
を向上させることができる。
そしてタイマ72の出力がハイレベルになっている0、
1秒の時間が経過すると、トランジスタ75はカットオ
フされてソレノイド135には起動電流は流れなくなる
が、フリップフロップ71がセットされている間はトラ
ンジスタ711は導通しているので、ソレノイド135
にはダイオード712経出で定格電流が流れている。そ
して本実施例ではこの定格電流はパチンコ球136の流
路内に侵入した状態にある電磁ストッパ127をスプリ
ング131の張力に抗して時計用りに回動させるのに十
分な付勢力をソレノイド135に与えることはできない
が、時計用りに回動した状態にある電磁ストッパ127
にその状態を維持させ続けるのに十分な付勢力をソレノ
イド135に与えるのには十分なものと決定されている
ので、電磁ストッパ127は時計用りに回動した状態を
維持し続ける。
このようにして調速路23から玉排出路24に至るパチ
ンコ球136の通過経路が開通すると調速路23から供
給されるパチンコ球136は玉排出路24を経由してパ
チンコ球貸出ロアから遊技客に貸し出される。
又、このようにして遊技客に貸し出されるパチンコ球が
近接センサ126の下を通過するごとに近接センサ12
6はパルスを発生する。
既に述べた様に、プリセットカウンタ73はフリップフ
ロップ71がセントされた時点でそのQ出力によってカ
ウントダウンイネーブル状態になっているので、ブリセ
ントカウンタ73は近接セyf126が発生するパルス
の前・後縁でカウントダウンされる。
そして遊技客によって指定された貸出所定数が例えば2
5個であるとすると、近接センサ126が発生する25
発口のパルスの後縁でブリセントカウンタ73はN−1
番出力を発生する。そしてタイマ77は、プリセットカ
ウンタ73のN−1番出力によってトリガされて作動を
開始し、設定時間(例えば30m5 )が経過した時点
でパルスを発生する。そして、このパルスはオアゲート
76を介してフリップフロップ71をリセットし、その
結果トランジスタ711はカントオフされて、ソレノイ
ド71は消磁される。
その結果、電磁ストッパ127はスプリング131の引
張力によって反時計廻りに回動し、パチンコ球13Gの
流路内に侵入する。
そして上記の様に本実施例の場合、電磁ストッパ127
の停止面は回動軸128の軸心を中心とした円周上に沿
っであるので、回動軸128の軸心とパチンコ球136
の中心とを結んだ線分上に電磁ストッパ127とパチン
コ球136の接点がくるような状態でパチンコ球136
は停止する。
既述の通り、タイマ77の設定時間は、調速路23によ
って流速及び流下間隔を調整されたパチンコ球の内、最
も流速の遅いパチンコ球であっても近接センサ126を
通過した後に電磁ストッパ127の下を通過するのには
十分な時間であり、且つ、流速がある値を越えるパチン
コ球の場合は近接センサ126が25個目のパチンコ球
の後縁を検出してプリセットカウンタ73のN−1番目
の出力がタイマ77に加えられてから26個目のパチン
コ球が電磁ストッパ127の位置に到達するのには不十
分なものとして設定されているので、上記タイマ77の
設定時間である30m5の時間には25個めのパチンコ
球はその流速にかかわらず確実に電磁スト7パ127を
通過することができるとともに、流速がある値を越える
(流速がある値を越えるパチンコ球は既に述べた様に玉
間隔が十分に広い。)26個目のパチンコ球は電磁スト
ッパ127によって確実に停止される。
一方、調速路23によって流速及び流下間隔を調整され
たパチンコ球の内、流速がある値よりも低いパチンコ球
の場合は、上記の様にその玉間隔が狭いので、近接セン
サ126が25個目のパチンコ球の後縁を検出すること
によりプリセットカウンタ73がN−1番目の出力を発
生し、タイマ77によって設定された30m5の時間を
経過してから電磁ストッパ127を作動させたのでは2
6個目以降のパチンコ球が電磁ストッパ127を通過し
てしまう可能性が考えられる。
しかしながら、26個目のパチンコ球が電磁ストッパ1
27に到達するためには、それ以前にその26個目のパ
チンコ球は必ず近接センサ126の下を通過している。
そして本実施例の場合、近接センサ126が26個目の
パチンコ球の前縁を検出した時にプリセットカウンタ7
3はそのN番出力を発生し、上記30m5の時間が経過
していなくても、プリセットカウンタ73のN番出力は
、オアゲート76を介してフリップフロップ71をリセ
ットするので、上記30n+sの時間が経過していなく
てもプリセットカウンタ73がN番出力を発生した時点
で電磁ストッパ127は作動する。
そして、本実施例ではパチンコ球計数排出装置12を通
過するパチンコ球は調速路23によって流下速度及び流
下間隔を調整されており、近接センサ126が25個目
のパチンコ球の後縁を検出してプリセットカウンタ73
がN番目の出力を発生してから30m5の時間が経過す
る以前に26個目のパチンコ球が電磁ストッパ127の
位置に到達する程玉間隔が狭い場合は、そのパチンコ球
の流速は十分に低いので、26個目のパチンコ球の前縁
を近接センサ126が検出してから電磁ストッパ127
を作動させても、その26個目のパチンコ球は確実に電
磁ストッパ127によって停止される。
又、フリップフロップ71がセントされることによって
タイマカウンタ74もカウントアンプイネーブル状態に
なっており、タイマカウンタ74はクロックφが発生す
る毎にカウントアツプされる。
そして、特に不正行為の行われない場合は、タイマカウ
ンタ74は近接センサ126の出力によって適当な間隔
でクリアされるので、タイマカウンタ74がカウントオ
ーバーすることはないが、遊技客が近接センサ126の
機能を停止させるような不正行為を行った場合や近接セ
ンサ126が故障した様な場合は近接センサ126の出
力が停止するので、ある時間が経過するとタイマカウン
タ74はキャリーオーバーする。
そして、そのキャリーオーバー信号はオアゲート76を
介してフリップフロップに加えられ、フリップフロップ
76をリセットして電磁ストッパ127を作動させるの
で、パチンコ球の貸し出しは停止する。
同時にタイマカウンタ74のキャリーオーバー信号はオ
アゲート78を介してブザー79に加えられ、ブザー7
9を駆動して警報音を発生させ、上記の不正行為や故障
を知らしめる。
更に、遊技客が何等かの方法により電磁ストッパ127
の作動を停止させるという不正行為を行った場合や電磁
ストッパ127が故障した様な場合は遊技客に対してパ
チンコ球が不正に貸し出される。
しかしながらこのような場合は、フリップフロップ71
はリセットされたままであるので、アンドゲート710
は開いている。従って、遊技客にパチンコ球が貸し出さ
れる毎に近接センサ126が発生するパルスはアンドゲ
ート710及びオアゲート78を経由してブザー79に
伝達され、上記と同様に警報音によって不正行為や故障
の発生を報知する。
尚、上記では電磁ストッパ127の形感を特定した実施
例を示したが、本発明はパチンコ球の流路の途中にパチ
ンコ球の通過を検出するセンサとパチンコ球の流路内に
侵入してパチンコ球の通過を遮断する電磁ストッパ12
7とが経路順次に配置される限り適用できるものである
又、上記では近接センサ126によってパチンコ球を検
出するようにした例を示したが、パチンコ球を検出でき
るものである限りセンサの種類は特に問わないことはい
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のパチンコ球貸出装置にお
いては、紙幣とコインの平行使用を可能にし、遊技客に
よって指定された金額に対応した個数のパチンコ球を貸
し出すことが可能であるにもかかわらず、貸出個数の変
更に対して電磁ストッパの作動タイミングの変更のみで
対応できるので、機構部材の点数が大幅に低減される。
従って、その故障等のトラブルに対する信頼性も大幅に
向上するとともに、装置全体の小型化が可能になり、遊
技店に島単位で列設されたパチンコ遊技機列にその前面
を合わせて設置することも可能になるとともに、パチン
コホール内に設置する際にもその設置スペースが低減さ
れる。
又、金額あたりの貸出玉数の変動に対してもメカニカル
な部品の変更や調整を伴わずに簡単に対処できる。
又、本発明の場合パチンコ球の流速に対応して電磁スト
ッパ127の応答タイミングを変化させているので、パ
チンコ球の流速変動による計数ミスを有効に防止でき、
又、パチンコ球計数排出装置に流入するパチンコ球は調
速路によって流速や流下間隔を調えられているので、そ
の針数精度は極めて高いものとなる。
更に、本発明では玉案内路は蝶番側に沿って配置される
ので、ドア部の開閉の妨げにもならず、又、ドア部の開
閉に伴う損傷も少ないので、その信頼性は極めて高いも
のとなる。
又、上記した実施例の場合は遊技客の不正行為を有効に
防止できるとともに、遊技客が特に不正行為を行うてい
なくとも、センサや電磁ストッパ127の機能障害が発
生した場合に警報音を発生することになり、復旧を迅速
に行うことが可能になるとともに、全体としての信頼性
も大幅に向上する。
又、上記した実施例の場合、定格電流よりも十分に大き
い起動電流によりソレノイドの初期励磁を行い、励磁後
は定格電流のみを流すようにしているので、スプリング
の張力と比較してソレノイドを小型化することができ、
消費電力を節減することが可能になる。又、このような
ソレノイドの小型化によってスプリングにかかる負荷が
減少するので、流路遮断時の電磁スト7パ127の応答
性が向上する。
更に、上記した実施例の場合、発明の理解を容易ならし
めるため、制御装置をハードウェアで構成した例を示し
たが、制御装置はマイクロコンピュータで構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るパチンコ球貸出装置の
概観図、第2図は本発明の実施例に係るパチンコ球排出
装置の概略図、第3図は本発明の実施例に係るパチンコ
球計数排出装置の機構図、第4図は制御回路の例を示す
回路図、第5図は第2図に示す電磁ストッパがパチンコ
球の通過を停止させた状態の説明図。 1・・・本体      2・・・蝶番3・・・ドア部
     4・・・コイン投入溝5・・・紙幣投入溝 
  6・・・パチンコ球貸出ロア・・・釣銭排出口  
 8・・・価格指定スイッチ10・・・コイン選別機 
11・・・上部シュート12・・・パチンコ球計数排出
装置 13・・・紙幣識別機  14・・・制御装置18・・
・コインホッパ 22・・・玉案内路23・・・調速路
    24−・・玉排出路126・・・近接センサ1
26 127・・・電磁ストッパ 135・・・ソレノイド7
3・・・プリセットカウンタ 77・・・タイマ 特許出願人 株式会社 ソフィア 特許出願人 日野電子 株式会社 代 理 人 弁理士  村上光用 第1図 1        。 第2図 亀3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも投入された貨幣を受け付ける貨幣受付手段と
    、投入された金額を判別する金額判別手段と、遊技客が
    借出金額を入力する価格指定手段と、釣銭を払い出す釣
    銭排出手段とを備え、前記貨幣受付手段が受け付けた金
    額内で前記価格指定手段から入力された金額に対応した
    個数のパチンコ球を貸し出すとともに、投入金額と指定
    金額の差額に相当する貨幣を釣銭として排出する様にし
    たパチンコ球貸出装置において、 箱状の本体前面に枢支されたドア部には貨幣を投入する
    貨幣投入孔と、釣銭を排出する釣銭排出孔と、パチンコ
    球を排出するパチンコ球貸出口とを形成し、 前記貨幣投入孔から投入された貨幣を前記貨幣受付手段
    の受付口に導き、前記釣銭排出手段から排出された釣銭
    を前記釣銭排出孔に導く様にし、前記ドア部の裏側には
    傾斜したパチンコ球の流下経路と該流下経路を開閉する
    電磁ストッパと前記流下経路を通過したパチンコ球を検
    出するセンサとを備えるパチンコ球計数排出装置を配設
    し、前記価格指定手段によって入力された金額に対応し
    て前記電磁ストッパの作動タイミングを決定する様にし
    、 前記箱状の本体の上面の開口部に形成された補給口を、
    前記ドア部の枢支箇所に沿って配置されるとともにその
    末端付近にパチンコ球の流速を調える調速路が形成され
    た玉案内路を介して、前記パチンコ球計数排出装置の導
    入口に連絡し、前記パチンコ球計数排出装置の排出口を
    前記パチンコ球貸出口に連絡したことを特徴とするパチ
    ンコ球貸出装置。
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