JP2000014894A - パチンコ球払出装置 - Google Patents
パチンコ球払出装置Info
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- JP2000014894A JP2000014894A JP10204312A JP20431298A JP2000014894A JP 2000014894 A JP2000014894 A JP 2000014894A JP 10204312 A JP10204312 A JP 10204312A JP 20431298 A JP20431298 A JP 20431298A JP 2000014894 A JP2000014894 A JP 2000014894A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 球圧を利用して小型のソレノイドを使用する
ようにしたパチンコ球払出装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ球が一列で誘導されるパチンコ
球供給樋47の上流側に球止用ソレノイド48を設ける
と共に、下流側に排出用ソレノイド49を設け、球止用
ソレノイド47を作動して後続のパチンコ球を球止めす
ると共に、排出用ソレノイド49を作動して球止用ソレ
ノイド48より下方のパチンコ球を排出するパチンコ球
払出装置31において、パチンコ球供給樋47の側部に
球止用ソレノイド48を球圧に対向位置して設けると共
に、排出用ソレノイド49を球圧と同方向に位置して設
け、パチンコ球の球圧方向とソレノイドの消磁方向を同
一方向とした。
ようにしたパチンコ球払出装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ球が一列で誘導されるパチンコ
球供給樋47の上流側に球止用ソレノイド48を設ける
と共に、下流側に排出用ソレノイド49を設け、球止用
ソレノイド47を作動して後続のパチンコ球を球止めす
ると共に、排出用ソレノイド49を作動して球止用ソレ
ノイド48より下方のパチンコ球を排出するパチンコ球
払出装置31において、パチンコ球供給樋47の側部に
球止用ソレノイド48を球圧に対向位置して設けると共
に、排出用ソレノイド49を球圧と同方向に位置して設
け、パチンコ球の球圧方向とソレノイドの消磁方向を同
一方向とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定数のパチンコ
球を払出すパチンコ球払出装置に関するものである。
球を払出すパチンコ球払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ球払出装置は、パチンコ
球が一列で誘導されるパチンコ球供給樋の上流側と下流
側にそれぞれ球止用ソレノイドと排出用ソレノイドをパ
チンコ球供給通路に対して直交して設け、球止用ソレノ
イドを励磁してプランジャーに連結したストッパーを突
出させて後続のパチンコ球を球止めすると共に、排出用
ソレノイドを励磁して球止用ソレノイドより下方のパチ
ンコ球を排出し、それぞれのソレノイドを消磁してプラ
ンジャーに巻装したスプリングによって待機状態に復帰
するようにしていた。
球が一列で誘導されるパチンコ球供給樋の上流側と下流
側にそれぞれ球止用ソレノイドと排出用ソレノイドをパ
チンコ球供給通路に対して直交して設け、球止用ソレノ
イドを励磁してプランジャーに連結したストッパーを突
出させて後続のパチンコ球を球止めすると共に、排出用
ソレノイドを励磁して球止用ソレノイドより下方のパチ
ンコ球を排出し、それぞれのソレノイドを消磁してプラ
ンジャーに巻装したスプリングによって待機状態に復帰
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ球払出装置は、球止用ソレノイドおよび排出用
ソレノイドがパチンコ球供給通路に対して直交して設け
られているため、球圧によりプランジャーが片減りして
いた。また、ソレノイドに掛かる負荷が大きく、復帰用
のスプリングを強くしたり、力の強い大型のソレノイド
を使用しなければならずコストが高くなり、ソレノイド
が焼損しやすくなるという問題がある。
パチンコ球払出装置は、球止用ソレノイドおよび排出用
ソレノイドがパチンコ球供給通路に対して直交して設け
られているため、球圧によりプランジャーが片減りして
いた。また、ソレノイドに掛かる負荷が大きく、復帰用
のスプリングを強くしたり、力の強い大型のソレノイド
を使用しなければならずコストが高くなり、ソレノイド
が焼損しやすくなるという問題がある。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、球圧を利用して小
型のソレノイドを使用するようにしたパチンコ球払出装
置を提供するものである。
たもので、その目的とするところは、球圧を利用して小
型のソレノイドを使用するようにしたパチンコ球払出装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、パチンコ球が一列で誘導されるパチンコ
球供給樋の上流側に球止用ソレノイドを設けると共に、
下流側に排出用ソレノイドを設け、球止用ソレノイドを
作動して後続のパチンコ球を球止めすると共に、排出用
ソレノイドを作動して球止用ソレノイドより下方のパチ
ンコ球を排出するパチンコ球払出装置において、パチン
コ球供給樋の側部に球止用ソレノイドを球圧に対向位置
して設けると共に、排出用ソレノイドを球圧と同方向に
位置して設け、パチンコ球の球圧方向とそれぞれのソレ
ノイドの消磁方向を同一方向として、球圧を利用してプ
ランジャーを消磁方向に移動させるようにした。
に、本発明は、パチンコ球が一列で誘導されるパチンコ
球供給樋の上流側に球止用ソレノイドを設けると共に、
下流側に排出用ソレノイドを設け、球止用ソレノイドを
作動して後続のパチンコ球を球止めすると共に、排出用
ソレノイドを作動して球止用ソレノイドより下方のパチ
ンコ球を排出するパチンコ球払出装置において、パチン
コ球供給樋の側部に球止用ソレノイドを球圧に対向位置
して設けると共に、排出用ソレノイドを球圧と同方向に
位置して設け、パチンコ球の球圧方向とそれぞれのソレ
ノイドの消磁方向を同一方向として、球圧を利用してプ
ランジャーを消磁方向に移動させるようにした。
【0006】前記パチンコ球供給樋を屈曲させて球圧を
軽減して、ソレノイドに対する負荷を軽減することがで
き、小型のソレノイドを使用することが可能となる。
軽減して、ソレノイドに対する負荷を軽減することがで
き、小型のソレノイドを使用することが可能となる。
【0007】前記球止用ソレノイドと排出用ソレノイド
は、パチンコ球供給樋の屈曲部または屈曲して球圧を軽
減した通路部に設けるのが好ましく、プランジャーに設
けたストッパをパチンコ球供給樋に開設した通孔から出
入り自在に設けるとよい。
は、パチンコ球供給樋の屈曲部または屈曲して球圧を軽
減した通路部に設けるのが好ましく、プランジャーに設
けたストッパをパチンコ球供給樋に開設した通孔から出
入り自在に設けるとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2
はパチンコ機の裏面図である。図において、1はパチン
コ機であり、側部に球貸機2が設けられており、該球貸
機2には前面にカード挿入口3が形成されている。球貸
機2には、カード挿入口3から挿入されたプリペイドカ
ードの金額を読み出したり、書き換えたりするカードリ
ーダーが内蔵されている。
を参照して説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2
はパチンコ機の裏面図である。図において、1はパチン
コ機であり、側部に球貸機2が設けられており、該球貸
機2には前面にカード挿入口3が形成されている。球貸
機2には、カード挿入口3から挿入されたプリペイドカ
ードの金額を読み出したり、書き換えたりするカードリ
ーダーが内蔵されている。
【0009】パチンコ機1は、機枠4と該機枠4の前面
に開閉可能に取付けられた前面枠5とを有しており、該
前面枠5は合成樹脂又はベニヤ等の木材によってほぼ中
央部に窓孔6を有する額縁状に形成されている。該窓孔
6の後部には遊技盤7が取付けられ、該遊技盤7の前面
には打球を誘導するガイドレール8が設けられ、このガ
イドレール8によって囲まれる遊技部7aのほぼ中央に
可変表示装置9が設けられ、下方に始動入賞口10,一
般入賞口11,可変入賞口12が配設されている。
に開閉可能に取付けられた前面枠5とを有しており、該
前面枠5は合成樹脂又はベニヤ等の木材によってほぼ中
央部に窓孔6を有する額縁状に形成されている。該窓孔
6の後部には遊技盤7が取付けられ、該遊技盤7の前面
には打球を誘導するガイドレール8が設けられ、このガ
イドレール8によって囲まれる遊技部7aのほぼ中央に
可変表示装置9が設けられ、下方に始動入賞口10,一
般入賞口11,可変入賞口12が配設されている。
【0010】また、窓孔6の一側にはガラス扉枠13と
前面板14とが開閉自在に装着されており、その前面板
14の前面に打球供給皿15が取付けられている。ま
た、前面枠5の下部には打球供給皿15から溢出する余
剰球を貯留する下部球受皿16及びパチンコ球の弾発力
を調節する操作ハンドル17が設けられている。前記打
球供給皿15の前面には球貸出操作部18が設けられて
おり、該球貸出操作部18は、球貸出要求スイッチ19
とカード返却要求スイッチ20とを有している。
前面板14とが開閉自在に装着されており、その前面板
14の前面に打球供給皿15が取付けられている。ま
た、前面枠5の下部には打球供給皿15から溢出する余
剰球を貯留する下部球受皿16及びパチンコ球の弾発力
を調節する操作ハンドル17が設けられている。前記打
球供給皿15の前面には球貸出操作部18が設けられて
おり、該球貸出操作部18は、球貸出要求スイッチ19
とカード返却要求スイッチ20とを有している。
【0011】一方、パチンコ機1の裏面には遊技盤7の
全体を覆うように合成樹脂製の機構板21が開閉自在に
装着されており、その遊技盤7の裏面と相対する機構板
21の前面下部に前記始動入賞口10,一般入賞口1
1,可変入賞口12に入賞した入賞球を集合する入賞球
集合部22が形成されている。そして、その出口と連通
状に入賞球を一列に整列して流下させる入賞球通路23
が形成されており、該入賞球通路23の終端に入賞球検
出器24と該入賞球検出器24で検出された入賞球を1
個ずつ排出処理する入賞球処理装置25が設けられてい
る。
全体を覆うように合成樹脂製の機構板21が開閉自在に
装着されており、その遊技盤7の裏面と相対する機構板
21の前面下部に前記始動入賞口10,一般入賞口1
1,可変入賞口12に入賞した入賞球を集合する入賞球
集合部22が形成されている。そして、その出口と連通
状に入賞球を一列に整列して流下させる入賞球通路23
が形成されており、該入賞球通路23の終端に入賞球検
出器24と該入賞球検出器24で検出された入賞球を1
個ずつ排出処理する入賞球処理装置25が設けられてい
る。
【0012】また、機構板21の裏面上部にはパチンコ
球を貯留する球タンク26が設けられており、該球タン
ク26の下方にパチンコ球を整列して流下させるタンク
レール27とパチンコ球供給樋としての屈曲レール28
が設けられている。タンクレール27は、図3に示すよ
うに上面が開放した樋状に形成されると共に、底壁29
から仕切り壁30を突出させて2状の球流路27a,2
7bを設けている。
球を貯留する球タンク26が設けられており、該球タン
ク26の下方にパチンコ球を整列して流下させるタンク
レール27とパチンコ球供給樋としての屈曲レール28
が設けられている。タンクレール27は、図3に示すよ
うに上面が開放した樋状に形成されると共に、底壁29
から仕切り壁30を突出させて2状の球流路27a,2
7bを設けている。
【0013】屈曲レール28の下端は貸球用のパチンコ
球払出装置31と賞球用のパチンコ球払出装置32に接
続されており、該パチンコ球払出装置31,32の下方
には払い出されたパチンコ球を機前の打球供給皿15に
導く排出樋33が設けられている。
球払出装置31と賞球用のパチンコ球払出装置32に接
続されており、該パチンコ球払出装置31,32の下方
には払い出されたパチンコ球を機前の打球供給皿15に
導く排出樋33が設けられている。
【0014】前記屈曲レール28は、図4に示すように
湾曲部28aと垂直部28bを有するケース体として組
立られる。湾曲部28aは、前記タンクレール27の2
条の球流路27a,27bと連通する2条の主供給通路
34,35を有しており、垂直部28bは主供給通路3
4のほぼ中間位置を分流手段36によって第1供給通路
34aと第2供給通路34bとに分流している。
湾曲部28aと垂直部28bを有するケース体として組
立られる。湾曲部28aは、前記タンクレール27の2
条の球流路27a,27bと連通する2条の主供給通路
34,35を有しており、垂直部28bは主供給通路3
4のほぼ中間位置を分流手段36によって第1供給通路
34aと第2供給通路34bとに分流している。
【0015】前記分流手段36は、図5に示すように主
供給通路34が2条の第1供給通路34a,第2供給通
路34bに分流する分岐部に位置するパチンコ球B1
が、第1供給通路34a,第2供給通路34bの終端に
位置するそれぞれのパチンコ球B2,B3に接すると共
に、そのパチンコ球B1の球心k1がパチンコ球B2,
B3の球心k2,k3の内側に位置するようにガイド壁
32によって規制されている。そして、第1供給通路3
4a,第2供給通路34bの最先のパチンコ球が交互に
排出される毎に、主供給通路34の分岐部に位置するパ
チンコ球が交互に第1供給通路34a,第2供給通路3
4bに供給されるようになっている。
供給通路34が2条の第1供給通路34a,第2供給通
路34bに分流する分岐部に位置するパチンコ球B1
が、第1供給通路34a,第2供給通路34bの終端に
位置するそれぞれのパチンコ球B2,B3に接すると共
に、そのパチンコ球B1の球心k1がパチンコ球B2,
B3の球心k2,k3の内側に位置するようにガイド壁
32によって規制されている。そして、第1供給通路3
4a,第2供給通路34bの最先のパチンコ球が交互に
排出される毎に、主供給通路34の分岐部に位置するパ
チンコ球が交互に第1供給通路34a,第2供給通路3
4bに供給されるようになっている。
【0016】前記賞球用のパチンコ球払出装置32は、
図8に示すように本体ベース37と駆動モーター38と
リードスクリュー39とによって大略構成されている。
本体ベース37には屈曲レール28の第1供給通路34
a,第2供給通路34bに接続する2条の流入通路41
a,41bがそれぞれ形成されている。前記駆動モータ
ー38はモーター取付フレーム42を介して本体ベース
37に取付けられており、これの出力軸43に前記リー
ドスクリュー39が固着されている。該リードスクリュ
ー39は流入通路41a,41bの最先端部のパチンコ
球を支持して移送する移送部としての突条44を螺旋状
に設けて構成されており、該突条44は、本実施の形態
の場合、リードスクリュー39が1回転することによっ
て流入通路41a,41bの最先端部のパチンコ球を排
出通路45a,45bに払出すようにその螺旋形状が選
ばれている。また、排出通路45a,45bにはリード
スクリュー39の回転によって払出されるパチンコ球を
検出する球計数用センサ46a,46bが設けられてい
る。
図8に示すように本体ベース37と駆動モーター38と
リードスクリュー39とによって大略構成されている。
本体ベース37には屈曲レール28の第1供給通路34
a,第2供給通路34bに接続する2条の流入通路41
a,41bがそれぞれ形成されている。前記駆動モータ
ー38はモーター取付フレーム42を介して本体ベース
37に取付けられており、これの出力軸43に前記リー
ドスクリュー39が固着されている。該リードスクリュ
ー39は流入通路41a,41bの最先端部のパチンコ
球を支持して移送する移送部としての突条44を螺旋状
に設けて構成されており、該突条44は、本実施の形態
の場合、リードスクリュー39が1回転することによっ
て流入通路41a,41bの最先端部のパチンコ球を排
出通路45a,45bに払出すようにその螺旋形状が選
ばれている。また、排出通路45a,45bにはリード
スクリュー39の回転によって払出されるパチンコ球を
検出する球計数用センサ46a,46bが設けられてい
る。
【0017】しかして、貸球用のパチンコ球払出装置3
1は、図6に示すように主供給通路35と連通し、かつ
パチンコ球が一列で誘導される屈曲したパチンコ球供給
樋47の上流側の屈曲部に球圧に対向位置して傾斜状に
球止用ソレノイド48を設けると共に、下流側の屈曲し
て球圧を軽減した通路部に球圧方向に位置して傾斜状に
排出用ソレノイド49を設けている。
1は、図6に示すように主供給通路35と連通し、かつ
パチンコ球が一列で誘導される屈曲したパチンコ球供給
樋47の上流側の屈曲部に球圧に対向位置して傾斜状に
球止用ソレノイド48を設けると共に、下流側の屈曲し
て球圧を軽減した通路部に球圧方向に位置して傾斜状に
排出用ソレノイド49を設けている。
【0018】球止用ソレノイド48は、プランジャー5
0の先端に連結されたストッパ51が、パチンコ球供給
樋47の側壁に形成された通孔52よりパチンコ球供給
樋47内に出入り自在に設けられている。ストッパ51
は、常にはスプリング53によってパチンコ球供給樋4
7の通孔52より球圧と同方向に後退している。
0の先端に連結されたストッパ51が、パチンコ球供給
樋47の側壁に形成された通孔52よりパチンコ球供給
樋47内に出入り自在に設けられている。ストッパ51
は、常にはスプリング53によってパチンコ球供給樋4
7の通孔52より球圧と同方向に後退している。
【0019】一方排出用ソレノイド49は、プランジャ
ー54の先端に固着されストッパ55が、パチンコ球供
給樋47の側壁に形成された通孔56よりパチンコ球供
給樋47内に出入り自在に設けられている。ストッパ5
5は、常にスプリング57によってパチンコ球供給樋4
7の通孔56から球圧と同方向に突出している。58,
59はプランジャー50,54が正しく摺動するための
ガイド枠であり、60はパチンコ球供給樋47終端に設
けられた球計数用センサである。なお、パチンコ球供給
樋47の長さは、1回の貸球要求信号により払出される
パチンコ球数が貯留される長さが選ばれ、本実施の形態
の場合25個のパチンコ球が貯留されるようになってい
る。
ー54の先端に固着されストッパ55が、パチンコ球供
給樋47の側壁に形成された通孔56よりパチンコ球供
給樋47内に出入り自在に設けられている。ストッパ5
5は、常にスプリング57によってパチンコ球供給樋4
7の通孔56から球圧と同方向に突出している。58,
59はプランジャー50,54が正しく摺動するための
ガイド枠であり、60はパチンコ球供給樋47終端に設
けられた球計数用センサである。なお、パチンコ球供給
樋47の長さは、1回の貸球要求信号により払出される
パチンコ球数が貯留される長さが選ばれ、本実施の形態
の場合25個のパチンコ球が貯留されるようになってい
る。
【0020】このように構成されたパチンコ球払出装置
31の作用について説明すると、通常はパチンコ球供給
樋47の最先のパチンコ球が排出用ソレノイド49のス
トッパ55で球止めされた排出待機状態にある。そして
図7に示すように球止用ソレノイド48が励磁し、スプ
リング53の付勢に抗してストッパ51が通孔52から
パチンコ球供給樋47内に突出し、後続のパチンコ球の
流下を阻止する。そして次に、排出用ソレノイド49が
励磁して、通孔56からパチンコ球供給樋47内に突出
していたストッパ55がスプリング57の付勢に抗して
後退し、ストッパ55により流下を阻止されていた最先
のパチンコ球が解放されることにより、球止用ソレノイ
ド48より下方のパチンコ球を排出樋33に排出する。
そして、球計数用センサ60で所定数のパチンコ球が計
数されると排出用ソレノイド49が消磁してストッパ5
5がスプリング57によって通孔56からパチンコ球供
給樋47内に突出すると共に、球止用ソレノイド48が
消磁し、ストッパ51がスプリング53によりパチンコ
球供給樋47から後退しパチンコ球供給樋47内にパチ
ンコ球が流入し、貸球排出の待機状態となる。このと
き、ストッパ51,55は球止用ソレノイド48,排出
用ソレノイド49が消磁したとき球圧と同じ方向に移動
するので球圧を利用することができ、復帰用のスプリン
グ53,57を弱いものにすることができると共に、球
止用ソレノイド48,排出用ソレノイド49も小型のソ
レノイドが使用できる。
31の作用について説明すると、通常はパチンコ球供給
樋47の最先のパチンコ球が排出用ソレノイド49のス
トッパ55で球止めされた排出待機状態にある。そして
図7に示すように球止用ソレノイド48が励磁し、スプ
リング53の付勢に抗してストッパ51が通孔52から
パチンコ球供給樋47内に突出し、後続のパチンコ球の
流下を阻止する。そして次に、排出用ソレノイド49が
励磁して、通孔56からパチンコ球供給樋47内に突出
していたストッパ55がスプリング57の付勢に抗して
後退し、ストッパ55により流下を阻止されていた最先
のパチンコ球が解放されることにより、球止用ソレノイ
ド48より下方のパチンコ球を排出樋33に排出する。
そして、球計数用センサ60で所定数のパチンコ球が計
数されると排出用ソレノイド49が消磁してストッパ5
5がスプリング57によって通孔56からパチンコ球供
給樋47内に突出すると共に、球止用ソレノイド48が
消磁し、ストッパ51がスプリング53によりパチンコ
球供給樋47から後退しパチンコ球供給樋47内にパチ
ンコ球が流入し、貸球排出の待機状態となる。このと
き、ストッパ51,55は球止用ソレノイド48,排出
用ソレノイド49が消磁したとき球圧と同じ方向に移動
するので球圧を利用することができ、復帰用のスプリン
グ53,57を弱いものにすることができると共に、球
止用ソレノイド48,排出用ソレノイド49も小型のソ
レノイドが使用できる。
【0021】次に本発明が適用されるパチンコ機につい
て説明する。球貸機2のカード挿入口3にカードを挿入
し、打球供給皿15の球貸出操作部18の球貸出要求ス
イッチ19を押圧すると球貸出信号が出力され、この球
貸出信号によって排出待機状態にあったパチンコ球払出
装置31の球止用ソレノイド48が励磁し、後続のパチ
ンコ球を止めると共に、排出用ソレノイド49が励磁し
て、パチンコ球供給樋47内に突出していたストッパ5
5が後退し、球止用ソレノイド48より下方のパチンコ
球が排出樋33に排出されて打球供給皿15に払出され
る。
て説明する。球貸機2のカード挿入口3にカードを挿入
し、打球供給皿15の球貸出操作部18の球貸出要求ス
イッチ19を押圧すると球貸出信号が出力され、この球
貸出信号によって排出待機状態にあったパチンコ球払出
装置31の球止用ソレノイド48が励磁し、後続のパチ
ンコ球を止めると共に、排出用ソレノイド49が励磁し
て、パチンコ球供給樋47内に突出していたストッパ5
5が後退し、球止用ソレノイド48より下方のパチンコ
球が排出樋33に排出されて打球供給皿15に払出され
る。
【0022】そして操作ハンドル17を操作して、遊技
盤7の遊技部7aに発射された打球が始動入賞口10,
一般入賞口11に入賞すると、該入賞球は入賞球集合部
22に落下して、入賞球通路23に誘導されて入賞球検
出器24で検出される。この検出信号によってパチンコ
球払出装置32の駆動モータ38が作動し、リードスク
リュー39が回転する。このリードスクリュー39の回
転で流入通路41a,41bに連続状態で待機するパチ
ンコ球が突条44に支持されつつ排出通路45a,45
bを下降し、リードスクリュー39が1回転するとその
最先のパチンコ球が突状44の支持から外れて球計数用
センサ46a,46bで計数され、排出樋33に排出さ
れて打球供給皿15に払出される。そして、球計数用セ
ンサ46a,46bで所定数のパチンコ球が計数される
とパチンコ球払出装置32の駆動モータ38が停止する
と共に、入賞球処理装置25によって入賞球が排出処理
される。
盤7の遊技部7aに発射された打球が始動入賞口10,
一般入賞口11に入賞すると、該入賞球は入賞球集合部
22に落下して、入賞球通路23に誘導されて入賞球検
出器24で検出される。この検出信号によってパチンコ
球払出装置32の駆動モータ38が作動し、リードスク
リュー39が回転する。このリードスクリュー39の回
転で流入通路41a,41bに連続状態で待機するパチ
ンコ球が突条44に支持されつつ排出通路45a,45
bを下降し、リードスクリュー39が1回転するとその
最先のパチンコ球が突状44の支持から外れて球計数用
センサ46a,46bで計数され、排出樋33に排出さ
れて打球供給皿15に払出される。そして、球計数用セ
ンサ46a,46bで所定数のパチンコ球が計数される
とパチンコ球払出装置32の駆動モータ38が停止する
と共に、入賞球処理装置25によって入賞球が排出処理
される。
【0023】なお、本実施の形態ではパチンコ球払出装
置31を貸球用の払出装置として説明したが、予め設定
した個数の賞球を貯留して払出す賞球用のパチンコ球払
出装置としても適用可能である。
置31を貸球用の払出装置として説明したが、予め設定
した個数の賞球を貯留して払出す賞球用のパチンコ球払
出装置としても適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ球払出装置は、球止用ソレノ
イドと排出用ソレノイドをパチンコ球供給樋に対して消
磁方向が球圧方向と同一方向となるように設けたので、
ソレノイドに負荷が掛からず小型化することが可能とな
り、コストを安くすることができる。また、何等かの原
因でソレノイドが消磁してもプランジャーがうまく復帰
しなくても、球圧がプランジャーの復帰方向に働くこと
により、プランジャーが正規位置に復帰して余分なパチ
ンコ球の払出し等のトラブルを防ぐことができる。
に、本発明に係るパチンコ球払出装置は、球止用ソレノ
イドと排出用ソレノイドをパチンコ球供給樋に対して消
磁方向が球圧方向と同一方向となるように設けたので、
ソレノイドに負荷が掛からず小型化することが可能とな
り、コストを安くすることができる。また、何等かの原
因でソレノイドが消磁してもプランジャーがうまく復帰
しなくても、球圧がプランジャーの復帰方向に働くこと
により、プランジャーが正規位置に復帰して余分なパチ
ンコ球の払出し等のトラブルを防ぐことができる。
【0025】また、パチンコ球供給樋を屈曲させて球圧
を軽減することにより、ソレノイドに負荷が掛からずさ
らに小型のソレノイドを使用することができる。
を軽減することにより、ソレノイドに負荷が掛からずさ
らに小型のソレノイドを使用することができる。
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の裏面図である。
【図3】パチンコ機の要部拡大裏面図である。
【図4】屈曲レールの斜視図である。
【図5】屈曲レールの要部作用説明図である。
【図6】本発明に係るパチンコ球払出装置の正面図であ
る。
る。
【図7】図6の作用説明図である。
【図8】賞球用のパチンコ球払出装置の斜視図である。
31 パチンコ球払出装置 47 パチンコ球供給樋 48 球止用ソレノイド 49 排出用ソレノイド 51,55 ストッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 パチンコ球が一列で誘導されるパチンコ
球供給樋の上流側に球止用ソレノイドを設けると共に、
下流側に排出用ソレノイドを設け、球止用ソレノイドを
作動して後続のパチンコ球を球止めすると共に、排出用
ソレノイドを作動して球止用ソレノイドより下方のパチ
ンコ球を排出するパチンコ球払出装置において、 パチンコ球供給樋の側部に球止用ソレノイドを球圧に対
向位置して設けると共に、排出用ソレノイドを球圧と同
方向に位置して設け、パチンコ球の球圧方向とソレノイ
ドの消磁方向を同一方向としたことを特徴とするパチン
コ球払出装置。 - 【請求項2】 前記パチンコ球供給樋を屈曲して設けた
ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ球払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10204312A JP2000014894A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | パチンコ球払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10204312A JP2000014894A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | パチンコ球払出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014894A true JP2000014894A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16488409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10204312A Pending JP2000014894A (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | パチンコ球払出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000014894A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005124694A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Samii Kk | 弾球遊技機の球払出制御機構 |
JP2005124695A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Samii Kk | 弾球遊技機の球払出制御機構 |
JP2005124803A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Samii Kk | 弾球遊技機の球払出制御機構 |
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JP2005160887A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Samii Kk | 弾球遊技機の球払出制御機構 |
JP2005160552A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Samii Kk | 弾球遊技機の球払出制御機構 |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10204312A patent/JP2000014894A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050615 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080806 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081209 |